JP2017061715A - 高炉炉頂装入装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】高炉上部に配置され、集合シュート5から高炉内に原燃料を供給する原燃料流通路60が形成された筒状の垂直シュート6を備えた高炉炉頂装入装置であって、前記垂直シュート6は、落下する原燃料の流束を前記原燃料流通路の内方に移動させる原燃料流束位置調整部61を備え、前記原燃料流束位置調整部61は、鉛直方向から見て、前記原燃料流通路60の内方に向かって突出する流束調整凸部610を有していることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
このように、複数の炉頂ホッパーを備えた高炉炉頂装入装置は、原燃料が集合シュートから垂直シュートに落下する際に、原燃料が水平方向の速度成分を持って排出され、原燃料が垂直シュート中心からから偏って旋回シュートに落下する。そのため、旋回シュートから排出される際に原燃料の炉内落下位置に円周方向偏差が生じることが知られている。
集合シュート内には、シール弁駆動装置や原燃料の流れを検知するための振動センサー等、種々の付帯機器が設置されているのが一般的である。したがって、原燃料が滞留すると、これら付帯機器の動作を妨げられることとなるので、集合シュート内に原燃料を滞留させることは好ましくない。
(1)原燃料の大部分は垂直シュートの上部に衝突する。垂直シュート内面が平滑である場合、原燃料は垂直シュート内面に沿って落下する。そのため、原燃料が垂直シュート内に偏る。
(2)垂直シュート内に鉛直方向から見て垂直シュートの原燃料流通路の内方側に突出する流束調整凸部を形成することにより、垂直シュート内を落下する原燃料が流束調整凸部と接触して原燃料が原燃料流通路内に分散し、原燃料の流束の偏りを抑制することができ、さらに原燃料が垂直シュート内に堆積するのを抑制できる。
請求項1に記載の発明は、高炉上部に配置され、集合シュートから高炉内に原燃料を供給する原燃料流通路が形成された筒状の垂直シュートを備えた高炉炉頂装入装置であって、前記垂直シュートは、落下する原燃料の流束を前記原燃料流通路の内方に移動させる原燃料流束位置調整部を備え、前記原燃料流束位置調整部は、鉛直方向から見て、前記原燃料流通路の内方に向かって突出する流束調整凸部を有していることを特徴とする。
また、流束調整凸部と接触した原燃料が原燃料流通路の内方に移動して垂直シュートの内周面から離間するとともに、原燃料流通路が流束調整凸部の下方で拡がっていて、落下する原燃料が垂直シュート内周面と接触しにくくなるので、原燃料が垂直シュート内に引っ掛かって堆積することが抑制される。
その結果、垂直シュートから高炉内に流れる原燃料の流束の偏りを抑制するとともに、原燃料が垂直シュート内に堆積するのを抑制することができる。
なお、原燃料流束位置調整部が、原燃料流通路のうち上側開口部又は下側開口部を含む場合には、垂直シュートにおいて、原燃料流束位置調整部を含まない範囲の内周面を延長して定義するものとする。
その結果、複数のホッパーから集合シュートに流れた原燃料が垂直シュートに種々の方向から流れても、原燃料の流束を原燃料流通路の目標とする所定位置に効率的に移動させることができる。
以下、図1から図3を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態に係る高炉の概略構成を説明する図であり、符号1は高炉を、符号2は高炉本体を、符号3は高炉炉頂装入装置を示している。また、図2は、高炉炉頂装入装置20の要部詳細の一例を説明する概略構成図である。
そして、高炉炉頂装入装置3によって、原燃料装入口を介して高炉本体2の特定範囲に原燃料Mが層状に装入され、装入された原燃料Mが高炉本体2内で反応して銑鉄が生成されるようになっている。
そして、高炉炉頂装入装置3は、複数の炉頂ホッパー4のそれぞれに貯留された原燃料Mを、集合シュート5、垂直シュート6、旋回シュート7を介して高炉本体2内に装入するようになっている。
