JP2017071492A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明はシートカセットを筐体に装着した後、圧板上に積載されるシート量の推定を行う際に、圧板を確実に最下位置まで下降した状態として、シートカセットに積載されるシート量を高精度で推定することが可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置1においては、圧板12は、シートカセット10がシートカセット装着部2aに装着された状態において、最下位置よりも上昇した位置にあるときに、電磁クラッチ320が切断モードに切り替えられると、自重で最下位置まで下降可能であり、制御部Cは、シートカセット10がシートカセット装着部2aに対して装着されていない状態から装着された状態に変化したことをシートカセット開閉センサが検出すると、電磁クラッチ320を、モータ4から圧板駆動ギア330へ駆動力を伝達しない切断モードに切り替える駆動力切断制御S1を実行する。【選択図】図10

Description

本発明は、シートカセットが筐体に装着された状態で、シートカセットに備えられる圧板を駆動源により駆動して、前記圧板に積載されたシートを上昇可能な画像形成装置に関する。
従来、シートが積載されるとともに積載されたシートを上下方向に変位可能な圧板、及び前記圧板を上昇させるための圧板上昇ギアを有するシートカセットと、モータにより駆動される圧板駆動ギアとを備え、前記シートカセットが前記筐体に装着された状態で前記圧板駆動ギアと圧板上昇ギアとを連結して、モータからの駆動力を圧板へ供給し、圧板を、前記圧板上に積載されたシートが給紙可能となる給紙可能位置まで上昇させるように構成した画像形成装置が知られている。
このように、モータにより圧板を駆動して、圧板を前記給紙可能位置まで上昇させるように構成した画像形成装置においては、圧板が最下位置にある状態から前記給紙可能位置に到達するまでの時間を測定することにより、圧板上に積載されるシート量を推定するものがある(特許文献1参照)。
また、シートカセットが筐体に装着された状態で、筐体側の圧板駆動ギアとシートカセット側の圧板上昇ギアとを連結させて、モータからの駆動力により圧板を上昇させる画像形成装置においては、モータからの駆動力を圧板駆動ギアまで伝達するギア列の中に、圧板を上昇させる方向への回転のみを許容するワンウェイクラッチを備えたものがある(特許文献2参照)。
このような画像形成装置では、シートカセットが筐体に装着された状態では圧板駆動ギアと圧板上昇ギアとが噛み合い、モータが停止した状態でも圧板の上昇位置保持することができるとともに、シートカセットが筐体から分離した状態では圧板駆動ギアと圧板上昇ギアとの噛み合いが解除されて、圧板が自重により最下位置まで下降することが可能となっている。
筐体から分離して圧板が最下位置まで下降した状態のシートカセットを筐体へ装着すると、圧板駆動ギアと圧板上昇ギアとが噛み合って連結されるが、圧板駆動ギアと圧板上昇ギアとが噛み合う際に圧板上昇ギアが圧板駆動ギアに対して回転し、最下位置まで下降していた圧板が持ち上げられることがある。
具体的には、図14(a)に示すように、圧板駆動ギア330と圧板上昇ギア131とが噛み合う直前の状態からシートカセット10が装着側へ移動されて、圧板駆動ギア330と圧板上昇ギア131とが噛み合った場合、圧板駆動ギア330の歯の位相と圧板上昇ギア131の歯の位相と状態によっては、回転位置が固定されている圧板駆動ギア330に対して圧板上昇ギア131が回転することで、圧板駆動ギア330と圧板上昇ギア131とが噛み合うこととなる。
例えば、図14(a)に示すシートカセット10においては、圧板上昇ギア131はギア132・133を介して圧板12を上昇させるための圧板上昇部材134に連結されており、圧板上昇ギア131が図14(a)における時計回り方向に回転すると、圧板上昇部材134は圧板12を上昇させる側へ駆動され、圧板上昇ギア131が図14(a)における反時計回り方向に回転すると、圧板上昇部材134は圧板12を下降させる側へ駆動されるように構成されている。
シートカセット10が筐体2のシートカセット装着部2aに装着されて圧板駆動ギア330と圧板上昇ギア131とが噛み合った際に、図14(b)に示すように、圧板上昇ギア131が図14(b)における反時計回り方向へ回転すると、圧板上昇ギア131と噛合するギア132も回転するが、圧板12は最下位置まで下降しているので、圧板12はそれ以上下降することはなく、ギア132とギア133との間のバックラッシュが圧板12の下降側に詰まるだけとなる。
逆に、シートカセット10が筐体2のシートカセット装着部2aに装着されて圧板駆動ギア330と圧板上昇ギア131とが噛み合った際に、図14(c)に示すように、圧板上昇ギア131が図14(c)における時計回り方向へ回転すると、圧板上昇ギア131の回転に伴ってギア132・133が回転され、圧板上昇部材134が圧板12を上昇させる側へ駆動される。これにより、圧板12が圧板上昇ギア131の1歯から数歯の位相分だけ上昇されることとなる。
特開2002−274696号公報 特開2007−269462号公報
前述のように、シートカセットを筐体に装着した際に圧板上昇ギアが回転して、圧板が最下位置から上昇された場合、圧板をその上昇した位置から前記給紙可能位置まで上昇させ、シートの上昇開始から給紙可能位置へ到達するまでの時間を測定して、圧板上に積載されるシート量を推定すると、圧板が最下位置にある状態から前記給紙可能位置に到達するまでの時間を測定した場合のシートの推定量に対して誤差が生じ、シート量を高精度に推定することが困難であった。
そこで、本発明においては、シートカセットを筐体に装着した後、圧板上に積載されるシート量の推定を行う際に、圧板を確実に最下位置まで下降した状態として、シートカセットに積載されるシート量を高精度で推定することが可能な画像形成装置を提供するものである。
上記課題を解決する画像形成装置は、以下の特徴を有する。
即ち、請求項1記載の如く、筐体と、前記筐体内に設けられ、シートに画像を形成する画像形成部と、前記筐体が備えるシートカセット装着部に着脱可能に装着されるシートカセットであって、前記シートを保持するシート保持部と、前記シート保持部に配置され前記シートが積載されるとともに積載されたシートを上下方向に変位可能な圧板と、前記圧板を上昇させる圧板上昇機構とを有するシートカセットと、前記シートカセットが、前記シートカセット装着部に対して装着された状態にあるか又は装着されていない状態にあるかを検出するカセットセンサと、駆動力を供給する駆動源と、前記シートカセットが前記シートカセット装着部に装着された状態で前記圧板上昇機構と連結して前記駆動源からの駆動力を前記圧板上昇機構に伝達する駆動力伝達機構と、前記駆動源及び駆動力伝達機構の動作を制御する制御部とを備え、前記圧板上昇機構は、前記圧板を支持するとともに前記駆動力により駆動されて前記圧板を上昇させる圧板上昇部材と、前記圧板上昇部材に前記駆動力を伝達する圧板上昇ギアとを備え、前記駆動力伝達機構は、前記シートカセットが前記シートカセット装着部に装着された状態で前記圧板上昇ギアと連結して前記駆動力を伝達し、前記シートカセット装着部に装着されていない状態で前記圧板上昇ギアと分離して前記駆動力を伝達しない、圧板駆動ギアと、前記駆動力を前記駆動源から前記圧板駆動ギアへ伝達する伝達ギア列と、前記伝達ギア列における前記駆動源と前記圧板駆動ギアとの間に設けられ、前記伝達ギア列を、前記駆動源から前記圧板駆動ギアへ前記駆動力が伝達される伝達モードと、前記駆動源から前記圧板駆動ギアへの前記駆動力の伝達が切断される切断モードと、に切り替え可能なクラッチ機構とを備え、前記圧板は、前記シートカセットが前記シートカセット装着部に装着された状態において、最下位置よりも上昇した位置にあるときに、前記クラッチ機構が前記切断モードに切り替えられると、自重で最下位置まで下降可能であり、前記制御部は、前記シートカセットが前記シートカセット装着部に対して装着されていない状態から装着された状態に変化したことを前記カセットセンサが検出すると、前記クラッチ機構を、前記駆動源から前記圧板駆動ギアへ前記駆動力を伝達しない前記切断モードに切り替える駆動力切断制御を実行する。
また、請求項2記載の如く、前記クラッチ機構は、前記圧板駆動ギアと、当該圧板駆動ギアの前記駆動源側に隣接するギアとの間の前記駆動力の伝達を断続可能である。
