JP2017065393A - 洗車機及び洗車方法 - Google Patents

洗車機及び洗車方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017065393A
JP2017065393A JP2015191910A JP2015191910A JP2017065393A JP 2017065393 A JP2017065393 A JP 2017065393A JP 2015191910 A JP2015191910 A JP 2015191910A JP 2015191910 A JP2015191910 A JP 2015191910A JP 2017065393 A JP2017065393 A JP 2017065393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car wash
wash machine
car
machine body
washed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015191910A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6493122B2 (ja
Inventor
石田 伸浩
Nobuhiro Ishida
伸浩 石田
修 若林
Osamu Wakabayashi
修 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP2015191910A priority Critical patent/JP6493122B2/ja
Publication of JP2017065393A publication Critical patent/JP2017065393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6493122B2 publication Critical patent/JP6493122B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

【課題】設置スペースを小さくして利便性を向上できる洗車機及び洗車方法を提供する。【解決手段】第1被洗浄車両CA1を洗車する第1洗車機本体1と、第1被洗浄車両CA1よりも大型の第2被洗浄車両CA2を洗車する第2洗車機本体101とを備え、第1被洗浄車両CA1及び第2被洗浄車両CA2が通る通路R上の進行方向に第1洗車機本体1及び第2洗車機本体101が並設される。第1洗車機本体1は第1開始位置A1と第1終端位置A2との間を走行する。第2洗車機本体101は第1開始位置A1の第1洗車機本体1よりも通路Rの進入側の第2開始位置B1と第2終端位置B4との間を走行する。第1被洗浄車両CA1の洗車時に第2洗車機本体101が第1終端位置A2の第1洗車機本体1よりも通路Rの進入側の待機位置B3に配される。【選択図】図1

Description

本発明は、大きさの異なる被洗浄車両を洗車する複数の洗車機本体を備えた洗車機及び洗車方法に関する。
給油所等に設置される従来の洗車機は特許文献1及び特許文献2に開示されている。特許文献1の洗車機は被洗浄車両に対して前後方向に移動する洗車機本体を備えている。洗車機本体は左右の対向する2つのスタンド部と、スタンド部の上端を連結する天井部とを有して被洗浄車両を跨いで門型に形成される。
洗車機本体には洗浄部、乾燥部が設けられている。洗浄部は被洗浄車両の側面や上面を洗浄する回転ブラシを備えている。乾燥部は空気を被洗浄車両の側面や上面に送風して被洗浄車両を乾燥させる送風ノズルを備えている。
特許文献2の洗車機は特許文献1の被洗浄車両よりも大型のバスやトラック等の被洗浄車両を洗車し、大型の被洗浄車両にして前後方向に移動させる洗車機本体を備えている。この洗車機本体は特許文献1の洗車機本体同様に門型に形成され、洗車機本体には洗浄部、乾燥部が設けられている。
特許文献1、2の洗車機において、洗車機本体が被洗浄車両に対して前後方向に移動し、洗浄部による洗浄に続き、乾燥部により空気を被洗浄車両に送風して被洗浄車両を乾燥させる。
特開平05−112211号公報 特開2013−112019号公報
しかしながら、上記従来の洗車機によると、特許文献1の洗車機本体及び特許文献2の洗車機本体を同じ給油所内に設置すると、それぞれの洗車機本体の移動スペースが別々に必要になる。このため、洗車機の設置スペースが大きくなり、利便性が低下するという問題があった。
