JP2017070457A - ベッド - Google Patents

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聡司 下畦
Soji Shimoaze
聡司 下畦
河上 日出生
Hideo Kawakami
日出生 河上
洋平 久米
Yohei Kume
洋平 久米
将平 塚田
Shohei Tsukada
将平 塚田
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Abstract

【課題】ベッドの使用者だけでなく使用者以外の者も容易に扱うこと可能な棚を備えるベッドを提供する。
【解決手段】ベッド10は、人が横たわるためのベッドであって、床部20と、床部20を支持する基台30と、床部20の頭側端部の外方に立設される第一壁部40と、床部20の足側端部の外方に立設される第二壁部50と、第一壁部40および第二壁部50の少なくとも一方の外側面41に設けられる棚部60とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベッドに関する。
従来のベッドには、ヘッドボードの内側に棚を有するものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。これにより、ベッドの使用者の身の回りに物を置けるという利便性が確保される。
登録実用新案第3193567号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、使用者以外の者(例えば、看護師や介護者)が棚にアクセスしようとした場合、ヘッドボード越しに棚にアクセスしなければならないので、ベッドの使用者以外の者が棚を扱いにくいという課題がある。
そこで、本発明は、ベッドの使用者だけでなく使用者以外の者も容易に扱うことが可能な棚を備えるベッドを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るベッドの一態様は、人が横たわるためのベッドであって、床部と、前記床部を支持する基台と、前記床部の頭側端部の外方に立設される第一壁部と、前記床部の足側端部の外方に立設される第二壁部と、前記第一壁部および第二壁部の少なくとも一方の外側面に設けられる棚部とを備える。
本発明によれば、ベッドの使用者だけでなく使用者以外の者も容易に棚を扱うことが可能となる。
実施の形態1に係るベッドの模式的な斜視図 実施の形態1に係るベッドの模式的な側面図 実施の形態1に係るベッドの第一壁部および棚部の模式的な説明図 実施の形態1に係るベッドの第一壁部および棚部の模式的な断面図 実施の形態2に係るベッドの第一壁部および棚部の模式的な斜視図 実施の形態2に係るベッドの第一壁部および棚部の模式的な断面図 実施の形態2に係るベッドの棚部の模式的な斜視図 実施の形態2に係るベッドの棚部の模式的な斜視図
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示す。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明する。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化する。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1に係るベッドについて説明する。
図1は、実施の形態1に係るベッド10の模式的な斜視図である。図2は、実施の形態1に係るベッド10の模式的な側面図である。ベッド10は、人が横たわるためのベッドである。図1および図2に示されているように、ベッド10は、床部20と、基台30と、第一壁部40と、第二壁部50と、棚部60とを備える。
床部20は、横たわる使用者を支持する板体である。例えば、床部20は、長方形で適度な厚みを持つマットレス、または、マットレスを支持する板体である。
基台30は、床部20を支持する。基台30は、例えば、床部20を水平状態に保たせる役割を果たす金属フレームである。また、基台30には、電動ベッドのように床部20の形状を適宜変化させる機構、駆動部および制御回路が含まれてもよい。
第一壁部40は、床部20の頭側端部(X軸方向のマイナス側端部)の外方に立設されている。第一壁部40は、床部20より若干大きな幅(Y軸方向の長さ)を持ち、上下方向(Z軸方向)に延びている。なお、第一壁部40は、「ヘッドボード」と呼ばれることもある。第一壁部40は、基台30に固定される。なお、第一壁部40は、基台30から取り外し可能であってもよい。また、第一壁部40は、木、金属、樹脂などあらゆる材料で適宜作製される。例えば、第一壁部40は、上下方向(Z軸方向)に沿って真っ直ぐに延びるのではなく、X軸方向のマイナス側に傾くかたちで立設されてもよい。なお、第一壁部40の幅(Y軸方向の長さ)は、床部20の幅よりも大きくても、小さくてもよい。
