JP3142578B2 - コンベヤセルマトリックスを使用して物品を仕分ける方法及び装置 - Google Patents

コンベヤセルマトリックスを使用して物品を仕分ける方法及び装置

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JP3142578B2 JP08531080A JP53108096A JP3142578B2 JP 3142578 B2 JP3142578 B2 JP 3142578B2 JP 08531080 A JP08531080 A JP 08531080A JP 53108096 A JP53108096 A JP 53108096A JP 3142578 B2 JP3142578 B2 JP 3142578B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、コンベヤを用いた荷役システム、特に荷物
配送システムのハブ施設で使用できる荷物または小包移
送及び仕分けシステムに関する。
従来の技術 大型の荷物配送システムでは、広い地域全体に拡がっ
た数千箇所から集められた数百万個の荷物を主にトラッ
ク及び飛行機で、同様に広い地域全体に分散した多数の
目的地へ輸送しなければならない。そのような配送サー
ビスは、わずか1日の保証時間内に行われる。厳しいス
ケジュールを満足させると共に正確な配送を行うため、
荷物配送会社は自動移送システムを用いて、搬入される
荷物をそれらの目的地に向かう適当な輸送機と組み合わ
せなければならない。
荷物を搬入積み込みドックから搬出輸送機へ移動させ
るため、ベルト及びローラコンベヤシステムが荷物仕分
けシステムにしばしば使用されてきた。一般的に、トラ
ックから降ろされた荷物をコンベヤが作業員のところへ
運び、作業員が荷物に添付されている出荷ラベルの住所
情報を読み取ってそれらを手動で仕分ける。次に、作業
員が荷物を受け取りコンベヤまたはシュートに載せる
と、それらが荷物を搬出トラックに積載するための積み
込みドックへ、または目的地をさらに細分化するために
別の仕上け部へ搬送する。荷物配送システムの分配ハブ
は、同時に作動する20〜60もの仕分け部を備えているで
あろう。垂直に積み重ねた受け取りコンベヤ列を設ける
ことによって、仕分け作業を比較的狭い床空間内に収容
することができる。
コンベヤシステムでの荷役を自動化するため、コンベ
ヤダイバータアセンブリが開発されている。コンベヤダ
イバータの例が、リームクイル(Leemkuil)他の米国特
許第4,798,275号及びブルジュワ(Bourgeois)の米国特
許第4,174,774号に示されており、これらは共に先行技
術として本発明に含まれる。しかし、そのようなダイバ
ータは、主に主線コンベヤから物品をそらすために使用
される。このため、そのようなシステムは占有床空間が
比較的大きい。この問題は、本出願の譲受人に譲渡され
ているボネット(Bonnet)の米国特許第5,284,252号に
示されている回転仕分けシステムによって克服される。
このシステムでは、荷物の出荷ラベルの目的地コードを
機械で読み取り、荷物を回転分配アセンブリに取り付け
られた動力付きコンベヤモジュール上へ移送する。次
に、個々のモジュールを回転させて、水平方向及び垂直
方向の両方に離れた複数の目的地コンベヤの1つに整合
する位置へ上昇または降下させる。そのように整合した
後、モジュールのローラを作動させて、荷物を目的地コ
ンベヤへ送り出す。ボネット特許のシステムでは、占有
床面積が小さい装置で人的介入なしに荷物を迅速に仕分
けることができる。
一部の状況では、荷物を保持しているコンベヤモジュ
ールを積み込み点から送り出し点へ移動させる必要がな
い小型の荷物仕分けシステムを設けることが好都合であ
ろう。
発明の概要 本発明は、一定高さでの仕分けには、コンベヤユニッ
トを1つの場所から別の場所へ移動させる必要がなく、
処理速度が増大し、縦方向に離れた受け取りコンベヤま
たはシュートの列へ荷物を送り出すことができる改良式
荷物仕分けシステム及び方法を提供しようとしている。
本発明によれば、これらの目的は、多方向コンベヤセ
ルの固定マトリックスが荷物を複数の目的地指定場所へ
仕分けるようにした効率的な荷物仕分けシステムで達成
される。好適な実施例では、マトリックスが仕分け荷物
を複数のリフトアセンブリへ送り出し、このリフトアセ
ンブリがさらに荷物を様々な高さの受け取りコンベヤま
たはシュートへ移送する。システムの別の好適な態様に
よれば、コンベヤセル間の側方移送を制御するため、選
択的に上昇するストップバーが設けられている。
全般的に説明すると、それらの態様の1つによれば、
本発明は、物品源から1つずつ現れる連続状の物品を仕
分けるシステムであって、横方向に延びた少なくとも2
つの隣接コンベヤセル列及び長手方向に延びた少なくと
も2つの隣接コンベヤセル列を形成するように配置され
た複数のセルを含む固定コンベヤセルのマトリックスを
含み、第1横方向列内のコンベヤセルの入口セルが、物
品源から物品を受け取るように配置されており、さら
に、マトリックス内の複数のコンベヤセルを作動させ
て、その上の物品を個別に複数の方向の1つへ送り出す
ように接続されているコントローラと、横列の第1横列
以外の少なくとも1列内のコンベヤセルに隣接して配置
された複数の目的地指定場所と、連続状の物品に隣接し
て配置されて、物品に付けられた目的地情報を読み取る
リーダとを含み、コントローラはリーダに応じて作動し
て、入口セルが受け取った各物品をマトリックス内にお
いてセル間で移動させて、目的地情報に対応した目的地
指定場所へ案内するようにしたシステムを提供してい
る。
好適な実施例では、コントローラは、各物品の入口セ
ルから目的地指定場所までの経路を計画して、該経路に
沿った連続コンベヤセルの使用可能性を監視して、次の
コンベヤセルが使用可能である時だけ、物品をそれの経
路に沿って次のコンベヤセルへ移動させることができ
る。システムは、1つのコンベヤセルから別のものへの
物品の進行を感知するように配置された複数のセンサを
含むことができ、これらのセンサはコントローラに接続
されている。センサの入力を使用して、マトリックス内
において荷物を案内し、複数の荷物を仕分けることがで
きる速度を最適化することができる。
別の態様によれば、本発明は物品源から1つずつ現れ
る物品を仕分ける方法であって、物品の各々を物品源か
ら、横方向に延びた少なくとも2つの隣接コンベヤセル
列及び長手方向に延びた少なくとも2つの隣接コンベヤ
セル列を形成するように配置された複数のセルを含む固
定コンベヤセルのマトリックスへ移送する段階と、物品
の各々をマトリックス内においてコンベヤセルの1つか
ら別のものへ、及び複数の目的地指定場所の1つへ移送
する段階とを含む方法を提供している。好適な実施例で
は、本方法はさらに、物品がマトリックスに入った時、
物品の各々から目的地情報を読み取る段階と、物品を目
的地情報に対応した目的地指定場所の1つへ案内する段
階とを含むことができる。
本方法はまた、マトリックス内の、物品を移動させよ
うとする次のコンベヤセルの使用可能性を監視する段階
と、セルが使用可能である時だけ、物品を次のセルへ移
動させる段階とを含むことができる。
さらに別の態様によれば、本発明は、複数の離設ロー
ラをその長手方向軸線と直交する方向に延出したユニッ
ト縁部まで延在させてなるコンベヤユニットにおいて、
ローラの上方においてユニット縁部から内側に離してそ
