JP2017064866A - 眼鏡レンズ加工装置および加工軌跡算出プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】眼鏡レンズ加工装置のCPUは、加工予定面を特定する面情報を取得する(S1)。面情報は、加工具による加工によってレンズの周縁に形成する予定の加工予定面を特定する情報である。CPUは、加工予定面上を通過する複数単位のラインを特定する(S2)。CPUは、レンズに対する加工具の相対的な軌跡である加工軌跡を、複数単位のラインに基づいて算出する。CPUは、加工予定面よりもレンズの内側に加工具を接触させることなく、ライン上に加工具の表面を接触させる加工軌跡を、複数単位のラインの各々について算出する。
【選択図】図5
Description
本実施形態のレンズ保持部10は、シャフト11,12、X軸移動支基13、およびキャリッジ15を備える。シャフト11は、眼鏡レンズ加工装置1におけるベース2の前後方向中央部に固定されている。シャフト12は、ベース2の前端左側に固定されている。2つのシャフト11,12は、共にX軸方向(つまり、レンズチャック軸16L,16Rと平行な方向)に延びる。X軸移動支基13は、2つのシャフト11,12によって、X軸方向に移動可能に支持されている。キャリッジ15は、X軸移動支基13に搭載されている。
本実施形態のレンズ形状測定ユニット20は、キャリッジ15の後方に設けられている。レンズ形状測定ユニット20は、レンズLEの前面に接触させる測定子21と、レンズLEの後面に接触させる測定子22とを備える。測定子21,22は、X方向に移動可能なアーム23によって保持されている。レンズ形状測定ユニット20は、X方向におけるアームの位置を検出するセンサ231(図4参照)を備える。眼鏡レンズ加工装置1は、レンズ形状を測定する場合、レンズチャック軸16L,16Rを回転させると共に、玉型に基づいてレンズチャック軸16L,16RのY方向の移動を制御する。その結果、玉型に対応したレンズ前面および後面のX方向の位置が、センサ231によって検出される。
本実施形態の第1レンズ加工ユニット30は、キャリッジ15の前方に設けられている。第1レンズ加工ユニット30は、第1加工具31、第1加工具回転軸32、および第1加工具回転モータ321を備える。一例として、第1加工具31は、ガラス用粗砥石311、仕上げ用砥石312、平鏡面仕上げ用砥石313、およびプラスチック用粗砥石314等を備える。仕上げ用砥石312には、レンズLEにヤゲンを形成するV溝(ヤゲン溝)VGおよび平坦加工面が形成されている。第1加工具回転軸32はX軸方向に延びており、第1加工具31が備える略円盤状または略円柱状の複数の砥石を同軸上に固定する。第1加工具回転モータ321は、第1加工具回転軸32の右端部に接続する。第1加工具回転モータ321が回転すると、第1加工具回転軸32および第1加工具31が軸周りに回転する。眼鏡レンズ加工装置1は、レンズLEを第1加工具31に接触させることで、レンズLEの周縁を加工する。
本実施形態の第2レンズ加工ユニット40は、キャリッジ15の後方に設けられている。本実施形態の第2レンズ加工ユニット40は、レンズ形状測定ユニット20の移動範囲外において、レンズ形状測定ユニット20と並べて配置されている。
図4を参照して、眼鏡レンズ加工装置1の電気的構成について説明する。眼鏡レンズ加工装置1は、眼鏡レンズ加工装置1の制御を司るCPU(プロセッサ)5を備える。CPU5には、RAM6、ROM7、不揮発性メモリ8、操作部50、ディスプレイ55、および外部通信I/F59が、バスを介して接続されている。さらに、CPU5には、前述したモータ等の各種デバイス(挟持用モータ161、レンズ回転用モータ162、X軸移動用モータ171、Y軸移動用モータ191、第1加工具回転モータ321、第2加工具回転モータ431、角度変更モータ432、エンコーダ172、エンコーダ192、およびセンサ231)が、バスを介して接続されている。
図5から図10を参照して、眼鏡レンズ加工装置1のCPU5が実行する加工制御処理について説明する。図5から図10に例示する加工制御処理では、加工予定面上で複数単位のラインが特定され、それぞれのラインに基づいて、レンズLEに対する加工具(本実施形態では溝掘り加工具442)の相対的な軌跡が算出される。算出された軌跡に基づいて加工動作が制御される。図5から図10に例示する加工制御処理によると、レンズLEの周縁加工の自由度が適切に向上し得る。
