JP2017068991A - 操作端末器 - Google Patents

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知明 佐々木
安弘 住野
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安弘 住野
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Taku Haraguchi
卓 原口
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Abstract

【課題】表面形状にばらつきが生じにくい操作端末器を提供する。【解決手段】操作端末器2は、ケース20と、スイッチと、回路ブロックと、操作部21と、固定枠270と、を備えている。スイッチは、ケース20に収納されている。回路ブロックは、ケース20に収納されており、スイッチのオンオフに応じた操作信号を、信号線を介して親機に送信する。操作部21は、ケース20の前方に設けられており、押し操作によりスイッチのオンオフを切り替える。固定枠270は、操作部21を保持し、操作部21と共にケース20の前面を覆うように、ケース20に取り付けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、操作端末器に関する。
従来、負荷を遠隔制御する遠隔監視制御システム用の操作端末器(操作スイッチ)が提供されている(例えば特許文献1参照)。遠隔監視制御システムは、操作端末器の操作によりアドレス信号、制御信号等を制御端末器(端末器)に送り、制御端末器側に設けられた負荷を遠隔制御する。
特許文献1に記載の操作端末器は、スイッチ本体を収容する本体ケースを有している。本体ケースの前面(表面)側には操作部(スイッチ操作部)が形成される。本体ケースは、取付枠(ケースサポート)に保持される。取付枠は、壁に形成される取付溝内に固定される。本体ケースを保持した取付枠が壁に取り付けられた状態で、取付枠の前面には化粧カバープレートが重ね合わせて固定される。
特開平3−252017号公報
特許文献1記載の操作端末器では、取付枠の施工状態によって、取付枠や本体ケースに反りが生じて、本体ケースの前面と化粧カバープレートの前面との相対的な位置関係にばらつきを生じることがある。すなわち、上述したような構成の操作端末器では、本体ケースの前面に形成された操作部と、操作部を囲むように配置された化粧カバープレートとで、壁表面からの突出量にばらつきが生じ、結果的に、操作端末器の表面形状にばらつきを生じる可能性がある。
本発明は上記事由に鑑みてなされており、表面形状にばらつきが生じにくい操作端末器を提供することを目的とする。
本発明の操作端末器は、ケースと、前記ケースに収納されたスイッチと、前記ケースに収納されており、前記スイッチのオンオフに応じた操作信号を、信号線を介して親機に送信する回路ブロックと、前記ケースの前方に設けられており、押し操作により前記スイッチのオンオフを切り替える操作部と、前記操作部を保持し、前記操作部と共に前記ケースの前面を覆うように、前記ケースに取り付けられる固定枠と、を備える。
本発明は、表面形状にばらつきが生じにくい、という利点がある。
実施形態1に係る操作端末器の構成を示す斜視図である。 実施形態1に係る操作端末器の構成を示す正面図である。 実施形態1に係る操作端末器の構成を示し、斜め前方から見た分解斜視図である。 実施形態1に係る操作端末器の構成を示し、斜め後方から見た分解斜視図である。 図5Aは実施形態1に係るパネルユニットの構成を示す斜視図、図5Bは実施形態1に係るパネルユニットの構成を示す切断部端面図である。 実施形態1に係るパネルユニットの要部を示し、蓋部の開閉動作を説明するための斜視図である。 実施形態1に係る操作端末器を用いた監視制御システムの概略構成を示すブロック図である。 図8Aは実施形態2に係るパネルユニットの構成を示す斜視図、図8Bは実施形態2に係るパネルユニットの構成を示す切断部端面図である。
以下の実施形態は、操作端末器に関し、とくにスイッチのオンオフに応じた操作信号を信号線を介して親機に送信する操作端末器に関する。
(実施形態1)
(1)概要
本実施形態の操作端末器2は、図1〜図6に示すように、ケース20と、スイッチ22と、回路ブロック23と、操作部21と、固定枠270と、を備えている。
スイッチ22は、ケース20に収納されている。回路ブロック23は、ケース20に収納されており、スイッチ22のオンオフに応じた操作信号を、信号線7(図7参照)を介して伝送ユニット(親機)1(図7参照)に送信する。操作部21は、ケース20の前方に設けられており、押し操作によりスイッチ22のオンオフを切り替える。固定枠270は、操作部21を保持し、操作部21と共にケース20の前面を覆うように、ケース20に取り付けられる。
