JP2017070581A - 物干し器 - Google Patents

物干し器 Download PDF

Info

Publication number
JP2017070581A
JP2017070581A JP2015200450A JP2015200450A JP2017070581A JP 2017070581 A JP2017070581 A JP 2017070581A JP 2015200450 A JP2015200450 A JP 2015200450A JP 2015200450 A JP2015200450 A JP 2015200450A JP 2017070581 A JP2017070581 A JP 2017070581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
clothes
drying
laundry
basket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015200450A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6652363B2 (ja
Inventor
方一 理塀
Masakazu Rihei
方一 理塀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisen Co Ltd
Original Assignee
Aisen Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisen Co Ltd filed Critical Aisen Co Ltd
Priority to JP2015200450A priority Critical patent/JP6652363B2/ja
Publication of JP2017070581A publication Critical patent/JP2017070581A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6652363B2 publication Critical patent/JP6652363B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Abstract

【課題】被干し物の重量や被干し物の脱着時の操作力或いは物干し時の風圧等に起因する外力を確実に受け止めながらも、物干し杆の取付け構造の簡素化及び製造コストの低廉化を図る。【解決手段】吊下げ部材Aを備えた物干し枠Bの取付け対象部位に、当該取付け対象部位の枠軸線方向に対して交差する向き姿勢の物干し杆20が設けられ、物干し杆20の基端部には、物干し枠Bの取付け対象部位に摺接状態で回動自在に嵌合する嵌合接続部25Aが形成され、物干し枠Bと物干し杆20との間には、物干し杆20を物干し枠B内に位置する枠内配置姿勢と物干し枠Bの外方に突出位置する枠外配置姿勢とに選択的に保持する姿勢保持手段Dが設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、屋外や屋内において洗濯物などの被干し物を干すために使用される物干し器に関する。詳しくは、吊下げ部材を備えた物干し枠の取付け対象部位に、当該取付け対象部位の枠軸線方向に対して交差する向き姿勢の物干し杆が設けられている物干し器に関する。
この種の物干し器として、例えば、特許文献1に示すように、物干し枠の上面における枠軸線方向の複数個所に一体的に突出形成された取付け部に、当該取付け部の形成部位での枠軸線方向に対して交差(直交)する向き姿勢の物干し杆の基端部が、枠軸線方向と平行な枢支ピン等の枢支軸部で揺動自在に枢着されたものが提案されている。
この特許文献1に示す物干し器では、物干し枠の上面に対する物干し杆の上下両面の択一的な当接により、物干し杆が物干し枠内において水平に位置する枠内配置姿勢と物干し枠の外方に水平に突出位置する枠外配置姿勢とに選択的に保持可能に構成されている。
また、特許文献2に示すように、物干し枠の枠軸線方向の複数個所に上方及び枠内外方向に開口する凹部を窪み形成し、各凹部には、凹部形成箇所の枠軸線方向に対して交差(直交)する向き姿勢の物干し杆の基端部が、物干し枠の枠軸線と平行な枢支ピン等の枢支軸部で揺動自在に枢着されたものも提案されている。
この特許文献2に示す物干し器では、物干し枠の凹部の底面に対する物干し杆の上下両面の択一的な当接により、物干し杆が物干し枠内において水平に位置する枠内配置姿勢と物干し枠の外方に水平に突出位置する枠外配置姿勢とに選択的に保持可能に構成されている。
そして、上述の各物干し器においては、物干し枠に設けられた物干し杆が、物干し枠内に位置する枠内配置姿勢と物干し枠の外方に突出位置する枠外配置姿勢とに切替可能に構成されているので、物干し器に複数の被干し物を干す際、物干し杆が枠内配置姿勢にある状態では、吊下げられる複数枚の被干し物の隣接間隔が狭くなると予想される場合では、物干し杆を物干し枠の外方に突出位置する枠外配置姿勢に切替えることにより、吊下げられる複数枚の被干し物の隣接間隔を広くして通風性を高めることができる。
また、バスタオル等の物干し枠よりも大きな被干し物を干す場合においても、物干し杆を枠外配置姿勢に切替えることにより、物干し枠よりも大きな被干し物を容易に干すことができる。
実開昭61−137397号公報 実開平4−130787号公報
