JP2017062290A - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】現像ローラ端部における現像剤漏出を防止する部材を省スペース且つ安価に配置すること。【解決手段】現像ローラ端部と弾性シール部材の近傍に磁性体を捕集する捕集部材を配置する。【選択図】図1

Description

本発明は、現像装置、プロセスカートリッジおよびこれを用いた電子写真画像形成装置に関する。
ここで、現像装置とは、電子写真感光体に現像剤(以下、トナーという。)を供給するための装置である。プロセスカートリッジとは、電子写真感光体と、現像装置とを一体的にカートリッジ化して、電子写真画像形成装置本体に対して取り外し可能に装着されるものである。また、電子写真画像形成装置とは電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。電子写真画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
従来、電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体に形成した静電潜像を、現像ローラや現像ブレードを有する現像装置により現像することで、トナー像を可視化している。このような画像形成装置に用いる現像装置またはプロセスカートリッジは、少なくとも現像ローラ及びトナーを有し、さらにトナーの漏出を防止するための部材を有している。特に、トナーが磁性を持つ場合、磁石のような磁性体を引き寄せる作用がある部材を使用することが有効である。
従来のトナーの漏出を防止する部材には、現像ローラ端部に2個の磁気シール部材を配置したものがある(特許文献1参照)。
特開2004―354862号公報(第9頁、図4)
しかしながら、上記従来技術では、磁気シール部材を現像ローラ端部に2個ずつ計4個配置するため、スペースが大きくなる場合があり、更に費用の面で優れない。
本発明の目的は、現像ローラ端部におけるトナー漏出を防止する部材を省スペース且つ安価に配置することができる現像装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る現像装置は、
電子写真画像形成装置に着脱可能な現像装置において、磁性を持つ現像剤を担持し搬送する現像ローラと前記現像剤を収容し、前記現像剤を前記現像ローラに供給する現像枠体と、前記現像ローラに付着した前記現像剤の量を規制する現像ブレードと、現像容器に固定され、現像剤担持体の長手方向に沿って当接する可撓性シート部材と、前記現像ローラ端部と前記現像枠体との間に設けられ、前記現像剤が前記現像装置外部へ漏出するのを防止する弾性シール部材と、磁性体捕集部材と、を有し、前記磁性体捕集部材は、前記現像ローラの端部及び前記弾性シール部材の近傍に配置されることを特徴とする。
本発明に係る現像装置によれば、現像ローラと現像端部シール部材の近傍に磁性体捕集部材を配置することで、現像ローラ端部における現像剤漏出を防止する部材を省スペース且つ安価に配置することができる。
本発明を適用可能な第1の実施例に係る磁性体捕集部材の概略図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る電子写真画像形成装置の画像形成装置本体及びプロセスカートリッジの断面図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係るプロセスカートリッジの断面図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る開閉扉を開いた画像形成装置本体、プロセスカートリッジの斜視図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係るプロセスカートリッジの構成を説明する斜視図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係るクリーニングユニットの構成を説明する斜視図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る現像装置ユニットの構成を説明する斜視図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る現像端部シール部材の構成を説明する斜視図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る現像ローラ上のトナーの移動を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
