JP2017057077A - 仕分け装置、およびこれを備えた仕分けシステム - Google Patents

仕分け装置、およびこれを備えた仕分けシステム Download PDF

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福井 康之
Yasuyuki Fukui
康之 福井
亨 田所
Toru Tadokoro
亨 田所
和也 廣崎
Kazuya Hirosaki
和也 廣崎
直也 羽場
Naoya Haba
直也 羽場
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Abstract

【課題】複数の受取口に対し、安定した姿勢で荷物を振り分けることができる仕分け装置、およびこれを備えた仕分けシステムを提供する。【解決手段】仕分け装置1は、荷物9が供給される供給スペース4の両側に立ち上げられ荷物9の姿勢を保つ一対の立上部26と、排出口41と送出部29とを備える。排出口41は、立上部26で姿勢が保たれた状態の荷物9を、複数の受取口72のうちのいずれかに向かって排出する。送出部29は、立上部26により姿勢が保たれた状態で荷物9を排出口41に向かって移動させる。【選択図】図2

Description

本発明は、仕分け装置、およびこれを備えた仕分けシステムに関する。
特許文献1には、従来の仕分け装置が開示されている。この特許文献1記載の仕分け装置(特許文献1では物品移載機)は、荷物を移載する駆動コンベアを備えている。この物品移載機は、駆動コンベア上に載せられた荷物を複数のシュートのいずれかに送り出すように構成されている。
特開2001−233407号公報
しかしながら、この特許文献1記載の物品移載機は、荷物を駆動コンベア上に単に載せた状態で移動させるため、複数のシュートのいずれかに向かって送り出されるときの荷物の姿勢が安定しなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数の受取口に対し、安定した姿勢で荷物を振り分けることができる仕分け装置、およびこれを備えた仕分けシステムを提供することにある。
本発明の第1の形態の仕分け装置は、荷物が供給される供給スペースの両側に立ち上げられ前記荷物の姿勢を保つ一対の立上部と、前記一対の立上部で姿勢が保たれた状態の前記荷物を複数の受取口のうちのいずれかに向かって排出するための排出口と、前記立上部が前記荷物の姿勢を保った状態で前記荷物を前記排出口に向かって移動させる送出部とを備えていることを特徴とする。
第2の形態の仕分け装置は、第1の形態の仕分け装置において、前記排出口を前記複数の受取口のうちのいずれかに対向するように移動させる駆動部をさらに備えていることを特徴とする。
第3の形態の仕分け装置は、第2の形態の仕分け装置において、前記駆動部は、鉛直軸を中心とする軌道に沿って前記排出口を移動させるように構成されていることを特徴とする。
第4の形態の仕分け装置は、第1〜3のいずれかの形態の仕分け装置において、前記排出口は複数の開口を有し、前記複数の開口として、第1の開口と、前記第1の開口とは異なる位置に設けられた第2の開口とを含み、前記送出部は、前記第1の開口と前記第2の開口とのうちのいずれかに向かって前記荷物を移動させるように構成されていることを特徴とする。
第5の形態の仕分け装置は、第1〜4のいずれかの形態の仕分け装置において、前記送出部は、前記供給スペースの両側に設けられ前記一対の立上部を兼ねた一対のベルト搬送部と、前記一対のベルト搬送部を駆動するベルト駆動部とを有していることを特徴とする。
第6の形態の仕分け装置は、第1〜5のいずれかの形態の仕分け装置において、前記一対の立上部は、前記荷物を挟むように構成されていることを特徴とする。
第7の形態の仕分け装置は、第1〜6のいずれかの形態の仕分け装置において、前記一対の立上部と前記排出口と前記送出部とをそれぞれに有する複数の仕分け機を有し、前記複数の仕分け機は、第1の仕分け機と、前記第1の仕分け機の下方に配置された第2の仕分け機とを含み、前記第1の仕分け機は、前記第2の仕分け機の前記供給スペースに向かって前記荷物を排出する移動機構を有していることを特徴とする。
第8の形態の仕分けシステムは、第1〜7のいずれかの形態の仕分け装置と、荷物を受け取る前記複数の受取口を有し、前記複数の受取口を介して前記仕分け装置から荷物を受け取る荷物受取部とを備えていることを特徴とする。
第9の形態の仕分けシステムは、第8の形態の仕分けシステムにおいて、前記複数の受取口の各々は、前記立上部の立ち上げられた方向に延びていることを特徴とする。
第10の形態の仕分けシステムは、第8または第9の形態の仕分けシステムにおいて、前記複数の受取口は、仮想円上に並んで配置されかつ前記仮想円の内側に向かって開口しており、前記仕分け装置は、前記仮想円の内側に配置され、前記仕分け装置の排出口が前記仮想円に沿って移動するように構成されていることを特徴とする。