れに平行に延在させた細長いストッププレートを備えて
おり、1対のアームがローラ間でストッププレートから
下方に延出して、コンベヤユニットの支持部材に回動可
能に取り付けられるようになっており、ストッププレー
トはローラの上方の上昇位置から、ユニット縁部に沿っ
た水平位置へ回動することができ、ストッププレートを
上昇位置と水平位置との間で移動させる手段を備えてい
る側部ストッププレートアセンブリを提供している。好
ましくは、ストッププレートを移動させる手段は、線形
アクチュエータに取り付けられた折り畳み式リンク機構
を含み、ストッププレートが上昇位置にある時、リンク
機構はストッププレートを押し付けた状態で固定してい
る。
本発明の他の目的、特徴及び利点は、好適な実施例及
び添付の図面の以下の詳細な説明を読めば明らかになる
であろう。
図面の簡単な説明 図1は本発明を実施した荷物仕分けシステムの斜視図
である。
図2は図1の仕分けシステムの中心的な高さの位置の
概略上面図である。
図3は図2の3−3線に沿った図1の仕分けシステム
の側部断面図である。
図4は側方移送ストップバーが上昇位置にある時の移
送コンベヤの斜視図である。
図5は側方移送ストップバーが降下位置にある時の移
送コンベヤの斜視図である。
図6は上昇位置にある側方移送ストップバーの側面図
である。
図7は降下位置にある側方移送ストップバーの側面図
である。
図8は側方移送ストップバーアセンブリの分解図であ
る。
図9はリフトアセンブリの部品の分解図である。
図10はリフトアセンブリの側部断面図である。
図11はコントローラへ入力される装置信号及びそれか
ら出力される制御信号を示すブロック図である。
図12は荷物を仕分ける時の状態間の変化に利用される
論理ルーチンを示す、仕分けシステムの状態図である。
図13は荷物を入口コンベヤセルから移送する際に用い
られる論理のフローチャートである。
図14は荷物を入口セルに隣接した第2列のコンベヤセ
ルから移送する際に用いられる論理のフローチャートで
ある。
図15は荷物を図14のセルから右へ移送する際に用いら
れる論理のフローチャートである。
図16は荷物を図14のセルから左へ移送する際に用いら
れる論理のフローチャートである。
図17は荷物を図16のセルから左へ移送する際に用いら
れる論理のフローチャートである。
図18は荷物を図15のセルから右へ移送する際に用いら
れる論理のフローチャートである。
図19は荷物を連続列内で前方へ移送する際に用いられ
る論理のフローチャートである。
図20は分離ストップバーを用いないで荷物を側方へ移
送する際に用いられる論理のフローチャートである。
図21は側部ストップバーを作動させて荷物を側方へ移
送する際に用いられる論理のフローチャートである。
図22は荷物をコンベヤセルからリフトコンベヤへ移送
する際に用いられる論理のフローチャートである。
図23はリフトコンベヤの高さを変化させる際に用いら
れる論理のフローチャートである。
詳細な説明 次に、図面を参照しながら詳細に説明するが、同一番
号は幾つかの図面を通して同一部材を表しており、図1
は本発明を実施した荷物仕分けシステム100を示してい
る。仕分けシステム100は供給アセンブリ200で構成され
ており、このアセンブリは荷物をマトリックス仕分けア
センブリ300へ送る。荷物は、仕分けアセンブリ300から
垂直リフト及び送り出しアセンブリ400へ移送され、そ
こから目的地別出口シュートからなるシュートアレイ50
0へ送り出される。これらのアセンブリを以下に詳細に
説明する。垂直リフトアセンブリ400は、マトリックス
仕分けアセンブリ300から続く目的地指定場所を含み、
シュートアレイ500は、仕分けシステム100内の最終的荷
物目的地を含む。
仕分け及び移送処理はデジタルコントローラ180によ
って行われ、図11ないし図23を参照しながらこれの機能
を後述する。コントローラは、プログラム式汎用パーソ
ナルコンピュータにすることができる。コントローラ
は、すべて後述する様々なコンベヤ及びシュートに組み
込まれた検出器及びセンサから入力を受け取って、荷物
を選択方向へ移送するように作動することをコンベヤに
命令する制御信号を送る。
供給アセンブリ200は、水平に取り付けられたベルト
コンベヤである供給コンベヤ20を備えている。供給コン
ベヤ20の上方に光学スキャナ22を取り付けて、コンベヤ
20に載ってスキャナ22の下方を移動する荷物25を走査で
きるようにしている。荷物25には、バーコードまたは二
次元ちゅう密コード、例えばマクシコード(Maxi Cod
e)表示法等の光学式符号化記号を印刷したラベルが添
貼されている。スキャナは、従来のレーザスキャナか、
電荷結合素子(CCD)センサを備えたベルト越しビデオ
スキャナのいずれでもよい。後者のシステムの例が、米
国特許第5,308,960号に記載されており、これは先行技
術として本説明に含まれる。図2に示されているよう
に、供給コンベヤ20の出口に供給口センサアセンブリ27
が配置されている。センサアセンブリ27は、従来の光電
セルトランスミッタ及びレシーバを備えている。図面で
は、トランスミッタとレシーバ間の光路が点線で示さ
れ、それから参照番号の引出線が出ている。仕分けシス
テム100に関連したすべての荷物位置センサはこの形式
であって、このように示されている。供給コンベヤの出
口から後方に離れた位置に、荷物減速センサ26が配置さ
れている。後述するように、次の下流位置が別の荷物で
ふさがっている場合、供給コンベヤ20上の荷物の前縁部
が減速センサ26を通過した時、供給コンベヤ20の駆動モ
ータ(図示せず)を停止させる。これによって、荷物が
コンベヤ20の出口に隣接した位置で停止する。これを行
うシステムは、付録Bに記載されている。
マトリックス仕分けアセンブリ300は、隣接したコン
ベヤユニットの列を2つ隣接させて配置した固定多方向
コンベヤユニット30〜36のアレイまたはマトリックスを
備えている。図1及び図2に示されているコンベヤユニ
ット30〜36をここではマトリックスのセルと呼ぶ。入口
セル30は、供給コンベヤ20の出口に隣接した位置に配置
されている。供給コンベヤから見た時にセル30の左側に
位置するセル31が、セル30と共に第1横セル列を形成し
ている。第2セル列が、セル30の長手方向前方位置のセ
ル32と、セル31の前方でセル32の左側の位置のセル33
と、セル32の右側の位置のセル34と、セル34の右側の位
置のセル35と、セル33の左側の位置のセル36とで形成さ
れている。
供給アセンブリ200及びマトリックス仕分け機300は、
図1に示されているように上昇高さに支持されており、
これをここでは供給高さと呼ぶ。供給高さは、出口シュ
ート500のアレイの中間に位置して、図3に示されてい
るように、いずれの出口シュートへも最短距離になるよ
うにしている。
多方向コンベヤユニットの一例が図4に示されてい
る。個々の多方向コンベヤユニット30〜36は、ERMANCO
型番UBTXR40のラインシャフトコンベヤに直角ウレタン
ベルト移送ユニットを設けると共に、空気圧供給管継
手、ホース及びソレノイド弁を1/2インチまで大きくす
る変更を加えたものであることが好ましい。ユニットは
クロス部材39で連結された側部フレーム部材38を備えて
いる。複数の動力付きローラ40がフレーム部材間に延在
している。ローラ40間の幾つか隙間内において、ウレタ
ン製の側方移送ベルト42がプーリ43に装着されている。
