JP2017056741A - フィルム及び包装体 - Google Patents

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和真 吉田
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和真 吉田
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Abstract

【課題】高耐熱性及び高遮光性のフィルム及び包装体を提供する。【解決手段】2以上の遮光層と、ポリオレフィンを含むシール層とを含み、前記2以上の遮光層のそれぞれの層は、ポリオレフィン、カーボンブラック及び酸化チタンを含み、前記2以上の遮光層のそれぞれの層のカーボンブラックの含有量は0.1〜20.0重量%であり、前記2以上の遮光層のそれぞれの層の酸化チタンの含有量は0.1〜30.0重量%であるフィルム。【選択図】なし

Description

本発明は、フィルム及び包装体に関する。
近年、包装の軟包材化や環境対応等の市場ニーズの高まりから、包装用フィルムとして、レトルトパウチ、詰め替え用パウチ、電子レンジ食品用フィルム等が販売されている。
アルミニウム箔層やアルミニウム蒸着層を備えた構成では、電子レンジでの使用ができず、遮光層の形成に製造コストがかかり、リサイクルしにくく環境保護の要請に応えることができない。
特許文献1では、白色顔料をもちいたエチレン−α−オレフィン共重合体のフィルムが提案されている。
また、特許文献2では、ポリエチレン系樹脂と、カーボンブラック及び酸化チタンとを用いたフィルムが提案されている。
特開平11−091042号公報 国際公開第2005/005137号
本発明の目的は、高耐熱性及び高遮光性のフィルム及び包装体を提供することである。
しかしながら、本発明者らが、特許文献1及び2のフィルムについて、調べたところ、レトルト処理後のシール強度が不足することが分かった。
本発明者らは、鋭意検討した結果、添加剤を1つの層に多く添加すると、層内での破壊のきっかけや層間の界面強度の低下を招き、剥離が生じてしまうため、結果としてシール強度が低くなることを見出し、本発明を完成させた。
本発明によれば、以下のフィルム及び包装体が提供される。
1.2以上の遮光層と、
ポリオレフィンを含むシール層とを含み、
前記2以上の遮光層のそれぞれの層は、ポリオレフィン、カーボンブラック及び酸化チタンを含み、
前記2以上の遮光層のそれぞれの層のカーボンブラックの含有量は0.1〜20.0重量%であり、前記2以上の遮光層のそれぞれの層の酸化チタンの含有量は0.1〜30.0重量%であるフィルム。
2.前記2以上の遮光層のそれぞれの層のポリオレフィン及びシール層のポリオレフィンが、オレフィン共重合体である1に記載のフィルム。
3.前記2以上の遮光層のそれぞれの層のポリオレフィン及びシール層のポリオレフィンが、エチレン共重合体を含む1又は2に記載のフィルム。
4.前記2以上の遮光層のそれぞれの層のポリオレフィン及びシール層のポリオレフィンが、プロピレン−エチレンブロック共重合体を含む1〜3のいずれかに記載のフィルム。
5.前記プロピレン−エチレンブロック共重合体の非晶部粘度ηが4.0dl/g以下である4に記載のフィルム。
6.前記2以上の遮光層のそれぞれの層のポリオレフィン及びシール層のポリオレフィンが、さらにエチレン−α−オレフィン共重合体を含む4又は5に記載のフィルム。
7.250nm、550nm及び850nmの各波長の光線透過率が10%以下である1〜3のいずれかに記載のフィルム。
8.レトルト食品包装用シーラントフィルムである1〜7のいずれかに記載のフィルム。
9.1〜8のいずれかに記載のフィルムを含む包装体。
10.さらに、基材フィルムを含む9に記載の包装体。
本発明によれば、高耐熱性及び高遮光性のフィルム及び包装体が提供できる。
本発明のフィルムは、2以上の遮光層と、ポリオレフィンを含むシール層とを含み、2以上の遮光層のそれぞれの層は、ポリオレフィン、カーボンブラック及び酸化チタンを含み、2以上の遮光層のそれぞれの層のカーボンブラックの含有量は0.1〜20.0重量%であり、2以上の遮光層のそれぞれの層の酸化チタンの含有量は0.1〜30.0重量%である。
これにより、2以上の遮光層のそれぞれの層当たりのカーボンブラック及び酸化チタンの含有量を低減しても遮光性が発現し、シール強度を向上できる。従って、レトルト殺菌に耐え、長期保存が可能となる。
また、電子レンジ対応、金属探知機を使用可能にするため、アルミニウムを使わず、一定の遮光性を有することもできる。
2以上の遮光層は、2〜3層の遮光層が好ましく、2層の遮光層がより好ましい。
2以上の遮光層のそれぞれの層のポリオレフィンは、ホモポリオレフィン、オレフィン共重合体等が挙げられる。オレフィン共重合体が好ましい。
