JP2012095066A - 電話転送システム - Google Patents
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Abstract
【課題】
従来、電話の転送は本人に対して行われていた。この場合、本人は何らかの事情で転送先でも電話に出ることが困難であることが多いし、本人を追跡するのが困難な場合も多々存在する。また、電話をかけた用件について他の人間でも対応可能な場合も多く存在する。つまり、本人より同等の対応が可能な他の人間に転送することが本発明の課題となる。
【解決手段】
この目的を達成するために、本発明では、発信側の電話機(ないし電話機システム)において、用件などに応じたグループ毎に電話番号リストを記憶しておき、この内容に応じて転送制御を実行するものである。より好適な態様としては、発信している番号のグループについて、着信不可の場合には当該リストにおいて無効化し、残ったリスト中の件数において、その転送を制御する。
【選択図】 図1
従来、電話の転送は本人に対して行われていた。この場合、本人は何らかの事情で転送先でも電話に出ることが困難であることが多いし、本人を追跡するのが困難な場合も多々存在する。また、電話をかけた用件について他の人間でも対応可能な場合も多く存在する。つまり、本人より同等の対応が可能な他の人間に転送することが本発明の課題となる。
【解決手段】
この目的を達成するために、本発明では、発信側の電話機(ないし電話機システム)において、用件などに応じたグループ毎に電話番号リストを記憶しておき、この内容に応じて転送制御を実行するものである。より好適な態様としては、発信している番号のグループについて、着信不可の場合には当該リストにおいて無効化し、残ったリスト中の件数において、その転送を制御する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電話において着信側が不在などで応答しない場合、他の電話機に転送する技術に関する。その中でも特に、着信側の電話機と同じ組織内や代理対応可能な者の電話機に転送することや、転送の可否を判断する技術に関する。
従来から電話の自動転送技術がいくつか提案されている。この転送は、着信者が不在でも他の電話機で応答できるようにすることを目的とすることが多い。例えば、特許文献1は、転送元電話機にかかってきた電話呼を転送先電話機へ着信転送を行う処理をする転送制御装置に関するものであり、本人宛の電話を自席以外で受けることができるようにすることを目的としている。このために、特許文献1では、転送先電話機10が、着信転送に必要な情報である着信転送要求コマンドと着信転送先電話番号を、転送先電話機10から転送元電話機へサブアドレス通知またはユーザ間情報通知を用いて通知する送信制御回路15を有し、転送元電話機は通知された情報により着信転送の処理を行う着信転送制御回路を有している。
しかし、電話をかける場合、特定の個人との通話を希望する場合だけでなく、ある用件を解消することを目的とすることが多い。例えば、ある業務の問題を解決するために、人間を特定しなくとも特定の部署(組織)に所属する者と通話したいことや特定の人間と同様に用件を解決できる人間と通話したいとのニーズもある。また、ある用件を解決するために電話をかけた相手を追いかけて転送することは困難でもあるし、通話できない状態にあることも多い。つまり、同一組織に所属するものなど、応答可能な他の人間に転送した方が、同一人に対して転送するより効率的である場合もある。
そこで、本発明では、上記の課題を解決する、すなわち、ある組織内ないし用件に対応可能(である見込みのある)他者への転送を制御することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明では、発信側の電話機(ないし電話機システム)において、用件などに応じたグループ毎に電話番号リストを記憶しておき、この内容に応じて転送制御を実行するものである。より好適な態様としては、発信している番号のグループについて、着信不可の場合には当該リストにおいて無効化し、残ったリスト中の件数において、その転送を制御する。
本発明によれば、発信者の用件などに対応可能な他の人間への電話の転送が効率的に可能になる。
以下、図面を用いて、本発明の一実施の形態について説明する。まず、図1は、本発明の実施の形態による電話転送システムについて説明するための機能ブロック図である。なお、ここでは、電話転送システムによって、発信側の電話機100が、電話回線網を介して、着信側の電話機500、600、700の内の優先度が高い順に転送する場合を例に挙げて説明する。
本実施の形態による電話転送システムの発信側の電話機100は、発信者が番号を入力する番号入力部110、番号検索DB200から新たな発信番号を検索する番号検索部120、実際に発信を制御する発信制御部130を備えてなる構成となっている。なお、番号検索DBは例えば電話帳と呼ばれる電話機内部または、インターネット回線または電話網等を介して接続可能な電話機外部に存在する。番号検索DBは、ある番号に対して、複数の発信番号が優先順位のもと、紐付けられている。
