JP2017070337A - 送風装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】送風ファンのファンブレードで発生する騒音を抑止することができる送風装置を提供することにある。【解決手段】入口6aと出口6bを有する筒状のハウジング6の内部に送風ファン4を備えている。送風ファン4は、ファンボス4bの周囲に複数のファンブレード4aを配置して構成する。ファンブレード4aのブレード前縁と、ファンブレード4aのブレード後縁のそれぞれに、ファン騒音を軽減する前凹凸縁85と後凹凸縁86を形成する。前凹凸縁85の凹部85aの隣接ピッチP1を、後凹凸縁86の凹部86aの隣接ピッチP2より大きく設定する。【選択図】図9

Description

本発明は、ヘアードライヤー等に搭載される送風装置に関し、とくに、使用時の送風騒音の騒音量を低減できるようにした送風装置に関する。
本発明に関して、ファンボスの外周に複数のファンブレードを設けた送風ファンの構造は特許文献1に公知である。そこでは、ボス部の外周に一体で複数の羽根を設けた軸流ファンが、円筒状のハウジングの内部に設けられている。複数の羽根には、空気を押し出す側の圧力面とその反対側の負圧面を備えている。
特開平9−191924号公報
特許文献1の軸流ファンでは、羽根の後縁が1つの円弧で構成されているため、加圧面側の気流と負圧面側の気流とがほぼ同時に合流することになり、これにより渦流が大きくなって騒音の原因となる。
本発明の目的は、送風ファンのファンブレードで発生する騒音を抑止することができる送風装置を提供することにある。
本発明に係る送風装置は、入口6aと出口6bを有する筒状のハウジング6の内部に送風ファン4を備えている。送風ファン4は、ファンボス4bの周囲に複数のファンブレード4aを配置して構成する。ファンブレード4aのブレード前縁と、ファンブレード4aのブレード後縁のそれぞれに、ファン騒音を軽減する前凹凸縁85と後凹凸縁86を形成する。
また、前凹凸縁85の凹部85aの隣接ピッチP1を、後凹凸縁86の凹部86aの隣接ピッチP2より大きく設定する。
また、前凹凸縁85の凹凸深さj1を、後凹凸縁86の凹凸深さj2より小さく設定する。
また、前凹凸縁85の凹部85aと、後凹凸縁86の凹部86aのそれぞれを、湾曲縁で形成する。前凹凸縁85の凹部85aの湾曲半径k1を、後凹凸縁86の凹部86aの湾曲半径k2より大きく設定する。
また、ファンブレード4aは繊維強化プラスチック材で形成する。
本発明に係る送風装置において、ファンブレード4aのブレード前縁とブレード後縁のそれぞれに、前凹凸縁85と後凹凸縁86が形成してあると、送風ファン4が回転駆動されるときのファン騒音を減少することができる。詳しくは、前凹凸縁85を設けると、ファンブレード4aの加圧面で空気を押出すとき、ブレード前縁に作用する空気の押出し反力を、前凹凸縁85の凹部85aと凸部85bで分散させることができるので、ブレード前縁がブレード厚み方向へ振動し騒音が発生するのを抑止できる。また、気流がブレード前縁の加圧面で押出されるタイミングを、凹部85aと凸部85bでずらして、ブレード前縁の全体が、同時にブレード厚み方向へ振動するのを抑止できる。
同様に、後凹凸縁86を設けると、加圧面側の気流と、負圧面側の気流がブレード後縁で合流するとき、凹部86aでは合流がより早く起こり、凸部86bでは合流が遅く起こるため、両気流の合流が徐々に行われる。その結果、ブレード後縁で発生する後渦流が細分化されて、ブレード後流の速度ロスが小さくなる。従って、ブレード前縁の振動に伴う騒音と、ブレード後流の速度ロスが大きい場合の騒音を同時に抑止して、ファン騒音を低下できる。
前凹凸縁85の凹部85aの隣接ピッチP1を、後凹凸縁86の凹部86aの隣接ピッチP2より大きく設定すると、前凹凸縁85の凸部85bの面積を大きくして、同凸部85bの構造強度を向上できるので、凸部85bがブレード厚み方向へ振動して騒音が発生するのをさらに効果的に抑止できる。
前凹凸縁85の凹凸深さj1を、後凹凸縁86の凹凸深さj2より小さく設定すると、凹凸深さj1が小さい分だけたわみにくくなるので、前凹凸縁85の凸部85bがブレード厚み方向へ振動して騒音が発生するのをさらに効果的に抑止できる。