また、炉頂ホッパー4の下部には原燃料排出口41が形成されていて、原燃料排出口41は流量調整弁42によって開閉可能とされている。
そして、流量調整弁42によって原燃料排出口41の開口量を調整して、原燃料排出口41から排出される原燃料Mの流量を調整するようになっている。
また、集合シュート5の下部には開口部51が形成されていて、開口部51には鉛直方向下方に伸びる垂直シュート6が接続されている。
原燃料流束位置調整部61は、図2に示すように、例えば、垂直シュート6の内周面60Sに周方向に形成された複数の流束調整凸部610を備えていて、流束調整凸部610は垂直シュート6の長手方向に複数段に配置されている。
そして、図3に示すように、隣接する流束調整凸部610同士の鉛直方向におけるピッチL61は100mm〜500mm、底部611から頂部612までの高さ寸法H61は50mm以上に設定することが好適である。また、第1実施形態では、隣接する流束調整凸部610の頂部612同士の間に形成される開口寸法K61は50mm〜500mmである。
ピッチL61を100mm以上とするのは、原燃料Mが流束調整凸部610と接触し易く、かつ開口部に引っ掛かって堆積することが抑制される開口部(K61=50mm〜500mm)を容易に確保できる点で好適だからである。
また、ピッチL61の上限に制約はないが、垂直シュート6内において、垂直シュート6の上側開口部から約1000〜1500mmの範囲が、落下する原燃料Mが流束調整凸部610と接触する範囲とされるので、例えば、垂直シュート6の上側開口部から約1500mmの範囲を原燃料流束位置調整部61とした場合に、この範囲に複数の流束調整凸部610を配置するには、ピッチL61を500mm以内とすることが好適だからである。
また、流束調整凸部610は、図3に示すように、例えば、の底部611及び頂部612が垂直シュート6の内周面60S(60S1)よりも原燃料流通路60の内方に位置されてもよいし、底部611が内周面60S(60S2)上に位置され、又は頂部612が内周面60S(60S3)上に位置される構成としてもよい。
また、内周面60Sが頂部612より内周側(図3における符号60S3よりも内周側)に内周面60Sが形成されてもよい。
また、流束調整凸部610が略三角形状の山形に形成されているので、耐久性及び耐摩耗性を向上することができる。
その結果、流束調整凸部610同士の間に原燃料Mが引っ掛かって堆積するのを抑制することができる。
次に、図4を参照して、本発明の第2実施形態に係る原燃料流束位置調整部について説明する。図4は、本発明の第2実施形態に係る原燃料流束位置調整部の概略構成を説明する概略構成図であり、図4において符号62は垂直シュート6の原燃料流束位置調整部を示している。
第2の実施形態が、第1の実施形態と異なるのは、垂直シュート6が、原燃料流束位置調整部61に代えて原燃料流束位置調整部62を備えている点であり、その他は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
原燃料流束位置調整部62は、図4に示すように、例えば、垂直シュート6の内周面60Sに周方向に形成された複数の流束調整凸部620を備えていて、流束調整凸部620は垂直シュート6の長手方向に複数段に配置されている。
また、隣接する流束調整凸部620の頂部622同士の鉛直方向における開口寸法K62はピッチL62から円筒頂面622Sの長さを引いた寸法であり、例えば、100mm〜500mmとすることが好適である。
また、流束調整凸部620は、図4に示すように、例えば、底部621及び頂部622が垂直シュート6の内周面60S(60S1)よりも原燃料流通路60の内方に位置されてもよいし、底部621が内周面60S(60S2)上に位置され、又は頂部622が内周面60S(60S3)上に位置される構成としてもよい。
また、内周面60Sが頂部612より内周側(図4における符号60S3よりも内周側)に内周面60Sが形成されてもよい。
次に、図5を参照して、本発明の第3実施形態に係る原燃料流束位置調整部について説明する。図5は、本発明の第3実施形態に係る原燃料流束位置調整部の概略構成を説明する概略構成図であり、図5において符号63は垂直シュート6の原燃料流束位置調整部を示している。
