JP2017068769A - 撮像装置及び撮像装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影時の情報やアイコンの表示位置を状態の変化に応じて優先度順に決定することを可能にした撮像装置及び撮像装置の制御方法を提供する。【解決手段】撮影時の情報やアイコンといった表示項目を表示する表示手段28と、各表示項目の表示有無、タッチ操作有無及びおよび優先度と少なくとも一つの表示位置候補を保持する表示項目一覧保持手段と、状態の変化に合わせて表示項目一覧の内容を変更する表示項目一覧変更手段と、表示項目一覧が変更された場合に表示位置を更新する表示位置更新手段を有するシステム制御部50とを備える。表示位置更新手段は表示が有効な項目について表示位置が重ならないよう表示項目の表示位置を優先度順に決定する。【選択図】図2
Description
本発明は、撮像装置及び撮像装置の制御方法に関し、特に撮影時の情報やアイコンの表示位置を制御する技術に関する。
従来、撮像部で取得した画像をスルー画像として表示部へ表示する際、撮影時の情報やアイコンを重畳して表示していた。これら撮影時の情報やアイコンがスルー画像の確認を妨げないよう、状態に応じて表示を変更する技術が存在する。
特許文献1には、撮像装置の動きを検出するとアイコンの透過率を上げる技術が開示されている。
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、三脚を利用した撮影時にはカメラの運動が検出されず、撮影時の情報やアイコンがスルー画像の確認を妨げてしまう。
そこで、本発明の目的は、撮影時の情報やアイコンの表示位置を状態の変化に応じて優先度順に決定することを可能にした撮像装置及び撮像装置の制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、
撮影時の情報やアイコンといった表示項目を表示する表示手段と、各表示項目の表示有無およびタッチ操作有無および優先度と少なくとも一つの表示位置候補を保持する表示項目一覧保持手段と、状態の変化に合わせて表示項目一覧の内容を変更する表示項目一覧変更手段と、表示項目一覧が変更された場合に表示位置を更新する表示位置更新手段とを備え、前記表示位置更新手段は表示が有効な項目について表示位置が重ならないよう表示項目の表示位置を優先度順に決定することを特徴とする。
撮影時の情報やアイコンといった表示項目を表示する表示手段と、各表示項目の表示有無およびタッチ操作有無および優先度と少なくとも一つの表示位置候補を保持する表示項目一覧保持手段と、状態の変化に合わせて表示項目一覧の内容を変更する表示項目一覧変更手段と、表示項目一覧が変更された場合に表示位置を更新する表示位置更新手段とを備え、前記表示位置更新手段は表示が有効な項目について表示位置が重ならないよう表示項目の表示位置を優先度順に決定することを特徴とする。
本発明によれば、撮影時の情報やアイコンの表示位置を状態の変化に応じて優先度順に決定することを可能にした撮像装置及び撮像装置の制御方法を提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態にかかわる撮像装置の一例であるデジタルカメラの外観図である。
表示部28は画像や撮影時の情報やアイコンといった表示項目を表示する表示手段としての表示部である。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モードダイアル60は各種モードを切り替えるための操作部である。コネクタ112は接続ケーブル111とデジタルカメラ100とのコネクタである。操作部70はユーザからの各種操作を受け付けるスイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材より成る操作部である。表示部28上にタッチパネルを設置することで、操作部70を利用した表示項目のタッチ操作が可能になる。タッチホイール73は操作部70に含まれるタッチ操作可能な操作部材である。
72は電源スイッチであり、電源オン、電源オフを切り替える。記録媒体200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体スロット201は記録媒体200を格納するためのスロットである。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となる。蓋202は記録媒体スロット201の蓋である。
図2は本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図2において、撮影レンズ103はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター101は絞り機能を備えるシャッターである。撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。
