JP2017067064A - 送風装置 - Google Patents

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Shinsuke Katsumata
慎介 勝又
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Abstract

【課題】従来に比べて小さなエネルギーで吹出方向を可変でき、ノズル先端から一定の距離の使用者に向けて高風量の気流を送風できる送風装置を提供することを目的とする。
【解決手段】空間を有して並列に配置した2本のダクト3に、それぞれ前方かつ互いに内向きに高圧気流を吹出すスリット8状の第一ノズル9を一列に備えて、風向可変手段11を用いて、少なくとも一方のダクトの高圧空気発生部から前記第一ノズルに連通する第一風路への風量を調整することで、外郭の駆動や高圧気流同士の衝突をさせずに小さなエネルギーで吹出方向を可変でき、なおかつ高風量の気流を送風する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、送風により清涼感を与えたり空間内の空気循環を促したりする送風装置に関するものである。
このような従来の送風装置では、羽根車とモータを筐体に内包し、簡便かつ小さな駆動エネルギーで吹出方向を可変でき、スペースの有効利用ができる送風装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その送風装置について図18を参照しながら説明する。
図18は、送風装置101の斜視図を示している。
送風装置101の内部に羽根車102と電動機103を備えて、外郭104に空気の吸入口105を有する箱体の高圧空気発生部106と、高圧空気を気流として一方へ吹出す平行なスリット開口107を持つ2列の吹出部108と、高圧空気発生部106と吹出部108の一部とを接続する接続路109を有し、2列の吹出部108は間に空間を有して各スリット開口方向が交わるように設けられ、各吹出部108への高圧空気の風量比を変える風量可変手段を備えるものであった。
特開2013−015114号公報
このような従来の送風装置では、2列の吹出部の各スリット開口方向が互いに交わるように設けられていたので、吹出されたそれぞれの高圧気流によって生じようとする誘引気流の発生が他方のダクトの第一高圧気流によって妨げられてしまっており、誘引気流の流量が低下して、吹出直後からの流量が低下する。それに加えて、吹出されたそれぞれの気流が衝突して、吹出気流のエネルギーの損失が発生するため、衝突点の下流域における流量が低下する。そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、従来に比べて小さなエネルギーで吹出方向を可変でき、高風量の気流を送風できる送風装置を提供することを目的とする。
本発明は、内部に羽根車と電動機を備えて高圧空気を発生する高圧空気発生部と、前記高圧空気発生部に接続した2本のダクトを備え、前記2本のダクトは、空間を有して並列に配置し、それぞれ前方かつ互いに内向きに高圧空気を吹出すスリット状の第一ノズルを一列に配置し、前記2本のダクトのうち前記2本のダクトのうち前記一方のダクトの第一ノズルの列は、前記他方のダクトの第一ノズルの列と平行に、かつ前記一方のダクトの第一ノズルと前記他方のダクトの第一ノズルは、互いに交互に配置し、前記高圧空気発生部から前記第一ノズルに連通する第一風路が形成されていて、少なくとも一方のダクトの前記第一風路への送風風量を調整して前記2本のダクトによる送風方向を可変する風向可変手段を備えた送風装置であり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、従来に比べて小さなエネルギーで吹出方向を可変でき、高風量の気流を送風できる送風装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1の送風装置を示す斜視図 同実施の形態1の送風装置の拡大図 同実施の形態1の送風装置の図1の接続路部分の断面Aを示す構成図 同実施の形態1の送風装置の2本のダクトへの風量が同じ場合における吹出風の流れを模擬した上面図 同実施の形態1の送風装置の2本のダクトへの風量が同じ場合における吹出風の流れを模擬した斜視図 同実施の形態1の送風装置の2本のダクトへの風量が違う場合における吹出風の流れを模擬した上面図 同実施の形態1の送風装置の2本のダクトへの風量が違う場合における吹出風の流れを模擬した斜視図 