以下の説明において、電子写真感光体ドラムの回転軸線方向を長手方向とする。また、長手方向において、電子写真画像形成装置本体から像担持体である電子写真感光体ドラムが駆動力を受ける側を駆動側(図6において駆動力受け部63a側)とし、その反対側を非駆動側とする。
図2、図3を用いて全体構成および画像形成プロセスについて説明する。図2は本発明の一実施の形態である電子写真画像形成装置の画像形成装置本体(以下、装置本体Aと記載する)及びプロセスカートリッジ(以下、カートリッジBと記載する)の断面図である。図3はカートリッジBの断面図である。ここで、電子写真画像形成装置の装置本体Aとは、カートリッジBを除いた電子写真画像形成装置部分である。
[電子写真画像形成装置全体構成]
図2において、電子写真画像形成装置は、カートリッジBを装置本体Aに着脱自在とした電子写真技術を利用したレーザビームプリンタである。カートリッジBが装置本体Aに装着されたとき、カートリッジBの上側に露光装置3(レーザスキャナユニット)が配置される。また、カートリッジBの下側に画像形成対象となる記録媒体(以下、シート材Pと記載する)を収容したシートトレイ4が配置されている。更に、装置本体Aには、シート材Pの搬送方向Dに沿って、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5c、転写ガイド6、転写ローラ7、搬送ガイド8、定着装置9、排出ローラ対10、排出トレイ11等が順次配置されている。なお、定着装置9は、加熱ローラ9a及び加圧ローラ9bにより構成されている。
[画像形成プロセス]
次に、画像形成プロセスの概略を説明する。
プリントスタート信号に基づいて、電子写真感光体ドラム(以下、ドラム62と記載する)は矢印R方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。バイアス電圧が印加された帯電ローラ66は、ドラム62の外周面に接触し、ドラム62の外周面を一様均一に帯電する。露光装置3は、画像情報に応じたレーザ光Lを出力する。そのレーザ光LはカートリッジBの上面の露光窓部74を通り、ドラム62の外周面を走査露光する。これにより、ドラム62の外周面には画像情報に対応した静電潜像が形成される。
一方、図3に示すように、現像装置としての現像装置ユニット20において、トナー室29内のトナーTは、搬送部材43の回転によって撹拌、搬送され、トナー供給室28に送り出される。トナーTは、マグネットローラ34(固定磁石)の磁力により、現像剤担持体(以降、現像ローラ32と記載)の表面に担持される。トナーTは、現像剤規制部材(以降、現像ブレード42と記載)によって、摩擦帯電されつつ現像ローラ32周面の層厚が規制される。そのトナーTは、静電潜像に応じてドラム62へ転移され、トナー像として可視像化される。
また、図2に示すように、レーザ光Lの出力タイミングとあわせて、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5cによって、装置本体Aの下部に収納されたシート材Pがシートトレイ4から給送される。そして、そのシート材Pが転写ガイド6を経由して、ドラム62と転写ローラ7との間の転写位置へ供給される。この転写位置において、トナー像はドラム62からシート材Pに順次転写されていく。
トナー像が転写されたシート材Pは、ドラム62から分離されて搬送ガイド8に沿って定着装置9に搬送される。そしてシート材Pは、定着装置9を構成する加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとのニップ部を通過する。このニップ部で加圧・加熱定着処理が行われてトナー像はシート材Pに定着される。トナー像の定着処理を受けたシート材Pは、排出ローラ対10まで搬送され、排出トレイ11に排出される。
一方、図3に示すように、転写後のドラム62は、クリーニングブレード77により外周面上の残留トナーが除去されて、再び、画像形成プロセスに使用される。ドラム62から除去されたトナーはクリーニングユニット60の廃トナー室71bに貯蔵される。
上記において、帯電ローラ66、現像ローラ32、クリーニングブレード77がドラム62に作用するプロセス手段である。
[カートリッジ全体の構成]
次にカートリッジBの全体構成について図3、図5を用いて説明する。図5はカートリッジBの構成を説明する斜視図である。
