JP2017064799A - 総型ブレード及び成型方法 - Google Patents

総型ブレード及び成型方法 Download PDF

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Abstract

【課題】総型ブレードの交換頻度を少なくすることができるようにすること。
【解決手段】回転可能なスピンドル(11)の先端に総型ブレード(10)が装着されている。総型ブレードは、スピンドルの回転軸となるボス部(15)に対して並列に配置された第1総型刃(23)及び第2総型刃(24)を有する。スピンドル(11)と板状物(W)を保持する保持手段(31)とを相対的に加工送りし、第1総型刃により板状物の側面を切削し、第1総型刃の形状を板状物の側面(W1)に転写する成型ステップを行う。この成型ステップでは、第1総型刃が消耗したら、第2総型刃にて引き続き板状物の側面の成型を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、矩形等に形成された板状物の側面を成型する際に用いられる総型ブレード及び成型方法に関する。
各種電子機器のカードスロットに挿入して使用されるSDカード(登録商標)、miniSD(登録商標)等のメモリーカードにあっては、規格化された形状となっている。例えば、メモリーカードの側部に対し、表裏及び前後方向を特定するための凹凸が形成されたり、コーナー部が面取り形状に形成されたりする。このような形状をメモリーカードの側部に成型する装置として、特許文献1には、メモリーカードを固定治具に装着し、切削ブレードによってメモリーカードの側部を成型する成型装置が開示されている。
特許文献1における切削ブレードは、ホイールの外周に電着等によって切削砥石を固着して形成され、スピンドルの先端側に装着されている。切削砥石は、切削対象として板状物となるメモリーカードの側部の所望形状に対応する側面形状を有している。メモリーカードの側部を成型するには、スピンドルの回転によって切削ブレードを回転させながら、メモリーカードの側部に切削砥石を当接させて側部を切削する。
特許第4861751号公報
しかしながら、特許文献1の切削ブレードでは、メモリーカードの成型を複数枚続けると、切削砥石の先端形状が崩れてしまい、所望の形状に成型が行えなくなる。そのため、切削砥石の消耗が進むと切削ブレードを交換する必要があるが、この交換が頻繁になると生産性が悪くなってしまう、という問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、交換頻度を少なくすることができる総型ブレード及び成型方法を提供することを目的とする。
本発明の総型ブレードは、回転可能なスピンドルの先端に装着されて板状物の側面に回転しながら当接して、板状物の側面を所定形状に成型する総型ブレードであって、スピンドルの回転軸に挿嵌するための孔を備えた基台と、基台の外周に同一形状で回転軸に対して並列に形成された複数の総型刃と、から構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、同一形状の総型刃が並列に複数形成されるので、一の総型刃が消耗したら他の総型刃で成型作業を引き続き行うことができ、総型ブレード自体の交換頻度を低減することができる。これにより、位置合わせの調整作業の回数も少なくすることができる等、生産性を向上させることができる。
また、本発明の成型方法は、回転可能なスピンドルと、スピンドルの先端に装着されてスピンドルの回転軸に対して並列に配置された複数の総型刃を有する総型ブレードと、板状物を保持する保持手段と、スピンドルと保持手段とをスピンドルの軸心に対して垂直な方向に相対的に加工送りする加工送り手段とを備える加工装置を使用して、板状物を成型する成型方法であって、板状物を保持手段に保持する板状物保持ステップと、スピンドルと板状物を保持する保持手段とを相対的に加工送りし、複数の総型刃のうちの一の総型刃により板状物の側面を切削し、総型刃の形状を板状物の側面に転写する成型ステップと、から構成され、成型ステップにおいては、総型ブレードの一の総型刃が消耗したら、他の総型刃にて引き続き板状物の側面の成型を行うことを特徴とする。この方法では、同一の総型ブレードの複数の総型刃を順次使用して板状物の側面を切削することができる。これにより、総型刃が経時的に消耗する場合でも、1体の総型ブレード当たりの成型可能な板状物の枚数を増やすことができ、総型ブレードの交換頻度を低減することができる。