本実施形態では、スイッチ22及び操作部21は、一対一に対応して複数ずつ設けられている。つまり、スイッチ22は、複数(本実施形態では8つ)設けられており、操作部21も同様に、複数(本実施形態では8つ)設けられている。以下では、複数のスイッチ22を区別する場合、複数のスイッチ22の各々を「スイッチ221」〜「スイッチ228」という。また、複数の操作部21を区別する場合、複数の操作部21の各々を「操作部211」〜「操作部218」という。複数の操作部211〜218は、複数のスイッチ221〜228に一対一に対応して設けられている。さらにまた、本実施形態では、複数の操作部211〜218の集合を「操作ブロック210」ともいう。操作ブロック210は、固定枠270と共に「パネルユニット9」を構成する。
(2)詳細
以下に説明する構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は、下記実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、本実施形態では、パネルユニット9の前面に直交する方向を前後方向とし、かつパネルユニット9の前面が前方を向いていることとして説明するが、この方向は操作端末器2の使用形態を限定する趣旨ではない。つまり、パネルユニット9の前面が前方を向いていることは必須ではなく、操作端末器2は、例えば天井などに取り付けられ、パネルユニット9の前面が下方を向いた状態で使用されてもよい。
(2.1)監視制御システム
本実施形態の操作端末器2が用いられる監視制御システム10について説明する。
監視制御システム10は、図7に示すように、親機としての伝送ユニット1と、子機としての複数(本実施形態では2つ)の操作端末器2とを備える。また、本実施形態の監視制御システム10は、複数(本実施形態では2つ)の制御端末器3をさらに備える。これらの伝送ユニット1、操作端末器2及び制御端末器3は、2線式(図では1線で表す)の信号線7により互いに電気的に接続されている。
各制御端末器3には、図7に示すように、複数(本実施形態では4つ)のリレー4が接続線8により電気的に接続されている。また、各リレー4は、対応する照明器具5と電源との間に電気的に接続されている。そして、各リレー4は、制御端末器3からの出力に従って、対応する照明器具5への給電経路を形成する状態と、対応する照明器具5への給電経路を遮断する状態とが切り替わる。つまり、制御端末器3は、リレー4を制御することによって、リレー4に電気的に接続された負荷(本実施形態では照明器具5)の通電状態を制御する。なお、図7では、左側の制御端末器3に電気的に接続されるリレー4及び照明器具5の図示を省略している。
各操作端末器2及び各制御端末器3には、固有のアドレスが設定される。伝送ユニット1は、これらのアドレスを用いて操作端末器2及び制御端末器3を個別に認識する。ここで、1つの操作端末器2に複数のスイッチ22が備わっている場合には、複数のスイッチ22の各々に固有のアドレスが設定される。同様に、1つの制御端末器3に複数のリレー4が接続されている場合には、複数のリレー4の各々に固有のアドレスが設定される。
監視制御システム10では、例えば双極性(±24V)の時分割多重信号からなる伝送信号によりデータの送受信が行われる。伝送ユニット1は、サイクリックに変更されるアドレスデータを含む伝送信号を信号線7に対して定期的に送出する。一方、操作端末器2及び制御端末器3は、伝送信号に含まれるアドレスデータが自己のアドレスに一致すると、伝送信号に含まれる制御データを取り込む。そして、操作端末器2及び制御端末器3は、伝送信号の信号返送期間において監視データを電流モード信号として返送する。
例えば、操作端末器2は、自己が備えるスイッチ221〜228の操作状態を監視データとして伝送ユニット1に返送する。制御端末器3は、対応する照明器具5の制御状態(リレー4のオンオフ)を監視データとして伝送ユニット1に返送する。なお、電流モード信号とは、信号線7の線間を開放した状態と、線間に低インピーダンスの素子を接続した状態との切り替えによって生じる電流変化で表される信号である。
上記構成の監視制御システム10によれば、操作端末器2においてスイッチ22が操作されると、操作端末器2から親機(伝送ユニット1)へは、信号線7を介して操作信号が送信されることになる。ここでいう操作信号は、スイッチ22のオンオフに応じて操作端末器2で発生する信号であって、操作端末器2から伝送ユニット1へ送信される電流モード信号である。
操作端末器2からの操作信号を受信した伝送ユニット1は、操作されたスイッチ22にアドレスが対応するリレー4を制御するための制御信号を、信号線7を介して制御端末器3へ送信する。ここでいう制御信号は、リレー4をオンオフするための信号であって、伝送ユニット1から制御端末器3へ送信される信号である。
なお、本実施形態の操作端末器2においては、上述したアドレスの設定作業にアドレス設定器が用いられる。つまり、操作端末器2はアドレス設定器との通信機能を有しており、複数のスイッチ22の各々のアドレスがアドレス設定器を用いて入力される。本実施形態では、操作端末器2とアドレス設定器との間の通信方式は、通信媒体として赤外線を用いた光通信である。ただし、この構成に限らず、操作端末器2とアドレス設定器との間の通信方式として、例えば可視光や電波を通信媒体に用いた通信方式が採用されてもよい。また、例えばアドレス設定器は操作端末器2と電線により電気的に接続され、電線を介してアドレスデータを送信してもよい。つまり、操作端末器2とアドレス設定器とが有線通信するように構成されていてもよい。
(2.2)操作端末器
