JP2017066959A - 圧縮機 - Google Patents

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伸之 成澤
Nobuyuki Narusawa
伸之 成澤
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【課題】本発明は、流体を圧縮するクロスヘッドピストンを備えた往復動圧縮機において、クロスヘッドピストンとシリンダの間に設けられたライダーリングのメンテナンス寿命を延長することを目的とする。【解決手段】本発明は、シリンダ内を往復動するピストンと、前記シリンダの端部に設けられたシリンダヘッドとを備え、前記ピストンは、断面積の異なる2つの部材を組み合わせた形状よりなるクロスヘッドピストンであって、前記クロスヘッドピストンの断面積が大きい部分である大径側の前記シリンダヘッド側の端面に前記クロスヘッドピストンの内部へ連通する連通孔を有していることを特徴とする圧縮機を提供する。【選択図】 図1

Description

本発明は、圧縮機に関する。
本技術分野の背景技術として、特許文献1がある。特許文献1にはクランクケース4上に取り付けられた低圧シリンダ5と、低圧シリンダ5上に取り付けられた高圧シリンダ6と、連接棒9に連結され、径の異なる低圧ピストン11と高圧側ピストン13と、高圧ピストン13の摺動動作をガイドするライダーリング24とを有する往復動圧縮機1が記載されている。
特開平10―37857
従来、流体を圧縮する往復動圧縮機においては、特許文献1のようにピストンを大小2種類の円筒よりなる段付き形状としたものがある。また、特に取り扱う流体の圧力が高い場合、側圧を受ける部位と圧縮室を構成する部位とを独立させたクロスヘッドピストンを有するものがある。
無給油式圧縮機においてこのクロスヘッドピストンを用いる場合、クロスヘッド部とシリンダ内周面の間にはライダーリングが摺動材として設けられ、このライダーリングによって側圧を支える構成をとることが多い。このライダーリングは一般にPTFEなどの樹脂製であり、摺動にともない摩耗するため定期的な交換を要するが、圧縮運転中にピストンリングから漏れ出た高温のブローバイガスに晒されたり、あるいは上段のピストンリングから生じた摩耗粉を噛み込んだりすると、摩耗を低減できず寿命を向上させることができない。
また、給油式圧縮機においてこのクロスヘッドピストンを用いる場合、クロスヘッド部とシリンダ内周面の間には潤滑油膜が介在しているが、高温のブローバイガスがこの隙間に流入することで、油の粘度が低下するだけでなく、油膜自体が押し流され潤滑状態の悪化を招く。この状態が進行すると、クロスヘッドピストンとシリンダ内周面の焼きつきなどが生じ寿命向上の妨げとなっている。
したがって、このブローバイガスがクロスヘッド部とシリンダ内周面との間に流入しないよう排出することができれば、無給油式においてはライダーリングの摩耗を低減し、給油式においては焼きつきなどの不具合を防止することが可能になると考えられる。
上記問題点を鑑み、本発明は、流体を圧縮するクロスヘッドピストンを備えた往復動圧縮機において、クロスヘッドピストンとシリンダの間に設けられたライダーリングのメンテナンス寿命を延長することを目的とする。
また、他の観点における本発明は、流体を圧縮するクロスヘッドピストンを備えた往復動圧縮機において、メンテナンス時期を適切に報知することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本発明は上記課題を解決する手段を多数含んでいるが、その一例を挙げるならば、シリンダ内を往復動するピストンと、前記シリンダの端部に設けられたシリンダヘッドとを備え、前記ピストンは、断面積の異なる2つの部材を組み合わせた形状よりなるクロスヘッドピストンであって、前記クロスヘッドピストンの断面積が大きい部分である大径側の前記シリンダヘッド側の端面に前記クロスヘッドピストンの内部へ連通する連通孔を有していることを特徴とする圧縮機を提供する。