また、請求項3記載の如く、前記駆動力伝達機構は、前記圧板を最下位置よりも上方の上昇位置に保持可能な上昇位置保持具を備える。
また、請求項4記載の如く、前記画像形成装置は、前記圧板が、前記圧板上に積載されたシートが給紙可能となる給紙可能位置まで上昇された際に、前記シートを検出するシートセンサを備え、前記制御部は、駆動力切断制御により前記クラッチ機構を切断モードに切り替えた後に、少なくとも前記圧板が最下位置に下降するまで前記クラッチ機構を切断モードに保持し、その後、前記クラッチ機構を伝達モードに切り替える駆動力伝達切替制御を実行し、前記駆動力伝達切替制御を実行した後に、前記駆動源からの駆動力により前記圧板を上昇させるとともに、前記圧板の上昇開始時からの前記駆動源の回転数を計測する圧板上昇制御を実行し、前記圧板上昇制御を実行した後に、前記シートセンサが前記シートを検出すると、前記圧板の上昇開始時から前記シートセンサが前記シートを検出するまでの前記駆動源の回転数を算出し、算出した前記回転数に基づいて前記圧板上に積載される前記シートの枚数を求める、積載シート枚数検出制御を実行する。
また、請求項5記載の如く、前記画像形成装置は、前記圧板が、前記圧板上に積載されたシートが給紙可能となる給紙可能位置まで上昇された際に、前記シートを検出するシートセンサを備え、前記制御部は、前記駆動力切断制御により前記クラッチ機構を切断モードに切り替えた後に、少なくとも前記圧板が最下位置に下降するまで前記クラッチ機構を切断モードに保持し、その後、前記クラッチ機構を伝達モードに切り替える駆動力伝達切替制御を実行し、前記駆動力伝達切替制御を実行した後に、前記駆動源からの駆動力により前記圧板を上昇させるとともに、前記圧板の上昇開始時からの経過時間を計測する圧板上昇制御を実行し、前記圧板上昇制御の実行が開始された後に、前記シートセンサが前記シートを検出すると、前記圧板の上昇開始時から前記シートセンサが前記シートを検出するまでの経過時間に基づいて前記圧板上に積載される前記シートの枚数を求める、積載シート枚数検出制御を実行する。
また、請求項6記載の如く、前記制御部は、前記積載シート枚数検出制御において、前記圧板が上昇して前記給紙可能位置に到達した際に、前記シートセンサにより前記シートが検出されなかった場合は、前記圧板上に積載される前記シートの枚数を0枚として求める。
また、請求項7記載の如く、前記制御部は、前記積載シート枚数検出制御において、前記圧板の上昇開始時からの前記回転数が所定の値に達しても前記シートセンサにより前記シートが検出されなかった場合は、前記圧板上に積載される前記シートの枚数を0枚として求める。
また、請求項8記載の如く、前記制御部は、前記積載シート枚数検出制御において、前記圧板の上昇開始時から所定の時間が経過しても前記シートセンサにより前記シートが検出されなかった場合は、前記圧板上に積載される前記シートの枚数を0枚として求める。
また、請求項9記載の如く、前記制御部は、任意のタイミングで、前記駆動力切断制御、駆動力伝達切替制御、圧板上昇制御、及び積載シート枚数検出制御を順に実行して、前記圧板上に積載される前記シートの枚数を求めることが可能である。
また、請求項10記載の如く、前記制御部は、前記駆動力切断制御において、前記クラッチ機構を切断モードに切り替えてから所定時間を経過した後、前記クラッチ機構を所定時間だけ伝達モードに切り替え、その後前記クラッチ機構を切断モードに戻す制御を複数回繰り返して行う。
また、請求項11記載の如く、前記制御部は、前記圧板上に積載される前記シートの枚数を求める際に、前記駆動力切断制御、駆動力伝達切替制御、圧板上昇制御、及び積載シート枚数検出制御を順に実行する制御を、複数回繰り返して行う。
本発明によれば、シートカセットを筐体に装着した後に、圧板を確実に最下位置まで下降した状態として、シートカセットに積載されるシート量を高精度で推定することが可能となる。
シートカセットが筐体のシートカセット装着部に対して装着された状態にある画像形成装置を示す中央断面図である。 シートカセットが筐体のシートカセット装着部に対して装着されていない状態にある画像形成装置を示す中央断面図である。 (a)はシートセンサがシートを検出していない状態を示す側面断面図であり、(b)はシートセンサがシートを検出した状態を示す側面断面図である。 制御部、並びに制御部に接続されるモータ、シートセンサ、及び電磁クラッチを示すブロック図である。 シートカセットを示す斜視図である。 シートカセットを示す側面図である。 シートカセットを示す平面図である。 圧板上昇機構により圧板が上方へ変位される様子を示す側面図である。 駆動力伝達機構を示す側面図である。 駆動力切断制御のフローを示す図である。 シート量推定制御(駆動力伝達切替制御、圧板上昇制御、及び積載シート枚数検出制御)のフローを示す図である。 電磁クラッチの切断モードと伝達モードとを繰り返し切り替える制御のフローを示す図である。 シート量推定繰り返し制御を示す図である。 シートカセットを筐体へ装着した際に圧板上昇ギアが回転して、圧板が最下位置から上昇する様子を示す側面図である。
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
[画像形成装置の全体構成]
図1に示す画像形成装置1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態であり、筐体2と、供給ユニット3と、画像形成部の一例としての画像形成ユニット5と、排出ユニット8と、駆動力を供給する駆動源の一例としてのモータ4と、シートセンサ9と、制御部Cを備えている。
供給ユニット3は、画像形成装置1の下部に配置され、供給ユニット3に保持されるシートSを画像形成ユニット5に搬送するものである。画像形成ユニット5は、供給ユニット3よりもシートSの搬送方向下流側に配置され、供給ユニット5から搬送されてきたシートSに画像を形成するものである。排出ユニット8は、画像形成ユニット5よりもシートSの搬送方向下流側に配置され、画像形成ユニット5により画像が形成されたシートSを画像形成装置1の外部へ排出するものである。
供給ユニット3は、シートカセット10と、給紙機構20と、搬送ローラ24aと、レジストローラ25と、駆動力伝達機構30(図9参照)とを備えている。
シートカセット10は、筐体2の下部に形成されるシートカセット装着部2aに着脱可能に装着されている。つまり、シートカセット10は、シートカセット装着部2aに対して装着された状態となる装着位置と、前記装着位置から分離されてシートカセット装着部2aに対して装着されていない状態となる分離位置との間で移動可能に構成されている。
また、供給ユニット3は、シートカセット10がシートカセット装着部2aに対して装着された状態にあるか又は装着されていない状態にあるかを検出するカセットセンサの一例であるシートカセット開閉センサ(図示せず)を備えている。
シートカセット10は、シートSを保持するシート保持部11と、シート保持部11に配置されシートSが積載されるとともにシートSを上下方向に変位可能な圧板12と、圧板12に駆動力を伝達するための圧板上昇ギア131を備えた圧板上昇機構13(図6参照)とを有する。
シートカセット10は、シートカセット装着部2aに対して、図1における右方から左方へ向けて挿入することによりシートカセット装着部2aに装着され、前記装着位置に位置することとなる。また、シートカセット10は、シートカセット装着部2aに対して、図1における左方から右方へ向けて引き出すことにより、前記装着位置から分離された分離位置に位置することとなる。
以降、図1における左右方向をシートカセット10の着脱方向とし、図1における左側を装着側とし、図1における右側を分離側とする。
圧板12は、前記装着側端部がシート保持部11に対して回動可能に支持されており、前記装着側端部を回動支点12aとして回動することにより、前記分離側端部を上下方向に変位することが可能となっている。
圧板上昇機構13は、モータ4により駆動されることで圧板12を上昇させ、圧板12を、圧板12上に積載されているシートSが給紙可能となる給紙可能位置まで上昇させる(図1に示す状態)。
給紙機構20は、シートカセット10に保持されるシートSを一枚ずつ分離して取り出し、搬送ローラ24aへ向けて搬送する機構であり、ピックアップローラ21、分離ローラ22、及び分離パッド23を備えている。