本実施形態の操作端末器2は、図1及び図2に示すように、ケース20と、正面視が正方形状に形成されたパネルユニット9とを備えている。パネルユニット9は、操作ブロック210と、操作ブロック210を保持する固定枠270とで構成されている。操作ブロック210は、複数(本実施形態では8つ)の操作部211〜218にて構成されている。以下では、図2の上下左右を操作端末器2の上下左右として説明するが、これらの方向は操作端末器2の使用形態を限定する趣旨ではない。
固定枠270は、四角枠状の外枠部27を有している。本実施形態では、外枠部27は正面視において正方形状に形成されている。外枠部27は、正面視において略均一の幅寸法に形成されている。そのため、外枠部27の外周縁及び内周縁は、いずれも正方形状であって、互いに相似の関係にある。したがって、外枠部27で囲まれた領域は正方形状になる。
操作ブロック210(複数の操作部21)は、外枠部27で囲まれた領域に配置されている。言い換えれば、パネルユニット9の前面は、複数の操作部21と、複数の操作部21を囲むように配置された外枠部27とで構成される。なお、本実施形態では、複数の操作部21が固定枠270に保持された状態において、複数の操作部21の前面は外枠部27の前面と略面一になる。つまり、パネルユニット9の前面は略フラットになる。
なお、固定枠270及び複数の操作部21は、いずれも電気絶縁性を有する合成樹脂製である。
ここで、複数の操作部21の各々は、正面視において縦横比が略1:2(=縦:横)となる横方向(左右方向)に長い長方形状に形成されている。複数の操作部21は、パネルユニット9の前面において、縦方向(上下方向)にN個、横方向(左右方向)にM個ずつ並ぶように配置されている。「N」、「M」はいずれも自然数であって、本実施形態では「N=4」、「M=2」である。このようにそれぞれ縦横比が略1:2の長方形状に形成された複数の操作部21が、縦×横=4×2で配置されることで、外枠部27で囲まれた正方形状の領域は、略全面が操作ブロック210(複数の操作部21)にて埋め尽くされる。このとき、操作ブロック210の前面の一辺の長さは、各操作部21の短辺の長さの略N倍(本実施形態では4倍)で、かつ各操作部21の長辺の長さの略M倍(本実施形態では2倍)となる。
操作ブロック210及び固定枠270で構成されるパネルユニット9は、ケース20の前面を覆うように、ケース20に取り付けられる。言い換えれば、固定枠270は、複数の操作部21を保持し、複数の操作部21と共にケース20の前面を覆うように、ケース20に取り付けられる。
ここにおいて、複数の操作部21の各々は、左右方向の両端部に支点部924(図3参照)及び移動端925(図3参照)を有し、押し操作時には支点部924を中心に回転して移動端925が後方に移動するように、固定枠270に保持されている。つまり、複数の操作部21の各々は、いわゆるピアノハンドルを構成し、移動端925が後方に押し込まれることにより、対応するスイッチ22のオンオフを切り替える。本実施形態では、各操作部21の左右方向の両端部のうち、外枠部27に近い側の端部が支点部924となり、外枠部27から遠い側の端部が移動端925となる。つまり、左右方向に並ぶ2つの操作部21のうち、正面視において左側の操作部21については、左端部が支点部924、右端部が移動端925となる。一方、正面視において右側の操作部21については、右端部が支点部924、左端部が移動端925となる。
本実施形態において、さらに詳しくは、正面視において複数の操作部21の各々の短辺の長さは、外枠部27の内周縁の一辺の長さの4分の1より僅かに短く設定されている。同様に、正面視において複数の操作部21の各々の長辺の長さは、外枠部27の内周縁の一辺の長さの2分の1より僅かに短く設定されている。そのため、パネルユニット9の前面において、隣接する2つの操作部21間には、僅かな隙間が設けられている。この隙間により、隣接する2つの操作部21間における、操作部21の操作時の干渉が回避される。
また、操作端末器2は、複数の操作部211〜218に一対一に対応して設けられ、操作信号による負荷(本実施形態では照明器具5)の制御状態を表す複数(本実施形態では8つ)の表示部241〜248をさらに備えている。以下では、複数の表示部241〜248をとくに区別しない場合、複数の表示部241〜248の各々を「表示部24」という。すなわち、操作部21には、対応するスイッチ22のオンオフに応じた操作信号による負荷の制御状態を表す表示部24が設けられる。複数の表示部24の各々は、LED(Light Emitting Diode)249(図3参照)を用いて構成されており、負荷の制御状態に応じて点灯状態が変化する。つまり、表示部24に対応する操作部21の操作に応じた負荷の制御状態が、表示部24の点灯状態によって表示される。ここでいう点灯状態は、表示部24の発光色(例えば赤、緑)や、表示部24の点灯、消灯、点滅の別、さらには点滅パターンなどである。
複数の表示部24は、図1に示すように、それぞれ対応する操作部21に設けられている。複数の表示部24の各々は、対応する操作部21における左右方向の中心位置よりも移動端925側に配置されている。すなわち、各表示部24は、対応する操作部21の前面において、左右方向の外枠部27から遠い側の端部寄りの位置に配置されている。つまり、左右方向に並ぶ2つの操作部21のうち、正面視において左側の操作部21にあっては、表示部24は右端部に設けられている。一方、正面視において右側の操作部21にあっては、表示部24は左端部に設けられている。
