JP2017055237A - 不在応答実行機能を有する電話制御装置 - Google Patents
不在応答実行機能を有する電話制御装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】着信先のユーザに代理操作の内容を知らせることにある。
【解決手段】主装置1は、内線電話機4bへの着信中に、他の内線電話機4aのユーザによる特定コマンドを受信した場合に、当該コマンドで指定された応答方法を実行し、着信履歴記憶部(不在応答履歴含む)106に不在応答履歴を記録する。そして、前記応答方法が実行された時にユーザが不在であった内線電話機4bから特定コマンドを受信した場合に、着信履歴記憶部(不在応答履歴含む)106に記録した不在応答履歴から前記応答方法で実行した内容を、内線電話機4bに通知する。
【選択図】図1
【解決手段】主装置1は、内線電話機4bへの着信中に、他の内線電話機4aのユーザによる特定コマンドを受信した場合に、当該コマンドで指定された応答方法を実行し、着信履歴記憶部(不在応答履歴含む)106に不在応答履歴を記録する。そして、前記応答方法が実行された時にユーザが不在であった内線電話機4bから特定コマンドを受信した場合に、着信履歴記憶部(不在応答履歴含む)106に記録した不在応答履歴から前記応答方法で実行した内容を、内線電話機4bに通知する。
【選択図】図1
Description
本発明は、構内交換機または交換機能を有する電話機に関し、特に、不在ユーザへの着信に対する代理操作の内容を、当該不在ユーザに知らせる技術に関する。
会社において、不在の社員の内線電話機へ着信があると、別の社員が代理応答して用件を伺い、当該不在の社員に伝言メモを残すという対応が一般的である。
しかし、この対応では、電話応対や伝言メモの作成など、代理応答者への負担が大きい。さらに、不在の社員が複数存在し、一人で代理応答者が複数の着信に応対することは困難である。
これを解決する技術として、特許文献1には、構内交換機と前記構内交換機に収容される内線電話機とからなる構内交換システムにおいて、構内交換機が、着信を受付けると、代理応答,ガイダンス応答,留守番応答からなる応答方法の一覧を内線電話機に表示させ、その内線電話機で選択した応答方法を含む応答信号を受信すると、当該着信に対して内線電話機から受信した応答方法を自動実行することが記載されている。
これにより、代理応答者は、直接着信に応答せずに対応することが可能となり、迅速な応対が可能となる。
しかしながら、特許文献1に開示の技術において、例えば、ガイダンス応答で応対したガイダンスの内容が“電話をお掛け直し下さい”や“別途、お電話します”であった場合、着信先のユーザ(着信時不在だった社員)はどのようなガイダンス内容で応答したのかが分からず、電話をかけ直せばよいのか、電話が再度かかってくるのを待てばよいか判断できない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その課題は、代理応答者が選択したガイダンス応答の内容がどのような内容であったかを着信先のユーザに知らせる電話制御装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために第一の本発明は、1以上の外線および複数の内線を収容する電話制御装置において、特定の内線を指定する個別着信が到来し当該着信先が応答していない状態で他内線からの不在応答要求を受付ける不在応答要求受付手段と、前記不在応答要求を受付けた場合に当該着信に対する1以上の応答方法を含む応答方法一覧を前記他内線へ通知する応答方法一覧通知手段と、前記応答方法一覧を通知した前記他内線から前記応答方法一覧の内のいずれかの応答方法を含む不在応答方法を受信する不在応答方法受信手段と、前記受信した不在応答方法が指定する応答方法を実行する不在応答実行手段と、前記実行した応答方法に係る不在応答の履歴を当該着信の履歴情報と対応付けて記憶する不在応答履歴情報記憶手段と、を有し、前記不在応答実行手段が実行した応答方法に係る情報を当該着信先へ通知する、または前記個別着信の着信先の内線から前記不在応答履歴情報の送信を要求された場合に、前記不在応答の履歴を含む情報を当該要求元の内線へ送信することを特徴とする。