ピックアップローラ21は、圧板12により給紙可能位置まで上昇されたシートSを取り出すためのローラであり、圧板12の分離側端部の上方に配置されている。圧板12が給紙可能位置まで上昇された状態では、圧板12上に積載されるシートSの上端がピックアップローラ21に適度な圧力で圧接して給紙可能な状態となっている。
圧板上昇機構13により上昇される圧板12は、圧板12上にシートSが積載されている場合は、積載されるシートSの上端がピックアップローラ21に圧接する給紙可能位置まで上昇すると上昇が停止される。
また、圧板12上にシートSが積載されていない場合は、圧板12は、上下方向の変位可能範囲における最上位置に達すると上昇が停止するように構成することができる。この場合、圧板12の上下方向の変位可能範囲における最上位置は、例えば圧板12がピックアップローラ21に圧接する位置とすることができる。
分離ローラ22は、ピックアップローラ21よりもシートSの搬送方向下流側に配置されており、分離パッド23は、分離ローラ22に対向配置されるとともに分離ローラ22に向けて付勢されている。
ピックアップローラ21により取り出されたシートSは、分離ローラ22側へ送り出され、分離ローラ22と分離パッド23との間で1枚ずつに分離されて、搬送ローラ24aに向けて搬送される。
搬送ローラ24aは、シートSに搬送力を付与するローラであり、給紙機構20よりもシートSの搬送方向下流側に配置されている。搬送ローラ24の対向位置には、紙粉取りローラ24bが配置されている。給紙機構20から搬送ローラ24aに向けて搬送されてきたシートSは、搬送ローラ24aと紙粉取りローラ24bとで挟持され、レジストローラ25へ向けて搬送される。搬送ローラ24aは、シートカセット装着部2aの、シートカセット10が装着される空間内に露出している。
レジストローラ25は、搬送ローラ24aよりもシートSの搬送方向下流側に配置されており、搬送されるシートSの先端の移動を、レジストローラ25に対向配置されるレジストコロ26との間で規制して一旦停止させた後、所定のタイミングにて転写位置に向けて搬送する。
駆動力伝達機構30は、シートカセット10がシートカセット装着部2aに装着された状態で、圧板上昇機構13の圧板上昇ギア131と連結して、モータ4からの駆動力を圧板上昇ギア131に伝達する駆動力伝達機構である。
なお、画像形成装置1においては、シートカセット10がシートカセット装着部2aに装着された状態では、モータ4からの駆動力を駆動力伝達機構30を介して圧板上昇機構13に伝達することにより、圧板12を、圧板12上に積載されているシートSが給紙可能となる給紙可能位置まで上昇させることを可能としているが、図2に示すように、シートカセット10がシートカセット装着部2aに装着されていない状態では、駆動力伝達機構30と圧板上昇機構13が切り離されることにより、圧板12は自重により最下位置まで下降した状態となる。
画像形成ユニット5は、供給ユニット3から搬送されてきたシートSの表面に画像を転写するプロセスカートリッジ50と、プロセスカートリッジ50の感光体ドラム54の表面を露光する露光ユニット60と、プロセスカートリッジ50によりシートSに転写された画像を定着させる定着ユニット70とを備えている。
プロセスカートリッジ50は、筐体2におけるシートカセット装着部2aよりも上方に配置されており、現像剤収容室51と、供給ローラ52と、現像ローラ53と、感光体ドラム54と、転写ローラ55等とを備えている。
スキャナユニット60は、レーザダイオード、ポリゴンミラー、レンズ、及び反射鏡等を備えており、画像形成装置1に入力された画像データに基づいてレーザ光を感光体ドラム54へ向けて照射することにより、感光体ドラム54の表面を露光する。
現像剤収容室51には現像剤となるトナーが収容されている。現像剤収容室51に収容されたトナーは、図示しない撹拌部材により撹拌されながら供給ローラ52に送られる。供給ローラ52は、現像剤収容室51から送られてくるトナーをさらに現像ローラ53へ供給する。
現像ローラ53は、供給ローラ52に密着して配置されており、供給ローラ52から供給されるとともに図示しない摺接部材により正帯電されたトナーを担持する。また、現像ローラ53には、図示しないバイアス印加手段により正の現像バイアスが印加される。
感光体ドラム54は、現像ローラ53に隣接して配置されている。感光体ドラム54の表面は、図示しない帯電器により一様に正帯電された後、露光ユニット60により露光される。感光体ドラム54の露光された部分は他の部分よりも電位が低くなり、感光体ドラム54に画像データに基づく静電潜像が形成される。
そして、静電潜像が形成された感光体ドラム54の表面に、正に帯電されたトナーが現像ローラ53から供給されることにより、静電潜像が顕像化されて現像剤像となる。
転写ローラ55は、感光体ドラム54に対向配置され、図示しないバイアス印加手段により負の転写バイアスが印加される。転写ローラ55の表面に転写バイアスがされている状態で、現像剤像が形成された感光体ドラム54と転写ローラ55との間(転写位置)でシートSを挟持しなから搬送することにより、感光体ドラム54の表面に形成された現像剤像がシートSの表面に転写される。
定着ユニット70は、加熱ローラ71と押圧ローラ72とを備えている。加熱ローラ71はモータ4からの駆動力により回転駆動され、加熱ローラ71は図示しない電源から電力を供給することで加熱される。押圧ローラ72は加熱ローラ71に対向配置されており、加熱ローラ71に密着して従動回転する。現像剤像が転写されたシートSが定着ユニット70に搬送されてくると、加熱ローラ71と押圧ローラ72との間でシートSを挟持しながら搬送し、シートSに現像剤像を定着させる。
排出ユニット8は、排出ローラ81と、排出トレイ82とを備えている。
排出ローラ81は一対のローラであり、定着ユニット70から搬送されてくるシートSを筐体2の外部へ向けて排出する。
排出トレイ82は筐体2の上面に形成されており、排出トレイ82には排出ローラ81により筐体2の外部に排出されたシートSが堆積される。
シートセンサ9は、圧板12が、圧板12上に積載されたシートSが給紙可能となる給紙可能位置まで上昇された際に、シートSを検出する接触式のセンサである。
図3に示すように、シートセンサ9は、接触子91と検出器92とを備えている。接触子91は、圧板12が給紙可能位置まで上昇されると、圧板12上に積載されているシートSと接触して回動するように構成されており、検出器92は回動した接触子91を検出するように構成されている。これにより、シートセンサ9は、圧板12が給紙可能位置まで上昇された際にシートSを検出することが可能となっている。
つまり、図3(a)に示すように、圧板12が給紙可能位置よりも下方に位置している状態(例えば最下位置にある状態)では、接触子91は圧板12上に積載されたシートSと接触せず回動しない。従って、検出器92が接触子91の回動を検出することがなく、シートセンサ9は、シートSを検出しない。
一方、図3(b)に示すように、圧板12が給紙可能位置まで上昇された状態では、接触子91がシートSに接触して回動中心91aを中心に回動し、検出器92は回動した接触子91を検出する。これにより、シートセンサ9は、シートSを検出する。
なお、シートセンサ9は、圧板12上にシートSが積載されていない状態、即ち圧板12上に積載されているシートSが0枚の状態では、圧板12が上下方向への変位可能範囲の最上位置まで上昇したとしても接触子91が回動せず、シートSの検出を行わないように構成されている。
具体的には、図7に示すように、圧板12上に穴99を設けている。穴99の位置は、圧板12上にシートSが積載されていない状態では圧板12が変位可能範囲の最上位置まで上昇しても接触子91がその穴99に入り込んで回動しない位置であって、かつ、圧板12上にシートSが積載されている状態ではシートSが穴99に覆われるため圧板12が図3(b)に示す給紙可能位置まで上昇した場合に接触子91がシートSに接触して回動する位置である。
圧板12のこの位置に穴99を設けることで、圧板12上に積載されているシートSが0枚か否かを、圧板12を上昇させたときに接触子91が回動しないか回動するかを検出器92により検出することで判別することができる。
制御部Cは、モータ4及び駆動力伝達機構30の動作を制御するものであり、筐体2内に設けられている。
図4に示すように、制御部Cには、モータ4、シートセンサ9、及び駆動力伝達機構30が備える電磁クラッチ320が接続されている。
[圧板上昇機構13]
次に、圧板12を上昇させるための圧板上昇機構13について説明する。