本発明によれば、同一形状の総型刃が並列に複数形成されるので、総型ブレードの交換頻度を少なくすることができる。
実施の形態に係る総型ブレード及びスピンドルを模式的に表した説明用断面図であり、成型ステップの一例を示す説明図である。 加工装置の一例を示す斜視図であり、位置合わせステップの一例を示す説明図である。 板状物保持ステップの一例を示す説明図である。 成型ステップの一例を示す説明図である。 成型ステップの一例を示す説明図である。 成型ステップの一例を示す説明図である。 変形例に係る総型ブレードの図1と同様の断面図である。 他の変形例に係る総型ブレードの図1と同様の説明図である。
以下、添付図面を参照して、実施の形態に係る総型ブレードと、これを用いた成型方法について説明する。図1は、実施の形態に係る総型ブレード及びスピンドルを模式的に表した説明用断面図である。
図1に示すように、総型ブレード10は、メモリーカードや矩形状の樹脂片等の板状物Wの側面W1を所定形状に成型するために用いられ、回転可能なスピンドル11の先端に装着されている。ここでは、先ず、スピンドル11について説明する。スピンドル11は、スピンドルシャフト12の先端にブレードマウント13が取り付けられて構成され、ブレードマウント13を介して総型ブレード10がスピンドル11に装着される。スピンドル11は、例えばエアスピンドルであり、スピンドルハウジング14に対してスピンドルシャフト12を浮動状態で回転可能に支持している。
ブレードマウント13は、円柱状又は円筒状のボス部15と、ボス部15と一体に形成された固定フランジ16とを有している。ボス部15は、スピンドル11の軸心位置Cに沿って延び、スピンドル11の回転軸として機能する。固定フランジ16はボス部15の基端側から径方向外側に突出している。
ボス部15には総型ブレード10が挿嵌され、次いで、リング状の着脱フランジ17を挿通してから固定ナット18が装着される。ボス部15の先端部分の外周面には雄ねじ部15aが形成され、この雄ねじ部15aに固定ナット18が螺合して装着される。従って、雄ねじ部15aに固定ナット18を締め付けることで着脱フランジ17を介して総型ブレード10が図1中右側に押し付けられ、着脱フランジ17と固定フランジ16とで総型ブレード10が挟み込まれるようになる。
続いて、総型ブレード10について説明する。総型ブレード10は、アルミニウムにより形成される基台20と、基台20の外周に形成された複数(本実施の形態では2体)の総型刃とを備えている。ここで、スピンドル11の先端側に位置する総型刃を第1総型刃23とし、スピンドル11の基端側に位置する総型刃を第2総型刃24とする。
基台20は、ボス部15に挿嵌するための孔20aを備えたホイール状に形成されている。スピンドル11に総型ブレード10を装着した状態で、基台20は、孔20aにボス部15を通しつつ着脱フランジ17と固定フランジ16とによって挟み込み力を受ける。
基台20は、第1総型刃23及び第2総型刃24の形成領域がフランジ状に径方向外側に突出する形状を備えている。
第1総型刃23及び第2総型刃24は、スピンドル11の回転軸となるボス部15に対して並列に形成され、第1総型刃23の内面23aと第2総型刃24の内面24aとの間には溝状の隙間Sが設けられている。第1総型刃23及び第2総型刃24は、アルミ製の基台20の外周に電着等によってダイヤモンド砥粒等の微細砥粒を固着して形成され、環状を呈している。