なお、本実施形態では、複数の操作部21及び固定枠270の各々においては、角部がR(アール)面取りされている。ただし、面取りは操作端末器2に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
以下、本実施形態の操作端末器2の内部構成を含むより具体的な構成について、図3〜図6を参照して説明する。なお、図3〜図6においては、操作端末器2の主要部を図示し、細部の図示は適宜省略している。
ケース20は、図3及び図4に示すように、ボディ26と内カバー28とを有している。内カバー28は、ボディ26に対して前方から着脱可能に取り付けられ、ボディ26に内カバー28が取り付けられた状態でケース20が構成される。ボディ26及び内カバー28は、いずれも電気絶縁性を有する合成樹脂製である。
ボディ26は、正面視で固定枠270よりも一回り小さい正方形状に形成されている。ボディ26には、前方に開放された収納凹所261が形成されている。ボディ26における収納凹所261の周囲には、複数(本実施形態では2つ)の固定孔262が形成されている。固定孔262は、操作端末器2を埋込ボックスに固定するために用いられる孔であって、固定孔262を通して固定用ねじを埋込ボックスに締め付けることにより、埋込ボックスに対してボディ26が固定される。
本実施形態では、複数の固定孔262は、ボディ26の前面における左右の各辺における中央部付近に形成されている。なお、収納凹所261は、各固定孔262の近傍を除いてボディ26の前面の外周縁に向けて張り出した形状に形成されている。言い換えれば、収納凹所261の開口は、左右の各辺における中央部付近において収納凹所261の内側に凹んだ形状に形成されている。
また、操作端末器2は、ケース20に収納される回路ブロック23を備えている。回路ブロック23は、ボディ26の収納凹所261内に収納される。回路ブロック23は、プリント基板231に電子部品が実装されることにより構成されており、少なくとも信号線7を介して伝送ユニット(親機)1と通信する機能を有している。
回路ブロック23は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)233を有している。さらに、回路ブロック23には、アドレス設定器との通信機能を有する通信部や、アドレスを記憶する記憶部等が設けられている。中央処理装置233は、プリント基板231の後面の中央部に実装されている。通信部及び中央処理装置233は、いずれもプリント基板231の中央部、つまりケース20の中央部に相当する位置に配置されている。
中央処理装置233は、少なくとも複数のスイッチ22の各々のオンオフに応じた操作信号を、信号線7を介して伝送ユニット(親機)1に送信する機能を有している。さらに、中央処理装置233は、複数のスイッチ22の各々のアドレスの設定や、複数の表示部24の各々の制御を行う機能を有している。
さらに、本実施形態では、プリント基板231には、複数の操作部211〜218に一対一に対応する複数のスイッチ221〜228が実装されている。ここで、各スイッチ22は、対応する操作部21の押し操作によりオンオフが切り替わる押しボタンスイッチである。複数のスイッチ22は、プリント基板231の前面に実装されており、回路ブロック23と共にケース20に収納される。本実施形態では、各スイッチ22は、対応する操作部21が押し操作されている間だけオンになり、操作部21の押し操作が終了するとオフになるモーメンタリ型の押しボタンスイッチである。
プリント基板231には、複数の表示部24を構成する複数(本実施形態では16個)のLED249がさらに実装される。複数のLED249は、プリント基板231の前面に実装され、回路ブロック23と共にケース20に収納される。複数のLED249は、2個1組として、複数のスイッチ22の各々に対して1組(2個)のLED249が対応するように設けられている。
内カバー28は、収納凹所261の開口の形状に合わせて形成されている。内カバー28は、収納凹所261内に回路ブロック23が収納された状態で、収納凹所261の開口を塞ぐようにボディ26に取り付けられる。内カバー28がボディ26に取り付けられた状態において、ボディ26及び内カバー28の前面がケース20の前面に相当する。
内カバー28において複数のスイッチ22の各々に対応する位置には第1孔281が形成されている。また、内カバー28において複数のLED249の各々に対応する位置には第2孔282が形成されている。さらに、内カバー28において、後述するハンドル92の爪922に対応する位置には、前方に開放された凹所283が形成されている。
複数の操作部21の各々は、表面カバー91と、ハンドル92と、蓋部94とを有している。また、操作ブロック210には、複数(本実形態では4つ)のハンドル92を連結する連結部93が設けられている。複数の操作部21は基本的な構成が共通であるので、以下では1つの操作部21に着目して説明する。