本発明は、洗車機の設置スペースを小さくして利便性を向上できる洗車機及び洗車方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、第1被洗浄車両を洗車する第1洗車機本体と、第1被洗浄車両よりも大型の第2被洗浄車両を洗車する第2洗車機本体とを備え、第1被洗浄車両及び第2被洗浄車両が通る通路上の進行方向に第1洗車機本体及び第2洗車機本体を並設した洗車機において、第1洗車機本体が第1被洗浄車両の洗車開始時に配される第1開始位置と第1被洗浄車両を通過した第1終端位置との間を走行するとともに、第2洗車機本体が第2被洗浄車両の洗車開始時に第1開始位置の第1洗車機本体よりも前記通路の進入側に配される第2開始位置と第2被洗浄車両を通過した第2終端位置との間を走行し、第1被洗浄車両の洗車時に第2洗車機本体が第1終端位置の第1洗車機本体よりも前記通路の進入側の待機位置に配されることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、第1終端位置の第1洗車機本体の入口面と前記待機位置の第2洗車機本体の出口面との間に前後方向に人体よりも広い空間が設けられることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、第1被洗浄車両の洗車開始指示により第2洗車機本体が第2開始位置から前記待機位置に移動する際に、第2洗車機本体が第1終端位置の第1洗車機本体よりも前記通路の進入側であって第2開始位置と前記待機位置との間の回避位置を通過した際に、第1被洗浄車両の洗車を開始することを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記回避位置の第2洗車機本体が第1終端位置の第1洗車機本体よりも前記通路の進入側に配されることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記待機位置が第2終端位置から成ることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、第1開始位置の第1洗車機本体の入口面と第2開始位置の第2洗車機本体の出口面との間に前後方向に人体よりも広い空間が設けられることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、第2洗車機本体を前記待機位置に移動させることを指示する第1操作スイッチと、第2洗車機本体を第2開始位置に移動させることを指示する第2操作スイッチを備えたことを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明は、第1被洗浄車両を洗車する第1洗車機本体と、第1被洗浄車両よりも大型の第2被洗浄車両を洗車する第2洗車機本体とを備え、第1被洗浄車両及び第2被洗浄車両が通る通路上の進行方向に第1洗車機本体及び第2洗車機本体を並設した洗車機方法であって、第1洗車機本体が第1被洗浄車両の洗車開始時に配される第1開始位置と第1被洗浄車両を通過した第1終端位置との間を走行するとともに、第2洗車機本体が第2被洗浄車両の洗車開始時に第1開始位置の第1洗車機本体よりも前記通路の進入側に配される第2開始位置と第2被洗浄車両を通過した第2終端位置との間を走行し、第1被洗浄車両の洗車時に第2洗車機本体が第1終端位置の第1洗車機本体よりも前記通路の進入側の待機位置に配されることを特徴とする。
本発明によると、第1洗車機本体が第1開始位置と第1終端位置との間を走行する。また、第2洗車機本体が第1開始位置の第1洗車機本体よりも通路の進入側に配される第2開始位置と第2終端位置との間を走行する。そして、第1被洗浄車両の洗車時に第2洗車機本体が第1終端位置の第1洗車機本体よりも通路の進入側の待機位置に配される。これにより、設置スペースを小さくして利便性を向上できる洗車機及び洗車方法を提供することができる。
本発明の実施形態の洗車機を示す側面図 本発明の実施形態の洗車機を示す上面図 本発明の実施形態の洗車機の第1洗車機本体を示す側面図 本発明の実施形態の洗車機の第1洗車機本体を示す正面図 本発明の実施形態の洗車機の第2洗車機本体による洗車時の動作を示す上面図 本発明の実施形態の洗車機の第2洗車機本体による洗車時の動作を示す上面図 本発明の実施形態の洗車機の第1洗車機本体による洗車時の動作を示す上面図 本発明の実施形態の洗車機の第1洗車機本体による洗車時の動作を示す上面図 本発明の実施形態の洗車機の第1洗車機本体による洗車時の動作を示す上面図 本発明の実施形態の洗車機の第1洗車機本体による洗車時の他の動作を示す上面図