第1総型刃23及び第2総型刃24は、スピンドル11の軸心位置Cと平行に形成される先端面23b、24bを備えている。また、第1総型刃23の内面23a及び外面23cは、軸心位置Cに対して直交する面とされ、相互に平行となるように形成される。従って、第1総型刃23の先端面23bに対する内面23a及び外面23cの角度はそれぞれ直角になる。第2総型刃24においても、内面24a及び外面24cが平行且つ軸心位置Cに対して直交する面とされ、先端面24bに対する角度が直角に形成されている。このように、第1総型刃23及び第2総型刃24は、上記角度がそれぞれ直角となり、且つ、同一の径寸法及び同一厚さとなって同一形状に形成されている。
なお、第1総型刃23の内面23aと第2総型刃24の内面24aとの距離、つまり隙間Sの幅は、何れか一方の内面23a、24aを用いて板状物Wを成型する際、何れか他方の内面23a、24aが板状物Wに接触しない距離に設定される。また、板状物Wの成型の際、板状物Wの側面W1が隙間Sの底部に接触しないように、先端面23b、24bから隙間Sの底部までの距離が設定されている。
続いて、本実施の形態に係る成型方法を説明するため、かかる成型方法に用いられる加工装置について説明する。図2は、加工装置の一例を示す斜視図である。図2に示すように、加工装置30は、上述した総型ブレード10及びスピンドル11に加え、板状物Wを保持する保持手段31と、スピンドル11をZ軸方向に移動する加工送り手段32とを備えて構成されている。
保持手段31は、固定治具33と、固定治具33を載せて保持するテーブル34とを備えている。
固定治具33は、上面視で長方形をなす概略板状に形成され、板状物Wが挿入される複数の挿入孔33aを備えている。これら挿入孔33aは、X方向に並んでY方向に2列に整列して形成されている。固定治具33では、挿入孔33a内で板状物Wが貫通し、板状物Wの側面W1を上下方向に向けつつ露出した状態で保持する(図3参照)。固定治具33では、挿入孔33a内に板状物Wを挿入した後、側面に設けられたねじ部材33bのねじ込み操作によって挿入孔33a内での板状物Wの変位を規制する構造となっている。なお、挿入孔33aに替え、板状物Wが貫通しない有底の溝を形成してもよく、この場合、板状物Wの下端側が溝内に収容されて板状物Wの上方の側面W1が露出した状態となる。
テーブル34は、X方向に往復移動可能であり、板状物Wを成型するときに+X方向を切削送り方向として移動する。また、テーブル34は、不図示の回転機構等を介して回転可能に設けられている。テーブル34の上面は、不図示の吸引源と連通しており、その上面に載せられた固定治具33を吸引することで固定治具33が着脱自在に保持される。
総型ブレード10及びスピンドル11は、テーブル34の移動経路の上方に配設されている。スピンドル11のスピンドルハウジング14は、成型装置30の筐体36を貫通するように設けられ、スピンドルシャフト12がY方向に延びるように配置されている。
スピンドル11の−X方向側であってテーブル34の移動経路の上方には、アライメント手段37が配設されている。アライメント手段37は、撮像部37aを備え、固定治具33を撮像してその特定の領域を検出することで、テーブル34に保持された固定治具33の角度調整や、スピンドル11のY方向の位置決めを行い、固定治具33に固定された板状物Wと位置合わせされる。
加工送り手段32は、筐体36の内側でスピンドル11を支持している。加工送り手段32は、スピンドル11と保持手段31とをスピンドル11の軸心に対して垂直な方向に相対的に加工送りする、つまり上下方向(Z方向)にスピンドル11を移動可能に設けられる。加工送り手段32は、特に限定されるものでなく、図示省略したモータや送りねじ軸、スライダ等によってスピンドル11を駆動する構成を例示することができる。
続いて、上記加工装置30を用いた板状物Wの側面W1を成型する成型方法について図1及び図2に加え、図3乃至図6を参照して説明する。図1、図4乃至図6は、成型ステップの一例を示す説明図であり、図2は、位置合わせステップの一例を示す説明図であり、図3は、板状物保持ステップの一例を示す説明図である。本実施の形態の成型方法では、板状物保持ステップ、位置合わせステップ、成型ステップの順に実施する。なお、図1乃至図6に示す各ステップは、あくまでも一例に過ぎず、この構成に限定されるものではない。