特許文献1に示す物干し器では、物干し杆が枠内配置姿勢又は枠外配置姿勢で物干し枠の上面に設けた取付け部に当接状態で保持されている状態において、物干し枠の取付け部と物干し杆の基端部とを枢着する枢支軸部に、被干し物の重量や被干し物の脱着時の操作力或いは物干し時の風圧等に起因する外力が作用する。この外力を受け止めるためには、取付け部に物干し杆の基端部を枢着するための枢支軸構造が大型化し、物干し枠の上面側への張り出し代が大きくなるとともに、製造コストの高騰化を招来する不都合がある。
また、特許文献2に示す物干し器においても、物干し杆が枠内配置姿勢又は枠外配置姿勢で物干し枠に窪み形成された凹部に当接状態で保持されている状態において、物干し枠の凹部とこれに入り込む物干し杆の基端部とを枢着する枢支軸部に、被干し物の重量や被干し物の脱着時の操作力或いは物干し時の風圧等に起因する外力が作用する。この外力を受け止めるためには、物干し枠の凹部形成箇所を頑丈に補強する必要があり、しかも、物干し杆の基端部を枢着するための枢支軸構造も大型化するため、製造コストの高騰化を招来する不都合がある。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、被干し物の重量や被干し物の脱着時の操作力或いは物干し時の風圧等に起因する外力を確実に受け止めながらも、物干し杆の取付け構造の簡素化及び製造コストの低廉化を図ることのできる物干し器を提供する点にある。
本発明による第1の特徴構成は、吊下げ部材を備えた物干し枠の取付け対象部位に、当該取付け対象部位の枠軸線方向に対して交差する向き姿勢の物干し杆が設けられている物干し器であって、
前記物干し杆の基端部には、前記物干し枠の前記取付け対象部位に摺接状態で枠内外方向に回動自在に嵌合する嵌合接続部が設けられ、前記物干し枠と前記物干し杆との間には、前記物干し杆を前記物干し枠内に位置する枠内配置姿勢と前記物干し枠の外方に突出位置する枠外配置姿勢とに選択的に保持する姿勢保持手段が設けられている点にある。
上記構成によれば、物干し枠と物干し杆との間に設けられた姿勢保持手段によって、物干し杆が枠内配置姿勢又は枠外配置姿勢に保持されている状態において、被干し物の重量や被干し物の脱着時の操作力或いは物干し時の風圧等に起因する外力が物干し杆に作用したとき、この外力が物干し杆の基端部側の嵌合接続部に作用する。このとき、物干し杆の基端部に形成された嵌合接続部が、物干し枠の取付け対象部位に対して摺接状態で回動自在に嵌合されているので、この嵌合接続部と物干し枠の取付け対象部位との広い嵌合周面において物干し杆の嵌合接続部に作用する外力を分散して物干し枠の取付け対象部位で確実に受け止めることができる。
したがって、被干し物の物干し時や被干し物の脱着操作時等において物干し杆に作用する外力を確実に受け止めながらも、物干し杆の取付け構造の簡素化及び製造コストの低廉化を図ることができる。
本発明による第2の特徴構成は、前記物干し枠は、前記物干し杆を各別に備えた一対の物干し枠体の基端部を揺動自在に連結してなり、前記両物干し枠体を水平方向に沿って展開させた展開姿勢と、前記両物干し枠体を互いに対面する状態で前記吊下げ部材側に近接させた折り畳み姿勢とに揺動切替自在に構成されているとともに、前記各物干し枠体の取付け対象部位に前記物干し杆の前記嵌合接続部が摺接状態で枠内外方向に回動自在に嵌合され、前記各物干し枠体と前記物干し杆との間には前記姿勢保持手段が設けられている点にある。
上記構成によれば、物干し枠を構成する一対の物干し枠体を折り畳み姿勢でコンパクトに格納することができる。しかも、各物干し枠体と物干し杆との間に設けられた姿勢保持手段によって、各物干し杆が枠内配置姿勢又は枠外配置姿勢に保持されている状態において、被干し物の重量や被干し物の脱着時の操作力或いは物干し時の風圧等に起因する外力が各物干し杆に作用したとき、この外力が各物干し杆の基端部側の嵌合接続部に作用する。このとき、各物干し杆の基端部に形成された嵌合接続部が、各物干し枠体の取付け対象部位に対して摺接状態で回動自在に嵌合されているので、この嵌合接続部と物干し枠の取付け対象部位との広い嵌合周面において物干し杆の嵌合接続部に作用する外力を分散して各物干し枠体の取付け対象部位で確実に受け止めることができる。
本発明による第3の特徴構成は、前記嵌合接続部には、前記物干し枠を構成する複数の枠構成部材のうち、前記取付け対象部位において隣接する両枠構成部材の端部に対して枠軸線方向から回動自在に嵌合接続する一対の嵌合軸部が備えられている点にある。
上記構成によれば、物干し杆の嵌合接続部に備えられた一対の嵌合軸部により、物干し枠の取付け対象部位において隣接する両枠構成部材同士を枠軸線方向から回動自在に嵌合接続することができる。
それ故に、物干し杆の嵌合接続部に一対の嵌合軸部を設けるといった合理的な改良により、物干し枠を構成する複数の枠構成部材の端部同士を連結するための継手部材の部品点数を削減することができ、物干し杆の取付け構造の簡素化及び製造コストの低廉化を促進することができる。
本発明による第4の特徴構成は、前記嵌合接続部の前記両嵌合軸部と前記両枠構成部材の接続筒部との相対向する部位には、前記物干し杆の姿勢変更範囲での前記両嵌合軸部と前記両枠構成部材の接続筒部との相対回動を許容する状態で係合する抜止め係合部が設けられている点にある。