A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。バリア102は、デジタルカメラ100の、撮影レンズ103を含む撮像系を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器13においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示を行える。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。52はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ60、第1シャッタースイッチ62、第2シャッタースイッチ64、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアル露出モード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60で、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切替スイッチ60で静止画撮影モードに一旦切り換えた後に、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
タッチホイール73は、操作部70に含まれるタッチ操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際などに使用される。タッチホイール73は、タッチセンサよりなる操作部材で、タッチホイール73自体は回転せず、タッチホイール73上でのユーザの指の回転動作などを検出する。タッチホイール73をタッチ操作すると、タッチ操作に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部50はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、タッチホイール73がタッチ操作された方向や、何回転したかなどを判定することができる。なお、タッチホイール73はタッチ操作が検出できる操作部材であればどのようなものでもよい。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
以下、図3から7を参照して、本発明の第1の実施例による、撮像装置及び撮像装置の制御方法について説明する。
図3はシステムメモリ52に保持される撮影時の情報やアイコンの表示位置候補や現在位置を含む表示項目一覧の一例である。
システムメモリ52は、撮影時の情報やアイコンといった表示項目の表示有無およびタッチ操作有無および優先度と少なくとも一つの表示位置候補を保持する表示項目一覧保持手段として機能する。表示位置候補は、優先度が高い順に記録されているものとする。ここでは表示に関わる情報を表示項目一覧に集約して示したが、状態や情報や位置などを個別に管理しても構わない。図3の例において、優先度は数値が小さいほど優先的に表示されることを示している。
図3(1)はAE(自動露出)処理前の表示項目一覧である。
300は、露出補正の補正値を示す撮影時の情報およびアイコンに関するデータであり、撮影結果を明るくしたり暗くしたり制御する補正値の表示および操作部70の一部であるタッチパネルで操作を検知するエリアを示すのに用いられる。表示項目一覧上に撮影時の情報のフォントやアイコンのイメージデータを含めていないが、不揮発性メモリ56に格納されているものとする。同様に、301は測光結果である測光値を示す撮影時の情報およびアイコンに関するデータである。
図3(2)は露出補正300に±0が設定された状態でAE(自動露出)処理が動作中の表示項目一覧である。図3(1)と比べて、露出補正300の表示状態が無効となり、測光値301の表示状態が有効になり、全ての表示項目についてタッチ状態が無効となっている。
図3(3)は露出補正300に±0以外が設定された状態でAE(自動露出)処理が動作中の表示項目一覧である。図3(1)と比べて、測光値301の表示状態が有効になり、全ての表示項目についてタッチ状態が無効となっているため、露出補正300が表示位置(i)に表示され測光値301が表示位置(ii)に表示されている。
図3(4)は露出補正300に±0以外が設定された状態でAE(自動露出)処理が動作中の表示項目一覧の別の一例である。図3(3)と比べて、測光値301の優先度が露出補正300より高く設定されており、露出補正300が表示位置(ii)に表示され測光値301が表示位置(i)に表示されている。
図3(1)から(3)の例において、露出補正300は測光値301より優先度が高く、表示位置候補である表示位置(i)が重なり合っている。このため、図3(3)のように露出補正300が表示されていると測光値301は表示位置(ii)に表示されるが、図3(2)のように露出補正300が非表示になると測光値301は表示位置(ii)に表示される。つまり、露出補正を非表示にした領域に測光値を表示することができる。
撮影時の情報やアイコンといった表示項目を同時に表示しない状況を考慮して表示位置候補を用意することで、ある項目を非表示にした位置に他の項目を移動して表示することができる。
図4はシステム制御部50で行われる撮影時の情報やアイコンを変更する処理の一例を示すフローチャートである。
システム制御部50は、状態の変化に合わせて表示項目一覧の内容を変更する表示項目一覧変更手段として機能する。このフローチャートに従って表示項目一覧を更新することで、表示項目一覧変更処理が行われる。
ステップS10において、第1シャッタースイッチ62や操作部70やタッチホイール73など操作手段からの動作指示を受信する。ステップS11では、動作を実行する。たとえば、ステップS10において第1シャッタースイッチ62からの動作指示を受信すると、ステップS11においてAE(自動露出)処理を行う。