前凹凸縁85の凹部85aの湾曲半径k1を、後凹凸縁86の凹部86aの湾曲半径k2より大きく設定すると、前凹凸縁85の凸部85bの断面の変化を緩やかなものにして構造強度を向上でき、その分だけ前凹凸縁85の凸部85bがブレード厚み方向へ振動して騒音が発生するのをさらに効果的に抑止できる。
ファンブレード4aを繊維強化プラスチック材で形成すると、ファンブレード4aをプラスチック材のみで形成する場合に比べて、ファンブレード4aの構造強度を向上して振動しにくくして、ファンブレード4aが振動することに基づくファン騒音を低減できる。またハウジング6とファンブレード4aとの隙間が回転速度の変更に伴って大小変化すると騒音の原因となる。本構成では、回転速度が変更されてもファンブレード4aが強化されていることにより、ファンブレード4aの遠心力による変形を抑制することができ、つまり上記隙間が大小変化することを抑制できるため、上記隙間部分の騒音を可及的に抑制することができる。
本発明に係る送風装置を搭載したヘアードライヤーの送風構造部分の縦断側面図である。 ヘアードライヤーの側面図である。 ヘアードライヤーの吸込みグリル側の構成部材を示す分解背面図である。 吸込みグリルの周辺構造を示す一部破断分解側面図である。 吸気体の詳細構造を示す縦断側面図である。 吸込みグリルの装着構造を示す断面図である。 後筒の装着構造を示す一部破断側面図である。 図1におけるA−A線断面図である。 送風ファンの背面図である。 ファンブレードの詳細構造を示す拡大背面図である。 送風構造部分の関係寸法を示す説明図である。
(実施例) 図1ないし図11は、本発明に係る送風装置をヘアードライヤーに適用した実施例を示す。本発明における前後、左右、上下とは、図2に示す交差矢印と、矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。図2においてヘアードライヤーは、中空筒からなる本体ケース1と、本体ケース1に対して軸2を中心にして折畳み可能に連結したグリップ3を備えている。
図1および図2において本体ケース1は、左右の分割ケース1a・1bと、上ケース1cを接合して中空筒状に構成してあり、その後端に後部開口9が設けられ、前端に吹出口13が設けてある。本体ケース1の内部には乾燥風を送給する軸流型の送風ファン4と、同ファン4を回転駆動するモーター5と、これら両者4・5を支持する丸筒状のファンケース(ハウジング)6が配置され、ファンケース6の出口6bに隣接してヒーターユニット7が配置してある。つまり、ファンケース6は、その入口6aと出口6bが、本体ケース1の後部開口9と吹出口13の間に位置する状態で本体ケース1内に配置してある。図1に示すように、ファンケース6の筒壁の下面にはねじボス26が設けてあり、このねじボス26を左側の分割ケース1bにビス27で締結することにより、ファンケース6が本体ケース1に固定してある。左右の分割ケース1a・1bは、図示していないビスで締結固定してある。
本発明における送風装置は、ファンケース6と、ファンケース6に支持されるモーター5と、モーター5の回転軸に固定される送風ファン4とで構成されている。なお、本実施例において、ファンケース6が省かれて本体ケース1がファンケース(ハウジング)6を兼ねていれば本体ケース1をファンケース6として置き換えることができる。送風ファン4は、4個のファンブレード4aとファンボス4bを一体に備えている。ファンケース6の出口6b側には複数の整流翼15が設けてあり、その中央部分にモーターホルダー16が設けてある。モーター5はホルダー16に装着されており、同ホルダー16の後端から突出する出力軸に送風ファン4が固定してある。つまり、モーター5と送風ファン4は、モーターホルダー16と整流翼15を介してファンケース6で支持されている。送風ファン4で加圧されて捻じられた空気流は、整流翼15で直線的な流れに整流されたのち、ヒーターユニット7へ向かって送給案内される。グリップ3の前面には、モーター5を起動し、あるいはヒーターユニット7への給電状態を切換えるスイッチノブ8が設けてある。また、グリップ3の後面には、モーター5の駆動回転数を変更して送風ファン4の風量を大小に切換える風量切換えノブ10が設けてある。図1において、ファンケース6の入口6aと本体ケース1の後部開口9の間に、ファンケース6の入口6aを覆う吸込みグリル11と、筒状の吸気体12が配置してある。また、本体ケース1の吹出口13には、吹出ノズル14が装着してある(図2参照)。