上記の課題を解決するために第二の本発明は、1以上の外線および複数の内線を収容する電話制御装置において、特定の内線を指定する個別着信が到来し当該着信先が応答していない状態で他内線からの不在応答要求を受付ける不在応答要求受付手段と、前記不在応答要求を受付けた場合に当該着信に対する1以上の応答方法を含む応答方法一覧を前記他内線へ通知する応答方法一覧通知手段と、前記応答方法一覧を通知した前記他内線から前記応答方法一覧の内のいずれかの応答方法を含む不在応答方法を受信する不在応答方法受信手段と、前記受信した不在応答方法が指定する応答方法を実行する不在応答実行手段と、前記実行した応答方法に係る不在応答の履歴を当該着信の履歴情報と対応付けて記憶する不在応答履歴情報記憶手段と、を有し、前記不在応答実行手段が前記不在応答方法が指定する応答方法を実行した場合に、前記不在応答に係る情報を当該着信先内線に予め対応付けられている電話番号へ通知することを特徴とする。
本発明によれば、電話制御装置は、代理応答者が選択したガイダンス応答の内容を保存し、着信先のユーザに通知するので、着信先のユーザは、代理応答者にガイダンス応答の内容を確認する必要が無い分、効率的に対応することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いながら説明する。
図1は、本発明の全体構成図および主装置1の機能ブロック図である。図示するように、本発明の電話システムは、電話網2に接続し、構内交換機として動作する主装置1と、主装置1に収容され、主装置1および電話網2を介して外部電話機3と通話を行う内線電話機4a〜4bとから構成される。尚、主装置1に収容される内線電話機4a〜4bの台数は限定しない。
次に、主装置1の機能ブロックについて説明する。
主装置1は、外線制御部101と、交換処理部102と、内線制御部103と、不在応答処理部104と、応答ガイダンス登録部105と、着信履歴記憶部(不在応答履歴含む)106と、電話帳データ記憶部107と、用件メッセージ録音部108と、内線グループ登録部109と、不在応答許可条件登録部110と、から構成される。
外線制御部101は、電話網2と接続するための接続インターフェースである。
交換処理部102は、外線制御部101と内線制御部103を接続して構内交換機としての処理全般を行う。
内線制御部103は、内線電話機4a〜4bと接続するための接続インターフェースである。
不在応答処理部104は、内線制御部103を監視し、内線電話機4からの発信要求受信を検出し、交換処理部102に発信処理を指示する。また、不在応答処理部104は、外線制御部101を監視し、外部電話機3からの着信を検出する。そして、不在応答処理部104は、着信を検出すると、当該着信に含まれている電話番号(以下、着信番号と呼称)を抽出し、内線グループ登録部109に予め登録されている当該着信番号と対応付けられた内線電話機4bを着信先として決定し、交換処理部102に内線電話機4bへの個別着信を指示する。交換処理部102は、内線電話機4bが空きでない場合に、外線制御部101を介して発信元の外部電話機3にビジーを送信する。また、交換処理部102は、内線電話機4bが空きの場合に、内線制御部103を介して内線電話機4bに着信通知コマンドを送信し、着信表示させる。そして、交換処理部102は、内線電話機4bが着信中であることを、不在応答処理部104に通知する。そして、不在応答処理部104は、当該着信に含まれている発信元の電話番号(以下、発信者情報1062と呼称)と、着信先の内線電話機4bの電話番号(以下、着信内線電話機情報1063と呼称)と、着信を検出した日時(以下、日時1061と呼称)の着信履歴を抽出し、抽出した着信履歴を着信履歴記憶部(不在応答履歴含む)106に記録する。尚、不在応答処理部104は、当該発信者情報の代りに、電話帳データ記憶部107に予め登録されている当該発信者情報と対応付けられた発信者を特定する名称を、着信履歴記憶部(不在応答履歴含む)106の発信者情報1062に記録するようにしてもよい。そして、不在応答処理部104は、内線制御部103を監視し、着信中の内線電話機4bからの着信応答受信を検出した場合は、交換処理部102に呼接続処理を指示し通話を開始する。また、不在応答処理部104は、内線制御部103を監視し、前記着信中の内線電話機4bからの着信応答受信を検出していない状態で、内線グループ登録部109に予め登録されている着信中の内線電話機4bと同一内線グループに属する内線電話機4aからの不在応答要求コマンド受信を検出する。
ここで不在応答要求コマンドとは、自内線電話機のユーザが当該着信に不在応答する旨の特定操作を行うこと(例えば“保留ボタン”の長押し)で主装置1へ送信される送信コマンドである。