カートリッジBはクリーニングユニット60と現像装置ユニット20を合体して構成される。クリーニングユニット60は、第1の枠体(以降、クリーニング枠体71と記載)、ドラム62、帯電ローラ66およびクリーニングブレード77等からなる。一方、現像装置ユニット20は、底部材22、第2の枠体(以降、現像容器23と記載)、第1サイド部材26L、第2サイド部材26R、現像ブレード42、現像ローラ32、マグネットローラ34、搬送部材43、トナーT、付勢部材46等からなる。
これらクリーニングユニット60と現像装置ユニット20を、結合部材75によって互いに回動可能に結合することによってカートリッジBを構成する。具体的には、現像装置ユニット20の長手方向(現像ローラ32の軸線方向)両端部にある第1サイド部材26L及び第2サイド部材26Rに形成したアーム部26aL、26aRの先端に、現像ローラ32と平行な回動穴26bL、26bRが設けられている。
また、クリーニング枠体71の長手両端部には、結合部材75を嵌入するための嵌入穴71aが形成されている。そして、アーム部26aL、26aRをクリーニング枠体71の所定の位置に合わせて、結合部材75を回動穴26bL、26bRと嵌入穴71aに挿入することで、クリーニングユニット60と現像装置ユニット20が結合部材75を中心に回動可能に結合される。このとき、アーム部26aL、26aRの根元に取り付けられた付勢部材46がクリーニング枠体71に当たり、結合部材75を回動中心として現像装置ユニット20をクリーニングユニット60へ付勢している。これにより、現像ローラ32はドラム62の方向へ確実に押し付けられる。そして、現像ローラ32の両端部に取り付けられた間隔保持部材38(図7)によって、現像ローラ32はドラム62から所定の間隔をもって保持される。
[画像形成装置本体に対するカートリッジ着脱の説明]
次に、装置本体Aに対するカートリッジBの着脱について、図4を用いて説明する。図4はカートリッジBを着脱するために開閉扉121を開いた装置本体A、カートリッジBの斜視図である。
装置本体Aには開閉扉121が回動可能に取り付けられている。この開閉扉121を開くと、右カートリッジガイド部材125Rと左カートリッジガイド部材125Lが配設されている。カートリッジBは右カートリッジガイド部材125Rと左カートリッジガイド部材125Lに沿って装置本体A内に装着される。そして、装置本体Aのモータ(不図示)により駆動される駆動軸14が、カートリッジBに設けられた駆動力受け部63a(図6)と係合する。これにより、駆動力受け部63aと結合しているドラム62が装置本体Aから駆動力を受けて回転する。さらに、帯電ローラ66、現像ローラ32は、装置本体Aの給電部(不図示)より給電される。
[クリーニングユニットの構成]
次にクリーニングユニット60の構成について図6を用いて説明する。図6はクリーニングユニット60の構成を説明する斜視図である。
クリーニングブレード77は、板金からなる支持部材77aとウレタンゴム等の弾性材料からなる弾性部材77bからなり、支持部材77aの両端をビス91で固定することで、クリーニング枠体71に対して所定の位置に配置される。弾性部材77bがドラム62と当接し、ドラム62の外周面上から残留トナーを除去する。除去されたトナーはクリーニングユニット60の廃トナー室71b(図3)に貯蔵される。
第1シール部材82、第2シール部材83、第3シール部材84及び、第4シール部材85は、クリーニング枠体71の所定の位置に設けられている。
第1シール部材82は、長手方向に渡って設けられ、クリーニングブレード77の支持部材77aとクリーニング枠体71の隙間から廃トナーが漏出するのを防ぐ。第2シール部材83は、クリーニングブレード77の弾性部材77b長手両端から廃トナーが漏出するのを防ぐ。第3シール部材84は、クリーニングブレード77の弾性部材77b長手両端からの廃トナーが漏出するのを防止しつつ、ドラム62上のトナー等の付着物を拭き取る。第4シール部材85は、長手方向に渡ってドラム62に接して設けられ、クリーニングブレード77に対してドラム62回転方向上流側から廃トナーが漏出するのを防ぐ。
電極部材81、付勢部材68、帯電ローラ軸受67L、67Rは、クリーニング枠体71に取り付けられる。帯電ローラ66の軸部66aは、帯電ローラ軸受67L、67Rにはめ込まれる。帯電ローラ66は付勢部材68によって、ドラム62に対して付勢されるとともに、帯電ローラ軸受67L、67Rによって回転可能に支持される。そして、ドラム62の回転に伴って従動回転を行う。
なお、電極部材81、付勢部材68、帯電ローラ軸受67L、軸部66aは導電性を有する。電極部材81は、装置本体Aの給電部(不図示)に接触している。これらを給電経路として帯電ローラ66に給電する。
