JP3205791U - 朱印帳 - Google Patents

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洋二 橋本
洋二 橋本
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有限会社橋本漆芸
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Abstract

【課題】御朱印は、参詣の証だけでなく、芸術性も高いと考えられている。したがって、神聖さと高級感をもち、なおかつ様々な材料で使用できる御朱印帳を提供するものである。【解決手段】塗装処理が施された表表紙10および裏表紙12と、蛇腹折の状態で両端紙の一方が前記表表紙に貼り付けられ、他方が前記裏表紙に貼り付けられた台紙14を有することを特徴とする朱印帳。【選択図】図1

Description

本考案は、表紙のデザインの自由度を高めることができる朱印帳に関し、特に表紙に塗装処理を行った朱印帳に関するものである。
御朱印は、参詣者が写経をお寺に納めた際にもらう印である。近年では、納経しなくても参詣の証としてもらうことができる。さらに、現在では、神社でも参詣の証としてもらうことができる。特に、四国八十八カ所霊場巡りの証として御朱印を集めることは、有名である。御朱印は、紙若しくは木片に記載される。しかし、何箇所も参詣する場合、ばらばらになっては不便である。そこで、古来から御朱印帳が用いられてきた。
御朱印帳は、単に紙を束ねたものや、紙を片綴じにしたものがあった。しかし、このような御朱印帳は、御朱印を1つずつしか見ることができない。そこで、台紙を蛇腹折にした御朱印帳が用いられていた(特許文献1)。
実用新案登録第3203622号公報
御朱印は、一般的には、自筆で記載される部分と捺印される部分からなり、参詣の証だけでなく、芸術性も高いと考えられている。したがって、御朱印を集める御朱印帳も、それにふさわしい装丁にしたいと要望されている。
現在では神聖さを表すデザインとして木目を残した木製の御朱印帳も存在する。しかし、木目を残す場合は、外観の見栄えをよくするために、縦方向に正目になった木片を用いる必要があり、値段が高くなるという課題があった。本考案は、より安い素材を用いても、高級感を出せる御朱印帳を提供するものである。
本考案はこのような課題に鑑みて想到されたものである。より具体的に本考案の朱印帳は、
塗装処理が施された表表紙および裏表紙と、
蛇腹折の状態で両端紙の一方が前記表表紙に貼り付けられ、他方が前記裏表紙に貼り付けられた台紙を有することを特徴とする。
本考案に係る朱印帳は、表表紙と裏表紙を塗装処理を行うことで、高級感を出すことができる。したがって、表紙の基材が正目でない板材だけでなく、紙、プラスチック、金属であっても、同様に高級感や神聖感を持った朱印帳を提供することができる。
本考案に係る朱印帳の概観を示す図である。 本考案に係る朱印帳のデザイン例を示す図である。 朱印帳を開いた状態を示す図である。
以下に本考案に係る朱印帳1を図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明は、本考案の一実施形態について説明するものであり、本考案に係る朱印帳1は、以下の実施形態に限定されるものではない。以下の実施形態は、考案の趣旨を逸脱しない範囲において、改変することができる。
図1に本考案に係る朱印帳1の斜視図を示す。朱印帳1は、表表紙10、裏表紙12、台紙14を含む。表表紙10と裏表紙12は、紙、板材(木製)、革、プラスチック、金属、陶磁器等が公的に利用できる。また、表表紙10と裏表紙12は、同一の材料でなくてもよい。例えば、表表紙10だけが木製であり、裏表紙12は、紙製であってもよい。
大きさは特に限定されるものではない。一般的には、110mm×160mm若しくは120mm×180mmといったサイズがよく使われる。しかし、これに限定されるものではない。
厚みも特に限定されるものではない。本考案に係る朱印帳では、表表紙10および裏表紙12には、塗装処理を行うので、ある程度厚みのある方が処理を行いやすい。一方、あまり分厚いものは、携帯しにくいという問題がある。表表紙10と裏表紙12を木製で形成する場合は、4〜6mm程度の厚みが好適である。
表表紙10と裏表紙12の少なくとも一方には、塗装処理が施される。塗装処理とは、材料の表面に塗料を塗り乾燥させることである。乾燥後、艶出し研磨を行って仕上げてもよい。また、材料の表面に下地処理を行ってから塗装処理を行ってもよい。特に、材料がプラスチックや金属の場合には、予め下地用塗料を塗布してから、塗料を塗るのが望ましい。