ハンドル92は、開口窓921を有する矩形枠状に形成されている。ハンドル92の開口窓921は、ラベルを収納するためのラベル収納スペース95(図6参照)を構成する。ここでいうラベルは、例えば「北側」、「南側」のように、スイッチ22に対応する負荷(本実施形態では照明器具5)を特定するための情報(名称等)が表記された、いわゆるネームカードである。
ハンドル92における左右方向の両端部は、支点部924及び移動端925に相当する。支点部924は、ハンドル92における支点部924以外の部位に比べて薄肉に形成されたヒンジ構造である。支点部924は、連結部93に繋がっている。これにより、ハンドル92は、連結部93に対して、支点部924を中心に回転して移動端925を後方に移動させることができる。
ここで、ハンドル92の左右方向の両端部のうち移動端925側の端部には、爪922及び透孔923が形成されている。爪922は、ハンドル92の後面から後方に突出している。透孔923は、ハンドル92を前後方向に貫通している。また、ハンドル92の左右方向の両端部のうち支点部924側の端部において、開口窓921に面したハンドル92の内周面には、蓋部94を回転可能に保持するための軸受部926が形成されている。
表面カバー91は、ハンドル92の前面に取り付けられる。表面カバー91は、例えば両面粘着テープ、又は接着材にてハンドル92の前面に貼り付けられる。表面カバー91がハンドル92の前面に取り付けられることで、開口窓921の前面側の開口は表面カバー91にて塞がれる。したがって、操作部21は、後面が開口したラベル収納スペース95を有することになる。表面カバー91のうち、少なくともラベル収納スペース95(開口窓921)に対応する部位は透明である。また、表面カバー91の前面には、表示部24を構成する溝部911が形成されている。溝部911は、ハンドル92の透孔923に対応する位置に形成されている。
なお、正面視において、表面カバー91とハンドル92とは略同一形状であって、いずれも横方向(左右方向)に長い長方形状に形成されている。
蓋部94は、左右方向の一端部に軸部941を有し、軸部941周りで回転することによりラベル収納スペース95の開口を開閉するように構成されている。そして、蓋部94の後面には、スイッチ22に向けて突出する突起942が形成されている。すなわち、蓋部94の軸部941がハンドル92の軸受部926にて支持されることにより、蓋部94は軸部941を中心に回転可能な状態でハンドル92に取り付けられる。本実施形態では、軸部941は、蓋部94の左右方向の両端部のうち支点部924側の端部に設けられている。突起942は、蓋部94の後面における中央部に設けられている。
固定枠270は、外枠部27と、桟部275とを有している。外枠部27は、4本の辺部271〜274にて、上述したように四角枠状に形成されている。なお、外枠部27の開口面積が前端部において前端部以外よりも小さくなるように、4本の辺部271〜274の各々は、長手方向に直交する断面がL字状に形成されている。
桟部275は、4本の辺部271〜274のうち、上下方向に互いに対向する一対の辺部271,272間に架け渡されている。ここでは、桟部275は一対の辺部271,272の長手方向(左右方向)の中央部同士を連結するように形成されている。つまり、外枠部27で囲まれた領域は、桟部275により2等分されることになる。以下では、外枠部27で囲まれた領域であって、桟部275により区分された複数の領域の各々を「小領域」という。
本実施形態では、このように形成される複数の小領域に、複数の操作部21が分かれて配置される。ここで、小領域は、正面視において外枠部27の内周縁と桟部275の左右方向の中心軸とで囲まれる空間である。そのため、小領域に配置される操作部21の一部は、前後方向において桟部275と重なることになる。
桟部275において、複数の凹所283の各々に対応する位置には前後方向に貫通した保持孔277が形成されている。また、桟部275において、複数の第2孔282の各々に対応する位置には前後方向に貫通した導光孔278が形成されている。
さらに、外枠部27の内周面には、パネルユニット9とケース20との結合用の結合爪279が形成されている。パネルユニット9は、ボディ26に形成された切欠部263に結合爪279が引っ掛かることにより、ケース20に対して着脱可能に取り付けられる。つまり、ケース20に対するパネルユニット9の取り付け方式は嵌め込み式であって、ねじを使用しないため、ドライバなどの治具を用いることなく、パネルユニット9の着脱が可能である。
ここで、複数の操作部21の各々は、押し操作が可能となるように、後方への移動が許容された状態で固定枠270に保持される。以下に、固定枠270が複数の操作部21を保持するための、具体的な構成について、図5A及び図5Bを参照して説明する。ここで、図5A及び図5Bは、操作端末器2のうちパネルユニット9のみを示す図である。図5Bは、図2のX−X線切断部に相当するパネルユニット9の切断部端面図である。
4本の辺部271〜274のうち、左右方向に互いに対向する一対の辺部273,274の各々に対して、連結部93が固定される。連結部93は、一対の辺部273,274の各々の後面に、例えば溶着や接着、又は嵌め込み構造にて固定される。また、上述した保持孔277が、桟部275において複数のハンドル92の各々の爪922に対応する位置に形成されている。そのため、連結部93が外枠部27に固定された状態で、複数の操作部21の各々は、爪922が保持孔277に引っ掛かることにより、前方への移動が規制される。このとき、複数の操作部21の前面は外枠部27の前面と略面一になる。
