JP2017055617A - 蓄電池、電力管理システム、及び電力管理方法 - Google Patents

蓄電池、電力管理システム、及び電力管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 より安定して動作する蓄電池、電力管理システム、及び電力管理方法を提供する。
【解決手段】 一実施形態に係る蓄電池は、充放電部と、検知部と、判断部と、充放電制御部とを備える。充放電部は、系統電源から供給された電力を充電し、充電した電力を負荷に対して放電する。検知部は、電力の供給が停止される停電、及び電力の供給が再開される復電をそれぞれ検知する。判断部は、系統電源による復電であるか分散電源による復電であるかを判断する。充放電制御部は、判断部による判断結果に基づいて、充放電部の動作を制御する。
【選択図】 図3

Description

本発明の実施形態は、蓄電池、電力管理システム、及び電力管理方法に関する。
施設内の電気機器による消費電力量を計算し可視化するHEMS(Home Energy Management System)などの電力管理システムが実用化されている。また、蓄電池(二次電池)、または太陽光発電装置などの分散電源(分散型電源)を備え、系統電源からの電力の供給が途絶えた停電時に上記の分散電源から施設内の負荷に電力を供給する電力調整装置が実用化されている。
特開2014−27856号公報
ところで、上記したような蓄電池は、停電と復電とを検知することにより、自身の動作を制御する。このため、蓄電池は、電力管理システム内に含まれている他の分散電源から電力が供給された場合に系統電源の復電として検知することがあるが、分散電源からの電力供給が安定しない場合には蓄電池が安定動作しない可能性がある。
本発明が解決しようとする課題は、安定して動作する蓄電池、電力管理システム、及び電力管理方法を提供することである。
一実施形態に係る蓄電池は、充放電部と、検知部と、判断部と、充放電制御部とを備える。充放電部は、系統電源から供給された電力を充電し、充電した電力を負荷に対して放電する。検知部は、電力の供給が停止される停電、及び電力の供給が再開される復電をそれぞれ検知する。判断部は、系統電源による復電であるか分散電源による復電であるかを判断する。充放電制御部は、判断部による判断結果に基づいて、充放電部の動作を制御する。
より安定して動作する蓄電池、電力管理システム、及び電力管理方法を提供することができる。
図1は、一実施形態に係る電力管理システムの構成例について説明するための図である。 図2は、一実施形態に係るホームゲートウェイ装置の構成例について説明するための図である。 図3は、一実施形態に係る蓄電池の構成例について説明するための図である。 図4は、一実施形態に係る蓄電池の動作の例について説明するための図である。
以下で説明する実施形態に係る蓄電池9は、充放電部33と、検知部34と、判断部38と、充放電制御部36と、を備える。充放電部33は、系統電源10から供給された電力を充電し、充電した電力を負荷に対して放電する。検知部34は、蓄電池9への電力の供給が停止される停電、及び蓄電池9への電力の供給が再開される復電をそれぞれ検知する。判断部38は、系統電源10による復電であるか分散電源による復電であるかを判断する。充放電制御部36は、判断部38による判断結果に基づいて、充放電部33の動作を制御する。
また、以下で説明する実施形態に係る蓄電池9は、記憶部32を備え、動作モード書換部37をさらに備えてもよい。記憶部32は、充放電部33の充放電の動作モードを記憶する。充放電制御部36は、検知部34が復電を検知したときに判断部38により電力の供給源が系統電源10であると判断した場合、記憶部32に記憶されている停電前の動作モードに従って充放電部33を制御し、判断部38により電力の供給源が分散電源であると判断した場合、一時的に予め設定された臨時動作モードに従って充放電部33を制御するとともに、記憶部32は、臨時動作モードを記憶せず停電前の動作モードを保持する。
また、以下で説明する実施形態に係る蓄電池9は、分散電源の状態に応じた情報を取得できるように構成された通信部31をさらに備える。判断部38は、通信部31が取得した情報に基づいて電力の供給源が系統電源10であるか分散電源であるかを判断する。
また、以下で説明する実施形態に係る蓄電池9の判断部38は、通信部31が分散電源が放電を行っている状態であることを示す情報を取得した場合、電力の供給源が分散電源であると判断する。
また、以下で説明する実施形態に係る蓄電池9は、系統電源10から供給される電力の電圧を検出する電圧検出部35をさらに備える。判断部38は、電圧検出部35の検出結果に基づいて電力の供給源が系統電源10であるか分散電源であるかを判断する。
また、以下で説明する実施形態に係る蓄電池9の検知部34は、供給された電力が不安定であることを検知する。充放電制御部36は、検知部34により復電を検知したときに供給された電力が不安定であることが検知された場合、予め設定された臨時動作モードに従って充放電を停止するとともに、記憶部32は、臨時動作モードを記憶せず停電前の動作モードを保持する。