同実施の形態1の送風装置の気流の特徴を示す図((a)2列のスリットの開口が交わるように設けた場合における一方のダクトの第一ノズルから吹出された高圧気流によって生じる誘引気流を模擬した平面図、(b)本発明の実施の形態1の送風装置における一方のダクトの第一ノズルから吹出された高圧気流によって生じる誘引気流を模擬した平面図) 同実施の形態1のスリットが別の構成を有する送風装置を示す斜視図 同実施の形態2の送風装置を示す斜視図 同実施の形態2の送風装置の吹出風の流れを模擬した斜視図 同実施の形態2の通気部が別の構成を有する送風装置を示す斜視図 同実施の形態3の送風装置を示す斜視図 同実施の形態3の送風装置の気流の特徴を示す図((a)同実施の形態3の送風装置の図13の断面Bを示す構成図、(b)同実施の形態3の送風装置の図13の断面Cを示す構成図) 同実施の形態3の送風装置の図13の接続路部分の断面Dを示す構成図 同実施の形態3の送風装置の気流の特徴を示す図 同実施の形態3の送風装置の気流の特徴を示す図 従来技術の一例を示す斜視図
本発明の請求項1に係わる送風装置は、内部に羽根車と電動機を備えて高圧空気を発生する高圧空気発生部と、前記高圧空気発生部に接続した2本のダクトを備え、前記2本のダクトは、空間を有して並列に配置し、それぞれ前方かつ互いに内向きに高圧空気を吹出すスリット状の第一ノズルを一列に配置し、前記2本のダクトのうち前記2本のダクトのうち前記一方のダクトの第一ノズルの列は、前記他方のダクトの第一ノズルの列と平行に、かつ前記一方のダクトの第一ノズルと前記他方のダクトの第一ノズルは、互いに交互に配置し、前記高圧空気発生部から前記第一ノズルに連通する第一風路が形成されていて、少なくとも一方のダクトの前記第一風路への送風風量を調整して前記2本のダクトによる送風方向を可変する風向可変手段を備えたものである。
これにより、2本のダクトそれぞれの第一ノズルから吹出した空気は立体的に交差させて、風向可変手段を用いて2本のダクトそれぞれの第一風路への流量を同じに設定することで、2本のダクトの第一ノズルから吹出された高圧気流は互いに他方のダクトの第一ノズルから吹出された高速気流の影響を受けて両者の中心方向に偏向される。
また、風向可変手段を用いて少なくとも一方のダクトの第一風路への流量を調節することによって、2本のダクトそれぞれの第一ノズルから吹出される高圧空気の風量バランスを変化させることができるので、2本のダクトによる送風方向送風方向を変化させることが可能になる。
このとき、外郭を駆動して装置の向を変えることなく、気流方向を可変できるので、小さなエネルギーで吹出方向を可変できる。
また、2本のダクトそれぞれの第一ノズルから吹出した空気は立体的に交差させているので、吹出されたそれぞれの高圧気流によって生じようとする誘引気流の発生が他方のダクトの第一高圧気流によって妨げられなくなり、誘引気流の流量が増加して、吹出直後からの流量が増加する。さらに、吹出方向を調節する際に高圧気流同士が衝突しないため、衝突によるそれぞれの高圧気流のエネルギーの損失が招く風量の低下も発生しない。
その結果、従来に比べて小さなエネルギーで吹出方向を可変でき、なおかつ高風量の気流を送風することが可能になる。
また、請求項2に係わる送風装置は、風向可変手段が、2本のダクトそれぞれの第一風路への送風風量比の調整によって実現されるものである。
これにより、風向可変手段を用いて一方のダクトの第一風路への流量を他方のダクトの第一風路への流量より低く設定すると、2本のダクトのノズルのうち高い流速で吹出された高圧空気の影響で中心方向が一方のダクトの第一ノズル側に偏向されることとなる。
また、請求項3に係わる送風装置は、2本のダクトは、側面によって挟まれた内側空間と外側の外部空間を形成し、前記ダクトは、一列に配置したそれぞれの第一ノズルの間であって少なくとも一箇所に第一ノズルの吹出方向に対して交差し、前記内側空間と外部空間とを連通する通気部を備えているものである。
これにより、一方のダクトの第一ノズルは、対向する他方のダクトの通気部を通過させた外部空間側の空気を誘引することもできるので、第一ノズルから吹出される高圧空気によって誘引される空気の流量が確保できる。その結果、特に、第一ノズルの出口から第一ノズルが吹出した空気が立体的に交差する点の下流域における流量を増加させることが可能になる。
また、請求項4に係わる送風装置は、2本のダクトは互いのダクトの側面によって挟まれた内側空間と外側の外部空間とを形成し、前記ダクトは、一列に配置したそれぞれの前記第一ノズルの間であって少なくとも一箇所に前記第一ノズルの吹出方向に対して平行であり、前記内側空間と外部空間とを連通する通気部を備えているものである。