そして、不在応答処理部104は、不在応答要求コマンドを送信した内線電話機4aが、不在応答許可条件登録部110に、不在応答要求コマンドの送信を許可する内線電話機として登録されているか否か確認し、内線制御部103を介して内線電話機4aに、着信中の内線電話機4bを含む着信中内線一覧を送信することで着信中内線一覧の表示を指示する。また、不在応答処理部104は、内線制御部103を監視し、前記着信中内線一覧が表示された内線電話機4aのユーザが、前記着信中内線一覧から選択した内線電話機4bの着信内線電話機情報1063を含む対象内線指定コマンドの受信を検出する。
ここで、対象内線指定コマンドとは、自内線電話機のユーザが前記着信内線一覧から不在応答する内線電話機4bを選択すること(例えば“ダイヤルボタン”の押下)で主装置1へ送信される送信コマンドである。
そして、不在応答処理部104は、不在応答許可条件登録部110に、対象内線指定コマンドを送信した内線電話機4aが、対象内線指定コマンドの送信を許可する内線電話機として登録されているか否かを確認し、内線制御部103を介して内線電話機4aに、1以上の応答方法を含む応答方法一覧を送信することで応答方法一覧の表示を指示する。また、不在応答処理部104は、内線制御部103を監視し、前記応答方法一覧が表示された内線電話機4aのユーザが、前記応答方法一覧から選択した応答方法を含む応答方法指定コマンドの受信を検出する。
ここで、応答方法指定コマンドとは、自内線電話機のユーザが前記応答方法一覧から応答方法を選択すること(例えば“ダイヤルボタン”の押下)で主装置1へ送信される送信コマンドである。
そして、不在応答処理部104は、前記応答方法指定コマンドに指定された応答方法を当該着信への不在応答処理として実行する。内線電話機4aのユーザが指定した応答方法がガイダンス応答の場合は、応答ガイダンス登録部105に登録されているガイダンスを外部電話機3に送出する。尚、内線電話機4aのユーザは応答方法として、外部電話機3からの用件を用件メッセージ録音部108に記録する留守番応答や、直接外部電話機3と通話を行う代理応答を指定することができる。そして、不在応答処理部104は、実行した不在応答処理を着信履歴記憶部(不在応答履歴含む)106の不在応答履歴1064に記録し、内線制御部103を介して内線電話機4bに、不在着信を送信することで不在中に着信があった旨の表示を指示する。また、不在応答処理部104は、内線制御部103を監視し、前記不在応答処理が実行された時に、ユーザが不在であった内線電話機4bから不在応答履歴情報要求コマンドの受信を検出する。
ここで、不在応答履歴情報要求コマンドとは、自内線電話機のユーザが、不在中の着信履歴(不在応答履歴含む)を要求する特定操作を行うこと(例えば“ラインキーボタン”の押下)、または自内線電話機のユーザが、前記不在中の着信履歴(不在応答履歴含む)から不在応答処理内容を確認したい不在応答履歴を選択すること(例えば“ダイヤルボタン”の押下)で主装置1へ送信される送信コマンドである。
そして不在応答処理部104は、前記不在応答履歴情報要求コマンドで不在中の着信履歴(不在応答履歴含む)が要求された場合に、着信履歴記憶部(不在応答履歴含む)106に記録された着信内線電話機情報1063が内線電話機4bに該当する着信履歴テーブル1060を、不在中の着信履歴(不在応答履歴含む)として内線電話機4bに送信することで不在中の着信履歴(不在応答履歴含む)の表示を指示する。また、不在応答処理部104は、内線制御部103を監視し、前記不在中の着信履歴(不在応答履歴含む)が表示された内線電話機4bのユーザが、前記不在中の着信履歴(不在応答履歴含む)から不在応答処理内容を確認するために選択したガイダンス応答の不在応答履歴1064を含む不在応答履歴情報要求コマンドの受信を検出する。そして、不在応答処理部104は、当該ガイダンス応答の不在応答履歴1064と一致する応答ガイダンス登録部105のガイダンスを交換処理部102を介して内線電話機4bに送出する。
応答ガイダンス登録部105は、ガイダンス応答で送出するガイダンスを登録する。
着信履歴記憶部(不在応答履歴含む)106は、日時1061と、発信者情報1062と、着信内線電話機情報1063と、不在応答履歴1064と、を記憶する。次に、着信履歴テーブル1060について図3を用いて説明する。
図3は、主装置1の着信履歴記憶部(不在応答履歴含む)106に記録された着信履歴テーブル1060を模式的に表した図である。
