JP2017056540A - 充電式工具 - Google Patents

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【課題】カバーなどの別部材を使用しなくてもバッテリー取付部への切粉や粉塵の侵入を低減することができる充電式工具を提供する。【解決手段】モータ25と、前記モータ25により駆動される出力部29と、前記モータ25の動力源となるバッテリー40と、前記バッテリー40を装着可能なハウジング11と、を備え、前記ハウジング11と前記バッテリー40との装着面Aを、前記出力部29の出力方向に対して傾けて配置した。【選択図】図2

Description

この発明は、充電式工具に関し、特に、バッテリー装着部への粉塵等の侵入防止に特徴を有する充電式工具に関する。
バッテリーによって駆動する充電式工具は電源コードがないため、電源コードを有する工具と比較して作業方向や作業姿勢に自由度がある。このため、例えば天井に向けた上向き作業にも多用されている。
ところで、充電式工具を上向き姿勢で使用すると、充電式工具の前面に切粉や粉塵が落下してくるため、切粉や粉塵がバッテリー取付部の隙間から工具内部に侵入する場合がある(図5参照)。切粉や粉塵がバッテリー取付部の内部に侵入すると、バッテリーを着脱するためのレールやバッテリー端子などに切粉や粉塵が付着し、導通不良や動作不良の原因となるおそれがある。また、切粉や粉塵が付着した状態でバッテリーの着脱を繰り返すと、切粉や粉塵によってレールが削られて摩耗し、更に切粉や粉塵が侵入しやすくなるという問題がある。
なお、特許文献1には、バッテリー保持部とバッテリーパックとの結合部分を含んでバッテリーパックを覆う袋状のカバーを設けた構成が開示されている。このようなカバーを使用すれば、切粉や粉塵がバッテリー取付部の内部に侵入することを防ぐことができる。
特許第5587801号公報
しかし、上記した特許文献1記載の構造では、バッテリーの着脱のたびにカバーを取り外さなければならず、作業が煩雑であった。
そこで、本発明は、カバーなどの別部材を使用しなくてもバッテリー取付部への切粉や粉塵の侵入を低減することができる充電式工具を提供することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
請求項1記載の発明は、モータと、前記モータにより駆動される出力部と、前記モータの動力源となるバッテリーと、前記バッテリーを装着可能なハウジングと、を備え、前記ハウジングと前記バッテリーとの装着面を、前記出力部の出力方向に対して傾けて配置したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、前記バッテリーは、前記ハウジングに対して下方からスライド装着されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は2に記載の発明の特徴点に加え、前記ハウジングは、前記バッテリーの前面側を覆うカバー部を備えていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記充電式工具の内部に冷却風を供給するファンと、前記冷却風を取り込み又は排出するための風窓と、を備え、前記風窓は、前記バッテリーが装着されるバッテリー装着部の裏側において開口形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記風窓に臨むように前記モータを制御する制御回路基板を配置したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明は上記の通りであり、ハウジングとバッテリーとの装着面を、出力部の出力方向に対して傾けて配置した。このような構成によれば、バッテリーの装着面が出力部の先端側とは異なる方向を向くことになる。よって、充電式工具を上向き姿勢で使用することで充電式工具の前面に切粉や粉塵が落下してきたときでも、バッテリーの装着面に切粉や粉塵が直接降りかかることがなく、切粉や粉塵の侵入を防ぐことができる。
また、請求項2に記載の発明は上記の通りであり、前記バッテリーは、前記ハウジングに対して下方からスライド装着される。このような構成によれば、機械の下方にバッテリーを挿入するための開口を設ければよいので、より効果的に切粉や粉塵の侵入を防ぐことができる。