また、以下で説明する実施形態に係る電力管理システム1は、蓄電池9と、分散電源と、ホームゲートウェイ装置4と、を備える。ホームゲートウェイ装置4は、分散電源及び蓄電池9と通信する通信部21と、分散電源の動作状態に応じた情報を蓄電池9に通知する通知部27と、を備える。蓄電池9は、通信部31と、充放電部33と、検知部34と、判断部38と、充放電制御部36と、を備える。通信部31は、ホームゲートウェイ装置4と通信する。充放電部33は、系統電源10から供給された電力を充電し、充電した電力を負荷に対して放電する。検知部34は、電力の供給が停止される停電、及び電力の供給が再開される復電をそれぞれ検知する。判断部38は、復電が検知された場合にホームゲートウェイ装置4から取得した分散電源の状態に応じた情報に基づいて電力の供給源が系統電源10であるか分散電源であるかを判断する。充放電制御部36は、判断部38による判断結果に基づいて、充放電部33の動作を制御する。
また、以下で説明する実施形態に係る電力管理方法は、系統電源10に接続され、系統電源10から供給された電力を充電し、充電した電力を負荷に対して放電する充放電部33を備える蓄電池9と、分散電源と、ホームゲートウェイ装置4と、を備える電力管理システム1の電力管理方法であって、ホームゲートウェイ装置4は、分散電源の動作状態に応じた情報を蓄電池9に通知する。蓄電池9は、電力の供給が停止される停電、及び電力の供給が再開される復電をそれぞれ検知し、復電が検知された場合にホームゲートウェイ装置4から取得した分散電源の状態に応じた情報に基づいて電力の供給源が系統電源10であるか分散電源であるかを判断し、判断の結果に基づいて、充放電部33の動作を制御する。
以下、図面を参照しながら、一実施形態に係る蓄電池、電力管理システム、及び電力管理方法について詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係る電力管理システム1の構成例を示す。電力管理システム1は、施設内に設置されている電気機器の消費電力の可視化及び制御を行う為のシステムである。電力管理システム1は、例えば、HEMS(Home Energy Management System)などであり、例えばHEMSの標準プロトコルである「ECHONET Lite(登録商標)」を準拠して種々の処理を行う。
電力管理システム1は、分電盤2、ユーザ端末3、ホームゲートウェイ装置(情報処理装置)4、電気的負荷(第1の負荷5及び第2の負荷6)、分散電源(第1の分散電源7及び第2の分散電源8)、及び蓄電池9を備える。ホームゲートウェイ装置4は、ユーザ端末3、第1の分散電源7、第2の分散電源8、及び蓄電池9と、例えば無線LANなどを介して互いに無線通信可能に構成されている。
分電盤2は、電流制限器11を介して系統電源10に接続された主幹回路を複数の分岐回路に分岐させる。電流制限器11は、系統電源10が停電したときに系統電源10と電力監視システム1とを分離するために接続される。即ち、電流制限器11が開放されている場合、主幹回路及び主幹回路から分岐された分岐回路に対して系統電源10から遮断され、例えば第1の分散電源7の自立運転モードにより主幹回路及び分岐回路に電力が供給される。
分電盤2において分岐された複数の分岐回路には、第1の負荷5、第2の負荷6、第2の分散電源8、及び蓄電池9などの種々の電気機器がそれぞれ接続されている。また、主幹回路には、第1の分散電源7が接続されている。例えば、図1の例では、第1の負荷5は蓄電池9を介して一つの分岐回路に接続されており、第1の負荷5が蓄電池9の選定負荷となる。選定負荷とは、系統電源10が供給されているときには系統電源10の電力が供給可能であって、系統電源の停電時には蓄電池9が自立運転モードで動作することにより蓄電池の放電電力が供給される負荷をいう。また、第2の負荷6及び第2の分散電源8がそれぞれ異なる分岐回路に接続されている。
また、分電盤2は、図示されない通信部、電流計測部、及び制御部などを備える。分電盤2の通信部は、無線通信によりホームゲートウェイ装置4と通信を行うことができる。また、分電盤2の通信部は、有線通信によりホームゲートウェイ装置4と通信を行う構成であってもよい。分電盤2の電流計測部は、各分岐回路を流れる電流を計測することにより、各分岐回路の消費電力をモニタリングする。分電盤2の制御部は、電流計測部によりモニタリングした各分岐回路における消費電力を示すデータを通信部によってホームゲートウェイ装置4に供給する。
第1の負荷5及び第2の負荷6は、一般的な電気的負荷である。第1の負荷5及び第2の負荷6は、例えば、例えばエアコン、冷蔵庫、洗濯機、TV、掃除機、照明、及び給湯器などの種々の電気的負荷である。
第1の分散電源7は、主幹回路及び分岐回路に接続された電気的負荷に対して電力を供給する単相三線式の電源として機能する。第1の分散電源7は、例えば、図示されない充放電制御部と二次電池などの充電部とを備える。第1の分散電源7の充電部は、供給された電力の充電と、充電した電力の放電とを行う。第1の分散電源7の充放電制御部は、充電部に対する電力の充電と、充電部からの電力の放電と、を制御する。そして、第1の分散電源7は、系統電源10から電力が供給されていない場合に主幹回路及び分岐回路に接続された電気的負荷に対して電力を供給する自立運転モードで動作し、系統電源10から電力が供給されている場合に系統から充電し、または主幹回路及び分岐回路に接続された電気的負荷に対して電力を供給する系統連携モードで動作する。すなわち、第1の分散電源7の充放電制御部は、系統電源10から電力が供給されている系統連携モードの場合に系統電源10の交流電源を直流電源に変換して充電部に充電し、または分岐回路に接続された負荷に電力を供給する。また、第1の分散電源7の充放電制御部は、系統電源10から電力が供給されていない自立運転モードの場合に充電部から電力を放電することにより、主幹回路及び分岐回路に接続された電気的負荷に対して電力を供給する。