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1、図2は本発明の一実施形態の洗車機WAを示す側面図及び上面図である。洗車機WAは乗用車等の被洗浄車両CA1を洗車する第1洗車機本体1と、被洗浄車両CA1よりも大型のバスやトラック等の被洗浄車両CA2を洗車する第2洗車機本体101とを備えている。
第1洗車機本体1及び第2洗車機本体101は被洗浄車両CA1及び被洗浄車両CA2が通る一の通路R上の進行方向に並設される。地面Gには通路Rに沿って第1洗車機本体1が走行する一対のレール2が敷設され、レール2の両外側に第2洗車機本体101が走行する一対のレール102が敷設される。
第2洗車機本体101は第1洗車機本体1よりも通路Rの進入側に配置される。詳細を後述するように、第1洗車機本体1は被洗浄車両CA1の洗車開始時に配される開始位置A1(第1開始位置)と被洗浄車両CA1を通過した終端位置A2(第1終端位置)との間を走行する。被洗浄車両CA1の洗車が終了すると、第1洗車機本体1は開始位置A1に配置される。
また、第2洗車機本体101は被洗浄車両CA2の洗車開始時に配される開始位置B1(第2開始位置)と被洗浄車両CA2を通過した終端位置B4(第2終端位置)との間を走行する。被洗浄車両CA2の洗車が終了すると、第2洗車機本体101は開始位置B1に配置される。
通路Rを前進して所定位置に停止する第1被洗浄車両CA1は移動する第1洗車機本体1内に通路Rの進入側の入口面1aから入り、入口面1aに対向する出口面1bから出て洗車が行われる。同様に、通路Rを前進して所定位置に停止する第2被洗浄車両CA2は移動する第2洗車機本体101内に通路Rの進入側の入口面101aから入り、入口面101aに対向する出口面101bから出て洗車が行われる。洗車が終了すると第1被洗浄車両CA1及び第2被洗浄車両CA2は通路Rを後退して退出する。
また、通路Rにはセンサ45及びセンサ46が設けられる。センサ45は第1洗車機本体1が開始位置A1に配されたことを検知する。センサ46は第2洗車機本体101が後述する回避位置B2に配されたことを検知する。
図3、図4は第1洗車機本体1を示す側面図及び正面図である。第1洗車機本体1は左右に対向する2つのスタンド部90と、スタンド部90の上端を連結する天井部91とを有した門型に形成される。スタンド部90の底面にはレール2上に配される車輪3が設けられる。
スタンド部90には洗剤やワックス等の各種液剤を貯液した複数の貯液タンク(不図示)を収納するタンク収納部30が配される。タンク収納部30の上方には各貯液タンクからの液剤を分配する分配配管部31が設けられる。分配配管部31には噴射ノズルからなる第1、第2浄水ノズル11、13、第1、第2洗剤ノズル12、15、撥水コートノズル14、ワックスノズル16がそれぞれ電磁弁(不図示)を介して導出される。
第1、第2浄水ノズル11、13は第1洗車機本体1の手前側及び奥側にそれぞれ配され、被洗浄車両CAに対して市水を噴射する。第1、第2洗剤ノズル12、15は第1洗車機本体1の手前側及び奥側にそれぞれ配され、被洗浄車両CAに対して洗剤を噴射する。撥水コートノズル14及びワックスノズル16は第1洗車機本体1の奥側に配される。撥水コートノズル14は被洗浄車両CAに対して撥水コート剤を噴射する。ワックスノズル16は被洗浄車両CAに対して液体のワックスを噴射する。
第1洗車機本体1の入口面1aの一方のスタンド部90上には操作パネル7が配される。操作パネル7には複数の操作スイッチ(不図示)が設けられている。操作スイッチにより、シャンプー、ワックス掛け、撥水コート等に使用する液剤を用いた洗車条件を設定することができる。また、フロントガード有り、フェンダーポール有り、サイドミラー有り、リヤワイパ有り、ルーフキャリア有り等の装備品の設定もすることができる。
第1洗車機本体1には被洗浄車両CA1上に摺動してブラッシングするトップブラシ4、サイドブラシ5及びロッカーブラシ6から成る複数の回転ブラシが設けられる。トップブラシ4は天井部91に設けられ、被洗浄車両CA1の上面に沿って移動して被洗浄車両CA1の上面を洗浄する。サイドブラシ5はスタンド部90の前後方向の中央部に配され、被洗浄車両CA1の側面及び後面を洗浄する。ロッカーブラシ6は左右のスタンド部90の下部に設けられ、被洗浄車両CA1の両側面の下部を洗浄する。