第3の実施形態が、第1の実施形態と異なるのは、垂直シュート6が、原燃料流束位置調整部61に代えて原燃料流束位置調整部63を備えている点であり、その他は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
原燃料流束位置調整部63は、図5に示すように、例えば、垂直シュート6の内周面60Sに周方向に形成された複数の流束調整凸部630を備えていて、流束調整凸部630は垂直シュート6の長手方向に複数段に配置されている。
また、隣接する流束調整凸部630の頂部632同士の鉛直方向における開口寸法K63はピッチL63から円筒頂面632Sの長さを引いた寸法であり、100mm〜500mmとすることが好適である。
また、流束調整凸部630は、図5に示すように、例えば、底部631及び頂部632が垂直シュート6の内周面60S(60S1)よりも原燃料流通路60の内方に位置されてもよいし、底部631が内周面60S(60S2)上に位置され、又は頂部632が内周面60S(60S3)上に位置される構成としてもよい。
また、内周面60Sが頂部612より内周側(図5における符号60S3よりも内周側)に内周面60Sが形成されてもよい。
次に、図6を参照して、本発明の第4実施形態に係る原燃料流束位置調整部について説明する。図6は、本発明の第4実施形態に係る原燃料流束位置調整部の概略構成を説明する概略構成図であり、図6において符号64は垂直シュート6の原燃料流束位置調整部を示している。
第4の実施形態が、第1の実施形態と異なるのは、垂直シュート6が、原燃料流束位置調整部61に代えて原燃料流束位置調整部64を備えている点であり、その他は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
原燃料流束位置調整部64は、図6に示すように、例えば、垂直シュート6の内周面60Sに周方向に形成された複数の流束調整凸部640を備えていて、流束調整凸部640は垂直シュート6の長手方向に複数段に配置されている。
また、隣接する流束調整凸部640の頂部632同士の鉛直方向における開口寸法K64はピッチL64から円筒頂面642Sの長さを引いた寸法であり、例えば、100mm〜500mmとすることが好適である。
また、流束調整凸部640は、図6に示すように、例えば、底部641及び頂部642が垂直シュート6の内周面60S(60S1)よりも原燃料流通路60の内方に位置されてもよいし、底部641が内周面60S(60S2)上に位置され、又は頂部642が内周面60S(60S3)上に位置される構成としてもよい。
また、内周面60Sが頂部612より内周側(図6における符号60S3よりも内周側)に内周面60Sが形成されてもよい。
次に、図7を参照して、本発明の第5実施形態に係る原燃料流束位置調整部について説明する。図7は、本発明の第5実施形態に係る原燃料流束位置調整部の概略構成を説明する概略構成図であり、図7において符号65は垂直シュート6の原燃料流束位置調整部を示している。
第5の実施形態が、第1の実施形態と異なるのは、垂直シュート6が、原燃料流束位置調整部61に代えて原燃料流束位置調整部65を備えている点であり、その他は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
原燃料流束位置調整部65は、図7に示すように、例えば、垂直シュート6の内周面60Sに周方向に形成された複数の流束調整凸部650を備えていて、流束調整凸部650は垂直シュート6の長手方向に複数段に配置されている。
また、隣接する流束調整凸部650の頂部652同士の間に形成される鉛直方向における開口部の開口寸法K65はピッチL65から頂部652近傍の鉛直方向に近接した曲線で構成される長さを引いた寸法であり、例えば、100mm〜500mmとすることが好適である。なお、曲線パターンが定義されると開口寸法K65は一義的に定まることから、ピッチL65により設定してもよい。