側方移送ユニット42、43は、ローラ40の間から公知のよ
うにしてローラより上方の位置へ上昇して、動力付きロ
ーラ40の供給方向と直交するいずれかの方向へベルト42
を移動させることができる。動力付きローラの供給方向
が長手方向に、ダイバータベルト42の供給方向が横方向
になるように、ユニット30〜36の取り付け向きが定めら
れている。
コンベヤマトリックスセルとして使用できる別の多方
向ダイバータユニットが、米国特許第4,798,275号及び
第4,174,774号に示されており、これらは先行技術とし
て上記に含まれる。
コンベヤユニット30、32及び33はまた、図1及び図4
に示されているように上昇させて荷物が動力付きローラ
40によって送り出されないようにすることができる変更
形ERMANCO前部ストッププレート48を備えている。標準
的な前部「ポップアップ式」ストッププレートを変更し
てそれらの垂直移動距離を4インチまで増加させ、スト
ッププレートの上昇高さを引き上げることによって、高
速衝撃停止時に荷物が傾斜したり飛び跳ねてストッププ
レートを越えないようにすることができる。また、空気
圧管の直径を1/2インチまで増大させる。
コンベヤユニット34は、図4ないし図8に示されてい
る折り畳み式側方移送ストッププレートアセンブリ50を
備えている。アセンブリ50の目的は図4に示されている
ように、ストッププレート52を動力付きローラ40の縁部
の内側の位置へ選択的に上昇させることである。この位
置にある時、U字形プレート52が側方移送ベルト42の作
用に逆らって荷物25を保持するため、側方移送ベルト42
が降下した時、荷物は動力付きローラ40上に落下して、
荷物が次のコンベヤユニットの側縁部からはみ出る危険
を伴わないでそれの前方移送を行うことができる。側方
移送ストッププレートアセンブリ50は、下流側コンベヤ
がそのアセンブリを設置したコンベヤユニットより狭い
場合にも有益である。そのような側部ストッププレート
は、ローラ40があるために、前部ストップバー48のよう
に単純に垂直に上昇させることができないことは理解さ
れるであろう。
ストッププレート52の、コンベヤユニット34の中心に
面する側部が、低摩擦プラスチックまたはテフロンのシ
ート53で覆われている。「U字形」プレート52のアーム
は、ユニット34の端部付近の2つのローラ40間に延在し
ている。各アームにプレート支持部材56が取り付けら
れ、それの端部はプレート52のアームの底部の位置でピ
ボット継手57を形成している。1対のプレート取り付け
ブロック58がコンベヤユニット34のフレーム38のクロス
部材39に、各支持部材56の下方に1つのブロック58が位
置するようにして固定されている。ブロック58は、ピボ
ット継手57の対応部分を構成し、それによってストップ
プレート52を支持している。このため、ストッププレー
ト52は、図4及び図6に示されている上昇位置から、図
5及び図7に示されているように、プレートが隣接コン
ベヤユニット34及び35のフレーム部材38を横切って平ら
に横たわる後退位置へ回動することができる。後退位置
にある時、ストッププレート52は隣接コンベヤセルのロ
ーラ40間の隙間を埋めるので、側方移送ベルト42による
荷物の円滑な側方移送が容易になる。
ストッププレート52を上昇位置及び後退位置間で移動
させるため、ストッププレートアセンブリ50は2つの多
重リンク機構59を備えており、それらは1対の空気シリ
ンダ60で作動する。シリンダ60はクロス部材39の下方に
取り付けられており、共通のソレノイド弁(図示せず)
によって作動することによって同時動作を行うことがで
きる。コントローラから適当な信号を受け取った時に作
動する。各シリンダ60に設けられた長さ調節式シャフト
62が、ピローブロック63を通過して上方に延出し、終端
がシャフト端部65になっている。線形軸受取り付け具67
がシャフト端部65にピボットピン68で回動可能に連結さ
れており、それに形成された中央内孔に線形軸受70がは
まっている。リンクシャフト71が軸受70内に摺動可能に
はまっており、そのシャフト下端部72がピボットピン77
によってヨーク76に回動可能に連結されている。ヨーク
76はシリンダシャフト62の、プレート取り付けブロック
58と反対側でクロス部材39に取り付けられている。
リンクシャフト71のシャフト上端部74が、軸受70の上
側で1対のリンクアーム80の各々の下端部にピボットピ
ン81で回動可能に連結されている。リンクアーム80の上
端部は、プレート支持部材56のピボット継手57からスト
ッププレート52のアームに沿って上方に離れた位置にピ
ボットピン82で回動可能に連結されている。図示のよう
に、同一な多重リンク機構59がストッププレート52の両
端部に設けられている。
各多重リンク機構59は5つのピボット継手57、68、7
7、81及び82と1本のスライダシャフト71とを備えてい
ることがわかるであろう。シリンダシャフト62が上昇移
動する時、リンク機構は図6に示されている位置を取
り、リンクシャフト71及びリンクアーム80がほぼ同一直
線上に並ぶ。この位置では、リンクアセンブリ59は「ロ
ック」されて、ストッププレート52に接した荷物によっ
て発生する力はリンクアーム80及びリンクシャフト71に
沿って進み、リンクアセンブリを折り畳もうとしない。
この配置によって、ストッププレート52とフレーム38と
の間に堅固な連結状態が発生し、これは完全に伸張した
シリンダシャフト62によって補強、維持される。シリン
ダシャフト62が後退すると、それは機構を折り畳んで、
ストッププレートを図5及び図7に示されている水平位
置へ回動させる。この折り畳み式の側方移送ストッププ
レートアセンブリは他の機械式リンク構造、例えばスラ
イダシャフトを用いないで回動動作を行うものか、他の
形式のアクチュエータを設けることができることを理解
されたい。また、図示の形式のダイバータコンベヤユニ
ット以外のシステム内の直立可能なバリヤとして、それ
を使用することもできる。
コンベヤセルマトリックス内での荷物の横方向移動
は、図2に示されているように、それぞれコンベヤセル
31、35及び36の外側に沿って取り付けられた固定側部ス
トップバー85、86及び87によっても制御される。図1に
示されているように、それぞれコンベヤセル対30/31、3
3/36及び32/34のローラ間の隙間を埋めるため、固定移
送プレート89、90及び91が水平に配置されている。
図2に示されているように、マトリックス仕分け機30
0及びリフト及び送り出しアセンブリ400を通過して出口
シュート500へ進む荷物をコントローラが追跡できるよ
うに、供給口センサアセンブリ27と同様の多くの位置セ
ンサアセンブリが用いられている。センサアセンブリは
すべて、荷物の前縁部が光電セルビームを遮断した時、
及び後縁部がビームから離れた時に、コントローラへ信
号を送ることができる。これらの信号をコントローラが
どのように利用するかを論理フローチャートによって後
述する。第1セル列から第2列への荷物の移送を監視す
るため、2つの前方移送センサアセンブリ94及び95がそ
れぞれコンベヤセル32及び33の入口に配置されている。
セル31への荷物の移送を監視するため、側方移送センサ
アセンブリ97が入口セル30の左側部に沿って配置されて
いる。主にラベルを読み取れない荷物を仕分け機から取
り除くために使用される戻しコンベヤまたはシュート99
への荷物の移送を監視するため、側方移送センサアセン