上記のように構成したヘアードライヤーにおいて、送風ファン4が駆動されるときの騒音を大幅に抑止して使用時の全体騒音を減少するために、送風ファン4と後部開口9との間に、吸込みグリル11と吸気体12を記載順に配置している。図3、図4に示すように、吸込みグリル11は、送風ファン4へ向かって膨出する部分球面状(内凹み湾曲状)の通気スクリーン23と、通気スクリーン23の周縁に張出した装着部24を一体に備えている。吸込みグリル11は、アルミニウム板、薄鋼板、ステンレス薄板などを素材とするパンチングメタル状のブランクにプレス加工を施して茶漉し網状に形成してあり、通気スクリーン23には一群の通気穴25が形成してある。この実施例では、通気穴25を通気スクリーン23の内凹み湾曲面の側に限って形成して、通気穴25がフランジ状の装着部24や、内凹み湾曲面と装着部24の境界部分に形成されるのを避けるようにした(図5参照)が、装着部24にも通気穴25が形成してあってもよい。
吸気体12は、それぞれプラスチック成型品からなる前筒45と後筒46で構成されており、後筒46に吸込口29が設けてある。また、吸込口29に臨む前筒45と後筒46の隣接部分には、第1フィルター47を兼ねる整流スクリーン30と、第2フィルター48が配置してある。前筒45は前後が開口する丸筒体からなり、その筒壁の直径はファンケース6へ向かって徐々に大きく設定してあり、入口から送出口(出口)31にわたる筒壁がなだらかに湾曲する拡開筒壁(筒壁)32として構成してある。
前筒45の後筒46との隣接部には、第2フィルター48を受止める枠構造が設けてある。図3に示すように枠構造は、円形の中央受枠49と、同枠49を支持するX字状の支持枠50からなり、中央受枠49および支持枠50は、前筒45の筒端面51と面一に設けてある。吸気体12は、前筒45による整流効果で乱流騒音を減少する機能と、整流スクリーン30および第2フィルター48による、髪や塵埃などがファンケース6内へ吸込まれるのを防止する機能を同時に発揮する。なお、整流スクリーン30は、整流効果を発揮できることが好ましいが、単に毛髪や指の侵入を防止できる防護構造であってもよい。
第2フィルター48は、屈曲自在なシート状の軟質材で形成してある。より詳しくは、細いプラスチック線材を交差させた市販の樹脂メッシュで形成してあり、第1フィルター47に比べて充分に小さな通気穴48aの一群を備えていて、髪の毛や小さな塵埃がファンケース6の内部に入込むのを阻止する。図5に示すように、第2フィルター48は浅い皿状に加熱成形されており、その端面を中央受枠49と支持枠50と筒端面51に熱溶着することで前筒45と一体化してある。吸気体12を本体ケース1の後部開口9に装着した状態では、第2フィルター48の前後面が、プラスチック製の中央受枠49および支持枠50と整流スクリーン30で確りと挟持される。つまり、屈曲自在なシート状の軟質材で形成した第2フィルター48が、同フィルター48より硬質の中央受枠49および支持枠50と整流スクリーン30で確りと挟持されることになる。従って第2フィルター48に、送風ファン4の送風作用による風圧が作用し、あるいは真空掃除機の真空圧が作用するような場合でも、第2フィルター48が大きくたわみ変形し破損するのを防止できる。
図7に示すように後筒46は、2重筒状の筒主部53と、筒主部53の上下に張出されるカバー壁54・55を一体に備えており、筒主部53の内側の壁がベルマウス状の吸込口29になっている。このように、吸込口29をベルマウス状に形成することにより、吸気体12内へ吸込まれる空気の流れをスムースなものとして静音効果を高めることができる。吸込口29と先の拡開筒壁32は滑らかに連続して、両者の断面が緩やかなS字状を呈している。後筒46の前筒45との隣接端に先の整流スクリーン30が一体に形成してある。図3に示すように整流スクリーン30は、同心円状に配置した4重丸状の整流リブ56と、各整流リブ56を支持するX字状の交差リブ57で構成してある。