第11の形態の仕分けシステムは、第8〜10のいずれかの形態の仕分けシステムにおいて、前記荷物を搬送し、前記荷物を前記供給スペースに供給する搬送装置をさらに備えていることを特徴とする。
本発明の仕分け装置およびこれを備えた仕分けシステムによれば、立上部により荷物の姿勢を安定させることができるので、複数の受取口に対し、安定した姿勢で荷物を振り分けることができる。
本発明に係る実施形態の仕分けシステムの全体図である。 上記実施形態の仕分け装置の斜視図である。 上記実施形態の仕分け機の斜視図である。 上記実施形態の荷物を上方の仕分け機から下方の仕分け機へ移動させる動作を説明する概略図である。 上記実施形態のブロック図である。 上記実施形態の仕分けユニットの斜視図である。 上記実施形態のホッパーの斜視図である。 図8Aは変形例1の仕分け機の斜視図である。図8Bは、変形例1の仕分け機の平面図である。 変形例2の仕分け機の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
(1)概要
本実施形態の仕分けシステムは、集荷した複数の荷物9を配送先に応じて仕分けるシステムである。本実施形態の仕分けシステムは、一定以下の厚みの扁平な荷物9(封筒も含む)を対象にする。仕分けシステムは、図1に示すように、荷物9を搬送する搬送装置8と、搬送された荷物9を仕分ける仕分け装置1と、複数の受取口72を有する荷物受取部7とを備えている。本実施形態では、1つの仕分け装置1と1つの荷物受取部7とで1つの仕分けユニットを構成しており、システム全体では2つの仕分けユニットを備えている。
搬送装置8は、集荷した複数の荷物9を順に搬送し、各仕分け装置1に供給する。本実施形態の仕分けシステムは、搬送装置8による荷物9の搬送中において、荷物9に付された配送先表示部から配送先の情報(以下、配送先情報)を読み取るように構成される。仕分け装置1に供給された荷物9は、読み取られた配送先情報に基づき、仕分け装置1によって複数の受取口72のいずれかに送られる。受取口72を通過した荷物9は、荷物受取部7の滑り路71に沿って下降し、対応する収納ボックス75に収容される。
(2)詳細
以下、本実施形態の仕分けシステムについて詳しく説明する。ただし、以下に説明する構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は下記実施形態に限定されない。本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設置現場の環境や仕様等に応じて、下記実施形態からの種々の変更が可能である。
(2.1)仕分け装置
本実施形態の仕分け装置1は、複数の受取口72に荷物9を振り分ける。仕分け装置1は、図2に示すように、上下方向に並ぶ複数の仕分け機1a,1b,1cと、制御装置6(図5参照)とを備えている。複数の仕分け機1a,1b,1cは、それぞれが同じ構造である。このため、以下においては、主に、仕分け機1aについて説明する。
仕分け機1aは、図3に示すように、仕分け機1aの基礎をなす基底部11と、基底部11に搭載され縦長の排出口41を有する保持部2と、保持部2を回転駆動して排出口41の位置を変える駆動部(第1の駆動部15ともいう)とを備えている。
基底部11は、ベース12と、回転部13とを備えている。ベース12は、中央が上下方向に貫通しており、平面視円環状に形成されている。回転部13は、ベース12の中心軸周りに回転自在となるように、同心円状にベース12に重ねられている。回転部13は、中央が上下方向に貫通した平面視円環状に形成されており、その外径は、ベース12の外径よりも小さく、かつ、ベース12の内径よりも大きく形成されている。回転部13の外周端面には、全周にわたって歯14が形成されている。この歯14は、ベース12に固定された駆動部15の出力軸に取り付けられたピニオンに噛み合っており、駆動部15の出力軸が回転することで、回転部13の中心軸周りに送られる。これにより、回転部13はベース12に対して、中心軸周りに回転する。
保持部2は、荷物9の姿勢を保ち、この状態で当該荷物9を排出口41に向かって移動させる。保持部2は、一対の基台部21と、一対の基台部21に一対一で設けられた一対の立上部26とを備えている。
一対の基台部21は、いずれも、回転部13に取り付けられている。本実施形態の保持部2は、一対の基台部21として、第1の基盤22と、第2の基盤23とを備えている。第1の基盤22は、回転部13に固定されている。また、第2の基盤23は、スライドレール24を介して、回転部13に取り付けられており、これにより、回転部13に対し、水平方向に直線移動可能に取り付けられている。スライドレール24の長手方向は、後述のベルト30aの鉛直面25に直交しており、これにより、第2の基盤23は、第1の基盤22に対して近接または離間する方向(接離方向)に移動可能に構成されている。
