JP2017061943A - センサ付き転がり軸受、モータ、車両及び機械装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】センサ付き転がり軸受において、センサ部の取り外しを容易にすることを目的とする。
【解決手段】軸受10軸方向端部にセンサ部30を配置する構造であり、内輪11にマグネット34が連結結合され、外輪12に磁気感応センサ33が連結結合され、センサカバー31が外輪12外周に固定され、外輪12外周は、円周溝20を有しており、センサカバー31は、外輪12への取り付け側先端に工具引っ掛け部を有している。工具引っ掛け部は、センサカバー31の厚さを変化させたテーパ部であるとよい。外輪12外周は、円周溝20を介して大径部14と小径部15とに分かれているとよい。大径部14と小径部15の半径の差は、センサカバー31の肉厚以上であるとよい。センサカバー31の一部は、小径部15の外周面に接しているとよい。センサカバー31の端部は、円周溝20内にあるとよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、センサ付き転がり軸受と、そのセンサ付き転がり軸受を備えたモータ、車両及び機械装置に関する。
従来技術として、特許文献1に記載の回転センサ付き転がり軸受が挙げられる。この回転センサ付き転がり軸受においては、センサ部を外輪の内周に固定している。
特開2015−094454号公報
このような固定構造においては、センサ部の取り外しが困難である場合が多い。本発明
は、センサ部の取り外しを容易にすることを目的とする。
(1)軸受軸方向端部にセンサ部を配置する構造であり、
内輪にマグネットが連結結合され、
外輪に磁気感応センサが連結結合され、
センサカバーが外輪外周に固定され、
前記外輪外周は、円周溝を有しており、
前記センサカバーは、前記外輪への取り付け側先端に
工具引っ掛け部を有している
センサ付き転がり軸受。
(2)前記工具引っ掛け部は、前記センサカバーの厚さを変化させたテーパ部である(1)に記載のセンサ付き転がり軸受。
(3)前記外輪外周は、前記円周溝を介して大径部と小径部とに分かれている(1)または(2)に記載のセンサ付き転がり軸受。
(4)前記大径部と前記小径部の半径の差は、センサカバーの肉厚以上である(3)に記載のセンサ付き転がり軸受。
(5)前記センサカバーの一部は、前記小径部の外周面に接している(3)または(4)の何れかに記載のセンサ付き転がり軸受。
(6)前記センサカバーの端部は、前記円周溝内にある(1)〜(5)の何れかに記載のセンサ付き転がり軸受。
(7)(1)〜(6)に記載のセンサ付き転がり軸受を備えたモータ。
(8)(1)〜(6)に記載のセンサ付き転がり軸受を備えた車両。
(9)(1)〜(6)に記載のセンサ付き転がり軸受を備えた機械装置。
この発明によれば、センサ部の取り外しを容易にすることができる。
本発明に係る実施形態を示す図である。 図1の要部拡大図である。 図2と同部で、工具の使用状態を示す図である。 図2と同部で、寸法関係を示す図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ、発明を実施するための形態(以下、実施形態という)を挙げて更に詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明は何ら限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が想定できる範囲で実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
図1は、本発明に係るセンサ付き転がり軸受10の一例である実施形態を示す図である。通常、軸に外嵌し回転する内輪11と、通常、ハウジングに内嵌し固定される外輪12と、内輪11の外周面及び外輪12の内周面にそれぞれ形成された内輪軌道及び外輪軌道に沿って転動する転動体13である玉あるいはころと、転動体13を保持する保持器とを有し、内輪11及び外輪12の軸方向一端には、センサ付き転がり軸受10のセンサとして機能するセンサ部30が設けられている。
センサ部30は、少なくとも、マグネット34と、そのマグネット34を支持するマグネットホルダ32と、磁気感応センサ33と、その磁気感応センサ33を支持し外側を覆うセンサカバー31と、信号処理を行う回路を備える基板36と、から構成されている。
また、詳細には、次の構成であってもよい。マグネット34は、円環状の多極磁石である。マグネットホルダ32は、円環状の磁性体からなりマグネット34を支持するため内輪11に取り付けられている。即ち、内輪11にマグネット34が連結結合されている。磁気感応センサ33は、ホールIC又はMRサンサからなる。センサカバー31は、円環状の磁性体からなり磁気感応センサ33を支持するため外輪12に取り付けられている。即ち、外輪12に磁気感応センサ33が連結結合されている。