ブリ98が入口セル30の右側部に沿って設けられている。
セル36への荷物の移送を監視するため、側方移送センサ
アセンブリ96がコンベヤセル33の左側部に沿って設けら
れている。セル35への荷物の移送を監視するため、側方
移送センサアセンブリ101がセル34の右側部に沿って設
けられている。セル34への荷物の移送を監視するため、
側方移送センサアセンブリ102がセル32の右側部に沿っ
て設けられている。リフト及び送り出しアセンブリ400
への荷物の移送を監視するため、前方移送センサアセン
ブリ104、105、106、107及び108がそれぞれセル36、3
3、32、34及び35の前すなわち出口縁部に沿って設けら
れている。
リフト及び送り出しアセンブリ400が図1ないし図
3、図9及び図10に示されている。アセンブリ400は、
マトリックス仕分け機300の第2列のそれぞれコンベヤ
セル36、33、32、34及び35から荷物を受け取る位置に5
つの垂直リフトユニット110〜114を備えている。リフト
ユニットは、本発明と同一所有者の1995年4月12日に出
願された「荷物を上昇させる方法及び装置」と題する米
国特許出願第08/421,675号に記載されており、これは先
行技術として本説明に含まれる。本出願の図10に示され
ているように、垂直リフトユニットの各々は、高さ調節
式の可逆ベルトコンベヤ121を備え、これはコンベヤ121
が供給高さにある時に荷物25を受け取る構造になってい
る。動力付きコンベヤ121は、支持構造体120の上下方向
に移動可能に取り付けられていると共に、可逆作動し
て、荷物25を支持構造体の両側において様々な高さで択
一的に送り出すことができる。
図9は支持構造体120の構造を説明している。図面か
らわかるように、支持構造体は2つの「A」字形支持フ
レーム122をベースプレート126で離隔させて成る。1対
の線形アクチュエータ128が2つの「A」字形支持フレ
ーム122の内側で上方に延在している。線形アクチュエ
ータ128は、公知のいずれの方法でも駆動できるが、タ
イミングベルト駆動装置を用いることが好ましい。ある
いは、スクリュー形線形アクチュエータを用いることも
できる。線形アクチュエータ28は、それの反りの防止及
び補強のために垂直プレート130によって支持されてい
る。線形アクチュエータ128の各々は、線形アクチュエ
ータの長さ方向に移動する構造の線形アクチュエータキ
ャリッジ132を備えている。エンコーダ(図示せず)が
線形アクチュエータのキャリッジ132の垂直位置を監視
して、コントローラ180へ信号を送る。アクチュエータ
減速器134が、線形アクチュエータ128を同時に駆動でき
るように2本の駆動シャフト136で取り付けられている
と共に、モータ138によって駆動される。コントローラ2
0はモータ38の速度及び方向を設定する。
図10に示されているように、動力付きコンベヤ121
は、2つのコンベヤ支持プレート140によって線形アク
チュエータキャリッジ132に取り付けられているため、
動力付きコンベヤ121は線形アクチュエータ128に沿って
支持構造体120を上下方向に移動することができる。動
力付きコンベヤ121は、当該業界では公知のようにして
タイミングベルト146、148を介してモータ142及び減速
器144によって駆動される連続ベルト141を備えている。
コントローラ20はモータ42の速度及び方向を設定する。
各リフトコンベヤ121は、ベルトコンベヤ121上へ移動
した荷物の前縁部がコンベヤ121の両端部間の所定位置
に達した時を感知するように配置された減速センサ150
を備えている。減速センサ150は図2にわかりやすく示
されており、また供給コンベヤ20の減速センサ26と同様
である。後述するように、荷物をコンベヤ121から直ち
に送り出すことができない場合、荷物が減速センサ150
の位置に達すると同時に、コンベヤ121に接続されてい
る駆動モータ142が停止して、荷物はリフトコンベヤ121
上で完全に停止して、必要な垂直移動が行われる。
出口シュート500は、リフトコンベヤ121の1つから荷
物を受け取ることができる位置に入口端部を配置した複
数のシュート160を備えている。図1では、シュート160
に1から18までの番号を付けている。1群の出口シュー
ト160(1〜15及び18のラベルを付けたもの)が、垂直
リフト110〜114のリフトコンベヤ121の垂直移動経路に
隣接した垂直平面上に二次元配列を形成している。5つ
のシュート(2、5、8、11及び14のラベルを付けたも
の)は供給高さに配置されているので、これらの出口シ
ュートへ進む予定の荷物は、仕分け機マトリックスのコ
ンベヤセルから直接的にシュートへ送られ、リフトコン
ベヤ121の垂直移動を伴わない。16及び17のラベルを付
けたシュートは、垂直リフト114の、13及び15のラベル
を付けたシュートと反対側に位置している。シュート16
及び17への送り出しには、垂直リフト114のリフトコン
ベヤ121を逆方向に作動させる必要がある。マトリック
ス仕分け機300の上方及び下方にさらに出口シュート160
を追加して設けることができることは理解されるであろ
う。
各出口シュートは、隣接のリフトコンベヤ121からの
荷物の送り出しを検出するシュート入口センサアセンブ
リ165を入口に備えている。あるいは、使用するセンサ
の総数を低減させるため、シュート内ではなく、リフト
コンベヤ121の両端部にセンサアセンブリを配置しても
よい。
図1には、コンベヤセル32及び33の上方に脚部で支持
されたオプションの集荷ベルトコンベヤ170が示されて
いる。このコンベヤ170は、垂直リフト110または111か
ら荷物を受け取って、それらの荷物を出口シュート16へ
移送することができる。これは、非常に多数の荷物がシ
ュート16を目的地として進むことがわかっている場合に
有益である。送り出されるものを集めることによって、
1つの目的地に対して2つの垂直リフト及び関連の仕分
けセルを使用することができ、仕分けシステム100の処
理能力が向上する。入口センサアセンブリ及び送り出し
センサアセンブリ(図示せず)をコンベヤ170に組み込
むことができる。
作用 次に図11を参照しながら説明すると、コントローラ18
0は仕分けシステム100を通過する荷物の経路指定を調整
する。コントローラは、荷物及びシステム内でのそれの
位置に関する情報をスキャナ22及び様々な位置センサア
センブリ26、27、94〜99、101〜108、150及び165から受
け取る。コントローラは制御信号を送って、供給コンベ
ヤ20、様々なコンベヤセル30〜36の動力付きローラ40、
リフトコンベヤ121、垂直リフト110〜114の線形アクチ
ュエータ、ストップバー48及び52、及び供給コンベヤ及
びリフトコンベヤの減速モードを作動させる。図12はシ
ステム内を進む荷物の状態を示す状態図であって、荷物
を仕分ける時に状態を変化させる際に利用される論理ル
ーチンを示している。図11及び図12に使用されている省
略記号は以下の通りである。
F−T 前方移送
(図19) S−T 側方移送
(図20) S−T/SB 側部ストップバーを作動させた側方移送
(図21) LB−T リフトコンベヤベルトへの移載
(図22) L−S−D 高さシフト及び送り出し
(図23) D 送り出し
(図22) 全体的に説明すると、仕分けしようとする荷物25が、
上流側のコンベヤまたはシュートシステムから自動的
に、または手動で供給コンベヤ20に載置される。個別の
