JP2017060445A - 食品成形用圧延ローラ、食品成形装置 - Google Patents

食品成形用圧延ローラ、食品成形装置 Download PDF

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Abstract

【課題】板状に成形された食材の食感を向上させることができる食品成形用圧延ローラの提供。
【解決手段】回転して食材を圧延して成形する第1圧延ローラ41であって、食材を圧延する側面411と、側面411の周方向または螺旋方向において隣接する他の突起部414との間に間隔を有して複数設けられている突起部414と、を有する略柱体であり、突起部414は、側面411に略平行である平面部4143と、圧延ローラ41の回転方向前方に設けられていて側面411に向かって傾斜している傾斜部4144と、を備える食品成形用圧延ローラ41。
【選択図】図4

Description

本発明は、食品成形用圧延ローラと食品成形装置に関するものである。
板状の食材を巻き取り、例えば海苔巻き寿司のような筒状の食品に成形する食品成形装置が知られている。海苔巻き寿司を成形する食品成形装置では、米飯を筒状に成形するために、米飯を板状に成形している。
一般に、食品成形装置では、互いに側面が向かい合って設けられている一対の圧延ローラにより食材を圧延して、食材を板状に成形している。
なお、人間の手で巻いたような適切な巻き加減の巻き寿司を自動製造する食品成形装置に関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−104922号公報
従来の食品成形装置では、圧延された食材を掻き出すときの力(グリップ力)が必要であるため、圧延ローラの側面の軸方向(長手方向)または周方向(短手方向)に沿って溝が設けられていた。
しかし、圧延ローラの側面の軸方向または周方向に沿って溝を設けていた従来の食品成形装置では、圧延ローラが圧延するときの力により食材の表面が押しつぶされてしまうことで、食感の悪さに繋がっていた。また、従来の食品成形装置では、食材を薄く圧延すると圧延ローラの溝により食材にも溝が形成されていた。また、従来の食品成形装置では、板状に成形された食材の厚みが均一になってしまうため、筒状に巻き上げた後の食感が硬くなってしまう。さらに、従来の食品成形装置では、例えば板状に成形された食材が米飯の場合に、米飯の厚みが均一になってしまうため、米飯に具材を包んで海苔巻き寿司に成形した場合に、米飯に包まれている具材が抜けやすい。
以上のような従来の食品成形用圧延ローラにおける課題を解決するために、例えば圧延ローラの側面に設けられている突起部の形状を溝状ではなく不連続なブロック状に設けることが考えられる。
しかし、側面にブロック状の突起部が設けられている圧延ローラでは、圧延後の米飯の米粒の一部が突起部に付着しやすい、圧延ローラに米飯が引っかかり圧延ローラとともに巻き上がってしまうなどの問題がある。
本発明は、食材の成形状態を向上させることができる食品成形用圧延ローラを提供することを目的とする。
本発明は、回転して食材を圧延する食品成形用圧延ローラであって、食材を圧延する側面と、側面の周方向または螺旋方向において隣接する他の突起部との間に間隔を有して複数設けられている突起部と、を有する略柱体であり、突起部は、側面に略平行である平面部と、圧延ローラの回転方向前方に設けられていて側面に向かって傾斜している傾斜部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、食材の成形状態を向上させることができる。
本発明に係る食品成形装置の実施の形態を示す斜視図である。 上記食品成形装置の部分側断面図である。 上記食品成形装置の使用状態を示す部分側断面図である。 上記食品成形用圧延ローラを示す斜視図である。 上記圧延ローラの側面図である。 上記圧延ローラのA−A断面図である。 上記圧延ローラの変形例を示す斜視図である。 上記圧延ローラの変形例の側面図である。 上記圧延ローラの変形例のA−A断面図である。 上記食品成形装置により成形された米飯の例を示す図である。 関連技術の食品成形装置により成形された米飯の例を示す図である。 上記食品成形装置により成形された米飯の別の例を示す図である。 関連技術の食品成形装置により成形された米飯の別の例を示す図である。
