JP2017056982A - 包装用袋 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、図2のS1〜S3に示すように、まず、平坦に折りつぶした紙筒2の端部を起こし、端部の開口部3を開くようにして左右方向から折り畳むことで、左右一対の三角形状の展開面5、6と、この展開面5、6間の矩形部分とからなる略六角形を形成する。ついで、この略六角形の上下端部7、8をそれぞれ内側に折り畳んで互いに糊付けし、さらにその外側を覆うようにしてアウターパッチ10を貼り付けることで、粉体や粒体を充填するための包装用袋1を形成することができる。
例えば特許文献1では、図10に示すように、アウターパッチ110の裏面側に開封テープ111を設けており、開封テープ111の端部を引っ張るだけで、上端部8の端縁に沿ってアウターパッチ110を裂くことができるようになっている。このような開封手段は、開封した跡が残ることから、流通過程で中身を入れ替えるなどといった偽装工作を防止できるといった利点もある。
他方、取っ掛り112を設けない場合は、衝撃に対する強度が高い反面、開封テープ111の位置が分からない。また、表示をつけるなどして位置を把握できるようにしても破断線が開封テープ111に沿って延びていかないといった問題がある。
また同時に、取っ掛りを設ける位置を、アウターパッチの端部に拘らなければ、耐衝撃性を向上させることができることを見出した。
すなわち、従来、開封テープの端部の位置を示すとともに、1回の操作でアウターパッチを裂くために、アウターパッチの端部に取っ掛りを設けることが通常であったが、これを覆す全く新しい発想に至ったことで課題を解決することができたのである。
上げることで開封する。
取っ掛り12の形状は、開封テープ11の両側に沿って入れられた一対の切込み12a、12aと、これら切り込み12a、12aの中央部同士を繋ぐようにして入れられた切り込み12bとからなる略H字状とした。切り込み12aの長さは20mm、切り込み12bの長さは10mmとした。
上記試験により、アウターパッチ10の裂けは、境界部A、Bに沿って生じることがわかった。これは、落下の衝撃によって生じる、内容物が上下端部7、8を外側に広げようとする力が境界部A、Bに集中するためであると考えられる。また、上下端部7、8の厚みによって、展開面5、6との境界部A、Bには隙間が生じており、この部分が接着されていないことで、他の部分に比べて強度が劣っていることが考えられる。
従って、耐衝撃性を得る方法としては、境界部A、Bの位置や湾曲部Rの範囲を基準に取っ掛り12を設ける位置を定める、具体的には、底端部9の長手方向において、取っ掛り12を、境界部A、B(すなわち上下端部7、8の斜辺7a、8a)よりも中央部側に位置させたり、湾曲部Rを避けて平坦部Fに位置させたりすることが好ましい。
また、上下端部7、8の斜辺7a、8aや、湾曲部Rを避けるために、取っ掛かり12を、底端部9の長手方向の端部から1H(H:底端部9の高さ(短手方向の長さ))以上離れた位置に設ける、すなわち、図5を参照して、底端部9の端部9aから取っ掛り12までの距離LがH以上(L≧H)となるようにしても良い。この場合、取っ掛り12が斜辺7a、8aの延長線上にも位置することはなく、湾曲部Rの影響も受け難いと考えられるところ、安定した耐衝撃性を得られると考えられる。
2・・筒状体(紙筒)
2a・・前面
2b・・後面
3・・開口部
4・・側線
5、6・・三角形状の展開面
5a、6a・・小三角形部分
5b、6b・・内側の小三角形部分
7・・下端部
7a・・斜辺
8・・上端部
8a・・斜辺
9・・底端部
9a・・長手方向の端部
10・・アウターパッチ
11・・開封テープ
12・・取っ掛り
12a、12b・・切り込み
13・・裂け目
14・・インナーパッチ
a・・第1折線
b・・第2折線
c・・第3折線
A・・下端部と展開面との境界
B・・上端部と展開面との境界
F・・平坦部
R・・湾曲部
L・・底端部の長手方向の端部から取っ掛りまでの距離
h1・・底フラップの寸法
Claims (8)
- 筒状体の端部の開口部を折り畳むことで形成された底端部にアウターパッチを貼り付けてなる包装用袋であって、
アウターパッチには、開封テープと、開封テープへの取っ掛りが設けられており、
取っ掛りが、アウターパッチの端部を避けて設けられていることを特徴とする包装用袋。 - 平坦に折りつぶした筒状体の端部を起こし、端部の開口部を開くようにして左右方向から折り畳むことで、左右一対の三角形状の展開面と、この展開面間の矩形部分とからなる略六角形を形成し、この略六角形の上下端部をそれぞれ内側に折り畳むことで底端部を形成し、さらにその外側を覆うようにしてアウターパッチを貼り付けてなる包装用袋であって、
アウターパッチには、開封テープと、開封テープへの取っ掛りが設けられており、
取っ掛りが、略台形状である上下端部の両側の斜辺よりも中央部側に位置していることを特徴とする包装用袋。 - 筒状体の端部の開口部を折り畳むことで形成された底端部にアウターパッチを貼り付けてなる包装用袋であって、
アウターパッチには、開封テープと、開封テープへの取っ掛りが設けられており、
当該包装用袋に内容物を充填することで、底端部に平坦な部分と湾曲した部分とが形成される場合において、取っ掛りが平坦な部分に位置していることを特徴とする包装用袋。 - 筒状体の端部の開口部を折り畳むことで形成された底端部にアウターパッチを貼り付けてなる包装用袋であって、
アウターパッチには、開封テープと、開封テープへの取っ掛りが設けられており、
底端部の短辺方向の長さをH、底端部の長手方向の端部から取っ掛りまでの距離をLとした場合、L≧Hを満たしていることを特徴とする包装用袋。 - 筒状体の端部の開口部を折り畳むことで形成された底端部にアウターパッチを貼り付けてなる包装用袋であって、
アウターパッチには、開封テープと、開封テープへの取っ掛りが設けられており、
取っ掛りが、底端部の中央部近傍に位置していることを特徴とする包装用袋。 - 取っ掛かりが、開封テープの両側に沿って入れられた一対の切り込みと、これら切り込みの中央部を繋ぐようにして入れられた切り込みとからなる請求項1から5のいずれかに記載の包装用袋。
- 米を充填するための袋である請求項1から6のいずれかに記載の包装用袋。
- 底端部に袋内外を連通するバルブを備えている請求項1から7のいずれかに記載の包装用袋。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2015
- 2015-09-17 JP JP2015184194A patent/JP6186407B2/ja active Active
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