また、他の観点による本発明は、シリンダ内を往復動するピストンと、前記シリンダの端部を閉鎖するシリンダヘッドと、前記ピストンを駆動する電動機と、前記電動機または前記ピストンの過負荷が検出されると前記電動機を停止する過負荷保護装置とを備え、前記ピストンは、断面積の異なる2つの部材を組み合わせた形状よりなるクロスヘッドピストンであって、前記クロスヘッドピストンの断面積が大きい部分である大径側には、ピストンリングが設けられることを特徴とする圧縮機を提供する。
本発明によれば、流体を圧縮するクロスヘッドピストンを備えた往復動圧縮機において、クロスヘッドピストンとシリンダの間に設けられたライダーリングのメンテナンス寿命を延長することが可能となる。
また、他の観点における本発明によれば、流体を圧縮するクロスヘッドピストンを備えた往復動圧縮機において、メンテナンス時期を適切に報知することができる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の各実施例における圧縮機全体の構成例を示す図である。 本発明の各実施例における圧縮機本体内部の構成例を示す図である。 本発明の実施例1におけるクロスヘッドピストンの詳細構成例を示す図である。 本発明の実施例2におけるクロスヘッドピストンの詳細構成例を示す図である。 本発明の実施例2におけるクロスヘッドピストンの構成例の概略上面図である。 本発明の実施例3におけるクロスヘッドピストンの詳細構成例を示す図である。 本発明の実施例4におけるクロスヘッドピストンの詳細構成例を示す図である。
以下、本発明の実施例1について図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施例における圧縮機の概略図を示す。また、図2は図1における圧縮機本体1を側面から見た内部構造を示している。
図1に示す圧縮機は、圧縮機本体1と、それを駆動する電動機2と、これらを上部に配置したタンク3からなっている。圧縮機本体1は空気または特定のガスまたは冷媒といった流体を圧縮するものであり、その内部構造は図2に示すように、クランク室21と、クランク室21から鉛直方向に突出するひとつのシリンダ22と、このシリンダ22の端部に設けられ、シリンダ22の上部を閉鎖するシリンダヘッド23と、クランク室21の中央に回転可能に支持された回転軸であるクランクシャフト24とを有している。この圧縮機本体1は、クランク室21内のクランクシャフト24が回転することで、クランクシャフト24の偏心部に接続された連接棒27が偏心運動を行う。連接棒27の小端部35に設けられたベアリングとしてのピストンピン35aが連接棒27の偏心運動を往復運動に変換することにより、シリンダ22a,22b内に設置されたピストン25が鉛直方向に往復動し、その結果としてシリンダ外部から流体を吸引し圧縮して吐出す。なお、図1および図2では説明簡略化のため、圧縮機形状はピストン・シリンダを1対しか持たない1気筒1段圧縮機としているが、クランクシャフトに対して直列あるいは放射状に複数のピストン・シリンダを有する圧縮機もある。
圧縮機本体1は、クランクシャフト24を電動機2の回転軸と並行に配置した状態でタンク3の上面に固定されており、クランクシャフト24には圧縮機プーリ4が、電動機軸には電動機プーリ5が固定されている。圧縮機本体1に付設された圧縮機プーリ4は羽根を有しており、その回転にともない冷却風を圧縮機本体1に向けて発生させることで、圧縮機本体1の放熱を促す。
圧縮機プーリ4および電動機プーリ5には、動力伝達のための伝動ベルト6が巻回されている。これにより、電動機2の回転にしたがって、電動機プーリ5、伝動ベルト6および圧縮機プーリ4を介して圧縮機本体1のクランクシャフト24が回転駆動されて、圧縮機本体1が流体を圧縮する。なお、電動機の給電配線7は、過負荷保護装置7aを経由して電源へ接続されており、圧縮機本体1や電動機2に異常負荷が発生した場合には、直ちに運転を停止する。