以下、本発明に係る食品成形装置と食品成形用圧延ローラの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
●食品成形装置の構成
図1と図2に示すように、本発明の実施の形態に係る食品成形装置1は、食材の一例である酢を和えた米飯(以下「米飯」という。)を収容するホッパー2と、ホッパー2から投下される米飯を撹拌する撹拌部3を有する。また、食品成形装置1は、撹拌された米飯を板状に圧延する圧延部4と、圧延された米飯載置される搬送部5を備えている。なお、以下の説明では、食品成形装置1のホッパー2が設けられている側を上側、搬送部5が設けられている側を下側とする。また、以下の説明では、図2における紙面左側を食品成形装置1の前側、右側を後側とする。
図2に示すように、撹拌部3は、第1撹拌羽根31と第2撹拌羽根32を備えている。第1撹拌羽根31と第2撹拌羽根32は、食品成形装置1の幅方向、つまり図2の紙面を貫く方向が長手方向になる板状の羽根を各4枚有している。第1撹拌羽根31と第2撹拌羽根32は、幅方向が軸方向となる回転軸を中心に回転する。第1撹拌羽根31は、ホッパー2の底部の下方でホッパー2の中の米飯を撹拌する。第2撹拌羽根32は、第1撹拌羽根31の斜め下方に設けられている。第2撹拌羽根32は、第1撹拌羽根31で撹拌された後、重力によって斜め下方に降下する米飯をさらに撹拌する。第2撹拌羽根32は、撹拌した米飯を出力口33から圧延部4に向かって出力する。出力口33から出力される米飯は、傾斜ガイド34によって圧延部4に導かれる。
圧延部4は、前下側の第1圧延ローラ41、後下側の第2圧延ローラ42、前上側の第3圧延ローラ43、後上側の第4圧延ローラ44の4個のローラを備えている。第1圧延ローラ41は、本発明に係る食品成形用圧延ローラの実施の形態である。下側の第1圧延ローラ41と第2圧延ローラ42は一対となって回転駆動される。上側の第3圧延ローラ43と第4圧延ローラ44は一対となって回転駆動される。
第1圧延ローラ41、第2圧延ローラ42、第3圧延ローラ43、第4圧延ローラ44は、米飯の剥離性の良好な樹脂で形成される。第1圧延ローラ41、第2圧延ローラ42、第3圧延ローラ43、第4圧延ローラ44の外径は、いずれも同径の母材から成形されるため、ほぼ同じである。第2圧延ローラ42、第3圧延ローラ43、第4圧延ローラ44の側面には、回転中心軸線と平行に横断面半円状の凸条と凹条が交互に形成されている。第1圧延ローラ41の形状については、後述する。
下側の一対の第1圧延ローラ41及び第2圧延ローラ42と、上側の一対の第3圧延ローラ43及び第4圧延ローラ44は、それぞれ所定の間隔をおいて平行に配置される。下側の第1圧延ローラ41及び第2圧延ローラ42の回転中心を結ぶ線と、上側の第3圧延ローラ43及び第4圧延ローラ44の回転中心を結ぶ線は前上がりに傾いている。下側の第1圧延ローラ41と第2圧延ローラ42の位置は、上側の第3圧延ローラ43と第4圧延ローラ44に対して前側にずれていて、寿司飯を圧延しながら斜め前下方に送り出す。
上側の第3圧延ローラ43と第4圧延ローラ44は、下側の第1圧延ローラ41と第2圧延ローラ42の間に米飯を送り込む。このため、上側の第3圧延ローラ43と第4圧延ローラ44との間隔は、下側の第1圧延ローラ41と第2圧延ローラ42との間隔よりも広くなっている。圧延部4で板状に圧延される米飯の厚さは、下側の第1圧延ローラ41と第2圧延ローラ42との間隔によって決まる。
