JP2017062870A - 平面発光体、平面発光モジュール及び照明装置 - Google Patents

平面発光体、平面発光モジュール及び照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成で発光領域を大きくすることができる平面発光体を提供する。【解決手段】平面発光体100は、基板110と、基板110上に積層された、第1電極121と、発光層を含む有機層122と、第2電極123とを含む有機EL素子120と、第1電極121及び第2電極123の少なくとも一方へ給電を行うための孔部132と、発光層を封止するように有機EL素子120を覆うカバー部材130と、第1電極121又は第2電極123に電気的に接続され、かつ、孔部132に露出した端子部121aとを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、電圧印加によって平面状に発光する平面発光体、平面発光モジュール及び照明装置に関する。
従来、有機EL(Electro−Luminescence)素子を備え、平面状に発光する平面発光体が知られている。有機EL素子は、陽極(正極)と陰極(負極)との間に多層の有機層を備える。陽極と陰極との間に所定の電圧を印加することで、陽極から正孔が、陰極から電子が有機層に注入される。注入された正孔及び電子が有機層内で再結合する際に光が放出される現象を利用することで、平面発光体は、電圧印加によって発光する。
平面発光体では、有機層が外気及び水分などに曝されることを防ぐために、有機層を封止している。例えば、特許文献1に記載の平面発光体では、基板上に設けられた有機層を封止基板とシール層とによって封止している。
このとき、従来、平面発光体に電圧を印加するための給電電極は、発光領域の外周に配置される。このため、平面発光体では、基板上にシール層が設けられた領域である封止部分だけでなく、電極部分にも非発光領域が形成される。
これに対して、特許文献1に記載の平面発光体では、給電電極を設けるための貫通孔を封止基板に形成し、封止基板上に給電電極を形成している。これにより、発光領域の反対側から給電するので、非発光領域を小さくすることができる。
特開2013−004313号公報
しかしながら、特許文献1に記載の平面発光体では、封止基板に貫通孔を形成したことにより、封止機能が低下する。封止機能の低下を抑制するために、特許文献1に記載の平面発光体では、給電電極、貫通電極及びバリアフィルムなどによって、貫通孔による封止機能の低下を抑制している。このように、特許文献1に記載の平面発光体では、封止機能の低下を抑制するための構造が複雑になり、高コスト化の要因となる。
そこで、本発明は、簡易な構成で発光領域を大きくすることができる平面発光体、平面発光モジュール及び照明装置を提供する。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る平面発光体は、基板と、前記基板上に積層された、第1電極と、発光層を含む有機層と、第2電極とを含む有機発光素子と、前記第1電極及び前記第2電極の少なくとも一方へ給電を行うための孔部と、前記発光層を封止するように前記有機発光素子を覆うカバー部材と、前記第1電極又は前記第2電極に電気的に接続され、かつ、前記孔部に露出した第1端子部とを備える。
また、本発明の一態様に係る平面発光体では、前記第1端子部は、前記第1電極又は前記第2電極の一部であってもよい。
また、本発明の一態様に係る平面発光体では、前記第1端子部は、前記第1電極に電気的に接続され、前記平面発光体は、さらに、前記第2電極に電気的に接続され、かつ、前記孔部に露出した第2端子部を備え、前記第1端子部及び前記第2端子部は、平面視において、互いに重複しない位置に設けられていてもよい。
また、本発明の一態様に係る平面発光体では、前記孔部は、平面視において、前記カバー部材の辺又は径に平行な線分の中央を貫通してもよい。
また、本発明の一態様に係る平面発光体では、前記孔部は、平面視において、前記カバー部材の面積重心を貫通してもよい。
また、本発明の一態様に係る平面発光体は、さらに、前記第1電極又は前記第2電極に積層された線状の補助電極を有し、前記補助電極は、前記孔部から前記第1電極又は前記第2電極の端縁部へ向かって略放射状に配置されていてもよい。
また、本発明の一態様に係る平面発光体では、平面視において前記孔部に重複する位置に、前記基板及び前記有機発光素子のそれぞれを貫通する貫通孔が形成されていてもよい。
また、本発明の一態様に係る平面発光モジュールは、上記の平面発光体と、前記平面発光体を保持する保持部材と、前記保持部材に設けられた給電電極部材とを備え、前記給電電極部材は、弾性体であり、前記第1端子部を押圧している。
また、本発明の一態様に係る平面発光モジュールでは、前記保持部材は、前記基板及び前記カバー部材の少なくとも一方の端部を保持してもよい。
また、本発明の一態様に係る平面発光モジュールでは、前記保持部材は、前記平面発光体をスライド可能に保持してもよい。
また、本発明の一態様に係る平面発光モジュールでは、前記保持部材は、所定の設置面に設けられた係止部に回動可能に係止してもよい。
また、本発明の一態様に係る照明装置は、上記の平面発光体を備える。
また、本発明の一態様に係る照明装置は、前記平面発光体を複数備え、複数の前記平面発光体は、互いに隣接するように二次元状に並べられていてもよい。
本発明によれば、簡易な構成で発光領域を大きくすることができる。
本発明の実施の形態1に係る平面発光体の一例を示す概観斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る平面発光体の一例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1に係る平面発光体の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る平面発光体の製造方法の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1の変形例1に係る補助電極の一例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1の変形例2に係る平面発光体の一例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1の変形例2に係る平面発光体の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1の変形例3に係る平面発光体の一例を示す概観斜視図である。 本発明の実施の形態1の変形例4に係る平面発光体の一例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1の変形例4に係る平面発光体の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る平面発光モジュールの一例を示す概観斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る平面発光モジュールの製造方法の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態2の変形例1に係る平面発光モジュールの一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態2の変形例2に係る平面発光モジュールの一例を示す概観斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る照明装置の一例を示す概観斜視図である。