吸込口29による整流効果を向上しながら静音効果を高めるために、図5に示すように、吸込みグリル11の通気スクリーン23の厚みTを、整流リブ56の通気方向のリブ長さL1より小さく設定している。また、整流効果を確実に発揮できるようにしながら、吸込口29が塞がれて通風抵抗が大きくなるのを防ぐために、整流リブ56のリブ厚みL2を、整流リブ56の通気方向のリブ長さL1より小さく設定している。
次に、吸込みグリル11のファンケース6に対する固定構造と、前筒45とファンケース6の連結構造と、前筒45と後筒46の連結構造と、後筒46の後部開口9に対する装着構造などを説明する。
図5および図6に示すように、吸込みグリル11の装着部24は、通気スクリーン23の周縁の内係合壁60と、内係合壁60に連続してL字状に屈居する外係合壁61で多重筒状に形成してある。また、外係合壁61の周囲4個所には係合爪62が一体に設けてあり、ファンケース6の外周面には、係合爪62を係合するための係合リブ63が周回状に突設してある。外係合壁61をファンケース6の入口6aの周面に外嵌し、さらに係合爪62を係合リブ63に係合することにより、吸込みグリル11をファンケース6に対して分離不能に、しかも相対移動不能に一体化できる。この状態の内係合壁60と外係合壁61はファンケース6の筒壁を内外に挟持しているので、吸込みグリル11をファンケース6に対して径方向へ移動できない状態で固定できるうえ、ケース周面に密着する外係合壁61でファンケース6の構造強度を増強して、モーター5の振動を受けたファンケース6が振動騒音を発生するのを抑止できる。図6に示すように、係合爪62は、外係合壁61をファンケース6に装着したのち、爪先端を折曲げて係合リブ63に係合する。
図4に示すように、前筒45のファンケース6との隣接部の周面には、四角形状の4個の連結爪64が前向きに突設されて、各連結爪64の壁面に四角形の連結穴65が形成してある。また、ファンケース6の周面の4個所には、連結穴65と係合する連結突起66が形成してある。吸込みグリル11の装着部24をファンケース6に装着したのち、前筒45の連結爪64をファンケース6の周面にあてがい、その連結穴65を連結突起66に圧嵌係合することにより、前筒45をファンケース6に固定できる。この装着状態において、前筒45の送出口31の筒端面がファンケース6と協同して、吸込みグリル11の装着部24を挟持固定するので、吸込みグリル11をさらに強硬に固定できる。以上の説明から理解できるように、吸込みグリル11と前筒45は、ファンケース6に対して分離不能に固定してある。
図5に示すように、前筒45と後筒46の隣接部分には押えリング68が設けてある。押えリング68は、第2フィルター48の周縁を覆う筒壁69と、後筒46の吸込口29の前端を受止める連結座70を一体に備えている。押えリング68を前筒45に対して仮固定するために、筒壁69の4か所に係合穴71を形成し、係合穴71に対応するリブ72を前筒45の周面に設けている。押えリング68を前筒45に外嵌装着して、リブ72を係合穴71に落込み係合することにより、押えリング68を前筒45に仮固定できる。この状態で、後筒46を本体ケース1の後部開口9に装着することにより、押えリング68が後筒46で前筒45に向かって押付け固定される。そのため、ヘアードライヤーの使用時に、押えリング68が前後方向や径方向へ遊動するのを防止して確りと固定できる。また、前筒45に固定した第2フィルター48を押えリング68で強固に固定して、第2フィルター48が前筒45から分離するのを確実に防止できる。
押えリング68を後筒46で押付け固定した状態では、前筒45の筒端面51と、同筒端面51と対向する後筒46の筒端の間に隙間Eが確保される。この隙間Eは、第2フィルター48の厚みに比べて充分に大きいので、押えリング68が筒端面51に押付け固定された状態であっても、第2フィルター48の周縁が後筒46の筒端で押圧されるのを避けて、第2フィルター48の周縁にストレスが掛かるのを解消できる。従って、吸込口29を介して目視できる第2フィルター48の周縁部分が早期に破損するのを防止できる。