下側の一対の第1圧延ローラ41及び第2圧延ローラ42と、上側の一対の第3圧延ローラ43及び第4圧延ローラ44は、互いに反対向きに回転駆動されることにより、米飯を板状に圧延しながら下方斜め前方に搬送する。米飯は、上側の第3圧延ローラ43と第4圧延ローラ44で圧延され、さらに下側の第1圧延ローラ41と第2圧延ローラ42で板状に圧延される。第1圧延ローラ41と第2圧延ローラ42により圧延された米飯は、カッター部45が傾斜面を有するガイド部材46に対して前後方向に移動することで、板状の米飯が適宜な寸法に切断されて搬送部5に導かれる。
搬送部5は、圧延部4により圧延された米飯が載せられるベース9を備える。なお、搬送部5は、圧延部4から搬送された米飯を筒状に成形する成形部に置き換えてもよい。
ベース9は、水平面内においてスライド移動可能に組み込まれている。ベース9の移動方向は、食品成形装置1の前後方向である。ベース9が後退した状態で米飯を成形するための適宜の操作がされると、ベース9が前進するのに同期して圧延部4が米飯を圧延する。米飯は、圧延部4のガイド部材46に沿って、所定の厚さに成形されながら、ベース9に向かって供給される。圧延部4に供給される米飯は、前進しているベース9の載置面で受け止められて、板状に成形される。
●第1圧延ローラの構成
図3に示すように、第1圧延ローラ41は、所定の間隔を有して設けられている第2圧延ローラ42と対をなしている。食材である米飯Rは、ホッパー2から圧延部4に流入する。流入した米飯Rは、上側の第3圧延ローラ43と第4圧延ローラ44によって圧延された後、下側の第1圧延ローラ41と第2圧延ローラ42に流入する。米飯Rは、回転している第1圧延ローラ41と第2圧延ローラ42により板状に成形される。
上述のように、第1圧延ローラ41及び第2圧延ローラ42の回転中心を結ぶ線は前上がりに傾いているため、第1圧延ローラ41は、第2圧延ローラ42の下方に設けられている。このような配置により、圧延部4では、第2圧延ローラ42が米飯Rの圧延とともに米飯Rの量目を規制する機能を持ち、第1圧延ローラ41が板状に成形されたときの米飯Rの表面を成形する機能を持つ。
図4に示すように、第1圧延ローラ41は、例えば略八角柱などの略柱体である。第1圧延ローラ41の形状は、第2圧延ローラ42とともに軸方向に回転して米飯を圧延することができる形状であればよい。そのため、上述のように略八角柱に限らず、略円柱形状などでもよい。第1圧延ローラ41は、米飯を圧延する側面411と、側面411の両端の底面412に設けられている軸413とを有する。側面411の長さLは、成形される食品の種別によって適宜定められるが、寿司を成形する食品成形装置1の場合には、例えば180mm程度である。
側面411には、底面412の各辺の頂点の数に対応して稜線415を有する。第1圧延ローラ41の形状が略円柱形状などの場合には、稜線415を有しない。側面411には、その表面から突出して複数設けられている突起部414を有する。
図5に示すように、突起部414は、隣接する他の突起部414との間に間隔をもって設けられている。より具体的には、突起部414は、側面411の周方向または螺旋方向において隣接する他の突起部414との間に間隔をもって設けられている。本実施の形態において、突起部414は、側面411に向かい合って見たときにひし形の形状である。なお、突起部414の形状は、本実施の形態のように正面視略四角形には限定されず、例えば略楕円形状や略三角形状等であってもよい。なお、突起部414の平面視の大きさは、20mm×20mm程度が好ましい。
突起部414は、対角線の1つが稜線415と重なるような位置に設けられている。また、突起部414は、もう1つの対角線が側面411の周方向に沿っている。つまり、突起部414は、ひし形の頂点である第1尖端部4141が第1圧延ローラ41の回転方向前方を向いている。また、突起部414は、ひし形の頂点である第2尖端部4142が第1圧延ローラ41の回転方向後方を向いている。