一対の立上部26は、荷物9の姿勢を保つように構成されている。一対の立上部26の各々は、対応する基台部21の上面から上方に突出している。一対の立上部26の間には、搬送装置8から供給される荷物9が収容される供給スペース4が形成される。言い換えると、一対の立上部26は、供給スペース4の両側に立ち上げられている。一対の立上部26の各々は、供給スペース4に面する鉛直面25を有している。本実施形態の各立上部26は、後述のベルト搬送部30により構成されている。
保持部2は、第2の基盤23を第1の基盤22に対して接離方向に駆動する駆動部(第2の駆動部27ともいう)をさらに備えている。第2の駆動部27は、動力源となるシリンダ装置と、シリンダ装置のロッドと第2の基盤23とを連結する連結部とを備えている。例えば、シリンダ装置のロッドが進出すると、第2の基盤23が第1の基盤22に近づく方向にスライド移動する。すると、第2の基盤23の移動に伴って、第2の基盤23に設けられた立上部26が、第1の基盤22に設けられた立上部26に近づく方向に移動する。また、シリンダ装置のロッドが後退すると、第2の基盤23に設けられた立上部26が、第1の基盤22に設けられた立上部26から離れる方向に移動する。
本実施形態の保持部2は、供給スペース4内の荷物9を、排出口41に向かって移動させる送出部29を備えている。送出部29は、一対のベルト搬送部30と、一対のベルト搬送部30の各々を駆動するベルト駆動部34とを備えている。本実施形態の一対のベルト搬送部30は、一対の立上部26を兼ねている。
各ベルト搬送部30は、基台部21に回転自在に支持された複数のプーリ31〜33と、複数のプーリ31〜33に架け渡されたベルト30aとを備えている。ベルト搬送部30は、複数のプーリ31〜33として、一対のエンドプーリ31と、ベルト駆動部34に連結されたドライブプーリ32と、ベルトに張力を付与する一対のテークアッププーリ33とを備えている。各プーリ31〜33の回転軸は、基台部21の上面に直交するように固定されている。ベルト30aは、一対のエンドプーリ31およびドライブプーリ32に架け渡されている。
ベルト駆動部34は、第1の基盤22と第2の基盤23との各々に設けられた一対のドライブプーリ32を回転させる。本実施形態のベルト駆動部34は、各ベルト搬送部30に対して一対一で対応するように設けられた一対のモータ34aを動力源とする。一対のモータ34aは、制御装置6に電気的に接続されており、同期して動作するように制御される。
各モータ34aが作動すると、その駆動力が対応するドライブプーリ32を回転させ、これによりベルトが移動(回転)する。このとき、一対のモータ34aは、一対のベルト30aの供給スペース4に面する鉛直面25が、同じ方向にかつ同じ速度で移動するように制御される。したがって、一対のベルト搬送部30によって荷物9を挟持した状態で、モータ34aが作動すると、荷物9は一対のベルト搬送部30に挟持された状態で一方向に向かって移動し、排出口41で解放される。
排出口41は、一対のベルト搬送部30で姿勢が保たれた状態の荷物9を、複数の受取口72のうちのいずれかに向かって排出するための部分である。排出口41は、供給スペース4に通じている。本実施形態の排出口41は、第1の開口42と、第2の開口43とを備えている。第1の開口42および第2の開口43は、供給スペース4から見て外側(すなわち受取口72側)に向かって開口している。第1の開口42は、ベルト搬送部30のベルト30aの移動方向のうちの一方の端部に形成されている。また、第2の開口43は、ベルト搬送部30のベルト30aの移動方向のうちの第1の開口42とは反対側の端部に形成されている。すなわち、第1の開口42と第2の開口43とは、互いに異なる位置で開口しており、その開口方向は互いに反対方向を向いている。送出部29は、第1の開口42と第2の開口43とのうちのいずれかに向かって荷物9を移動させるように構成されている。
ここで、第1の開口42と第2の開口43との各々は、開口周縁が全周にわたって連続していなくてもよい。すなわち、排出口41は、本実施形態の排出口41のように対向する2辺のみで構成された開口はもちろん、対向する2辺と上下方向のいずれかの辺とからなる3辺で構成された開口や、4辺全周にわたった開口を含む。また、開口形状は、楕円形などの矩形以外の形状であってもよく、特に制限はない。
排出口は、第1の駆動部15によって、鉛直軸を中心とする軌道に沿って排出口41を移動させるように構成されている。第1の駆動部15が駆動力を発生させると、回転部13が回転し、これにより、排出口41が鉛直軸を中心とする軌道に沿って移動する。
また、仕分け機1aは、図4に示すように、仕分け機1aに供給された荷物9を、仕分け機1bに移動させることができるように構成されている。また、仕分け機1bは、仕分け機1bに供給された荷物9を、仕分け機1cに移動させることができるように構成されている。これにより、本実施形態の仕分け装置1は、仕分け機1b,1cの供給スペース4に荷物9を供給できるように構成される。