図5〜図7に示すように、圧板上昇機構13は、圧板12を上方へ変位させる駆動力を伝達可能な圧板上昇ギア131と、圧板上昇ギア131の駆動力伝達方向における下流側に配置されるギア132と、ギア132の駆動力伝達方向における下流側に配置されるギア133と、ギア133に接続され圧板12を上昇させるための部材である圧板上昇部材134とを備えている。
圧板上昇ギア131は、入力された駆動力をギア132側に向けて出力する。ギア132は、圧板上昇ギア131と噛合し、圧板上昇ギア131から出力された駆動力が入力される。ギア132は、入力された駆動力をギア133側に向けて出力する。ギア133は、ギア132と噛合し、ギア132から出力された駆動力が入力される。駆動力が入力されたギア133は圧板上昇部材134を駆動する。
このように、圧板上昇ギア131は、ギア132、ギア133、及び圧板上昇部材134を介して圧板12に駆動力を伝達し、圧板12を上方へ変位させることを可能としている。
圧板上昇部材134は、前記着脱方向と直交する方向へ延出する板状部材である。圧板上昇部材134には、前記着脱方向と直交する方向の中央部に、前記分離側へ突出する当接部134aが形成されている。当接部134aは圧板12の下面に当接している。
図8(a)に示すように、圧板12が最下位置にある状態から、圧板上昇ギア131が図8(a)における反時計回りに回転駆動されて、ギア133が同じく反時計回りに回転すると、図8(b)に示すように、ギア133の回転に伴って圧板上昇部材134の当接部134aが上昇し、圧板12が回動支点12aを中心として回動され、圧板12の前記分離側端部が上方へ変位することとなる。
なお、圧板上昇ギア131、ギア132、及びギア133は、カセット10の、前記着脱方向と直交する方向における一側の側壁10aの外側面に取り付けられている。
[駆動力伝達機構30]
駆動力伝達機構30は、モータ4からの駆動力を圧板上昇ギア131へ伝達するための駆動力伝達機構であり、筐体2側に設けられている。
図9に示すように、駆動力伝達機構30は、シートカセット10がシートカセット装着部2aに装着された状態で圧板上昇ギア131と連結してモータ4からの駆動力を圧板上昇ギア131に伝達し、シートカセット10がシートカセット装着部2aに装着されていない状態で圧板上昇ギア131と分離して前記駆動力を圧板上昇ギア131に伝達しない圧板駆動ギア330と、前記駆動力をモータ4から圧板駆動ギア330へ伝達する伝達ギア列310と、伝達ギア列310におけるモータ4と圧板駆動ギア330との間に設けられ、伝達ギア列310を、モータ4から圧板駆動ギア330へ前記駆動力が伝達される伝達モードと、モータ4から圧板駆動ギア330への前記駆動力の伝達が切断される切断モードとに切り替え可能な、クラッチ機構の一例である電磁クラッチ320とを備えている。
伝達ギア列310は、モータ4の駆動軸に設けられる駆動ギア4aと噛合するギア311aと、ギア311aと同軸かつ一体的に回転可能に設けられるギア311bと、ギア311bに噛合するギア312aと、ギア312aと同軸かつ一体的に回転可能に設けられるギア312bと、ギア312bと噛合するギア313aと、ギア313aと同軸かつ一体的に回転可能に設けられるギア313bと、ギア313bと噛合するギア314と、ギア314と噛合するギア315とを備えている。
伝達ギア列310において、ギア311a、311b、ギア312a、ギア312b、ギア313a、ギア313b、ギア314、及びギア315は、モータ4側から駆動力の伝達方向下流側へ向けて順に配置されており、ギア315は圧板駆動ギア330と同軸かつ一体的に回転可能に設けられている。
これにより、モータ4からの駆動力を、伝達ギア列310を介して圧板駆動ギア330に伝達することが可能となっている。
電磁クラッチ320は、例えば圧板駆動ギア330と、圧板駆動ギア330のモータ4側に隣接するギアであるギア315との間に設けられており、圧板駆動ギア330とギア315との間の前記駆動力の伝達を断続可能に構成されている。
電磁クラッチ320は、通電されたオン状態のときに、モータ4から圧板駆動ギア330への前記駆動力の伝達が切断される切断モードに切り替えられ、通電されていないオフ状態のときに、モータ4から圧板駆動ギア330へ前記駆動力が伝達される伝達モードに切り替えられる。
圧板駆動ギア330には、伝達ギア列310のギア315を通じて、モータ4からの駆動力が入力可能である。
圧板駆動ギア330は、シートカセット10がシートカセット装着部2aに装着された状態となる装着位置にある状態では、圧板上昇機構13の圧板上昇ギア131と噛合して、入力された駆動力を圧板上昇ギア131に対して出力することが可能である。つまり、シートカセット10が装着位置にある状態では、圧板駆動ギア330と圧板上昇ギア131とが連結され、圧板駆動ギア330から圧板上昇ギア131へ駆動力が伝達される。
逆に、圧板駆動ギア330は、シートカセット10がシートカセット装着部2aから分離されて装着されていない状態となる分離位置にある状態では、圧板上昇ギア131からも分離して、入力された駆動力を圧板上昇ギア131に対して出力することができない。つまり、シートカセット10が分離位置にある状態では、圧板駆動ギア330から圧板上昇ギア131へ駆動力が伝達されない。
但し、シートカセット10がシートカセット装着部2aに装着された装着位置にあったとしても、電磁クラッチ320が切断モードに切り替えられている場合には、モータ4からの駆動力が圧板駆動ギア330に伝達されないため、前記駆動力は圧板上昇ギア131へ供給されない。
また、シートカセット10がシートカセット装着部2aに装着された装着位置にある状態で、電磁クラッチ320が切断モードに切り替えられている状態では、圧板駆動ギア330、圧板駆動ギア330と噛合する圧板上昇ギア131、及び圧板上昇機構13のその他のギア132・133は自由回転することが可能であり、最下位置よりも上昇した位置にある圧板12は、自重で最下位置まで下降可能となっている。
[上昇位置保持具]
駆動力伝達機構30においては、モータ4からの駆動力を圧板上昇ギア131へ伝達して圧板12を上昇させた際に、圧板12をその上昇位置に保持することができる上昇位置保持具(図示せず)を備えることができる。
上昇位置保持具としては、例えば駆動力伝達機構30における伝達ギア列310の何れかのギアに取り付けられるワンウェイクラッチを適用することができる。このワンウェイクラッチは、取り付けられたギアが圧板12を上昇させる方向へ回転することを許容するとともに、圧板12を下降させる方向へ回転することを規制するように構成される。
前記ワンウェイクラッチは、例えば伝達ギア列310において電磁クラッチ320よりもモータ4側に配置されるギア315とギア315の回転軸との間に取り付けることができ、この場合は、ギア315が圧板12を上昇させる方向へは前記回転軸に対して回転可能とし、ギア315が圧板12を下降させる方向には前記回転軸に対して回転することができないように構成される。
なお、前記ワンウェイクラッチは、画像形成装置1の動作において、ワンウェイクラッチが取り付けられたギア315が圧板12を下降させる方向へ回転する必要があるときには、回転軸に対する回転の規制を解除することができるように構成することもできる。
[駆動力切断制御S1]
画像形成装置1においては、シートカセット10がシートカセット装着部2aに装着されていない状態から、シートカセット装着部2aに装着された状態となったときに、電磁クラッチ320を切断モードに切り替える、駆動力切断制御S1を行うことが可能である。この駆動力切断制御S1を行うことで、シートカセット装着部2aに装着されたシートカセット10において、圧板12を最下位置まで下降させることが可能となっている。
図10に示すように、駆動力切断制御S1では、まず制御部Cにおいて、圧板上昇状態管理変数として「圧板上昇未完了」がセットされる(S101)。
次に、制御部Cにより、シートカセット開閉センサが、シートカセット10がシートカセット装着部2aに装着されていない状態である開状態から、シートカセット10がシートカセット装着部aに装着された状態である閉状態に変化したことを検出したか否かが判定される(S102)。
制御部Cは、シートカセット開閉センサが、シートカセット10が開状態から閉状態に変化したことを検出したと判定すると、続いて、シートカセット開閉センサが、シートカセット10の閉状態を所定時間継続して検出しているか否かの判定を行う(S103)。