図2において、シリンダ22a,22bは上下2段に分かれた円筒形状をしており、クロスヘッドピストン25を含む圧縮部の詳細断面図は、図3に示すとおりである。図3において、クロスヘッドピストン25は断面積の異なる2つの部材、例えば、大小2つの円筒(円柱)を組み合わせた形状からなっている。クロスヘッドピストン25の断面積の大きい部分である大径側は、連接棒27の偏心運動を往復運動に変換するピストンピン35aによって連接棒27の小端部35に接続されている。また、ライダーリング34はクロスヘッドピストン25の首振り(揺動)にともない発生する側圧を受けるものであって、クロスヘッドピストン25の大径側の側面に帯状に巻かれている。ライダーリング25は、合口部を有するリング形状である。また、クロスヘッドピストン25のクロスヘッドピストン25の断面積の小さい部分である小径側には、圧縮工程においてシリンダ内部を密封するためのピストンリング33aが装着されているが、その本数は取り扱う気体の圧力に応じて1本あるいは複数本で構成される。ピストンリング33aは合口部を有する。合口部は半径方向、上下方向、周方向を分断する切り込みにより形成される。ピストンリング33aは、合口部が半径方向または上下方向に合口部が重なることで拡縮径可能な構造となっている。特にクロスヘッドピストン25の揺動に伴い、シリンダ22との隙間が変化するため、それに追従してピストンリング33aが拡縮径することで、流体の漏れを防止し、シール性を向上させている。
クロスヘッドピストン25の大径側上端面(シリンダヘッド23側の端面)には、その内部に連通する連通孔25bが設けられており、圧縮運転中にピストンリング33aから漏れ出した高温のブローバイガスはこの連通孔25bを通過してクロスヘッドピストン25の内部空間25aに排出される。このため、ライダーリング34の周囲の雰囲気温度上昇を防止することができ、ライダーリング34の軟化による摩耗を低減することが可能となる。また、ブローバイガス中に含まれるピストンリング33aの摩耗粉についてもこの連通孔25bより排出することが可能であるから、ライダーリング34とシリンダ内周面32間への噛み込みによるアブレシブ摩耗も防止することができる。取り扱う圧縮ガスの圧力が高く、ピストンリング33aを複数本から構成する必要がある場合、発生する摩耗粉量も増加するため、この効果はより発揮される。
なお、このときの連通孔25bの断面積Aholeとその個数Nについては、図3に示すライダーリング34が取り付けられた状態のクロスヘッドピストン25と、クロスヘッド側シリンダとの間の隙間42(ライダーリング34とシリンダ22bとの間の径方向の隙間)の断面積(シリンダギャップ)Acgapよりも大きくなければ、ブローバイガスのライダーリング34側への流入を効果的に抑制できない。したがって、数式(1)の関係が成立させることにより、ブローバイガスのライダーリング34側への流入を効果的に抑制できる。
Figure 2017066959
以上より、本実施例によれば、流体を圧縮するクロスヘッドピストン25を備えた無給油式往復動圧縮機において、クロスヘッドピストン25に設けられたライダーリング34の摩耗を低減し、メンテナンス寿命を延長することが可能となる。また、流体を圧縮するクロスヘッドピストン25を備えた給油式往復動圧縮機において、クロスヘッドピストン25とシリンダ22の間の油膜切れを防止し、焼きつきなどの不具合を防止することが可能となる。
本実施例では、ライダーリング34の摩耗を防止しながらも、クロスヘッドピストン25を支持する連接棒小端部35の軸受グリースの劣化についても防止可能な構成について説明する。
図4は本実施例におけるクロスヘッドピストン25の構成を示す。本図は図3に対し、大径のクロスヘッド側上端面に設けられた連通孔25bの流路形状が異なる。
実施例1において説明した構成では、高温のブローバイをクロスヘッド25の内部空間25aに排出するため、連接棒小端部35のピストンピン35aの位置にグリース封入ベアリングなどを用いる場合、グリースがブローバイガスの熱により劣化する。本実施例では、クロスヘッドピストン25の内部空間25aの形状を変更し、連通孔25bの流出部を連接棒小端部35(ピストンピン35a)よりも相対的に下側(シリンダヘッド23から遠い位置)に設けることで、ブローバイガスによるグリースの温度上昇を防止することができる。