仕分け機1aは、仕分け機1bの供給スペース4に向かって荷物9を排出する移動機構5を有している。移動機構5は、下方に開口する移動用開口50と、この移動用開口50からの荷物9の通過を許可または妨げ可能な支持部51と、支持部51を駆動する駆動部(第3の駆動部52ともいう)とを備えている。移動用開口50は、供給スペース4の下方に設けられている。本実施形態の移動用開口50は、第1の基盤22と第2の基盤23との間の間隙により構成されている。
支持部51は、板状の扉体により構成されている。扉体は、第3の駆動部52により作動するように構成される。第3の駆動部52は、例えば、シリンダ装置を動力源とする。扉体は、シリンダ装置のロッドの進退動作によって、移動用開口50を開閉するように構成される。
なお、支持部51は、板状の扉体に限らず、例えば、移動用開口50に突没自在に設けられた複数の棒体により構成されてもよい。その具体的な構成としては、例えば、移動用開口50の下方に、棒体としてのロッドが位置するように、複数のシリンダ装置を配置する。シリンダ装置を駆動し、ロッドを後退させることで、ロッドを移動用開口50内から退避させる。これにより、移動用開口50内からロッドを退避させると、荷物9が移動用開口50を通過可能となり、移動用開口50内にロッドを進出させると、荷物9が移動用開口50を通過するのが妨げられる。
なお、本実施形態の仕分け機1cは、仕分け機1a,1bと同じ構造であるが、仕分け機1cには、移動機構5は設けられなくてもよい。
制御装置6は、仕分け機1a,1b,1cの駆動を制御する。制御装置6は、図5に示すように、第1の駆動部15,第2の駆動部27,第3の駆動部52,ベルト駆動部34に電気的に接続されている。制御装置6は、マイクロコンピュータなどのコンピュータを主構成とし、メモリに記録されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)で実行することにより、種々の機能を実現する。プログラムは、予めコンピュータのメモリに記録されていてもよいし、メモリカードのような記録媒体に記録されて提供されたり、電気通信回線を通して提供されたりしてもよい。
(2.2)荷物受取部
上記構成の仕分け装置1の周囲には、図6に示すように、荷物受取部7が設けられている。荷物受取部7は、仕分け装置1により仕分けられた荷物9を受け取り、収容する部分である。荷物受取部7は、複数の滑り路71と、複数の収納ボックス75とを備えている。滑り路71の上端には受取口72が形成されている。
各受取口72は、立上部の立ち上げ方向に延びており、縦長である。ここで、縦長とは、幅寸法(水平方向の寸法)よりも長さ寸法(上下方向の寸法)の方が長いことをいう。複数の受取口72は、仮想円上に並んで配置され、かつ、仮想円の内側に向かって開口している。仮想円は、平面視円形の実際には存在しない円であり、本実施形態では仕分け機の基底部11の外周と略同じ径である。本実施形態の複数の受取口72は、仮想円に沿って隣接配置されている。
仕分け装置1は、この仮想円の内側に配置されている。仕分け装置1の排出口41は、仮想円の中心を通る軸周りに回転移動するように配置されており、複数の受取口72のうちのいずれかに対向するように移動する。ここで、排出口41の回転移動の軸の位置は、厳密な意味での「仮想円の中心」を言うのではなく、排出口41の移動軌跡が受取口72に対向し、荷物9の通過が可能な程度に近接するような範囲に軸が位置すれば、その軸の位置は「仮想円の中心を通る」範疇に含まれる。
なお、複数の受取口72は、仮想円上に設けられていればよく、その数量は限定されない。例えば、仮想円上の90°ごとの4箇所に複数の受取口72が並べられてもよいし、180°ごとの2箇所に複数の受取口72が並べられてもよい。また、複数の受取口72の仮想円に沿った周方向の間隔は、等間隔でなくてもよい。
各滑り路71は、外側に向かうほど下方に位置するように傾斜している。各滑り路71は、直線状に形成されており、荷物受取部7全体として見ると放射状に配置される。各滑り路71は、仕分け装置1側の端部(内側端部)が受取口72であり、その反対側の端部(外側端部)が収納ボックス75の上方に配置されている。
各滑り路71は、傾斜方向に長さを有し傾斜方向に直交する方向に幅を有する底板73と、底板73の幅方向の端部に立ち上げられたガイド壁74とを備える。ガイド壁74は、傾斜方向に沿って下降するほど、底板73となす角が大きくなるように形成されている(本実施形態では、90°,120°,150°と段階的に角度が増大している)。これにより、各受取口72を通過した扁平な荷物9は、滑り路71に沿って下降するに従って、鉛直な状態から徐々に水平な状態に姿勢を変える。
また、各滑り路の長さ方向の途中には、鉛直な状態の荷物9を水平姿勢に案内する突出部76を有する。突出部76は、ガイド壁74に対向する縦壁の上端の一部がガイド壁74側に湾曲して形成されている。
各収納ボックス75は、各滑り路71に対応して設けられている。滑り路71に沿って下降した荷物9は、収納ボックス75に収容されるように構成される。また、収納ボックス75は、滑り路71に対して取り外し自在に構成されている。従って、仕分け装置1によって振り分けられた荷物9は、対応する収納ボックス75に収容され、収納ボックス75に収容された状態のまま、他の場所に移動させることができる。