第2の分散電源8は、分岐回路に接続された電気的負荷に対して電力を供給可能な電源である。第2の分散電源8は、例えば、図示されない発電部と放電制御部とを備える。例えば、第2の分散電源8の発電部は、太陽光から電力を発電する太陽光発電装置であり、第2の分散電源8の放電制御部は、太陽光発電装置により発電された電力の分岐回路及び主幹回路に対する放電を制御する電力調整装置である。第2の分散電源8の放電制御部は、太陽光発電装置により発電された電力を主幹回路及び分岐回路に接続された電気的負荷に対して電力を供給する。具体的には、第2の分散電源8は、系統電源10が電力システム1に電力が供給されるように接続されている場合に系統連携モードで動作し、主幹回路及び分岐回路に対して電力を供給する単相三線式の電源として機能する。これによって、第2の分散電源8は、太陽光発電によって得られた電力を主幹回路及び分岐回路に接続された電気的負荷に対して供給することにより、系統電源10からの買電を削減することができ、余剰電力がある場合には売電することができる。また、第2の分散電源8は、電力管理システム1が系統電源10から電力が供給されていない場合に自立運転モードで動作し、分岐回路とは異なる専用コンセント等に接続された電気的負荷に対して電力を供給する補助電源として機能する。また、第2の分散電源8は、自立運転モードで動作するときに太陽光発電によって得られた電力を主幹回路及び分岐回路に接続された電気的負荷に対して供給してもよい。
ユーザ端末3は、種々の画面表示と、ユーザによる操作の受け付けを行う。ユーザ端末3は、例えば、リモートコントローラ、タブレット端末、PC(Personal Computer)、携帯電話機、PDA(Personal Data Assistance)などである。ユーザ端末3は、無線通信によりアクセスポイントを介してホームゲートウェイ装置4と通信を行うことができる。また、ユーザ端末3は、有線通信によりホームゲートウェイ装置4と通信を行う構成であってもよい。
ユーザ端末3は、例えば、電力管理システム1内の電気機器の消費電力のモニタリング、及び電力管理システム1内の電気機器の制御を行う為のアプリケーションを有する。ユーザ端末3は、分電盤2からホームゲートウェイ装置4に供給された各分岐回路における消費電力を示すデータをホームゲートウェイ装置4から取得し、アプリケーションを用いて電力管理システム1内の電気機器の消費電力を可視化する為の消費電力確認画面を表示する。
また、ユーザ端末3は、アプリケーションを用いて電力管理システム1内の電気機器の制御を行う為の制御画面を表示する。ユーザ端末3は、制御画面でのユーザによる操作に応じて、電力管理システム1内の電気機器を制御する為の制御信号を生成し、ホームゲートウェイ装置4に送信する。
なお、ユーザ端末3は、上記のアプリケーションと同様の機能をブラウザ機能によって行う構成であってもよい。たとえば、ユーザ端末3は、ホームゲートウェイ装置4によって生成された消費電力確認画面または電気機器の制御画面を受信して表示する構成であってもよい。この場合、ユーザ端末3は、ユーザの操作に基づくデータをホームゲートウェイ装置4に送信することによりホームゲートウェイ装置4に上記のデータに応じた制御信号を生成させ、生成した制御信号を制御対象の電気機器に送信させる構成であってもよい。
ホームゲートウェイ装置4は、電力管理システム1内の各電気機器の消費電力のモニタリングと各電気機器の制御とを行う。図2は、ホームゲートウェイ装置4の構成例について説明する為のブロック図である。図2において、ホームゲートウェイ装置4は、通信部21、記憶部22、及び制御部23を備える。
通信部21は、分電盤2、ユーザ端末3、第1の分散電源7、第2の分散電源8、及び蓄電池9と通信を行う。通信部21は、無線通信部24、及び有線通信部25を有する。
無線通信部24は、無線アダプタが接続された電気機器または無線機能を有する電気機器と無線通信を行う。無線通信部24は、電波または赤外線などを送受信する送受信機などにより構成される。
有線通信部25は、有線通信を行う電気機器に接続されている。有線通信部25は、接続されている電気機器と有線通信を行う。例えば、有線通信部25は、LANケーブルが挿入される接続ポート、および通信回路等により構成される。
記憶部22は、種々の情報を記憶する。記憶部22は、例えば、半導体メモリ、ハードディスクドライブなどの記憶装置によって構成される。
制御部23は、CPU等のプロセッサ、プログラムメモリ、ワーキングメモリ及び各種インターフェースなどにより構成される。制御部23は、プロセッサがプログラムメモリに記憶したプログラムを実行することにより、各種の処理機能を実現する。