上記構成によれば、物干し杆の嵌合接続部の一対の嵌合軸部を、物干し枠の取付け対象部位において隣接する両枠構成部材の接続筒部に対して枠軸線方向から嵌合接続し、嵌合状態にある嵌合軸部と接続筒部とに亘って抜止め係合部を係合させる。これにより、物干し杆の嵌合接続部と物干し枠の取付け対象部位において隣接する両枠構成部材の接続筒部とを抜止め状態で確実に嵌合連結することができる。
この嵌合連結状態においても、物干し杆の嵌合接続部の嵌合軸部は、両枠構成部材の接続筒部に対して回動自在であり、物干し杆を物干し条件に応じて枠内配置姿勢と枠外配置姿勢とに自由に切替操作することができる。
本発明による第5の特徴構成は、前記物干し杆には、ピンチ用の取付け体が杆軸線周りで回動自在に外装されている点にある。
上記構成によれば、物干し杆を回動して枠内配置姿勢又は枠外配置姿勢に切替操作したとき、その切替操作に伴って物干し杆の上下の両面が反転するが、ピンチ用の取付け体が杆軸線周りで回動自在であるため、このピンチ用の取付け体の回動操作によって物干し杆からピンチまでの垂下距離を初期設定の最も使い易い状態に維持することができる。
本発明による第6の特徴構成は、前記ピンチ用の取付け体が前記物干し杆の杆軸線方向に摺動自在に構成されている点にある。
上記構成によれば、ピンチによる被干し物の吊下げ位置を、被干し物の形態や物干し枚数等に応じて使用者が最適と考える位置に自由に変更することができる。
本発明の第1実施形態の物干し器の展開姿勢を示す全体の斜視図 物干し器の展開姿勢を示す全体の平面図 物干し器の展開姿勢を示す全体の底面図 物干し器の展開姿勢を示す全体の正面図 物干し器の展開姿勢を示す全体の側面図 物干し杆を枠外配置姿勢に切替えたときの全体の斜視図 吊下げフックの吊下げ位置変更手段の分解斜視図 中央支持部材と取付け基台の一部切欠き斜視図 吊下げフックの吊下げ位置変更手段の要部の縦断面図 物干し枠体の分解斜視図 物干し枠体及び物干し杆の要部の分解底面図 図2におけるXII−XII線拡大断面図
〔第1実施形態〕
図1〜図6は被干し物の一例である洗濯物用の折り畳み式の物干し器を示す。この物干し器においては、吊下げ部材の一例である吊下げフックAを備えた合成樹脂製の中央支持部材1の両端部に、矩形環状の物干し枠Bを構成する平面視コの字状又は略コの字状の一対の物干し枠体2の各基端部が、物干し枠Bの短辺方向に沿う二本の水平な枠揺動軸芯X周りで揺動自在に枢着されている。
一対の物干し枠体2は、枠揺動軸芯X周りでの揺動操作により、水平又は略水平方向に沿って一直線状に連続する展開姿勢(図1〜図5参照)と、互いに鉛直方向に沿って対面する状態で吊下げフックA側に起立させた上下方向に沿う折り畳み姿勢(図4の仮想線、図6参照)とに切替えることができる。
中央支持部材1は、物干し枠Bの短辺方向でもある長手方向の中央側が上方に円弧状に突出し、且つ、横断面形状が縦長断面形状に成形され、この中央支持部材1と吊下げフックAが縦軸芯周りで回動自在に装着されている合成樹脂製の取付け基台3との間には、吊下げフックAを物干し枠Bの中心部又は略中心部に位置する中央吊下げ位置から横方向の一側方に偏倚した一つ又は複数の横吊下げ位置(当該実施形態では1箇所)に変更自在に取付ける吊下げ位置変更手段Cが設けられている。
次に、吊下げフックAの吊下げ位置変更手段Cの構成について詳述する。
図1、図5〜図9に示すように、取付け基台3の下半部は、中央支持部材1に対して上方から外装可能な二股状下半部3Aに構成されている。この取付け基台3の二股状下半部3Aの下側部と中央支持部材1の長手方向中央部との枢支連結相当位置には、物干し枠Bの長辺方向で連通する枢支連結孔4,5が貫通形成され、取付け基台3の二股状下半部3Aの両枢支連結孔4と中央支持部材1の枢支連結孔5とに亘って装着される枢支連結部材6により、取付け基台3に対して取付け基台3が物干し枠Bの長辺方向に沿う水平な揺動軸芯周りで揺動自在に枢着されている。
枢支連結部材6は、図7、図9に示すように、取付け基台3の二股状下半部3Aの両枢支連結孔4と中央支持部材1の枢支連結孔5とに亘って挿入される鍔6a付きの連結筒ピン6Aと、当該連結筒ピン6Aを抜け止め固定する鍔6b付きの抜止めピン6Bとから構成されている。
図7、図8に示すように、取付け基台3の二股状下半部3Aの相対向する両内側面における枢支連結孔4の周縁部には、枢支連結孔4と同心円の円環状突起7が形成され、中央支持部材1の両外側面における枢支連結孔5の周縁部には、取付け基台3の両円環状突起7が回動自在に嵌合する円環状の回動ガイド部8が突出形成されている。
各回動ガイド部8の下側部位には、二股状下半部3Aの内側面における両円環状突起7の下端部に突出形成された揺動規制突起9が入込み配置され、且つ、中央支持部材1に対する取付け基台3の設定揺動範囲に相当する中心角度内での揺動規制突起9の移動を許容する揺動範囲規制用の切欠き部10が形成されている。
この切欠き部10に臨む各回動ガイド部8の両端面8a、8bのうち、揺動軸芯を通る鉛直線に近い一方の端面8aに取付け基台3の二股状下半部3Aの両揺動規制突起9が回動方向から当接すると、吊下げフックA及び縦長の取付け基台3が鉛直方向に沿う中央吊下げ姿勢(図1参照)になる。
また、取付け基台3の二股状下半部3Aの両揺動規制突起9が各回動ガイド部8の他方の端面8bに回動方向から当接すると、吊下げフックA及び縦長の取付け基台3が鉛直線に対して略45度傾斜した横吊下げ姿勢になる。