図7に示すように、後筒46を後部開口9に着脱可能に装着するために、後筒46の筒主部53および上下のカバー壁54・55に、三者53〜55の周縁に沿って位置決めリブ74が形成してある。また、上側のカバー壁54の上端の左右中央には掛止爪75が、下側のカバー壁55の下端の左右中央には締結片76がそれぞれ形成してある。さらに筒主部53の上下中央に左右一対の係合爪77が形成してある。後部開口9の側では、その周縁に沿って位置決めリブ74に対応する位置決め溝78が形成され、上ケース1cの左右中央に掛止爪75を係合するための掛止溝79が形成され、左側の分割ケース1bの下端にビス座80が形成してある。さらに、係合爪77に対応する係合段部81が左右の分割ケース1a・1bの上下中央に形成してある。
掛止爪75を掛止溝79に掛止し、さらに各位置決めリブ74を位置決め溝78に係合しながら、図8に示すように係合爪77を係合段部81に圧嵌係合することにより、後筒46を後部開口9に装着して本体ケース1の後面を塞ぐことができる。この状態では、締結片76が後部開口9の内面に入込んでビス座80と上下に正対しているので、ビス座80に挿通したビス(皿ビス)82を締結片76にねじ込むことにより、後筒46を本体ケース1に固定できる。必要に応じてビス82を緩めて後筒46を後部開口9から取外すことにより、後筒46と押えリング68を水洗い洗浄でき、第2フィルター48に付着している塵埃等を除去できる。上記のように、吸気体12を本体ケース1に装着した状態では、その大半の部分が後部開口9より後側に突出しており、後部開口9は後筒46で塞がれている。また、吸込みグリル11の装着部24は、吸気体12の筒前端より前方に位置している。
送風ファン4のファンブレード4aによって発生する渦や剥離、あるいはファンブレード4aの振動によるブレード騒音を抑止するために、ファンブレード4aを次のように構成した。図9および図10に示すように、ファンブレード4aの回転方向下手側のブレード前縁に前凹凸縁85を設け、ファンブレード4aの回転方向上手側のブレード後縁に後凹凸縁86を形成した。図9の矢印は、送風ファン4の回転方向である。前凹凸縁85は緩やかに湾曲する凹部85aと凸部85bで形成し、後凹凸縁86は前凹凸縁85より凹凸の個数が多い凹部86aと凸部86bで形成した。また、送風ファン4の全体を繊維強化プラスチック材で形成して、ファンブレード4aの構造強度を向上して振動しにくくした。強化繊維としては、ガラス繊維、カーボン繊維、ボロン繊維、ケブラー繊維などを適用できる。
このように、前凹凸縁85が複数の凹部85aと凸部85bで波形に形成してあると、ファンブレード4aの加圧面(整流翼15と正対する側)で空気を押出すとき、ブレード前縁に作用する空気の押出し反力を分散させて、ブレード前縁がブレード厚み方向へ振動し騒音が発生するのを抑止できる。また、気流がブレード前縁の加圧面で押出されるタイミングに、凹部85aと凸部85bでずれが生じるので、ブレード前縁の全体が、同時にブレード厚み方向へ振動するのを抑止できる効果もある。
同様に、後凹凸縁86が複数の凹部86aと凸部86bで形成してあると、加圧面側の気流と、負圧面(吸込みグリル11と正対する側)側の気流がブレード後縁で合流するとき、凹部86aでは合流がより早く起こり、凸部86bでは合流が遅く起こるため、両気流の合流が徐々に行われる。その結果、ブレード後縁で発生する後渦流が細分化されて、ブレード後流の速度ロスが小さくなる。従って、ブレード前縁の振動に伴う騒音と、ブレード後流の速度ロスが大きい場合の騒音を同時に抑止して、ファン騒音を低下できる。
