JP2017057559A - 衛生洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置を備えたトイレユニットを表す斜視図である。
図1に表したように、トイレユニット10は、洋式腰掛便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)50と、その上に設けられた衛生洗浄装置100(トイレ装置)と、を備える。衛生洗浄装置100は、ケーシング110と、便座120と、便蓋130と、を有する。便座120と便蓋130とは、ケーシング110に対して開閉自在にそれぞれ軸支されている。
図3は、本発明の実施の形態にかかるトイレユニットの一部を表す部分断面図である。 図2及び図3に表したように、衛生洗浄装置100のケーシング110は、下ケースであるベースプレート200と、上ケースである本体カバー210と、を有する。本体カバー210は、ベースプレート200の上方を覆う。ケーシング110は、ベースプレート200と本体カバー210とで囲まれた空間内に、身体洗浄などを行うための機能部を収容する。ベースプレート200及び本体カバー210には、例えば、樹脂材料が用いられる。
ジ部20bの径と実質的に同じである。貫通孔220aには、ボルト20のネジ部20b
が挿通される。また、貫通孔220aの内周面には、ボルト20のネジ部20bの雄ネジ
と螺合する雌ネジが設けられている。これにより、ナット220は、貫通孔220aの雌
ネジをボルト20のネジ部20bの雄ネジに螺合させることにより、ボルト20に取り付
けられる。
0の上に載置した後、便器50の貫通孔52及びベースプレート200の取付穴202に
、便器50の下方からボルト20を挿通する。そして、ボルト20とナット220とを螺
合させる。これにより、ボルト20の頭部20aとナット220との間に、ベースプレー
ト200及び便器50が挟み込まれ、衛生洗浄装置100が便器50の上に取り付けられ
る。このように、衛生洗浄装置100は、ボルト20を介して便器50に取り付けられる
。ボルト20は、換言すれば、衛生洗浄装置100を便器50に締結するための締結部材
である。ナット220は、換言すれば、締結部材に締結される被締結部材である。
図4に表したように、衛生洗浄装置100は、機能部230をさらに備える。機能部2
30は、ベースプレート200の上に設けられる。本体カバー210は、機能部230を
覆う。ケーシング110は、ベースプレート200と本体カバー210とで囲まれた空間
内に、機能部230を収容する。なお、図4では、便宜的に、本体カバー210などの一
部の部材を省略して図示している。
、脱臭ファン234と、制御部235と、を備える。制御部235は、加熱部231と、
洗浄ノズル232と、送風ファン233と、脱臭ファン234などの機能部230の各部
の動作を制御する。また、衛生洗浄装置100は、図示を省略したリモコンなどの操作部
を有し、制御部235は、操作部からの指示に応じて各部の動作を制御する。
において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。加
熱部231には、例えば、貯湯加熱式の熱交換器が用いられる。加熱部231は、セラミ
ックヒータなどを用いた瞬間加熱式(瞬間式)の熱交換器でもよい。さらには、加熱部2
31は、熱交換器に限ることなく、例えば、マイクロ波加熱を利用するものなど、他の加
熱方式を用いたものでもよい。
よる操作部の操作に応じて加熱部231を制御することにより、操作部で設定された温度
に水を加熱する。
内に収納された位置と、に移動する。洗浄ノズル232の進退移動は、制御部235によ
って制御される。洗浄ノズル232の先端部には、吐水口232aが設けられている。洗
浄ノズル232は、加熱部231の下流側に設けられ、加熱部231で加熱された水を吐
水口232aから噴射する。
源から供給された水を加熱する。そして、制御部235は、洗浄ノズル232をボウル部
51内に進出させ、加熱後の水を便座120に座った使用者の「おしり」などの人体局部
に向けて噴射する。これにより、機能部230によって、使用者の人体局部が洗浄される
。
風ダクト240を介して、便座120に座った使用者の人体局部に風を吹き付ける。また
、送風ダクト240内には、図示を省略したヒータが設けられている。ヒータは、送風ダ
クト240内を通過する風を温める。これにより、使用者の人体局部に向けて温風を吹き
付けることができる。