図5〜図9に示すように、中央支持部材1の長手方向中央部の上側部位には、揺動軸芯を中心とする円弧状膨出部1Aが形成され、この円弧状膨出部1Aのうち、揺動軸芯を通る鉛直線上の中央吊下げ位置とこれから円弧方向の一側方に偏倚した略45度の横吊下げ位置には、略U字状に窪む係合凹部11、12が形成されている。
取付け基台3の二股状下半部3Aの上側部には、中央支持部材1の円弧状膨出部1Aの上側縁と交差する箇所を中心にして上下方向に延びる長孔形状で、且つ、その下側部位が中央支持部材1の円弧状膨出部1Aの両係合凹部11、12と揺動軸芯方向から選択的に連通する係脱操作案内孔13が形成されている。
この取付け基台3の係脱操作案内孔13には、中央支持部材1の円弧状膨出部1Aの両係合凹部11、12と選択的に係脱可能な係合部材14が自重落下状態で摺動操作自在に装着されている。
係合部材14は、図7、図9に示すように、取付け基台3の二股状下半部3Aの両係脱操作案内孔13に亘って挿入される鍔14a付きの連結筒ピン14Aと当該連結筒ピン14Aを抜け止め固定する鍔14b付きの抜止めピン14Bとから構成されている。
そして、係合部材14が係脱操作案内孔13の下側部位に位置するとき、中央支持部材1の両係合凹部11、12のいずれかと係合する係合状態となり、係合部材14が係脱操作案内孔13の上方側に位置するときには、中央支持部材1の両係合凹部11、12から上方に離脱した係合解除状態になる。
係合部材14が中央吊下げ位置の係合凹部11に係合した状態では、吊下げフックA及び取付け基台3が鉛直方向に沿う中央吊下げ姿勢で係合保持される。吊下げフックA及び取付け基台3が中央吊下げ姿勢にある吊下げ形態では、吊下げフックAの主フック部17Aを、ベランダや庭等に設置された物干し竿や洗濯ロープ等に対して、物干し枠Bを水平又は略水平姿勢に維持した状態で安定的に掛止することができ、主として屋外干し形態として使用される。
また、係合部材14が横吊下げ位置の係合凹部12に係合した状態では、吊下げフックA及び取付け基台3が略45度に傾動した横吊下げ姿勢で係合保持される。吊下げフックA及び取付け基台3が横吊下げ姿勢にある吊下げ形態では、吊下げフックAの副フック部17Bを、引き出しの前面板の上端部やドアの上端部等に対して、物干し枠Bを水平又は略水平姿勢或いは水平にできるだけ近い姿勢に極力維持した状態で安定的に掛止することができる。
次に、吊下げフックAの取付け構造について説明する。
図7〜図9に示すように、取付け基台3の上側部には、中央支持部材1の長手方向に対して直行する方向(物干し枠Bの長辺方向)に貫通する長円形の貫通孔16が形成されている。
また、取付け基台3の上端部には、吊下げフックAの合成樹脂製のフック部材17における下端側の嵌合軸部17aを回転自在に嵌合支持するための円筒状のボス部18が、それの下側部分を長円形の貫通孔16内に突出させた状態で一体形成されている。
吊下げフックAのフック部材17は、逆Uの字状に構成された主フック部17Aと、当該主フック部17Aの背面に一体形成された逆L字状の副フック部17Bとを合成樹脂により一体形成して構成されている。
次に、物干し枠Bの両物干し枠体2の構成について詳述する。
図1〜図5、図10に示すように、両物干し枠体2の各々は、吊下げフックAの位置変更方向(物干し枠Bの短辺方向)で相対向する一対の第1枠構成体2Aと、当該両第1枠構成体2Aの先端部間において吊下げフックAの位置変更方向に沿って配置される第2枠構成体2Bとから構成されている。
各物干し枠体2の第2枠構成体2Bの枠軸芯方向中央部の取付け対象部位には、当該取付け対象部位の枠軸線方向に対して直交(交差)する向き姿勢、換言すれば、物干し枠Bの長辺方向に沿って物干し枠体2内に水平又は略水平に片持ち支持される姿勢で配置される物干し杆20が設けられている。
各第1枠構成体2Aは、図1〜図3、図10に示すように、複数の枠構成部材からなり、具体的には、中央支持部材1の両端部に形成された取付けボス部1Bに対して枠揺動軸芯X周りで揺動自在に枢支連結される合成樹脂製の枢支連結部材21と、第1枠構成体2Aの先端部と第2枠構成体2Bの端部とを嵌合連結する合成樹脂製の継手部材22のうち、物干し枠Bの長辺方向に沿う第1接続筒部22Aと、枢支連結部材21における物干し枠Bの長辺方向に沿う接続筒部21Aと継手部材22の第1接続筒部22Aとに亘って内嵌状態で嵌合接続されるアルミニウム製の第1枠用パイプ23とから構成されている。
第2枠構成体2Bも、図1〜図3、図10に示すように、複数の枠構成部材からなり、具体的には、両継手部材22における物干し枠Bの短辺方向に沿う第2接続筒部(接続筒部の一例)22Bと、両第2接続筒部22Bに亘って回動自在に内嵌状態で嵌合接続される嵌合接続部材25とから構成されている。
第1枠用パイプ23の内側面には、図1〜図3、図10に示すように、当該第1枠用パイプ23のパイプ軸芯(枠軸芯)を通る水平面に沿って直径方向外方に突出するフランジ部23Aが一体形成され、このフランジ部23Aの長手方向複数箇所(当該実施形態では3箇所)には、ピンチPの吊下げ連結体30を揺動自在に吊下げ状態で係止保持するピンチ取付け孔23aが形成されている。
ピンチPは、洗濯物を挾持する揺動開閉自在な一対の挾持部材31と、両挾持部材31を挾持側に付勢する円弧状のバネ線材32とからなり、バネ線材32に金属線材製の吊下げ連結体30が移動自在に取付けられている。
尚、物干し器用のピンチPとしては、従来から種々の形態のものが存在し、そのいずれも好適に使用することができる。