突起部414の形状が略多角形状の場合には、頂点が尖端部となって回転方向前方または後方を向いて配置されていればよい。また、突起部414の形状が頂点を有しない形状(例えば、楕円形状など)の場合には、変曲点などに代表される形状の稜線の向きが変わる位置が尖端部となる。この場合、その尖端部が回転方向前方または後方を向いて配置されていればよい。
図6に示すように、突起部414は、側面411に略平行である平面部4143と、第1圧延ローラ41の回転方向前方に設けられていて側面411に向かって傾斜している傾斜部4144とを備える。つまり、傾斜部4144は、回転方向前方に設けられている第1尖端部4141の側に設けられている。また、平面部4143は、第2尖端部4142の側に設けられている。
第1圧延ローラ41は、突起部414の第1尖端部4141が、その回転方向において隣接する他の突起部414の第2尖端部4142と向かい合っている。このようにすることで、第1圧延ローラ41は、回転時に突起部414と米飯との接触面積が徐々に変化する。このため、米飯は、第1圧延ローラ41からの圧延力が少しずつ加えられる。同様に、米飯は、第1圧延ローラ41が米飯から離れる際にも、第1圧延ローラ41からの圧延力から徐々に開放される。
つまり、第1圧延ローラ41により圧延された米飯は、食材に空気が含まれてふんわりした食感が実現できる。また、第1圧延ローラ41は、突起部414の厚みを回転方向の前後で異ならせることで、圧延時の米飯への不要な力を排除できる。第1圧延ローラ41は、突起部414の厚みを回転方向の前後で異ならせることで、突起部414が米飯に食い込むことによる巻き上がりを防止できる。
本実施の形態において、回転方向において隣り合う突起部414同士の平面部4143の回転方向前端(傾斜部4144の回転方向後端)の間隔I1は、例えば20mmである。また、突起部414の平面部4143の回転方向後端と回転方向において隣り合う他の突起部414の傾斜部4144の回転方向前端との間隔I2は、例えば10mmである。突起部414の平面部4143の回転方向後端と回転方向において隣り合う他の突起部414の傾斜部4144の回転方向前端との挟み角θは、例えば45°である。平面部4143の側面411からの高さH1は、例えば4mmである。また、傾斜部4144の側面411からの高さH2は、例えば1mmである。
図7と図8の変形例に示すように、第1圧延ローラ41は、突起部414の平面部4143と傾斜部4144との境界に稜線を有しない形状であってもよい。図9に示すように、変形例の第1圧延ローラ41は、突起部414の平面部4143の面と傾斜部4144の面とが滑らかに繋がっている。
図10には、第1圧延ローラ41を有する食品成形装置1により成形された米飯を撮影した写真を示す。また、図11には、第1圧延ローラ41を有しない関連技術の食品成形装置により成形された米飯を撮影した写真を示す。図10と図11は、ともに肉厚が厚い太巻き用の米飯の例を示している。図10に示す、第1圧延ローラ41を有する食品成形装置1により成形された米飯は、米飯の下に敷かれている黒色の海苔N1〜N8の見え方などから、肉厚や米粒の分布度合いが不均一であることがわかる。一方、図11に示す、第1圧延ローラ41を有しない関連技術の食品成形装置により成形された米飯は、海苔N11〜N14の見え方などから、肉厚や米粒の分布度合いが均一になっている。
図12には、第1圧延ローラ41を有する食品成形装置1により成形された米飯を撮影した別の写真を示す。また、図13には、第1圧延ローラ41を有しない関連技術の食品成形装置により成形された米飯を撮影した別の写真を示す。図12と図13は、ともに肉厚が薄い細巻き用の米飯の例を示している。図12に示す、第1圧延ローラ41を有する食品成形装置1により成形された米飯は、図10と同様に、肉厚や米粒の分布度合いが不均一であることがわかる。また、第1圧延ローラ41を有する食品成形装置1により成形された米飯は、関連技術の食品成形装置により成形された米飯と比較すると、図13のように表面にローラの筋S11〜S13が表れにくい。このため、食品成形装置1により成形された米飯は、柔らかく成形されていることがわかる。
