JP6659276B2 - ボード及び寝台装置 - Google Patents
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Description
特許文献1の寝台装置は、ベッド本体(寝台)と、ベッド本体を構成する両サイドフレームに支持された可動手すり及び転落防止柵とを備えている。ベッド本体は、平面視で矩形状に形成されたフレームの下面にベッド脚が設けられるとともに、フレームの長手方向の両端部にボードが設けられている。
このように構成された寝台装置は、ボードの金具がベッド本体のフレームに設けられた受け具に係合することで、ベッド本体にボードが取付けられる。一方で、ボード本体の金具とベッド本体の受け具との係合を解除することで、ベッド本体からボードが取り外される。
(1)本発明の一態様に係る寝台装置は、縁部に設けられた第一の係合部を有する寝台と;前記第一の係合部に係合する第二の係合部を有するボードと;を備えた寝台装置において;前記第二の係合部は、前記ボードと一体に形成されている。
(9)本発明の一態様に係るボードは、寝台が有する第一の係合部に着脱可能に取付けられるボードであって、前記第一の係合部に係合する第二の係合部と;前記第二の係合部が一体に形成されているボード本体と;を備える。
これらの態様によれば、第二の係合部が一体に形成されたボードの第二の係合部を寝台の第一の係合部に係合させることで、寝台に対してボードが取付けられる。一方で、第一の係合部と第二の係合部との係合を解除することで、寝台からボードが取り外される。
ボードは、第二の係合部が一体に形成した1つの部品である。
この場合、凸部と凹部とが所定の方向に凹凸係合する。
この場合、寝台上に寝る等して寝台装置を使用する使用者の頭又は脚を保護することができる。
この場合、湾曲しているボードの両端部を保持すると、ボードが厚さ方向に変形しにくくなる。
この場合、寝台上に寝る等して寝台装置を使用する使用者とは反対側に向かって凸となるようにボードが湾曲する。したがって、使用者が寝台装置を使用する際に、ボードが支障となりにくくすることができる。
この場合、ボードを曲げるときにフランジ部も曲がるため、ボードを曲がりにくくすることができる。
この場合、第二の係合部が寝台装置の外部から見えにくくなり、寝台装置の外観を向上させることができる。
この場合、凸部と凹部との間にガタつきがある場合でも、凸条部でそのガタつきを抑えることができる。凹部の内面の幅よりも凸条部の幅の方が狭いため、凹部の内面から凸条部が突出する方向に凹部の内面よりも凸条部の方が変形しやすい。凹部と凸条部との間の隙間が狭くその隙間に凸部を挿入しにくい場合でも、凸条部が容易に変形してその隙間に凸部を挿入しやすくすることができる。
この態様によれば、ボードが棒支持部を有するため、寝台に棒支持部を設けることなく、寝台装置の低コスト化を図ることができる。また、寝台装置に医療用具取付棒を固定するのに必要な部品の数を低減させることができる。
この場合、穴部内に医療用具取付棒を挿入するだけで、棒支持部で医療用具取付棒を支持することができる。
寝台11は、長尺でかつ複数並設されることで寝台面14を形成するパネル部材15と、支持架台16を備えている。各パネル部材15は、互いに同等の形状でかつ同等の大きさに形成されている。各パネル部材15は、左右方向に延びる長尺な板状に形成され、各パネル部材15の表裏面は、上下方向を向いている。パネル部材15は、前後方向に複数並設されている。各パネル部材15は、駆動機構13によって寝台11が背上げ又は膝上げ等の変形、例えば起伏をともなう回動させられる前の標準状態において、同一平面上に配置されている。
複数のパネル部材15及び複数のカバー部材17の各上面は、前述の寝台面14を形成している。寝台面14は、前述の標準状態において、上下方向に直交する直交面とされている。
寝台11は、前述の標準状態において、平面視で矩形状に形成されている。寝台11の長手方向の長さは、寝台11の短手方向の長さよりも長い。寝台11の長手方向が、前後方向である。寝台11の短手方向が、左右方向である。寝台面14上には、マットレスMが配置される。
背ボトム18は、寝台面14における背に対応し、脚ボトム19は、寝台面14における腰から足に対応する。膝ボトム20は、寝台面14における腰から膝に対応し、足ボトム21は、寝台面14における膝から足に対応する。背ボトム18の上面及び脚ボトム19(膝ボトム20及び脚ボトム19)の上面はそれぞれ、寝台面14の一部を形成している。