前凹凸縁85による振動規制効果と、後凹凸縁86による後渦流の細分効果をより確実なものとするために、前凹凸縁85と後凹凸縁86の関係寸法を以下のように設定した。図10に示すように、前凹凸縁85の凹部85aの隣接ピッチP1を、後凹凸縁86の凹部86aの隣接ピッチP2より大きく設定した。また、前凹凸縁85の凹凸深さj1を、後凹凸縁86の凹凸深さj2より小さく設定した。さらに、前凹凸縁85の凹部85aの湾曲半径k1を、後凹凸縁86の凹部86aの湾曲半径k2より大きく設定した。その結果、前凹凸縁85における凸部85bの数は2個となり、後凹凸縁86における凸部86bの数は3個となる。つまり、前凹凸縁85の凸部85bの数に比べて後凹凸縁86の凸部86bの数が多く設定されることになる。
前凹凸縁85の凹部85aの隣接ピッチP1を、後凹凸縁86の凹部86aの隣接ピッチP2より大きく設定すると、前凹凸縁85の凸部85bの面積を大きくして、同凸部85bの構造強度を向上できる。これに伴い、凸部85bがブレード厚み方向へ振動して騒音が発生するのをさらに効果的に抑止できる。
前凹凸縁85の凹凸深さj1を、後凹凸縁86の凹凸深さj2より小さく設定すると、凹凸深さj1が小さい分だけたわみにくくなるので、前凹凸縁85の凸部85bがブレード厚み方向へ振動して騒音が発生するのをさらに効果的に抑止できる。また、前凹凸縁85の凹部85aの湾曲半径k1を、後凹凸縁86の凹部86aの湾曲半径k2より大きく設定するのを同様の理由からである。
上記のように、ファンブレード4aに前凹凸縁85と後凹凸縁86を形成した送風ファン4の送風騒音を測定して、従来構造の送風ファンの送風騒音と比較することにより、送風騒音をどの程度低減できたかを確認した。詳しくは、本体ケースの後端に外突湾曲状の吸い込みグリルが装着してある測定用のヘアードライヤーを用意し、前凹凸縁85や後凹凸縁86が形成されていない従来の送風ファンを組込んで送風騒音を測定し、さらに本発明に係る送風ファン4を換装して送風騒音を測定して、両者の送風騒音と比較した。送風騒音を測定するについては、本体ケース1の後端から1m離れた位置に騒音計のマイクロフォンを配置し、両者の回転数を同じにして騒音レベルを計測した。その結果、従来構造の送風ファンを組み込んだヘアードライヤーに比べて本発明に係る送風ファン4を組込んだヘアードライヤーの方が送風騒音を低減できることが確認できた。
先に説明したように、本体ケース1は左右の分割ケース1a・1bと、上ケース1cを接合して中空筒状に構成してあり、図1に示すように、上ケース1cとファンケース6の間、および左右の分割ケース1a・1bの下部とファンケース6の間には、大きな隙間が形成してある。これらの隙間を利用して、下側の隙間に電源−制御基板(制御基板)90を配置し、上側の隙間に温度制御基板(制御基板)91を配置している。また、温度制御基板91にモード切換えスイッチ92を実装して、このスイッチ92を上ケース1cの上面に設けた押ボタン93で切換え操作できるようにしている。図2に示すように、ヒーターユニット7の上側には、イオン発生用の放電電極94が設けてある。上記のように、本体ケース1とファンケース6の間の隙間空間に、制御基板90・91を配置しておくことにより、フアンケース6の外の送風騒音が、本体ケースの外へ放散されるのを制御基板90・91で遮蔽して、静音性を向上することができる。
スイッチノブ8をオン操作すると、商用の交流電流を電源−制御基板90に供給して、モーター5、ヒーターユニット7、放電電極94などを作動させるための電流を調整する。また、風量切換えノブ10のオン・オフ信号によって、電源−制御基板90がモーター5の駆動回転数を大小に切換える。押ボタン93を操作してモード切換えスイッチ92をオン操作すると、ヒーターユニット7の発熱量が最大になって、100度Cの温風を吹出口13から送出できる。以下、押ボタン93をオン操作するごとに80度C、60度Cの温風を吹出口13から送出でき、再び押ボタン93をオン操作すると、ヒーターユニット7への通電が遮断されて、常温の乾燥風が吹出口13から送出される。以後、同じ温度制御を繰り返し行う。
以上のように構成したヘアードライヤーによれば、使用時に送風ファン4で吸込口29から吸込まれた空気流は、整流スクリーン30および第2フィルター48と拡開筒壁32を通過する間に整流されて、吸込みグリル11へ向かって流動する。このとき、拡開筒壁32を通過した空気流は、通気スクリーン23によって再び整流されながら送風ファン4に吸込まれるが、吸込まれる空気流の殆どは、ファンブレード4aの回転領域と前後に正対する通気スクリーン23の周辺部分から吸い込まれる。これは、ファンブレード4aの回転領域に臨む部分ほど負圧が大きく、ファンボス4bと前後に正対する部分の負圧は小さいからである。