第1洗車機本体1の上部には気流を発生して被洗浄車両CAを乾燥させるブロア20が設けられる。ブロア20にはサイド送風ノズル22及びトップ送風ノズル21が接続される。サイド送風ノズル22は各スタンド部90の後部にそれぞれ設けられ、被洗浄車両CA1の側面に向けて送風する。トップ送風ノズル21は天井部91の後部に設けられ、被洗浄車両CA1の上面に向けて送風する。
第2洗車機本体101は第1洗車機本体1と同様に、左右一対のスタンド部190(図4参照)の上端を天井部191(図4参照)により連結した門型に形成される。第2洗車機本体101には第1洗車機本体1と同様の複数の噴射ノズル、回転ブラシ及び送風ノズル(いずれも不図示)が設けられる。なお、図4に示すように第2洗車機本体101のスタンド部190と第1洗車機本体1のスタンド部90とは正面視において重なるように配置されている。
第2洗車機本体101の入口面101aの一方のスタンド部190上には操作パネル107が配される。操作パネル107には操作パネル7と同様の複数の操作スイッチに加えて、操作スイッチ107a、107bが設けられる。操作スイッチ107aの操作により第2洗車機本体101は後述する待機位置B3に移動する。操作スイッチ107bの操作により第2洗車機本体101は開始位置B1に移動する。
上記構成の洗車機WAにおいて、第2洗車機本体101によって被洗浄車両CA2が洗浄される動作について説明する。図5、図6は第2洗車機本体101による洗車時の動作を説明する洗車機WAの上面図である。図5に示すように、第1洗車機本体1が開始位置A1に配置されて第2洗車機本体101は開始位置B1に配置された状態で、被洗浄車両CA2は通路Rを前進して所定の洗車位置に停止する。
第1洗車機本体1により前回の洗車が行われていた場合は、後述するように第2洗車機本体101が開始位置B1と終端位置B4との間の待機位置B3に配置されている。このため、操作パネル107の操作スイッチ107bの操作によって第2洗車機本体101が開始位置B1に移動する。
この時、センサ45により第1洗車機本体1が開始位置A1に配置されたことを検知した後に第2洗車機本体101が移動する。これにより、第1洗車機本体1と第2洗車機本体101との衝突を防止することができる。
開始位置A1の第1洗車機本体1の入口面1aと開始位置B1の第2洗車機本体101の出口面101bとの間には前後方向に人体よりも広い空間L1が設けられている。このため、開始位置B1に移動する第2洗車機本体101と第1洗車機本体1との間にスタッフ等が挟まれることを防止できる。
洗車位置に被洗浄車両CA2が配されると、操作パネル107の操作により洗車条件を設定して洗車開始が指示される。洗車開始が指示されると第2洗車機本体101が矢印D1に示すように被洗浄車両CA2の後方に向かって移動する。これにより、各噴射ノズルから洗浄液を噴射して各回転ブラシにより被洗浄車両CA2を洗浄し、各送風ノズルにより被洗浄車両CA2を乾燥して洗車が行われる。
図6に示すように第2洗車機本体101が終端位置B4に到達すると洗車が終了し、被洗浄車両CA2は通路Rを後退して退出する。被洗浄車両CA2が退出すると、第2洗車機本体101は矢印D2に示すように反転移動して開始位置B1に復帰する。第2洗車機本体101が開始位置B1に配置されているため、続いて被洗浄車両CA2を洗車することができる。
次に、第1洗車機本体1によって被洗浄車両CA1が洗浄される動作について説明する。図7〜図9は第1洗車機本体1による洗車時の動作を説明する洗車機WAの上面図である。第2洗車機本体101により前回の洗車が行われていた場合は、図7に示すように第1、第2洗車機本体1、101がそれぞれ開始位置A1、B1に配置される。
この状態で被洗浄車両CA1は通路Rを前進し、第2洗車機本体内を通って所定の洗車位置に停止する。洗車位置に被洗浄車両CA1が配されると、操作パネル7の操作により洗車条件を設定して洗車開始が指示される。この時、第1洗車機本体1の入口面1aと第2洗車機本体101の出口面101bとの間に前後方向に人体よりも広い空間L1が設けられるため、操作パネル7を容易に操作できる。
洗車開始が指示されると、第2洗車機本体101が矢印D1に示すように被洗浄車両CA1の後方に向かって移動し、図8に示すように待機位置B3に配置される。待機位置B3の第2洗車機本体101は終端位置A2の第1洗車機本体1よりも通路Rの進入側になっている。
この時、第2洗車機本体101が開始位置B1と待機位置B3との間の回避位置B2を通過するとセンサ46により検知され、第1洗車機本体1が矢印E1に示すように被洗浄車両CA1の後方に向かって移動する。これにより、各噴射ノズルから洗浄液を噴射して各回転ブラシにより被洗浄車両CA1を洗浄し、各送風ノズルにより被洗浄車両CA1を乾燥して洗車が行われる。