本実施の形態による電話転送システムの着信側の電話機500、600、700は、発信者の電話機が次に発信する電話番号を指定している場合「転送可能」を表示させる、表示部510、610、710を備えてなる構成となっている。
次に、本実施の形態による発信側の電話機100の動作の詳細について説明する。図3は、転送先検索番号検索部120を説明するための、動作対応表である。入力番号が、番号検索DBに存在すれば、DB内で紐付けられている新たな発信番号を、DB内で保有する優先度順のまま発信制御部120に設定する。入力番号が番号検索DBに存在しない場合は、そのまま発信制御部120に設定する。
続いて、本実施の形態による発信側の電話機100の電話転送の詳細について説明する。図4は、発信者の電話機から着信側の電話機500、600、700への転送方法を説明するための、動作表である。2に示すとおり,最初発信者側の電話機の発信制御部に3つの番号が設定されており、優先度は電話機500が最も高く、次に600、最後に700となっている。なお、本設定は、利用者が優先度を、番号検索DB200に入力(指定)してもよいし、システム管理者や着信側が設定してもよい。さらに、電話番号と対応する利用者の属性情報を用いて自動で設定してもよい。この場合、属性として役職を用いて、これと優先度を決めるパラメータを対応付けて記憶しておき、このパラメータに(優先の度合いを示す)従って定める。
まず、電話機100は設定された電話番号のうち、優先度が最も高い電話機500に発信する。発信の際、SMS(Short Message Service)などを用いて、着信側の電話機500の表示部に「転送可能」を表示させる。着信者の電話機500においては、着信者が通話を許可する操作(受話器を持ち上げるなど)を行えば、電話機100に接続する。そして、電話機100では、以降の発信は行わないが、通話中など応答が不可の場合および一定時間以上呼び出したにも関わらず接続許可せず応答不可と判断できる場合、着信者が接続を拒否した場合などは、電話機500からのその旨の情報を受信し、電話機500への発信を中止し、電話機100自身の発信制御部から該当番号を削除する。そして、電話機100は次に優先度が高い電話機600に発信する。電話機500に発信時と同様に、SMSなどを用いて、着信側の電話機600の表示部に「転送可能」を表示させる。
また、上述と同様に以下の処理を実行する。着信者が接続を許可すれば、そこで接続を行う。この場合、以降の発信(転送)を行わないことがより好適である。応答不可等の場合、電話機600への発信を中止し、発信制御部から該当番号を削除する。最後に発信制御部に残された電話機700への発信を行う。なお今回は、次の転送先がないため、SMSなどを用いないため、着信側の電話機700の表示部には何も表示させない。着信者が接続を許可すれば、接続するが、応答不可等の場合、電話機700への発信を中止し、発信制御部から該当番号を削除し、発信者の電話機は音などで接続不可を出力する。
続いて、本実施の形態による電話転送システムの動作の詳細について説明する。図2は、本発明の電話転送システムにおける大まかな処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
まず、発信者による電話機100は、自身の番号入力部110から入力される番号、または電話帳から番号を選択する(A1010)。
次に、この電話機100内の番号検索部はA1010で選択された番号が、番号検索DB200に存在するか、データ検索を行う(A1020)。
電話機100は、選択された番号が番号検索DB200に存在する場合、指定した番号と紐付けられている番号を番号検索DB200から抽出し、発信先番号として発信者の電話機の発信制御部130に設定する(A1030)。
電話機100は、選択された番号が番号検索DB200に存在しない場合、選択された番号を発信先番号として発信者の電話機の発信制御部130に設定する(A1040)。
発信者の電話機、つまり、電話機100は自身の発信制御部に発信先が何件格納されているか、計測するする(A2010)。
A2010において発信先が2件以上格納されている場合、優先度が高い番号に転送可能発信として、SMSなどを用いて転送可能フラグを送付した上で発信する (A2110)。ここでは仮に電話機500が、優先度の高い番号の電話機とする。
着信者の電話機500は、転送可能フラグを受信すると,転送可能着信として、電話機の表示部510に転送可能を表示させ、着信する(A2120)。
着信者の電話機500は、着信者の応答を待つ、すなわち、呼出を行う(A2130)。
A2130での処理の間に着信者が接続許可をした場合(受話器を取るなど)、着信者の電話機500は、発信者の電話機100に対して接続する。その際、つまり、接続の際に、発信側の電話機は、自身の発信制御部にある番号を削除する(A2510)。