以下では、本発明の実施の形態に係る平面発光体、平面発光モジュール及び照明装置について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
(実施の形態1)
[平面発光体の概要]
まず、本発明の実施の形態1に係る平面発光体について、図1〜図3を用いて説明する。図1〜図3は、本発明の実施の形態1に係る平面発光体100を示す概観斜視図、平面図、断面図である。なお、図2は、平面発光体100を基板110側から見た平面図である。ただし、基板110は示していない。また、図3は、端子部121aを通る断面、すなわち、図1及び図2におけるA−A断面を示している。
図3に示すように、平面発光体100は、基板110と、有機EL素子120と、カバー部材130と、封止部材140とを備える。有機EL素子120は、基板110上に積層された、第1電極121と、有機層122と、第2電極123とを含んでいる。また、カバー部材130は、図1に示すように、平板部131と、平板部131を貫通する孔部132とを有する。さらに、平面発光体100は、孔部132に露出した端子部121a及び123aを備える。
平面発光体100は、例えば、カバー部材130から基板110に向かう方向(Z軸負方向)に、平面状に発光する。つまり、平面発光体100の光出射面は、基板110の主面に相当する。
なお、図1〜図3において、X軸及びY軸は、基板110の主面(例えば、光出射面)に平行な方向を示し、Z軸は、基板110の主面に垂直な方向を示している。本実施の形態では、図1及び図2に示すように、平面視において、平面発光体100の形状が矩形であるので、X軸及びY軸は、平面発光体100の直交する2つの辺をそれぞれ示している。
[基板]
基板110は、平面発光体100の光出射面側に設けられ、可視光の少なくとも一部を透過する透明基板である。例えば、基板110は、ソーダガラス、無蛍光ガラス、リン酸系ガラス、ホウ酸系ガラスなどのガラス基板である。
なお、基板110は、石英基板でもよく、あるいは、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエチレン、ポリエステル、シリコン系樹脂などのプラスチック基板又はプラスチックフィルムでもよい。なお、平面発光体100は、基板110側から光を取り出す、いわゆる、ボトムエミッション型のデバイスであるので、基板110は、ガラス基板などのように可視光に対して透過性の高い材質であることが好ましい。
基板110は、図2に示すように、平面視において、矩形である。基板110は、例えば、多角形、円形若しくは楕円形、又は、直線及び曲線で囲まれた形状でもよい。
[有機EL素子]
有機EL素子120は、第1電極121と第2電極123との間に所定の電圧が印加されることにより、発光する。また、図1及び図3に示すように、有機EL素子120は、基板110、カバー部材130及び封止部材140によって封止されている。
第1電極121は、光出射面側に設けられた電極であり、例えば、基板110上に設けられている。第1電極121は、例えば、有機EL素子120の陽極であり、発光時には、第2電極123よりも高い電圧が印加される。
第1電極121は、可視光の少なくとも一部を透過する透明の導電性材料から構成される。例えば、第1電極121は、酸化インジウムスズ(ITO)から構成される。例えば、第1電極121は、蒸着法又はスパッタリング法などによって導電膜を成膜し、成膜した導電膜をパターニングすることで形成される。
なお、第1電極121は、基板110上に、透明のバッファ層を介して設けられてもよい。すなわち、第1電極121は、基板110上に設けられたバッファ層上に設けられてもよい。
有機層122は、発光層を含み、第1電極121上に設けられている。例えば、有機層122は、正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層及び電子注入層を含んでいる。
発光層は、第1電極121と第2電極123との間に所定の電圧が印加された場合に、発光する。例えば、発光層は、可視光領域の光を発する。具体的には、発光層は、赤色、青色又は白色光を発する。
有機層122の材料としては、例えば、オキシノイド化合物、ペリレン化合物、クマリン化合物、アザクマリン化合物、オキサゾール化合物、オキサジアゾール化合物、ペリノン化合物、ピロロピロール化合物、ナフタレン化合物、アントラセン化合物、フルオレン化合物、フルオランテン化合物、テトラセン化合物、ピレン化合物、コロネン化合物、キノロン化合物及びアザキノロン化合物、ピラゾリン誘導体及びピラゾロン誘導体、ローダミン化合物、クリセン化合物、フェナントレン化合物、シクロペンタジエン化合物、スチルベン化合物、ジフェニルキノン化合物、スチリル化合物、ブタジエン化合物、ジシアノメチレンピラン化合物、ジシアノメチレンチオピラン化合物、フルオレセイン化合物、ピリリウム化合物、チアピリリウム化合物、セレナピリリウム化合物、テルロピリリウム化合物、芳香族アルダジエン化合物、オリゴフェニレン化合物、チオキサンテン化合物、アンスラセン化合物、シアニン化合物、アクリジン化合物、8−ヒドロキシキノリン化合物の金属鎖体、2、2’−ビピリジン化合物の金属鎖体、シッフ塩とIII族金属との鎖体、オキシン金属鎖体、又は、希土類鎖体などの蛍光物質が用いられる。有機層122は、蒸着法、スピンコート法、キャスト法などにより形成される。
第2電極123は、光出射面とは反対側に設けられた電極であり、有機層122上に設けられている。第2電極123は、例えば、有機EL素子120の陰極であり、発光時には、第1電極121より低い電圧が印加される。
第2電極123は、例えば、アルミニウム、銀若しくはマグネシウム、又は、これらの少なくとも1種類を含む合金などから構成される。例えば、第2電極123は、蒸着法又はスパッタリング法などによって導電膜を成膜し、成膜した導電膜をパターニングすることで形成される。
なお、平面視において、第1電極121、有機層122及び第2電極123の形状、すなわち、発光領域の形状は、カバー部材130の形状と略同一である。言い換えると、非発光領域は、孔部132が設けられる領域と、封止部材140が設けられる領域とに相当する。
具体的には、カバー部材130と同様に、第1電極121、有機層122及び第2電極123のそれぞれにも貫通孔111が設けられている。具体的には、貫通孔111は、第1電極121、有機層122及び第2電極123を、基板110の法線方向に貫通している。平面視において、貫通孔111は、カバー部材130の孔部132と重複する領域に設けられている。
[カバー部材]
カバー部材130は、孔部132を有し、有機層122の発光層を封止するように有機EL素子120を覆っている。例えば、図3に示すように、カバー部材130は、有機EL素子120を覆うようにして、封止部材140とともに有機層122を封止する。具体的には、カバー部材130は、有機EL素子120を外気から保護する。すなわち、カバー部材130は、空気中の水分及び酸素の有機層122への浸入を抑制する。