図示するように、着信履歴テーブル1060は、日時1061と、発信者情報1062と、着信内線電話機情報1063と、不在応答履歴1064と、から構成される。日時1061は、着信した日時を記録する。発信者情報1062は、着信に含まれている発信元の電話番号や、電話帳データ記憶部107に予め登録されている当該発信元の電話番号と対応付けられた発信者を特定する名称を記録する。着信内線電話機情報1063は、着信先内線電話機の内線番号を記録する。不在応答履歴1064は、不在応答を行ったユーザの内線番号と不在応答により実行された応答方法を記録する。図1の説明に戻る。
電話帳データ記憶部107は、電話番号と当該電話番号に対応付けられた発信者を特定する名称を記憶する。
用件メッセージ録音部108は、留守番応答時の用件メッセージを録音する。
内線グループ登録部109は、1台または2台以上の内線電話機4を1つのグループとし、着信番号と対応付けて登録する。
不在応答許可条件登録部110は、不在応答要求コマンドおよび対象内線指定コマンドの送信を許可する内線電話機4の内線番号を登録する。
図2は、主装置1の動作フローチャート図である。尚、本フローは主装置1の電源が投入され、着信を検出可能な状態から開始される。
まず、主装置1は、外部電話機3から着信が到来する(S201)、または内線電話機4から特定コマンドを受信する(S206)、または内線電話機4から着信応答を受信する(S221)、または内線電話機4から発信要求を受信する(S223)、または通話中に通話先または内線電話機4から当該通話を切断する呼切断要求を受信する(S225)の何れかの状態になるのを待つ。
外部電話機3から着信が到来した場合(S201、Yes)、主装置1は、着信番号を抽出し、内線グループ登録部109に予め登録されている当該着信番号と対応付けられた内線電話機4bを着信先として決定し、交換処理部102に内線電話機4bへの個別着信を指示する。交換処理部102は、当該内線電話機4bが空きか否かを判定する(S202)。
主装置1は、内線電話機4bが空きの場合に(S202、Yes)、当該内線電話機4bを呼出す内線呼出処理を実行するとともに当該内線電話機4bに着信通知コマンドを送信し(S203)、着信履歴記憶部(不在応答履歴含む)106に、日時1061と、発信者情報1062と、着信内線電話機情報1063と、を記録する(S204)。そして、主装置1はステップ201に戻る。内線電話機4bが空きでない場合(S202、No)、主装置1は、ビジーを発信元に送信する(S205)。そして、主装置1はステップ201へ戻る。
また、主装置1は、内線電話機4のユーザによる特定コマンドを受信した場合に(S206、Yes)、前記特定コマンドが、不在応答要求コマンドか(S207)、または対象内線指定コマンドか(S210)、または応答方法指定コマンドか(S213)、または不在応答履歴情報要求コマンドか(S217)の何れかの判定を待つ。
主装置1は、前記内線電話機4bへの着信中に、内線電話機4aから不在応答要求コマンドを受信した場合に(S207、Yes)、当該内線電話機4aが許可内線かを判定する(S208)。
内線電話機4aが不在応答許可条件登録部110に、不在応答要求コマンドの送信を許可する内線電話機として登録されている場合に(S208、Yes)、主装置1は、当該内線電話機4aに着信中内線一覧を送信(S209)することで着信中内線一覧の表示を指示する。そして、主装置1はステップ201に戻る。内線電話機4aが不在応答許可条件登録部110に、不在応答要求コマンドの送信を許可する内線電話機として登録されていない場合(S208、No)、主装置1は、不在応答要求コマンドを拒否する。そして、主装置1はステップ201に戻る。
主装置1は、前記着信中内線一覧が表示された前記内線電話機4aのユーザが前記着信中内線一覧から選択した着信内線電話機情報1063を含む対象内線指定コマンドを受信した場合に(S210、Yes)、当該内線電話機4aが許可内線かを判定する(S211)。
内線電話機4aが不在応答許可条件登録部110に、対象内線指定コマンドの送信を許可する内線電話機として登録されている場合に(S211、Yes)、主装置1は、当該内線電話機4aに応答方法一覧を送信(S212)することで応答方法一覧の表示を指示する。そして、主装置1はステップ201に戻る。内線電話機4aが不在応答許可条件登録部110に、対象内線指定コマンドの送信を許可する内線電話機として登録されていない場合(S211、No)、主装置1は、対象内線指定コマンドを拒否する。そして、主装置1はステップ201に戻る。