第二壁部50は、床部20の足側端部(X軸方向のプラス側端部)の外方に立設されている。第二壁部50は、床部20より若干大きな幅(Y軸方向の長さ)を持ち、上下方向(Z軸方向)に延びている。なお、第二壁部50は、上下方向(Z軸方向)に沿って真っ直ぐに延びるのではなく、X軸方向のプラス側に傾くかたちで立設されていてもよい。
ベッド10では、第二壁部50の高さ(Z軸方向の長さ)は、典型的には第一壁部40の高さよりも低い。なお、第二壁部50の高さ(Z軸方向の長さ)は、第一壁部40の高さと同一でも、第一壁部40の高さよりも高くてもよい。
第二壁部50は、「フットボード」と呼ばれることもある。第二壁部50は、基台30に固定される。なお、第二壁部50は、基台30から取り外し可能でもよい。また、第二壁部50は、木、金属、樹脂などあらゆる材料で適宜作製される。
なお、第二壁部50の幅(Y軸方向の長さ)は、床部20の幅よりも大きくても、小さくてもよい。
棚部60は、第一壁部40および第二壁部50の少なくとも一方の外側面41に設けられる。ベッド10では、棚部60は、第一壁部40の外側面41(X軸方向のマイナス側に面する側面)に設けられる。棚部60は、板状の部材である。棚部60では、載置面61が水平(X−Y平面)に延びている。この載置面61に、物を置くことができる。図示しないが、棚部60は、第一壁部40に加えて第二壁部50にも設けてもよく、第二壁部50のみに設けてもよい。また、棚部60は、木、金属、樹脂などあらゆる材料で適宜作製される。
本実施の形態のベッド10のように、棚部60が第一壁部40の外側面41(X軸方向のマイナス側に面する側面)に設けられる場合、使用者以外の者が容易に棚部60を扱うことが可能になる。
また、棚部60が第一壁部40の上端部81の近傍の外側面41に設けられる場合には、ベッド10の使用者も容易に棚部60を扱うことが可能になる。
例えば、ベッド10を介護用ベッドや病院用ベッドとして用いる場合には、介護者や看護師が棚部60に介護用具や医療用具などを容易に置くことができる点において、ベッド10は優れる。なお、棚部60の取り付け位置(高さ)によっては、ベッド10に横たわる患者(使用者)は第一壁部40越しに棚部60に置かれた介護用具や医療用具にアクセスしなければならなくなる。そのため、棚部60に置かれた介護用具や医療用具に患者が不必要に触れてしまうことを防止する点においても、ベッド10は優れる。
図1および図2に示されているように、第一壁部40の下端部82は、足側端部(X軸方向のプラス側端部)に向けて水平方向に湾曲して突出していてもよい。図2に示されているように、第一壁部40の下端部82が湾曲していることにより、第一壁部40の下端部82の近傍と床面との間に物を配置することを可能とする空間83が生まれる。すなわち、第一壁部40の下端部82が湾曲していることにより、第一壁部40の下端部82の近傍の空間83を有効利用することが可能になる。
また、第一壁部40の下端部82は、サイドレール(図示せず)を支持する側壁部90(サイドレールホルダともいう)と連なっていてもよい。このような構成の場合、ベッド10を側方から見た場合に、構造的な一体性を視覚的に感じさせることが可能になる。例えば、第一壁部40の表面(例えば、後述のカバー91)および側壁部90の表面に木目調の印刷が施されていてもよい。このように木目調の印刷が施されている場合、第一壁部40と側壁部90との視覚的な一体性を強調することで見る人に高級感を与えることが可能になる。
また、ベッド10では、第一壁部40が、第一壁部40の側部(Y軸方向で対向する側部)を覆うカバー91を有する。そして、カバー91は、第一壁部40の本体部92の形状に沿ってカバー91の下端部を足側端部(X軸方向のプラス側端部)に向けて湾曲して突出している。このような構成のカバー91が設けられている場合、第一壁部40の下端部82の近傍に物を配置することを可能とする空間83が生まれる。また、ベッド10を側方から見た場合に、構造的な一体性を視覚的に感じさせることで、見る人に高級感を与えることが可能になる。なお、第一壁部40の本体部92とカバー91とは、同じ材質であっても、異なる材質であってもよい。例えば、第一壁部40が木製で、カバー91が樹脂製であってもよい。
第一壁部40と同様に、第二壁部50についても、第二壁部50の下端部84が、頭側端部(X軸方向のマイナス側端部)に向けて湾曲して突出していてもよい。また、第二壁部50の下端部84は、サイドレール(図示せず)を支持する側壁部90(サイドレールホルダともいう)と連なっていてもよい。さらに、第二壁部50が、第二壁部50の側部(Y軸方向で対向する側部)を覆うカバー93を有していてもよい。そして、カバー93は、第二壁部50の本体部の形状に沿ってカバー93の下端部を頭側端部(X軸方向のマイナス側端部)に向けて湾曲して突出していてもよい。