例えば、カバー部材130の外形は、平面視において、基板110と同じ形状、具体的には、矩形である。カバー部材130の外形は、例えば、多角形、円形若しくは楕円形、又は、直線及び曲線で囲まれた形状であってもよい。
カバー部材130は、例えば、ガラス材料から構成されるカバーガラスである。あるいは、カバー部材130は、プラスチック材料から構成されてもよい。
平板部131は、有機EL素子120の平面形状に沿った形状を有する。例えば、平面視において、平板部131の外周は、基板110の外周と略同じである。言い換えると、図3に示すように、平面発光体100の外周部において、カバー部材130と、封止部材140と、基板110とが略面一になる。これにより、カバー部材130に覆われた空間を大きくすることができ、発光領域を大きくすることができる。
平板部131の内周部分、すなわち、孔部132を形成する壁部は、図3に示すように、封止部材140によって第1電極121及び第2電極123と接続されている。これにより、有機層122は、封止されている。
孔部132は、第1電極121及び第2電極123の少なくとも一方への給電を行うために設けられる。本実施の形態では、孔部132は、第1電極121及び第2電極123の両方への給電を行うために設けられる。例えば、孔部132には、端子部121a及び123aが露出している。図2に示すように、例えば、端子部121a及び123aは、平面視において、外部から視認可能な状態で露出している。
孔部132は、平板部131を貫通し、基板110、第1電極121又は第2電極123の一部を露出させる。具体的には、孔部132は、光出射面に垂直な方向、すなわち、有機EL素子120の積層方向に、平板部131を貫通し、基板110の一部を露出させる。
孔部132は、平面視において、カバー部材130の中央部分を貫通する。具体的には、孔部132は、カバー部材130の面積重心を貫通する。これにより、第1電極121及び第2電極123への給電部の位置によって生じる電圧効果の影響を低減することができ、面発光の面内均一性を向上させることができる。
例えば、孔部132は、図4に示すように、平板部131の一部を切り取ることで形成される。具体的には、平板部131の面積重心を含む所定の領域を貫通するように切り取ることで、孔部132を形成することができる。なお、図4は、本発明の実施の形態1に係る平面発光体100の製造方法の一例を示す断面図である。
孔部132は、図2に示すように、平面視において、矩形である。孔部132は、例えば、多角形、円形若しくは楕円形、又は、直線及び曲線で囲まれた形状でもよい。
また、平板部131及び孔部132は、樹脂材料と金型とを用いた一体成型などによって形成されてもよい。
[封止部材]
封止部材140は、カバー部材130と基板110とを接続することで、カバー部材130及び基板110とともに有機層122を封止する。例えば、封止部材140は、紫外線硬化樹脂又は熱硬化樹脂などから構成される。
具体的には、基板110上又はカバー部材130上に紫外線硬化樹脂又は熱硬化樹脂を塗布し、基板110とカバー部材130とを接着する。その後、紫外線を照射し、あるいは、レーザなどによって熱を加えて紫外線硬化樹脂又は熱硬化樹脂を硬化させることで、封止部材140は形成される。これにより、基板110、カバー部材130及び封止部材140は、有機層122を封止することができる。
封止部材140は、図2及び図3に示すように、カバー部材130の外周部分と内周部分とに設けられる。なお、内周部分に設けられた封止部材140は、孔部132に露出した端子部121a及び123aと、第1電極121及び第2電極123との接続部分を覆うように設けられている。
[端子部]
端子部121a及び123aは、第1電極121又は第2電極123に電気的に接続され、孔部132に露出した第1端子部及び第2端子部の一例である。例えば、端子部121a及び123aは、第1電極121又は第2電極123の一部である。具体的には、端子部121a及び123aは、第1電極121又は第2電極123から延設するように設けられた電極片である。
端子部121aは、第1電極121に電気的に接続されている。また、端子部121aは、第1電極121の一部である。また、図3に示すように、端子部121aは、基板110上に形成されている。
具体的には、端子部121aは、孔部132に露出するように第1電極121から延設された電極片であり、孔部132に露出した基板110の一部の上に形成されている。例えば、端子部121aは、基板110上に全面成膜した導電膜を、フォトレジスト及びエッチングによりパターニングすることで、第1電極121と同時に形成することができる。
端子部123aは、第2電極123に電気的に接続されている。また、端子部123aは、第2電極123の一部である。図3に示すように、端子部123aは、基板110上に形成されている。
具体的には、端子部123aは、孔部132に露出するように第2電極123から延設された電極片であり、孔部132に露出した基板110の一部の上に形成されている。例えば、端子部123aは、基板110上及び有機層122上に全面成膜された導電膜を、フォトレジスト及びエッチングによりパターニングすることで、第2電極123と同時に形成することができる。
このように、1つの孔部132に、端子部121a及び123aの両方が露出している。このため、端子部121a及び123aは、図2に示すように、平面視において、互いに重複しない位置に設けられている。言い換えると、端子部121a及び123aは、基板水平方向に離間させて配置されている。これにより、端子部121aと端子部123aとの絶縁性を確保することができる。
端子部121a及び123aにはそれぞれ異なる電圧が印加される。つまり、端子部121aと端子部123aとの間に所定の電圧を印加することで、第1電極121と第2電極123との間に電圧を印加することができる。これにより、有機層122に含まれる発光層から光が放出される。
なお、図2に示すように、端子部121a及び123aはそれぞれ、中央で分離しているが、1本に繋がっていてもよい。
[効果など]
以上のように、本実施の形態に係る平面発光体100は、基板110と、基板110上に積層された、第1電極121と、発光層を含む有機層122と、第2電極123とを含む有機EL素子120と、第1電極121及び第2電極123の少なくとも一方へ給電を行うための孔部132と、発光層を封止するように有機EL素子120を覆うカバー部材130と、第1電極121又は第2電極123に電気的に接続され、かつ、孔部132に露出した端子部121aとを備える。
これにより、第1電極121又は第2電極123に電気的に接続する端子部121aが孔部132に露出しているので、孔部132を介して容易に給電することができる。したがって、カバー部材130に設けた孔部132を介して給電するので、カバー部材130の外周から給電する場合に比べて、非発光領域を小さくすることができる。
例えば、平面視において、基板110が10cm×10cmの正方形状であり、適切に給電を行うための端子部の長さとして約0.5cmが必要である場合を想定する。