また、流束調整凸部650は、図7に示すように、例えば、底部651及び頂部652が垂直シュート6の内周面60S(60S1)よりも原燃料流通路60の内方に位置されてもよいし、底部651が内周面60S(60S2)上に位置され、又は頂部652が内周面60S(60S3)上に位置される構成としてもよい。
また、内周面60Sが頂部612より内周側(図7における符号60S3よりも内周側)に内周面60Sが形成されてもよい。
次に、図8を参照して、本発明の第6実施形態に係る原燃料流束位置調整部について説明する。図8は、本発明の第6実施形態に係る原燃料流束位置調整部の概略構成を説明する概略構成図であり、図8において符号66は垂直シュート6の原燃料流束位置調整部を示している。
第6の実施形態が、第1の実施形態と異なるのは、垂直シュート6が、原燃料流束位置調整部61に代えて原燃料流束位置調整部66を備えている点であり、その他は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
次に、図9を参照して、本発明の第7実施形態に係る原燃料流束位置調整部について説明する。図9は、本発明の第7実施形態に係る原燃料流束位置調整部の概略構成を説明する概略構成図であり、図9において符号67は垂直シュート6の原燃料流束位置調整部を示している。
第7の実施形態が、第1の実施形態と異なるのは、垂直シュート6が、原燃料流束位置調整部61に代えて原燃料流束位置調整部67を備えている点であり、その他は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
次に、図10〜図12を参照して、本発明の実施例について説明する。
図10は、本発明の実施例1に係る垂直シュートの原燃料流束位置調整部を説明する概略構成図である。
実施例1は、比較例1、比較例2、発明例1、発明例2を用いて、表1に示した30〜55mmのコークスを原燃料として効果を検証した。
比較例1、比較例2では、流束調整凸部を備えていない垂直シュート6を用いて、発明例1、発明例2では、それぞれ流束調整凸部J1、J2を備えた垂直シュート6を用いた。なお、それぞれの水直シュート6は、鉛直方向に沿ってストレートな円筒形状とされ、内径、及び流束調整凸部の高さ(径方向寸法)、及び鉛直方向の位置は、図10、表2に示すとおりである。
なお、コークスは、図11の左側に位置する炉頂ホッパーから集中シュートに供給するものとした。
図11は、実施例1に係る垂直シュート内におけるコークスの挙動及び垂直シュートの下側開口部におけるコークスの原燃料流量分布を示す図である。図11において、上側の図はコークスの挙動(流れ)を濃淡により示しており、下側の図は、垂直シュートの下側開口部におけるコークスの流量分布を濃淡により示した。
一方、発明例1、発明例2に係る流束調整凸部J1、J2を備えた垂直シュート6では、図11に示すように、コークスの流束が原燃料流通路60の内周側に移動することが確認された。
図12は、図11に示したコークスの流量分布に基づいて、コークスの原燃料流束の主流位置を示す図である。
図12において、横軸は原燃料流通路60の中心をゼロとした場合の中心からの偏りを距離(mm)を示したものであり、縦軸はコークスの流量を示している。
また、表2には、垂直シュートにおけるコークスの流束の主流位置を、原燃料流通路60の中心からの偏り(mm)により示した。
なお、実施例1、2の原料導水径(凸部内の径)はいずれも800mmであるが、垂直シュート全体の径を800mmとした比較例1に比べて偏りが抑制されている。
したがって、発明例1、発明例2における原燃料の流束位置の偏り抑制は、導水径の縮小によるものではなく、流束調整凸部を設けたことによる原燃料の分散によるものであるといえる。
次に、図13〜図15を参照して、本発明の実施例2について説明する。
実施例2は、鉛直方向に複数段の流束調整凸部を形成した場合の効果を検証する実施例である。
図13は、比較例3、発明例3、発明例4、発明例5を用いて、表1に示した30〜55mmのコークスを原燃料として効果を検証した。