オレフィンとしては、エチレン、プロピレン、ブテン、ヘキセン、α−オレフィン等が挙げられる。
α−オレフィンとしては、1−ブテン、1−ヘキセン等が挙げられる。
ホモポリオレフィンとしては、ホモポリエチレン、ホモポリプロピレン等が挙げられる。
オレフィン共重合体は、ブロック共重合体でも、ランダム共重合体でもよく、これらの混合物でもよい。
オレフィン共重合体としては、エチレン共重合体等が挙げられる。
エチレン共重合体としては、プロピレン−エチレン共重合体、エチレン−α−オレフィン共重合体等が挙げられる。
エチレン−α−オレフィン共重合体としては、プロピレン−1−ブテン共重合体、プロピレン−1−ヘキセン共重合体等が挙げられる。
エチレン共重合体は、重合体全体に対して、エチレンを5〜30モル%含むことが好ましく、10〜25モル%がより好ましい。
オレフィン共重合体は、耐衝撃性の観点から、プロピレン−エチレンブロック共重合体を含むことが好ましく、さらにエチレン−α−オレフィン共重合体を含むことがより好ましい。
ポリオレフィンは、メルトフローレート(Melt Flow Rate:以下、MFRと称す)が0.1g/10分以上20g/10分以下であることが好ましい。0.5g/10分以上15g/10分以下がより好ましく、さらに好ましくは2g/10分以上10g/10分以下である。
MFRが0.1g/10分未満の場合、押出成形時のダイスリップ部でのせん断応力が強くなり、結晶化を促進して透明性が低下するおそれがある。一方、MFRが20g/10分を超える場合、熱成形時にドローダウンが大きくなって成形性が低下するおそれがある。
MFRの測定については、例えば、JIS−K7210に準拠し、230℃で測定できる。
ポリオレフィンの密度は、0.7〜1.2g/cmが好ましく、0.75〜1.0g/cmがより好ましい。
ポリオレフィンの密度は、例えば試験温度23℃で、JIS−K7112の「プラスチック−非発泡プラスチックの密度及び比重の測定方法」に準拠して、測定できる。
プロピレン−エチレンブロック共重合体について、プロピレン−エチレンブロック共重合体の非晶部(非晶成分)粘度ηは、4.0dl/g以下が好ましく、0.5〜3.5dl/gがより好ましい。
4.0dl/g以下の場合、シール強度を向上させやすくなる。
プロピレン−エチレンブロック共重合体の非晶部粘度ηは、例えばマイクロウェーブオーブンMARS X(CEM Japan株式会社製)等を用いて、結晶化分別し、非晶部と結晶部とに分け、全自動粘度測定装置VMR−053UPC−F01(株式会社離合社製)等を用いて測定できる。
ポリオレフィンは、1種単独でも、2種以上を組み合わせてもよい。
ポリオレフィンの含有量は、2以上の遮光層のそれぞれの層全体に対して、50.0〜99.8重量%が好ましく、65.0〜99.8重量%がより好ましく、80.0〜99.8重量%がさらに好ましく、91.6〜99.7重量%が特に好ましく、92.15〜99.6重量%が最も好ましい。
カーボンブラックの含有量は、2以上の遮光層のそれぞれの層全体に対して、0.1〜20.0重量%であり、0.1〜15.0重量%が好ましく、0.l〜10.0重量%がより好ましく、0.1〜0.4重量%がさらに好ましく、0.1〜0.35重量%が特に好ましい。
酸化チタンの含有量は、2以上の遮光層のそれぞれの層全体に対して、0.1〜30.0重量%であり、0.1〜20.0重量%が好ましく、0.1〜10.0重量%がより好ましく、0.2〜8.0重量%がさらに好ましく、0.3〜7.5重量%が特に好ましい。
2以上の遮光層のそれぞれの層は、本質的に、ポリオレフィン、カーボンブラック、酸化チタンからなっており、本発明の効果を損なわない範囲で他に不可避不純物を含んでもよい。
2以上の遮光層のそれぞれの層の、例えば、80〜100重量%以上、90〜100重量%以上、95〜100重量%以上、98〜100重量%以上又は100重量%が、ポリオレフィン、カーボンブラック、酸化チタンからなっていてもよい。
2以上の遮光層のそれぞれの層の厚みは、1〜150μm等が挙げられる。
2以上の遮光層のそれぞれの層は、同一でもよく、異なっていてもよい。厚み以外が同一であることが好ましい。
シール層のポリオレフィンは、2以上の遮光層のそれぞれの層のポリオレフィンと同様のものが挙げられる。
シール層のポリオレフィンは、2以上の遮光層のそれぞれの層のポリオレフィンと同一でもよく、異なっていてもよい。同一であることが好ましい。
シール層は、本質的に、ポリオレフィンからなっており、本発明の効果を損なわない範囲で他に不可避不純物を含んでもよい。
シール層の、例えば、80〜100重量%以上、90〜100重量%以上、95〜100重量%以上、98〜100重量%以上又は100重量%が、ポリオレフィンからなっていてもよい。