カバー部材130の外周に端子部を設けた場合は、面発光の面内均一性を保つため、基板110の一辺に沿った長方形状に端子部を設けることが多い。したがって、端子部の面積、すなわち、非発光領域の面積は、0.5cm×10cm=5cmである。これに対して、孔部132が例えば1cm四方の正方形状である場合は、孔部132の面積、すなわち、非発光領域の面積は、1cmとなる。
このように、孔部132を設けることで、非発光領域を小さくする、すなわち、発光領域を大きくすることができる。また、中央付近から給電するので、面発光の面内均一性の低下を抑制することができる。
一方で、孔部132は容易に形成することができる。例えば、図4を用いて示したように、孔部132を形成するには、カバー部材130の一部を切り取るだけでもよい。また、カバー部材130の外周部分だけでなく、内周部分、すなわち、孔部132の周に沿って封止部材140を設けることで、有機EL素子120を容易に封止することができる。
このように、本実施の形態に係る平面発光体100では、簡易な構成で、発光領域を大きくすることができる。
特に、複数の平面発光体を並べて使用する場合、本実施の形態に係る平面発光体100は、外周から給電する場合に比べて、全体としての非発光領域をより小さくすることができる。すなわち、全体として発光領域をより大きくすることができ、視覚的な効果を向上させることができる。
また、本実施の形態に係る平面発光体100では、端子部121aは、第1電極121又は第2電極123の一部である。
これにより、孔部132に露出した端子部121aは第1電極121の一部であるので、有機EL素子120に適切に給電することができる。例えば、全面成膜した導電膜を、所定形状のマスクを用いてパターニングすることで、容易に端子部121aと第1電極121とを一体に形成することができる。
また、本実施の形態に係る平面発光体100では、第1端子部121aは、第1電極121に電気的に接続され、平面発光体100は、さらに、第2電極123に電気的に接続され、かつ、孔部132に露出した端子部123aを備え、端子部121a及び第2端子部123aは、平面視において、互いに重複しない位置に設けられている。
これにより、第1電極121及び第2電極123の両方に、カバー部材130に設けた孔部132を介して給電するので、より非発光領域を小さくすることができる。
また、本実施の形態に係る平面発光体100では、孔部132は、平面視において、カバー部材130の面積重心を貫通する。
これにより、孔部132が平面視において平板部131の面積重心を貫通するように設けられているので、第1電極121又は第2電極123への給電部を平板部131の中央に設けることができる。したがって、給電部の位置によって生じる電圧効果の影響を低減することができ、面発光の面内均一性を向上させることができる。
特に、有機EL素子120は、平面形状の自由度が高いという特長を有する。つまり、有機EL素子120は、平面視において、例えば、多角形、円形若しくは楕円形、又は、直線及び曲線で囲まれた形状でも容易に形成することができる。したがって、面積重心を貫通するように孔部132を設けることで、非対称な形状の有機EL素子の場合であっても面発光の面内均一性を向上させることができる。
本実施の形態に係る平面発光体100では、第1電極121、有機層122及び第2電極123はそれぞれ、平面視において、中央部に貫通孔111を有する。具体的には、第1電極121、有機層122及び第2電極123はそれぞれ、環状の板形状である。そして、第1電極121への給電用の端子部121aと、第2電極123への給電用の端子部123aとをそれぞれ、貫通孔111に露出させている。
これにより、第1電極121及び第2電極123には、中央部から給電を行うことができる。したがって、面発光の面内均一性を向上させ、かつ、発光領域を大きくすることができる。
(実施の形態1の変形例1)
続いて、本実施の形態の変形例1について、図5を用いて説明する。図5は、本変形例に係る補助電極150を示す平面図である。
本変形例に係る平面発光体100は、第1電極121又は第2電極123に積層された線状の補助電極150を備える。このとき、補助電極150は、孔部132から第1電極121又は第2電極123の端縁部へ向かって略放射状に配置されている。また、補助電極150は、第1電極121又は第2電極123より電気抵抗が小さい材料から構成される。
具体的には、図5に示すように、補助電極150は、孔部132から第1電極121の端縁部へ向かって略放射状に配置される。本変形例では、平面視において、孔部132及び第1電極121がともに矩形であるため、補助電極150は、矩形の孔部132の各頂点から、矩形の第1電極121の各頂点へ延びるように配置されている。なお、実際には、端子部121aに給電されるので、例えば、補助電極150は、端子部121aから第1電極121の端縁部へ向かって略放射状に配置されてもよい。
補助電極150は、例えば、第1電極121上に形成される。すなわち、補助電極150は、第1電極121と有機層122との間に形成される。補助電極150は、例えば、導電膜を成膜し、パターニングすることで形成される。あるいは、補助電極150は、ディスペンサーなどを用いた液状吐出によって形成されてもよい。
補助電極150は、例えば、アルミニウム、マグネシウム、モリブデン、銀若しくは金などの金属、又は、これらの合金から構成される。なお、補助電極150の線幅及び膜厚は特に限定されない。ただし、線幅が大きくなる程、光出射面から出射される光が少なくなるので、例えば、補助電極150の線幅は、5μm〜100μm、膜厚は、0.1μm〜5μmである。
以上のように、本変形例に係る平面発光体100は、さらに、第1電極121に積層された線状の補助電極150を有し、補助電極150は、孔部132から第1電極121の端縁部へ向かって略放射状に配置されている。
これにより、第1電極121に印加される電圧をより均一にすることができる。したがって、第1電極121内での電圧降下の影響を低減することができ、面発光の面内均一性を向上させることができる。
なお、補助電極150は、第1電極121上に形成される例について示したが、第1電極121の下に形成されてもよい。すなわち、補助電極150は、基板110と第1電極121との間に形成されてもよい。
なお、補助電極150は、直線状である例について示したが、曲線状でもよい。また、補助電極150は、格子状に設けられてもよい。
また、補助電極150は、第2電極123上又は下に形成されてもよい。これにより、第2電極123内での電圧降下の影響を低減することができ、面発光の面内均一性を向上させることができる。また、補助電極150は、第1電極121及び第2電極123のそれぞれに設けてもよい。これにより、面発光の面内均一性をより向上させることができる。
(実施の形態1の変形例2)
続いて、本実施の形態の変形例2について、図6及び図7を用いて説明する。図6及び図7は、本変形例に係る平面発光体200の平面図及び断面図である。なお、図6は、平面発光体200をカバー部材130側から見た平面図である。また、図7は、端子部121aを通る断面、すなわち、図6におけるB−B断面を示している。
図7に示すように、平面発光体200は、実施の形態1に係る平面発光体100と比較して、基板110の代わりに、貫通孔211が形成された基板210を備える点が異なっている。基板210は、貫通孔211が形成されている点を除いて、基板110と同じである。