回避位置B2の第2洗車機本体101は終端位置A2の第1洗車機本体1よりも通路Rの進入側になっている。これにより、第1洗車機本体1と第2洗車機本体101との衝突を防止し、被洗浄車両CA1の洗車を待機位置B3に到達後よりも早期に開始できる。
尚、操作パネル7の操作による洗車開始指示の前に、操作スイッチ107aの操作によって第2洗車機本体101を待機位置B3に配置してもよい。
図9に示すように第1洗車機本体1が終端位置A2に到達すると洗車が終了し、被洗浄車両CA1は通路Rを後退して退出する。被洗浄車両CA1が退出すると、第1洗車機本体1は矢印E2に示すように反転移動して開始位置A1に復帰する。第2洗車機本体101が待機位置B3に配置されているため、続いて被洗浄車両CA1を洗車することができる。
本実施形態において、図10に示すように、第2洗車機本体101の待機位置B3を終端位置A2の第1洗車機本体1に接近した位置にしてもよい。この時、終端位置A2の第1洗車機本体1の入口面1aと待機位置B3(回避位置B2)の第2洗車機本体101の出口面101bとの間には前後方向に人体よりも広い空間L2が設けられる。このため、終端位置A2に移動する第1洗車機本体1と第2洗車機本体101との間にスタッフ等が挟まれることを防止できる。尚、第2洗車機本体101の待機位置B3が終端位置A2の第1洗車機本体1に接近する場合は、待機位置B3到達後に被洗浄車両CA1の洗車を開始してもよい。
また、被洗浄車両CA1の洗車頻度が高い場合に、第2洗車機本体101の待機位置B3と終端位置B4とを同じ位置にしてもよい。これにより、大型の被洗浄車両CA2の洗車終了時に終端位置B4に配される第2洗車機本体101を開始位置B1に復帰させずに次回の被洗浄車両CA1を洗車できる。従って、第2洗車機本体101の復帰時間を省くことができる。
本実施形態によると、第1洗車機本体1が開始位置A1(第1開始位置)と終端位置A2(第1終端位置)との間を走行する。また、第2洗車機本体101が開始位置A1の第1洗車機本体1よりも通路Rの進入側の開始位置B1(第2開始位置)と終端位置B4(第2終端位置)との間を走行する。そして、被洗浄車両CA1の洗車時に第2洗車機本体101が終端位置A2の第1洗車機本体1よりも通路Rの進入側の待機位置B3に配される。これにより、洗車機WAの設置スペースを小さくして利便性を向上できる洗車機WA及び洗車方法を提供することができる。
また、終端位置A2の第1洗車機本体1の入口面1aと待機位置B3の第2洗車機本体101の出口面101bとの間に前後方向に人体よりも広い空間L2が設けられる。これにより、第1洗車機本体1により被洗浄車両CA1を洗浄する際に、第1洗車機本体1と第2洗車機本体101との間にスタッフ等が挟まれることを防止できる。
また、第2洗車機本体101が回避位置B2を通過した際に被洗浄車両CA1の洗車を開始するため、早期に洗車を開始することができる。
また、回避位置B2の第2洗車機本体101が終端位置A2の第1洗車機本体1よりも通路Rの進入側に配されるため、第1洗車機本体1と第2洗車機本体101との衝突を防止することができる。
また、第2洗車機本体101の待機位置B3が終端位置B4から成ると、被洗浄車両CA1の洗車頻度が高い場合に第2洗車機本体101が被洗浄車両CA2を洗車して終端位置B4に配された状態で次回の被洗浄車両CA1を洗車できる。従って、第2洗車機本体101の開始位置B1への復帰時間を省くことができる。
また、開始位置A1の第1洗車機本体1の入口面1aと開始位置B1の第2洗車機本体101の出口面101bとの間に前後方向に人体よりも広い空間L1が設けられる。このため、第2洗車機本体1により被洗浄車両CA2を洗浄する際に、第1洗車機本体1と第2洗車機本体101との間にスタッフ等が挟まれることを防止できる。また、被洗浄車両CA1を洗浄する際に、第1洗車機本体1の入口面1aに配した操作パネル7を操作できる。
また、第2洗車機本体101を待機位置B3に移動させることを指示する操作スイッチ107a(第1操作スイッチ)を設けたので、被洗浄車両CA1の洗車時に第2洗車機本体101を容易に退避させることができる。
また、第2洗車機本体101を開始位置B1に移動させることを指示する操作スイッチ107b(第2操作スイッチ)を設けたので、被洗浄車両CA2の洗車時に第2洗車機本体101を容易に開始位置B1に配置することができる。
本発明によると、大きさの異なる被洗浄車両を洗車する複数の洗車機本体を備えた洗車機及び洗車方法に利用することができる。