更に、ベッド10では、棚部60は、第一壁部40の外側面41に沿って上下方向(Z軸方向)の位置を変更可能に外側面41に設けられている。
このように棚部60の上下方向(Z軸方向)の位置を変更することが可能であるので、棚部60に置く物の大きさ、および棚部60を扱う人の身長や体勢に応じて適度な高さに、載置面61の位置が設定され得る。
より詳しくは、ベッド10では、棚部60は、第一壁部40の外側面41からの着脱により上下方向(Z軸方向)の位置を変更可能に外側面41に設けられる。以下、棚部60の位置を着脱によって変更する仕組みの一例を説明する。
図3は、図1における第一壁部40および棚部60の詳細な構造を示す図である。なお、図3では、第一壁部40と棚部60とが分離されている状態を示している。図4は、棚部60を第一壁部40の所望の位置に固定した場合の、凹部48を含む位置におけるY−Z平面の棚部60と第一壁部40の断面図である。
図3に示されているように、棚部60は、第一壁部40の外側面41から取り外すことが可能である。
第一壁部40では、上下方向(Z軸方向)および幅方向(Y軸方向)に延びる背壁42の、上端部81を除く周縁を、側壁44,側壁45、および底壁46がX軸方向のマイナス側に向けて立設されて取り囲んでいる。つまり、背壁42、側壁44,側壁45、および底壁46によって、第一壁部40の外側面41には窪みが形成されている。
図3および図4に示されているように、この窪みの内では、側壁44からは、内側(Y軸方向のマイナス側)に向けて、受け部46a、受け部47c、受け部47eが突出して設けられている。また、側壁45からは、内側(Y軸方向のプラス側)に向けて、受け部47b、受け部47d、受け部47fが突出して設けられている。なお、受け部46aと受け部47bとの対、受け部47cと受け部47dとの対、受け部47eと受け部47fとの対は、それぞれ上下方向(Z軸方向)で同じ位置に配置されている。さらに、受け部46a〜受け部47fのそれぞれには、受け部46a〜受け部47fの上面49から下方(Z軸方向のマイナス側)に凹んだ凹部48が設けられている。
一方、棚部60では、第一壁部40の外側面41と接する基部62の両側に、上下方向(Z軸方向)に貫通する貫通孔63が設けられている。
棚部60を第一壁部40の外側面41に設置する際には、以下の操作を行う。図3に示されているように、上述した第一壁部40の外側面41の窪みの中に、棚部60を基部62から差し込む。そして、同じ高さで対をなしている受け部、例えば、図4に示されているように、受け部47cおよび受け部47dの上面49に棚部60の底部64を当接させつつ、受け部47cおよび受け部47dの凹部48と棚部60の貫通孔63とを連通させた状態にしておく。そして、貫通孔63および凹部48にピン70を挿入することにより、棚部60を第一壁部40の外側面41に固定する。
例えば、図4に示されている状態から棚部60の位置を上げたい場合には、ピン70を外して棚部60を第一壁部40から分離し、上述と同様の要領で、受け部46aおよび受け部47bに棚部60を固定するとよい。
なお、受け部47a〜47fは、側壁44,45からではなく、背壁42からX軸方向のマイナス側に向けて突出していてもよい。例えば、受け部47a〜47fは、背壁42の中央部分からX軸方向のマイナス側に向けて突出していてもよい。
なお、ベッド10では、棚部60の上下方向(Z軸方向)の位置を3カ所変更することが可能であるが、2カ所だけ変更可能でも4カ所以上変更可能でもよい。
図3に示されているように、ベッド10では、第一壁部40および第二壁部50の少なくとも一方の外側面41に電源コンセントが埋設して設けられるとよい。特に、棚部60を設けられた第一壁部40または第二壁部50の外側面41に、電源コンセント80が設けられることが好ましい。例えば、図3に示されているように、第一壁部40に棚部60が設けられる場合には、第一壁部40に電源コンセント80が設けられることが好ましい。こうした構成の場合、棚部60の載置面61に電気機器を置いて使用することが可能になる。
また、第一壁部40に棚部60が設けられる場合には、第一壁部40の上端部81に、電源コンセント80が設けられることが好ましい。この場合、棚部60を上下方向(Z軸方向)のあらゆる位置に設置しても、電源コンセント80を容易に使用することができる。
更に、図3に示されているように、棚部60は、棚部60の周縁部に上方(Z軸方向のプラス側)に向けて立設される凸部65を有することが好ましい。凸部65は、棚部60の周縁部のうちで外側面41と接する部分以外の部分で立設されることが好ましい。つまり、凸部65は、棚部60の周縁部のうちで基部62以外の部分で立設されることが好ましい。このような凸部65を有する場合、棚部60の載置面61の周縁部が凸部65および第一壁部40の背壁42により取り囲まれる。そのため、載置面61に置かれた物の落下を抑制することが可能になる。また、棚部60の基部62の周縁部に凸部65が設けられないことにより、載置面61の有効面積が広がる。