複数の滑り路71と複数の収納ボックス75は、上下方向に並んでいる。すなわち、本実施形態においては、仮想円に沿って配置された受取口72が、上下方向に3段並んで形成されている。なお、最上段の受取口72は仕分け機1aの排出口41に対応し、上から2段目の受取口72は仕分け機1bの排出口41に対応し、上から3段目の受取口72は仕分け機1cの排出口41に対応する。
(2.3)搬送装置
搬送装置8は、図1に示すように、複数の荷物9を搬送し、荷物9を、複数の仕分けユニットのうちのいずれかの仕分け機1aの供給スペース4に供給する。搬送装置8は、集荷した多数の荷物9を順に一定間隔をおいて搬送する主搬送路81と、主搬送路81から所定の仕分けユニットに荷物9を搬送する複数の分岐搬送路82と、仕分け機1aの供給スペース4に順次荷物9を供給する複数のホッパー83とを備えている。
主搬送路81には、荷物9の配送先が示された配送先表示部の表示を読み取る認識装置88が設けられている。認識装置88は、例えば、バーコードリーダー(BCR)と光学式文字読取装置(OCR)とで構成される。認識装置88は、配送先表示部の表示を読み取ると、配送先情報として制御装置6に出力するように構成されている。
なお、本実施形態の認識装置88は、バーコードリーダーと光学式文字読取装置とを備えているが、バーコードリーダーと光学式文字読取装置とのいずれか一方により構成されてもよい。
各ホッパー83は、図7に示すように、各分岐搬送路82により搬送された荷物9を、仕分け機1aの供給スペース4に供給する。複数のホッパー83は、複数の分岐搬送路82に一対一で設けられる。ホッパー83は、ホッパー本体84と、待機部87とを備える。
ホッパー本体84は、上開口85と、上開口85に通じた下開口86とを有している。下開口86は、仕分け機1aの供給スペース4の上方に配置されており、下開口86を通過した荷物9を、仕分け機の供給スペース4に供給することができる。
待機部87は、次に仕分ける荷物9を待機させる。待機部87は、板状に形成されており、一辺がホッパー本体84の上開口85の内周縁に軸支されている。待機部87は、荷物支持状態と、荷物通過許可状態とに切り替え可能に構成されている。待機部87は、荷物支持状態にある状態で、仕分け機1aの供給スペース4から荷物9が不在となると、下方に回転して荷物通過許可状態に切り替わり、待機中の荷物9をホッパー83本体の内部に通過させる。また、待機部87は、荷物通過許可状態に切り替わり、荷物9を下開口86に供給すると、直ぐに、荷物支持状態に切り替わるように構成される。
(3)動作
以上の構成の仕分けシステムは、例えば、次のように動作する。搬送装置8に荷物9が置かれると、荷物9の搬送中に荷物9の配送先情報を読み取り、搬送先情報が制御装置6に入力される。制御装置6は、荷物9の配送先に対応する収納ボックス75がある仕分けユニットを判断し、対応する分岐搬送路82に移動させる。対応する分岐搬送路82上に移動した荷物9は、ホッパー83を介して、仕分け機1aの供給スペース4に供給される。
その後、仕分け機1aの供給スペース4に荷物9が供給されると、制御装置6は、配送先情報に基づいて、仕分け機1a,1b,1cを制御し、当該荷物9を対応する受取口72に送り出す。
(3.1)荷物9の配送先が最上段の受取口72に対応する場合
荷物9の配送先が、最上段の受取口72に対応する場合、制御装置6は、仕分け機1aの第2の駆動部27を制御して、一対の立上部26で荷物9を挟持させ、荷物9の姿勢を起立した状態に保つ。次いで、制御装置6は、仕分け機1aの第1の駆動部15を制御して、回転部13を回転させ、排出口41を対応する受取口72に隣接するよう移動させる。
次いで、制御装置6は、仕分け機1aのベルト駆動部34を制御して、荷物9を排出口41から排出させる。すると、荷物9は、対応する受取口72を通過し、滑り路71に沿って下降して、対応する収納ボックス75に収容される。
(3.2)荷物9の配送先が上から2段目の受取口72に対応する場合
荷物9の配送先が、上から2段目の受取口72に対応する場合、制御装置6は、仕分け機1aの第3の駆動部52を制御し、図4に示すように、支持部51を作動して、荷物9を移動用開口50から仕分け機1bに移動させる。次いで、制御装置6は、仕分け機1bの第2の駆動部27を制御して、一対の立上部26で荷物9を挟持させ、荷物9を起立した姿勢に保つ。次いで、制御装置6は、仕分け機1bの第1の駆動部15を制御して、回転部13を回転させ、排出口41を対応する受取口72に隣接するよう移動させる。
次いで、制御装置6は、仕分け機1bのベルト駆動部34を制御して、荷物9を排出口41から排出する。すると、荷物9は、対応する受取口72を通過し、滑り路71に沿って下降して、対応する収納ボックス75に収容される。
(3.3)荷物9の配送先が上から3段目の受取口72に対応する場合