まず、図3に示すように、保持手段31に板状物Wを保持する板状物保持ステップを実施する。このステップでは、固定治具33を水平面となる所定の載置面(不図示)上に載置してから、側面W1を上下方向に向けて板状物Wを挿入孔33a内に挿入する。このとき、一方の側面W1が固定治具33の上面側から露出し、他方の側面W1が固定治具33の下面側から露出して載置面上に載置される。この載置によって板状物Wの上下方向の位置が位置決めされた状態となり、この状態で、ねじ部材33bをねじ込むことで挿入孔33a内に板状物Wが固定される。固定治具33に板状物Wが固定された状態で、不図示の搬送手段によって、固定治具33が搬送され、テーブル34の上面に載せて保持されることで板状物保持ステップが完了する。
板状物保持ステップを実施した後、図2に示すように、板状物Wと総型ブレード10との相対位置を設定する位置合わせステップを実施する。このステップでは、テーブル34をX方向に移動してアライメント手段37の直下に配置し、テーブル34の角度の微調整によって板状物Wの側面S1をX方向と平行に位置付ける。また、挿入孔33aに固定された板状物Wと総型ブレード10とのY方向の位置合わせを行い、板状物Wの側面W1における−Y方向側の角部に対し、第1総型刃23の先端面23bと外面23c(図1参照)との角部が当接するようにスピンドル11を位置決めする。
位置合わせステップを実施した後、板状物Wの側面W1を所定形状に成型する成型ステップを実施する。このステップでは、総型ブレード10を高速回転しながらスピンドル11と板状物Wを保持する保持手段31とを相対的に加工送りする、つまり、スピンドル11を下降する。そして、総型ブレード10が板状物Wの側面W1に当接する所定位置でスピンドル11のY方向において位置決めする。その後、テーブル34を図2に示した+X方向に移動すると、図1に示すように、回転する第1総型刃23の先端面23bと外面23cとの角部が、X方向に並ぶ複数の板状物Wの側面W1に当接されて側面W1が切削される。これにより、板状物Wの側面W1には、第1総型刃23の先端側の角部の形状が転写されて成型される。
成型ステップを上述した要領で繰り返し行うと、図4に示すように、第1総型刃23の先端面23bと外面23cとの角部が消耗(摩耗)して丸まってくるため、所望の形状に成型できなくなる。そこで、第1総型刃23が図4のように消耗したら、第2総型刃24にて引き続き板状物Wの側面W1の成型を行う。この成型では、先ず、板状物Wの側面W1における−Y方向側の角部に対し、第2総型刃24の先端面24bと内面24aとの角部が当接するように位置合わせする。そして、上述と同様にして、その角部に板状物Wの側面W1が当接し、側面W1を切削することによって板状物Wを成型する。この成型は、第1総型刃23の先端面23bと外面23cとの角部が直角となり、第2総型刃24の先端面24bと内面24aとの角部も直角となって同一となるので、何れの総型刃23、24で切削を行っても、同一形状に成型を行うことができる。
上述した2つの角部が図5のように消耗したら、引き続き再度第1総型刃23にて板状物Wの側面W1の成型を行う。但し、板状物Wの側面W1を切削する前に、Z方向周りにテーブル34(図2参照)を180°回転して板状物Wの側面W1のY方向両側の角部の位置を反対にする。そして、板状物Wの側面W1における+Y方向側の角部に対し、第1総型刃23の先端面23bと内面23aとの角部が当接するように位置合わせする。位置合わせ後は、上述と同様に板状物W1の成型が行われる。
その後、図6に示すように総型刃23、24の3つの角部が消耗したら、引き続き再度第2総型刃24にて板状物Wの側面W1の成型を行う。この成型では、板状物Wの側面W1における+Y方向側の角部に対し、第2総型刃24の先端面24bと外面24cとの角部が当接するように位置合わせしてから、上述と同様に成型を行う。