例えば、制御部23は、分電盤2、ユーザ端末3、第1の分散電源7、第2の分散電源8、及び蓄電池9と送受信する情報の処理を行う。例えば、制御部23は、分電盤2から供給された各分岐回路の消費電力を示す情報を記憶部22に記憶する。また、制御部23は、ユーザ端末3から対象の電気機器を制御する為の制御信号を受信した場合、対象の電気機器に対して制御信号を送信する。また、制御部23は、認識部26、及び通知部27を備える。
認識部26は、通信可能な電気機器の動作状態を認識する。例えば、認識部26は、第1の分散電源7が放電を行っているか否かを動作状態として認識する。具体的には、認識部26は、第1の分散電源7に対して定期的、電流制限器11が開放されたとき、蓄電池9からの要求があったとき、または復電を検出したとき等のタイミングで動作状態を認識する為のコマンドを送信する。
第1の分散電源7は、動作状態を認識する為のコマンドを受信した場合、自身の動作状態をホームゲートウェイ装置4に送信する。具体的には、第1の分散電源7は、自立運転モードで動作している場合に自身が自立運転モードで動作していることを示すレスポンスを生成しホームゲートウェイ装置4に送信する。なお、第1の分散電源7は、定期的または自立運転モードで動作を開始したタイミングで自身の動作状態を示す情報をホームゲートウェイ装置4に送信する構成であってもよい。
認識部26は、第1の分散電源7からのレスポンスにより、第1の分散電源7の動作状態が自立運転モードで動作していることを認識することができる。
通知部27は、認識部26による認識結果に基づいて第1の分散電源7の動作状態に応じた情報を蓄電池9に通知する。例えば、通知部27は、第1の分散電源7が放電を行っているか否かを示す情報(例えば、第1の分散電源7が自立運転モードで動作していることを示す情報)を蓄電池9に通知する為の特定情報を蓄電池9に通知する。また、例えば、通知部27は、複数の分散電源のうちのいずれかが放電を行っていることを認識部26が認識した場合にその旨を特定情報として蓄電池9に通知する構成であってもよい。
本実施形態では、蓄電池9は、自立運転モードで動作しているときに電力管理システム1内の選定負荷である特定の電気機器に電力を供給する分散電源として説明するが、他の電気機器に電力を供給する構成であってもよい。図3は、蓄電池9の構成例について説明する為のブロック図である。図3において、蓄電池9は、通信部31、記憶部32、充放電部33、検知部34、電圧検出部35、及び制御部36を備える。
通信部31は、第1の分散電源7及び第2の分散電源8と通信可能なホームゲートウェイ装置4と通信を行う。例えば、通信部31は、ユーザ端末3におけるユーザの操作に基づく信号を受けとる。これにより、通信部31は、ユーザの入力を受け付ける。
記憶部32は、種々の情報を記憶する。記憶部32は、充放電部33による充放電の設定を含む動作モードを記憶する。記憶部32は、例えば、半導体メモリ、ハードディスクドライブなどの記憶装置によって構成される。
動作モードは、例えば、経済モード、環境モード、待機モード、及び手動モードなどがある。経済モードは、太陽光発電装置等の分散電源と連携し、売電を優先するモードである。例えば、負荷の電力消費を充放電部33からの放電でまかなうことで、太陽光発電装置で発電した余剰電力を系統電源10に放電することにより電力を電力会社に売電する。環境モードは、太陽光発電装置と連携することによって太陽光発電装置の電力を電力管理システム1内で使用し、余剰電力を充放電部33に充電し、充電した電力を例えば太陽光発電できない夜間に使用する為のモードである。充放電部33待機モードは、充放電部33に対する充電、及び放電を行わないモードである。手動モードは、充放電部33に対する充電、及び放電をユーザによる入力に従って実行するモードである。
充放電部33は、系統電源10から供給された電力を充電し、充電した電力を負荷に対して放電する。充放電部33は、例えば二次電池などの電気を蓄えるモジュールを備える。充放電部33は、制御部36の制御に基づいて電力の充電及び放電を実行する。
検知部34は、蓄電池9への電力の供給が停止される停電、及び蓄電池9への電力の供給が再開される復電をそれぞれ検知する。例えば、検知部34は、蓄電池9が接続されている分岐回路の電流または電圧などを計測することによって停電及び復電を検知する。
また、検知部34は、充放電部33に供給される電力が不安定であることを検知する。例えば、検知部34は、蓄電池9が接続されている分岐回路の電流または電圧などを計測することによって、充放電部33に電力を供給する電源の周期を計測する。検知部34は、電源の周期が一定でない場合に充放電部33に供給される電力が不安定であることを検知する。
電圧検出部35は、主幹回路の電圧を検出する。電圧検出部35は、主幹回路の電流制限器11よりも上流側において主幹回路の電圧を検出する。電圧検出部35は、例えばフォトカプラ12を備える。
制御部36は、蓄電池9の各部の動作を制御する。制御部36は、CPU等のプロセッサ、プログラムメモリ、ワーキングメモリ及び各種インターフェースなどに構成される。制御部36は、プロセッサがプログラムメモリに記憶したプログラムを実行することにより、各種の処理機能を実現する。例えば、制御部36は、動作モード書換部37、判断部38、及び充放電制御部39として機能する。