貫通孔211は、図6に示すように、平面視において、孔部132に重複する位置に形成されている。また、実施の形態1と同様に、第1電極121、有機層122及び第2電極123のそれぞれにも、平面視において、孔部132に重複する位置に貫通孔111が形成されている。
貫通孔211の開口面積は、例えば、孔部132の開口面積よりも小さい。このため、孔部132には、基板210の一部であって、貫通孔211の開口部に相当する部分が露出している。なお、端子部121a及び123aは、基板210の孔部132への露出部分に設けられている。
以上のように、本変形例に係る平面発光体200では、平面視において孔部132に重複する位置に、基板210及び有機EL素子120のそれぞれを貫通する貫通孔111及び211が形成されている。
このように、平面発光体200には、図7に示すように、基板210の主面に垂直な方向(Z軸方向)に、孔部132、貫通孔111及び211によって空洞が形成されている。これにより、孔部132、貫通孔111及び211を介して、すなわち、形成された空洞を介して、カバー部材130側から光出射面側を見ることができる。これにより、例えば、対象物に光を当てながら、当該対象物を見ることができる。
また、孔部132、貫通孔111及び211に、所定の部材を挿入することもできる。例えば、カメラレンズなどを挿入することで、対象物に光を当てながら、当該対象物を撮影することができる。このとき、外部から光を照射する場合に比べて、カメラレンズの影が発生しにくいので、より良い環境下での撮影を行うことができる。
また、例えば、平面発光体200を吊り下げ照明として利用する場合に、孔部132、貫通孔111及び211に支持部材を挿入することで、バランス良く平面発光体200を支持することもできる。
(実施の形態1の変形例3)
続いて、本実施の形態の変形例3について、図8を用いて説明する。図8は、本変形例に係る平面発光体300の概観斜視図である。
図8に示すように、平面発光体300は、カバー部材330を備える。カバー部材330は、平板部331と、平板部331のそれぞれ異なる位置を貫通する2つの孔部332及び333とを有する。
平板部331は、実施の形態1の平板部131と比較して、2つの孔部332及び333が設けられている点が異なっており、その他の点については、平板部131と同じである。
孔部332は、第1電極121への給電を行うために設けられる。具体的には、孔部332には、端子部121aが露出している。例えば、孔部332には、基板110の一部である第1領域が露出しており、露出した第1領域上に端子部121aが形成されている。孔部332には、第2電極123は露出しておらず、端子部123aも形成されていない。
孔部333は、第2電極123への給電を行うために設けられる。具体的には、孔部333には、端子部123aが露出している。例えば、孔部333には、基板の110の別の一部である第2領域が露出しており、露出した第2領域上に端子部123aが形成されている。
なお、第1電極121、有機層122及び第2電極123には、孔部332及び333に重複する領域に貫通孔が形成されている。
2つの孔部332及び333は、例えば、平面視において、カバー部材330の辺に平行な線分の中央を貫通する。具体的には、図8に示すように、孔部332及び333は、カバー部材330が矩形であるので、矩形の一辺に平行な線分の中央を貫通する。
以上のように、本変形例に係る平面発光体300では、第1電極121に電気的に接続された端子部121aを露出させるための孔部332と、第2電極123に電気的に接続された端子部123aを露出させるための孔部333とを設けている。このとき、孔部332及び333は、平面視において、カバー部材330の辺に平行な線分の中央を貫通する。
これにより、給電部の位置によって生じる電圧効果の影響を低減することができ、面発光の面内均一性を向上させることができる。
なお、孔部332には、基板110の第1領域ではなく、第1電極121の一部が露出していてもよい。すなわち、第1電極121は、基板110の第1領域を覆っていてもよい。言い換えると、第1電極121には、孔部332に重複する領域に貫通孔111が形成されていなくてもよい。このとき、端子部121aは、第1電極121の一部であって、基板110の第1領域の直上に位置する部分に相当する。
同様に、孔部333には、基板110の第2領域ではなく、第2電極123の一部が露出していてもよい。すなわち、第2電極123は、基板110の第2領域を覆っていてもよい。言い換えると、第2電極123には、孔部333に重複する領域に貫通孔111が形成されていなくてもよい。このとき、端子部123aは、第2電極123の一部であって、基板110の第2領域の直上方向に位置する部分に相当する。なお、第2電極123及び有機層122には、端子部121a、すなわち、第1電極121の一部を露出させるために、孔部332に重複する領域には、貫通孔111が形成されている。
また、本変形例では、カバー部材330が矩形である例について示したが、カバー部材330は、円形又は楕円形でもよい。この場合、孔部332及び333は、平面視において、カバー部材330の径に平行な線分の中央を貫通してもよい。なお、楕円の径は、楕円の長軸又は短軸である。また、カバー部材330の形状、及び、平面発光体300の形状は、矩形、円形又は楕円形に限らず、自由に定めることができる。
(実施の形態1の変形例4)
続いて、本実施の形態の変形例4について、図9及び図10を用いて説明する。図9及び図10は、本変形例に係る平面発光体400の平面図及び断面図である。なお、図9は、平面発光体400をカバー部材130側から見た平面図である。また、図10は、端子部421a及び423aを通る断面、すなわち、図9におけるC−C断面を示している。
本変形例に係る平面発光体400は、実施の形態1に係る平面発光体100と比較して、有機EL素子120、並びに、端子部121a及び123aの代わりに、有機EL素子420、並びに、端子部421a及び423aを備える点が異なっている。
有機EL素子420は、第1電極421と、有機層122と、第2電極123と、絶縁層424とを備える。
第1電極421は、孔部132に重複する位置に貫通孔411が設けられていない。つまり、孔部132には、基板110は露出しておらず、第1電極421の一部が露出している。孔部132に露出した部分が、端子部421aに相当する。
孔部132には、図9に示すように、端子部421a及び423aが露出している。
端子部421aは、第1電極421と電気的に接続されている。具体的には、端子部421aは、第1電極421の一部であり、孔部132に露出した部分である。
端子部423aは、第2電極123と電気的に接続されている。端子部423aは、図10に示すように、第1電極421と端子部421aとの接続部分の上に、絶縁層424を介して形成されている。
絶縁層424は、例えば、シリコン酸化膜又はシリコン窒化膜などの絶縁性材料で形成される。端子部421aと端子部423aとの間に絶縁層424を設けることで、端子部421aと端子部423aとの絶縁性を確保することができる。