これにより、一方のダクトの第一ノズルは、対向する他方のダクトの通気部を通過させた外部空間側の空気を誘引することもできるので、前記第一ノズルから吹出される高圧空気によって誘引される空気の流量が確保できる。その結果、特に、第一ノズルの出口からノズルが吹出した空気が立体的に交差する点の下流域における流量を増加させることが可能になる。
また、請求項5に係わる送風装置は、通気部がダクトの側面を貫通して形成されているものである。
これにより、一方のダクトの第一ノズルは、対向する他方のダクトの通気部を通過させた外部空間側の空気を誘引することもできるので、第一ノズルから吹出される高圧空気によって誘引される空気の流量が確保できる。その結果、断面が矩形形状の第一ノズルのスリット出口から第一ノズルが吹出した空気が立体的に交差する点の下流域における流量を増加させることが可能になる。
また、請求項6に係わる送風装置は、通気部が切欠きによって形成されていることを特徴とするものである。
これにより、一方のダクトの第一ノズルは、対向する他方のダクトの通気部を通過させた外部空間側の空気を誘引することもできるので、第一ノズルから吹出される高圧空気によって誘引される空気の流量が確保できる。それに加えて、送風装置内部のスリット周辺の気流を剥離させずに吹出すことが可能になる。その結果、第一ノズルのスリット出口から第一ノズルが吹出した空気が立体的に交差する点の後方までの流量を増加させつつ、騒音を抑制することが可能になる。
また、請求項7に係わる送風装置は、2本のダクトは互いのダクトの側面によって挟まれた内側空間と外側空間とを形成し、少なくとも一方のダクトには、第一ノズルと第一風路に加えて、複数の前記第一ノズルの間に配置したスリット状の第二ノズルと、高圧空気発生部から前記第二のノズルに連通する第二風路とを備え、前記第二のノズルの吹出し方向は、他方のダクトの第一ノズルの吹出し方向に対して外向き角度を有し、風向可変手段は、前記一方のダクトにおける第一風路と第二風路への送風風量を調整することで前記2本のダクトによる送風方向を可変するものである。
これにより、風向可変手段を用いて一方のダクトの第一風路への流量を他方のダクトの第一風路への流量より低く設定した場合、一方のダクトの第一ノズルから吹出された高圧空気が他方のダクトの第二ノズルから吹出された高圧空気に誘引されることによって生じる他方のダクト側への偏向程度が、他方のダクトの第一ノズルから吹出された高圧空気が一方のダクトの第二ノズルから吹出された高圧空気に誘引されることによって生じる一方のダクト側への偏向程度よりも小さくなるため、送風方向は一方のダクト側に偏向されることになる。
同様に、風向可変手段を用いて一方のダクトの第二風路への流量を他方のダクトの第二風路への流量より低く設定した場合、一方のダクトの第一ノズルから吹出された高圧空気が他方のダクトの第二ノズルから吹出された高圧空気に誘引されることによって生じる他方のダクト側への偏向程度が、他方のダクトの第一ノズルから吹出された高圧空気が一方のダクトの第二ノズルから吹出された高圧空気に誘引されることによって生じる一方のダクト側への偏向程度よりも大きくなるため、送風方向は他方のダクト側に偏向されることになる。
つまり、第一風路および第二風路への送風風量を調節することで、送風範囲を一方のダクト側から他方のダクト側まで変更することが可能になる。
また、請求項8に係わる送風装置は、風向可変手段は、少なくとも一方のダクトの第一風路および第二風路への送風風量比を調整するものである。
一般的に、羽根車の騒音の大きさは、羽根車が発生させる流量によって異なってくるが、これにより、羽根車が発生させる高圧空気の流量を調節することが可能になるので、羽根車の騒音を低減させることが可能になる。
その結果、送風装置の騒音を低減させることが可能になる。
また、請求項9に係わる送風装置は、通気部が切欠きによって形成されており、前記切欠きの奥部に第二ノズルが形成されているものである。
これにより、通気部が一方のダクトの第一ノズルと他方のダクトの第二ノズルもしくは一方のダクトの第二ノズルと他方のダクトの第一ノズルで囲むことができるので、通気部から誘引される空気の流量を増加させることが可能になる。
その結果、送風装置からの流量を増加させることが可能になる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。また、重複を避けるため、全図面を通して、同一の部位については同一の符号を付して二度目以降の説明を省略している。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について、図1から図9を参照しながらその構成の詳細を説明する。
図1は送風装置の斜視図、図2は送風装置の拡大図、図3は送風装置の接続路のA断面図である。