動作モード書換部37は、ユーザの操作入力に基づいて記憶部32により記憶されている動作モードを書き換える。また、動作モード書換部37は、ユーザ端末3におけるユーザの入力操作に基づいて生成された制御信号を通信部31が受け取った場合に制御信号に応じて記憶部32により記憶されている動作モードを書き換える。さらに、蓄電池9が操作部を備える場合、ユーザによる操作部に対する操作入力に応じて記憶部32により記憶されている動作モードを書き換える。これにより、動作モード書換部37は、蓄電池9の動作モードを切り替える。つまり、現在の動作モードが記憶部32に記憶される。
判断部38は、電力の供給源が系統電源10である場合、通常時であると判断する。判断部38は、検知部34により停電が検知された場合、停電時であると判断する。また、判断部38は、検知部34により復電が検知された場合に電力の供給源が系統電源10であるか他の分散電源であるかを判断する。判断部38は、停電時からの復電が検知部34により検知され、且つ系統電源10から電力が供給されていない場合、電力の供給源が他の分散電源であると判断する。
充放電制御部39は、充放電部33に対する電力の充電と、充放電部33からの電力の放電と、を制御する。例えば、充放電制御部39は、判断部38により通常時であると判断された場合、記憶部32に記憶されている動作モードに応じた充放電の設定に基づいて、充放電部33に対する電力の充電と、充放電部33からの電力の放電と、を実行する。具体的には、充放電制御部39は、系統電源10の交流電源を直流電源に変換して充放電部33を充電する。また、充放電制御部39は、ホームゲートウェイ装置4から入力される制御信号、または他の入力に従って充放電部33から電力を放電する。
また、充放電制御部39は、判断部38により停電時であると判断された場合、予め設定された停電モードに従って充放電部33を制御する。例えば、充放電制御部39は、停電時に充放電部33に充電された電力を予め定められた負荷(選定負荷)に対して放電することにより、選定負荷の動作を維持する。
また、充放電制御部39は、復電時に判断部38による判断結果に基づいて、充放電部33の動作を制御する。即ち、充放電制御部39は、復電時に電力の供給源が系統電源10であるか他の分散電源であるかによって充放電部33の動作を制御する。
判断部38は、復電が検知された場合にホームゲートウェイ装置4から各分散電源の状態に応じた情報を取得し、取得した情報に基づいて電力の供給源が系統電源10であるか他の分散電源であるかを判断する。即ち、判断部38は、復電が検知された場合にホームゲートウェイ装置4から特定情報を通信部31によって取得することによって、第1の分散電源7が放電を行っているか否かを判断する。即ち、第1の分散電源7が自立運転モードで動作しているか否かを判断する。
判断部38は、自立運転モードで放電を行っている分散電源が存在する場合、電力の供給源が分散電源であると判断する。即ち、判断部38は、特定情報が停電後に分散電源が自立運転モードで放電を行っていることを示す場合、電力の供給源が他の分散電源であると判断する。なお、判断部38は、復電を検知したときに分散電源が放電をおこなっていることを示す情報によって分散電源が電力の供給源であると判断してもよい。
また、判断部38は、自立運転モードで放電を行っている分散電源が存在しない場合、電力の供給源が系統電源10であると判断する。
また、判断部38は、電圧検出部35の検出結果に基づいて、復電時に電力の供給源が系統電源10であるか他の分散電源であるかを判断する構成であってもよい。判断部38は、復電が検知された場合に電圧検出部35から主幹回路の電圧の検出値(検出結果)を取得し、取得した検出結果に基づいて電力の供給源が系統電源10であるか他の分散電源であるかを判断する。即ち、判断部38は、復電が検知された場合に電圧検出部35から主幹回路の電圧の検出結果を取得することによって、系統電源10から電力が供給されているか否か判断する。
判断部38は、系統電源10から電力が供給されている場合、電力の供給源が系統電源10であると判断する。即ち、判断部38は、電圧検出部35によって主幹回路の予め設定された値以上の電圧が検出された場合、電力の供給源が系統電源10であると判断する。
また、判断部38は、系統電源10から電力が供給されていない場合、電力の供給源が他の分散電源であると判断する。即ち、判断部38は、電圧検出部35によって主幹回路の予め設定された値以上の電圧が検出されなかった場合、電力の供給源が他の分散電源であると判断する。
充放電制御部39は、復電時に判断部38により電力の供給源が系統電源10であると判断した場合、記憶部32により記憶されている動作モードに従って充放電部33を制御する。即ち、制御部36は、停電が検知される前の動作モードで充放電部33を制御する。
また、充放電制御部39は、復電時に判断部38により電力の供給源が分散電源であると判断した場合、一時的に予め設定された臨時動作モードに従って充放電部33を制御する。なお、制御部36は、動作モードを臨時動作モードに切り替える場合、記憶部32の動作モードを臨時動作モードに書き換えることなく、一時的に例えばRAMなどのメモリに設定を保存することによって、臨時動作モードへの切り替えを実現する。