荷物の流れが仕分けシステム100に送り込まれる。コン
ベヤ上の荷物を一列状にする従来の装置を供給コンベヤ
20の上流側に用いることができる。荷物が図12の状態21
0にある時、コントローラ180が供給コンベヤ20を作動さ
せて、荷物25がスキャナ22の下方を通過すると、スキャ
ナが荷物のラベルを読み取って、ラベルからの情報、例
えばバーコードまたはMaxiCode記号に符号化された郵便
番号情報をコントローラへ送る。コントローラはスキャ
ナが読み取った郵便番号または他の住所情報に基づい
て、荷物に目的地棚160を割り当てて、システム内のセ
ル間の経路、続いてリフトコンベヤへの経路、及び適当
な高さの出口シュートへの経路を綿密に計画する。コン
トローラはまた、移送コンベヤセル30〜36が使用中か、
空いているかを監視する。入口セル30が使用中である場
合、コントローラは荷物の前縁部が減速センサ26に到達
した時、供給コンベヤ20を減速して停止させる。
入口セル30が空いている時、コントローラは供給コン
ベヤを作動させて、荷物を前進させて入口セル30に移載
する(状態212)。好ましくは、セル30〜36の動力付き
ローラ40を同一速度で連続的に作動させることによっ
て、セル上へ移載中の荷物がそれの動力付きローラによ
って直ちにセル上へ引き移されるようにする。また、前
部ストッププレート48及び側部ストッププレート52は、
常時上昇位置にある。荷物を再度前方移送して直ちにセ
ル32へ移動させる予定でなければ、前部ストップバー48
が荷物の移動を停止させる。コントローラはセンサ27か
らの信号を監視して、荷物の前縁部がセル30に入る時、
及び荷物の後縁部がセンサ27から離れる時を確認する。
この時、コントローラのメモリが荷物が入っているセル
30及びそれの目的地を記憶する。
コントローラ180は各コンベヤセル30〜36の状態を連
続的に監視して、セルに到着した荷物の処理に論理を適
用する。まず、到着した荷物を別のセルへ移送するため
に適用される論理ルーチンを説明してから(図13ないし
図18)、特定の移送作動のためにそのような論理ルーチ
ンで呼び出されたサブルーチンを説明する(図19ないし
図22)。
荷物をセル30から移動させるためにコントローラが使
用する論理が図13に示されている。コントローラはステ
ップ240で、セル30が使用中かどうかを判断する。そう
である場合、コントローラはステップ242で、荷物の経
路がセル31を含むかどうかを判断する。そうである場
合、ステップ243で側方移送サブルーチンが実行され
て、荷物がセル31へ移動し、図12の状態226になる。側
方移送サブルーチンについては図20と関連付けて後述す
る。セル31が経路に入っていない場合、コントローラは
ステップ244で、経路がセル32を含むかどうかを判断す
る。そうである場合、ステップ245で前方移送サブルー
チンが実行されて、荷物が状態214へ移動する。前方移
送サブルーチンについては図19と関連付けて後述する。
セル32が経路に入っていない場合、ステップ246で側方
移送サブルーチンが実行されて、荷物が戻しシュート99
へ移送され、状態227になる。
荷物をセル32から移動させるためにコントローラが使
用する論理が図14に示されている。コントローラはステ
ップ248で、荷物の後縁部が入口センサ94から離れたか
どうかを判断する。そうである場合、コントローラはス
テップ250で、経路がセル34を含むかどうかを判断す
る。そうである場合、コントローラはステップ251で、
図20に示されているように側方移送を実行して、荷物が
セル34へ移動する(状態216)。そうでない場合、コン
トローラはステップ252で、垂直リフト110のリフトコン
ベヤベルト121が供給高さにあるかどうかを判断する。
そうである場合、コントローラはステップ253で、ベル
ト121がふさがって、荷物を送り出していないかどうか
を判断する。そうである場合、コントローラはベルト12
1が空くか、荷物をシュート5へ送り出す段階に入るま
で待機する。次に、コントローラはステップ254で、リ
フトベルトへの移送サブルーチンを実行して、荷物がリ
フトベルト121へ移動する(状態224)。リフトベルトへ
の移送サブルーチンについては、図22と関連付けて後述
する。
荷物をセル34から移動させるためにコントローラが使
用する論理が図15に示されている。コントローラはステ
ップ258において、セル34が使用中かどうかを判断す
る。セル34への荷物の移動には、常に側方移送ベルト42
によるセル32からの側方移送が伴う。荷物はベルト42の
連続作動によって可動ストッププレート52に押し付けら
れている。この状態が存在する場合、コントローラはス
テップ260で、経路がセル35を含むかどうかを判断す
る。そうである場合、コントローラはステップ261で、
側部ストッププレートを作動させながら側方移送を実行
して、荷物がセル35へ移動する(状態220)。側部スト
ッププレートを作動させた側方移送サブルーチンについ
ては、図21と関連付けて後述する。経路がセル35を含ま
ない場合、コントローラはステップ262で、垂直リフト1
12のリフトコンベヤベルト121が供給高さにあるかどう
かを判断する。そうである場合、コントローラはステッ
プ263で、ベルト121がふさがって、荷物を送り出してい
ないかどうかを判断する。そうである場合、コントロー
ラは、ベルト121が空くか、荷物をシュート2へ送り出
す段階に入るまで待機する。次に、コントローラはステ
ップ264で、側部ストッププレート52を降下させないま
ま側方移送ベルト42の作動を停止させ、リフトベルトへ
の移送サブルーチンを実行して、荷物がリフトベルト12
1へ移動する(状態218)。
荷物をセル31から移動させるためにコントローラが使
用する論理は、直接的前方移送サブルーチンだけで構成
されており、荷物がセル33へ移動する(状態228)。
荷物をセル33から移動させるためにコントローラが使
用する論理が図16に示されている。ステップ270におい
て第1の可能な経路はセル36へ進み(状態232)かつス
テップ272〜274に述べられている垂直リフトがリフト11
1である(状態230)点を除いて、図14のステップと同じ
である。
荷物をセル36から移動させるためにコントローラが使
用する論理が、図17に示されている。コントローラはス
テップ276において、セル36が使用中かどうかを判断す
る。セル34の場合と同様に、セル36への荷物の移動は常
に側方移送ベルト42による、この場合はセル33からの側
方移送が伴う。荷物は、ベルト42の連続作動によって移
動可能な固定側部プレート87に押し付けられている。こ
の状態が存在する場合、コントローラはステップ277
で、垂直リフト114のリフトコンベヤベルト121が供給高
さにあるかどうかを判断する。そうである場合、コント
ローラはステップ278で、ベルト121がふさがっており、
荷物を送り出していないかどうかを判断する。そうであ
る場合、コントローラはベルト121が空くか、荷物をシ
ュート14へ送り出す段階へ入るまで待機する。次に、コ
ントローラはステップ279で、側方移送ベルト42の作動
を停止させ、リフトベルトへの移送サブルーチンを実行
して、荷物がリフトベルト121へ移動する(状態234)。
荷物をセル35から移動させるためにコントローラが使
用する論理が、図18に示されている。ステップ287〜290
に述べられている垂直リフトがリフト113である(状態2