ステップS12では、ステップS11における動作の実行の結果として状態が変化したかを判定する。状態が変化していない場合には(ステップS12でNo)、ステップS14へ進む。状態が変化した場合には(ステップS12でYes)、ステップS13において表示項目一覧の更新を行った後にステップS14へ進む。ステップS14では、撮像装置の動作終了が指示されたか判定を行う。動作終了の指示がなかった場合(ステップS14でNo)にはステップS10に戻って処理を続行し、動作終了の指示があった場合(ステップS14でYes)には撮影時の情報やアイコンを変更する処理を終了する。
たとえば、ステップS11においてAE(自動露出)処理を行うと、ステップS13において全ての表示項目に関するタッチ状態を無効にすると共に測光値301の表示状態を有効にする。また図3に示した例では、図3(2)のように露出補正300が±0に設定されている状態でAE(自動露出)処理が行われた場合には、露出補正300の表示状態を無効としている。図3(3)のように露出補正300が±0以外に設定されている状態でAE(自動露出)処理が行われた場合には、露出補正300の表示状態を有効としている。
図5はシステム制御部50で行われる撮影時の情報やアイコンを表示する処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに従って表示項目一覧を更新することで、撮影時の情報やアイコンの表示データ更新処理が行われる。
ステップS20において、システム制御部50は表示項目一覧を取得する。ステップS21において、表示項目一覧が更新されているか判定を行う。表示項目一覧が更新されていない場合には(ステップS21でNo)、ステップS24へ進む。表示項目一覧が更新されている場合には(ステップS21でYes)、ステップS22において、システム制御部50は撮影時の情報やアイコンの現在位置を更新する。撮影時の情報やアイコンの現在位置を更新する処理については、図6を用いて後述する。
ステップS23において、システム制御部50は撮影時の情報やアイコンを表示用データとして描画する。メモリ制御部15において、システム制御部50が描画した表示用データをA/D変換器23が出力したデジタル信号に重畳する。表示用データを重畳したデジタル信号をD/A変換器13においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、スルー画像表示上に撮影時の情報やアイコンを表示することができる。
ステップS24において、システム制御部50は表示項目一覧の更新処理の終了が指示されているか判定を行う。処理終了が指示されていない場合(ステップS24でNo)にはステップS20に戻って処理を続行し、処理終了が指示されている場合(ステップS24でYes)には撮影時の情報やアイコンを表示する処理を終了する。
図6はシステム制御部50で行われる撮影時の情報やアイコンの現在位置を更新する処理の一例を示すフローチャートである。
システム制御部50は、表示項目一覧が変更された場合に表示位置を更新する表示位置更新手段として機能する。このフローチャートに従って表示項目一覧を更新することで、撮影時の情報やアイコンの表示位置更新処理が行われる。
ステップS30において、システム制御部50は表示項目一覧を優先度降順にソートする。優先度降順にソートした上で上位から順に表示位置が重ならないよう、表示項目の表示位置を決定する。このようなソートを行うことで、表示が有効な項目について表示位置が重ならないよう表示項目の表示位置を優先度順に決定する。
図3(2)に示した例では、表示項目一覧上で露出補正300が非表示となったため、露出補正300よりも優先度が低く表示位置(ii)に表示されていた測光値301を表示位置(i)に表示するようになる。
優先度を用いてソートする際に、タッチ操作が有効である撮影時の情報やアイコンといった表示項目をタッチ操作が無効な表示項目より前になるよう、優先度と併せてソートしてもよい。このようなソートを行うことで、タッチ操作が有効な表示項目の表示位置を優先度順に決定した後にタッチ操作が無効な表示項目の表示位置を優先度順に決定することができ、タッチ操作の競合を回避することができる。
また優先度を用いてソートする際に、現在表示位置の定まっている撮影時の情報やアイコンといった表示項目を、表示位置の定まっていない表示項目より前になるよう、タッチ操作および優先度と併せてソートしてもよい。このようなソートを行うことで、表示済みの表示項目の表示位置を決定した後に残った表示項目の表示位置を優先度順に決定することができ、状態の変化に応じて表示位置が頻繁に変わらないよう制御することができる。
ステップS31において、システム制御部50は表示部28と同解像度のデータである表示マップをID000で初期化する。表示マップの各座標に対して、表示する撮影時の情報やアイコンのIDを座標データとして記録する。ID000はいずれの撮影時の情報やアイコンも表示していないことを示し、ID000以外はいずれかの撮影時の情報やアイコンを表示していることを示す。
ステップS32において、システム制御部50はソートされた表示項目一覧から表示項目のデータを順番に取得する。
ステップS33において、取得した表示項目の表示状態が有効であるか判定する。表示状態が無効である場合には(ステップS33でNo)、ステップS39へ進む。表示状態が有効である場合には(ステップS33でYes)、ステップS34において表示項目のデータから優先度の高い表示位置候補を一つ取得する。