架台本体24は、複数のパネル部材15、及び複数のパネル部材15上の使用者それぞれの荷重を受け止める。架台本体24は、平面視において矩形状をなすメインフレーム27と、メインフレーム27から下方に向けて延びる脚部材28と、を備えている。
図3及び図4に示すように、それぞれの縦部材30前後方向の両端部には、上下方向に延びる係合部材32が連結されている。各係合部材32は、前後方向の外側が凹んでいて、上下方向に直交する断面がU字形に形成されている(図5参照)。各係合部材32の上下方向の端部は、縦部材30よりも上下方向にそれぞれ突出している。係合部材32における縦部材30よりも上方に突出した部分が、凸部32aを有する第一の係合部32bである。
凸部32aは、図4及び図5に示すように、上下方向及び左右方向に延びる凸部本体32cと、凸部本体32cの左右方向の端部から前後方向の外側に突出する一対の挟持部材32dとを有している。一対の挟持部材32dの間には、隙間が形成されている。これら凸部本体32c及び一対の挟持部材32dは、全体としてU字形に形成されている。
第1回動機構25は、背ボトム18を第1回動軸C1周りに回動自在に保持する。第1回動機構25は、背ボトム18を第1回動軸C1周りに起伏回動することで、図6に示すように、背ボトム18の頭側Hを上昇させながら、背ボトム18を水平面に対して傾斜させる。なお、図6には、ボード12の後述する没入部36b、36c、36dは示していない。
第2回動機構26は、脚ボトム19を第2回動軸C2周りに回動自在に保持する。第2回動機構26は、脚ボトム19を第2回動軸C2周りに回動することで、図6に示すように、脚ボトム19において膝ボトム20と足ボトム21との間に位置する部分が上側に向けて突となるように、脚ボトム19を屈曲させる。このとき、膝ボトム20の頭側Hの端部が前後方向に固定された状態で、足ボトム21の脚側Fの端部が架台本体24上を頭側Hに移動する。
ボード本体36において、凹となるように湾曲した第二の主面(主面)36eに、一対の第二の係合部35が形成されている。なお、前述の第一の主面36aは、ボード本体36において凸となるように湾曲した主面である。第一の主面36aは、第二の主面36eとは反対の面である。第一の主面36a及び第二の主面36eは、ボード本体36の厚さ方向に直交するボード本体36の外面である。
ボード本体36は、上下方向の長さよりも左右方向の長さの方が長い。
ボード本体36の第一の主面36aの中央部には、第一の主面36aから凹んだ没入部36b、36c、36dが形成されている。没入部36b、36c、36dは、上方に開口するU字形に形成されている。没入部36cは、没入部36bを囲うように没入部36bの外側に形成されている。没入部36dは、没入部36cを囲うように没入部36cの外側に形成されている。
凹部35aの前後方向の外側の内面には、一対の主凸条部(凸条部)38aが、左右方向に間隔をあけるとともに上下方向に延びるように設けられている。主凸条部38aは、凹部35aの内面から前後方向に突出する。各主凸条部38aの左右方向の幅L2の合計は、凹部35aの内面の幅L1よりも狭い。このため、同じ大きさの前後方向の外力を作用させたときに、凹部35aのこの内面よりも主凸条部38aの前後方向の内側の内面の方が前後方向に変形しやすい。
一対の第二の係合部35の左右方向のピッチは、凸部32aの左右方向のピッチに等しい。
フランジ部37は、ボード本体36の上方の端部にボード本体36の全幅にわたり形成されている。
穴部41bの内面には、複数の主凸条部41eが穴部41bの周方向に間隔をあけるとともに上下方向に延びるように設けられている。
医療用具取付棒B10としては、例えば、図1に示すように、フックB12を支持棒B13で支持したIV(点滴)ポールを用いることができる。このフックB12には、薬液等が充填されたバッグB11が吊り下げられる。
ボード12は、樹脂を射出成形すること等により1つの部品として形成されている。ボード12は、比較的凹凸部が無いように形成されている。
一方で、主凸条部38aと補助凸条部38bとの間の隙間S(図5参照)が狭くその隙間に凸部32aの凸部本体32cを挿入しにくい場合でも、主凸条部38aが容易に変形して隙間Sに凸部32aを挿入しやすくなる。
図4に示すように、凸部32aの上方の端部が第二の係合部35の蓋部39に当接すること等により、凸部32aに対して第二の係合部35の上下方向の位置が位置決めされる。一対の第一の係合部32bの凸部32aに第二の係合部35の凹部35aが係合することで、寝台11にボード12が取付けられる。