また、請求項3に記載の発明は上記の通りであり、ハウジングはバッテリーの前面側を覆うカバー部を備えている。このような構成によれば、充電式工具を上向き姿勢で使用することで充電式工具の前面に切粉や粉塵が落下してきたときでも、カバー部によってバッテリーの前面側が覆われているので、切粉や粉塵の侵入を防ぐことができる。また、カバーの着脱作業が発生することもないので、煩雑な作業も必要ない。
また、請求項4に記載の発明は上記の通りであり、前記充電式工具の内部に冷却風を供給するファンと、前記冷却風を取り込み又は排出するための風窓と、を備え、前記風窓は、前記バッテリーが装着されるバッテリー装着部の裏側において開口形成されている。このような構成によれば、風窓が後方に向けて開口しており、しかもバッテリーやバッテリー装着部の裏側に隠れているので、風窓からの切粉や粉塵の侵入を防ぐことができる。
また、請求項5に記載の発明は上記の通りであり、前記風窓に臨むように前記モータを制御する制御回路基板を配置した。このような構成によれば、風窓付近に制御回路基板が配置されることになり、風窓付近で流速を増した冷却風が制御回路基板に当たるので、効率的に制御回路基板を冷却することができる。
充電式工具の側面図である。 (a)バッテリー装着前の充電式工具の断面図、(b)バッテリー装着前の充電式工具の底面図である。 (a)バッテリー装着後の充電式工具の断面図、(b)バッテリー装着後の充電式工具の底面図である。 充電式工具の内部を示す一部拡大断面図である。 従来の充電式工具の側面図である。
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。なお、以下の説明において「前」とは、充電式工具10の出力方向(先端工具が突出した先端方向)を意味する。
本実施形態に係る充電式工具10は、先端工具を往復動させることにより打撃を生じさせるハンマドリルである。図1に示すように、この充電式工具10の先端部には、ドリルビットやブルポイントなどの先端工具(図示せず)を着脱可能な先端工具取付部10aが設けられている。この先端工具取付部10aに先端工具を取り付けた後に、先端工具をコンクリートや石材等の対象物に押し付けて充電式工具10を駆動させると、先端工具で穿孔や破砕を行うことができる。なお、本実施形態においてはハンマドリルを例に説明するが、本発明の実施形態としてはハンマドリルに限らず、他の種類の充電式工具10であってもよい。
この充電式工具10は、図2及び図3に示すように、ハウジング11と、モータ25と、出力部29と、ファン26と、トリガスイッチ28と、バッテリコネクタ27と、バッテリー40と、制御回路基板30と、を備えている。
ハウジング11は、充電式工具10を覆うケース部材であり、機械の前側を覆う本体ハウジング12と、本体ハウジング12の後部に連設されるグリップハウジング13と、を備えている。
本体ハウジング12は、出力部29を収容する機構収容部12aと、機構収容部12aの後方に連設されたモータ収容部12bと、機構収容部12aの下方に設けられたバッテリー装着部12cと、を備える。
機構収容部12aは、出力部29を収容するコーン形状の部位であり、内部が密閉された状態でモータ収容部12bに接合されている。
モータ収容部12bは、モータ25及びファン26を収容する短筒状の部位である。このモータ収容部12bの側方には、ファン26が作動したときに外部へ空気を排出するためのスリット(図示せず)が形成されている。
バッテリー装着部12cは、バッテリー40を取り付けるための部位である。このバッテリー装着部12cは、機構収容部12aの下方に配置され、後述するグリップ部13bと略平行に設けられている。このバッテリー装着部12cの前面には、バッテリー40の摺動をガイドするレール部が形成されており、バッテリー40を下方からスライドさせて取り付け可能となっている。このバッテリー装着部12cの前面は、バッテリー40を電気的に接続するバッテリー40の装着面A(図2参照)である。バッテリー40は、この装着面Aに沿ってスライドされるため、装着面Aはバッテリー40のスライド方向と平行となっている。
このバッテリー装着部12cの内部には、制御回路基板30及びバッテリコネクタ27が互いに平行に収容されている。バッテリコネクタ27は制御回路基板30よりも前方に配置されている。
このバッテリー装着部12cの裏側(バッテリー40が取り付けられる装着面Aの裏側)には、図1等に示すように、風窓11bが形成されている。この風窓11bは、ファン26の作動により外部から空気を取り込むための開口部である。