ドラム62はフランジ64、フランジ63と一体的に結合され、電子写真感光体ドラムユニット(以下、ドラムユニット61と記載する)となる。この結合方法は、カシメ、接着、溶着等を用いる。フランジ64には、アース接点等(不図示)が結合されている。また、フランジ63には、装置本体Aから駆動力を受ける駆動力受け部63aと現像ローラ32に駆動を伝えるフランジギア部63bを有している。軸受部材76がビス90によりクリーニング枠体71の駆動側に一体的に固定され、ドラム軸78がクリーニング枠体71の非駆動側に圧入固定される。そして、軸受部材76は、フランジ63と嵌合し、ドラム軸78は、フランジ64の穴64aと嵌合する。これにより、ドラムユニット61はクリーニング枠体71に回転可能に支持される。
保護部材79は、ドラム62の保護(遮光)及び露出が可能となるように、クリーニング枠体71に回動可能に支持される。
付勢部材80は、保護部材79の駆動側の軸部79aRに取り付けられ、保護部材79をドラム62を保護する向きに付勢する。
保護部材79の非駆動側の軸部79aLと駆動側の軸部79aRは、クリーニング枠体71の軸受部71cL、71cRに嵌合される。
[現像装置ユニット]
次に現像装置ユニット20の構成について、図7を用いて説明する。図7は現像装置ユニット20の構成を説明する斜視図である。
現像容器23と底部材22からなる現像枠体は、トナーTを収納するトナー室29(図3)やトナー供給室28(図3)を形成する。底部材22および現像容器23は、溶着等の手段により、一体に結合されている。
搬送部材43は、非駆動側を現像容器23に支持され、駆動側を現像容器23に取り付けられた搬送ギア50によって支持される。これにより、搬送部材43はトナー室29内で搬送ギア50に従い回転を行う。
現像ブレード42は、例えば板金からなる導電性ベース部(以降、導電性支持部材42aと記載)と、ウレタンゴム等の弾性材料からなる可撓性部(以降、弾性部材42bと記載)で構成され、清掃部材47と共に支持部材42aの両端をビス93で現像容器23に対して所定の位置に固定される。弾性部材42bは現像ローラ32と当接し、現像ローラ32の周面のトナー量を規定すると共に摩擦帯電電荷を付与する。清掃部材47は、現像ローラ32の端部表面と当接して、トナー等の付着物を清掃する。
現像ローラユニット31は、現像ローラ32、マグネットローラ34、フランジ35、間隔保持部材38、軸受部材37および現像ローラギア39等によって構成される。現像ローラ32の非駆動側端部からマグネットローラ34が挿入され、端部にはフランジ35が圧入固定されている。
フランジ35には導電性の電極部材(不図示)が組み込まれており、電極部材(不図示)は現像ローラ32および電極部材27に当接している。導電性の電極部材27は、第1サイド部材26Lに固定される。電極部材27は、装置本体Aの給電部(不図示)に接触しており、電極部材27、不図示の電極部材を給電経路として現像ローラ32に給電する。また、電極部材27は、現像ブレード42を構成する導電性支持部材42aにも給電経路を形成し、現像ローラ32と現像ブレード42を同電位にしている。
間隔保持部材38は、現像ローラ32の両端部に取り付けられる。その外側に軸受部材37が配置され、駆動側においては、その外側に現像ローラギア39が組み込まれる。両端に配置された、軸受部材37によって現像ローラ32は回転可能に支持される。駆動伝達部材である第1ギア48と第2ギア49は、現像枠体に回転可能に取り付けられている。これにより、装置本体Aから受けた駆動力は、フランジギア部63b(図6)、現像ローラギア39、第1ギア48、第2ギア49および、搬送ギア50が順次噛み合い、回転することにより、現像ローラ32、搬送部材43へ伝達される。
第1サイド部材26L、第2サイド部材26Rは、長手方向の両端にビス92を用いて現像枠体に固定される。その際、現像ローラユニット31の軸受部材37は、第1サイド部材26L、第2サイド部材26Rによって保持される。
トナーシール部材45は現像容器23に熱溶着されており、トナー室29とトナー供給室28を仕切っている。これにより、カートリッジBの輸送中にトナー室29からトナーが漏出するのを防止する。使用者がトナーシール部材45を開封することによって、トナーTがトナー供給室28へ供給される。
第1シール部材55、第2シール部材56、および第3シール部材57は、現像容器23の所定の位置に設けられている。第4シール部材58は、現像容器23と底部材22が結合された後に、底部材22の所定の位置に設けられている。更に第5シール部材59は、現像容器23に配置されている。
第1シール部材55は、現像ブレード42の弾性部材42bの長手両端からトナーTが漏出するのを防ぐ。