図2に示すように、ボード本体36は、上下方向に直交(交差)する断面(水平面に平行な断面)上で、寝台11の前後方向の外側に向かって凸となるように湾曲している。ボード12、すなわちボード本体36は、水平面上で湾曲している。
第二の係合部35は、ボード本体36における寝台11の内側の主面である第二の主面36eに設けられている。一方で、第一の主面36aは、ボード本体36における寝台11の外側の主面となる。ボード12は、寝台11の前後方向のそれぞれの端部に設けられている。このときに、ボード12の第一の主面36aの左右中央における法線が、前後方向にほぼ平行(平行も含む)になる。
棒支持部41の穴部41bに医療用具取付棒B10の支持棒B13の端部を挿入すると、支持棒B13に各主凸条部41eが摺接する。棒支持部41に穴部41bが形成されていることで、穴部41b内に医療用具取付棒B10を挿入するだけで、棒支持部41で医療用具取付棒B10が支持される。穴部41bと支持棒B13との間にガタつきがある場合でも、各主凸条部41eでそのガタつきが抑えられる。
棒支持部41の底面41aに支持棒B13の下方の端部が当接することにより、棒支持部41に対して医療用具取付棒B10の上下方向の位置が位置決めされる。
なお、図示の例では、駆動機構13a、13bは、人の操作を動力源とする手動式の駆動機構となっている。駆動機構13a、13bは、架台本体24から前後方向に沿う脚側Fに向けて突出している。これにより、駆動機構13a、13bによって背ボトム18及び脚ボトム19を回動させるときに、操作性が確保されている。
一方で、駆動機構13a、13bを操作しない状態(寝台11の通常の使用状態である標準状態)では、例えば、駆動機構13a、13bが脚側Fから頭側Hに向けて屈曲されること等により、駆動機構13a、13bの一部が図1に二点鎖線で示す位置Qに配置されて格納され、医療従事者等の邪魔になることが抑えられる。
駆動機構13a、13bとして、電力を動力源とする電動駆動機構を採用することも可能である。
寝台装置10が標準状態であるときに、寝台11の前後方向の各端部の左右一対の第一の係合部32bに、ボード12の一対の第二の係合部35を上下方向に係合させる。本寝台装置10では、一対のボード12が全体として4つの棒支持部41を備えている。
このとき、例えば一対の第一の係合部32bの左右方向のピッチよりも一対の第二の係合部35の左右方向のピッチの方が長い場合には、ボード12のボード本体36の湾曲の曲率半径を小さくして(湾曲の曲げをきつくして)、ボード12の一対の第二の係合部35のピッチを短くする。一方で、一対の第一の係合部32bのピッチよりも一対の第二の係合部35のピッチの方が短い場合には、ボード12のボード本体36の湾曲の曲率半径を大きくして(湾曲の曲げを緩くして)、ボード12の一対の第二の係合部35のピッチを長くする。
ボード本体36が上下方向に直交(交差)する断面上で湾曲しているため、例えばボード本体36の左右方向の端部をそれぞれ把持して湾曲の曲率半径を変えることで一対の第二の係合部35のピッチが容易に調節できる。
ボード12は左右方向に並べた一対の棒支持部41を有するため、左右方向のいずれの側においても、棒支持部41に医療用具取付棒B10を取付けられる。ボード12は寝台11の前後方向のそれぞれの端部に設けられているため、前後方向のいずれの端部においても、棒支持部41に医療用具取付棒B10を取付けられる。
使用者は、寝台11上のマットレスMに、頭側Hに使用者(又は被介護者)の頭が、脚側Fに使用者の脚がくるように寝る。ボード12が寝台11の前後方向のそれぞれの縁部に設けられていることで、ボード12により使用者の頭と脚とが保護される。
ボード12のボード本体36は、寝台11の前後方向の外側に向かって凸となるように湾曲している。したがって、使用者が寝台装置10を使用する際に、ボード本体36が支障となりにくい。
医療用具取付棒B10のフックB12にバッグB11を吊り下げ、使用者に点滴静脈注射等の処置をする。
ボード12を前後方向の外側から押す等して、ボード12に前後方向の外側から内側に向けて外力が作用した場合には、以下のようになる。ボード本体36は前後方向の外側に向かって凸となるように湾曲しているとともに左右方向の両端部が第一の係合部32bにより支持されている。このため、ボード12が平坦な場合に比べて、ボード本体36に曲げモーメントに代えて圧縮力が作用するようになる。一般的に、構造体は曲げモーメントが作用したときよりも圧縮力が作用したときの方が変形しにくいため、ボード本体36が厚さ方向に変形しにくくなり、ボード本体36の厚さ方向の強度が高くなる。