なお、流出孔25bはクロスヘッドピストン25の内部空間25aに余裕があれば任意の位置に設けることが可能であるが、通常は連接棒小端部35が運転にともない揺動するために占める空間と、ピストンピン35aの配置を考慮すれば、図5に示すようにピストンピン35aの方向と揺動方向の間の角度に設けると、より余裕を持った連通孔断面積Aholeにてレイアウトが可能である。
以上より、本実施例によれば、実施例1と比較して、さらにブローバイガスによるグリースの温度上昇を抑制することができる。
本実施例では、クロスヘッドピストン25のシリンダギャップAcgapが大きい場合においても、ライダーリング34側へのブローバイガスの流入を防止できる構成について説明する。
図6は本実施例におけるクロスヘッドピストン25の構成を示す。本図は図3に対し、クロスヘッドピストンの大径側上部に新たにピストンリング33bが設けられた点のみが異なる。
実施例1において説明した構成では、クロスヘッドとピストン25の大径側および小径側の径比によっては、(1)式を満足できるだけの連通孔25bの断面積を設けられない場合がある。また、運転にともないライダーリング34の摩耗が進行してくると、(1)式中のAcgapも増加するため、徐々にブローバイガスはライダーリング34側へも流入するようになり、経時的にライダーリング34の摩耗量が増加する。
これに対し本実施例では、クロスヘッドピストン25の大径側上部にピストンリング33bを設けることでブローバイガスをシールすることができる。したがって、連通孔25bが比較的小さい場合においてもブローバイガスを優先的にクロスヘッドピストン25の内部空間25aへ排出可能であり、ライダーリング34の摩耗の経時的な増加を防止できる。なお、ピストンリング33bについてはピストンリング33aのように圧縮空気に直接さらされることがないため、面圧が低く、ほとんど摩耗粉が生じない。ゆえに、ピストンリング33bから生じた摩耗粉によってライダーリング34の摩耗が促進されることはない。
本実施例において、図6は簡略化のためピストンリング33bを1本としているが、シール性向上のためには2本以上のピストンリングを設けても良い。
以上より、本実施例によれば、実施例1、2と比較して、さらにライダーリング34の摩耗を抑制することができる。
本実施例では、クロスヘッドピストン25のピストンリング33aが過度の摩耗や折損によってシール性を維持できなくなった場合、安全装置を作動させることでメンテナンスを促すことが可能な構成について説明する。
図7は本実施例におけるクロスヘッドピストン25の構成を示す。本図は図6に対し、クロスヘッドピストン25の大径側に連通孔25bを持たない点のみが異なる。
実施例1〜3に限らず、通常の無給油式圧縮機においては、ピストンリング33aの摩耗が進行し、交換を要するに至っても、その状況をユーザへ告知するための装置を設けることが難しい。したがって、取扱説明書にてメンテナンスの推奨時期を指示したり、指定時間が経過した後にタイマーにてメンテナンスを促す警報を出力したりするなどの方策がとられる。しかし、ピストンリング33aの摩耗状態を直接検知しているわけではないため、設置環境温度や粉塵の影響などによって摩耗速度が通常よりも速い場合には、警報が間に合わないことも考えられる。また、ピストンリング33aの摩耗が進行するにつれ、ライダーリング34側へ漏れ出すブローバイ量も増加するため、ライダーリング34周囲の雰囲気温度が上昇し、摩耗量が増加し、最悪の場合クロスヘッドピストン25とシリンダ内周面32が接触、焼きつくなどの不具合をもたらす。
本実施例においては、ピストンリング33aが何らかの要因によって圧縮空気のシール不能となった場合、まず漏れ出した圧縮空気によってクロスヘッドピストン25の大径側上部の空間41aが満たされる。しかしクロスヘッドピストン25の大径側上部にはピストンリング33bが設けられているため、ライダーリング34側へ圧縮空気が漏れ出すことはない。このとき、ガス荷重はクロスヘッドピストン25の小径側上部とともに大径側上部も受けることになるため、電動機2の電流が増加し、サーマルリレーなどの過負荷保護装置7aを作動させることが可能となる。過負荷保護装置7aは例えば、電動機2の電流または電動機の温度が所定値以上になると、電動機2への通電を遮断する。また、過負荷保護装置7aが作動した場合、アラームやLEDにより報知することで、メンテナンス時期を報知することができる。