臨時動作モードは、例えば、充放電部33による充放電を停止する自立待機モードである。また、電力の供給源がどの分散電源かによって臨時動作モードの内容を変えてもよい。例えば、電力の供給源が第1の分散電源の場合には自立待機モードにより充放電を停止し、電力の供給源が第2の分散電源の場合には臨時動作モードとして充放電を行っても良い。いずれの場合にも、復電した際の電力の供給源が分散電源である場合には、停電前の状態とは異なる動作モード、本実施形態では自立待機モードとして動作する。そして、記憶部32は停電前の動作モードを保持し、臨時動作モードは記憶しない。また、臨時動作モードは、例えば太陽光発電装置と連携することによって太陽光発電装置の電力を電力管理システム1内で使用し且つ余剰電力を充放電部33に充電する、または太陽光発電装置の電力に充放電部33からの電力を加えて放電を行う臨時環境モードでもよい。
また更に、充放電制御部39は、通常時に検知部34によって充放電部33に供給される電力が不安定であることが検知された場合、充放電部33の動作を停止させる構成であってもよい。
次に蓄電池9の動作について説明する。
図4は、蓄電池9の動作について説明する為のフローチャートである。制御部36は、設定された動作モードで充放電部33の動作を制御する(ステップS11)。即ち、制御部36は、記憶部32により記憶されている動作モードに従って充放電部33を制御する。
制御部36は、動作モードを切り替える入力が有るか否か判断する(ステップS12)。即ち、制御部36は、ユーザの入力操作に基づいて動作モードを切り替える旨の制御信号を通信部31が受け取った場合、動作モードを切り替える入力が有ると判断する。
動作モードを切り替える入力が有ると判断した場合(ステップS12、YES)、制御部36は、記憶部32に記憶されている動作モードを書き換える(ステップS13)。制御部36は、受け取った制御信号が示す動作モードを記憶部32の動作モードに上書きする。これにより、制御部36は、蓄電池9の動作モードを切り替える。
動作モードを切り替える入力が無いと判断した場合(ステップS12、NO)、制御部36は、停電が検知されたか否か判断する(ステップS14)。制御部36は、検知部34によって充放電部33への電力の供給が停止される停電が検知されたか否か判断する。
停電が検知されていないと判断した場合(ステップS14、NO)、制御部36は、供給電源が不安定であるか否か判断する(ステップS15)。供給電源が不安定ではないと判断した場合(ステップS15、NO)、制御部36は、ステップS11の処理に移行する。また、供給電源が不安定であると判断した場合(ステップS15、YES)、制御部36は、充放電部33の動作を一時的に停止させ(ステップS16)、ステップS11の処理に移行する。これによって、制御部36は、供給電源が不安定である場合に充放電部33の充電及び放電を停止する。
ステップS14で停電が検知されたと判断した場合(ステップS14、YES)、制御部36は、一時的に停電モードに切り替えて動作する(ステップS17)。即ち、制御部36は、停電が検知された場合、充放電部33に充電された電力を予め定められた選定負荷に対して放電する。
制御部36は、復電が検知されたか否か判断する(ステップS18)。制御部36は、検知部34によって充放電部33への電力の供給が再開された復電が検知されたか否か判断する。
復電が検知されていないと判断した場合(ステップS18、NO)、制御部36は、ステップS17に移行する。これにより、制御部36は、復電が検知されるまでの間、停電モードで充放電部33を制御する。
復電が検知されたと判断した場合(ステップS18、YES)、制御部36は、電力の供給源が系統電源10であるか他の分散電源であるかを判断する。即ち、制御部36は、分散電源が放電しているか否か判断する(ステップS19)。制御部36は、ホームゲートウェイ装置4から特定情報を取得し、取得した特定情報によって第1の分散電源7が放電を行っているか否かを判断する。また、制御部36は、系統電源10の電圧が検出されたか否か判断する(ステップS20)。制御部36は、電圧検出部35による主幹回路の電圧の検出結果を取得し、取得した検出結果に基づいて系統電源10から電力が供給されているか否かを判断する。
ステップS19で分散電源が放電していると判断した場合(ステップS19、YES)、または、ステップS20で系統電源10の電圧が検出されていない判断した場合(ステップS20、NO)、制御部36は、分散電源による復電と判断する(ステップS21)。即ち、制御部36は、電力の供給源が分散電源であると判断する。この場合、制御部36は、一時的に予め設定された臨時動作モードに切り替えて充放電部33の動作を制御し(ステップS22)、ステップS19に移行する。
なお、ステップS18で復電を検知したときに、供給電源が不安定であると判断したときに臨時動作モードとして自立待機モードで動作するようにしてもよい。ここで、蓄電池9は臨時動作モードで動作するが、制御部36は、記憶部32に記憶されている動作モードを上書きしない。このため、分散電源によって復電したのち、系統電源による復電があった場合に、分散電源による復電中に蓄電池9を臨時動作モードで動作させるとともに、停電前の動作モードによって動作を再開することができる。