グリップハウジング13は、モータ包囲部13aと、モータ包囲部13aの下方に延在するグリップ部13bと、グリップ部13bの下端部から前方に向けて突出する連結部13cと、を備える。
モータ包囲部13aは、本体ハウジング12のモータ収容部12bの後端を覆うように取り付けられる籠状の部位である。このモータ包囲部13aの側方には、ファン26が生成した冷却風を外部へ排出するための排気口11aが開口形成されている。
グリップ部13bは、作業者が充電式工具10の使用時に握る部位である。このグリップ部13bの内部には後述するトリガスイッチ28が収容されている。
連結部13cは、グリップ部13bの下端部から略直角に前方に突出している。この連結部13cの前端部は、回り継ぎ手21を介して本体ハウジング12に回動可能に連結されている。
上記した本体ハウジング12とグリップハウジング13とは、以下のように接続されている。
まず、グリップハウジング13の上部(モータ包囲部13aの上端付近)は、図2に示すように、弾性部材20を介して変位可能に本体ハウジング12に接続されている。弾性部材20は、本体ハウジング12とグリップハウジング13と間に圧縮して配置される圧縮バネである。この弾性部材20は、本体ハウジング12とグリップハウジング13とが互いに相対移動したときに、弾性変形することで振動を吸収する役割を果たす。
一方、グリップハウジング13の下部(連結部13cの先端)は、回り継ぎ手21を介して回動可能に本体ハウジング12に接続されている。
このように構成することで、打撃の反力によって先端が押し戻され、工具を回転させようとする力が働いたときでも、弾性部材20と回り継ぎ手21とによってこのような反力を吸収され、グリップ部13bを握っている手に振動が伝わりにくくなっている。
モータ25は、充電式工具10の後方においてハウジング11の内部に収容されている。このモータ25の出力軸は、後述する出力部29に接続されており、モータ25の回転力が出力部29に伝達されるようになっている。
出力部29は、モータ25を駆動力として先端工具を作動させるものであり、モータ25の前方に配置されている。この出力部29はピストンを内蔵しており、モータ25を駆動力として作動する。具体的には、モータ25が回転するとその回転力が出力部29の内部機構に伝達され、モータ25の駆動力によってピストンが往復動する。ピストンの前端には先端工具を打撃するための打撃子が取り付けられており、この打撃子により先端工具が打撃されるようになっている。
なお、詳細は省略するが、この出力部29は複数の作業モードを備えている。例えば、先端工具が回転しながら打撃する回転・打撃モードと、先端工具が打撃せずに回転だけを実行する回転モードと、を備えており、これらの作業モードを切り替えて使用できるように構成されている。この作業モードは図1に示すモード切替レバー53によって切り替えられる。
ファン26は、モータ25や制御回路基板30を冷却するために充電式工具10の内部に冷却風を供給するためのものであり、本実施形態においてはモータ25と出力部29との間に配置されている。このファン26は、モータ25の出力軸に接続されており、モータ25が回転したときに同時に回転する。ファン26が回転すると、ハウジング11の側部に開口する風窓11bから外部の空気が吸い込まれるとともに、ハウジング11内の空気がハウジング11の側部に開口する排気口11aから外部へと排出される。言い換えると、ファン26によって生成された冷却風は、風窓11bから排気口11aへと至る風路を通過するようになっている。
トリガスイッチ28は、モータ25を作動させるための操作部であり、グリップ部13bを握ったときにちょうど人差し指がかかる位置に配設されている。このトリガスイッチ28を引き操作したときに、制御回路基板30にトリガスイッチ28の操作信号が出力され、この操作信号に基づいて制御回路基板30がモータ25の回転制御を行うようになっている。
バッテリコネクタ27は、バッテリー40を電気的に接続するためのものであり、バッテリー40に接続される端子部を備えている。このバッテリコネクタ27はバッテリー装着部12cに内蔵されており、バッテリコネクタ27の端子部がバッテリー装着部12cの前面(バッテリー40との装着面A)に露出するように配置されている。
バッテリー40は、モータ25や制御回路基板30に電力を供給し、出力部29の動力源となる二次電池である。このバッテリー40は、ハウジング11のバッテリー装着部12cに取り付け可能な着脱式のバッテリー40であり、バッテリー装着部12cから取り外して充電ができるようになっている。