荷物9の配送先が、上から3段目の受取口72に対応する場合、制御装置6は、仕分け機1aの第3の駆動部52を制御し、図4に示すように、支持部51を作動して、荷物9を移動用開口50から仕分け機1bに移動させる。次いで、制御装置6は、同様に、仕分け機1bの第3の駆動部52を制御し、荷物9を移動用開口50から仕分け機1cに移動させる。
次いで、制御装置6は、仕分け機1cの第2の駆動部27を制御して、一対の立上部26で荷物9を挟持させ、荷物9を起立した姿勢に保つ。次いで、制御装置6は、仕分け機1cの第1の駆動部15を制御して、回転部13を回転させ、排出口41を対応する受取口72に隣接するよう移動させる。
次いで、制御装置6は、仕分け機1cのベルト駆動部34を制御して、荷物9を排出口41から排出する。すると、荷物9は、対応する受取口72を通過し、滑り路71に沿って下降して、対応する収納ボックス75に収容される。
(4)効果
以上説明したように、本実施形態の仕分け装置1は、荷物9を受け取る複数の受取口72に荷物9を振り分けることができる。この仕分け装置1は、荷物9が供給される供給スペース4の両側に立ち上げられ荷物9の姿勢を保つ一対の立上部26と、排出口41と送出部29とを備える。排出口41は、立上部26で姿勢が保たれた状態の荷物9を、複数の受取口72のうちのいずれかに向かって排出するための開口である。送出部29は、立上部26により姿勢が保たれた状態で荷物9を排出口41に向かって移動させる。この構成によれば、排出口41に排出する荷物9の姿勢を保つことができるため、安定した姿勢で、荷物9を受取口72に排出することができる。
また、本実施形態のように、排出口41を複数の受取口72のうちのいずれかに対向するように移動させる駆動部(第1の駆動部15)をさらに備えることが好ましい。この構成によれば、より多くの受取口72に対して、荷物9を振り分けることができる。
また、本実施形態のように、駆動部15は、鉛直軸を中心とする軌道に沿って排出口41を移動させるように構成されていることが好ましい。この構成によれば、最小限の移動でより多くの受取口72に対して、荷物9を振り分けることができ、単位時間当たりの荷物の振り分け量を多くすることができる。
また、本実施形態のように、次の構成を備えることが好ましい。すなわち、排出口41は、複数の開口42,43を有する。仕分け機1aは、複数の開口42,43として、第1の開口42と、第1の開口42とは異なる位置に設けられた第2の開口43とを有する。送出部29は、第1の開口42と第2の開口43とのうちのいずれかに向かって荷物9を移動させるように構成される。この構成によれば、排出口41の位置を移動させなくても、荷物9を振り分けることができるため、排出口41の移動に要する時間を短縮でき、単位時間当たりの荷物9の振り分け量をより多くすることができる。
また、本実施形態のように、次の構成を備えることが好ましい。すなわち、送出部29は、一対のベルト搬送部30と、一対のベルト搬送部30を駆動するベルト駆動部34とを備える。一対のベルト搬送部30は、供給スペース4の両側に設けられ、一対の立上部を兼ねる。この構成によれば、立上部26と送出部29とが兼用されているため、部品点数を抑えることができる。
また、本実施形態のように、一対の立上部26は、荷物9を挟むように構成されることが好ましい。この構成によれば、例えば、封書のような撓みやすい荷物9であっても、より安定して姿勢を保つことができる。
また、本実施形態のように、次の構成を備えることが好ましい。すなわち、仕分け装置1は、一対の立上部26と排出口41とをそれぞれに有する複数の仕分け機1a,1b,1cを備える。仕分け装置1は、複数の仕分け機1a,1b,1cとして、第1の仕分け機1a(1b)と、第2の仕分け機1b(1c)とを備える。第2の仕分け機1b(1c)は、第1の仕分け機1a(1b)の下方に配置される。第1の仕分け機1a(1b)は、第2の仕分け機1b(1c)の供給スペース4に向かって荷物9を排出する移動機構5を有する。ここで、本実施形態では、仕分け機1aを第1の仕分け機とすると、仕分け機1bが第2の仕分け機に該当する。また、仕分け機1bを第1の仕分け機とすると、仕分け機1cが第2の仕分け機に該当する。
この構成によれば、第1の仕分け機だけ用いる場合に比べて、より多くの受取口72に対する荷物9の振り分けを行うことができる。しかも、第1の仕分け機から第2の仕分け機に荷物9を移動させる際には、荷物9を下方に移動させるだけなので、例えば、第1の仕分け機が上下移動する場合に比べて、素早く荷物9を移動させることができる。これにより、単位時間当たりの荷物9の振り分け量をより多くすることができる。
また本実施形態の仕分けシステムは、上記の仕分け装置1と、荷物9を受け取る複数の受取口72を有し、複数の受取口72を介して仕分け装置1から荷物9を受け取る荷物受取部7とを備える。この構成によれば、仕分け装置1により、荷物9の姿勢を保ちながら、荷物受取部7の受取口72に振り分けることができるため、荷物9を安定した姿勢で、荷物受取部7に受け取らせることができる。