また、ステップS19で分散電源が放電していないと判断した場合(ステップS19、NO)、または、ステップS20で系統電源10の電圧が検出されたと判断した場合(ステップS20、YES)、制御部36は、系統電源10による復電と判断する(ステップS23)。即ち、制御部36は、電力の供給源が系統電源10であると判断する。この場合、制御部36は、停電前の動作モードに切り替える(ステップS24)。即ち、制御部36は、系統電源10から電力が供給される通常時の動作を行う。これにより、制御部36は、系統電源10により復電されるまでの間、臨時動作モードで充放電部33の動作を制御し、系統電源10により復電された場合に元の動作モードで充放電部33の動作を制御する。
制御部36は、処理を終了する操作があったか否か判断する(ステップS25)。例えば、蓄電池の電源を落とす操作があった場合(ステップS25、YES)、制御部36は、処理を終了する。また、処理を終了する操作がない場合(ステップS25、NO)、制御部36は、ステップS11の処理に移る。
上記した構成によると、蓄電池9は、系統電源10から供給された電力を充電し、充電した電力を負荷に対して放電する充放電部33と、充放電部33への電力の供給が停止される停電、及び充放電部33への電力の供給が再開される復電をそれぞれ検知する検知部34と、を備える。蓄電池9は、復電が検知された場合に電力の供給源が系統電源10であるか他の分散電源であるかを判断し、判断結果に基づいて、充放電部33の動作を制御する。この構成によると、蓄電池9は、分散電源による復電を系統電源10による復電であると誤認識することによって、分散電源による復電時に適さない動作を行うことによってエラーまたは誤動作が発生することを防ぐことができる。この結果、より安定して動作する蓄電池を提供することができる。
また、蓄電池9は、充放電部33による充放電の為の設定である動作モードを記憶する記憶部32と、入力に基づいて記憶部32により記憶されている動作モードを書き換える動作モード書換部37とを備える。蓄電池9は、電力の供給源が系統電源10であると判断した場合、記憶部32により記憶されている動作モードに従って充放電部33を制御し、電力の供給源が分散電源であると判断した場合、一時的に予め設定された臨時動作モードに従って充放電部33を制御する。この構成によると、制御部36は、動作モードを臨時動作モードに切り替える場合に、記憶部32の動作モードを臨時動作モードに書き換えることなく、一時的に臨時動作モードへの切り替えることができる。この結果、蓄電池9は、系統電源10による復電が検知された場合に、停電前の動作モードで動作を再開することができる。
また、蓄電池9は、分散電源と通信可能なホームゲートウェイ装置4から取得した特定情報に基づいて電力の供給源が系統電源10であるか分散電源であるかを判断する。これにより、蓄電池9は、電力管理システム1内の複数の分散電源、及び系統電源10と確実に連携することができる。
また、蓄電池9は、分散電源と通信可能なホームゲートウェイ装置4から取得した特定情報に基づいて電力の供給源が系統電源10であるか分散電源であるかを判断する。これにより、蓄電池9は、電力管理システム1内の複数の分散電源、及び系統電源10と確実に連携することができる。
また、蓄電池9は、主幹回路の電圧を検出することによって電力の供給源が系統電源10であるか分散電源であるかを判断する。これにより、蓄電池9は、電力管理システム1内の複数の分散電源、及び系統電源10と確実に連携することができる。
また、蓄電池9は、電力管理システム1が太陽光発電装置を有する場合に臨時動作モードとして太陽光発電装置から供給された電力に充放電部33からの電力を加えて放電を行う、または、太陽光発電装置から供給された電力の余剰電力を充放電部33に充電する。これにより、電力管理システム1内の複数の分散電源、及び系統電源10とより効率的に連携することができる。
なお、上記の実施形態では、蓄電池9は、図4に示すように復電が検知されたと判断した場合、ホームゲートウェイ装置4から取得した特定情報に基づき第1の分散電源7が放電を行っているか否かを判断し、電圧検出部35による主幹回路の電圧の検出結果に基づき系統電源10から電力が供給されているか否かを判断する構成として説明したが、この構成に限定されない。蓄電池9は、ホームゲートウェイ装置4から取得した特定情報に基づく第1の分散電源7が放電を行っているか否かの判断と、電圧検出部35による主幹回路の電圧の検出結果に基づく系統電源10から電力が供給されているか否かの判断とのいずれか一方を行う構成であればよい。即ち、図4のステップS19とステップS20とのいずれかは省略することができる。また、蓄電池9は、ステップS19とステップS20とを実行し、判断結果に矛盾が生じた場合に充電及び放電を停止する構成であってもよい。これにより、いずれかの判断に誤りが生じた場合に蓄電池9が誤動作をすることを防ぐことができる。