A2130で電話機500は、着信者からの接続拒否入力または、一定時間以上の呼び出しても応答がない、通話中など何らかの理由で接続できない場合、呼び出しを中断する。その場合、電話機500は、呼び出していた番号は着信不可であることを示す情報を発信者側の電話機10に送信し、電話機100は自身の発信制御部から削除する(A2610)。
A2130での処理の間に着信者が接続許可をした場合(受話器を取るなど)、着信者の電話機500は、発信者の電話機100に対して接続する。その際、つまり、接続の際に、発信側の電話機は、自身の発信制御部にある番号を削除する(A2510)。
A2130で電話機500は、着信者からの接続拒否入力または、一定時間以上の呼び出しても応答がない、通話中など何らかの理由で接続できない場合、呼び出しを中断する。その場合、電話機500は、呼び出していた番号は着信不可であることを示す情報を発信者側の電話機10に送信し、電話機100は自身の発信制御部から削除する(A2610)。
A2110において、電話機100は、格納されている(残っている)発信先が1件の場合、その番号に発信する(A2210)。ここでは仮に電話機600に発信するとする。この場合、上述したような転送可能フラグの添付は不要になる。
転送された着信者の電話機600は、転送可能フラグを受信しないため,転送可能着信とせず、電話機の表示部610に転送可能を表示させずに、着信する(A2220)。
着信者の電話機600は、着信者の応答を待つ、すなわち、呼出を行う(A2230)。
着信者の電話機600は、着信者の応答を待つ、すなわち、呼出を行う(A2230)。
A2230の間に、着信者が接続許可との操作を電話機600にした場合、電話機600は発信者の電話機100に対して接続する。その際、電話機100は、自身の発信制御部にある番号を削除する(A2510)。
A2230の間で着信者が接続拒否または、一定時間以上の呼び出しても応答がない、通話中など何らかの理由で接続できない場合、電話機100は呼び出しを中断する。その際、発信者の電話機100は自身の発信制御部から番号を削除し、接続不可を出力する(A2710)。
A2010において、発信先が0件格納されていると判断した場合、発信者の電話機は音などで接続不可を出力する(A2710)。
以上で、本実施の形態に関する説明を終了する。
A2010において、発信先が0件格納されていると判断した場合、発信者の電話機は音などで接続不可を出力する(A2710)。
以上で、本実施の形態に関する説明を終了する。
100…発信者の電話機、200…番号検索DB、500・600・700…着信者の電話機
Claims (1)
- 着信側の電話機で応答しない場合に、他の電話機に転送する電話転送システムにおいて、
複数の電話機と接続され、発信機能を有する発信側電話機と、
前記発信側電話機で読取り可能なデータベースであって、前記複数の電話機について、それぞれグループ毎に優先度と対応付けて記憶するデータベースを有し、
前記発信側電話機は、
(1)前記複数の電話機のいずれかに対して発信し、
(2)前記データベースから発信先の電話機の属するグループを特定し、
(3)前記発信先の電話機が応答しない場合、特定された前記グループに属する電話機のうち前記優先度が最も高い電話機に対して発信することで転送を実現し、
(4)当該電話機でも応答しない場合、前記グループで次に優先度が高い電話機に対して発信することで転送を実現し、
(5)前記(4)の処理について、前記複数の電話機のいずれかが応答するまで繰り返し、前記グループに属する各電話機が応答しない場合、接続不可能である旨を出力することを特徴とする電話転送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010240262A JP2012095066A (ja) | 2010-10-27 | 2010-10-27 | 電話転送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010240262A JP2012095066A (ja) | 2010-10-27 | 2010-10-27 | 電話転送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012095066A true JP2012095066A (ja) | 2012-05-17 |
Family
ID=46387941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010240262A Pending JP2012095066A (ja) | 2010-10-27 | 2010-10-27 | 電話転送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012095066A (ja) |
-
2010
- 2010-10-27 JP JP2010240262A patent/JP2012095066A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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