また、本実施形態のように、複数の受取口72の各々は、立上部26の立ち上げられた方向に延びていることが好ましい。この構成によれば、受取口72を並べて配置させることで、1つの仕分け装置1に対して、より多くの受取口72を対応させることができ、仕分け先の数をより多くすることができる。
また本実施形態のように、次の構成を備えることが好ましい。すなわち、複数の受取口72は、仮想円上に並んで配置され、かつ仮想円の内側に向かって開口している。仕分け装置1は、仮想円の内側に配置され、排出口41が仮想円に沿って移動するように構成されている。この構成によれば、1つの仕分け装置1に対して、より多くの受取口72を対応させることができる上に、排出口41の移動を最小限にすることができ、素早く荷物9を振り分けることができる。この結果、単位時間当たりの荷物9の振り分け量を多くすることができる上に、より多くの仕分け先に振り分けることができるようになる。
また、本実施形態のように、荷物9を搬送し、荷物9を供給スペース4に供給する搬送装置8をさらに備えていることが好ましい。この構成によれば、荷物9を集荷する場所と、仕分け装置1との場所が離れていても、荷物9を仕分けることができる。
(5)変形例
(5.1)変形例1
上記実施形態の一対の立上部26は、一対のベルト搬送部30により構成されていたが、例えば、図8A,図8Bに示すような構成であってもよい(この例を変形例1という)。変形例1の一対の立上部26の各々は、上方に立ち上げられた2つの円柱体35a,35b(35c,35d)により構成される。すなわち、2つの円柱体35a,35bを一の立上部26とし、他方の円柱体35c,35dに対して対となるように設けられる。
供給スペース4は、円柱体35a,35bと円柱体35c,35dとの間に形成される第1の供給スペース4aと、円柱体35a,35cと円柱体35b,35dとの間に形成される第2の供給スペース4bを含む。第1の供給スペース4aに供給された荷物9は、一対の排出口44,44のいずれかから排出される。また、第2の供給スペース4bに供給された荷物9は、一対の排出口45,45のいずれかから排出される。各排出口44,45は、隣り合う一対の円柱体の側面によって形成される。
複数の円柱体35a,35b,35c,35dは、複数の基台部21に一対一で設けられている。各円柱体35a,35b,35c,35dは、各基台部21に対して、中心軸周りに回転自在に設けられている。各円柱体35a,35b,35c,35dは、各基台部21の下方に設けられたモータにより、回転するように構成される。
供給スペース4に供給された荷物9は、供給スペース4の両側に立ち上げられた4つの円柱体35a,35b,35c,35dによって起立した姿勢に保たれる。この状態で各円柱体35a,35b,35c,35dが回転すると、荷物9はいずれかの排出口41に向かって送られる。荷物9は、排出口41から排出され、これにより、対応する受取口72に受け取らせることができる。
(5.2)変形例2
上記実施形態の立上部26は、送出部29を兼ねていたが、立上部26と送出部29とは、図9に示すように、別々の構成であってもよい(この例を変形例2という)。変形例2の一対の立上部26bは、一対の壁部36により構成される。一対の壁部36は、一対の基台部21に一対一で設けられている。各壁部36は、平板状に形成されており、各基台部21の上面から上方に向かって延出している。一対の基台部21は、互いに接離方向に移動不能に構成されており、すなわち、供給スペース4に供給された荷物9は、一対の壁部36によって姿勢は保たれるものの、挟持による保持はなされない。
また、送出部29は、基台部21を傾かせる昇降駆動部29aにより構成される。昇降駆動部29aは、一対の排出口41のうちのいずれかに対応する部分を上昇させ、供給スペース4の底面(すなわち、支持部51)を傾斜させる。これにより、昇降駆動部29aは、供給スペース4に供給された荷物9を、一対の排出口41のうちのいずれかの排出口41に向かって移動させることができる。
供給スペース4に供給された荷物9は、一対の壁部36により起立した姿勢に保たれる。そして、この状態で昇降駆動部29aが作動し、基台部21が傾斜することで、荷物9は対応する排出口41から排出され、これにより、対応する受取口72に受け取らせることができる。
(6)応用
上記実施形態の荷物受取部7の滑り路71は、直線状に形成されていたが、曲線状に形成されていてもよい。また、複数の滑り路71および収納ボックス75は、上下方向に3段並んで配置されていたが、2段または4段以上に並べてもよく、また1段であってもよい。また、受取口72の上下方向の段数に応じて、仕分け機1a,1b,1cの数を決定すればよい。
また、上記実施形態の仕分け装置1は、上下方向に並ぶ複数の仕分け機1a,1b,1cにより構成されたが、例えば、1つの仕分け機が上下方向に移動するように構成されてもよい。さらに、本実施形態の仕分け装置1は、荷物9を周方向に並ぶ複数の受取口72に振り分けるように構成されていたが、例えば、複数の受取口72が水平な直線上に並ぶ場合には、当該直線に沿って平行移動して、荷物を振り分けるように構成されてもよい。