なお、有機層122、第2電極123及び絶縁層424には、端子部421aを露出させるために、孔部132に重複する領域に貫通孔411が形成されている。具体的には、貫通孔411は、有機層122、第2電極123及び絶縁層424を、基板110の法線方向に貫通している。
以上のように、本変形例に係る平面発光体400では、絶縁性を確保するために、端子部421aと端子部423aとを積層方向に離間させている。具体的には、端子部421aと端子部423aとの間に絶縁層424を設けている。
これにより、基板水平方向に離間させる場合よりも、孔部132の面積を小さくすることができる。これにより、非発光領域をより小さくすることができる。
(実施の形態2)
[平面発光モジュールの概要]
続いて、実施の形態2に係る平面発光モジュールについて、図11及び図12を用いて説明する。図11は、本実施の形態に係る平面発光モジュール500を示す概観斜視図である。図12は、本実施の形態に係る平面発光モジュール500の製造方法を示す断面図である。なお、図12は、端子部121aを通る断面、すなわち、図11におけるD−D断面を示している。
図11に示すように、平面発光モジュール500は、平面発光体100と、保持部材510と、給電電極部材520とを備える。
[保持部材]
保持部材510は、平面発光体100を保持する。例えば、保持部材510は、基板110及びカバー部材130の端部を保持する。具体的には、保持部材510は、基板110の端部とカバー部材130とを挟むようにして、平面発光体100を保持する。
本実施の形態では、保持部材510は、平面発光体100をスライド可能に保持する。つまり、保持部材510によって、平面発光体100は、例えば、基板水平方向に、具体的には、図11に示すY軸方向にスライド可能である。
図11に示すように、保持部材510は、平板部511と、2つの側壁部512と、2つの爪部513とを有する。
平板部511は、平面発光体100の光出射面と反対側に設けられている。平面視において、平板部511の形状は、平面発光体100の形状と略同じである。本実施の形態では、平面発光体100が矩形であるので、平板部511も矩形である。
平板部511には、カバー部材130の孔部132と重複する領域に、貫通孔514が設けられている。貫通孔514には、平板部511に固定された給電電極部材520の一部が、端子部121a及び123aに接触するように挿通されている。
2つの側壁部512は、平面発光体100の側面を支えるように、平板部511の端部に設けられる。具体的には、2つの側壁部512は、平板部511の互いに対向する2辺から垂直に立設している。2つの側壁部512は、平面発光体100の端面に平行になるように設けられている。
2つの爪部513は、基板110の下面、すなわち、光出射面を支持するように、側壁部512の端部に設けられる。具体的には、2つの爪部513は、側壁部512から垂直に立設しており、平板部511と平行に設けられている。
また、2つの爪部513は、基板水平方向、具体的には、図11に示すX軸方向に対向している。2つの爪部513と平板部511とが、基板110の端部とカバー部材130とを保持することで、保持部材510は、平面発光体100を保持する。
以上の構成により、保持部材510は、平面発光体100をスライド可能に保持する。つまり、平板部511と、側壁部512と、爪部513とが、平面発光体100の端部をスライドさせるためのレール部を構成する。
具体的には、保持部材510は、平板部511と2つの爪部513とによって、平面発光体100の基板110に垂直な方向(Z軸方向)への移動を規制し、かつ、2つの側壁部512によって、基板110に水平な一方向(X軸方向)への移動を規制する。これに対して、保持部材510は、図11に示すY軸方向への移動を規制するための壁部を有さないので、Y軸方向へ平面発光体100をスライドさせることができる。
なお、保持部材510は、例えば、ガラス材料又はプラスチック材料から構成される。例えば、保持部材510は、金型を用いた成型方法を用いて形成される。
[給電電極部材]
給電電極部材520は、保持部材510に設けられている。具体的には、給電電極部材520は、保持部材510の平板部511に一部が固定されている。また、給電電極部材520は、弾性体であり、端子部121a又は端子部123aに押圧されている。
例えば、給電電極部材520は、板ばね状の金属片である。給電電極部材520の両端は、平板部511に固定され、中央部は、貫通孔514に挿通されている。
このとき、給電電極部材520の中央部は、基板110から平板部511に向かう方向(図11のZ軸正方向)に力が加えられた場合に、力が加えられた方向に変形する(図12の(a)参照)。給電電極部材520の中央部は、力が加えられていない状態で端子部121a又は端子部123aに接触可能な長さ以上に、平板部511から基板110に向かう方向(図11のZ軸負方向)に貫通孔514から突出している。
[給電電極部材と端子部との接続]
次に、給電電極部材520と端子部121a又は端子部123aとの電気的な接続について、図12を用いて説明する。
平面発光体100に保持部材510を取り付ける場合、図12の(a)に示すように、平面発光体100をスライドさせればよい。このとき、給電電極部材520は、カバー部材130によって、カバー部材130から保持部材510に向かう方向に力が加えられる。
このため、図12の(a)に示すように、給電電極部材520は、保持部材510に固定された部分を支点として、その形状が変形する。このとき、給電電極部材520の中央部には、元に戻ろうとする復元力が働く。具体的には、給電電極部材520の中央部は、カバー部材130を押圧している。
さらに、平面発光体100をスライドさせて、図12の(b)に示すように、保持部材510の貫通孔514とカバー部材130の孔部132とが重なったとき、給電電極部材520の中央部の復元力により、給電電極部材520の中央部は、孔部132に自動的に挿通される。これにより、給電電極部材520は、端子部121a又は端子部123aと接触する。
給電電極部材520の中央部の長さが、保持部材510の厚さとカバー部材130の上面から端子部121a又は123aまでの距離との合計よりも十分に長い場合、給電電極部材520の中央部には、端子部121a又は123aから力が加えられる。加えられた力に応じた復元力が働くので、給電電極部材520の中央部は、端子部121a又は123aを押圧している。
これにより、平面発光体100をスライドさせるだけで、給電電極部材520と端子部121a又は123aとを容易に電気的に接続することができる。
以上のように、本実施の形態に係る平面発光モジュール500は、例えば、実施の形態1に記載の平面発光体100と、平面発光体100を保持する保持部材510と、保持部材510に設けられた給電電極部材520とを備え、給電電極部材520は、弾性体であり、端子部121aを押圧している。
これにより、給電電極部材520が端子部121a又は端子部123aに押圧されているので、給電電極部材520と端子部121a又は端子部123aとを容易に電気的に接続することができる。すなわち、端子部121a又は端子部123aに容易に給電することができ、施工性を向上させることができる。
また、本実施の形態に係る平面発光モジュール500では、保持部材510は、平面発光体100をスライド可能に保持する。