1 第1洗車機本体
1a、101a 入口面
1b、101b 出口面
2、102 レール
3 車輪
4 トップブラシ
5 サイドブラシ
6 ロッカーブラシ
7、107 操作パネル
8 トップブラシ
20 ブロア
21 トップ送風ノズル
22 サイド送風ノズル
45、46 センサ
90 スタンド部
91 天井部
101 第2洗車機本体
107a 操作スイッチ(第1操作スイッチ)
107b 操作スイッチ(第2操作スイッチ)
A1 開始位置(第1開始位置)
A2 終端位置(第1終端位置)
B1 開始位置(第2開始位置)
B2 回避位置
B3 待機位置
B4 終端位置(第2終端位置)
CA1 被洗浄車両(第1被洗浄車両)
CA2 被洗浄車両(第2被洗浄車両)
R 通路
WA 洗車機

Claims (7)

  1. 第1被洗浄車両を洗車する第1洗車機本体と、第1被洗浄車両よりも大型の第2被洗浄車両を洗車する第2洗車機本体とを備え、第1被洗浄車両及び第2被洗浄車両が通る通路上の進行方向に第1洗車機本体及び第2洗車機本体を並設した洗車機であって、
    第1洗車機本体が第1被洗浄車両の洗車開始時に配される第1開始位置と第1被洗浄車両を通過した第1終端位置との間を走行するとともに、第2洗車機本体が第2被洗浄車両の洗車開始時に第1開始位置の第1洗車機本体よりも前記通路の進入側に配される第2開始位置と第2被洗浄車両を通過した第2終端位置との間を走行し、第1被洗浄車両の洗車時に第2洗車機本体が第1終端位置の第1洗車機本体よりも前記通路の進入側の待機位置に配されることを特徴とする洗車機。
  2. 第1終端位置の第1洗車機本体の入口面と前記待機位置の第2洗車機本体の出口面との間に前後方向に人体よりも広い空間が設けられることを特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  3. 第1被洗浄車両の洗車開始指示により第2洗車機本体が第2開始位置から前記待機位置に移動する際に、第2洗車機本体が第1終端位置の第1洗車機本体よりも前記通路の進入側であって第2開始位置と前記待機位置との間の回避位置を通過した際に、第1被洗浄車両の洗車を開始することを特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  4. 前記回避位置の第2洗車機本体が第1終端位置の第1洗車機本体よりも前記通路の進入側に配されることを特徴とする請求項3に記載の洗車機。
  5. 前記待機位置が第2終端位置から成ることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の洗車機。
  6. 第1開始位置の第1洗車機本体の入口面と第2開始位置の第2洗車機本体の出口面との間に前後方向に人体よりも広い空間が設けられることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の洗車機。
  7. 第1被洗浄車両を洗車する第1洗車機本体と、第1被洗浄車両よりも大型の第2被洗浄車両を洗車する第2洗車機本体とを備え、第1被洗浄車両及び第2被洗浄車両が通る通路上の進行方向に第1洗車機本体及び第2洗車機本体を並設した洗車機方法であって、
    第1洗車機本体が第1被洗浄車両の洗車開始時に配される第1開始位置と第1被洗浄車両を通過した第1終端位置との間を走行するとともに、第2洗車機本体が第2被洗浄車両の洗車開始時に第1開始位置の第1洗車機本体よりも前記通路の進入側に配される第2開始位置と第2被洗浄車両を通過した第2終端位置との間を走行し、第1被洗浄車両の洗車時に第2洗車機本体が第1終端位置の第1洗車機本体よりも前記通路の進入側の待機位置に配されることを特徴とする洗車方法。
JP2015191910A 2015-09-29 2015-09-29 洗車機及び洗車方法 Active JP6493122B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015191910A JP6493122B2 (ja) 2015-09-29 2015-09-29 洗車機及び洗車方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015191910A JP6493122B2 (ja) 2015-09-29 2015-09-29 洗車機及び洗車方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017065393A true JP2017065393A (ja) 2017-04-06