両枢支連結部材21の接続筒部21Aには、図1〜図3、図10に示すように、第1枠用パイプ23のフランジ部23Aの基端部がパイプ軸芯方向(枠軸芯方向)から嵌合するフランジ嵌合部21Bが一体形成され、両継手部材22の第1接続筒部22Aには、第1枠用パイプ23のフランジ部23Aの先端部がパイプ軸芯方向(枠軸芯方向)から嵌合するフランジ嵌合部22Cが一体形成されている。
そして、枢支連結部材21の接続筒部21Aのフランジ嵌合部21Bに、第1枠用パイプ23のフランジ部23Aの基端部を嵌合させる。且つ、両継手部材22の第1接続筒部22Aのフランジ嵌合部22Cに、第1枠用パイプ23のフランジ部23Aの先端部を嵌合させる。これにより、枢支連結部材21の接続筒部21A及び継手部材22の第1接続筒部22Aに対して第1枠用パイプ23の回転が阻止された回り止め状態となり、洗濯物等の洗濯物の荷重に抗して第1枠用パイプ23のフランジ部23Aを水平状態に維持することができる。
両物干し枠体2の各第1枠構成体2Aの構成部材である枢支連結部材21の揺動取付け部21Cには、図3、図7に示すように、中央支持部材1の取付けボス部1Bに貫通形成されている取付け孔1bに対して揺動軸芯方向の外方側から抜止め状態で無理嵌めされる縮径可能な揺動支点軸部21Dが一体形成されている。
さらに、枢支連結部材21の揺動取付け部21Cには、図3、図4、図6〜図8に示すように、両物干し枠体2を水平又は略水平方向に沿って展開させた展開姿勢に切替操作したとき、中央支持部材1の取付けボス部1Bの外側面に突出形成されている当たり部1Cの規制面1cに当接するストッパー面21eを備えたストッパー部21Eが一体形成されている。
このストッパー部21Eのストッパー面21eは、図4に示すように、折り畳み姿勢にある両物干し枠体2を起立姿勢で自立させるための偏平状の接地面に構成されている。
次に、物干し杆20の取付け構造について説明する。
図10〜図12に示すように、各物干し枠体2の第2枠構成体2Bの枠軸芯方向中央部に配置される嵌合接続部材25は、第2枠構成体2Bの取付け対象部位において隣接する両枠構成部材の一例で、両継手部材22の第2接続筒部(接続筒部の一例)22Bに対して枠軸線方向から摺接状態で回動自在に嵌合接続される筒状の第1嵌合接続部(嵌合接続部の一例)25Aと、物干し杆20の基端部が嵌合接続される筒状の第2嵌合接続部25BとをTの字状に一体形成して構成されている。
嵌合接続部材25の第2嵌合接続部25Bに嵌合接続されている物干し杆20は、両継手部材22の第2接続筒部22Bに対する嵌合接続部材25の第1嵌合接続部25Aの枠内外方向での揺動により、物干し枠B内に位置する枠内配置姿勢と物干し枠Bの外方に突出位置する枠外配置姿勢とに切替えることができる。
そのため、物干し器に複数の洗濯物を干す際、物干し杆20が枠内配置姿勢にある状態では、吊下げられる複数枚の洗濯物の隣接間隔が狭くなると予想される場合では、物干し杆20を物干し枠Bの外方に突出位置する枠外配置姿勢に切替えることにより、吊下げられる複数枚の洗濯の隣接間隔を広くして通風性を高めることができる。
また、バスタオル等の物干し枠Bよりも大きな洗濯物を干す場合においても、物干し杆20を枠外配置姿勢に切替えることにより、物干し枠Bよりも大きな洗濯物を容易に干すことができる。
嵌合接続部材25の第1嵌合接続部25Aは、継手部材22の第2接続筒部22Bよりも圧肉の中央接続筒部25Aaの両端に一対の筒状の嵌合軸部25Abを同芯状態で一体形成して構成されている。
中央接続筒部25Aaは、両継手部材22の第2接続筒部22Bの外径と同一の外径に構成され、且つ、第2接続筒部22Bの内径よりも小径に構成されている。
両嵌合軸部25Abの各々は、第2接続筒部22Bの内径よりも僅かに小径の外径に形成され、各嵌合軸部25Abの外周面がそれに対応する第2接続筒部22Bの内周面に対して枠軸線方向から摺接状態で回動自在に嵌合されている。さらに、両嵌合軸部25Abの各々は、中央接続筒部25Aaの内径と同一の内径に構成されている。
さらに、各物干し枠体2と物干し杆20との間、詳しくは、物干し杆20が嵌合固定されている嵌合接続部材25と両継手部材22の第2接続筒部22Bとの間には、物干し杆20を物干し枠B内に位置する枠内配置姿勢と物干し枠Bの外方に突出位置する枠外配置姿勢とに選択的に保持する姿勢保持手段Dが設けられている。
そして、各物干し枠体2と物干し杆20との間に設けられた姿勢保持手段Dによって、物干し杆20が枠内配置姿勢又は枠外配置姿勢に保持されている状態において、洗濯物の重量や洗濯物の脱着時の操作力或いは物干し時の風圧等に起因する外力が物干し杆20に作用したとき、この外力が物干し杆20の基端部側の第1嵌合接続部25Aに作用する。
このとき、物干し杆20の基端部に形成された第1嵌合接続部25Aの両嵌合軸部25Abが、両継手部材22の第2接続筒部22Bの内周面に対して摺接状態で回動自在に嵌合接続されているので、この嵌合接続状態にある第1嵌合接続部25Aの両嵌合軸部25Abの外周面と両継手部材22の第2接続筒部22Bの内周面との広い嵌合周面において、物干し杆20の第1嵌合接続部25Aに作用する外力を分散して各物干し枠体2の第2接続筒部22Bで確実に受け止めることができる。
したがって、洗濯物の物干し時や洗濯物の脱着操作時等において物干し杆20に作用する外力を確実に受け止めながらも、物干し杆20の取付け構造の簡素化及び製造コストの低廉化を図ることができる。