更に、以下の特徴を有するとよい。センサカバー31が外輪外周に固定され、外輪外周は、円周溝20を有している。センサカバー31は、外輪12への取り付け側先端に工具引っ掛け部を有している。
図2は、図1に示したA部の要部拡大図である。工具引っ掛け部は、センサカバー31の厚さを変化させたテーパ部31dであると、製造容易である。
外輪外周は、円周溝20を介して大径部14と小径部15とに分かれているよい。センサカバー31は該小径部15に固定されているとよい。
図3は、図2同様、図1に示したA部の要部拡大図であり、センサ部30(図1参照)を取り外すときの模式図である。ヘラやマイナスドライバー等の工具40をセンサカバー31の工具引っ掛け部(例えば、図2のテーパ部31d)に引っ掛け、図3中の矢印の方向に力をかけ、てこの原理でセンサカバー31を径方向外側に変形させ、センサ部30を取り外すことができる。このとき、工具40の大径部14と接触する部分が、てこの支点となっており、工具40の工具引っ掛け部に接触する部分が、てこの作用点となっている。このようにセンサ部30を取り外すことができるので、例えば、工場出荷検査にて、センサ部30に不具合が見つかった場合などに、センサ部30を容易に交換することができる。
図4も、図2同様、図1に示したA部の要部拡大図であり、寸法関係を示す模式図である。大径部14と小径部15の半径の差t1は、センサカバー31の肉厚t2以上であるとよい。この構成により、センサカバー31が径方向にはみ出すことを避けることができる。また、大径部14と小径部15の半径の差t1をセンサカバー31の肉厚t2と同等とすることで、センサカバー31にて径方向の荷重を受けることができる。
センサカバー31の一部は、小径部15の外周面に接しているとよい。このような構成とすることで、より正確な位置決め配置が可能となる。
また、センサカバーの端部31aは、円周溝20内にあるとよい。これは、センサカバー31の取り付け時に外周側から加締めることで実現できる。このような構成により、より確実にセンサカバー31を外輪12に取り付けることができ、また、センサ部30をより確実に外輪12に取り付けることができる。
上記実施形態に示したセンサ付き転がり軸受は、振動、磁気ノイズに強い構造であるのでモータの回転軸支持にも使用できる。
上記実施形態に示したセンサ付き転がり軸受は、振動、磁気ノイズに強い構造であるので車両中の回転軸支持にも使用できる。
上記実施形態に示したセンサ付き転がり軸受は、振動、磁気ノイズに強い構造であるので機械装置中の回転軸支持にも使用できる。
10 センサ付き転がり軸受
11 内輪
12 外輪
13 転動体
14 大径部
15 小径部
20 円周溝
30 センサ部
31 センサカバー
31a センサカバーの端部
31d テーパ部
32 マグネットホルダ
33 磁気感応センサ
34 マグネット
36 基板
40 工具
t1 大径部と小径部の半径の差
t2 センサカバーの肉厚

Claims (9)

  1. 軸受軸方向端部にセンサ部を配置する構造であり、
    内輪にマグネットが連結結合され、
    外輪に磁気感応センサが連結結合され、
    センサカバーが外輪外周に固定され、
    前記外輪外周は、円周溝を有しており、
    前記センサカバーは、前記外輪への取り付け側先端に
    工具引っ掛け部を有している
    センサ付き転がり軸受。
  2. 前記工具引っ掛け部は、前記センサカバーの厚さを変化させたテーパ部である請求項1に記載のセンサ付き転がり軸受。
  3. 前記外輪外周は、前記円周溝を介して大径部と小径部とに分かれている請求項1または2に記載のセンサ付き転がり軸受。
  4. 前記大径部と前記小径部の半径の差は、センサカバーの肉厚以上である請求項3に記載のセンサ付き転がり軸受。
  5. 前記センサカバーの一部は、前記小径部の外周面に接している請求項3または4に記載のセンサ付き転がり軸受。
  6. 前記センサカバーの端部は、前記円周溝内にある請求項1〜5の何れかに記載のセンサ付き転がり軸受。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載のセンサ付き転がり軸受を備えたモータ。
  8. 請求項1〜6の何れかに記載のセンサ付き転がり軸受を備えた車両。
  9. 請求項1〜6の何れかに記載のセンサ付き転がり軸受を備えた機械装置。
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