以上のように、本実施の形態によれば、図4に示すように、第1総型刃23の一方の角部が消耗しても、スピンドル11及び板状物WのY方向の相対位置を調整するだけで、引き続き第2総型刃24によって成型作業を簡単且つ迅速に行うことができる。これにより、総型ブレード10の長寿命化を図ることができ、その交換頻度を少なくすることができる。この結果、総型ブレード10を装着する度に行われるドレッシングやアライメント等の煩雑な作業の負担軽減を図ることができ、板状物Wの生産性を高めることができる。更に、本実施の形態では、図5及び図6に示すように、総型刃23、24の内外両方の角部で成型を行えるので、総型ブレード10をより一層長期間に亘って使用することができる。なお、本実施の形態の成型方法では、複数の総型刃23、24において同時に切削が行われることはなく、異なるタイミングで切削を行うようになる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、総型ブレード10は、図7及び図8に示す構成に変更してもよい。図7は、変形例に係る総型ブレードの図1と同様の断面図であり、図8は、他の変形例に係る総型ブレードの図1と同様の説明図である。上記実施の形態では、単一の基台20に複数の総型刃23、24を形成した場合を説明したが、図7の変形例に示すように、基台20を複数とし、それぞれの基台20に微細砥粒を電着して第1総型刃23及び第2総型刃24を形成してもよい。
また、図8の変形例に示すように、基台20を用いずに、ダイヤモンド砥粒をボンド材で結合してリング状にすることで第1総型刃23及び第2総型刃24を形成してもよい。図7及び図8の各変形例では、2つの総型刃23、24の間にリング状のマウントMが介在され、2つの総型刃23、24が離間して並列に配置される。
また、上記実施の形態では、総型ブレード10における総型刃の形成数を第1総型刃23及び第2総型刃24の2体としたが、3体以上形成してもよい。
また、成型ステップにおいて、板状物Wを切削すべく第1総型刃23及び第2総型刃24の複数の角部を利用したが、その利用順序は、上述した順序に限られず適宜変更してもよい。例えば、第2総型刃24で成型を行ってから第1総型刃23で成型を行ってもよい。更に、第1総型刃23及び第2総型刃24の全ての角部を用いず、例えば、図4及び図5に示す成型だけを行うようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、板状部Wの一方(上方)の側面W1だけを成型する場合を説明したが、一方の側面W1の成型後に固定治具33を表裏反転し、他方の側面W1を上向きとして上述と同様にして成型を行ってもよい。
以上説明したように、本発明は、複数の板状物の側面に同一となる形状を成型する装置や方法に有用である。
10 総型ブレード
11 スピンドル
15 ボス部(回転軸)
20 基台
23 第1総型刃(総型刃)
24 第2総型刃(総型刃)
30 加工装置
31 保持手段
32 加工送り手段
W 板状物
W1 側面

Claims (2)

  1. 回転可能なスピンドルの先端に装着されて板状物の側面に回転しながら当接して、該板状物の側面を所定形状に成型する総型ブレードであって、
    該スピンドルの回転軸に挿嵌するための孔を備えた基台と、該基台の外周に同一形状で該回転軸に対して並列に形成された複数の総型刃と、から構成されている総型ブレード。
  2. 回転可能なスピンドルと、該スピンドルの先端に装着されて該スピンドルの回転軸に対して並列に配置された複数の総型刃を有する総型ブレードと、該板状物を保持する保持手段と、該スピンドルと該保持手段とを該スピンドルの軸心に対して垂直な方向に相対的に加工送りする加工送り手段とを備える加工装置を使用して、該板状物を成型する成型方法であって、
    該板状物を該保持手段に保持する板状物保持ステップと、
    該スピンドルと該板状物を保持する該保持手段とを相対的に加工送りし、該複数の総型刃のうちの一の総型刃により該板状物の側面を切削し、該総型刃の形状を該板状物の側面に転写する成型ステップと、から構成され、
    該成型ステップにおいては、該総型ブレードの該一の総型刃が消耗したら、他の総型刃にて引き続き該板状物の側面の成型を行うことを特徴とする成型方法。
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