シートカセット10の閉状態が所定時間継続されているか否かの判定基準は、例えば100ms程度の時間に設定することができる。
制御部Cは、シートカセット開閉センサが、シートカセット10が開状態から閉状態に変化したことを検出していないと判定した場合には、シートカセット10が開状態から閉状態に変化したことが検出されるまで、ステップS102の判定を繰り返し行う。
制御部Cは、ステップS103の判定において、シートカセット開閉センサが、シートカセット10の閉状態を所定時間継続して検出していると判定した場合には、電磁クラッチ320をオンして、電磁クラッチ320のモードを切断モードに切り替える(S104)。
電磁クラッチ320が切断モードに切り替えられると、モータ4から圧板駆動ギア330への駆動力の伝達が切断され、圧板12が最下位置よりも上昇した位置にあった場合は、最下位置まで下降する。
電磁クラッチ320は切断モードに切り替えられた後、所定時間だけ切断モードが維持される。
前記所定時間は、少なくとも圧板12が上下方向へ変位可能な範囲の最上位置まで上昇していた状態から最下位置まで下降する際に必要となる時間を設定することができ、例えば100ms程度に設定される。
制御部Cは、ステップS103の判定において、シートカセット開閉センサが、シートカセット10の閉状態を所定時間継続して検出していないと判定した場合には、さらにシートカセット開閉センサがシートカセット10の開状態を検出しているか否かを判定する(S105)。
その結果、シートカセット開閉センサがシートカセット10の開状態を検出していると判定した場合はステップS102に戻り、シートカセット開閉センサがシートカセット10の開状態を検出していないと判定した場合はステップS103に戻る。
このように、シートカセット10が閉状態となった後に電磁クラッチ320を切断モードに切り替える制御を行うことで、シートカセット10を閉状態とした際に、圧板上昇ギア131が上昇側へ回転して圧板12が最下位置よりも上昇した状態となったとしても、圧板12を最下位置にまで下降させることができる。
[シート量推定制御(駆動力伝達切替制御、圧板上昇制御、積載シート枚数検出制御)S2]
画像形成装置1においては、前述の駆動力切断制御S1を実行して、圧板12を最下位置にまで下降させた後に、シートカセット10内に堆積されているシートSの量を推定するシート量推定制御S2を行うことができる。
シート量推定制御S2は、駆動力伝達切替制御、圧板上昇制御、及び積載シート枚数検出制御を含んでいる。
図11に示すように、シート量推定制御S2では、まず制御部Cにおいて、モータ4が駆動中であるか否かの判定が行われる(S201)。
制御部Cにおいては、モータ4が駆動中であるか否かの判定の結果、モータ4が駆動中であると判定されると、圧板上昇状態管理変数として「圧板上昇開始」がセットされる(S202)。また、圧板12の上昇に要したモータ4の回転数を0に設定する(S203)。
その後、制御部Cは、電磁クラッチ320をオフして、電磁クラッチ320のモードを伝達モードに切り替える駆動力伝達切替制御を実行する(S204)。
この駆動力伝達切替制御は、駆動力切断制御S1において電磁クラッチ320が切断モードに切り替えられた後、少なくとも圧板12が上下方向へ変位可能な範囲の最上位置まで上昇していた状態から最下位置まで下降する際に必要となる時間が経過してから実行される。
つまり、電磁クラッチ320が切断モードに切り替えられた状態は、少なくとも圧板12が最下位置に下降するまで保持され、電磁クラッチ320を伝達モードに切り替える駆動力伝達切替制御は、圧板12が最下位置まで下降した後に実行される。
電磁クラッチ320が伝達モードに切り替えられると、モータ4からの駆動力が圧板上昇機構13に伝達され、前記駆動力により圧板12の上昇が開始される。
また、制御部Cでは、電磁クラッチ320が伝達モードに切り替えられた圧板12の上昇開始時からのモータ4の回転数を計測し、圧板12の上昇開始時からのモータ4の累積回転数の取得を開始する(S205)。
このように、駆動力伝達切替制御が実行された後に、圧板12をモータ4の駆動力により上昇させるとともに、圧板12の上昇開始時からのモータ4の回転数を計測する圧板上昇制御の実行が開始される。
圧板上昇制御の実行が開始された後、制御部Cにより、シートセンサ9によるシートSの検出の有無が判定される(S206)。制御部Cでは、シートSの検出がされていないと判定されると、さらにモータ4の累積回転数が最大値であるか否かの判定が行われる(S207)。
制御部Cにおいては、モータ4の累積回転数が最大値でないと判定されると、圧板12の上昇開始時から圧板12の上昇に要したモータ4の回転数が累積される(S208)。ステップS208において累積される回転数は、今回計測されたモータ4の累積回転数から前回計測されたモータ4の累積回転数を減算した値である。
モータ4の回転数を累積した後、ステップS206に戻り、再度シートセンサ9によるシートSの検出の有無を判定し、シートSの検出がなければ、さらにステップS207においてモータ4の累積回転数が最大値であるか否かの判定が再度行われ、累積回転数が最大値でなければ、ステップS208においてモータ4の回転数の累積が再度行われる。
このように、制御部Cにおいては、圧板12の上昇開始時からモータ4の回転数の累積が繰り返し行われる。
制御部Cにおいては、モータ4の回転数の累積が繰り返し行われている最中に、ステップS206においてシートセンサ9によりシートSの検出がされたとの判定がされると、圧板12の上昇開始時からシートセンサ9がシートSを検出するまでの間に累積されたモータ4の回転数を圧板12の上昇に要した回転数として算出し、算出した累積回転数に基づいて圧板12上に積載されているシートSの枚数を算出する(S209)。
この場合、シートSの積載枚数の算出は、例えば、圧板12が変位可能範囲の最下位置から最上位置まで上昇するために必要なモータ4の回転数から、取得したモータ4の累積回転数を減算した値に、モータ4の回転数をシートSの枚数に換算する換算係数を乗じることにより算出することができる。
前記換算係数は、モータ4が所定の回転数だけ回転した際の圧板12の上昇寸法と、積載状態にあるシートSの厚さ寸法とが等しくなる場合の、モータ4の回転数とシートSの積載枚数との関係を示す係数とすることができる。
制御部Cにおいては、算出された積載シート枚数が、シートカセット10内に残っているシート量として推定される。また、シートカセット10内のシート量が推定された後、圧板上昇状態管理変数として「圧板上昇完了」がセットされ(S210)、シート量推定制御が終了する。
一方、ステップS206〜S208の制御において、シートセンサ9によりシートSの検出がなされていないと判定され、かつモータ4の累積回転数が最大値に達したと判定された場合は(S207)、圧板12が変位可能範囲の最上位置まで上昇したが、シートセンサ9がシートSを検出していない状態であるため、制御部Cは、圧板12上にシートSが積載されていない状態、即ち圧板12上に積載されているシートSが0枚の状態であると判断して、積載シート枚数を0枚と算出する(S211)。
制御部Cは、ステップS211において積載シート枚数を0枚と算出した後、圧板上昇状態管理変数として「圧板上昇完了」をセットし(S210)、シート量推定制御を終了する。
なお、シート量推定制御においては、ステップS205にてモータ4の累積回転数の取得が開始された後、積載シート枚数が算出される(S209、S211)までの制御が、積載シート枚数検出制御として実行される。
[シート量推定制御S2の別実施形態]
前述のシート量推定制御S2の実施形態においては、圧板12の上昇開始時からのモータ4の回転数を用いてシート量の推定を行っていたが、圧板12の上昇開始時からの経過時間とモータ4の回転速度を用いてシート量の推定を行うことも可能である。
つまり、シート量推定制御S2において圧板12の上昇開始時からの経過時間を用いてシート量の推定を行う場合は、圧板上昇制御制御として行われるステップS205において、電磁クラッチ320が伝達モードに切り替えられた圧板12の上昇開始時からの経過時間を計測して、圧板12の上昇開始時からの経過時間の累積値の取得を開始する。
また、積載シート枚数検出制御として行われるステップS207において、圧板12の上昇開始時からの経過時間の累積値が予め定められた設定値に達したか否かの判定を行う。同様に、ステップS208においては、ステップS207にて経過時間の累積値が予め定められた設定値に達していないと判定されると、圧板12の上昇開始時からの経過時間が累積される。