しかし、通気スクリーン23の湾曲頂部40とファンボス4bの隣接距離は他のスクリーン部位に比べて充分に小さい。そのため、湾曲頂部40の近傍に達した空気流が、湾曲頂部40とファンボス4bの間に滞留する余地はなく、従って空気流の滞留に伴う渦流の発生を防止して乱流騒音の発生を大幅に低下できる。また、台形状のファンボス4bの斜辺部付近には、ファンブレード4aの回転領域に向かって放射方向へ引きずり込まれる空気の流れ(輻射気流)が形成される。この輻射気流によって、湾曲頂部40とファンボス4bの間の空気がファンブレード4aの回転領域へ円滑に送り込まれることも、ファンボス4bと湾曲頂部40の間に空気流が滞留し、渦流が発生するのを解消することに役立っている。このように、吸込みグリル11は、空気流の滞留に伴って乱流騒音が発生するのを低減するために設けてある。
上記の騒音低減構造に加えて、乱流騒音をさらに効果的に減少するために、実施例に係るヘアードライヤーにおいては、送風ファン4と吸込みグリル11と吸気体12の関係寸法等を以下のように設定した。
図11に示すように、吸込みグリル11の通気スクリーン23の湾曲頂部40と送風ファン4のファンボス4bの対向間隔をaとし、吸込みグリル11の装着部24から通気スクリーン23の湾曲頂部40までの前後距離をbとするとき、対向間隔aと前後距離bが不等式(a<b)を満足するように、吸込みグリル11を配置した。
上記のように前後距離bを対向間隔aより大きく設定すると、通気スクリーン23とファンボス4bの間に、乱流騒音を生じやすい滞留空間が形成されるのを解消しながら、内凹み状の通気スクリーン23の湾曲度合いを大きくすることができる。また、通気スクリーン23の湾曲度合いが大きくなるほど、空気流の流速が大きな領域に臨む通気スクリーン23の周辺部分の面積が増加するので、通気スクリーン23の中央における空気流の通過量を減少できる。従って、通気スクリーン23とファンボス4bの間の空間に空気流が滞留し、渦流が発生するのを防止して乱流騒音が発生するのを確実に防止できる。こうした理由から、不等式(a<b)を満足するように吸込みグリル11を配置している。
因みに、通気スクリーン23の湾曲半径が大きいと湾曲度合いが小さくなり、空気流の流速が大きな領域に臨む通気スクリーン23の周辺部分の面積が小さくなるので、通気スクリーン23の中央における空気流の通過量が増加してしまう。上記の実施例では、前後距離bを対向間隔aの約5倍強として、空気流の流速が大きな領域に臨む通気スクリーン23の周辺部分の面積が、充分に大きくなるようにした。
吸込みグリル11の装着部24から通気スクリーン23の湾曲頂部40までの前後距離をbとし、吸気体12の吸込口29の開口面から吸込みグリル11の通気スクリーン23の通気穴25までの前後距離をeとするとき、前後距離bと前後距離eが不等式(b<e)を満足するように、吸込みグリル11を配置した。
上記のように、前後距離eを前後距離bより大きく設定すると、吸込口29から吸込まれて通気スクリーン23に達する空気流を、前筒45および吸込口29と整流スクリーン30で整流して、前筒45の内部における乱流の発生を抑止できる。また、送風ファン4の回転騒音やファンブレード4aのブレード騒音を、拡開筒壁32で減衰することができる。従って、通気スクリーン23による乱流騒音の抑止効果に加えて、前筒46による騒音減衰効果によっても、ヘアードライヤーの全体騒音をできる。
吸気体12の吸込口29の開口面から、吸込みグリル11の装着部24までの前後距離をdとし、吸込みグリル11の装着部24と送風ファン4のファンブレード4aの対向間隔をcとするとき、前後距離dと対向間隔cが不等式(c<d)を満足するように、吸込みグリル11を配置した。図11において、符号fは後筒46の吸込口29の後端から吸込みグリル11の装着部24までの前後寸法を示している。