図1に示すように、送風装置1は、箱体の高圧空気発生部2と2本のダクト3と高圧空気発生部2および2本のダクト3それぞれの片側端部とを接続する箱体の接続路4とから構成されている。
高圧空気発生部2は、吸込口5と羽根車6と電動機7を備えている。吸込口5は、高圧空気発生部2の一側面において矩形状に形成されており、羽根車6は、高圧空気発生部2の内部において電動機7の回転軸に接続されている。
2本のダクト3は、接続路4の一側面で互いに空間を有して並列に配置されている。一例として図1のように、高圧空気発生部2の天面に接続路4を配置し、2本のダクト3は、接続路4の一側面である天面から上方へ向けて配設している。また、2本のダクト3は、それぞれ前方かつ互いに内向きに高圧気流を吹出すスリット8(短手方向の幅3.5mm)状の第一ノズル9を送風装置1の設置面30に対して垂直にして一列に、かつ所定の間隔をあけて配置している。所定の間隔とは、他方のダクト3の第一ノズル9(スリット8の長手方向)の長さ分に相当する間隔である。
また、2本のダクト3のうち一方のダクト3の第一ノズル9の列は、他方のダクト3の第一ノズル9の列と平行に、かつ一方のダクト3の第一ノズル9と他方のダクト3の第一ノズル9は互いに交互に配置している。そして、ダクト3の底面には、ダクト3と接続路4を連通するダクト内連通口10を有している。その結果、送風装置の内部に吸込口5と高圧空気発生部2とダクト内連通口10と第一ノズル9とを連通する第一風路(図示せず)が形成される。
接続路4は、少なくとも一方のダクト3の第一風路への送風風量を調整する風向可変手段として、2本のダクト3への送風風量比を調整する風向可変手段11を備えている。図3に示すように、風向可変手段11は、ダクト3のダクト内連通口10を部分的に塞ぐための回転駆動する回転ダンパ12と、回転ダンパ12を駆動する駆動電動機13を備えている。
以上のような構成における送風装置1の動作について詳しく説明する。
このような構成によれば、まず、送風装置1の外部から電源が引き込まれて電動機7に電気が供給されることで、電動機7を稼動して羽根車6を回転させる。これによって、吸込口5から取り入れた空気を圧縮して高圧空気を発生させる。そして、高圧空気発生部2によって発生した高圧空気は、接続路4を径由してダクト内連通口10から2本のダクト3内に流されて第一ノズル9から吹出される。一方のダクト3の第一ノズル9と他方のダクト3の第一ノズル9は互いに交互に配置していることで、2本のダクト3それぞれの第一ノズル9から吹出した高圧気流は立体的に交差することとなり、この立体交差点14周辺においてそれぞれの第一ノズル9からの高圧気流が偏向される。
さて、この偏向の程度は、風向可変手段11によって設定される2本のダクト3への送風風量比によって変化する。そこで以下に、それぞれの場合に関して以下に説明を加える。
一般に、第一の気流が一定の流速を有して流れている状況下において、周囲の空気が前記第一の気流に誘引されて流れる第二の気流が発生する。そして第二の気流は、第一の気流に近付くほど流速が高くなると同時に第一の気流と同等の速度方向成分を有するようになる。
この現象は、誘引される周囲の空気の流速の有無に関わらず見られる現象である。例えば、誘引される周囲の空気が流速を有して既に第二の気流として流れている場合、両方の気流が互いに他方の気流の速度方向成分を有するようになる。ただし、第一の気流の流速が高いほど、第一の気流は第二の気流の速度方向成分を有しにくく、第二の気流が第一の気流の速度方向成分を有しやすい。
この現象が立体交差点14周辺で起きるゆえに、高圧気流の偏向が生じる。
図4および図5は、それぞれ2本のダクトへの風量が同じ場合における本発明の実施の形態1の送風装置の吹出風の流れを模擬した平面図および斜視図であり、図6および図7は、2本のダクトへの風量が違う場合における本発明の実施の形態1の送風装置の吹出風の流れを模擬した平面図および斜視図である。
まず、2本のダクト3への風量が同じ場合について説明する。図4および図5に示すように、立体交差点14周辺において、一方のダクトの第一ノズル15から吹出された一方のダクトの第一高圧気流16には、他方のダクトの第一ノズル17から吹出された他方のダクトの第一高圧気流18の速度方向成分が加味される。同様に、他方のダクトの第一高圧気流18には、一方のダクトの第一高圧気流16の速度方向成分が加味される。
このとき、両者の高圧気流の流速は同等であるゆえ、一方のダクトの第一高圧気流16は、偏向前に有している速度方向成分と同程度の割合で他方のダクトの第一高圧気流18が有している速度方向成分が加味される。同様に、他方のダクトの第一高圧気流18も、偏向前に有している速度方向成分と同程度の割合で一方のダクトの第一高圧気流16が有している速度方向成分が加味される。