主装置1は、前記応答方法一覧が表示された前記内線電話機4aのユーザが前記応答方法一覧から選択した応答方法を含む応答方法指定コマンドを受信した場合に(S213、Yes)、指定された不在応答処理を実行する(S214)。指定された不在応答処理が、ガイダンス応答の場合、主装置1は、応答ガイダンス登録部105に登録されているガイダンスを外部電話機3に送出する。そして、主装置1は着信履歴記憶部(不在応答履歴含む)106に、不在応答履歴1064を記録する(S215)。そして、主装置1は内線電話機4bに、不在着信を送信することで不在中に着信があった旨の表示を指示する(S216)。そして、主装置1はステップS201に戻る。
前記外部電話機3からの着信に対する内線電話機4aのユーザによる不在応答処理(ガイダンス応答)終了後、主装置1は、当該不在応答処理が実行された時にユーザが不在であった内線電話機4bから不在応答履歴情報要求コマンドを受信した場合に(S217、Yes)、前記不在応答履歴情報要求コマンドに含まれる要求内容を判定する(S218)。
前記不在応答履歴情報要求コマンドに含まれる要求内容が不在中の着信履歴(不在応答履歴含む)の場合(S218、不在中の着信履歴(不在応答履歴含む))、主装置1は、着信履歴記憶部(不在応答履歴含む)106に記録された着信内線電話機情報1063が内線電話機4bに該当する着信履歴テーブル1060を不在中の着信履歴(不在応答履歴含む)として内線電話機4bに送信(S219)することで不在中の着信履歴(不在応答履歴含む)の表示を指示する。そして、主装置1はステップ201に戻る。
前記不在応答履歴情報要求コマンドに含まれる要求内容が、前記不在中の着信履歴(不在応答履歴含む)が表示された内線電話機4bのユーザが、前記不在中の着信履歴(不在応答履歴含む)から選択したガイダンス応答の不在応答履歴1064を含む不在応答処理内容の場合(S218、不在応答処理内容)、主装置1は、当該ガイダンス応答の不在応答履歴1064と一致する応答ガイダンス登録部105のガイダンスを交換処理部102を介して内線電話機4bに送出する(S220)。そして、主装置1はステップ201に戻る。
また、主装置1は、着信中の内線電話機4から当該着信に応答する着信応答を受信した場合(S221、Yes)、当該着信の発信元との通話を開始する呼接続処理を実行する(S222)。そして、主装置1はステップ223へ進む。
また、主装置1は、内線電話機4から発信要求を受信した場合(S223、Yes)、当該発信要求に含まれる電話番号を抽出し、外線を介して抽出した電話番号に発信する外線発信処理を実行し、相手が応答したならば当該発信先との通話を開始する呼接続処理を実行する(S224)。そして、主装置1はステップ225へ進む。
また、主装置1は、通話中に通話先または内線電話機4から当該通話を切断する呼切断要求を受信した場合(S225、Yes)、当該通話を停止する呼切断処理を実行する(S226)。そして、主装置1はステップ201に戻る。
以上、本発明の実施形態について説明した。
本発明によれば、主装置1は、外部電話機3からの内線電話機4bへの着信中に、内線グループ登録部109に予め登録されている内線電話機4bと同一内線グループに属する他の内線電話機4aのユーザから不在応答要求を受付け、当該内線電話機4aに1以上の応答方法を含む応答方法一覧を通知する。
また、主装置1は、内線電話機4aのユーザが前記応答方法一覧から選択した応答方法を含む不在応答方法を受付けてガイダンス応答等を実行し、その応答方法に係る不在応答の履歴を当該着信の着信履歴情報と対応付けて着信履歴記憶部(不在応答履歴含む)106の不在応答履歴1064に記録する。
また、主装置1は、前記不在応答方法が指定する応答方法が実行された時に不在であった内線電話機4bのユーザから、前記不在応答の履歴を要求された場合に、着信履歴記憶部(不在応答履歴含む)106に記録された着信内線電話機情報1063が内線電話機4bに該当する着信履歴テーブル1060を不在中の着信履歴(不在応答履歴含む)として、内線電話機4bに送信する。そして、主装置1は、内線電話機4bのユーザが前記不在中の着信履歴(不在応答履歴含む)から選択した不在応答履歴1064の実行内容を通知する。内線電話機4bのユーザが選択した不在応答履歴1064の実行内容が、ガイダンス応答の場合、主装置1は、当該ガイダンス応答と一致する応答ガイダンス登録部105のガイダンスを内線電話機4bに送出する。
