JP2017056834A - 内装部品構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】表皮材の縫製線部分に対して、これまでになかったような新たな加飾効果が得られるようにする。【解決手段】芯材2の表面に表皮材3が取付けられている内装部品1の構造に関する。上記表皮材3に角部11が設けられている。この角部11の頂部またはその近傍に沿って突条形成部材13が設けられている。この突条形成部材13の裏面側から突設されている縫代部14が角部11の頂部またはその近傍に設けられている取付孔部15内へ配置されていると共に、上記表皮材3の上記角部11に沿った面16に、上記角部11に沿って、上記縫代部14を固定する縫製線17が設けられている。【選択図】図2

Description

この発明は、内装部品構造に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の前部にインストルメントパネルなどの内装部品が設けられている。
そして、車両に使われる内装部品には、芯材の表面側に表皮材を取付けた二層以上の構造を有するものがある。
このような内装部品には、二枚の表皮材を縫製して繋ぎ合わせたような皮革または皮革調のものを使用している場合がある(例えば、特許文献1参照)。通常、縫製線を有する表皮材は、表皮材の端末が、裏面側へ折り込まれることで、外部からは見えないように隠されている。
特開2003−334895号公報
上記特許文献1に記載された内装部品構造は、通常の縫製線を有する表皮材に関するものであるが、表皮材に対する縫製線加工はほとんどが同じような構造になっているので、見た目が単調であった。そこで、縫製線の部分に、これまでとは異なる雰囲気を出せるようにしたいという要望が出されている。
そこで、本発明は、上記した問題点を解決することを、主な目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
芯材の表面に表皮材が取付けられている内装部品構造において、
前記表皮材に角部が設けられており、
該角部の頂部またはその近傍に沿って突条形成部材が設けられており、
該突条形成部材の裏面側から突設されている縫代部が角部の頂部またはその近傍に設けられている取付孔部内へ配置されていると共に、
前記表皮材の前記角部に沿った面に、前記角部に沿って、前記縫代部を固定する縫製線が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、上記構成によって、表皮材の縫製線部分に対して、これまでになかったような新たな加飾効果を持たせることができる。
本実施の形態にかかる内装部品構造の全体斜視図である。 図1のA部分の拡大図である。 図2のB−B線に沿った断面図である。 図3の変形例の断面図である。 図3の分解図である。 90度以上の角度を有する角部の例を示す断面図である。 90度の角度の角部を細かく組み合わせた例を示す断面図である。 表面に被覆部を設けた突条形成部材の側面図である。 表面に印刷層を設けた突条形成部材の側面図である。 表面に塗装部を設けた突条形成部材の側面図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図10は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
自動車などの車両には、車室内の前部に、図1に示すようなインストルメントパネルなどの内装部品1が設けられている。
そして、図2、図3(または図4)に示すように、このような内装部品1を、芯材2の表面側に表皮材3を取付けた二層以上の構造のものとする。
ここで、内装部品1は、インストルメントパネルに限らず、インストルメントパネルに取付けられる各種の補助パネルや、コンソールや、グローブボックスなどとすることができる。芯材2は、硬質樹脂によって形成される。表皮材3は、軟質樹脂や本皮革や人工皮革などによって形成される。表皮材3の表面には、細かい凹凸状のいわゆるシボ模様が形成されている。
以上のような基本的な構成に対し、この実施例では、以下のような構成を備えるようにしている。
(1)上記表皮材3に角部11が設けられる。
この角部11の頂部またはその近傍に沿って突条形成部材13が設けられる。
そして、図5に示すように、この突条形成部材13の裏面側から突設されている縫代部14を角部11の頂部またはその近傍に設けられた取付孔部15内へ配置(挿入)する。
更に、上記表皮材3の上記角部11に沿った面16に、上記角部11に沿って、上記縫代部14を縫い止める(固定する)縫製線17を設ける。
ここで、角部11は、例えば、内装部品1がインストルメントパネルの場合、インストルメントパネルの上面と手前面との境界部や、インストルメントパネルの上面と側面との境界部などに形成される。角部11は、何度の角度であっても良いが、図3(または図4)の場合には、ほぼ90度の角度とされている。これに対し、角部11を尖らせたいような場合には、図6に示すように、ほぼ180度の角度などとしても良い。また、図7に示すように、90度の角度の角部11を二箇所組み合わせて尖った形状を作っても良い。このような尖った角部11は、例えば、インストルメントパネルに形成される開口部などの部分に採用することができる。
突条形成部材13は、この場合、側面視D字型または、上下に長い長方形状の断面を有するものとされている。突条形成部材13は、表皮材3の数枚分程度の幅寸法(図中、上下寸法)を有して、紙面と直交する方向へ延びる柔軟な長尺部材とされている。この場合、突条形成部材13は、角部11の手前側の面21に設置されている。
縫代部14は、突条形成部材13から車両前方へ向けて突設されている。縫代部14は、長尺の突条形成部材13に対して、所定の間隔を有して間欠的に設けられる。