22)点を除いて、図17のステップと同じである。
図19ないし図23のルーチンを荷物経路の例に関連付け
て説明する。第1例として、荷物の目的地が垂直リフト
112及び出口シュート1、2または3のいずれかである
ものとする。図19に示されているように、コントローラ
は前方移送論理サブルーチンを実行する。図19では、セ
ルiからセルjへの前方移送を行う場合のルーチンが包
括的に示されている。コントローラは判断ステップ310
で、現在のセルi(この場合はセル30)が空であるかど
うかを判断する。そうである場合、処理は、荷物が現在
のセルに入るまで待機する。荷物が入っており、前方へ
移動することになっている時、コントローラは判断ステ
ップ312で、前進方向の次のセルj(この場合はセル3
2)がふさがっており、荷物の排出処理中ではないかど
うかを判断する。そうである場合、コントローラはセル
jが空になるか、別の荷物を排出中の状態になるまで待
機する。次に、コントローラは判断ステップ314で、排
出がセルjへの前方移送と一致しない側方移送かどうか
を調べる。そうである場合、コントローラはセルjが側
方移送を実行中でなくなるまで待機する。次に、コント
ローラは判断ステップ316で、セルiが前部ストッププ
レート(セル30用のもの)を備えているかどうかを判断
する。そうである場合、ステップ320でストッププレー
トを降下させると、直ちに運転中のローラ40が荷物をセ
ルjの運転中のローラ上へ前進させる。ステップ322及
び324において、セルiの出口センサ(ここではセンサ9
7)が、荷物がセルiから離れたことを確認してコント
ローラを知らせる。これが確認されて、iのストップバ
ーが存在している(ステップ326)場合、ステップ328で
ストッププレート48が再び上昇する。この時点で、荷物
はセル32へ移送されて(図12の状態214)、セル32の前
部ストッププレートに当接している。
例示の荷物を垂直リフト113へ送る経路の次のステッ
プでは、図20の論理サブルーチンに従ってセル34へ側方
移送する。ここでも、セルiからセルjへの側方移送を
行う場合のルーチンが包括的に示されている。これは、
セルi及びj間に側部ストッププレートがない時だけ、
適用される。コントローラは判断ステップ340で、現在
のセルi(この場合はセル32)が空であるかどうかを判
断する。そうである場合、処理は荷物が現在のセルに入
るまで待機する。荷物が入っており、側方へ移動するこ
とになっている時、コントローラは判断ステップ342
で、側方の次のセルj(この場合はセル34)が空である
かどうかを判断する。そうでない場合、コントローラ
は、セルjが空になるまで待機する。次に、ステップ34
4で、両セルi及びjの側方移送ベルト42を上昇させて
作動させることによって側方移送を開始して、荷物をセ
ルjの方向へ搬送する。ステップ346で、セルj用の入
口センサ(ここではセンサ102)が荷物の後縁部がこの
センサから離れた時、従ってセルiから離れた時にコン
トローラへ信号を送る。次に、ステップ348で、側方移
送動作が停止して、側方移送ベルト42が降下する。
側方移送を行う仕分けシステム300内のすべてのセル
は、固定式または可動式のいずれかの側部ストッププレ
ートを備えて、荷物が側方移動を継続するか(おそらく
セル34からセル35への移動の場合)、或いは前方移送を
行うために動力付きローラ40上へ降ろされるまで、荷物
をセル上に保持することに注意されたい。本例の場合、
荷物は上昇位置のストップバー52で停止する。セル34の
側方移送ベルト42が降下した時、セル34の動力付きロー
ラは荷物を直ちに前方へ移送し始め、コントローラは、
図22に示されているリフトベルトへの移送論理サブルー
チンのステップ416ないし426を実行する。コントローラ
はステップ416で、垂直リフト112のリフトコンベヤベル
ト121のベルト駆動モータ142を起動して、ベルトを前進
方向へ作動させる。判断ステップ418で監視されるよう
に、荷物の前縁部がセル34の出口センサ107をトリガす
ると、コントローラはステップ420で、高さシフトのた
めに荷物がベルト121上で停止しなければならないかを
判断する。そうである場合、ステップ422で前縁部が減
速センサ150をトリガした時、コントローラはステップ4
24でモータ142を停止させる。また、コントローラはス
テップ426で監視して、荷物の後縁部がセンサ107から離
れるまで次の動作を阻止する。この時点で、荷物は図12
に示されている状態218に入っている。
ステップ420で、荷物は直接的にシュート2へ送り出
すことになっていると判断されると、処理はベルト121
を停止させないで、直接的にステップ426へ進む。荷物
がセル34の出口センサ107から離れた時がコントローラ
に知らされて、荷物は直ちにシュート2へ移動する。
他方、荷物が高さシフトのために状態218で停止して
いる場合、図23に示されている高さシフト及び送り出し
論理サブルーチンが実行される。コントローラはステッ
プ430で、荷物がベルト121上にあって、ベルトが停止し
ているかどうかを判断する。そうである場合、コントロ
ーラはステップ432で、リフトモータ138を作動させてベ
ルト121を所望の出口シュート高さへ、上方のシュート
1へ、または下方のシュート3へ進める。ステップ434
で監視して、ベルト121が目的地高さに近づいてくるこ
とを線形アクチュエータのキャリッジ132に対応したエ
ンコーダ信号が表示すると、コントローラはステップ43
6で、ベルト121を、この場合は前方へ駆動し始めて、シ
ュート高さに到達した時には荷物は移動しており、荷物
は直ちにベルト121から出てシュートに入る。コントロ
ーラはステップ438で、荷物の後縁部がシュートセンサ1
65を離れた時を判断し、ステップ439で線形アクチュエ
ータを駆動して、ベルト121を供給高さへ戻す。ステッ
プ440へベルト121が供給高さに近づいていることをエン
コーダの出力が表示すると、コントローラはベルト121
を減速して供給高さに停止させ、次の荷物が積載される
のを待つ。
これによって、第1例の荷物の仕分けが完了する。別
の例を考えて、荷物の目的地が垂直リフト113であると
する。この場合、図21に示されている論理サブルーチン
に従って、荷物をセル34からセル35へ横行させ続ける必
要がある。図20の側方移送サブルーチンの終りに、その
荷物に計画された経路がセル35へ続いている場合、セル
34の側方移送ベルト42の作動を終了しない。コントロー
ラはステップ350で、可動側部ストッププレートアセン
ブリ50を装備した現在のセルi(ここではセル34)上に
荷物があるかどうかを判断する。そうである場合、コン
トローラは次のセルj(ここではセル35)が空であり、
垂直リフト113のリフトコンベヤ121が供給高さで空いて
いるかどうかを判断する。そうである場合、ストッププ
レート52が降下して、ステップ356で監視して、荷物の
後縁部が側方移送センサ101を通過するまで、ステップ3
54で両セルのベルト42による側方移送が行われる。荷物
は固定式側部ストップ86に当接する。この時、荷物は図
12の状態220にある。次に、ステップ358で、側方移送ベ
ルトの作動が停止され、ベルト121の駆動が開始され
る。荷物はセル35の動力付きローラ上に落下して、垂直
リフト113のベルト121上へ移載され、図12の状態222に
なる。上記のように、ベルト121は図22のステップ416な
いし426に従って制御される。必要ならば、適当な出口