第2シール部材56(以下、現像端部シール部材という。)は、図8に示す様に、表層56a、中間層56c、表層56aと中間層56cを接着する接着層56b、中間層を現像容器23に固定する貼り付け層56dで構成される。表層56aは基布56a1と基布56a1から起毛しているパイル糸56a2から成る。中間層56cは弾性体で形成されるクッション層であり、材質はポリウレタンのような合成樹脂の発泡体である。現像端部シール部材56は現像ローラ32と現像容器23の間に縮設されるため、弾性力を持って現像ローラ32と当接し、現像ローラ32の長手両端からトナーTが漏出するのを防ぐ。
また、図7に示すように、第3シール部材57は、長手方向に渡って設けられ、現像ブレード42の支持部材42aと現像容器23の隙間からトナーTが漏出するのを防ぐ。
第4シール部材58(以下、可撓性シール部材という)は、PETやPPS等の材質から成る可撓性シートであり、長手方向に渡って現像ローラ32に接して設けられ、現像ローラ32下側からトナーTが漏出するのを防ぐ。また、現像ローラ32の回転時には、現像ローラ32に担持されるトナーTは可撓性シール部材58を通過し、トナー供給室へと回収される。
第5シール部材59は、トナーシール部材45が開封され現像装置ユニット20の外に取り出し開口(不図示)から取り出される際に、トナーシール部材45の表面に付着したトナーTを拭き取ると同時に、取り出し開口と密着してトナーTが漏出するのを防ぐ。
[磁性体捕集部材]
次に磁性体捕集部材100(以下、可撓性シート上捕集部材という。)、磁性体捕集部材101(以下、軸受上捕集部材という。)について、図1、図9を用いて説明する。
可撓性シート上捕集部材100及び軸受上捕集部材101は片面多極型の着磁がされたマグネットシートであり、磁性体であるトナーTを捕集することができる。
[軸受上捕集部材101]
図1に示すように、軸受上捕集部材101は現像ローラ32を支持する軸受部材37の一部である隙間埋めリブ37aに配置される。また、軸受上捕集部材101は現像端部シール部材56と長手方向で重なり合って配置される。隙間埋めリブ37aは現像端部シール部材56を長手方向内側へ押すことで現像端部シール部材56と現像ブレード42の長手方向の隙間を埋め、現像ローラ32端部のトナー供給量が過剰にならないようにする。
しかし、部品公差や、組立バラつきにより、現像端部シール部材56と現像ブレード42の長手方向の隙間を十分に埋めることができない場合、現像ローラ32端部ではトナー供給量が過剰になる。図9に示す様に、現像ローラ32端部でトナーTの過剰供給が起こると、現像ローラ32上のトナーTはトナー供給室28へと回収されず、滞留トナーMとして可撓性シール部材58上に滞留し、現像端部シール部材外側方向Hに搬送される。可撓性シール部材58上を伝って現像端部シール部材56よりも長手外側まで漏出したトナーTは現像ローラ周上Nに担持される。この供給が過剰な状態が持続されると現像ローラ32は現像ローラ周上Nに漏出したトナーTを担持しきれなくなり、プロセスカートリッジ外部へ漏出する。軸受上捕集部材101はこの漏出したトナーTを捕集するので、プロセスカートリッジB外部への漏出を防止できる。また、軸受上捕集部材101は現像端部シール部材56と長手方向で重なり合って配置されるため、現像端部シール部材56よりも長手外側において、漏出したトナーTを捕集できない領域を作らない。
[可撓性シート上捕集部材100]
図1に示す様に、可撓性シート上捕集部材100は、現像ローラ32の端部近傍、且つ可撓性シール部材58の上に接触して配置される。また、可撓性シート上捕集部材100は現像端部シール部材56と長手方向で重なり合うように配置され、可撓性シート上捕集部材100の長手方向内側は現像ブレード42の弾性部材42b端部より5.5mm程度内側である。
前述の通り、現像ブレード42と現像端部シール部材56に長手方向の隙間から、現像ローラ32上に回収しきれないトナーTが供給される場合がある。この過剰なトナーTは、低湿度の環境下において、可撓性シール部材58とトナーTの摺擦によって帯電され、可撓性シール部材58上により一層滞留しやすくなる(図9中、滞留トナーM。)。一方、可撓性シール部材58は現像ローラ32端部で現像端部シール部材56と重なり合っており、この部分では、現像端部シール部材56の弾性力を受けるため、現像ローラ32との当接圧が高くなる。