また、上記の実施形態では、ホームゲートウェイ装置4は、第1の分散電源7が放電を行っているか否かを示す情報を特定情報として蓄電池9に送信し、蓄電池9は、特定情報に基づいて復電が分散電源によるものか系統電源10によるものかを判断する構成であると説明したが、この構成に限定されない。ホームゲートウェイ装置4は、第1の分散電源7が自立運転モードで放電を行っているかに応じて、蓄電池9の動作を制御する為のコマンドを生成し、生成したコマンドを蓄電池9に送信する構成であってもよい。例えば、ホームゲートウェイ装置4は、蓄電池9において停電が検知されており、且つ分散電源のいずれかが放電を行っていることを認識した場合、蓄電池9の動作モードを臨時動作モードに切り替える為のコマンドを蓄電池9に送信する。蓄電池9は、受信したコマンドに従って、自身の動作モードを臨時動作モードに一時的に切り替える。このような構成によっても、上記の実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…電力管理システム、2…分電盤、3…ユーザ端末、4…ホームゲートウェイ装置、7…第1の分散電源、8…第2の分散電源、9…蓄電池、10…系統電源、21…通信部、22…記憶部、23…制御部、24…無線通信部、25…有線通信部、26…認識部、27…通知部、31…通信部、32…記憶部、33…充放電部、34…検知部、35…電圧検出部、36…制御部、37…動作モード書換部、38…判断部、充放電制御部39。

Claims (8)

  1. 系統電源から供給された電力を充電し、充電した電力を負荷に対して放電する充放電部と;
    電力の供給が停止される停電、及び電力の供給が再開される復電をそれぞれ検知する検知部と;
    前記系統電源による復電であるか分散電源による復電であるかを判断する判断部と;
    前記判断部による判断結果に基づいて、前記充放電部の動作を制御する充放電制御部と;
    を具備したことを特徴とする蓄電池。
  2. 前記充放電部の充放電の動作モードを記憶する記憶部をさらに具備し、
    前記充放電制御部は、検知部が復電を検知したときに前記判断部により電力の供給源が前記系統電源であると判断した場合、前記記憶部に記憶されている停電前の前記動作モードに従って前記充放電部を制御し、前記判断部により電力の供給源が前記分散電源であると判断した場合、予め設定された臨時動作モードに従って前記充放電部を制御するとともに、前記記憶部は臨時動作モードを記憶せず、停電前の動作モードを保持することを特徴とする請求項1に記載の蓄電池。
  3. 前記分散電源の状態に応じた情報を取得できるように構成された通信部をさらに具備し、
    前記判断部は、前記通信部が取得した前記情報に基づいて電力の供給源が前記系統電源であるか前記分散電源であるかを判断することを特徴とする請求項1または2に記載の蓄電池。
  4. 前記通信部が前記分散電源が放電を行っている状態であることを示す情報を取得した場合、前記判断部は電力の供給源が前記分散電源であると判断することを特徴とする請求項3に記載の蓄電池。
  5. 前記系統電源から供給される電力の電圧を検出する電圧検出部をさらに具備し、
    前記判断部は、前記電圧検出部の検出結果に基づいて電力の供給源が前記系統電源であるか前記分散電源であるかを判断することを特徴とする請求項1または2に記載の蓄電池。
  6. 前記検知部は、供給された電力が不安定であることを検知し、
    前記充放電制御部は、前記検知部により復電を検知したときに供給された電力が不安定であることが検知された場合、予め設定された臨時動作モードに従って前記充放電部を制御するとともに、臨時動作モードを記憶せず、停電前の動作モードを保持することを特徴とする請求項1に記載の蓄電池。
  7. 分散電源及び蓄電池と通信する第1の通信部と、
    前記分散電源の動作状態に応じた情報を前記蓄電池に通知する通知部と、
    を具備する情報処理装置と;
    前記情報処理装置と通信する第2の通信部と、
    系統電源から供給された電力を充電し、充電した電力を負荷に対して放電する充放電部と、
    電力の供給が停止される停電及び電力の供給が再開される復電をそれぞれ検知する検知部と、
    前記復電が検知された場合に前記情報処理装置から取得した前記分散電源の状態に応じた情報に基づいて電力の供給源が前記系統電源であるか前記分散電源であるかを判断する判断部と、
    前記判断部による判断結果に基づいて、前記充放電部の動作を制御する充放電制御部と、
    を具備する蓄電池と;
    を有することを特徴とする電力管理システム。
  8. 系統電源から供給された電力を充電し、充電した電力を負荷に対して放電する充放電部を備える蓄電池及び分散電源と、情報処理装置と、を備える電力管理システムの電力管理方法であって、
    前記情報処理装置は、前記分散電源の動作状態に応じた情報を前記蓄電池に通知し、
    前記蓄電池は、
    電力の供給が停止される停電電力の供給が再開される復電をそれぞれ検知し、
    前記復電が検知された場合に前記情報処理装置から取得した前記分散電源の状態に応じた情報に基づいて電力の供給源が前記系統電源であるか前記分散電源であるかを判断し、
    前記判断の結果に基づいて、前記充放電部の動作を制御する、
    電力管理方法。
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JP2014108008A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Sumitomo Electric Ind Ltd 蓄電装置、及びこれに用いる制御装置、コンピュータプログラム、電源装置

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