JP2017065543A - トーションビーム式サスペンション及びそれに使用するリインフォースメントメンバ - Google Patents

トーションビーム式サスペンション及びそれに使用するリインフォースメントメンバ Download PDF

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Abstract

【課題】トーションビームにねじれや撓みが生じた際にリインフォースメントメンバの先端に応力が集中することを防止したトーションビーム式サスペンション及びリインフォースメントメンバを提供する。【解決手段】トレーリングアーム11と、トーションビーム12と、リインフォースメントメンバ13とからなるトーションビーム式サスペンション1であって、リインフォースメントメンバ13は、板状であって、先端側にテーパ部22及び分割部23を備えており、リインフォースメントメンバ13の先端側の形状は、テーパ部22によって基端側の幅に対して先端側の幅が徐々に小さくなる形状であり、分割部23によって先端が複数の突起24に分割された形状であり、突起24の傾斜角がその途中で緩くなるように角度を変化させる変曲部20を突起上に有するトーションビーム式サスペンション1である。【選択図】図1

Description

本発明は、トーションビーム式サスペンション及びそれに使用するリインフォースメントメンバ(補強材)に関する。
トーションビーム式サスペンションは前輪駆動車の後輪に用いられる。左右一対のトレーリングアームの間に長尺部材であるトーションビームを固定する。トレーリングアームには車輪が支持されている。車輪が路面の凹凸などによって変位すると、トーションビームが捩じれたり撓んだりして弾性変形しトレーリングアームが変位するのを許容する。路面が平坦になるとトーションビームが元の形状に復帰してトレーリングアーム及び車輪を元の位置に復帰させる。
特許文献1には、断面形状がU字状の低剛性部と、断面形状がコの字状の高弾性部とを有するトーションビームを備えるトーションビーム式サスペンションが開示されている。トーションビームには、高剛性部を避けるようにして、補強材が接合される。
特許文献2には、トーションビームの中央部付近の断面形状をU字状にし、トーションビームの端部側の断面形状をV字状にしたトーションビーム式サスペンションが開示されている。2本のレインフォースでトーションビームを底面側から支え、平面側から1本のレインフォースでトーションビームを挟むようにして支えることが記載されている。
特開2015−131598号公報 特開2001−39135号公報
特許文献1のトーションビーム式サスペンションでは、側板(符号64)及び基板(符号62)の縁を溶接して、補強材及びトーションビームを接合する。側板及び基板はトーションビームのねじれや撓みに追従し難く、トーションビームにねじれや撓みが生じた際に溶接部分においてトーションビーム及び補強材が分離しやすい。特許文献2のトーションビーム式サスペンションでは、トーションビームにねじれや撓みが生じるとレインフォースの先端に応力が集中してトーションビームに割れが生じるおそれがある。
トーションビームにねじれや撓みが生じた際にリインフォースメントメンバの先端に応力が集中することを防止したトーションビーム式サスペンション及びリインフォースメントメンバを提供することを目的とする。
左右で対であるトレーリングアームと、一端側及び他端側をトレーリングアームに固定したトーションビームと、基端側がトレーリングアームに対して固定された状態であり先端側がトーションビームに固定された状態であるリインフォースメントメンバとからなるトーションビーム式サスペンションであって、リインフォースメントメンバは、板状であって、先端側にテーパ部及び分割部を備えており、リインフォースメントメンバの先端側の形状は、テーパ部によって基端側の幅に対して先端側の幅が徐々に小さくなる形状であり、分割部によって先端が複数の突起に分割された形状であり、突起の傾斜角がその途中で緩くなるように角度を変化させる変曲部を突起上に有するトーションビーム式サスペンションによって、上記の課題を解決する。