高さへのリフトの移動が、上記のように図23に従って実
行される。
さらに別の例を考えて、荷物の目的地が垂直リフト11
0及び出口シュート4、5、6、18のいずれかであると
する。状態214までの荷物の進行は上記の通りである。
次に、図22に従った移送サブルーチンがステップ410で
開始して実行され、ここでコントローラは現在のセル32
が空であるかどうかを判断する。セル32が使用中である
とコントローラが判断した時、コントローラはステップ
412で、垂直リフト110のリフトコンベヤ121がふさがっ
ており、荷物をシュート5へ送り出し中でないかどうか
を判断する。そうである場合、コントローラはリフトコ
ンベヤ121の準備ができるまで待機する。次に、ステッ
プ414で、セル32の前部ストッププレート48が降下し
て、動力付きローラ40が荷物を前進させ始めることがで
きるようにする。同時に、ステップ416で、リフトコン
ベヤベルト121が前方へ作動する。この点から、図22の
ルーチンは上記のように続いて、荷物を状態224へ移動
させる。
以上に特に説明されていないマトリックス内での移
送、例えばセル31、33及び36に関するものは、上記の例
と同様にして実施されることが理解できるであろう。目
的地出口シュートがシュート16または17である場合、リ
フトコンベヤがシュート高さに達した時、コントローラ
が図23の高さシフト及び送り出しサブルーチンのステッ
プ436で、それを逆方向に作動させる。
以上の説明から、仕分け機マトリックス300は荷物を
リフトコンベヤ上へ前進させる前に、荷物のバッファ及
び仕分け機として機能することが理解されるであろう。
多数の荷物がマトリックスバッファ内の様々な位置へ同
時に達することができる。バッファは荷物の水平移送を
それの目的地に基づいて調整する。荷物はそれの次の位
置が空いている場合だけ、マトリックス内及びリフトコ
ンベヤへ移動する。位置センサを用いて、荷物が載置さ
れている現在のコンベヤ、及び荷物の計画経路に沿った
さらに先の他のコンベヤに関する状態情報を得ることに
よって、荷物をマトリックス内で高速移動できるように
コンベヤの作動を最適化することができる。マトリック
スのセルは位置移動しない。リフトコンベヤ121だけが
移動し、それらは垂直に移動するだけである。
以上に本発明の好適な実施例に付いて詳細に説明して
きたが、添付の請求項で限定されている本発明の精神及
び範囲から逸脱しない様々な変更及び修正を加えること
ができることは理解されるであろう。
フロントページの続き (72)発明者 カイ,チュンシン アメリカ合衆国,06812 コネチカット, ニュー フェアフィールド,テイラー ドライブ 1番地 (72)発明者 ジャニック,ジャロスラフ アメリカ合衆国,06488 コネチカット, サウスベリー,ヘリテイジ サークル 4 エー (72)発明者 レッコ,ジョン アメリカ合衆国,06488 コネチカット, サウスベリー,カブラー レーン 158 番地 (56)参考文献 特開 平7−215430(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/64 - 47/72 B65G 47/54

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品供給源(20)から現れる連続状の物品
    (25)を仕分けるため、前記物品供給源(20)から物品
    (25)を受け取って、該物品を複数の非平行方向のいず
    れかへ送り出すことができる複数の二方向コンベヤセル
    (30、32)を有するシステムであって、 横方向に延びた少なくとも2つの隣接二方向コンベヤセ
    ル列(30/31、32/33)及び長手方向に延びた少なくとも
    2つの隣接二方向コンベヤセル列(30/32、31/33)を形
    成するように配置された複数の二方向コンベヤセル(3
    0、31、32、33)を有する固定コンベヤセルのマトリッ
    クスと、 前記マトリックス内の前記複数の二方向コンベヤセルを
    個別に作動させて、 第1物品を前記物品源から前記横列の第1列(30/31)
    の入口コンベヤセル(30)上に受け取り、 前記第1物品を前記入口コンベヤセルから前記第1横列
    の第2コンベヤセル(31)へ横方向に移送し、 第2物品を前記物品源から前記入口コンベヤセル(30)
    上に受け取り、 前記第2物品を前記入口コンベヤセルから前記横列の前
    記第1横列に隣接した第2列(32/33)の第3コンベヤ
    セル(32)へ長手方向に移送し、 前記第1物品を前記第2コンベヤセルから前記第2横列
    の第4コンベヤセル(33)へ長手方向に移送し、 前記第1物品または前記第2物品を第2横列の隣接コン
    ベヤセルへ移送するように接続されたコントローラ(18
    0)とを備えていることを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】前記コントローラは、前記第2物品を前記
    第3コンベヤセル(32)から前記第2横列内に前記第4
    コンベヤセル(33)から離して配置された第5コンベヤ
    セル(34)へ横方向に移送するようにした請求の範囲第
    1項に記載のシステム。
  3. 【請求項3】さらに、前記連続状の物品(25)に隣接し
    て配置されて、前記物品に付けられた目的地情報を読み
    取るリーダ(22)と、 前記横列の前記第1横列(30/31)以外の少なくとも1
    列(32/33)内の前記コンベヤセルに隣接して配置され
    た複数の目的地指定場所(121)とを有し、 前記コントローラ(180)は前記リーダに応じて作動し
    て、前記入口セル(30)が受け取った各物品を前記マト
    リックス内においてセル間で移動させて、前記目的地情
    報に対応した目的地指定場所に向けて案内するようにし
    た請求の範囲第1項に記載のシステム。
  4. 【請求項4】前記コントローラ(180)は、前記物品(2
    5)の各々の前記入口セル(30)から目的地指定場所(1
    21)までの経路を計画して、該経路に沿った連続コンベ
    ヤセルの使用可能性を監視して、次のコンベヤセルが使
    用可能である時だけ、物品をそれの経路に沿って該次の
    コンベヤセルへ移動させるようにした請求の範囲第1項
    に記載のシステム。
  5. 【請求項5】さらに、1つのコンベヤセルから別のもの
    への物品の進行を感知するように配置された複数のセン
    サ(94、95、97)を有し、該センサは前記コントローラ
    に接続されている請求の範囲第4項に記載のシステム。
  6. 【請求項6】さらに、1つのコンベヤセルから次のコン
    ベヤセルへの物品の進行を阻止するように選択的に配置
    可能なストップ(48、52)を有し、前記次のセルが使用
    可能である時、前記コントローラは前記ストップを除去
    する請求の範囲第5項に記載のシステム。
  7. 【請求項7】前記目的地指定場所の少なくとも1つは、
    出口コンベヤ(121)を有する請求の範囲第1項に記載
    のシステム。
  8. 【請求項8】前記目的地指定場所の少なくとも1つは、
    前記物品をシュート(160)へ配送するように配置され
    た出口コンベヤ(121)を有する請求の範囲第1項に記