シール層の厚みは、1〜50μmが好ましく、5〜40μmがより好ましい。
2以上の遮光層のそれぞれの層において、遮光層の1つの層の、少なくとも1つの面が、他の遮光層に接することが好ましい。
2以上の遮光層の少なくとも1つの層が、シール層の少なくとも1つの面に接することが好ましく、2以上の遮光層の1つの層が、シール層の1つの面に接することがより好ましい。
2以上の遮光層のそれぞれの層のうち、シール層から最も遠い層を、第1の遮光層と呼び、シール層に近づく順に、第2の遮光層、第3の遮光層、と呼ぶことが好ましい。
遮光層が2層の場合、第1の遮光層、第2の遮光層、シール層の順で含むことが好ましい。
本発明のフィルムについて、250nmの光線透過率は10%以下であることが好ましく、5%以下がより好ましい。下限値は特に制限されないが、0%でもよい。
本発明のフィルムについて、550nmの光線透過率は10%以下であることが好ましく、5%以下がより好ましい。下限値は特に制限されないが、0%でもよい。
本発明のフィルムについて、850nmの光線透過率は10%以下であることが好ましく、5%以下がより好ましい。下限値は特に制限されないが、0%でもよい。
本発明のフィルムについて、250〜850nmの各波長の光線透過率は10%以下であることが好ましく、5%以下がより好ましい。また、250nm、550nm及び850nmの各波長に対する光線透過率が10%以下であることが好ましく、5%以下がより好ましい。
下限値は特に制限されないが、0%でもよい。
250nm、550nm及び850nmの各波長に対する光線透過率が10%以下の場合、通常、250〜850nmの各波長の光線透過率が10%以下であるとすることができる。
光線透過率は、例えば、自記分光光度計を用いて測定できる。
本発明のフィルムは、食品包装等に用いることができ、レトルトパウチ、電子レンジ食品用フィルム、包装用フィルム等として用いることができる。
本発明のフィルムは、レトルト食品包装用シーラントフィルムであることが好ましい。
本発明の包装体は、上述のフィルムを含む。さらに、基材フィルムを含むことが好ましい。
基材フィルムとしては、ナイロンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、二軸延伸ポリプロピレンフィルム、エチレン−ビニルアルコールフィルム等が挙げられる。
基材フィルムの厚みは、1〜50μmが好ましい。
本発明の包装体は、食品包装等に用いることができる。
次に実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明する。本発明は、以下の実施例及び比較例により制限されるものではない。
製造例1
プロピレン−エチレンブロック共重合体(プライムポリプロF703、株式会社プライムポリマー製、MFR:3.5g/10分、密度:0.900g/cm、非晶部粘度η:2.8dl/g、プロピレン:エチレン(モル比)が81.1:18.9)92.0重量%、及びエチレン−α−オレフィン共重合体(タフマーP−0680、三井化学株式会社製、MFR:0.8g/10分、密度0.860g/cm)8.0重量%を配合し、ドライブレンドで予備混合した。
得られた予備混合物を、連続混練押出機KCK80−35VEX(株式会社ケイ・シー・ケイ製)を用いて200〜230℃で混練し、ストランドカットを用いてペレット化し、ペレット1を得た。
製造例2
配合について、プライムポリプロF703を85.7重量%、タフマーP−0680を8.0重量%、カーボンブラック0.3重量%、及び酸化チタン6.0重量%とした以外、製造例1と同様に、ペレット化し、ペレット2を得た。
製造例3
配合について、プライムポリプロF703を82.55重量%、タフマーP−0680を8.0重量%、カーボンブラック0.45重量%、及び酸化チタン9.0重量%とした以外、製造例1と同様に、ペレット化し、ペレット3を得た。
製造例4
配合について、プロピレン−エチレンブロック共重合体(NOVATEC BC5FA、日本ポリプロ株式会社製、MFR:3.5g/10分、密度:0.900g/cm、非晶部粘度η:1.9dl/g、プロピレン:エチレン(モル比)が81.3:18.7)92.0重量%、及びタフマーP−0680を8.0重量%とした以外、製造例1と同様に、ペレット化し、ペレット4を得た。
上述のプロピレン−エチレンブロック共重合体の非晶部粘度ηは、マイクロウェーブオーブンMARS X(CEM Japan株式会社製)を用いて、プロピレン−エチレンブロック共重合体を結晶化分別し、非晶部と結晶部とに分け、全自動粘度測定装置VMR−053UPC−F01(株式会社離合社製)を用いて、非晶部及び結晶部のそれぞれの粘度(η)を測定して、求めた。
