JP2017002994A - センサ付き転がり軸受、モータ、車両及び機械装置 - Google Patents

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和広 大平
Kazuhiro Ohira
和広 大平
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Abstract

【課題】センサ付き転がり軸受において、センサ部をより確実に固定する。【解決手段】軸受軸方向端部にセンサ部を配置する構造であり、内輪11にマグネット34が連結結合され、外輪12に磁気感応センサ33が連結結合され、センサカバー31が外輪外周に固定され、前記外輪外周は、小径部15を有しているセンサ付き転がり軸受10を提供する。望ましくは、前記外輪外周は、段差を介して大径部14と小径部15とに分かれている。あるいは、前記外輪外周は、傾斜部を介して大径部14と小径部15とに分かれている。望ましくは、前記傾斜部は、滑らかな曲線を有する。望ましくは、大径部14と小径部15の半径の差は、センサカバー31の肉厚以上である。【選択図】図1

Description

本発明は、センサ付き転がり軸受と、そのセンサ付き転がり軸受を備えたモータ、車両及び機械装置に関する。
従来技術として、特許文献1に記載の回転センサ付き転がり軸受が挙げられる。この回転センサ付き転がり軸受においては、センサ部を外輪の内周に固定している。
特開2015−094454号公報
このような固定構造においては、多くの振動を受ける用途に用いられた際などに、センサ部がずれてしまい正確な検出ができなくなることが懸念される。本発明は、センサ部をより確実に固定することを目的とする。
(1)軸受軸方向端部にセンサ部を配置する構造であり、
内輪にマグネットが連結結合され、
外輪に磁気感応センサが連結結合され、
センサカバーが外輪外周に固定され、
前記外輪外周は、小径部を有しているセンサ付き転がり軸受。
(2)前記外輪外周は、段差を介して大径部と前記小径部とに分かれている(1)に記載のセンサ付き転がり軸受。
(3)前記外輪外周は、傾斜部を介して大径部と前記小径部とに分かれている(1)に記載のセンサ付き転がり軸受。
(4)前記傾斜部は、滑らかな曲線を有する(3)に記載のセンサ付き転がり軸受。
(5)大径部と前記小径部の半径の差は、前記センサカバーの肉厚以上である(1)〜(4)に記載のセンサ付き転がり軸受。
(6)(1)〜(5)に記載のセンサ付き転がり軸受を備えたモータ。
(7)(1)〜(5)に記載のセンサ付き転がり軸受を備えた車両。
(8)(1)〜(5)に記載のセンサ付き転がり軸受を備えた機械装置。
この発明によれば、センサ部をより確実に固定することができる。
第1の実施形態を示す図である。 図1の要部拡大図である。 第2の実施形態の要部拡大図である。 第3の実施形態の要部拡大図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ、発明を実施するための形態(以下、実施形態という)を挙げて更に詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明は何ら限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が想定できる範囲で実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
図1は、本発明に係るセンサ付き転がり軸受10の一例である第1の実施形態を示す図である。通常、軸に外嵌し回転する内輪11と、通常、ハウジングに内嵌し固定される外輪12と、内輪11の外周面及び外輪12の内周面にそれぞれ形成された内輪軌道及び外輪軌道に沿って転動する転動体13である玉あるいはころと、転動体13を保持する保持器とを有し、内輪11及び外輪12の軸方向一端には、センサ付き転がり軸受10のセンサとして機能するセンサ部30が設けられている。
センサ部30は、少なくとも、マグネット34と、そのマグネット34を支持するマグネットホルダ32と、磁気感応センサ33と、その磁気感応センサ33を支持し外側を覆うセンサカバー31と、信号処理を行う回路を備える基板36と、から構成されている。
また、詳細には、次の構成であってもよい。マグネット34は、円環状の多極磁石である。マグネットホルダ32は、円環状の磁性体からなり内輪11に取り付けられている。即ち、内輪11にマグネット34が連結結合されている。磁気感応センサ33は、ホールIC又はMRサンサからなる。センサカバー31は、円環状の磁性体からなり外輪12に取り付けられている。即ち、外輪12に磁気感応センサ33が連結結合されている。
更に、以下の特徴を有するとよい。センサカバー31が外輪外周に固定され、外輪外周は、小径部15を有している。センサカバー31は該小径部15に固定されている。
図2は、図1に示したA部の要部拡大図である。外輪外周は、段差16を介して大径部14と小径部15とに分かれている。センサカバー31は該小径部15に固定されている。段差16の小径部15側角部を直角ではなく、円弧形状とすることで応力集中を回避することができる。
図3は、第2の実施形態の要部拡大図である。全体の中での位置は、第1の実施形態である図2同様、図1に示したA部に該当する。本実施形態の説明では、第1の実施形態同様の点は説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。外輪外周は、傾斜部17を介して大径部14と小径部15とに分かれている。これにより応力集中を回避できる。
図4は、第3の実施形態の要部拡大図である。全体の中での位置は、第1の実施形態である図2同様、図1に示したA部に該当する。本実施形態の説明では、第2の実施形態同様の点は説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。外輪外周は、傾斜部18を介して大径部14と小径部15とに分かれている。該傾斜部18は、滑らかな曲線を有している。これにより、より応力集中を回避できる。
図2〜図4に示した第1〜第3の実施形態では、いずれも大径部14と小径部15の半径の差t1は、センサカバー31の肉厚t2以上である。これらの構成により、センサカバー31が径方向にはみ出すことを避けることができる。また、大径部14と小径部15の半径の差t1をセンサカバー31の肉厚t2と同等とすることで、センサカバー31にて径方向の荷重を受けることができる。
上記第1〜第3の実施形態に示したセンサ付き転がり軸受は、振動、磁気ノイズに強い構造であるのでモータの回転軸支持にも使用できる。
上記第1〜第3の実施形態に示したセンサ付き転がり軸受は、振動、磁気ノイズに強い構造であるので車両中の回転軸支持にも使用できる。
上記第1〜第3の実施形態に示したセンサ付き転がり軸受は、振動、磁気ノイズに強い構造であるので機械装置中の回転軸支持にも使用できる。
10 センサ付き転がり軸受
11 内輪
12 外輪
13 転動体
14 大径部
15 小径部
30 センサ部
31 センサカバー
32 マグネットホルダ
33 磁気感応センサ
34 マグネット
36 基板
t1 大径部と小径部の半径の差
t2 センサカバーの肉厚

Claims (8)

  1. 軸受軸方向端部にセンサ部を配置する構造であり、
    内輪にマグネットが連結結合され、
    外輪に磁気感応センサが連結結合され、
    センサカバーが外輪外周に固定され、
    前記外輪外周は、小径部を有しているセンサ付き転がり軸受。
  2. 前記外輪外周は、段差を介して大径部と前記小径部とに分かれている請求項1に記載のセンサ付き転がり軸受。
  3. 前記外輪外周は、傾斜部を介して大径部と前記小径部とに分かれている請求項1に記載のセンサ付き転がり軸受。
  4. 前記傾斜部は、滑らかな曲線を有する請求項3に記載のセンサ付き転がり軸受。
  5. 大径部と前記小径部の半径の差は、前記センサカバーの肉厚以上である請求項1〜4の何れか1項に記載のセンサ付き転がり軸受。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載のセンサ付き転がり軸受を備えたモータ。
  7. 請求項1〜5の何れか1項に記載のセンサ付き転がり軸受を備えた車両。
  8. 請求項1〜5の何れか1項に記載のセンサ付き転がり軸受を備えた機械装置。
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