さらに、ステップS209においては、経過時間の累積が繰り返し行われている最中に、ステップS206にてシートセンサ9によりシートSの検出がされたとの判定がされると、圧板12の上昇開始時からシートセンサ9がシートSを検出するまでの間に累積された経過時間を圧板12の上昇に要した経過時間として算出し、算出した経過時間に基づいて圧板12上に積載されているシートSの枚数を算出する。
この場合、シートSの積載枚数の算出は、例えば、圧板12が変位可能範囲の最下位置から最上位置まで上昇する際に要する経過時間から、取得した経過時間の累積値を減算した値に、経過時間をシートSの枚数に換算する換算係数を乗じることにより算出することができる。
前記換算係数は、圧板12が所定の経過時間だけ経過した際の圧板12の上昇寸法と、積載状態にあるシートSの厚さ寸法とが等しくなる場合の、経過時間とシートSの積載枚数との関係を示す係数とすることができる。また、圧板12が所定の経過時間だけ経過した際の圧板12の上昇寸法は、当該経過時間とモータ4の回転速度を用いて求めることができる。
また、ステップS206〜S208の制御において、シートセンサ9によりシートSの検出がなされていないと判定され、かつ圧板12の上昇開始時からの経過時間の累積値が予め定められた設定値に達したと判定された場合は(S207)、圧板12が変位可能範囲の最上位置まで上昇したが、シートセンサ9がシートSを検出していない状態であるため、制御部Cにおいて、圧板12上にシートSが積載されていない状態、即ち圧板12上に積載されているシートSが0枚の状態であると判断して、積載シート枚数を0枚と算出する(S211)。
このように、シート量推定制御S2においては、圧板12の上昇開始時からの経過時間とモータ4の回転速度を用いてシート量の推定を行うことも可能である。
[駆動力切断制御S1及びシート量推定制御S2の実行タイミング]
また、本実施形態の画像形成装置1は、シートカセット10がシートカセット装着部2aに装着されていない状態から、装着された状態となったときに、駆動力切断制御S1、並びにシート量推定制御S2の駆動力伝達切替制御、圧板上昇制御、及び積載シート枚数検出制御を順に実行して、圧板12上に積載されるシートSの枚数を求めるように構成されているが、これらの制御を行うタイミングはこれに限るものではなく、任意のタイミングで実行することができる。
例えば、シートカセット10のシートカセット装着部2aへの装着状態が、装着されていない状態から装着された状態に変化した後に、所定枚数のシートSに画像を形成してから、駆動力切断制御S1、駆動力伝達切替制御、圧板上昇制御、及び積載シート枚数検出制御を順に実行して、圧板12上に積載されるシートSの枚数を求めることもできる。
[電磁クラッチ320の切断モードと伝達モードとを繰り返し切り替える制御S3]
画像形成装置1では、駆動力切断制御S1において、電磁クラッチ320を切断モードに切り替えてから所定時間を経過した後、前記クラッチ機構を所定時間だけ伝達モードに切り替え、その後前記クラッチ機構を切断モードに戻す制御を複数回繰り返して行う制御、即ち電磁クラッチ320の切断モードと伝達モードとを繰り返し切り替える制御S3を行うことが可能である。
つまり、駆動力切断制御S1を実行する際に、電磁クラッチ320を切断モード切り替えて、所定時間だけ切断モードを維持する制御を行う代わりに、電磁クラッチ320の切断モードと伝達モードとを繰り返し切り替える制御を行うことで、上昇位置にある圧板12を断続的に最下位置まで下降させることが可能である。
図12に示すように、電磁クラッチ320の切断モードと伝達モードとを繰り返し切り替える制御S3では、まず制御部Cにより、モータ4が停止中であるか否かの判定が行われる(S301)。
制御部Cにおいては、モータ4が停止中であるか否かの判定の結果、モータ4が停止中であると判定されると、圧板下降に必要な電磁クラッチ320のオン/オフ回数を設定値Aに設定する(S302)。本実施形態の場合設定値Aは「11」に設定される。
制御部Cは、設定値Aの設定後、電磁クラッチ320のオン/オフの累積回数を0に設定する(S303)。
その後、制御部Cは、電磁クラッチ320を所定時間だけオンして切断モードに切り替える(S304)。この場合、電磁クラッチ320がオンされて切断モードに切り替えられている所定時間だけ、圧板12が上昇位置から自重により下降する。
この場合、電磁クラッチ320をオンする所定時間は、例えば圧板12の最上位置から最下位置までの寸法と、設定値Aに応じて設定することができる。本実施形態の場合、例えば30msに設定している。
制御部Cは、電磁クラッチ320を所定時間だけオンした後、電磁クラッチ320を所定時間だけオフして伝達モードに切り替える(S305)。電磁クラッチ320が伝達モードに切り替えられると、圧板上昇ギア131の自由な回転が阻止され、圧板12の下降が停止する。
この場合、電磁クラッチ320をオフする所定時間は、圧板12の下降が停止した際に電磁クラッチ320等が受ける圧板12の下降エネルギーを吸収するのに十分な時間を設定することができる。
制御部Cでは、ステップS304及びS305での電磁クラッチ320のオン及びオフが行われた後、電磁クラッチ320のオン/オフの累積回数を1増加させる(S306)。次に、電磁クラッチ320のオン/オフの累積回数が、設定置A以上であるか否かの判定が行われる(S307)。
制御部Cにおいて、電磁クラッチ320のオン/オフの累積回数が設定置A以上でないと判定されると、ステップS304に戻って電磁クラッチ320が所定時間だけオンされるとともに、ステップS305において電磁クラッチ320が所定時間だけオフされ、さらにステップS306において電磁クラッチ320のオン/オフの累積回数が1増加された後、ステップS307において電磁クラッチ320のオン/オフの累積回数が設定置A以上であるか否かの判定が行われる。
このように、電磁クラッチ320のオンとオフが繰り返し行われて、オン/オフの累積回数が設定置Aに達すると、ステップS307において電磁クラッチ320のオン/オフの累積回数が設定置A以上であると判定されて、当該制御が終了する。
電磁クラッチ320の切断モードと伝達モードとを繰り返し切り替える制御を行った場合、上昇位置にある圧板12は断続的に下降することとなり、一回の切断モードにおける下降量を小さくすることができる。圧板12は、このような下降量の小さな下降を繰り返し行いながら、最下位置まで下降することとなる。
ステップS301においてモータ4が停止中でない、即ち駆動中であると判定された場合は、圧板下降に必要な電磁クラッチ320のオン/オフ回数を設定値Bに設定する(S308)。設定値Bは、モータ4が停止中である場合に設定される設定値Aに比べて大きな値に設定される。本実施形態の場合は、設定値Bは「13」に設定される。
このように、電磁クラッチ320のオン/オフ回数をモータ4が停止中の場合に比べて増やすのは、モータ4が駆動中であると、電磁クラッチ320がオフされた伝達モードとなったときに、モータ4からの駆動力が圧板上昇ギア131に伝達されて圧板12が上昇することとなり、圧板12を降下させる量が全体的に増加するためである。
[シート量推定繰り返し制御S4]
画像形成装置1においては、シートカセット10内に積載されているシートSの量を推定する際に、駆動力切断制御S1及びシート量推定制御S2を複数回繰り返して行う、シート量推定繰り返し制御S4を実行することが可能である。
本実施形態では、シートカセット10が、一旦シートカセット装着部aに装着された状態から装着されていない状態となり、その後装着されていない状態から装着された状態へ変化した後に、シート量を推定する場合について説明する。
シート量推定繰り返し制御S4では、まず制御部Cにおいて、シートカセット開閉センサがシートカセット10の開状態を検出したか否かが判定される(S401)。
制御部Cは、シートカセット開閉センサがシートカセット10の開状態を検出したと判定すると、制御部Cに記憶されているシート量推定制御実施回数を0にセットするとともに、シート量推定結果履歴をクリアする(S402)。
その後、駆動力切断制御S1が実行され、さらにシート量推定制御S2が実行される。つまり、ステップS402が行われた後に、シートカセット10がシートカセット装着部aに装着されると、駆動力切断制御S1により圧板12が最下位置まで下降された後、シート量推定制御S2によりシートカセット10内のシート量が推定される。