また、プロピレン−エチレンブロック共重合体及びエチレン−α−オレフィン共重合体の密度は、試験温度23℃で、JIS−K7112の「プラスチック−非発泡プラスチックの密度及び比重の測定方法」に準拠して、測定した。
プロピレン−エチレンブロック共重合体のMFRの測定については、JIS−K7210に準拠して230℃で測定した。
実施例1
(フィルムの製造)
製造例2で得られたペレット2をラミネート層(第1の遮光層)用押出機に投入し、製造例2で得られたペレット2を中間層(第2の遮光層)用押出機に投入し、製造例1で得られたペレット1をシール層用押出機に投入し、220℃に加熱した。インフレーション装置を用いて、多層共押出しインフレーション成形により、フィルムを製造した。
(厚みの測定)
得られたフィルムについて、ラミネート層の厚み、中間層の厚み及びシール層の厚みを、断面観察により測定した。結果を表1に示す。
(光線透過率の測定)
得られたフィルムについて、自記分光光度計UV−2450(株式会社島津製作所製)を用い、透過法によって、250nm、550nm及び850nmの各波長に対する光線透過率を測定した。この光線透過率は、入射光に対する透過光を%表示したものである。結果を表1に示す。
(シール強度の測定)
熱傾斜試験機HG−100−2(株式会社東洋精機製作所製)により、得られたフィルム2枚をシールした。具体的には、まず、2枚のフィルムのシール層同士を重ねた。HG−100−2の上部の熱板、12μmのポリエステルフィルムFE2001(フタムラ化学株式会社製)、及び重ねた2枚のフィルムを、この順で配置した。その配置のまま、上部の熱板を、下部板に、押し当て、190℃、0.2MPa、1秒間プレスし、シールした。シール直後に、シールしたフィルムを水冷し、1日静置した。
静置したフィルムについて、引張試験機AGS−X(株式会社島津製作所製)を用いて、200mm/分の引張速度で、T字剥離により、シール強度を測定した。結果を表1に示す。
比較例1
製造例1で得られたペレット1をラミネート層用押出機に投入し、製造例3で得られたペレット3を中間層用押出機に投入し、製造例1で得られたペレット1をシール層用押出機に投入した以外、実施例1と同様に、フィルムを製造し、評価した。結果を表1に示す。
比較例2
製造例4で得られたペレット4をラミネート層用押出機に投入し、製造例4で得られたペレット4を中間層用押出機に投入し、製造例4で得られたペレット4をシール層用押出機に投入した以外、実施例1と同様に、フィルムを製造し、評価した。結果を表1に示す。
比較例3
製造例1で得られたペレット1をラミネート層用押出機に投入し、製造例1で得られたペレット1を中間層用押出機に投入し、製造例1で得られたペレット1をシール層用押出機に投入した以外、実施例1と同様に、フィルムを製造し、評価した。結果を表1に示す。
Figure 2017056741
実施例1のフィルムは、各波長に対する光線透過率はいずれも低く、高い遮光性を備え、シール強度が向上することが確認された。

Claims (10)

  1. 2以上の遮光層と、
    ポリオレフィンを含むシール層とを含み、
    前記2以上の遮光層のそれぞれの層は、ポリオレフィン、カーボンブラック及び酸化チタンを含み、
    前記2以上の遮光層のそれぞれの層のカーボンブラックの含有量は0.1〜20.0重量%であり、前記2以上の遮光層のそれぞれの層の酸化チタンの含有量は0.1〜30.0重量%であるフィルム。
  2. 前記2以上の遮光層のそれぞれの層のポリオレフィン及びシール層のポリオレフィンが、オレフィン共重合体である請求項1に記載のフィルム。
  3. 前記2以上の遮光層のそれぞれの層のポリオレフィン及びシール層のポリオレフィンが、エチレン共重合体を含む請求項1又は2に記載のフィルム。
  4. 前記2以上の遮光層のそれぞれの層のポリオレフィン及びシール層のポリオレフィンが、プロピレン−エチレンブロック共重合体を含む請求項1〜3のいずれかに記載のフィルム。
  5. 前記プロピレン−エチレンブロック共重合体の非晶部粘度ηが4.0dl/g以下である請求項4に記載のフィルム。
  6. 前記2以上の遮光層のそれぞれの層のポリオレフィン及びシール層のポリオレフィンが、さらにエチレン−α−オレフィン共重合体を含む請求項4又は5に記載のフィルム。
  7. 250nm、550nm及び850nmの各波長の光線透過率が10%以下である請求項1〜3のいずれかに記載のフィルム。
  8. レトルト食品包装用シーラントフィルムである請求項1〜7のいずれかに記載のフィルム。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のフィルムを含む包装体。
  10. さらに、基材フィルムを含む請求項9に記載の包装体。
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