塗装処理を行うことで、表表紙10若しくは裏表紙12の表面は、光沢のある滑らかな仕上げとなる。塗装処理の際に、蒔絵を施してもよい。蒔絵は、塗装された表面に、微小な金属粉末で図形を描き、定着させる技法である。塗装処理の後に溝で図形を描き、金属粉末を埋め込む方法をとってもよい。金属粉末は金や銀が好適に利用される。
図2には、表紙のデザイン例を示す。図2(a)は表表紙10であり、図2(b)は裏表紙12である。表表紙10には、花柄模様に「朱印帳」と記載されたデザインが蒔絵によって施されている。裏表紙12には、花柄模様に「和歌浦神社」が蒔絵によって描かれている。
図1を参照して、台紙14は、朱印を描くスペースである。通常は、白い和紙が基材として用いられる。朱印は、墨字と赤印で構成される場合が多いので、台紙が白であれば、よくわかるからである。しかし、白以外の色であってもよいし、和紙以外の素材であってもよい。
台紙14は蛇腹折にされる。蛇腹折とは、長尺の和紙を一定幅毎に山折と谷折を繰り返すことで得られる。一定幅とは、表表紙10及び裏表紙12の幅に相当する幅である。一定幅毎のスペースを「頁14p」(図3参照)と呼ぶ。台紙14は基材となる和紙を予め一定の大きさに切り出し、縦横をあわせて、一方の辺を綴じる方法でもよい。しかし、このような装丁をした場合、頁を見開くと、綴じた部分が盛り上がり、朱印を行いにくい。一方、蛇腹折にしておけば、どの頁もフラットな状態で新たな朱印を行うことができる。
また、蛇腹折にしておくと、後から見る場合も、広げることで、多数の朱印を一度に鑑賞することができる。
台紙14は、二重構造に構成するのが望ましい。朱印は墨字と朱印で構成されるので、1枚の和紙だけだと、裏側に染みてしまい、頁の裏面が使用できなくなるからである。したがって、台紙14は、長尺の和紙基材を一定幅毎に山折と谷折を繰り返した2つの基材(第1基材14aと第2基材14bと呼ぶ。)を山谷が一致するように重ねたものが好適に利用される。
また、互いの基材の折目の部分には折目から5〜10mm程度の幅で、接合部14cが設けられている。この部分で第1基材14aと第2基材14bは接着されるので、朱印帳を開いても第1基材14aと第2基材14bがずれてしまうことはない。
図1(b)には、台紙14の折目の部分の拡大図を示す。第1基材14aと第2基材14bは重ねてある。また、折目の部分で接着部14cが存在する。頁14p(図3参照)は、折目の両端が接着され、頁14pの上下は接着されていないので、筒状に開くことができる。
蛇腹折にされた台紙14の両端の頁を「端紙14t」と呼ぶ。端紙14tは、両端にあるので、それぞれ「端紙14ta」、「端紙14tb」とする。両方の端紙14ta、14tbをまとめて呼ぶ際に「両端紙」と呼んでもよい。
端紙14tは表表紙10および裏表紙12の裏面に接着される。ここで、表表紙10および裏表紙12の裏面とは、塗装処理を行っていない方の面をいう。もし表表紙10および裏表紙12が、ぞれぞれ表裏に渡って塗装処理が行われている場合は、どちらの面を裏面としてもよい。
以上のように構成された朱印帳は、図3に示すように、複数頁14pを一度に広げることで、一枚の頁を平坦にすることができる。図3では、6頁が一度に見えるように開いた状態を示す。ここで、山折は符号14mで表し、谷折は符号14nで表した。このようにすることで、中ほどの頁14pは、1頁に渡り、平らにすることができるので、朱印を行いやすい。
また、頁14pを閉じると図1に示すような外観となる。表表紙10と裏表紙12の少なくとも一方は、塗装処理を施してあるので、美感および高級感に優れている。また、蒔絵を施すことで、美感はさらに高まる。
また、蒔絵は、デザインを描いたシールを貼り付けてもよい。塗装処理の表面は平滑性が高いので、シールも確実に貼り付けることができる。
本考案は、装飾性の高い朱印帳に好適に利用することができる。
1 朱印帳
10 表表紙
12 裏表紙
14 台紙
14a 第1基材
14b 第2基材
14c 接合部
14m 山折
14n 谷折
14p 頁

Claims (2)

  1. 塗装処理が施された表表紙および裏表紙と、
    蛇腹折の状態で両端紙の一方が前記表表紙に貼り付けられ、他方が前記裏表紙に貼り付けられた台紙を有することを特徴とする朱印帳。
  2. 前記表表紙と前記裏表紙の少なくとも一方に蒔絵が施されていることを特徴とする請求項1に記載された朱印帳。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6295368B1 (ja) * 2017-12-21 2018-03-14 野崎印刷紙業株式会社 筆記帳
JP2019130720A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 野崎印刷紙業株式会社 筆記用紙およびそれを用いた筆記帳

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