以上説明したように、第1圧延ローラ41は、このような突起部414と側面411の形状により、圧延された食品の表面を手の指で押したような不均一な凹凸形状にすることができる。第1圧延ローラ41により板状に成形された米飯Rに不均一な凹凸形状を形成できることで、第1圧延ローラ41は、米飯を圧延された米飯Rの米粒の間に適度な粗密を形成できる。このため、第1圧延ローラ41は、米飯Rに形成された空間に空気を含ませることができ、食品の食感を向上できる。
また、食品成形装置1では、第1圧延ローラ41を上側に配置し、従来の圧延ローラと同様の形状の第2圧延ローラ42を下側に組み合わせて対を成すように米飯成形装置の圧延過程における下流側に配置することで、米飯の量目の調整を容易に行うことができる。
また、第1圧延ローラ41により板状に成形された米飯Rに凹凸形状を形成できることで、米飯Rで具材を包んで筒状の巻き寿司を製造する場合に、具材が米飯Rによく馴染み、具材が米飯Rから抜けにくい。また、第1圧延ローラ41により成形された米飯Rを用いる巻き寿司は、具材がまんべんなく米飯Rに入り込むため、巻き寿司をカットしたときに見栄えが良くなる。
また、第1圧延ローラ41は、突起部414の回転方向前方の第1尖端部4141側の傾斜部4144により、第1圧延ローラ41が米飯を圧延しながら回転するときに突起部414のエッジ部分に米飯が付着しにくくなる。また、第1圧延ローラ41では、傾斜部4144を備えることにより、特に米飯を薄く圧延するときに板状の米飯ごと第1圧延ローラ41に付着するいわゆる巻き上がりを防ぐことができる。
1 :食品成形装置
2 :ホッパー
3 :撹拌部
4 :圧延部
5 :搬送部
9 :ベース
12 :突出部
16 :ストッパー
31 :第1撹拌羽根
32 :第2撹拌羽根
33 :出力口
34 :傾斜ガイド
41 :第1圧延ローラ
42 :第2圧延ローラ
43 :第3圧延ローラ
44 :第4圧延ローラ
45 :カッター部
46 :ガイド部材
411 :側面
412 :底面
413 :軸
414 :突起部
415 :稜線
4141 :第1尖端部
4142 :第2尖端部
4143 :平面部
4144 :傾斜部

Claims (7)

  1. 回転して食材を圧延する食品成形用圧延ローラであって、
    前記食材を圧延する側面と、
    前記側面の周方向または螺旋方向において隣接する他の突起部との間に間隔を有して複数設けられている突起部と、を有する略柱体であり、
    前記突起部は、
    前記側面に略平行である平面部と、
    前記圧延ローラの回転方向前方に設けられていて前記側面に向かって傾斜している傾斜部と、
    を備える、
    食品成形用圧延ローラ。
  2. 前記突起部は、前記圧延ローラの回転方向前方に第1尖端部を備える、
    請求項1記載の食品成形用圧延ローラ。
  3. 前記突起部は、前記圧延ローラの回転方向後方に第2尖端部を備える、
    請求項1または2記載の食品成形用圧延ローラ。
  4. 前記突起部は、正面視略四角形である、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の食品成形用圧延ローラ。
  5. 回転して食材を圧延する圧延ローラを有する食品成形装置であって、
    前記圧延ローラは、請求項1乃至4のいずれかに記載の圧延ローラである、食品成形装置。
  6. 側面が前記圧延ローラの前記側面と所定の間隔を有して設けられている第2圧延ローラを有する、
    請求項5記載の食品成形装置。
  7. 前記食材を収容するホッパーと、
    前記ホッパーに収容されている前記食材を前記圧延ローラと前記第2圧延ローラの上方から流入させる撹拌部と、を有し、
    前記圧延ローラは、前記第2圧延ローラの下方に設けられている、
    請求項5または6記載の食品成形装置。
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