特に図示しないが、バッテリー40をバッテリー装着部12cにスライドさせると、バッテリー装着部12cのレール部に沿ってバッテリー40が移動し、バッテリー装着部12cの係合凹部にバッテリー40のラッチが係合することでバッテリー40が固定される。バッテリー40が固定されると、バッテリコネクタ27の端子部とバッテリー40の端子部が電気的に接続される。
本実施形態に係るバッテリー40は、側面に一対のラッチ操作部40aを備えている。このラッチ操作部40aはバッテリー40の取り外し時に使用される。ラッチ操作部40aを両側から押し込み操作すると、バッテリー40のラッチがバッテリー装着部12cから外れ、バッテリー40を取り外し可能となる。
制御回路基板30は、モータ25の作動などを制御するためのものである。この制御回路基板30は、バッテリー装着部12cの内部において風窓11bに臨むように配置される。この制御回路基板30の収容空間は、モータ25の収容空間と連通しており、ファン26が生成した冷却風の風下にモータ25が配置され、風上に制御回路基板30が配置されている。ファン26の作動によって生成された冷却風は、制御回路基板30の上面に沿って流れ、排気口11aへと導かれる。
具体的には、図4に示すように、ファン26が回転すると、風窓11bから外気が取り込まれ、冷却風が制御回路基板30の上面を流れる。この冷却風は、誘導壁15に沿ってモータ25の方向へと誘導される。誘導壁15によって誘導された冷却風がモータ25を通過して、排気口11aから外部へと排出される。
ところで、上記したバッテリー装着部12cは、図1〜3に示すように、ハウジング11の一部として形成されたカバー部14によって覆われている。このカバー部14は、バッテリー40の前面側を覆うことでバッテリー40とハウジング11との間に粉塵などが入り込まないようにするためのものである。
すなわち、図5に示すように、従来の充電式工具10として、バッテリー40を前方からスライドさせて装着するものが知られている。このような充電式工具10では、バッテリー40とハウジング11との隙間が前方に向けて開口しているため、前方向から粉塵などが入り込み易い。例えば、充電式工具10を上向き姿勢で使用すると、充電式工具10の前面に切粉や粉塵が落下してくるため、切粉や粉塵がバッテリー装着部12cの隙間から工具内部に侵入する場合がある。切粉や粉塵がバッテリー装着部12cの内部に侵入すると、バッテリー40を着脱するためのレールやバッテリー端子などに切粉や粉塵が付着し、導通不良や動作不良の原因となるおそれがある。また、切粉や粉塵が付着した状態でバッテリー40の着脱を繰り返すと、切粉や粉塵によってレールが削られて摩耗し、更に切粉や粉塵が侵入しやすくなるという問題がある。
この点、本実施形態によれば、バッテリー装着部12cとバッテリー40との接合部が、工具の側部と底部であるため、接合部に粉塵が降りかかる事が無い。また、バッテリー40の前面側がカバー部14で覆われているので、前方向から粉塵などが入り込むことはない。
本実施形態のカバー部14は、図2等に示すように、バッテリー40の前面側を覆う前面部14bと、前面部14bの両側から延出されて対向する一対の側面部14cと、スライド装着したバッテリー40が突き当たる天面部14aと、を備えており、前後左右と上面の5面が覆われた形状となっており、下面側のみが開口している。この下面側の開口は、バッテリー40を挿入するための開口部14dである。このようにカバー部14でバッテリー40の周囲を覆っているので、前面のみならず、側面からも粉塵などが入り込まないようになっている。また、バッテリー40の周囲を覆うことで、カバー部14の裏面に沿ってバッテリー40をスライド装着できるようになっている。
バッテリー40を装着すると、図1に示すように、ラッチ操作部40aが露出した状態となる。バッテリー40を取り外す場合には、このラッチ操作部40aを押し込み操作した後に、バッテリー40を下方にスライドさせればよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、ハウジング11とバッテリー40との装着面Aを、出力部29の出力方向に対して傾けて配置した。このような構成によれば、バッテリー40の装着面Aが出力部29の先端側とは異なる方向を向くことになる。よって、充電式工具10を上向き姿勢で使用することで充電式工具10の前面に切粉や粉塵が落下してきたときでも、バッテリー40の装着面Aに切粉や粉塵が直接降りかかることがなく、切粉や粉塵の侵入を防ぐことができる。