トレーリングアームに固定するための基端部と、トーションビームに固定するための先端部と有するトーションビーム式サスペンション用のリインフォースメントメンバであって、リインフォースメントメンバの先端側の形状は、テーパ部によって基端側の幅に対して先端側の幅が徐々に小さくなる形状であり、分割部によって先端部が複数の突起に分割された形状であり、突起の傾斜角がその途中で緩くなるように角度を変化させる変曲部を突起上に有するリインフォースメントメンバによって上記の課題を解決する。
リインフォースメンバは突起の上に変曲部を備える。これにより、トーションビームにねじれや撓みが生じた際にリインフォースメンバの先端側とトーションビームの接点に掛かる応力を分散させてトーションビームが割れるなど損傷することを防止することができる。
リインフォースメントメンバは、突起の付根部分に肉抜孔を備えることが好ましい。テーパ部の付根部分に肉抜き穴を配することで、トーションビームにねじれや撓みが生じた際に突起の付根付近の部材に応力が集中することを防止することができる。
突起は、リインフォースメントメンバの基端側に対して細幅となる方向に傾斜するテーパ部と、変曲部と、先端部とからなるものであることが好ましい。トーションビームにねじれや撓みが生じた際に、変曲部によって先端部に掛かる応力を分散させて低減することができる。
インフォースメントメンバの先端側がトーションビームに接面する基端側の点からリインフォースメントメンバの先端までの長さをL1とし、前記接面する点から変曲部までの長さをL2としたときに、L1/L2が1.4以上となる範囲に変曲部を配することが好ましい。当該比率を1.4以上とすることで、リインフォースメントメンバの先端に掛かる応力をより低減させることができる。
トーションビームは平坦面を有しており、リインフォースメントメンバの先端側が平坦面に当接した状態で固定されることが好ましい。リインフォースメントメンバの先端側とトーションビームとを面で固定することによって、固定部分から破断することを防止することができる。
リインフォースメンバ及びトーションビームは、先端部、変曲部、及びテーパ部の外側並びに分割部の基端側において相互に溶接された状態であることが好ましい。これにより、リインフォースメントメンバの先端に係る応力をより低減させることができる。
トーションビームにねじれや撓みが生じた際にリインフォースメントメンバの先端に応力が集中することを防止したトーションビーム式サスペンション及びリインフォースメントメンバを提供することができる。
トーションビーム式サスペンションの一実施形態の底面図である。 図1のトーションビーム式サスペンションの一部を拡大した底面図である。黒く塗りつぶした部分はトーションビームとリインフォースメントメンバが接面する領域である(図8から図13において同じ)。 図1のトーションビーム式サスペンションの平面側を示す斜視図である。 図2のAA部分の端面図である。 図2のBB部分の端面図である。 図2のCC部分の端面図である。 図2のDD部分の端面図である。 実施例1に係るトーションビーム式サスペンションの底面を拡大した拡大図である。 実施例2に係るトーションビーム式サスペンションの底面を拡大した拡大図である。 実施例3に係るトーションビーム式サスペンションの底面を拡大した拡大図である。 比較例1に係るトーションビーム式サスペンションの底面を拡大した拡大図である。 比較例2に係るトーションビーム式サスペンションの底面を拡大した拡大図である。 実施例4に係るトーションビーム式サスペンションの底面を拡大した拡大図である。
図面を参照して、本発明を実施するための形態について説明する。
図1ないし図7にトーションビーム式サスペンションの一例を示す。このトーションビーム式サスペンション1は、左右一対のトレーリングアーム11と、一端及び他端がトレーリングアーム11に固定されるトーションビーム12と、トレーリングアーム11及びトーションビーム12の底面側に固定される一対のリインフォースメントメンバ13と、トレーリングアーム11及びトーションビーム12の平面側に固定される第2リインフォースメントメンバ14からなる。