JP6493122B2 JP6493122B2 (ja) 2019-04-03

Family

ID=58491351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015191910A Active JP6493122B2 (ja) 2015-09-29 2015-09-29 洗車機及び洗車方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6493122B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01106356U (ja) * 1988-01-09 1989-07-18
JPH07329737A (ja) * 1994-06-09 1995-12-19 Ebara Corp 自動車の自動洗浄装置
EP1527968A2 (en) * 2003-10-29 2005-05-04 Autoequip Lavaggi S.R.L. Improved car wash installation and corresponding process for washing
JP2006224830A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Daifuku Co Ltd 洗車機
JP2015131526A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 株式会社ダイフク 洗車機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01106356U (ja) * 1988-01-09 1989-07-18
JPH07329737A (ja) * 1994-06-09 1995-12-19 Ebara Corp 自動車の自動洗浄装置
EP1527968A2 (en) * 2003-10-29 2005-05-04 Autoequip Lavaggi S.R.L. Improved car wash installation and corresponding process for washing
JP2006224830A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Daifuku Co Ltd 洗車機
JP2015131526A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 株式会社ダイフク 洗車機

Also Published As

Publication number Publication date
JP6493122B2 (ja) 2019-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6269395B2 (ja) 洗車機
JP6493122B2 (ja) 洗車機及び洗車方法
JP5273077B2 (ja) 洗車機
JP5783102B2 (ja) 洗車機
JP2014024460A (ja) 洗車機
JP2019182047A (ja) 洗車機
JP7247576B2 (ja) 洗車機
JP5724882B2 (ja) 洗車機
JP6264263B2 (ja) 洗車機及び洗車方法
JP5895885B2 (ja) 洗車機
JP6265159B2 (ja) 洗車機
JP6582886B2 (ja) 洗車機及び洗車方法
JP5609727B2 (ja) 洗車機
JP6515845B2 (ja) 洗車機及び洗車方法
JP5772602B2 (ja) 洗車機
JP2019182049A (ja) 洗車機
JP6638833B2 (ja) 洗車機及び洗車方法
JP6493139B2 (ja) 洗車機
JP2019182048A (ja) 洗車機
JP2018016134A (ja) 洗車機及び洗車方法
JP5861585B2 (ja) 洗車機
JP2018202944A (ja) 洗車機
JP2015131526A (ja) 洗車機
JP2013166449A (ja) 洗車機
JP2015016804A (ja) 洗車機及び洗車場

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6493122

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250