さらに、本実施形態では、複数の操作部21の各々に対して、複数の操作部21の各々を前方へ押す向きの弾性力を作用させるばね片276が、固定枠270に形成されている。ばね片276は、桟部275から、左右方向の両側に突出するように複数本設けられている。ばね片276は、斜め前方に突出し複数の操作部21の各々の後面に接触している。ばね片276は、1つの操作部21に対して2つずつ設けられている。1つの操作部21に対応する2つのばね片276は、先端部を操作部21の後面における上下方向の両端部(ハンドル92)に接触させるように配置されている。
これにより、各操作部21は、押し操作により前面に押圧力を受けると、対応する2つのばね片276を弾性変形させながら、支点部924を中心に回転して移動端925が後方に移動する。そして、各操作部21への押圧力がなくなると、各操作部21は対応する2つのばね片276の弾性力によって押し操作前の状態に復帰する。
ところで、図6に示すように、複数の操作部21が固定枠270に保持された状態でも、蓋部94の開閉は可能である。つまり、本実施形態では、1つの操作部21に対応する2つのばね片276の間を通して蓋部94が開閉し、蓋部94と固定枠270との干渉は生じない。ここで、蓋部94の後面に形成されている突起942は、蓋部94を開ける際に「つまみ」として利用できる。そして、蓋部94が開放された状態では、各操作部21の後面側からラベル収納スペース95へのアクセスが可能となり、ラベル収納スペース95へのラベルの挿入やラベルの交換が可能になる。
以上説明したように構成される操作端末器2では、ケース20とパネルユニット9との各々を先に組み立てることができる。そして、ケース20を埋込ボックスに固定した後で、ケース20の前方からパネルユニット9を嵌めるようにして、パネルユニット9をケース20に取り付ければ、操作端末器2が完成する。
ケース20にパネルユニット9が取り付けられた状態では、蓋部94に設けた突起942は、第1孔281を通して内カバー28を貫通し、その先端部がスイッチ22に突き合わされる。これにより、操作部21が押し操作されると、突起942にてスイッチ22が押され、操作部21に対応するスイッチ22のオンオフが切り替わることになる。なお、移動端925が後方に移動する際、爪922は、保持孔277を通して桟部275の後面から突出するので、内カバー28に形成された凹所283は、内カバー28と爪922との干渉を回避するためのスペースとして機能する。
また、ケース20にパネルユニット9が取り付けられた状態では、内カバー28の第2孔282、固定枠270の導光孔278、及びハンドル92の透孔923が前後方向に連続する。これにより、プリント基板231に実装されたLED249の光は、第2孔282、導光孔278、及び透孔923を通して、表面カバー91の溝部911に到達し、操作部21の前面に導光されることになる。
(3)効果
以上説明した本実施形態の操作端末器2においては、固定枠270は、操作部21を保持し、操作部21と共にケース20の前面を覆うように、ケース20に取り付けられる。この構成によれば、操作部21がケース20に保持される構成に比較して、操作部21の前面と固定枠270の前面との相対的な位置関係にばらつきが生じにくい。すなわち、本実施形態の操作端末器2では、操作部21と共にケース20の前面を覆う固定枠270と、操作部21とで、壁表面からの突出量にばらつきが生じにくく、結果的に、操作端末器2の表面形状にばらつきが生じにくい、という利点がある。これにより、例えば操作部21の前面と外枠部27の前面とを略面一にするなどして、操作端末器2の意匠性の向上を図ることができる。
さらに、本実施形態のように、ケース20に対するパネルユニット9(固定枠270)の取り付け方式が嵌め込み式であれば、ドライバなどの治具を用いることなく、ケース20に対して固定枠270を容易に着脱することが可能である。そのため、例えば操作端末器2を壁に取り付ける際には、ケース20を埋込ボックス等にねじ止めし、ケース20に固定枠270を嵌め込むだけでよい。したがって、例えば特許文献1に記載のように、取付枠を用いて本体ケースを壁に取り付けた後、さらに本体ケースに対して化粧カバープレートをねじ止めする構成に比べると、ねじ止めが1回で済むため施工が容易である。
また、本実施形態のように、操作部21と固定枠270との少なくとも一方には、操作部21に対して操作部21を前方へ押す向きの弾性力を作用させるばね片276が形成されていることが好ましい。この構成によれば、操作部21に復帰力を与えるためのばねが操作部21及び固定枠270とは別に設けられる場合に比べて、操作端末器2の部品点数を少なく抑えることができる。本実施形態でのばね片276は操作端末器2に必須の構成ではなく、ばね片276は適宜省略されていてもよい。