なお、図3に示されている凸部65は周縁部に沿って連続しているが、凸部65は周縁部に沿って断続的に設けられてもよい。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2に係るベッドについて説明する。図5は、実施の形態2に係るベッドの第一壁部100および棚部200の詳細な構造を示す斜視図である。なお、図5では、第一壁部100の下端部の描写を省いている。図6は、実施の形態2に係るベッドにおいて棚部200を第一壁部100の所定の位置に固定した場合の、凹部157を含む位置におけるY−Z平面の棚部200と第一壁部100の断面図である。図7および図8は、実施の形態2に係るベッドの棚部200の詳細な構造を示す斜視図である。より詳しくは、図7は、棚部200の突出部280が突出した状態を示す。図8は、棚部200の突出部280が棚部200内に隠れた状態を示す。なお、実施の形態2のベッドは、実施の形態1のベッド10と比べ、第一壁部100および棚部200の一部の構成が異なっている。
実施の形態2に係るベッドでは、棚部200は、第一壁部100の外側面141に沿ってスライドすることにより上下方向(Z軸方向)の位置を変更可能に外側面141に設けられる。以下、棚部200の上下方向(Z軸方向)の位置を外側面141に沿ってスライドすることによって変更する仕組みの一例を説明する。
図5および図6に示されているように、第一壁部100では、上下方向(Z軸方向)および幅方向(Y軸方向)に延びる背壁142の、上端部181を除く周縁を、側壁144,側壁145、および底壁146がX軸方向のマイナス側に向けて立設されて取り囲んでいる。つまり、背壁142、側壁144,側壁145、および底壁146によって、第一壁部100の外側面141には窪みが形成されている。
この第一壁部100の外側面141の窪みの中に、棚部200が、棚部200の基部262を外側面141に接する形で嵌め込まれている(図5参照)。第一壁部100において、側壁144および側壁145の内面155のそれぞれには、上下方向(Z軸方向)に延びる2本のガイドレール150が設けられる。
これに対応する形で、棚部200において、凸部265の両側方(Y軸方向の両側)のそれぞれの外周面267には、2つのガイドレール受け部270が設けられる(図7を参照)。ガイドレール150とガイドレール受け部270とは互いに係合している。この係合によって、棚部200は、上下方向(Z軸方向)にスライド可能な状態で、第一壁部100に結合されている。また、ガイドレール150とガイドレール受け部270との係合により、棚部200は、載置面261を水平な状態(X−Y平面と平行な状態)に保たせたまま上下移動するように規制されている。
更に、図5に示されているように、側壁144および側壁145の内面155のそれぞれには、2本のガイドレール150の間に、複数個の凹部157が上下方向(Z軸方向)に並んで設けられている。また、側壁144の凹部157および側壁145の凹部157は、上下方向(Z軸方向)で同じ位置に設けられるように並んでいる(図6を参照)。
これと対応する形で、棚部200において、凸部265の両側方(Y軸方向の両側)のそれぞれの外周面267には、2つのガイドレール受け部270の間に突出部280が設けられる(図7を参照)。
図6に示されているように、棚部200の突出部280が、第一壁部100の側壁144および側壁145の凹部157に嵌合されることにより、棚部200の位置が固定される。
また、棚部200の突出部280は、外周面267から突出した状態と外周面267より内側に隠れた状態との間を遷移するように動作する。図7は、棚部200の突出部280が突出した状態を示す。図8は、棚部200の突出部280が棚部200内に隠れた状態を示す。
棚部200には、レバー285が設けられている。図7に示されているように、棚部200では、レバー285が棚部本体290から離れている状態の場合に、突出部280が外周面267から突出する。そして、図8に示されているように、レバー285が棚部本体290に近接している状態の場合に、突出部280が外周面267より内側に隠れる。
棚部200の上下方向(Z軸方向)の位置を変更する際には、レバー285を棚部本体290に近接させた状態にしておき、突出部280を外周面267より内側に隠した状態(図8を参照)で棚部200を上下に移動させる。そして、棚部200を上下方向(Z軸方向)の所望の位置までスライドさせて動かした時に、レバー285を棚部本体290から離れた状態にすることにより、突出部280を突出させ、突出部280を凹部157に嵌合させる(図6および図7を参照)。このようにすると、棚部200を上下方向(Z軸方向)の所望の位置に固定することが可能になる。
上述の実施の形態2によれば、棚部200を第一壁部100から取り外すことなく、レバー285の簡便な操作によって棚部200の上下方向(Z軸方向)の位置を容易に調節できる点において優れている。