トレーリングアーム11は、図1及び図2に示したように、車両前方側の端部の外側に配されるブッシュ15と、車両後方側の端部の外側に配される車輪支持部16と、サスペンションコイル(図示略)の下端を受けるブラケット17とを備える。トーションビーム式サスペンション1はブッシュ17を介して車両側の部材に上下方向に対して揺動可能に取り付けられる。本実施形態ではトレーリングアーム11は、2枚の曲げ加工した鋼板を溶接によって接合して、平面視において中央部が窪んだ湾曲形状としている。このためトレーリングアーム11は中空の部材となっている。
トーションビーム12は、図4及び図7に示したように、平坦面18と平坦面18から車両の下方に突出する一対のフランジ38からなる略U字状の断面であり、各フランジ38の端部は外側に向けて折り曲げられており、この断面形状が長手方向に連続する。トーションビーム12の一端及び他端は、図1に示したように、それぞれ右側及び左側のトレーリングアーム11の中央部に溶接によって固定される。
リインフォースメントメンバ13は、基端がトレーリングアーム11の底面側に固定され、先端がトーションビーム12の底面側に固定される。リインフォースメントメンバー13は、図5に示したように、基端側から先端側に向けて傾斜する板状の部材であり、基端部はトレーリングアーム11の中央部の底面側に溶接によって固定される。先端部はトーションビーム12の底面側の平坦面18に溶接によって固定される。リインフォースメントメンバ13の先端側は、図2において塗りつぶして示したように、後述する先端部19、変曲部20、及びテーパ部22の先端側の部分がトーションビーム12の平坦面18の底面側に接面する。そして、図2において×印で示したように、先端部19、変曲部20、及びテーパ部22の先端側の部分の外側を溶接している。先端部19、変曲部20、及びテーパ部22の先端側の部分は奥まった位置にないので溶接作業を容易に行うことができる。また、別の実施形態として、図13に示したように、先端部19、変曲部20、及びテーパ部22の先端側の部分に加えて、分割部23の基端側の円弧の部分も溶接によって固定すると、リインフォースメントメンバの先端に掛かる応力をより低減することが可能になる。
リインフォースメントメンバ13は、先端側にテーパ部22及び分割部23を備えている。テーパ部22によって基端側の幅に対して先端側の幅が徐々に小さくなる形状となっている。先端側の形状は分割部23によって一対で2本の突起24に分割された形状となっている。本実施形態では突起24の数は2本であるが、例えば、分割部の数を2として突起の数を2対で4本としてもよい。分割部23の形状は、基端側に近づくにつれて拡径し末端は円弧となる滴形(ティアドロップ形状)となっている。このため突起24の幅は、平面視において、突起の基端側と先端側でほぼ変化なく連続する。これにより、トーションビーム12が捩じれたり撓んだりしたときに突起24の基端側と先端側をねじれや撓みに追従させるように弾性変形させてトーションビーム12及びリインフォースメントメンバ13に掛かる応力を分散させることが可能になる。
リインフォースメントメンバ13は、分割部23によって2本の突起22に分割されている。このためトーションビーム12が捩じれたり撓んだりしたときに、個々の突起24が独立に弾性変形してトーションビーム12のねじれや撓みに追従してトーションビーム12及びリインフォースメントメンバ13に掛かる応力を分散させることが可能になる。
リインフォースメントメンバ13は、テーパ部22における突起24の傾斜角がその途中で緩くなるように角度が変化させる変曲部20を突起上に有する。本実施形態では、変曲部20は分割部23の基端と突起24の先端との間に位置する。突起24は、突起の基端側から順にテーパ部22、変曲部20、先端部19となっている。本実施形態では、テーパ部22の傾斜角はトーションビーム12の延在方向に平行な線を0°としたときに20°、−20°であり、変曲部20において傾斜角が0°になりそのまま延在方向に平行な先端部19に連続する。変曲部20を設けることにより、トーションビーム12が捩じれたり撓んだりしたときに突起24の先端に掛かる応力を分散させて応力値を小さくすることができる。変曲部は、例えば、テーパ部及び先端部の角度を5〜70°若しくは−5〜−70°変化させるものであることが好ましく、10〜40°若しくは−10〜−40°変化させるものであることがより好ましい。