また、本実施形態のように、スイッチ22及び操作部21は一対一に対応して複数ずつ設けられていることが好ましい。この構成によれば、複数の操作部21が固定枠270にて保持されるので、複数の操作部21間における壁表面からの突出量のばらつきも生じにくい、という利点がある。スイッチ22及び操作部21が複数ずつ設けられていることは操作端末器2に必須の構成ではなく、スイッチ22及び操作部21は1つずつであってもよい。
また、本実施形態のように、固定枠270は、四角枠状の外枠部27と、外枠部27を構成する4本の辺部271〜274のうち互いに対向する一対の辺部271,272間に架け渡された桟部275とを有することが好ましい。この場合、複数の操作部21は、外枠部27で囲まれた領域であって桟部275により区分された複数の小領域に分かれて配置されることが好ましい。この構成によれば、複数の操作部21の各々は外枠部28と桟部275とで保持可能となり、複数の操作部21は1つの固定枠270に対して複数列に分かれて配置可能となる。固定枠270についての上記構成は操作端末器2に必須の構成ではなく、例えば桟部275が省略されて、複数の操作部21は一列に配置されてもよい。
また、本実施形態のように、操作部21は、ケース20の前面に沿う所定方向の両端部に支点部924及び移動端925を有し、押し操作時には支点部924を中心に回転して移動端925が後方に移動するように、固定枠270にて保持されていることが好ましい。この構成によれば、操作部21は、いわゆるピアノハンドルを構成し、移動端925に近い部位が押されることで、比較的弱い力で押し操作が可能になる。
また、本実施形態のように、操作部21には、対応するスイッチ22のオンオフに応じた操作信号による負荷(照明器具5)の制御状態を表す表示部24が設けられていることが好ましい。この場合、表示部24は、操作部21における所定方向の中心位置よりも移動端925側に配置されていることが好ましい。この構成によれば、表示部24にて負荷(照明器具5)の制御状態を視認することが可能である。しかも、表示部24は、操作部21の中心位置よりも移動端925側に配置されるので、ユーザが操作部21を押し操作する際、各操作部21の前面における移動端925寄りの位置を押し操作するように表示部24にて誘導することができる。本実施形態での表示部24は操作端末器2に必須の構成ではなく、表示部24は適宜省略されていてもよい。表示部24は操作部21の中心位置よりも移動端925側になくてもよい。
また、本実施形態のように、操作部21は、後面が開口したラベル収納スペース95と、ラベル収納スペース95の開口を塞ぐ蓋部94とを有することが好ましい。蓋部94は、ケース20の前面に沿う一方向の一端部に軸部941を有し、軸部941周りで回転することによりラベル収納スペース95の開口を開閉するように構成されている。この場合、蓋部94の後面には、スイッチ22に向けて突出する突起942が形成されていることが好ましい。この構成によれば、蓋部94を開くことにより、操作部21の後面側からラベル収納スペース95へのアクセスが可能となり、ラベル収納スペース95へのラベルの挿入やラベルの交換が可能になる。しかも、蓋部94の後面に形成された突起942は、操作部21の押し操作時にスイッチ22を押すだけでなく、蓋部94を開ける際の「つまみ」としても利用可能である。本実施形態でのラベル収納スペース95及び蓋部94は操作端末器2に必須の構成ではなく、ラベル収納スペース95及び蓋部94は適宜省略されていてもよい。
(4)変形例
以下、実施形態1の変形例を列挙する。
実施形態1では、パネルユニット9の正面視の形状は正方形状であるが、この構成に限らず、例えばパネルユニット9は正面視が円形状に形成されていてもよい。同様に、複数の操作部21の各々の正面視の形状についても、長方形状に限らず例えば楕円形状であってもよい。また、複数の操作部21の正面視の形状は同一でなくてもよい。
また、実施形態1では、複数の操作部21の前面と外枠部27の前面とは、略面一に配置されているが、この構成は操作端末器2に必須の構成ではない。つまり、例えば複数の操作部21の前面が外枠部27の前面よりも後方に位置してもよいし、反対に、複数の操作部21の前面が外枠部27の前面よりも前方に位置してもよい。
また、操作部21は、ケース20の前面に直交する方向に移動可能となるように、固定枠270に保持されていてもよい。具体例としては、操作部21は、パンタグラフ構造で、押し操作された際に前面を傾けることなく真っ直ぐ後方へ移動(直進移動)可能に構成される。この構成では、操作部21の前面におけるいずれの位置が押し操作されても対応するスイッチ22のオンオフを切り替えることができ、操作部21の操作性が向上する。
また、ばね片276は、操作部21と固定枠270との少なくとも一方に形成されていればよく、例えば、操作部21にばね片276が形成されていてもよい。又は、ばね片276は、操作部21と固定枠270との両方に形成されていてもよい。いずれの場合でも、ばね片276は、操作部21に対して操作部21を前方へ押す向きの弾性力を作用させるように構成される。
また、固定枠270は、外枠部27を構成する4本の辺部271〜274のうち互いに対向する一対の辺部271,272間に架け渡された桟部275を、複数本有していてもよい。この場合、外枠部27で囲まれた領域は、桟部275により3以上の小領域に区分されることになる。したがって、複数の操作部21は、外枠部27で囲まれた領域であって桟部275により区分された3以上の小領域に分かれて配置される。