以上より、本実施例によれば、ピストンリング33aの摩耗に伴うメンテナンスの時期を適切に報知することができる。
1 圧縮機本体
2 電動機
3 タンク
4 圧縮機プーリ
5 モータプーリ
6 伝動ベルト
7 給電配線
7a 過負荷保護装置
21 クランクケース
22a シリンダ(小径側)
22b シリンダ(大径側)
23 シリンダヘッド
23a 吸込み室
23b 吐出し室
24 クランクシャフト
25 クロスヘッドピストン
25a クロスヘッドピストンの内部空間
25b 連通孔
26 吸込みフィルタ
27 連接棒
28 空気弁
29a 吸込み弁板
29b 吐出し弁板
32 シリンダ内周面
33a ピストンリング(小径側)
33b ピストンリング(大径側)
34 ライダーリング
35 連接棒小端部
35a ピストンピン
36 連接棒
41 シリンダギャップ(小径側)
42 シリンダギャップ(大径側)

Claims (7)

  1. シリンダ内を往復動するピストンと、
    前記シリンダの端部に設けられたシリンダヘッドとを備え、
    前記ピストンは、断面積の異なる2つの部材を組み合わせた形状よりなるクロスヘッドピストンであって、前記クロスヘッドピストンの断面積が大きい部分である大径側の前記シリンダヘッド側の端面に前記クロスヘッドピストンの内部へ連通する連通孔を有していることを特徴とする圧縮機。
  2. 前記連通孔の流路断面積の合計は、前記クロスヘッドピストンの大径側と、前記シリンダとの間に形成される隙間の断面積以上であることを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記連通孔の流路断面積の合計は、前記クロスヘッドピストンの大径側と、前記クロスヘッドピストンの大径側に取り付けられ、前記クロスヘッドピストンにかかる側圧を受けるライダーリングと、前記シリンダとの間の隙間の断面積以上であることを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  4. 前記クロスヘッドピストンの断面積が小さい部分である小径側には、合口部を有し拡縮径する小径側ピストンリングが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の圧縮機。
  5. 前記クロスヘッドピストンの大径側には、合口部を有し拡縮径する大径側ピストンリングが設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の圧縮機。
  6. 前記ピストンを駆動する電動機と、
    前記ピストンと前記電動機の回転軸とを接続する連接棒と、
    前記連接棒の偏心運動を前記ピストンの往復運動に変換するベアリングとを備え、
    前記連通孔は、前記ベアリングよりも前記シリンダヘッドから遠い位置まで続いていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の圧縮機。
  7. シリンダ内を往復動するピストンと、
    前記シリンダの端部を閉鎖するシリンダヘッドと、
    前記ピストンを駆動する電動機と、
    前記電動機または前記ピストンの過負荷が検出されると前記電動機を停止する過負荷保護装置とを備え、
    前記ピストンは、断面積の異なる2つの部材を組み合わせた形状よりなるクロスヘッドピストンであって、前記クロスヘッドピストンの断面積が大きい部分である大径側には、合口部を有し拡縮径するピストンリングが設けられることを特徴とする圧縮機。
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