以上のように、トナーTが現像ローラ32端部へ過剰に供給され、滞留トナーMとして可撓性シール部材58上に滞留し、現像ローラ32と可撓性シール部材58の間に高い圧が加わると、可撓性シール部材58上でトナーTが溶けて凝集塊へ成長する。この凝集塊は可撓性シール部材58を押し下げるため、現像ローラ32と可撓性シール部材58の間で隙間が生じる。そして、この隙間からアゴ方向FへトナーTが抜け、プロセスカートリッジ外部へ漏出することがある。この時、前述の可撓性シート上捕集部材100が配置されていると、漏出したトナーTを捕集することができる。捕集されたトナーTは蓄積トナーCとして可撓性シート部材上捕集部材100上に蓄積される。
また、トナー室29のトナー量が少なくなる寿命末期においては、搬送部材43がトナーTを搬送する力が強くなり、搬送部材43の回転周期で勢いよく吹き出す。この時、可撓性シート上捕集部材100を現像ローラ32に近接した位置に配置することで、吹き出すトナーTの方向はドラム方向Eに規制される。吹き出したトナーTは、ドラム62に担持され、クリーニングユニット60の廃トナー室71bに回収されるため、プロセスカートリッジB外部への漏出を防ぐことができる。但し、可撓性シート上捕集部材100が現像ローラ上に担持されるトナーTを捕集してしまわないように、現像ローラ32と可撓性シート上捕集部材100の距離、及び可撓性シート上捕集部材の磁力を最適化する必要がある。
以上説明したように、現像ローラ32及び、現像端部シール部材56近傍に磁性体捕集部材としての可撓性シート上捕集部材100及び軸受上捕集部材101を設置することで、現像ローラ32端部からプロセスカートリッジB外部へのトナーTの漏出を防止できる。
また、本実施例では軸受上捕集部材101を軸受部材37上に設けたが、現像容器23上に設けても良い。本実施例では可撓性シート上捕集部材100及び軸受上捕集部材101は片面多極型の着磁がされたマグネットシートを用いたが、両面多極型の着磁がされたマグネットシートや電磁石等を用いても良い。
3 露光装置(レーザスキャナユニット)、4 シートトレイ、
5a ピックアップローラ、5b 給送ローラ対、5c 搬送ローラ対、
6 転写ガイド、7 転写ローラ、8 搬送ガイド、9 定着装置、9a 加熱ローラ、
9b 加圧ローラ、10 排出ローラ対、11 排出トレイ、14 駆動軸、
20 現像装置ユニット、22 底部材、23 現像容器、26 サイド部材、
26L 第1サイド部材、26aL アーム部、26bL 回動穴、
26R 第2サイド部材、26aR アーム部、26bR 回動穴、27 電極部材、
27a 対向部、27b ボス、28 トナー供給室、29 トナー室、
31 現像ローラユニット、32 現像ローラ(現像剤担持体)、
34 マグネットローラ、35 フランジ、37 軸受部材、37a 隙間埋めリブ、
38 間隔保持部材、39 現像ローラギア、42 現像ブレード(現像剤規制部材)、
43 搬送部材、45 トナーシール部材、46 付勢部材、47 清掃部材、
48 第1ギア、49 第2ギア、50 搬送ギア、
55 第1シール部材(現像ブレード端部)、
56 第2シール部材(現像ローラ端部)、56a 表層、56a1 パイル、
56a2 基布、56b 接着層、56c 中間層、56d 貼り付け層、
57 第3シール部材(現像ブレード奥側)、
58 第4シール部材(現像ローラ下側)、
59 第5シール部材(トナーシール部材取り出し部)、60 クリーニングユニット、
61 ドラムユニット(電子写真感光体ユニット)、
62 ドラム(電子写真感光体ドラム)、63 フランジ、63a 駆動力受け部、
63b フランジギア部、64 フランジ、64a 穴、66 帯電ローラ、
66a 軸部、67 帯電ローラ軸受、67L 帯電ローラ軸受、
67R 帯電ローラ軸受、68 付勢部材、71 クリーニング枠体、71a 嵌入穴、
71b 廃トナー室、71cL 軸受部、71cR 軸受部、74 露光窓部、
75 結合部材、76 軸受部材、77 クリーニングブレード、77a 支持部材、
77b 弾性部材、78 ドラム軸、79 保護部材、79aL 軸部、
79aR 軸部、80 付勢部材、81 電極部材、82 第1シール部材、
83 第2シール部材、84 第3シール部材、85 第4シール部材、90 ビス、
91 ビス、92 ビス、93 ビス、100 磁性体捕集部材(可撓性シート上)、
101 磁性体捕集部材(現像ローラ軸受上)、A 画像形成装置本体(装置本体)、
B プロセスカートリッジ(カートリッジ)、C 蓄積トナー、D 搬送方向、
E 漏出方向(ドラム方向)、F 漏出方向(アゴ方向)、G 現像ローラ回転方向、
H 滞留トナー搬送方向、M 滞留トナー、N 現像ローラ端部周上領域、
L レーザ光、T トナー(現像剤)、P シート材(記録媒体)、R 回転方向

Claims (9)

  1. 電子写真画像形成装置に用いられる現像装置において、