上記実施形態の仕分け装置1は、排出口41が、仕分け機1a,1b,1cの中心軸周りに移動するように構成されていたが、複数の排出口41を有する場合には、鉛直軸周りに移動せず、荷物9を複数の排出口41のうちのいずれかから排出するように構成されてもよい。
上記実施形態の一対のベルト搬送部30は、それぞれにモータ34aが取り付けられていたが、例えば、一対のベルト搬送部30のうちのいずれか一つにモータ34aが設けられ、他方にモータ34aが設けられない構造であってもよい。
上記実施形態の一対の立上部26は、一方の立上部26が、固定された他方の立上部26に対し、接離方向に移動するように構成されていたが、一対の立上部26の両方が互いに接離方向に移動してもよい。
また、上記実施形態の仕分けシステムは、扁平な荷物9を対象としたが、立方体状の荷物9を対象としてもよく、仕分け対象の荷物9の形状は限定されない。
1 仕分け装置
1a 仕分け機
1b 仕分け機
1c 仕分け機
15 第1の駆動部
26 立上部
26a 立上部
26b 立上部
29 送出部
30 ベルト搬送部
4 供給スペース
41 排出口
42 第1の開口
43 第2の開口
5 移動機構
50 移動用開口
6 制御装置
7 荷物受取部
72 受取口
8 搬送装置
9 荷物

Claims (11)

  1. 荷物が供給される供給スペースの両側に立ち上げられ前記荷物の姿勢を保つ一対の立上部と、
    前記一対の立上部で姿勢が保たれた状態の前記荷物を複数の受取口のうちのいずれかに向かって排出するための排出口と、
    前記立上部が前記荷物の姿勢を保った状態で前記荷物を前記排出口に向かって移動させる送出部と
    を備えている
    ことを特徴とする仕分け装置。
  2. 前記排出口を前記複数の受取口のうちのいずれかに対向するように移動させる駆動部をさらに備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の仕分け装置。
  3. 前記駆動部は、鉛直軸を中心とする軌道に沿って前記排出口を移動させるように構成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の仕分け装置。
  4. 前記排出口は複数の開口を有し、
    前記複数の開口として、
    第1の開口と、
    前記第1の開口とは異なる位置に設けられた第2の開口と
    を含み、
    前記送出部は、前記第1の開口と前記第2の開口とのうちのいずれかに向かって前記荷物を移動させるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の仕分け装置。
  5. 前記送出部は、
    前記供給スペースの両側に設けられ前記一対の立上部を兼ねた一対のベルト搬送部と、
    前記一対のベルト搬送部を駆動するベルト駆動部と
    を有している
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の仕分け装置。
  6. 前記一対の立上部は、前記荷物を挟むように構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の仕分け装置。
  7. 前記一対の立上部と前記排出口と前記送出部とをそれぞれに有する複数の仕分け機を有し、
    前記複数の仕分け機として、
    第1の仕分け機と、
    前記第1の仕分け機の下方に配置された第2の仕分け機と
    を含み、
    前記第1の仕分け機は、前記第2の仕分け機の前記供給スペースに向かって前記荷物を排出する移動機構を有している
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の仕分け装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の仕分け装置と、
    荷物を受け取る前記複数の受取口を有し、前記複数の受取口を介して前記仕分け装置から荷物を受け取る荷物受取部と
    を備えている
    ことを特徴とする仕分けシステム。
  9. 前記複数の受取口の各々は、前記立上部の立ち上げられた方向に延びている
    ことを特徴とする請求項8記載の仕分けシステム。
  10. 前記複数の受取口は、仮想円上に並んで配置されかつ前記仮想円の内側に向かって開口しており、
    前記仕分け装置は、前記仮想円の内側に配置され、前記仕分け装置の排出口が前記仮想円に沿って移動するように構成されている
    ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の仕分けシステム。
  11. 前記荷物を搬送し、前記荷物を前記供給スペースに供給する搬送装置をさらに備えている
    ことを特徴とする請求項8〜10のいずれか一項に記載の仕分けシステム。
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