さらに、物干し杆20の第1嵌合接続部25Aに一対の嵌合軸部25Abを設けるといった合理的な改良により、物干し枠Bを構成する複数の枠構成部材の端部同士を連結するための継手部材の部品点数を削減することができ、物干し杆20の取付け構造の簡素化及び製造コストの低廉化を促進することができる。
姿勢保持手段Dを構成するに、図10、図11に示すように、嵌合接続部材25の中央接続筒部25Aaの外面と両継手部材22の第2接続筒部22Bの外面との回動方向で相対向する部位には、物干し杆20が物干し枠Bの外方に水平又は略水平に突出位置する枠外配置姿勢にまで揺動操作されたとき、及び、各物干し枠体2内に水平又は略水平に横断する枠内配置姿勢にまで揺動操作されたときに互いに回動方向から当接するストッパー部26、27が形成されている。
嵌合接続部材25の中央接続筒部25Aaのストッパー部26は、両継手部材22の第2接続筒部22Bの端部と重合する状態にまで枠軸芯方向に沿って両側方に突出する厚肉の突条部に形成されている。
両継手部材22の第2接続筒部22Bのストッパー部27も、嵌合接続部材25の中央接続筒部25Aaの両端部と重合する状態にまで枠軸芯方向に沿って両側方に突出する厚肉の突起部に形成されている。
そして、嵌合接続部材25の中央接続筒部25Aaのストッパー部26における回動方向一端面の両ストッパー面(回動規制面)26aと、両継手部材22の第2接続筒部22Bのストッパー部27における回動方向一端面のストッパー面(回動規制面)27aとの回動方向からの当接により、物干し杆20を自重及び洗濯物の荷重に抗して枠外配置姿勢に保持する構成にしてある。
嵌合接続部材25の中央接続筒部25Aaのストッパー部26における回動方向他端面の両ストッパー面(回動規制面)26bと、両継手部材22の第2接続筒部22Bのストッパー部27における回動方向他端面のストッパー面(回動規制面)27bとの回動方向からの当接により、物干し杆20を自重及び洗濯物の荷重に抗して枠内配置姿勢に保持する構成にしてある。
嵌合接続部材25の第1嵌合接続部25Aの両嵌合軸部25Abと両継手部材22の第2接続筒部22Bとの嵌合部における直径方向で相対向する部位には、物干し杆20の姿勢変更範囲(設定揺動範囲)での両嵌合軸部25Abと第2接続筒部22Bとの相対回動を許容する状態で係合する抜止め係合部35が設けられている。
この抜止め係合部35は、両嵌合軸部25Abに形成された円周方向に沿う係合溝35aと、この係合溝35aに係合する状態で第2接続筒部22Bから径方向内方に突出形成された拡径側に弾性変形可能な係合片35bとから構成されている。
各嵌合軸部25Abの係合溝35aは、物干し杆20の姿勢変更範囲に相当する中心角度内での係合片35bの移動を許容する。
第2接続筒部22Bの係合片35bは、第2接続筒部22Bに対して枠軸線方向から嵌合接続される各嵌合軸部25Abの先端部との当接に伴って第2接続筒部22Bの内周面と略同径にまで弾性復元力に抗して拡径し、係合溝35aに対応する位置で係合姿勢に弾性復元力で復帰する。
物干し杆20は、円筒状に成形されたアルミニウム製の物干しパイプ20Aと、当該物干しパイプ20Aの先端部に嵌合固定される合成樹脂製のキャップ20Bとから構成されている。
物干しパイプ20Aには、ピンチPの吊下げ連結体30を取付けるための取付け環28aを備えたピンチ用の取付け体28が外装されている。このピンチ用の取付け体28は、杆軸線周りで回動自在で、且つ、杆軸線方向に摺動自在に構成されている。
そのため、物干し杆20を回動して枠内配置姿勢又は枠外配置姿勢に切替操作したとき、その切替操作に伴って物干し杆20の上下の両面が反転するが、ピンチ用の取付け体28が杆軸線周りで回動自在であるため、物干し杆20からピンチPまでの垂下距離及び向き姿勢を初期設定の最も使い易いに維持することができる。しかも、ピンチPによる洗濯物の吊下げ位置を、洗濯物の形態や物干し数等に応じて使用者が最適と考える位置に自由に変更することができる。
〔その他の実施形態〕
(1)上述の第1実施形態では、各物干し枠体2の第2枠構成体2Bの枠軸芯方向中央部の取付け対象部位に、当該取付け対象部位の枠軸線方向に対して直交(交差)する向き姿勢の1本の物干し杆20を設けたが、各物干し枠体2の第2枠構成体2Bに複数本の物干し杆20を設けてもよい。
この場合、少なくとも1本の物干し杆20の基端部に、物干し枠Bの取付け対象部位に摺接状態で枠内外方向に回動自在に嵌合する嵌合接続部材25を設けるとよい。
また、各物干し枠体2の第2枠構成体2Bには物干し杆20を設けずに、第1枠構成体2Aにのみ1本又は複数本の物干し杆20を設けてもよい。
この場合も上述と同様に、少なくとも1本の物干し杆20の基端部に、物干し枠Bの取付け対象部位に摺接状態で枠内外方向に回動自在に嵌合する嵌合接続部材25を設けるとよい。
(2)上述の第1実施形態では、嵌合接続部材25の第1嵌合接続部25Aを構成するにあたって、中央接続筒部25Aaの両端に一対の筒状の嵌合軸部25Abを同芯状態で一体形成したが、一対の嵌合軸部25Abを中実状に構成してもよい。
(3)上述の第1実施形態では、各物干し枠体2の第2枠構成体2Bを、両継手部材22における物干し枠Bの短辺方向に沿う第2接続筒部22Bと、両第2接続筒部22Bに亘って回動自在に内嵌状態で嵌合接続される嵌合接続部材25の第1嵌合接続部(嵌合接続部)25Aとから構成したが、各物干し枠体2の第2枠構成体2Bを、両継手部材22における物干し枠Bの短辺方向に沿う第2接続筒部22Bと、両第2接続筒部22Bに亘って回動自在に内嵌状態で嵌合接続される円筒状の枠構成部材から構成してもよい。