取付孔部15は、縫代部14に合わせて表皮材3(の角部11の手前側の面21など)に間欠的に形成される。
縫製線17(糸取付部)は、角部11の上側に沿った面16における、縫代部14が存在する範囲内の位置に角部11に沿って形成される。
なお、図3は、突条形成部材13の下側に、地縫い部22と縫い合わせ溝23とを有して、二枚の表皮材3を縫製したものであり、図4は、上記したような地縫い部22と縫い合わせ溝23とを有さない一枚の表皮材3によって構成されたものである。また、芯材2には、縫代部14や地縫いされた端末部などを収容するための段差凹部25,26が適宜形成される。
(2)そして、図7に示すように、上記突条形成部材13には、その表面に被覆部31を設けても良い。
ここで、被覆部31は、どのようなものであっても良いが、例えば、後述するように、表面にシボ模様が形成された表皮材3と同じ素材のものとすることができる。
(3)上記突条形成部材13は、その表面に印刷層41を形成しても良い。
ここで、印刷層41(表示層)は、どのようなものであっても良いが、例えば、後述するように、表皮材3と同じ色や模様などを有するものとすることができる。
(4)上記突条形成部材13は、その表面に塗装部51を形成しても良い。
ここで、塗装部51(着色部)は、どのようなものであっても良いが、例えば、後述するように、表皮材3と同じ色や模様などを有するものとすることができる。
(5)上記被覆部31、上記印刷層41、上記塗装部51は、上記表皮材3を模したものとしても良い。または、上記被覆部31、上記印刷層41、上記塗装部51が、皮革の木端面(こばめん)を模したものとしても良い。
ここで、皮革の木端面とは、皮革の端面のことであり、皮革の表面よりも濃い色を有するものとされる。
<作用効果>この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
自動車などの車両には、車室内の前部に、インストルメントパネルなどの内装部品1が設けられている。この内装部品1に、芯材2の表面側に表皮材3を取付けた二層以上の構造を有するものを用いる。そして、この実施例では、この表皮材3を以下のようにしている。
(作用効果1)
表皮材3に設けられた角部11の頂部またはその近傍に沿って突条形成部材13を配設した。これによって、内装部品1の角部11に対して突条による加飾模様を付けることができる。この際、表皮材3の角部11に沿った面16に角部11に沿って縫製線17を形成することで、突条形成部材13を表皮材3に縫い止めることができると共に、表皮材3を皮革調に見せて、突条形成部材13による突条を皮革の木端面(こばめん)に見せることができる。しかも、木端面をわざと外部に露出するように形成したクラフトマンシップに溢れる高品質な本皮革調の内装部品1であるかのように見せることができる。これにより、内装部品1に対して、これまでにはなかったような高級感のある加飾効果を演出することができる。
(作用効果2)
突条形成部材13の表面に被覆部31を設けた。これにより、突条形成部材13を被覆部31で加飾することができる。
(作用効果3)
突条形成部材13の表面に印刷層41を設けた。これにより、突条形成部材13を印刷層41で加飾することができる。
(作用効果4)
突条形成部材13の表面に塗装部51を設けた。これにより、突条形成部材13を塗装部51で加飾することができる。
(作用効果5)
被覆部31、印刷層41、塗装部51が、表皮材3、または、皮革の木端面を模したものとされた。そして、被覆部31、印刷層41、塗装部51を、表皮材3を模したものとすることにより、突条による加飾模様をリアルに見せることができる。また、被覆部31、印刷層41、塗装部51を、皮革の木端面を模したものとすることにより、本皮革調をよりリアルなものにすることができる。
以上、実施例を図面により詳述してきたが、実施例は例示にしか過ぎないものである。よって、本発明は、実施例の構成にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 内装部品
2 芯材
3 表皮材
11 角部
13 突条形成部材
14 縫代部
15 取付孔部
16 角部に沿った面
17 縫製線
31 被覆部
41 印刷層
51 塗装部

Claims (5)

  1. 芯材の表面に表皮材が取付けられている内装部品構造において、
    前記表皮材に角部が設けられており、
    該角部の頂部またはその近傍に沿って突条形成部材が設けられており、
    該突条形成部材の裏面側から突設されている縫代部が角部の頂部またはその近傍に設けられている取付孔部内へ配置されていると共に、
    前記表皮材の前記角部に沿った面に、前記角部に沿って、前記縫代部を固定する縫製線が設けられていることを特徴とする内装部品構造。
  2. 請求項1に記載の内装部品構造であって、
    前記突条形成部材は、その表面に被覆部を有していることを特徴とする内装部品構造。
  3. 請求項1に記載の内装部品構造であって、
    前記突条形成部材は、その表面に印刷層を有していることを特徴とする内装部品構造。
  4. 請求項1に記載の内装部品構造であって、
    前記突条形成部材は、その表面に塗装部を有していることを特徴とする内装部品構造。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の内装部品構造であって、
    前記被覆部、前記印刷層、前記塗装部が、前記表皮材、または、皮革の木端面を模したものとされていることを特徴とする内装部品構造。
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