    磁性を持つ現像剤を担持し搬送する現像剤担持体と、
    前記現像剤を収容し、前記現像剤を前記現像剤担持体に供給する現像容器と、
    前記現像剤担持体に付着した前記現像剤の量を規制する現像ブレードと、
    前記現像容器に固定され、前記現像剤担持体の回転軸線方向に沿って前記現像剤担持体に当接する可撓性シート部材と、
    前記現像剤担持体の前記回転軸線方向端部と前記現像容器との間に設けられ、前記現像剤が前記現像装置外部へ漏出するのを防止する弾性シール部材と、
    磁性体捕集部材と、
    を有し、
    前記磁性体捕集部材は、前記現像剤担持体の前記回転軸線方向端部及び前記弾性シール部材の近傍に配置されることを特徴とする現像装置。
  2. 前記磁性体捕集部材は、前記可撓シート部材上に配置され、前記現像剤担持体の回転軸線方向において、前記現像端部シール部材と少なくとも一部で重なり合うことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記磁性体捕集部材は、前記現像端部シール部材よりも前記現像剤担持体の回転軸線方向外側の前記現像剤担持体と前記現像容器との間に配置され、前記現像剤担持体の回転軸線方向において、前記現像端部シール部材と少なくとも一部で重なり合うことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  4. 電子写真感光体と、
    前記電子写真感光体に作用する現像手段としての現像装置を有し、
    電子写真画像形成装置本体に取外し可能に装着されるプロセスカートリッジにおいて、
    前記現像装置は、
    磁性を持つ現像剤を担持し搬送する現像剤担持体と
    前記現像剤を収容し、前記現像剤を前記現像剤担持体に供給する現像容器と、
    前記現像剤担持体に付着した前記現像剤の量を規制する現像ブレードと、
    前記現像容器に固定され、前記現像剤担持体の長手方向に沿って当接する可撓性シート部材と、
    前記現像剤担持体端部と前記現像容器との間に設けられ、前記現像剤が前記現像装置外部へ漏出するのを防止する弾性シール部材と、
    磁性体捕集部材と、
    を有し、
    前記磁性体捕集部材は、前記現像剤担持体の端部及び前記弾性シール部材の近傍に配置されることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  5. 前記磁性体捕集部材は、前記可撓シート部材上に配置され、前記現像剤担持体の回転軸線方向において、前記現像端部シール部材と少なくとも一部で重なり合うことを特徴とする請求項4に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記磁性体捕集部材は、前記現像端部シール部材よりも前記現像剤担持体の回転軸線方向外側の前記現像剤担持体と前記現像容器との間に配置され、前記現像剤担持体の回転軸線方向において、前記現像端部シール部材と少なくとも一部で重なり合うことを特徴とする請求項4に記載のプロセスカートリッジ。
  7. 電子写真感光体と、
    前記電子写真感光体に作用する現像手段としての現像装置を有する電子写真画像形成装置において、
    前記現像装置は、
    磁性を持つ現像剤を担持し搬送する現像剤担持体と、
    前記現像剤を収容し、前記現像剤を前記現像剤担持体に供給する現像容器と、
    前記現像剤担持体に付着した前記現像剤の量を規制する現像ブレードと、
    前記現像容器に固定され、前記現像剤担持体の長手方向に沿って当接する可撓性シート部材と、
    前記現像剤担持体端部と前記現像容器との間に設けられ、前記現像剤が前記現像装置外部へ漏出するのを防止する弾性シール部材と、
    磁性体捕集部材と、
    を有し、
    前記磁性体捕集部材は、前記現像剤担持体の端部及び前記弾性シール部材の近傍に配置されることを特徴とする電子写真画像形成装置。
  8. 前記磁性体捕集部材は、前記可撓シート部材上に配置され、前記現像剤担持体の回転軸線方向において、前記現像端部シール部材と少なくとも一部で重なり合うことを特徴とする請求項7に記載の電子写真画像形成装置。
  9. 前記磁性体捕集部材は、前記現像端部シール部材よりも前記現像剤担持体の回転軸線方向外側の前記現像剤担持体と前記現像容器との間に配置され、前記現像剤担持体の回転軸線方向において、前記現像端部シール部材と少なくとも一部で重なり合うことを特徴とする請求項7に記載の電子写真画像形成装置。
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