この場合、物干し杆20の基端部に設けられる円筒状の第1嵌合接続部25Aを、円筒状の枠構成部材の取付け対象部位に対して摺動状態で枠内外方向に回動自在に外嵌保持させるとよい。
(4)上述の第1実施形態では、吊下げフックAを備えた取付け基台3と両物干し枠体2を備えた中央支持部材1とを枢支連結部材6で揺動自在に枢着して、中央支持部材1にして取付け基台3を枢支軸支周りの複数位置で選択的に係合保持可能に構成したが、中央支持部材1の円弧状ガイド部に沿って取付け基台3を摺動移動自在に取付け、中央支持部材1にして取付け基台3を円弧状ガイド部の複数位置で選択的に係合保持可能に構成してもよい。
(5)上述の第1実施形態では、吊下げフックAを備えた取付け基台3と両物干し枠体2を備えた中央支持部材1との間に、吊下げフックAを物干し枠Bの中心部又は略中心部に位置する中央吊下げ位置から横方向の一側方に偏倚した一つ又は複数の横吊下げ位置に変更自在に取付ける吊下げ位置変更手段Cを設けたが、この吊下げ位置変更手段Cは、物干し枠Bの複数個所に設けられる被吊下げ部と吊下げフックAとの間に設けられる吊下げ連結部材(吊下げ連結リンク等)に、吊下げフックAの中央吊下げ位置又は横吊下げ位置への位置変更に伴う連結長さを変更する連結長さ変更手段を組付けて構成してもよい。
要するに、吊下げ位置変更手段Cとしては、吊下げフックAを物干し枠Bの中心部又は略中心部に位置する中央吊下げ位置から横方向の一側方に偏倚した一つ又は複数の横吊下げ位置に変更することのできるものであれば、如何なる構造のものを採用してもよい。
(6)上述の第1実施形態では、吊下げフックAを備えた取付け基台3と両物干し枠体2を備えた中央支持部材1との間に吊下げ位置変更手段Cを設けたが、このような吊下げ位置変更手段Cを備えていない物干し器であってもよい。
(7)上述の第1実施形態では、物干し枠Bを折り畳み可能な二分割構造の両物干し枠体2から構成したが、折り畳み不能な一体構造の両物干し枠体2から構成してもよい。
(8)上述の第1実施形態では、物干し枠Bの平面視における輪郭形状を矩矩環状形に構成したが、長円形や円形等の他の輪郭形状に構成してもよい。
(9)上述の第1実施形態では、吊下げ部材の一例である吊下げフックAとして、逆Uの字状に構成された主フック部17Aと逆L字状の副フック部17Bとを一体形成してなるフック部材17を備えた吊下げフックAを例に挙げて説明したが、逆Uの字状に構成された単一のフック部のみを備えた吊下げフックAに構成してもよい。
さらに、フック部の開口部を開閉する開閉操作体を備えた吊下げフックAであってもよい。
要するに、吊下げ部材としては、物干し枠Bを物干し竿やロープ等に掛止状態で吊下げることのできるものであればよい。
2 物干し枠体
20 物干し杆
22 枠構成部材(継手部材)
22B 接続筒部(第2接続筒部)
25A 嵌合接続部(第2嵌合接続部)
25Ab 嵌合軸部
A 吊下げ部材(吊下げフック)
B 物干し枠
D 姿勢保持手段

Claims (6)

  1. 吊下げ部材を備えた物干し枠の取付け対象部位に、当該取付け対象部位の枠軸線方向に対して交差する向き姿勢の物干し杆が設けられている物干し器であって、
    前記物干し杆の基端部には、前記物干し枠の前記取付け対象部位に摺接状態で枠内外方向に回動自在に嵌合する嵌合接続部が設けられ、前記物干し枠と前記物干し杆との間には、前記物干し杆を前記物干し枠内に位置する枠内配置姿勢と前記物干し枠の外方に突出位置する枠外配置姿勢とに選択的に保持する姿勢保持手段が設けられている物干し器。
  2. 前記物干し枠は、前記物干し杆を各別に備えた一対の物干し枠体の基端部を揺動自在に連結してなり、前記両物干し枠体を水平方向に沿って展開させた展開姿勢と、前記両物干し枠体を互いに対面する状態で前記吊下げ部材側に近接させた折り畳み姿勢とに揺動切替自在に構成されているとともに、前記各物干し枠体の取付け対象部位に前記物干し杆の前記嵌合接続部が摺接状態で枠内外方向に回動自在に嵌合され、前記各物干し枠体と前記物干し杆との間には前記姿勢保持手段が設けられている請求項1記載の物干し器。
  3. 前記嵌合接続部には、前記物干し枠を構成する複数の枠構成部材のうち、前記取付け対象部位において隣接する両枠構成部材の端部に対して枠軸線方向から回動自在に嵌合接続する一対の嵌合軸部が備えられている請求項1又は2記載の物干し器。
  4. 前記嵌合接続部の前記両嵌合軸部と前記両枠構成部材の接続筒部との相対向する部位には、前記物干し杆の姿勢変更範囲での前記両嵌合軸部と前記両枠構成部材の接続筒部との相対回動を許容する状態で係合する抜止め係合部が設けられている請求項3記載の物干し器。
  5. 前記物干し杆には、ピンチ用の取付け体が杆軸線周りで回動自在に外装されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の物干し器。
  6. 前記ピンチ用の取付け体が前記物干し杆の杆軸線方向に摺動自在に構成されている請求項5記載の物干し器。
JP2015200450A 2015-10-08 2015-10-08 物干し器 Active JP6652363B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015200450A JP6652363B2 (ja) 2015-10-08 2015-10-08 物干し器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015200450A JP6652363B2 (ja) 2015-10-08 2015-10-08 物干し器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017070581A true JP2017070581A (ja) 2017-04-13