図8及び9に示したように、リインフォースメントメンバ13の先端側がトーションビーム12に接面する基端側の点からリインフォースメントメンバ13の先端までの長さをL1とし、前記接面する点から変曲部20までの長さをL2としたときに、L1/L2が1.4以上となる範囲に変曲部20を配することが好ましい。当該比率を1.4以上とすることでトーションビーム12が捩じれたり撓んだりしたときに突起24の先端に掛かる応力を分散させて応力値をより小さくすることができる。当該比率が過度に大きいと先端部19の長さが過度に大きくなり溶接が煩雑になるため、上限は10とすることが好ましく、上限は5とすることがより好ましい。L2は特に限定されないが、例えば20〜100mmであることが好ましい。
リインフォースメントメンバ13は、図6に示したように、補強用の膨出部25をトレーリングアームに接続する基端側に備えており、例えば、プレス加工や曲げ加工によって膨出部25を形成する。膨出部25によってリインフォースメントメンバ13の基端側の剛性を向上させることができる。同様にプレス加工や曲げ加工によって、図6に示したように、基端側から先端側に向けて徐々に下降する形状に加工する。リインフォースメントメンバ13の先端側には、プレス加工や折り曲げ加工によってリブ26を設けており、先端側においてリインフォースメントメンバ13が適度な剛性を発揮するようにしてある。リブ26はテーパ部22の始端から変曲部20に至るまでリインフォースメントメンバ13の縁に沿って配される。
第2リインフォースメントメンバ14は、基端側がトレーリングアーム11の平面側に溶接によって固定され、先端側がトーションビーム12の平面側に固定される。第2リインフォースメントメンバ14は、リインフォースメントメンバ13に比べて、延在方向に対して短く、平面側からトレーリングアーム11及びトーションビーム12の接合部分を補強する。
上記のトーションビーム式サスペンション1は一例に過ぎない。例えば、図10に示した実施形態も挙げられる。図10は、トーションビーム式サスペンションにおけるリインフォースメントメンバ27の先端部とトーションビーム12の底面を拡大して示した底面図である。このリインフォースメントメンバ27は、突起28の付根部分に肉抜孔29を備える点で上記のトーションビーム式サスペンション1と異なる。付根部分は、テーパ部22がトーションビームに接面する領域の基端側に位置し、トーションビーム12とは接面しない。肉抜孔29を設けることで、トーションビーム12が捩じれたり撓んだりした際に、付根部分を変形しやすくしてテーパ部22がトーションビーム12に接面する領域(図10のa及びd)における応力を低減することができる。
図8、図9、図10、図11、図12、及び図13に示したトーションビーム式サスペンションにおいて、強制的に逆相で変位を与えた際の各図のa、b、c、dの各位置における応力をシュミレーションした。図8、図9、図10、図11、図12及び図13に示したトーションビーム式サスペンションを以下ではそれぞれ実施例1、実施例2、実施例3、比較例1、比較例2、及び実施例4とする。実施例1ではL1/L2=1.7であり、実施例2ではL1/L2=1.3である。図8のリインフォースメントメンバ13は、図1及び図2に示したリインフォースメントメンバ13と同様の構成であり、図2において×印を付した個所を溶接した点も同様である。図9のリインフォースメントメンバ30は、L1の長さが短い突起31を備える点で図8のリインフォースメントメンバ13と異なり、その他の点では図8のリインフォースメントメンバ13と同様である。図11のリインフォースメントメンバ32は、突起34上に変曲部を備えない点、テーパ部33が先端に至るまで連続する点、突起34は分割部を備えてない点で図8のリインフォースメントメンバ13と異なる。溶接は黒く塗りつぶした領域の外側のテーパ部に沿って溶接した。図12のリインフォースメントメンバ35は、テーパ部37が先端に至るまで連続する点、突起36上に変曲部を備えない点で図8のリインフォースメントメンバと異なる。溶接は図8の場合と同様である。図13のリインフォースメントメンバ39は、図8のリインフォースメンバの構成と基本的に同様であるが、分割部基端側の円弧の部分の内側も溶接した点で図8のものと相違する。なお、図8ないし図13で図示を省略したトーションビーム、トレーリングアーム、第2リインフォースメントメンバ等の構成は図1及び図2のものであり、各実施例及び比較例で共通する。