作させ、使用者の人体局部に温風を吹き付ける。これにより、例えば、身体洗浄によって
濡れた使用者の人体局部を乾燥させることができる。
。脱臭ダクト242は、ケーシング110が便器50の上に取り付けられた状態において
、便器50のボウル部51に連通する。また、脱臭ダクト242は、脱臭ファン234の
吸引口に連通する。これにより、脱臭ダクト242は、ボウル部51から脱臭ファン23
4の吸引口へと至る風路を形成する。
臭ファン234は、吸引した空気を図示を省略した脱臭触媒に向けて吹き出す。脱臭触媒
は、脱臭ファン234によって吹き込まれた空気中の臭気成分を、分解あるいは吸着する
ことで臭気を除去する。
、脱臭触媒によって臭気が除去された空気を排気口244aを介してケーシング110の
外部に排出する。
基づいて脱臭ファン234を動作させる。制御部235は、例えば、着座検知センサの検
知結果を基に、使用者が便座120から離れたことに応答して脱臭ファン234を動作さ
せ、所定時間の経過の後に、脱臭ファン234の動作を停止させる。これにより、例えば
、トイレ空間内の臭気を抑えることができる。
使用者の人体局部に向けて温風を吹き付けて乾燥させる温風乾燥機能、ボウル部51内の
空気の脱臭を行う脱臭機能などを有する。機能部230の機能は、上記に限定されない。
例えば、機能部230は、トイレ空間に温風を吹き出してトイレ空間内を暖房する室内暖
房機能などをさらに有してもよい。機能部230は、少なくとも身体洗浄機能を有してい
ればよい。
して示している。トイレ装置は、衛生洗浄機能を有するものに限らない。トイレ装置は、
例えば、脱臭機能のみを有するもの、便座の暖房機能のみを有するもの、室内の暖房機能
のみを有するもの、便器の除菌機能のみを有するなどでもよい。機能部は、例えば、衛生
洗浄機能、脱臭機能、便座暖房機能、室内暖房機能、便器除菌機能などの少なくともいず
れかの機能を有するものであればよい。
れるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、
本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、トイレユニット1
0及び衛生洗浄装置100などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態など
は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わ
せることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包
含される。
20 ボルト(取付部材)
50 便器、
50a 上面
51 ボウル部
52 貫通孔
100 衛生洗浄装置(トイレ装置)
110 ケーシング
120 便座
130 便蓋
200 ベースプレート
202 取付穴
204 凹部
204a〜204d 内側面
204e 底面
204f、204g 傾斜部
206 上方規制部
206a〜206c 突出部
207、307 水平規制部
208a 第1平面部
208b 第2平面部
208c 傾斜部
210 本体カバー
212 当接リブ
220 ナット(被取付部材)
230 機能部
231 加熱部
232 洗浄ノズル
233 送風ファン
234 脱臭ファン
235 制御部
240 送風ダクト
242 脱臭ダクト
244 排出ダクト
246 壁面部
248 浸入防止壁部
Claims (2)
- 人体局部を洗浄する洗浄ノズルと、
前記洗浄ノズルの動作に必要な電気を外部電源から供給する電源部と、
前記洗浄ノズル及び前記電源部が設けられたケーシングと、
前記ケーシングは、下ケースと、前記下ケースを覆う上ケースと、を有し、
前記下ケースの周縁から上方に延びた壁面部と、
前記壁面部の一部が周囲の壁面部より高く形成された浸入防止壁部と、を有し、
前記浸入防止壁部は、前記電源部の三方を囲うように形成され、前記上ケースによって残った一方を塞ぐ衛生洗浄装置。 - 前記上ケースから前記浸入防止壁部の上端と当接する当接リブを、備える請求項1に記載の衛生洗浄装置。
Priority Applications (1)
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- 2015-09-14 JP JP2015180503A patent/JP6701599B2/ja active Active
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