上記のように、前後距離dを対向間隔cより大きく設定すると、吸込口29から吸込まれてファンブレード4aのブレード縁に達する空気流を、整流スクリーン30と前筒45と通気スクリーン23の3者で整流して、吸気体12の内部、および通気スクリーン23に臨むファンケース6の内部における乱流の発生を抑止できる。また、送風ファン4の回転騒音やファンブレード4aのブレード騒音を、通気スクリーン23と吸気体12で減衰することができる。従って、通気スクリーン23による乱流騒音の抑止効果と騒音減衰効果に加えて、吸気体12による騒音減衰効果によっても、ヘアードライヤーの全体騒音を低減できる。
吸気体12の吸込口29の開口面積をCとし、送出口31の開口面積をDとするとき、開口面積Cと開口面積Dが不等式(C<D)を満足するように設定した。このように、送出口31の開口面積Dが開口面積Cより大きく設定してあると、通気スクリーン23を通過した送風ファン4の回転騒音やファンブレード4aのブレード騒音が、吸込口29の側へ漏出ようとするのを、開口面積が小さな吸込口29で封じ込めて、吸込口29から放出される騒音量を減少し、ヘアードライヤーの全体騒音をさらに小さくできる。また、送出口31から通気スクリーン23へ流入する直前の空気流の流速を低下させて、通気スクリ
ーン23の通気穴25を通過した後の通過空気流の近傍で渦流が発生するのを抑止し、その分だけヘアードライヤーの全体騒音を小さくできる。
上記の実施例では、吸気体12の後筒46を本体ケース1に着脱自在に装着したが、その必要はなく、吸気体12は本体ケース1に対して単に固定した状態で装着してあってもよい。吸込みグリル11は金属板で形成する必要はなく、プラスチック成形品で形成することができる。その場合には、係合爪62をフック状に成形しておき、係合リブ63に対して係合爪62を弾性変形させながら係合するとよい。通気スクリーン23は、ひとつの湾曲面からなる内凹み湾曲形状である必要はなく、複数の湾曲面を多段状に重ねた湾曲面で形成することができる。必要があれば、通気スクリーン23の断面が波形に折り曲げられた湾曲面であってもよい。第2フィルター48は中央受枠49および支持枠50と筒端面51に熱溶着する必要はなく、接着剤で接着固定してもよい。
本発明は、ヘアードライヤー以外に、カールドライヤーやサーキュレーター等にも広く適用できる。
1 本体ケース
4 送風ファン
5 モーター
6 ファンケース(ハウジング)
9 後部開口
11 吸込みグリル
12 吸気体
23 11の通気スクリーン
24 11の装着部
25 23の通気穴
29 吸込口
30 整流スクリーン
45 前筒
46 後筒
48 第2フィルター
53 主筒部
54・55 カバー壁
60 内係合壁
61 外係合壁
68 押えリング
85 前凹凸縁
86 後凹凸縁

Claims (5)

  1. 入口(6a)と出口(6b)を有する筒状のハウジング(6)の内部に送風ファン(4)を備えた送風装置であって、
    送風ファン(4)が、ファンボス(4b)の周囲に複数のファンブレード(4a)を配置して構成されており、
    ファンブレード(4a)のブレード前縁とブレード後縁のそれぞれに、前凹凸縁(85)と後凹凸縁(86)が形成してあることを特徴とする送風装置。
  2. 前凹凸縁(85)の凹部(85a)の隣接ピッチ(P1)が、後凹凸縁(86)の凹部(86a)の隣接ピッチ(P2)より大きく設定してあることを特徴とする請求項1記載の送風装置。
  3. 前凹凸縁(85)の凹凸深さ(j1)が、後凹凸縁(86)の凹凸深さ(j2)より小さく設定してあることを特徴とする請求項1または2に記載の送風装置。
  4. 前凹凸縁(85)の凹部(85a)と、後凹凸縁(86)の凹部(86a)のそれぞれが、湾曲縁で形成されており、
    前凹凸縁(85)の凹部(85a)の湾曲半径(k1)が、後凹凸縁(86)の凹部(86a)の湾曲半径(k2)より大きく設定してある請求項1から3のいずれかひとつに記載の送風装置。
  5. ファンブレード(4a)が繊維強化プラスチック材で形成してある請求項1から4のいずれかひとつに記載の送風装置。
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