その結果、両者の高圧気流は、両者の偏向前の高圧気流の中心方向に偏向される。例えば、図4に示すように、一方のダクトの第一ノズル15および他方のダクトの第一ノズル17の内向き角度19aと内向き角度19bとが等しければ、偏向後の高圧気流は、送風装置1の中心軸20方向に流れることになる。
次に、一方のダクトの流量を他方のダクトの流量より高く設定した場合について説明する。2本のダクトへの風量が同じ場合と同様に、図6および図7に示すように、立体交差点14周辺において、一方のダクトの第一ノズル15から吹出された一方のダクトの第一高圧気流16には、他方のダクトの第一ノズル17から吹出された他方のダクトの第一高圧気流18の速度方向成分が加味される。同様に、他方のダクトの第一高圧気流18には、一方のダクトの第一高圧気流16の速度方向成分が加味される。
このとき、一方のダクトの第一高圧気流16の流速は、他方のダクトの第一高圧気流18の流速よりも高いゆえ、一方のダクトの第一高圧気流16には、偏向前に有している速度方向成分よりも小さい割合で他方のダクトの第一高圧気流18が有している速度方向成分が加味される。
その一方で、他方のダクトの第一高圧気流18には、偏向前に有している速度方向成分よりも大きい割合で一方のダクトの第一高圧気流16が有している速度方向成分が加味される。
その結果、両者の高圧気流は、偏向前の一方のダクトの第一高圧気流16程度ではないが、他方のダクトの第一ノズル17側に偏向される。
つまり、風向可変手段11により2本のダクト3の流量を調整することで、高圧空気発生部2を駆動することなく、気流方向を可変できるので、小さなエネルギーで吹出方向を可変できる。
そして、吹出されたそれぞれの高圧気流によって生じようとする誘引気流の発生が他方のダクトの第一高圧気流によって妨げられることがなくなり、誘引気流の流量が増加して、吹出直後からの流量が増加する。
以下に図8を参照しながら詳細を説明する。図8は、2列のスリットの開口を設けた場合における一方のダクトの第一ノズル15から吹出された高圧気流によって生じる誘引気流を模擬した上面図である。
図8(a)に示すように、2列のスリットの開口が交わるように設けた場合には、一方のダクトの第一ノズル15から吹出された一方のダクトの第一高圧気流16によって、一方のダクト外側からの誘引気流31と中心部からの誘引気流32が発生していた。しかし、中心部からの誘引気流32は、他方のダクトの第一ノズル17から吹出される他方のダクトの第一高圧気流18によっても発生して他方のダクトの第一高圧気流18にも合流するため、一方のダクトの第一高圧気流16に合流する誘引気流の流量は少ない。なおかつ、他方のダクトの第一高圧気流18によって、一方のダクトの第一高圧気流16に合流する他方のダクト外側からの誘引気流33が発生しない。
その一方で、図8(b)に示すように、本実施の形態1の送風装置では、他方のダクトの第一高圧気流18が一方のダクトの第一高圧気流16に対向して流れていないため、一方のダクト外側からの誘引気流31は勿論、十分な中心部からの誘引気流32および他方のダクト外側からの誘引気流33が発生する。
これによって、3種類の誘引気流の合計の流量が増加して、吹出直後からの流量が増加する。
また、吹出方向を調節する際に高圧気流同士が衝突しないため、衝突によるそれぞれの高圧気流のエネルギーの損失が招く風量の低下も発生しない。
この結果、従来に比べて小さなエネルギーで吹出方向を可変でき、ノズル先端から一定の距離の使用者に向けて高風量の気流を送風することが可能になる。
なお、本実施の形態では、高圧空気発生部2および接続路4を箱体に形成しているが、形状に特に制限は無い。
また、本実施の形態では、吸込口5を矩形状に形成しているが、十分に空気を吸い込むことができれば、形状に特に制限は無い。
また、本実施の形態では、第一ノズル9のスリット8の短手方向の幅を3.5mmに設定しているが、特に制限は無い。ただし、第一ノズル9のスリット8の長手方向の幅や高圧空気発生部2の送風性能にも依存するが、使用者が一定の流速を有する気流を享受するためには、20mm程度以下に設定するのが望ましい。
また、本実施の形態では、回転ダンパ12を駆動電動機13により駆動しているが、送風装置1前縁などに回転ダンパ12に連結されたレバーを突出させることで手動にしても良く、軽い力で吹出方向を可変することができる。
また、本実施の形態では、スリット8が送風装置1の設置面30に対して垂直になるような構成としているが、図9に示すように、スリット8が送風装置1の設置面30に対して平行になるような構成にしてもよく、この場合は上下方向に風向きを可変できる構成となる。なお、スリット8が設置面30に対して一定の角度を有して傾いているような構成にしてもよい。