これにより、平面発光体100をスライドさせることで、効率良く平面発光体100を保持することができ、施工性を向上させることができる。
なお、給電電極部材520は、板ばね状の部材である例について示したが、これに限らない。例えば、給電電極部材520は、ポゴピン又はスプリングピンなどの先端がバネで伸縮可能な可動型プローブピンでもよい。
また、1つの保持部材510が1つの平面発光体100を保持する例について示したが、これに限らない。1つの保持部材510が、複数の平面発光体100を保持してもよい。例えば、複数の平面発光体100を順にスライドさせることで、保持部材510は、効率良く複数の平面発光体100を保持することができる。
(実施の形態2の変形例1)
続いて、本実施の形態の変形例1について、図13を用いて説明する。図13は、本変形例に係る平面発光モジュール600の断面図である。
図13に示すように、平面発光モジュール600は、実施の形態2に係る平面発光モジュール500と比較して、保持部材510及び給電電極部材520の代わりに、保持部材610及び給電電極部材620を備える点が異なっている。
保持部材610は、平面発光体100を保持する。例えば、保持部材610は、基板110及びカバー部材130の端部を保持する。具体的には、図13に示すように、保持部材610は、基板水平方向から平面発光体100を保持する。
保持部材610は、平板部511と、2つの側壁部612とを有する。
2つの側壁部612は、平面発光体100の端部を保持する端部保持部である。2つの側壁部612は、平面発光体100の側面を支えるように、平板部511の端部に設けられる。具体的には、2つの側壁部612は、平板部511の互いに対向する2辺から垂直に立設している。2つの側壁部612は、平面発光体100の端面を基板水平方向(図13のY軸方向)に挟持する。
これにより、例えば、平面発光体100を2つの側壁部612と平板部511との間に挿入することで、保持部材610は、容易に平面発光体100を保持することができる。言い換えると、平面発光体100のカバー部材130側から保持部材610を平面発光体100に嵌め込むことで、保持部材610は、容易に平面発光体100を保持することができる。
給電電極部材620は、実施の形態2に係る給電電極部材520と比較して、中央部で分離している点が異なっている。具体的には、給電電極部材620は、保持部材610の平板部511に一部が固定されている。また、給電電極部材620は、弾性体であり、端子部121a又は123aに押圧されている。
例えば、給電電極部材620は、板ばね状の金属片である。給電電極部材620の一端は、平板部511に固定され、他端は、貫通孔514に挿通されている。このとき、給電電極部材620の他端は、基板110から平板部511に向かう方向(図13のZ軸正方向)に力が加えられた場合に、力が加えられた方向に変形する(図12の(a)参照)。
したがって、実施の形態2に係る給電電極部材520と同様に、給電電極部材620の貫通孔514から突出した部分の長さが、カバー部材130の上面から端子部121a又は123aまでの距離よりも十分に長い場合、給電電極部材620の他端には、端子部121a又は123aから力が加えられる。加えられた力に応じた復元力が働くので、給電電極部材620の他端は、端子部121a又は123aを押圧している。これにより、給電電極部材620と端子部121a又は123aとを容易に電気的に接続することができる。
このように、本変形例に係る平面発光モジュール600では、保持部材610は、基板110及びカバー部材130の少なくとも一方の端部を保持する。
これにより、保持部材610は、容易に平面発光体100を保持することができる。
(実施の形態2の変形例2)
続いて、本実施の形態の変形例2について、図14を用いて説明する。図14は、本変形例に係る平面発光モジュール700の概観斜視図である。
図14に示すように、平面発光モジュール700は、実施の形態2に係る平面発光モジュール500と比較して、保持部材510の代わりに、保持部材710を備える点が異なっている。
保持部材710は、平面発光体100を保持する。例えば、保持部材710は、実施の形態2に係る保持部材610と同様に、平面発光体100を嵌め込んで保持する。
また、保持部材710は、所定の設置面に設けられた係止部に回動可能に係止する。所定の設置面は、平面発光モジュール700を取付可能な面であり、例えば、建物の天井面又は壁面などである。具体的には、保持部材710は、設置面に設けられた引掛シーリングボディと接続するためのアダプタである。
設置面には、保持部材710を保持するための第1係止部(図示せず)が設けられている。例えば、第1係止部(図示せず)は、設置面から突出するように設けられた爪部である。具体的には、第1係止部(図示せず)は、設置面に設けられた引掛シーリングボディが有する爪部である。
保持部材710は、図14に示すように、溝部730を備える。
溝部730は、設置面に設けられた第1係止部(図示せず)に係止する第2係止部の一例である。溝部730には、第1係止部(図示せず)である爪部が挿入される。例えば、溝部730は、貫通孔514及び孔部132を中心とする円弧の一部を描くように設けられている。
具体的には、まず、設置面と保持部材710の平板部511とが平行になり、かつ、設置面に設けられた爪部が溝部730に挿入されるように、平面発光モジュール700と設置面との位置合わせを行う。次に、平板部511が設置面に接触するように平面発光モジュール700を設置面に向かって押しながら、溝部730の形状に沿って平面発光モジュール700を回動させる。所定の位置に回動させた場合に、爪部と溝部730とが係止することで、平面発光モジュール700を設置面に取り付けることができる。
このように、本変形例に係る平面発光モジュール700では、保持部材710は、所定の設置面に設けられた係止部に回動可能に係止する。
これにより、天井面又は壁面などへの平面発光モジュール700の保持信頼性を向上させることができる。
なお、保持部材710が係止部の一例として溝部730を備える例について示したが、これに限らない。例えば、保持部材710は、係止部の一例として爪部を備え、設置面に溝部が設けられてもよい。
(実施の形態3)
続いて、実施の形態3に係る照明装置について、図15を用いて説明する。
図15は、実施の形態3に係る照明装置を示す概観斜視図である。
図15に示す照明装置800は、実施の形態1及びその変形例に係る平面発光体を備える。例えば、照明装置800は、複数の平面発光体100からなる発光部801と、発光部801を天井に設置するための吊具802と、発光部801と吊具802とを繋ぐ電源コード803とを備える。
発光部801は、例えば、複数の平面発光体100が互いに隣接するように複数並べて構成される。また、発光部801は、その縁部が灯具ケース804で覆われて保護される。吊具802は、その表面にリモコン(図示せず)から送信されたリモコン信号を受信するためのリモコン受光部805を有する。
以上のように、本実施の形態に係る照明装置800は、例えば、実施の形態1及びその変形例に係る平面発光体を備える。このため、本実施の形態に係る照明装置800は、実施の形態1及びその変形例と同様の効果を奏する。すなわち、簡易な構成で発光領域を大きくすることができる。