ステップS35において、システム制御部50は表示マップにおける座標データと表示位置候補との重複を確認する。ステップS34で取得した表示位置候補の座標データにおいて、ID000以外が記録されている場合には重複が発生している。
ステップS36において、システム制御部50は重複が発生したか判定する。重複が発生している場合には(ステップS36でYes)、ステップS38へ進む。重複が発生していない場合には(ステップS36でNo)、ステップS37においてステップS34で取得した表示位置候補における表示マップの座標データに表示項目のIDを記録すると共に表示項目一覧の現在位置にステップS34で取得した表示位置候補を記録し、ステップS39へ進む。
ステップS39において、システム制御部50はステップS32で取得した表示項目のデータ中にステップS34で取得した表示位置候補の次に優先度の高い表示位置候補が存在するか判定する。次に優先度の高い表示位置候補が存在する場合には(ステップS38でYes)、ステップS34に戻り、次に優先度の高い表示位置候補を取得して処理を続行する。次に優先度の高い表示位置候補が存在しない場合には(ステップS38でNo)、ステップS39へ進む。
ステップS38において、システム制御部50はステップS30でソートした表示項目一覧中にステップS32でデータを取得した表示項目の次に優先度の高い表示項目が存在するか判定する。次に優先度の高い表示項目が存在する場合には(ステップS39でYes)、ステップS32に戻り、次に優先度の高い表示項目のデータを取得して処理を続行する。次に優先度の高い表示項目が存在しない場合には(ステップS39でNo)、撮影時の情報やアイコンの現在位置を更新する処理を終了する。
なお、図4に示した表示項目一覧変更処理と図5に示した表示位置更新処理とを、連続して実行しても構わない。ステップS13の後にステップS22およびステップS23を行うように構成することで、処理を連続して実行することができる。
図7は表示部28に表示される撮影時の情報やアイコンの一例を示す図である。
図7(1)はAE(自動露出)処理前に表示される撮影時の情報やアイコンの一例であり、露出補正300が表示されて測光値301が表示されていない。
図7(2)は露出補正300に±0が設定された状態でAE(自動露出)処理が動作中に表示される撮影時の情報やアイコンの一例であり、露出補正300が表示されておらず測光値301が表示されている。
図7(3)は露出補正300に±0以外が設定された状態でAE(自動露出)処理が動作中に表示される撮影時の情報やアイコンの一例であり、露出補正300が表示位置(i)に表示され測光値301が表示位置(ii)に表示されている。
図7(4)は露出補正300に±0以外が設定された状態でAE(自動露出)処理が動作中に表示される撮影時の情報やアイコンの一例の別の一例であり、露出補正300が表示位置(ii)に表示され測光値301が表示位置(i)に表示されている。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 デジタルカメラ、22 撮像部、23 A/D変換機、24 画像処理部、
28 表示部、50 システム制御部、70 操作部、200 記憶媒体
28 表示部、50 システム制御部、70 操作部、200 記憶媒体
Claims (5)
- 撮影時の情報やアイコンといった表示項目を表示する表示手段(28)と、
各表示項目の表示有無およびタッチ操作有無および優先度と少なくとも一つの
表示位置候補を保持する表示項目一覧保持手段(52)と、
状態の変化に合わせて表示項目一覧の内容を変更する表示項目一覧変更手段(50)と、
表示項目一覧が変更された場合に表示位置を更新する表示位置更新手段(50)と、を備え、
前記表示位置更新手段は表示が有効な項目について表示位置が重ならないよう
表示項目の表示位置を優先度順に決定する
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記表示位置更新手段はタッチ操作が競合する表示位置にならないよう、
タッチ操作が有効な表示項目の表示位置を優先度順に決定した後に
タッチ操作が無効な表示項目の表示位置を優先度順に決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記表示位置更新手段は表示位置が頻繁に変わらないよう、
表示済みの表示項目の表示位置を決定した後に
残った表示項目の表示位置を優先度順に決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 露出補正値が±0に設定されている状態で測光が行われた場合には
露出補正表示を非表示にした領域に測光値を表示するよう、
測光値より露出補正値の優先度を高くする
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 撮影時の情報やアイコンといった表示項目を表示する表示ステップ(S23)と、
各表示項目の表示有無およびタッチ操作有無および優先度と少なくとも一つの
表示位置候補を保持する表示項目一覧保持ステップ(S20)と、
状態の変化に合わせて表示項目一覧の内容を変更する表示項目一覧変更ステップ(S13)と、
表示項目一覧が変更された場合に表示位置を更新する表示位置更新ステップ(S22)と、を備え、
前記表示位置更新ステップにおいて表示が有効な項目について表示位置が重ならないよう
表示項目の表示位置を優先度順に決定する
ことを特徴とする撮像方法。
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