また、実施形態1では、監視制御システム10が操作端末器2及び制御端末器3をそれぞれ2つ備える場合を例示しているが、監視制御システム10は操作端末器2及び制御端末器3をそれぞれ1つ、又は3つ以上備えていてもよい。また、操作端末器2及び制御端末器3は、実施形態1のように同数であってもよいし、同数でなくてもよい。
また、実施形態1では、制御端末器3に電気的に接続されるリレー4が4つの場合を例示しているが、リレー4は1つ、2つ又は3つでもよいし、5つ以上でもよい。
また、制御端末器3にてリレー4をオンオフすることにより制御される負荷は、照明器具5に限らず、例えば換気扇や空調装置などの負荷であってもよい。
なお、実施形態1では、複数の表示部24の各々はLED249により構成されているが、例えば7セグメントディスプレイ(Seven-Segment Display)や液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)により表示部24が構成されていてもよい。
(実施形態2)
本実施形態の操作端末器2は、図8A及び図8Bに示すように、パネルユニット9Aの構成が、実施形態1のパネルユニット9とは相違する。以下、実施形態1と同様の構成については、共通の符号、又は実施形態1で用いた符号に「A」を付加した符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態のパネルユニット9Aでは、ばね片276Aは、桟部275Aではなく、左右方向に対向する一対の辺部273A,274Aに形成されている。ばね片276Aは、一対の辺部273A,274Aの各々から、桟部275Aに向けて突出するように設けられている。つまり、ばね片276Aは、操作部21Aにおける所定方向の中心位置よりも支点924A側から突出するように構成されている。
以上説明した本実施形態の操作端末器2であっても、操作部21に復帰力を与えるためのばねが操作部21A及び固定枠270Aとは別に設けられる場合に比べて、操作端末器2の部品点数を少なく抑えることができる。
なお、本実施形態の構成は、実施形態1(変形例を含む)と適宜組み合わせて適用可能である。
1 伝送ユニット(親機)
2 操作端末器
5 照明器具(負荷)
7 信号線
20 ケース
21,211〜218,21A,211A〜218A 操作部
22,221〜228 スイッチ
23 回路ブロック
24,241〜248 表示部
27,27A 外枠部
94 蓋部
95 ラベル収納スペース
270,270A 固定枠
271〜274,271A〜274A 辺部
275,275A 桟部
276,276A ばね片
924,924A 支点部
925 移動端
941 軸部
942,942A 突起

Claims (7)

  1. ケースと、
    前記ケースに収納されたスイッチと、
    前記ケースに収納されており、前記スイッチのオンオフに応じた操作信号を、信号線を介して親機に送信する回路ブロックと、
    前記ケースの前方に設けられており、押し操作により前記スイッチのオンオフを切り替える操作部と、
    前記操作部を保持し、前記操作部と共に前記ケースの前面を覆うように、前記ケースに取り付けられる固定枠と、
    を備える操作端末器。
  2. 前記操作部と前記固定枠との少なくとも一方には、前記操作部に対して前記操作部を前方へ押す向きの弾性力を作用させるばね片が形成されている請求項1に記載の操作端末器。
  3. 前記スイッチ及び前記操作部は一対一に対応して複数ずつ設けられている請求項1又は2に記載の操作端末器。
  4. 前記固定枠は、四角枠状の外枠部と、前記外枠部を構成する4本の辺部のうち互いに対向する一対の辺部間に架け渡された桟部とを有し、
    前記複数の操作部は、前記外枠部で囲まれた領域であって前記桟部により区分された複数の小領域に分かれて配置される請求項3に記載の操作端末器。
  5. 前記操作部は、前記ケースの前面に沿う所定方向の両端部に支点部及び移動端を有し、押し操作時には前記支点部を中心に回転して前記移動端が後方に移動するように、前記固定枠にて保持されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の操作端末器。
  6. 前記操作部には、対応する前記スイッチのオンオフに応じた前記操作信号による負荷の制御状態を表す表示部が設けられ、
    前記表示部は、前記操作部における前記所定方向の中心位置よりも前記移動端側に配置されている請求項5に記載の操作端末器。
  7. 前記操作部は、後面が開口したラベル収納スペースと、前記ラベル収納スペースの開口を塞ぐ蓋部とを有し、
    前記蓋部は、前記ケースの前面に沿う一方向の一端部に軸部を有し、前記軸部周りで回転することにより前記ラベル収納スペースの開口を開閉するように構成されており、
    前記蓋部の後面には、前記スイッチに向けて突出する突起が形成されている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の操作端末器。
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