    載のシステム。
  9. 【請求項9】前記目的地指定場所の少なくとも1つは、
    前記コンベヤセルマトリックスの平面から外れた高さに
    配置された受け取り場所(160)へ前記物品を配送する
    ためのエレベータ(110)を有する請求の範囲第1項に
    記載のシステム。
  10. 【請求項10】複数の前記目的地指定場所は、縦列に配
    置された複数の受け取り場所(160)へ前記物品を配送
    するためのエレベータ(110〜114)を有する請求の範囲
    第1項に記載のシステム。
  11. 【請求項11】前記二方向コンベヤセルは、前記横列及
    び長手方向列の方向に沿った少なくとも2つの非平行方
    向に物品を送り出すことができるユニット(30〜33)を
    備えている請求の範囲第1項に記載のシステム。
  12. 【請求項12】前記マトリックスの前記第1横列は、前
    記隣接した二方向コンベヤセルの少なくとも2つ(30、
    31)を含み、前記マトリックスの前記第2横列は、前記
    隣接した二方向コンベヤセルの少なくとも5つ(32〜3
    6)を有する請求の範囲第11項に記載のシステム。
  13. 【請求項13】前記二方向コンベヤセルは、物品を長手
    方向に移動させるように並べられた複数の動力付きロー
    ラと、該動力付きローラ間で上昇できるように取り付け
    られて、物品を横方向に移動させることができる複数の
    側方移送ベルトとを備えている請求の範囲第12項に記載
    のシステム。
  14. 【請求項14】複数の二方向コンベヤセル(30、32)を
    作動させて、物品(25)の各々を物品源(20)から受け
    取り、該物品を複数の非平行方向のいずれかに送り出す
    段階を有する、物品源から現れる連続状の物品を仕分け
    る方法であって、 横方向に延びた少なくとも2つの隣接コンベヤセル列
    (30/31、32/33)及び長手方向に延びた少なくとも2つ
    の隣接コンベヤセル列(30/32、31/33)を形成するよう
    に配置された複数の前記セル(30、31、32、33)を有す
    る固定二方向コンベヤセルのマトリックスの第1横列
    (30/31)の入口コンベヤセル(30)上に第1物品を前
    記物品源から受け取る段階と、 前記第1物品を前記入口コンベヤセルから前記第1横列
    の第2コンベヤセル(31)へ横方向に移送する段階と、 第2物品を前記物品源から前記入口コンベヤセル(30)
    上に受け取る段階と、 前記第2物品を前記入口コンベヤセルから前記横列の前
    記第1横列に隣接した第2列(32/33)の第3コンベヤ
    セル(32)へ長手方向に移送する段階と、 前記第1物品を前記第2コンベヤセルから前記第2横列
    の第4コンベヤセル(33)へ長手方向に移送する段階
    と、 前記第1物品または前記第2物品を第2横列の隣接コン
    ベヤセルへ移送する段階とを有することを特徴とする方
    法。
  15. 【請求項15】さらに、物品が前記マトリックスに入っ
    た時、前記物品の各々から目的地情報を読み取る段階
    と、 前記物品を、前記マトリックス内でセルからセルへ移動
    させて前記目的地情報に対応する、前記複数の目的地指
    定場所(121)の1つへ案内する段階とを有する請求の
    範囲第14項に記載の方法。
  16. 【請求項16】さらに、前記物品が前記マトリックスか
    ら出る時、 前記物品の少なくとも幾つかを前記マトリックスの平面
    から外れた受け取り場所(160)まで垂直方向に移動さ
    せる段階を有する請求の範囲第14項に記載の方法。
  17. 【請求項17】さらに、前記マトリックス内の、物品を
    移動させようとする次のコンベヤセル(31、32、33)の
    使用可能性を監視する段階と、 前記セルが使用可能である時だけ、前記物品を前記次の
    セルへ移動させる段階とを有する請求の範囲第14項に記
    載の方法。
  18. 【請求項18】さらに、前記次のセルが使用可能になる
    まで、前記次のセルの前のストップ(48、52)を選択的
    に直立させる段階を有する請求の範囲第14項に記載の方
    法。
  19. 【請求項19】さらに、前記第2物品(25)を前記第3
    コンベヤセル(32)から第2横列(32/33)内に前記第
    4コンベヤセル(33)から離して配置された第5コンベ
    ヤセル(34)へ横方向に移送する段階を有する請求の範
    囲第14項に記載の方法。
  20. 【請求項20】さらに、前記第1物品を前記第4コンベ
    ヤセル(33)から第1目的地指定場所(121)へ移送す
    る段階と、 前記第2物品を前記第5コンベヤセル(34)から第2目
    的地指定場所(121)へ移送する段階とを有する請求の
    範囲第19項に記載の方法。
  21. 【請求項21】複数の離設ローラ(40)をその長手方向
    軸線と直交する方向に延出したユニット縁部(38)まで
    延在させており、さらに側部ストッププレートアセンブ
    リを備えたコンベヤユニット(34)であって、 前記ローラの上方において該ユニット縁部から内側に離
    してそれに平行に延在させた細長いストッププレート
    (52)を備えており、1対のアームが前記ローラ間で該
    ストッププレートから下方に延出して、前記コンベヤユ
    ニットの支持部材(58)に回動可能に取り付けられるよ
    うになっており、 前記ストッププレートは、前記ローラの上方の上昇位置
    から、前記ユニット縁部に沿った水平位置へ回動するこ
    とができ、 前記ストッププレートを前記上昇位置と前記水平位置と
    の間で移動させる手段(59、60)を備えているコンベヤ
    ユニット。
  22. 【請求項22】前記ストッププレート(52)を移動させ
    る前記手段は、線形アクチュエータ(60)に取り付けら
    れた折り畳み式リンク機構(59)を有し、前記ストップ
    プレートが前記上昇位置にある時、該リンク機構は前記
    ストッププレートを押し付けた状態で係止している請求
    の範囲第21項に記載のコンベヤユニット。
  23. 【請求項23】前記線形アクチュエータは、前記折り畳
    み式リンク機構(59)の端部の中間に回動可能に取り付
    けられたピストンロッド(62)を有する流体作動式シリ
    ンダ(60)を備えている請求の範囲第22項に記載のコン
    ベヤユニット。
  24. 【請求項24】前記折り畳み式リンク機構(59)は、一
    端部で前記支持部材に回動可能に連結されたシャフト
    (71)を有し、該シャフトは前記ピストンロッドに回動
    可能に連結された軸受(70)内に摺動可能に取り付けら
    れており、前記シャフトの他端部は、前記ストッププレ
    ート(52)に回動可能に連結されたリンクアーム(80)
    に回動可能に連結されている請求の範囲第23項に記載の
    コンベヤユニット。
  25. 【請求項25】さらに、前記ストッププレート上に低摩
    擦材(53)が取り付けられている請求の範囲第24項に記
    載のコンベヤユニット。
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