また、ハウジング11はバッテリー40の前面側を覆うカバー部14を備えている。このような構成によれば、充電式工具10を上向き姿勢で使用することで充電式工具10の前面に切粉や粉塵が落下してきたときでも、カバー部14によってバッテリー40の前面側が覆われているので、切粉や粉塵の侵入を防ぐことができる。また、カバーの着脱作業が発生することもないので、煩雑な作業も必要ない。
また、バッテリー40は、カバー部14の裏面に沿ってスライド装着される。このような構成によれば、カバー部14でバッテリー40の着脱をガイドすることができる。また、カバー部14がバッテリー40を覆っているので切粉や粉塵の侵入を効果的に防ぐことができる。
また、バッテリー40は、ハウジング11に対して下方からスライド装着される。このような構成によれば、機械の下方にバッテリー40を挿入するための開口部14dを設ければよいので、言い換えると、バッテリー40の側方を側面部14cで覆うことができる。よって、より効果的に切粉や粉塵の侵入を防ぐことができる。
また、充電式工具10の内部に冷却風を供給するファン26と、冷却風を取り込み又は排出するための風窓11bと、を備え、風窓11bは、バッテリー40が装着されるバッテリー装着部12cの裏側において開口形成されている。このような構成によれば、風窓11bが後方に向けて開口しており、しかもバッテリー40やバッテリー装着部12cの裏側に隠れているので、風窓11bからの切粉や粉塵の侵入を防ぐことができる。
また、風窓11bに臨むようにモータ25を制御する制御回路基板30を配置した。このような構成によれば、風窓11b付近に制御回路基板30が配置されることになり、風窓11b付近で流速を増した冷却風が制御回路基板30に当たるので、効率的に制御回路基板30を冷却することができる。
なお、上記した実施形態においては、カバー部14がハウジング11の一部として設けられていることとした。しかしながら、本発明の実施形態としてはカバー部14とハウジング11(バッテリー装着部12c)とが一体的に固定されていればよく、例えば別部材のカバー部14をハウジング11に固定してもよい。
また、上記した実施形態においては、バッテリー40がハウジング11の下方からスライド装着されるようにしたが、本発明の実施形態としてはこれに限らず、例えばバッテリー40がハウジング11の側方からスライド装着されるようにしてもよい。
10 充電式工具
10a 先端工具取付部
11 ハウジング
11a 排気口
11b 風窓
12 本体ハウジング
12a 機構収容部
12b モータ収容部
12c バッテリー装着部
13 グリップハウジング
13a モータ包囲部
13b グリップ部
13c 連結部
14 カバー部
14a 天面部
14b 前面部
14c 側面部
14d 開口部
15 誘導壁
20 弾性部材
21 回り継ぎ手
25 モータ
26 ファン
27 バッテリコネクタ
28 トリガスイッチ
29 出力部
30 制御回路基板
40 バッテリー
40a ラッチ操作部
53 モード切替レバー
A 装着面

Claims (5)

  1. モータと、
    前記モータにより駆動される出力部と、
    前記モータの動力源となるバッテリーと、
    前記バッテリーを装着可能なハウジングと、
    を備え、
    前記ハウジングと前記バッテリーとの装着面を、前記出力部の出力方向に対して傾けて配置したことを特徴とする、充電式工具。
  2. 前記バッテリーは、前記ハウジングに対して下方からスライド装着されることを特徴とする、請求項1記載の充電式工具。
  3. 前記ハウジングは、前記バッテリーの前面側を覆うカバー部を備えていることを特徴とする、請求項1又は2記載の充電式工具。
  4. 前記充電式工具の内部に冷却風を供給するファンと、
    前記冷却風を取り込み又は排出するための風窓と、
    を備え、
    前記風窓は、前記バッテリーが装着されるバッテリー装着部の裏側において開口形成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の充電式工具。
  5. 前記風窓に臨むように前記モータを制御する制御回路基板を配置したことを特徴とする、請求項4記載の充電式工具。
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