これにより、内線電話機4bのユーザは、不在時の着信に対しどのような応答方法が実行されたのかを、応答方法を実行した内線電話機4aのユーザに確認することなく知ることができる。
尚、本発明を実施する形態では、内線電話機4a、4bの特定操作の方法は限定しない。内線電話機に用意される特定ボタンによる簡易操作でも、内線電話機のダイヤルによる特番操作でもよい。また、内線電話機4bへのガイダンス送出方法は限定しない。音声として送出しても、文字として表示してもよい。
1・・・主装置、2・・・電話網、3・・・外部電話機、4a・・・内線電話機(在席)、4b・・・内線電話機(不在)、101・・・外線制御部、102・・・交換処理部、103・・・内線制御部、104・・・不在応答処理部、105・・・応答ガイダンス登録部、106・・・着信履歴記憶部(不在応答履歴含む)、107・・・電話帳データ記憶部、108・・・用件メッセージ録音部、109・・・内線グループ登録部、110・・・不在応答許可条件登録部。
Claims (3)
- 1以上の外線および複数の内線を収容する電話制御装置において、
特定の内線を指定する個別着信が到来し当該着信先が応答していない状態で他内線からの不在応答要求を受付ける不在応答要求受付手段と、
前記不在応答要求を受付けた場合に当該着信に対する1以上の応答方法を含む応答方法一覧を前記他内線へ通知する応答方法一覧通知手段と、
前記応答方法一覧を通知した前記他内線から前記応答方法一覧の内のいずれかの応答方法を含む不在応答方法を受信する不在応答方法受信手段と、
前記受信した不在応答方法が指定する応答方法を実行する不在応答実行手段と、
前記実行した応答方法に係る不在応答の履歴を当該着信の履歴情報と対応付けて記憶する不在応答履歴情報記憶手段と、を有し、
前記不在応答実行手段が実行した応答方法に係る情報を当該着信先へ通知する、または 前記個別着信の着信先の内線から前記不在応答履歴情報の送信を要求された場合に、前記不在応答の履歴を含む情報を当該要求元の内線へ送信することを特徴とする不在応答実行機能を有する電話制御装置。 - 1以上の外線および複数の内線を収容する電話制御装置において、
特定の内線を指定する個別着信が到来し当該着信先が応答していない状態で他内線からの不在応答要求を受付ける不在応答要求受付手段と、
前記不在応答要求を受付けた場合に当該着信に対する1以上の応答方法を含む応答方法一覧を前記他内線へ通知する応答方法一覧通知手段と、
前記応答方法一覧を通知した前記他内線から前記応答方法一覧の内のいずれかの応答方法を含む不在応答方法を受信する不在応答方法受信手段と、
前記受信した不在応答方法が指定する応答方法を実行する不在応答実行手段と、
前記実行した応答方法に係る不在応答の履歴を当該着信の履歴情報と対応付けて記憶する不在応答履歴情報記憶手段と、を有し、
前記不在応答実行手段が前記不在応答方法が指定する応答方法を実行した場合に、前記不在応答に係る情報を当該着信先内線に予め対応付けられている電話番号へ通知することを特徴とする不在応答実行機能を有する電話制御装置。 - 請求項1または2に記載の電話制御装置において、
前記不在応答を許可する個別着信の着信先内線または個別着信の発信元または不在応答を要求する内線に係る条件を登録する許可条件登録手段をさらに有し、
前記不在応答実行手段は、前記許可条件登録手段を参照し、当該不在応答が許可された条件を満足しているか否かを判定し、満足していると判定した場合に前記不在応答に係る処理を実行することを特徴とする不在応答実行機能を有する電話制御装置。
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JP2017055237A true JP2017055237A (ja) | 2017-03-16 |
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ID=58317567
Family Applications (1)
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2015
- 2015-09-09 JP JP2015177329A patent/JP2017055237A/ja active Pending
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