(実施の形態2)
実施の形態2において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
以下、本発明の実施の形態2について、図10から図12を参照しながらその構成の詳細を説明する。
図10は送風装置の斜視図、図11は図10における送風装置のB断面図を示す。
図10に示すように、2本のダクトは、略矩形状の切欠きによって形成された4箇所の通気部21をそれぞれ備えている。これら通気部21は、一列に配置したそれぞれの第一ノズル9の間であって、図11に示すように、第一ノズル9の吹出中心軸23に対して交差することで、2本のダクトそれぞれの側面24によって挟まれた内側空間25と外側の外部空間26とを連通している。また、図10に示すように、2本のダクト3それぞれには、接続路4に最も近い距離に位置する第一ノズル9と接続路4とで挟まれる空間に略矩形状の副通気部22を設けている。
上記構成により、通気部21を第一ノズル9の吹出中心軸23に対して交差して設けたことで、一方のダクトの第一ノズル15は、対向する他方のダクトの通気部21を通過させて内側空間25側の空気を様々な方向から誘引することができるので、前記第一ノズル9から吹出される高圧空気によって誘引される通気部通過誘引気流28の流量が確保できる。その結果、送風装置1の流量を増加させることが可能になる。
なお、本実施の形態では、通気部21をそれぞれのダクト3に4箇所の略矩形状で設けているが、個数や形状に特に制限は無い。
また、本実施の形態では、通気部21を切欠きによって形成しているが、図12に示すように、ダクト3に貫通穴として形成しても良い。ただし、通気部21は、切欠きによる構成とした場合の方がダクト3内の高圧空気の気流が通気部21の後流域29において剥離することがないため、剥離によって生じる騒音を抑制することが可能になる。
また、本実施の形態では、通気部21を第一ノズル9の吹出方向に対して交差して設けているが、ノズルの吹出方向に対して平行に設けることで、通気部通過誘引気流28の方向を限定しても構わない。
また、本実施の形態では、第一ノズル9と接続路4との間にも、略矩形状の切欠きによって形成された副通気部22を設けているが、必ずしも設ける必要は無い。ただし、切欠きや貫通穴によって副通気部22を設けることで、第一ノズル9周辺部の空間を拡げることにより、第一ノズル9から吹出す高圧空気に誘引されて発生する誘引流の流量を増加させることが可能になり、送風装置1の流量を増加させることが可能になる。
(実施の形態3)
実施の形態3において、実施の形態1および2と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
以下、本発明の実施の形態2について、図13から図17を参照しながらその構成の詳細を説明する。
図13は送風装置の斜視図、図14(a)および図14(b)はそれぞれ図13における送風装置のB断面図およびC断面図、図15は図13における送風装置の接続路部分のD断面図、図16および図17は、図13における送風装置のC断面における図15に示すそれぞれの回転ダンパの位置での高圧空気および誘引空気の流れを示す図を示す。
図13に示すように、2本のダクト3それぞれには、第一ノズル9の間において切欠きによって形成された通気部21と、通気部21の奥部に、高圧気流を吹出すスリット8(図示省略)状の第二ノズル41を設けている。第二ノズル41は、送風装置1の設置面30に対して垂直にして一列に、かつ所定の間隔をあけて配置している。所定の間隔とは、他方のダクトの第一ノズル17の長さ分に相当する間隔である。
なお、図14(a)に示すように、他方のダクトの第二ノズルの吹出中心軸71は、一方のダクトの第一ノズルの吹出中心軸72に対して外向き角度73を有しており、図14(b)に示すように、一方のダクトの第二ノズルの吹出中心軸74は、他方のダクトの第一ノズルの吹出中心軸75に対して外向き角度76を有している。
そして、高圧空気発生部2から第二ノズル41に連通する第二風路53が2本のダクト3内にそれぞれ形成されていると同時に、第一風路40と第二風路53を隔てる境界壁54がそれダクトのそれぞれの天面からダクト内連通口10まで延設されている。
接続路4には、実施の形態1同様に、回転ダンパ12が設けられているが、これは、図15に示すように、2本のダクト3内それぞれの第一風路40と第二風路53への送風風量を調節するためのものである。
上記構成により、図15に示すように、回転ダンパ12が他方のダクトの第二風路55を閉塞する他方のダクトの第二風路閉塞ポジション81に位置させることによって、一方のダクトの第一ノズル15および他方のダクトの第一ノズル17から、そして、一方のダクトの第二ノズル52からは一方のダクトの第二高圧気流61が吹き出されることになる。