寝台11からボード12を取外すには、寝台11に対してボード12を上方に移動させて第一の係合部32bと第二の係合部35との係合を解除する。第一の係合部32bに第二の係合部35を係合させたりこの係合を解除させたりという1つのアクションで寝台11からボード12が着脱できるため、寝台装置10の据付けや看護業務の効率化を図ることができる。
ボード12の棒支持部41から医療用具取付棒B10を取外すには、棒支持部41に対して医療用具取付棒B10を上方に移動させて穴部41bと支持棒B13の端部との係合を解除する。
ボード12の第二の係合部35を寝台11の第一の係合部32bに係合させることで、寝台11にボード12が取付けられる。一方で、第一の係合部32bと第二の係合部35との係合を解除することで、寝台11からボード12が取り外される。
ボード12は、一対の第二の係合部35及びボード本体36を一体に形成した1つの部品である。したがって、寝台11にボード12を固定するのに必要な部品の数を減らすことができる。
ボード本体36は、ボード本体36の厚さ方向に向かって凸となるように湾曲している。凸となっている向きとは反対向きにボード本体36に外力を作用させたときに、ボード本体36に曲げモーメントに代えて圧縮力が作用するようになる。一般的に、構造体は曲げモーメントが作用したときよりも圧縮力が作用したときの方が変形しにくいため、ボード本体36が厚さ方向に変形しづらくなり、ボード本体36の厚さ方向の強度が高くすることができる。
寝台11にボード12を取付けたときに、ボード本体36は寝台11の前後方向の外側に向かって凸となるように湾曲している。寝台11上に寝る等して寝台装置10を使用する使用者とは反対側に向かって凸となるようにボード本体36が湾曲する。したがって、使用者が寝台装置10を使用する際に、ボード本体36が支障となりにくくすることができる。
湾曲しているボード12の両端部を保持すると、ボード12が厚さ方向である前後方向に変形しにくくなる。
第二の係合部35は、ボード本体36における寝台11の内側となる第二の主面36eに設けられている。このため、第二の係合部35が寝台装置10の外部から見えにくくなり、寝台装置10の外観を向上させることができる。
ボード12が寝台11の前後方向のそれぞれの端部に設けられていることで、ボード12により寝台11の長手方向に沿って寝る使用者の頭と脚とを保護することができる。
これに対して本実施形態の寝台装置10では、ボード12が棒支持部41を有するため、寝台11に棒支持部41を設けることなく、寝台装置10の低コスト化を図ることができる。
ボード12に比較的凹凸部が少ないことで、ボード12を拭いて清掃しやすくなる。
棒支持部41に穴部41bが形成されていることで、穴部41b内に医療用具取付棒B10を挿入するだけで、棒支持部41で医療用具取付棒B10を支持することができる。
例えば、バッグB11内の薬液等が医療用具取付棒B10を伝わって穴部41b内に付着した場合でも、第一の係合部32bからボード12を取外して、ボード12の棒支持部41の穴部41b内を水洗いすることができる。
ボード12は寝台11の前後方向のそれぞれの端部に設けられているため、前後方向のいずれの端部においても、棒支持部41に医療用具取付棒B10を取付けることができる。
なお、医療用具取付棒B10として、薬液等が充填されたバッグB11以外にも、氷のう等を吊り下げることができる。
例えば、前記実施形態では、図11に示すように、寝台装置10の4つの棒支持部41に蚊帳50を取付けてもよい。
蚊帳50は、例えば、前後一対の支持部材51に麻布52を掛けて構成されている。支持部材51は、左右方向に延びる連結棒54と、連結棒54の両端部から下方に延びる支持棒55とを有している。支持棒55の下方の端部が、棒支持部41の穴部41b内に挿入されている。
蚊帳50内では、使用者Pは、蚊等の虫を避けて眠ることができる。
ボード本体36が外力に耐えるのに充分に厚い場合等には、ボード本体36は平坦な板状に形成されていてもよい。ボード本体36にフランジ部37が設けられなくてもよい。
第一の係合部32bの凸部32aと第二の係合部35の凹部35aとの間のガタつきが少ない場合には、凹部35aに主凸条部38aは形成されなくてもよい。