比較例3は、流束調整凸部を備えていない垂直シュート6を用いて、発明例3、発明例4、発明例5では、それぞれ流束調整凸部J4、J5、J6を備えた垂直シュート6を用いた。なお、それぞれの水直シュート6は、鉛直方向に沿ってストレートな円筒形状とされ、内径、及び流束調整凸部の高さ(径方向寸法)、及び鉛直方向の位置は、図13、表3に示すとおりである。
なお、コークスは、図14の左側に位置する炉頂ホッパーから集中シュートに供給するものとした。
図14は、実施例2に係る垂直シュート内におけるコークスの挙動及び垂直シュートの下側開口部におけるコークスの原燃料流量分布を示す図である。図14において、上側の図はコークスの挙動(流れ)を濃淡により示しており、下側の図は、垂直シュートの下側開口部におけるコークスの流量分布を濃淡により示した。
一方、発明例3、発明例4、発明例5に係る流束調整凸部J3、J4、J5を備えた垂直シュート6では、図14に示すように、コークスの流束が原燃料流通路60の内周側に移動することが確認された。
図15は、図14に示したコークスの流量分布に基づいて、コークスの原燃料流束の主流位置を示す図である。
図15において、横軸は原燃料流通路60の中心をゼロとした場合の中心から距離を示しており、縦軸はコークスの流量を示している。
また、表3には、垂直シュートにおけるコークスの流束の主流位置を、原燃料流通路60中心からの偏り(図15と同様)により示した。
また、流束調整凸部の鉛直方向ピッチがそれぞれ200mm、400mmの発明例4、発明例5を、流束調整凸部の鉛直方向ピッチが100mmの発明例3と比較すると、発明例4、発明例5が発明例3よりもコークスの流束の偏りを抑制する効果が大きいことが分かった。
さらに、発明例4、発明例5を比較すると、有意な差異があるとはいえず、流束調整凸部の鉛直方向ピッチが200mmであれば、偏りを抑制する効果が充分に確保可能であることが確認できた。
O1 中心軸線(鉛直方向)
1 高炉
2 高炉本体
3 高炉炉頂装入装置
4 炉頂ホッパー
5 集合シュート
6 垂直シュート
7 旋回シュート
60 原燃料流通路
60S 内周面
61、62、63、64、65、66、67 原燃料流束位置調整部
610、620、630、640、650、660、670 流束調整凸部
Claims (6)
- 高炉上部に配置され、集合シュートから高炉内に原燃料を供給する原燃料流通路が形成された筒状の垂直シュートを備えた高炉炉頂装入装置であって、
前記垂直シュートは、落下する原燃料の流束を前記原燃料流通路の内方に移動させる原燃料流束位置調整部を備え、
前記原燃料流束位置調整部は、
鉛直方向から見て、前記原燃料流通路の内方に向かって突出する流束調整凸部を有していることを特徴とする高炉炉頂装入装置。 - 請求項1に記載の高炉炉頂装入装置であって、
前記流束調整凸部は、
上下方向に複数段に形成されていることを特徴とする高炉炉頂装入装置。 - 請求項1又は2に記載の高炉炉頂装入装置であって、
前記流束調整凸部は、
前記垂直シュートの内周面の全周にわたって形成されていることを特徴とする高炉炉頂装入装置。 - 請求項3に記載の高炉炉頂装入装置であって、
前記原燃料流通路は、鉛直方向から見て円形に形成され、
前記流束調整凸部は、前記垂直シュートの内周面から前記原燃料流通路の中心に向かって等しい幅に形成されていることを特徴とする高炉炉頂装入装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の高炉炉頂装入装置であって、
前記流束調整凸部の前記原燃料流通路を含む鉛直方向の断面は、前記垂直シュートの内周面側から前記原燃料流通路の内方に向かうにしたがって鉛直方向寸法が漸次短くなることを特徴とする高炉炉頂装入装置。 - 請求項5に記載の高炉炉頂装入装置であって、
前記流束調整凸部の前記原燃料流通路を含む鉛直方向の断面は、前記垂直シュートの内周面側から前記原燃料流通路の内方に向かうにしたがって鉛直方向下方に傾斜する傾斜面を有していることを特徴とする高炉炉頂装入装置。
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