このとき、図16に示すように、他方のダクトの第一高圧気流18は、一方のダクトの第二高圧気流61に誘引されることで、一方のダクトの第二高圧気流61に向けて偏向される。
それと同時に、通気部21は、他方のダクトの第一ノズル17側であって、一方のダクトの第二ノズル52に隣接して形成されているゆえ、他方のダクトの第一高圧気流18および一方のダクトの第二高圧気流61による強い誘引が発生することで、立体交差点14よりも近い側で通気部通過誘引気流28の流量が増加する。
その後、立体交差点14周辺において、他方のダクトの第一高圧気流18は一方のダクトの第一高圧気流16に誘引されるが、一方のダクトの第二高圧気流61および他方のダクトの第一高圧気流18による強い誘引気流の影響で、一方のダクトの第一高圧気流16の作用は、小さくなり、一方のダクトの第二高圧気流61および他方のダクトの第一高圧気流18により風向が定まる。その結果、立体交差点14の下流側では、一方のダクト側に風向が向けられることとなる。
それに加えて、回転ダンパ12の位置、つまり他方のダクトの第二風路55の閉塞の程度を調節することで、偏向の程度も調節することができる。
同様に、回転ダンパ12が、一方のダクトの第二風路56を閉塞することによって、送風範囲を他方のダクト側に変更されることになる。
その一方で、図15に示すように、回転ダンパ12が他方のダクトの第一風路57の一部を閉塞する他方のダクトの第一風路閉塞ポジション82に位置させることによって、一方のダクトの第一ノズル15、他方のダクトの第一ノズル17、一方のダクトの第二ノズル52から、そして、他方のダクトの第二ノズル51からは他方のダクトの第二高圧気流62が吹き出されることになる。ただし、他方のダクトの第一風路57の一部は、回転ダンパ12によって閉塞されているゆえ圧力損失が大きくなるため、他方のダクトの第一高圧気流18の流量は、一方のダクトの第一高圧気流16の流量より低い。
このとき、図17に示すように、一方のダクトの第一高圧気流16は、他方のダクトの第二高圧気流62に誘引されることで、他方のダクトの第二高圧気流62に向けて偏向される。
それと同時に、通気部21は、一方のダクトの第一ノズル15側であって、他方のダクトの第二ノズル51に隣接して形成されているゆえ、一方のダクトの第一高圧気流16および他方のダクトの第二高圧気流62による強い誘引が発生することで、立体交差点14よりも近い側で通気部通過誘引気流28の流量が増加する。
その後、立体交差点14周辺において、一方のダクトの第一高圧気流16は他方のダクトの第一高圧気流18に誘引されるが、他方のダクトの第一高圧気流18の流量が一方のダクトの第一高圧気流16の流量より低いことに加え、一方のダクトの第一高圧気流16および他方のダクトの第二高圧気流62による強い誘引気流の影響で、他方のダクトの第一高圧気流18の作用は、小さくなり、一方のダクトの第一高圧気流16および他方のダクトの第二高圧気流62により風向が定まる。その結果、立体交差点14の下流側では、他方のダクト側に風向が向けられることとなる。
それに加えて、回転ダンパ12の位置、つまり他方のダクトの第一風路57の閉塞の程度を調節することで、偏向の程度も調節することができる。
同様に、回転ダンパ12が、一方のダクトの第一風路58を閉塞することによって、送風範囲を他方のダクト側に変更されることになる。
つまり、回転ダンパ12の位置の調節によって、送風範囲を一方のダクト側から他方のダクト側まで変更することが可能になる。
また、本実施の形態では、第二ノズル41のスリットの短手方向の幅を3.5mmに設定しているが、特に制限は無い。ただし、ダクト内連通口10において、第一風路40の風路面積に対する第二風路53の風路面積が小さい場合、または送風方向の所望の偏向程度が大きい場合においては、第二ノズル41のスリット8の短手方向の幅を大きくすることが望まれる。これによって、第二風路53の圧力損失を低減することが可能になるため、第一ノズル9からの吹出風量に対する第二ノズル41からの吹出風量を大きくすることができ、なおかつ、第二ノズル41からの高圧空気が第一ノズル9からの高圧空気に与える誘引の影響を大きくすることで、偏向の程度を大きくすることが可能になる。
本発明にかかる送風装置は、従来に比べて小さなエネルギーで吹出方向を可変でき、ノズル先端から一定の距離の使用者に向けて高風量の気流を送風できる送風装置として有用である。
1 送風装置
2 高圧空気発生部
3 ダクト
4 接続路
5 吸込口
6 羽根車
7 電動機
8 スリット
9 第一ノズル
10 ダクト内連通口
11 風向可変手段