シュミレーションの結果、実施例1及び3については、b位置及びc位置で比較例1に比べて応力が12〜16%程度低減された。比較例2と比較すると、実施例1及び3のb位置及びc位置では、比較例2のb位置及びc位置に比べて応力が18〜22%程度低減された。実施例2では、b位置及びc位置で比較例1に比べて応力が10〜11%程度低減された。比較例2と比較すると、実施例2のb位置及びc位置では、比較例2のb位置及びc位置に比べて応力が15〜17%程度低減された。実施例3では、a位置及びd位置で、実施例1に比べて応力が8〜10%程度低減された。実施例4については、b位置及びc位置で比較例1に比べて応力が14〜18%程度低減された。比較例2と比較すると、実施例1及び3のb位置及びc位置では、比較例2のb位置及びc位置に比べて応力が20〜24%程度低減された。
実施例1、比較例1及び比較例2の構成を備えるトーションビーム式サスペンションを作製して、強制的に逆相で変位を繰り返し与える試験を実際に行った。そうしたところ、比較例1が最も少ない回数でトーションビームに割れが生じ、次に比較例2のトーションビームに割れが生じた。実施例1では、試験で試した回数ではトーションビームに割れは生じなかった。
1 トーションビーム式サスペンション
11 トレーリングアーム
12 トーションビーム
13 リインフォースメントメンバ
18 平坦面
19 先端部
20 変曲部
22 テーパ部
23 分割部
24 突起
29 肉抜孔

Claims (7)

  1. 左右で対であるトレーリングアームと、
    一端側及び他端側をトレーリングアームに固定したトーションビームと、
    基端側がトレーリングアームに対して固定された状態であり先端側がトーションビームに固定された状態であるリインフォースメントメンバとからなるトーションビーム式サスペンションであって、
    リインフォースメントメンバは、
    板状であって、先端側にテーパ部及び分割部を備えており、
    リインフォースメントメンバの先端側の形状は、テーパ部によって基端側の幅に対して先端側の幅が徐々に小さくなる形状であり、分割部によって先端が複数の突起に分割された形状であり、突起の傾斜角がその途中で緩くなるように角度を変化させる変曲部を突起上に有するトーションビーム式サスペンション。
  2. リインフォースメントメンバは、突起の付根部分に肉抜孔を備える請求項1に記載のトーションビーム式サスペンション。
  3. 突起は、リインフォースメントメンバの基端側に対して細幅となる方向に傾斜するテーパ部と、変曲部と、先端部とからなる請求項1又は2に記載のトーションビーム式サスペンション。
  4. リインフォースメントメンバの先端側がトーションビームに接面する基端側の点からリインフォースメントメンバの先端までの長さをL1とし、前記接面する点から変曲部までの長さをL2としたときに、
    L1/L2が1.4以上となる範囲に変曲部が配された請求項1ないし3のいずれかに記載のトーションビーム式サスペンション。
  5. トーションビームは平坦面を有しており、リインフォースメントメンバの先端側が平坦面に当接した状態で固定されている請求項1ないし4のいずれかに記載のトーションビーム式サスペンション。
  6. リインフォースメンバ及びトーションビームは、先端部、変曲部、及びテーパ部の外側並びに分割部の基端側において相互に溶接された状態である請求項5に記載のトーションビーム式サスペンション。
  7. トレーリングアームに固定するための基端部と、トーションビームに固定するための先端部と有するトーションビーム式サスペンションのリインフォースメントメンバであって、
    リインフォースメントメンバの先端側の形状は、テーパ部によって基端側の幅に対して先端側の幅が徐々に小さくなる形状であり、分割部によって先端部が複数の突起に分割された形状であり、突起の傾斜角がその途中で緩くなるように角度を変化させる変曲部を突起上に有するリインフォースメントメンバ。
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