また、本実施の形態に係る照明装置800は、平面発光体100を複数備え、複数の平面発光体100は、互いに隣接するように二次元状に並べられている。
これにより、外周から給電する場合に比べて、隣接する平面発光体100間の非発光領域を小さくすることができ、全体としての非発光領域をより小さくすることができる。すなわち、全体として発光領域をより大きくすることができ、視覚的な効果を向上させることができる。
なお、照明装置は天井に吊り下げられる構成に限らず、壁に設置される構成であっても同等の効果を得ることができる。
(その他)
以上、本発明に係る平面発光体、平面発光モジュール及び照明装置について、実施の形態及びその変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態及びその変形例に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、孔部132には、第1電極121に電気的に接続された端子部121aと第2電極123に電気的に接続された端子部123aとを露出させているが、これに限らない。例えば、孔部132には、端子部121a及び123aの一方のみを露出させてもよい。この場合、端子部121a及び123aの他方は、カバー部材130の外周の一部、例えば、基板110の端縁部に露出させる。この場合であっても、端子部121a及び123aの両方を基板110の端縁部に露出させる場合よりも非発光領域を小さくすることができる。
また、上記実施の形態では、第1電極121が陽極であり、かつ、第2電極123が陰極である例について示したが、これに限らない。第1電極121が陰極であり、かつ、第2電極123が陽極でもよい。
また、上記実施の形態では、成膜後にパターニングすることで所定形状の第1電極121を形成する例について示したが、これに限らない。例えば、所定形状のマスクを通して成膜することで、所定形状の第1電極121を形成してもよい。第2電極123及び有機層122についても同様である。
また、上記実施の形態では、端子部121aは第1電極121と一体に形成され、端子部123aは第2電極123と一体に形成される例について示したが、これに限らない。各端子部と電極とは別体でもよい。
また、上記実施の形態では、外部から視認可能な状態で孔部132が空洞であり、平面視において基板110などが視認可能な状態になっている例について示したが、これに限らない。孔部132には、樹脂などが充填されていてもよい。このとき、例えば、孔部132に露出した端子部121a及び123aに給電するための給電電極が、端子部121a及び123aに接続した状態で樹脂に埋め込まれている。
また、上記実施の形態では、平面発光体100は、基板110側から発光する例について示したが、平面発光体100は、基板110側とカバー部材130側との両面に発光してもよい。
また、上記実施の形態では、発光素子として有機EL素子を例示したが、無機EL素子、LED(Light Emitting Diode)素子、又は、半導体レーザなどの半導体発光素子などを用いてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
100、200、300、400 平面発光体
110、210 基板
111、211、411、514 貫通孔
120、420 有機EL素子
121、421 第1電極
121a、123a、421a、423a 端子部
122 有機層
123 第2電極
130、330 カバー部材
131、331、511 平板部
132、332、333 孔部
140 封止部材
150 補助電極
424 絶縁層
500、600、700 平面発光モジュール
510、610、710 保持部材
512、612 側壁部
513 爪部
520、620 給電電極部材
730 溝部
800 照明装置
801 発光部
802 吊具
803 電源コード
804 灯具ケース
805 リモコン受光部

Claims (13)

  1. 基板と、
    前記基板上に積層された、第1電極と、発光層を含む有機層と、第2電極とを含む有機発光素子と、
    前記第1電極及び前記第2電極の少なくとも一方へ給電を行うための孔部と、
    前記発光層を封止するように前記有機発光素子を覆うカバー部材と、
    前記第1電極又は前記第2電極に電気的に接続され、かつ、前記孔部に露出した第1端子部と、を備える
    平面発光体。
  2. 前記第1端子部は、前記第1電極又は前記第2電極の一部である
    請求項1に記載の平面発光体。
  3. 前記第1端子部は、前記第1電極に電気的に接続され、
    前記平面発光体は、さらに、前記第2電極に電気的に接続され、かつ、前記孔部に露出した第2端子部を備え、
    前記第1端子部及び前記第2端子部は、平面視において、互いに重複しない位置に設けられている
    請求項1又は2に記載の平面発光体。
  4. 前記孔部は、平面視において、前記カバー部材の辺又は径に平行な線分の中央を貫通する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の平面発光体。
  5. 前記孔部は、平面視において、前記カバー部材の面積重心を貫通する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の平面発光体。
  6. 前記平面発光体は、さらに、前記第1電極又は前記第2電極に積層された線状の補助電極を有し、
    前記補助電極は、前記孔部から前記第1電極又は前記第2電極の端縁部へ向かって略放射状に配置されている
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の平面発光体。
  7. 平面視において前記孔部に重複する位置に、前記基板及び前記有機発光素子のそれぞれを貫通する貫通孔が形成されている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の平面発光体。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の平面発光体と、
    前記平面発光体を保持する保持部材と、
    前記保持部材に設けられた給電電極部材と、を備え、
    前記給電電極部材は、弾性体であり、前記第1端子部を押圧している
    平面発光モジュール。
  9. 前記保持部材は、前記基板及び前記カバー部材の少なくとも一方の端部を保持する
    請求項8に記載の平面発光モジュール。
  10. 前記保持部材は、前記平面発光体をスライド可能に保持する
    請求項8又は9に記載の平面発光モジュール。
  11. 前記保持部材は、所定の設置面に設けられた係止部に回動可能に係止する
    請求項8又は9に記載の平面発光モジュール。
  12. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の平面発光体を備える照明装置。
  13. 前記照明装置は、前記平面発光体を複数備え、
    複数の前記平面発光体は、互いに隣接するように二次元状に並べられている
    請求項12に記載の照明装置。
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