制御部Cにおいては、駆動力切断制御S1及びシート量推定制御S2が実行されると、シート量推定制御実施回数を1増加させるとともに、シート量推定結果をシート量推定結果履歴に保存する(S403)。
次に、2回以上実行されたシート量推定制御S2におけるシート量推定結果の差が予め設定された所定値以内であるか否かの判定が行われる(S404)。
シート量推定制御S2が未だ1回しか行われていない状態では、当該判定においては、所定値以内でないと判定される。
ステップS404においてシート量推定結果の差が所定値以内でないと判定されると、次に電磁クラッチ320の切断モードと伝達モードとを繰り返し切り替える制御S3が実行される。前記制御S3が実行されると、給紙可能位置まで上昇されていた圧板12が最下位置まで下降する。
前記制御S3の後、駆動力切断制御S1及びシート量推定制御S2が再度実行され、さらに制御部Cにおいて、シート量推定制御実施回数を1増加させるとともに、シート量推定結果をシート量推定結果履歴に保存する(S403)。
次に、2回以上実行されたシート量推定制御S2におけるシート量推定結果の差が予め設定された所定値以内であるか否かの判定が行われる(S404)。
制御部Cにおいては、前記シート量推定結果の差が前記所定値以内であると判定されると、最後に推定されたシート量を推定シート量として、シート量推定繰り返し制御S4を終了する。
一方、ステップS404において、前記シート量推定結果の差が前記所定値以内でないと判定された場合は、前記制御S3、駆動力切断制御S1、及びシート量推定制御S2が順に実行され、さらにステップS403、S404が再度実行される。
この場合、ステップS404において、2回以上実行されたシート量推定制御S2におけるシート量推定結果の差が所定値以内であるか否かの判定を行う際には、例えば前回のシート量推定制御S2におけるシート量推定結果と、今回のシート量推定制御S2におけるシート量推定結果との差を算出して、当該差の値が所定値以内であるか否かを判定することができる。
このように、駆動力切断制御S1及びシート量推定制御S2を複数回繰り返し行ってシートカセット10内に積載されているシートSの量を推定することで、シートカセット10内に積載されているシートS間に生じている隙間を減少させた状態でシート量の推定を行うことが可能となっている。
[本実施形態おける効果]
本実施形態においては、画像形成装置1は上述のように構成されており、特に、制御部Cは、シートカセット10がシートカセット装着部2aに対して装着されていない状態から装着された状態に変化したことをシートカセット開閉センサが検出すると、電磁クラッチ320を、モータ4から圧板駆動ギア330へ駆動力を伝達しない切断モードに切り替える駆動力切断制御S1を実行するように構成されている。
画像形成装置1においては、シートカセット10がシートカセット装着部2aに装着されて、圧板駆動ギア330と圧板上昇ギア131とが位相をあわせて噛み合う際に、圧板上昇ギア131が1歯から数歯分回転して圧板12が最下位置から上昇することがあるが、このような場合でも駆動力切断制御1を実行することにより上昇位置にあった圧板12を確実に最下位置に下降させることができる。
これにより、シートカセット10を筐体2に装着した後、圧板12上に積載されるシートS量の推定を行う際に、圧板12を確実に最下位置まで下降した状態として、シートカセット10に積載されるシートS量を高精度で推定することが可能となる。
また、電磁クラッチ320は、圧板駆動ギア330と、圧板駆動ギア330のモータ4側に隣接するギア315との間の駆動力の伝達を断続可能に構成されている。
これにより、電磁クラッチ320から圧板12へ至るまでのギア数を少なくして、圧板12をスムーズに下降させることができ、圧板12を確実に最下位置まで下降させることが可能となっている。
また、駆動力伝達機構30は、圧板12を最下位置よりも上方の上昇位置に保持可能な上昇位置保持具であるワンウェイクラッチを備えることができる。
これにより、圧板12を、シートSの給紙が可能となる給紙可能位置等の上昇位置に、駆動力無しで保持することが可能となる。
また、画像形成装置1においては、駆動力切断制御S1を実行して圧板12が最下位置に下降するまで電磁クラッチ320を切断モードに保持した後、シート量推定制御S2の駆動力伝達切替制御、圧板上昇制御、及び積載シート枚数検出制御が順に実行される。この場合、圧板上昇制御では圧板12の上昇開始時からの回転数を計測し、積載シート枚数検出制御では、圧板12の上昇開始時からシートセンサ9がシートSを検出するまでのモータ4の回転数を算出し、算出した前記回転数に基づいて圧板12上に積載されるシートSの枚数を求めるようにしている。
これにより、積載シート枚数検出制御により圧板12上に積載されるシートSの枚数の検出を行う際に、圧板12を最下位置まで下降させた状態からモータ4の回転数を算出することができるため、シートSの枚数を高精度に求めることが可能となっている。
また、シート量推定制御S2においては、圧板上昇制御にて圧板12の上昇開始時からの経過時間を計測し、積載シート枚数検出制御にて、圧板12の上昇開始時からシートセンサ9がシートSを検出するまでの経過時間を算出し、算出した前記経過時間に基づいて圧板12上に積載されるシートSの枚数を求めることもできる。
これにより、積載シート枚数検出制御により圧板12上に積載されるシートSの枚数の検出を行う際に、圧板12を最下位置まで下降させた状態からシートセンサ9がシートSを検出するまでの経過時間を算出することができるため、シートSの枚数を高精度に求めることが可能となっている。
また、制御部Cは、積載シート枚数検出制御において、圧板12が上昇して給紙可能位置に到達した際に、シートセンサ9によりシートSが検出されなかった場合は、圧板12上に積載されるシートSの枚数を0枚として求めるように構成されている。
具体的には、制御部Cは、積載シート枚数検出制御において、圧板12の上昇開始時からのモータ4の回転数が所定の値に達してもシートセンサ9によりシートSが検出されなかった場合は、圧板S上に積載されるシートSの枚数を0枚として求めるように構成されている。
このように構成することで、圧板12上にシートSが積載されていない場合に、その旨を検出することが可能となっている。
また、制御部Cは、積載シート枚数検出制御において、圧板12の上昇開始時から所定の時間が経過してもシートセンサ9によりシートSが検出されなかった場合は、圧板S上に積載されるシートSの枚数を0枚として求めるように構成することもできる。
この場合も、圧板12上にシートSが積載されていない場合に、その旨を検出することが可能となる。
また、画像形成装置1においては、制御部Cは、任意のタイミングで、駆動力切断制御S1、駆動力伝達切替制御、圧板上昇制御、及び積載シート枚数検出制御を順に実行して、圧板12上に積載されるシートSの枚数を求めることが可能になっている。
これにより、例えば前回のシート量推定制御S2を行ったときから相当の時間が経過する等して、画像形成装置1が把握しているシートSの積載枚数と現実のシートSの積載枚数とに乖離が乗じるような事態が生じた場合でも、適宜シートSの積載枚数を正確に求めることが可能である。
また、画像形成装置1においては、制御部Cは、駆動力切断制御S1において、電磁クラッチ320を切断モードに切り替えてから所定時間を経過した後、電磁クラッチ320を所定時間だけ伝達モードに切り替え、その後前電磁クラッチ320を切断モードに戻す制御を複数回繰り返して行う、電磁クラッチ320の切断モードと伝達モードとを繰り返し切り替える制御S3を実行することが可能である。
これにより、圧板12を上昇位置から下降させる際の、一回の切断モードにおける下降量を小さくすることができる。従って、圧板12を上昇位置から最下位置まで一回の切断モードで一気に下降させる場合に比べて、圧板12の下降速度を低下させることが可能となり、圧板12が下降する際に発生する異音を減少させることができる。
また、画像形成装置1においては、制御部Cは、圧板12上に積載されるシートSの枚数を求める際に、駆動力切断制御S1、駆動力伝達切替制御、圧板上昇制御、及び積載シート枚数検出制御を順に実行する制御を、複数回繰り返して行う、シート量推定繰り返し制御S4を実行することが可能である。