ボード12が、一対の棒支持部41を有するとした。しかし、ボード12が有する棒支持部41の数はこれに限定されず、1つでもよいし3つ以上でもよい。
ボード12は、寝台11の前後方向の一方の端部のみに設けられていてもよい。
また、ボード12が第二の係合部35を備えず、ボード12が寝台11に固定されるように構成してもよい。この場合には、ボード12は、ボード本体36とは別体に形成した棒支持部41を、接着や溶着によりボード本体36に固定する等して構成してもよい。
一対の第一の係合部32bが並べられる方向は、上下方向である係合方向に直交する左右方向であるとした。しかし、一対の第一の係合部32bが並べられる方向は、係合方向に交差する方向であるとしてもよい。
凹部がスリットであり、凸部が凹部に係合する板状の部材であるとしてもよい。
この場合、寝台装置10に、背ボトム18を可動ボトムした背上げ機能を優先して搭載することができる。つまり、本発明は、背ボトム18及び脚ボトム19のうちの少なくとも一方を可動ボトムとした構成を採用することが可能である。本発明は、背ボトム18及び脚ボトム19のうちの少なくとも背ボトム18を可動ボトムとした構成を採用することができる。
背ボトム18と脚ボトム19との間に、腰ボトムが配置されていてもよい。前記腰ボトムとしては、支持架台16に回動不能に固定された構成を採用することが可能である。
11 寝台
12 ボード
32a 凸部
32b 第一の係合部
35 第二の係合部
35a 凹部
36 ボード本体
36a 第一の主面(主面)
36e 第二の主面(主面)
37 フランジ部
38a 主凸条部(凸条部)
41 棒支持部
41a 底面
41b 穴部
B10 医療用具取付棒
Claims (11)
- 縁部に設けられた第一の係合部を有する寝台と;
前記第一の係合部に係合する第二の係合部を有するボードと;
を備え、
前記第二の係合部は、前記ボードのボード本体と一体に形成されており、
前記第二の結合部は、凹部及び凸条部を含み、
前記凸条部は、前記凹部の内面に対向し、
前記凸条部と前記凹部とで前記第一の係合部を挟むことが可能な、
ことを特徴とする寝台装置。 - 前記寝台は、架台本体を含み、
前記第一の係合部は、前記架台本体に設けられ前記架台本体よりも上方に突出した凸部を備え、
前記第一の係合部と前記第二の係合部とが係合したときに、前記凸部は、前記凸条部と前記凹部との間にあること特徴とする請求項1に記載の寝台装置。 - 前記第一の係合部は、頭部近傍又は脚部近傍の前記寝台の縁部に設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の寝台装置。
- 前記ボードは、水平面上で湾曲していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の寝台装置。
- 前記ボードは、前記寝台の外側に向かって凸となるように湾曲していることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の寝台装置。
- 前記ボードは、厚さ方向に突出するフランジ部を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の寝台装置。
- 前記第二の係合部は、前記ボードにおける前記寝台の内側の主面に設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の寝台装置。
- 前記第一の係合部と前記第二の係合部とが係合するときに、前記凸条部は、前記凸部に摺接することを特徴とする請求項2に記載の寝台装置。
- 寝台が有する第一の係合部に着脱可能に取付けられるボードであって、
前記第一の係合部に係合する第二の係合部と;
前記第二の係合部が一体に形成されているボード本体と;
を備え、
前記第二の係合部は、凹部及び凸条部を含み、
前記凸状部は、前記凹部の内面に対向し、
前記第一の係合部に前記第二の係合部が係合したときに前記凸条部と前記凹部とで前記第一の係合部を挟むことが可能な、
ことを特徴とするボード。 - 医療用具取付棒を支持する棒支持部が、前記ボード本体と同一材料で前記ボード本体と一体に形成されていることを特徴とする請求項9に記載のボード。
- 前記棒支持部には、上方に開口するとともに下方に底面を有する穴部が形成されている ことを特徴とする請求項10に記載のボード。
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