JP6652363B2 JP6652363B2 (ja) 2020-02-19

Family

ID=58539314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015200450A Active JP6652363B2 (ja) 2015-10-08 2015-10-08 物干し器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6652363B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111912781A (zh) * 2020-07-13 2020-11-10 绍兴市质量技术监督检测院 一种模块化汗渍色牢度烘箱

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60140588U (ja) * 1984-02-29 1985-09-18 ダイヤ産業株式会社 物干器
JPS61137397U (ja) * 1985-02-15 1986-08-26
JPH0135924Y2 (ja) * 1984-12-28 1989-11-01
JPH04130787U (ja) * 1991-05-17 1992-11-30 キンシ化学工業株式会社 折畳み物干具
JPH0631691U (ja) * 1992-10-02 1994-04-26 ソーコー株式会社 拡大可能な小物干し具
JPH1080597A (ja) * 1996-09-11 1998-03-31 Ebisu Kk 物干し具

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60140588U (ja) * 1984-02-29 1985-09-18 ダイヤ産業株式会社 物干器
JPH0135924Y2 (ja) * 1984-12-28 1989-11-01
JPS61137397U (ja) * 1985-02-15 1986-08-26
JPH04130787U (ja) * 1991-05-17 1992-11-30 キンシ化学工業株式会社 折畳み物干具
JPH0631691U (ja) * 1992-10-02 1994-04-26 ソーコー株式会社 拡大可能な小物干し具
JPH1080597A (ja) * 1996-09-11 1998-03-31 Ebisu Kk 物干し具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111912781A (zh) * 2020-07-13 2020-11-10 绍兴市质量技术监督检测院 一种模块化汗渍色牢度烘箱
CN111912781B (zh) * 2020-07-13 2023-08-22 绍兴市质量技术监督检测院 一种模块化汗渍色牢度烘箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP6652363B2 (ja) 2020-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101581784B1 (ko) 반접이식 옷걸이
KR100886671B1 (ko) 빨래 건조대
JP2017070581A (ja) 物干し器
KR200473791Y1 (ko) 접이식 빨래 건조대
KR200463812Y1 (ko) 절첩식 빨래건조대의 보조걸이대
KR200487425Y1 (ko) 다기능 옷걸이
KR200459466Y1 (ko) 빨래 건조대
KR101976072B1 (ko) 접이식 빨래 건조대
JP6616647B2 (ja) 物干し器
KR101197479B1 (ko) 옷걸이
JP2021132810A (ja) ハンガー掛け具
JP5154330B2 (ja) 物干し器
CN205493439U (zh) 衣架
CN218951770U (zh) 晾晒机构、晾衣机
JP3844845B2 (ja) 物干器における本体枠の吊下げワイヤー取付構造
CN212213366U (zh) 晾衣盘
JP2012249888A (ja) 吊掛装置
KR200474383Y1 (ko) 접이식 소형 세탁물 건조대
KR200298658Y1 (ko) 빨래건조대
JP3964960B2 (ja) 折り畳み式物干器
CN213345206U (zh) 晾衣架
JP5236616B2 (ja) 物干し器
KR20100002233U (ko) 세탁물 건조대의 접이식 다리
KR100794171B1 (ko) 접철식 빨래 건조대
JP4303493B2 (ja) 物干し器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190703

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6652363

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250