これにより、例えば片面に画像が形成されたシートSが圧板上に積載されていて、積載されたシートS間に隙間が生じている場合であっても、前記隙間を減少させた後に積載シート枚数を検出することが可能となり、シートの積載枚数を高精度に求めることが可能となる。
1 画像形成装置、
2 筐体
2a シートカセット装着部
3 供給ユニット
4 モータ
10 シートカセット
12 圧板
13 圧板上昇機構
20 給紙機構
30 駆動力伝達機構
131 圧板上昇ギア
134 圧板上昇部材
310 伝達ギア列
315 ギア
320 電磁クラッチ
330 圧板駆動ギア
S1 駆動力切断制御
S2 シート量推定制御
S3 電磁クラッチの切断モードと伝達モードとを繰り返し切り替える制御
S4 シート量推定繰り返し制御

Claims (11)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に設けられ、シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記筐体が備えるシートカセット装着部に着脱可能に装着されるシートカセットであって、前記シートを保持するシート保持部と、前記シート保持部に配置され前記シートが積載されるとともに積載されたシートを上下方向に変位可能な圧板と、前記圧板を上昇させる圧板上昇機構とを有するシートカセットと、
    前記シートカセットが、前記シートカセット装着部に対して装着された状態にあるか又は装着されていない状態にあるかを検出するカセットセンサと、
    駆動力を供給する駆動源と、
    前記シートカセットが前記シートカセット装着部に装着された状態で前記圧板上昇機構と連結して前記駆動源からの駆動力を前記圧板上昇機構に伝達する駆動力伝達機構と、
    前記駆動源及び駆動力伝達機構の動作を制御する制御部とを備え、
    前記圧板上昇機構は、
    前記圧板を支持するとともに前記駆動力により駆動されて前記圧板を上昇させる圧板上昇部材と、前記圧板上昇部材に前記駆動力を伝達する圧板上昇ギアとを備え、
    前記駆動力伝達機構は、
    前記シートカセットが前記シートカセット装着部に装着された状態で前記圧板上昇ギアと連結して前記駆動力を伝達し、前記シートカセット装着部に装着されていない状態で前記圧板上昇ギアと分離して前記駆動力を伝達しない、圧板駆動ギアと、
    前記駆動力を前記駆動源から前記圧板駆動ギアへ伝達する伝達ギア列と、
    前記伝達ギア列における前記駆動源と前記圧板駆動ギアとの間に設けられ、前記伝達ギア列を、
    前記駆動源から前記圧板駆動ギアへ前記駆動力が伝達される伝達モードと、
    前記駆動源から前記圧板駆動ギアへの前記駆動力の伝達が切断される切断モードと、
    に切り替え可能なクラッチ機構とを備え、
    前記圧板は、
    前記シートカセットが前記シートカセット装着部に装着された状態において、最下位置よりも上昇した位置にあるときに、前記クラッチ機構が前記切断モードに切り替えられると、自重で最下位置まで下降可能であり、
    前記制御部は、
    前記シートカセットが前記シートカセット装着部に対して装着されていない状態から装着された状態に変化したことを前記カセットセンサが検出すると、前記クラッチ機構を、前記駆動源から前記圧板駆動ギアへ前記駆動力を伝達しない前記切断モードに切り替える駆動力切断制御を実行する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記クラッチ機構は、前記圧板駆動ギアと、当該圧板駆動ギアの前記駆動源側に隣接するギアとの間の前記駆動力の伝達を断続可能である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記駆動力伝達機構は、
    前記圧板を最下位置よりも上方の上昇位置に保持可能な上昇位置保持具を備える、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は、前記圧板が、前記圧板上に積載されたシートが給紙可能となる給紙可能位置まで上昇された際に、前記シートを検出するシートセンサを備え、
    前記制御部は、
    駆動力切断制御により前記クラッチ機構を切断モードに切り替えた後に、少なくとも前記圧板が最下位置に下降するまで前記クラッチ機構を切断モードに保持し、その後、前記クラッチ機構を伝達モードに切り替える駆動力伝達切替制御を実行し、
    前記駆動力伝達切替制御を実行した後に、前記駆動源からの駆動力により前記圧板を上昇させるとともに、前記圧板の上昇開始時からの前記駆動源の回転数を計測する圧板上昇制御を実行し、
    前記圧板上昇制御を実行した後に、前記シートセンサが前記シートを検出すると、前記圧板の上昇開始時から前記シートセンサが前記シートを検出するまでの前記駆動源の回転数を算出し、算出した前記回転数に基づいて前記圧板上に積載される前記シートの枚数を求める、積載シート枚数検出制御を実行する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、前記圧板が、前記圧板上に積載されたシートが給紙可能となる給紙可能位置まで上昇された際に、前記シートを検出するシートセンサを備え、
    前記制御部は、
    前記駆動力切断制御により前記クラッチ機構を切断モードに切り替えた後に、少なくとも前記圧板が最下位置に下降するまで前記クラッチ機構を切断モードに保持し、その後、前記クラッチ機構を伝達モードに切り替える駆動力伝達切替制御を実行し、
    前記駆動力伝達切替制御を実行した後に、前記駆動源からの駆動力により前記圧板を上昇させるとともに、前記圧板の上昇開始時からの経過時間を計測する圧板上昇制御を実行し、
    前記圧板上昇制御の実行が開始された後に、前記シートセンサが前記シートを検出すると、前記圧板の上昇開始時から前記シートセンサが前記シートを検出するまでの経過時間に基づいて前記圧板上に積載される前記シートの枚数を求める、積載シート枚数検出制御を実行する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、
    前記積載シート枚数検出制御において、前記圧板が上昇して前記給紙可能位置に到達した際に、前記シートセンサにより前記シートが検出されなかった場合は、前記圧板上に積載される前記シートの枚数を0枚として求める、
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、
    前記積載シート枚数検出制御において、前記圧板の上昇開始時からの前記回転数が所定の値に達しても前記シートセンサにより前記シートが検出されなかった場合は、前記圧板上に積載される前記シートの枚数を0枚として求める、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、
    前記積載シート枚数検出制御において、前記圧板の上昇開始時から所定の時間が経過しても前記シートセンサにより前記シートが検出されなかった場合は、前記圧板上に積載される前記シートの枚数を0枚として求める、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、
    任意のタイミングで、前記駆動力切断制御、駆動力伝達切替制御、圧板上昇制御、及び積載シート枚数検出制御を順に実行して、前記圧板上に積載される前記シートの枚数を求めることが可能である、
    ことを特徴とする請求項4〜請求項8の何れか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、
    前記駆動力切断制御において、前記クラッチ機構を切断モードに切り替えてから所定時間を経過した後、前記クラッチ機構を所定時間だけ伝達モードに切り替え、その後前記クラッチ機構を切断モードに戻す制御を複数回繰り返して行う、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項9の何れか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、
    前記圧板上に積載される前記シートの枚数を求める際に、
    前記駆動力切断制御、駆動力伝達切替制御、圧板上昇制御、及び積載シート枚数検出制御を順に実行する制御を、複数回繰り返して行う、
    ことを特徴とする請求項4〜請求項10の何れか一項に記載の画像形成装置。
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