5 CPU
61 前側レンズ面
64 後側レンズ面
67 コバ面
70 面取り面
442 溝掘り加工具
Claims (9)
- レンズに接触することで前記レンズを加工する加工具と、前記レンズの周縁との相対的な位置を移動させることで、前記レンズの周縁を加工する眼鏡レンズ加工装置であって、
前記加工具による加工によって前記レンズの周縁に形成する予定の加工予定面を特定する面情報を取得する面情報取得手段と、
完全には互いに重複しない複数単位のラインであり、且つ全ての前記ラインを通過する面が前記加工予定面に一致する前記複数単位のラインを、前記面情報に基づいて特定するライン特定手段と、
前記レンズの周縁に前記加工予定面を形成する際の、前記レンズに対する前記加工具の相対的な軌跡を、前記複数単位のラインに基づいて算出する加工軌跡算出手段と、
を備え、
前記加工軌跡算出手段は、
前記加工予定面を超えることなく前記ライン上に前記加工具の表面を接触させる前記軌跡を、前記複数単位のラインの各々について算出することを特徴とする眼鏡レンズ加工装置。 - 請求項1の眼鏡レンズ加工装置であって、
前記加工軌跡算出手段は、
前記加工具のうち少なくとも前記レンズに接触し得る部分の表面形状の情報を用いて、前記軌跡を算出することを特徴とする眼鏡レンズ加工装置。 - 請求項2の眼鏡レンズ加工装置であって、
前記加工具は、回転軸を中心として回転しながら前記レンズに接触することで前記レンズを加工し、
前記回転軸を含む断面で見た場合の、前記レンズに接触し得る部分の少なくとも一部における前記加工具の表面形状は曲線状であり、
前記加工軌跡算出手段は、
前記加工予定面に対して前記加工具の表面を前記ライン上で点接触させる前記軌跡を、前記加工具の表面形状の情報を用いて算出することを特徴とする眼鏡レンズ加工装置。 - 請求項1から3のいずれかの眼鏡レンズ加工装置であって、
前記加工軌跡算出手段は、
前記レンズと前記加工具の相対角度を用いて前記軌跡を算出することを特徴とする眼鏡レンズ加工装置。 - 請求項1から4のいずれかの眼鏡レンズ加工装置であって、
前記加工具は、前記レンズに接触する部分の形状が円環状であり、前記レンズの周縁に溝を形成することが可能な溝掘り加工具であることを特徴とする眼鏡レンズ加工装置。 - 請求項1から5のいずれかの眼鏡レンズ加工装置であって、
前記ライン特定手段が特定する前記複数単位のラインは、前記レンズの周方向に延びることを特徴とする眼鏡レンズ加工装置。 - 請求項1から6のいずれかの眼鏡レンズ加工装置であって、
前記面情報取得手段は、
前記レンズの周縁部とレンズ面の境界である稜部に面取りを行うことで形成される面の情報を、前記加工予定面の面情報として取得することを特徴とする眼鏡レンズ加工装置。 - 請求項1から7のいずれかの眼鏡レンズ加工装置であって、
前記面情報取得手段は、
前記レンズの光軸を含む断面の表面形状が、曲線部分および屈曲部分の少なくともいずれかを含む前記加工予定面の前記面情報を取得可能であることを特徴とする眼鏡レンズ加工装置。 - レンズに接触することで前記レンズを加工する加工具と、前記レンズの周縁との相対的な移動の軌跡を算出する算出装置によって実行される加工軌跡算出プログラムであって、
前記算出装置のプロセッサによって実行されることで、
前記加工具による加工によって前記レンズの周縁に形成する予定の加工予定面を特定する面情報を取得する面情報取得ステップと、
前記加工予定面上を通過する複数単位のラインを、前記面情報に基づいて特定するライン特定ステップと、
前記レンズの周縁に前記加工予定面を形成する際の、前記レンズに対する前記加工具の相対的な軌跡を、前記複数単位のラインに基づいて算出する加工軌跡算出ステップと、
を前記算出装置に実行させ、
前記加工軌跡算出ステップでは、
前記加工予定面を超えることなく前記ライン上に前記加工具の表面を接触させる前記軌跡が、前記複数単位のラインの各々について算出されることを特徴とする加工軌跡算出プログラム。
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