12 回転ダンパ
13 駆動電動機
14 立体交差点
15 一方のダクトの第一ノズル
16 一方のダクトの第一高圧気流
17 他方のダクトの第一ノズル
18 他方のダクトの第一高圧気流
19a 内向き角度
19b 内向き角度
20 中心軸
21 通気部
22 副通気部
23 吹出中心軸
24 側面
25 内側空間
26 外部空間
28 通気部通過誘引気流
29 後流域
30 設置面
31 一方のダクト外側からの誘引気流
32 中心部からの誘引気流
33 他方のダクト外側からの誘引気流
40 第一風路
41 第二ノズル
51 他方のダクトの第二ノズル
52 一方のダクトの第二ノズル
53 第二風路
54 境界壁
55 他方のダクトの第二風路
56 一方のダクトの第二風路
57 他方のダクトの第一風路
58 一方のダクトの第一風路
61 一方のダクトの第二高圧気流
62 他方のダクトの第二高圧気流
71 他方のダクトの第二ノズルの吹出中心軸
72 一方のダクトの第一ノズルの吹出中心軸
73 外向き角度
74 一方のダクトの第二ノズルの吹出中心軸
75 他方のダクトの第一ノズルの吹出中心軸
76 外向き角度
81 他方のダクトの第二風路閉塞ポジション
82 他方のダクトの第一風路閉塞ポジション
101 送風装置
102 羽根車
103 電動機
104 外郭
105 吸入口
106 高圧空気発生部
107 スリット開口
108 吹出部
109 接続路

Claims (9)

  1. 内部に羽根車と電動機を備えて高圧空気を発生する高圧空気発生部と、
    前記高圧空気発生部に接続した2本のダクトを備え、
    前記2本のダクトは、
    空間を有して並列に配置し、
    それぞれ前方かつ互いに内向きに高圧空気を吹出すスリット状の第一ノズルを一列に配置し、
    前記2本のダクトのうち
    前記一方のダクトの第一ノズルの列は、
    前記他方のダクトの第一ノズルの列と平行に、
    かつ前記一方のダクトの第一ノズルと前記他方のダクトの第一ノズルは、
    互いに交互に配置し、
    前記高圧空気発生部から前記第一ノズルに連通する第一風路が形成されていて、
    少なくとも一方のダクトの前記第一風路への送風風量を調整して
    前記2本のダクトによる送風方向を可変する風向可変手段を備えた送風装置。
  2. 風向可変手段が、2本のダクトそれぞれの第一風路への送風風量比を調整して風向を可変する請求項1に記載の送風装置。
  3. 2本のダクトは互いのダクトの側面によって挟まれた内側空間と外側の外部空間を形成し、
    前記2本のダクトは、それぞれの第一ノズルの間であって
    少なくとも一箇所に前記第一ノズルの吹出方向に対して交差し、
    前記内側空間と前記外部空間とを連通する通気部を備えた
    請求項2に記載の送風装置。
  4. 2本のダクトは互いのダクトの側面によって挟まれた内側空間と外側の外部空間を形成し、
    前記2本のダクトは、それぞれの第一ノズルの間であって
    少なくとも一箇所に前記第一ノズルの吹出方向に対して平行であり、
    前記内側空間と前記外部空間とを連通する通気部を備えた
    請求項2に記載の送風装置。
  5. 通気部が2本のダクトの側面を貫通して形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の送風装置。
  6. 通気部が切欠きによって形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の送風装置。
  7. 2本のダクトは、互いのダクトの側面によって挟まれた内側空間と外側空間を形成し、
    少なくとも一方のダクトには、第一ノズルと第一風路に加えて、
    複数の前記第一ノズルの間に配置したスリット状の第二ノズルと、
    高圧空気発生部から前記第二のノズルに連通する第二風路とを備え、
    前記第二のノズルの吹出し方向は、他方のダクトの第一ノズルの吹出し方向に対して外向き角度を有し、
    風向可変手段は、
    前記一方のダクトにおける第一風路と第二風路への送風風量を調整することで
    前記2本のダクトによる送風方向を可変する
    請求項1に記載の送風装置。
  8. 風向可変手段は少なくとも一方のダクトの第一風路および第二風路への送風風量比を調整する
    請求項7に記載の送風装置。
  9. 通気部が切欠きによって形成されており、
    前記切欠きの奥部に第二ノズルが形成されている
    請求項7および8に記載の送風装置。
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