なお、ガイドレール150が第一壁部100の背壁142に設けられ、これに対応して、ガイドレール受け部270が棚部200の基部262の外周面267に設けられてもよい。
また、凹部157が第一壁部100の背壁142に設けられ、これに対応して、突出部280が棚部200の基部262から突出するように設けられてもよい。
突出部280を動作させる機構は、レバー285の動作によらず、ボタン、スイッチなどの動作によってもよい。
以上、本発明に係るベッドについて、実施の形態1および実施の形態2に基づいて説明したが、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素および機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
例えば、ベッド10では、車輪(キャスター)が設けられているが、車輪が設けられていなくてもよい。
また、ベッド10では棚部60の幅(Y軸方向の長さ)が第一壁部40の幅と略同一であるが、棚部60の幅は、第一壁部40の幅より大きくても、あるは小さくてもよい。
また、棚部60が第一壁部40に固定される際には、受け部47a〜47fを用いない形態を採用してもよい。例えば、第一壁部40の背壁42に、棚部60の基部62の形状と相補的な形状の凹部を設け、当該凹部に棚部60の基部62を嵌め込むことにより、棚部60が第一壁部40に固定されてもよい。この場合、ピン70が不要となり、必要な部材の数を減らすことができる。
棚部60が第一壁部40の幅方向(Y軸方向)に複数個並んで設けられていてもよい。この場合、複数個の棚部60は、それぞれの上下方向(Z軸方向)における位置が異なるように設けられてもよい。
あるいは、棚部60が、上下方向(Z軸方向)に複数個並んで設けられてもよい。
複数の棚部60が設けられることで、大きさの異なる複数の物(例えば介護用具や医療用具や花瓶など)のそれぞれを適当な位置にある棚部60に置くことが可能になる。
また、上述のように複数個の棚部60が設けられることで、一部の棚部60は上下方向(Z軸方向)に位置を変更可能に設けられ、残余の棚部60は上下方向(Z軸方向)の位置を変更不可能で固定されて設けられてもよい。
棚部60は、基部62を中心に回転し、上下に折りたたむことが可能に設けられてもよい。このように棚部60を折りたためる場合、棚部60が不要な時に棚部60を折りたたむことにより、棚部60が邪魔にならなくて済む。
棚部200のスライドによる上下方向(Z軸方向)の位置の変更は、手動ではなく、リモコン操作による電動で行われてもよい。例えば、側壁144または側壁145に直動モータを内蔵させ、この直動モータに棚部200が連結されることにより、棚部200が電動で上下方向(Z軸方向)にスライドしてもよい。このように棚部200が電動でスライドすることで、棚部200の上下方向(Z軸方向)の位置の変更を容易に行うことが可能になる。
10 ベッド
20 床部
30 基台
40 第一壁部
41 外側面
50 第二壁部
60 棚部
80 電源コンセント
82 下端部
90 側壁部
91 カバー
92 本体部
100 第一壁部
141 外側面
200 棚部

Claims (9)

  1. 人が横たわるためのベッドであって、
    床部と、
    前記床部を支持する基台と、
    前記床部の頭側端部の外方に立設される第一壁部と、
    前記床部の足側端部の外方に立設される第二壁部と、
    前記第一壁部および第二壁部の少なくとも一方の外側面に設けられる棚部とを備えるベッド。
  2. 前記棚部は、前記外側面に沿って上下方向の位置を変更可能に前記外側面に設けられる請求項1に記載のベッド。
  3. 前記棚部は、前記外側面からの着脱により前記上下方向の位置を変更可能に前記外側面に設けられる請求項2に記載のベッド。
  4. 前記棚部は、前記外側面に沿ってスライドすることにより前記上下方向の位置を変更可能に前記外側面に設けられる請求項2に記載のベッド。
  5. 前記第一壁部および前記第二壁部の少なくとも一方の前記外側面に電源コンセントが設けられる請求項1〜4のいずれか1項に記載のベッド。
  6. 前記第一壁部の下端部は、前記足側端部に向けて湾曲して突出している請求項1〜5のいずれか1項に記載のベッド。
  7. 前記第一壁部の前記下端部は、サイドレールを支持する側壁部と連なっている請求項6に記載のベッド。
  8. 前記第一壁部が前記第一壁部の側部を覆うカバーを有し、
    前記カバーは、前記第一壁部の本体部の形状に沿って前記カバーの下端部を前記足側端部に向けて湾曲して突出している請求項6または7に記載のベッド。
  9. 前記棚部は、前記棚部の周縁部に上方に向けて立設される凸部を有する請求項1〜8のいずれか1項に記載のベッド。
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