JP6218568B2 - 通信装置、通信システム、通信方法、および通信プログラム - Google Patents

通信装置、通信システム、通信方法、および通信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、受信側の状況に応じた出力方法で発信側から送信された情報を出力可能な通信装置、端末、通信システム、通信方法、および通信プログラムに関する。
近年、音声からテキスト、もしくはテキストから音声への変換が広く行われている。また、コミュニケーションの手段としては、電話による音声通話、チャットといったリアルタイムの手段や、留守番電話やメールのようなリアルタイム性を問わない手段も知られている。
特許文献1には、しゃべれない状況でも、相手からの電話音声を聞き取って、無言で電話応答する技術が記載されている。
特開2003−264643号公報
離れた人とのコミュニケーションを始める際には、相手の状況がわからないことが多く、相手が会議中、ないしは相手が電車で移動中に電話を掛けてしまうことや、逆に、手が離せず、文字入力ができない状況でチャットを受信してしまうことがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、受信側の状況に合わせて、相手からの情報の受け取り方を変化させることで、スムーズなコミュニケーションを実現する通信装置、端末、通信システム、通信方法、および通信プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の本発明は、通信装置であって、発信側端末から送信された情報を受信する受信手段と、前記情報の出力方法を選択する選択手段と、前記情報を前記選択した出力方法で着信側端末に送信し、前記選択した出力方法で前記着信側端末に出力させる出力手段と、時間帯、または、前記着信側端末の着信者のスケジュール内容に応じた出力方法が設定された選択条件を記憶する選択情報記憶手段と、を備え、前記選択手段は、前記選択情報記憶手段を参照して、前記情報を受信した時間帯に対応する出力方法を選択し、または、前記情報を受信した際の前記着信者のスケジュール内容に対応する出力方法を選択する
請求項2記載の本発明は、上記通信装置において、前記出力方法には、前記着信側端末に着信を通知する着信通知の出力方法と、通信内容の出力方法の少なくともいずれか1つが含まれる。
請求項3記載の本発明は、上記通信装置において、前記選択手段は、着信側端末の状況に基づいて、前記発信側端末から送信された情報の出力方法を選択する。
請求項4記載の本発明は、通信装置であって、発信側端末から送信された情報を受信する受信手段と、前記情報の出力方法を選択する選択手段と、前記情報を前記選択した出力方法で着信側端末に送信し、前記選択した出力方法で前記着信側端末に出力させる出力手段と、前記発信側端末と前記着信側端末との間の通話内容を第三者の転送側端末に転送するために呼を転送する転送制御手段と、を備え、前記選択手段は、前記通話内容の出力方法を選択し、前記出力手段は、前記通話内容を前記選択した出力方法で転送側端末に送信し、前記選択した出力方法で前記転送側端末に出力させる。
請求項5記載の本発明は、上記通信装置において、転送制御手段は、前記発信側端末と前記着信側端末との間の通話内容をログ記憶手段に記憶する。
請求項6記載の本発明は、発信側端末と着信側端末とを備える通信システムであって、前記着信側端末は、前記発信側端末から送信された情報を受信する受信手段と、前記情報の出力方法を選択する選択手段と、前記選択した出力方法で、前記発信側端末から送信された情報を出力する出力手段と、時間帯、または、着信者のスケジュール内容に応じた出力方法が設定された選択条件を記憶する選択情報記憶手段と、を備え、前記選択手段は、前記選択情報記憶手段を参照して、前記情報を受信した時間帯に対応する出力方法を選択し、または、前記情報を受信した際の前記着信者のスケジュール内容に対応する出力方法を選択し、前記発信側端末は、当該発信側端末が前記情報を着信側端末に送信した発信方法と、前記選択された出力方法とが異なる場合、前記選択された出力方法と同じ発信方法に切り替える切替手段を備える。
請求項7記載本発明は、コンピュータが行う通信方法であって、前記コンピュータは、発信側端末から送信された情報を受信する受信ステップと、前記情報の出力方法を選択する選択ステップと、前記情報を前記選択した出力方法で着信側端末に送信し、前記選択した出力方法で前記着信側端末に出力させる出力ステップと、を行い、前記選択ステップは、時間帯、または、前記着信側端末の着信者のスケジュール内容に応じた出力方法が設定された選択条件を記憶する選択情報記憶部を参照して、前記情報を受信した時間帯に対応する出力方法を選択し、または、前記情報を受信した際の前記着信者のスケジュール内容に対応する出力方法を選択する
請求項8記載本発明は、コンピュータを、発信側端末から送信された情報を受信する受信手段、前記情報の出力方法を選択する選択手段、前記情報を前記選択した出力方法で着信側端末に送信し、前記選択した出力方法で前記着信側端末に出力させる出力手段、および、時間帯、または、前記着信側端末の着信者のスケジュール内容に応じた出力方法が設定された選択条件を記憶する選択情報記憶手段として機能させ、前記選択手段は、前記選択情報記憶手段を参照して、前記情報を受信した時間帯に対応する出力方法を選択し、または、前記情報を受信した際の前記着信者のスケジュール内容に対応する出力方法を選択する
本発明により、受信側の状況に合わせて、相手からの情報の受け取り方を変化させることで、スムーズなコミュニケーションを実現する通信装置、端末、通信システム、通信方法、および通信プログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態が適用されたコミュニケーションシステムの全体構成図である。 通信装置の構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態の処理を示すシーケンス図である。 着信側選択条件の一例を示す図である。 着信側選択条件の他の一例を示す図である。 端末に表示されるテキストメッセージの一例を示す図である。 転送処理時におけるコミュニケーションシステムの全体構成図である。 転送処理を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるコミュニケーションシステム(通信システム)の構成を示す全体構成図である。図示するコミュニケーションシステムは、クラウドに配置さされた通信装置1と、ユーザが使用する複数の端末2、3(例えば、スマートフォン、タブレット端末、PCなどの通信端末)とを有する。ここでは、発信側端末2と、着信側端末3とを有する。
図2は、通信装置1の構成を示す機能ブロック図である。通信装置1は、着信側端末3の状況に合わせて、発信側端末2から送信された情報の出力方法を変化させる装置である。図示する通信装置1は、通信管理部11と、出力方法変換部12と、転送制御部13と、着信側選択条件記憶部14と、転送側選択条件記憶部15と、ログ記憶部16とを備える。
通信管理部11は、発信側端末2の発信を受け付ける。出力方法変換部12(受信手段、選択手段、出力手段)は、発信側端末2から送信された情報を受信し、発信側端末1から送信された情報の出力方法を選択し、当該情報を選択した出力方法で着信側端末3に送信し、選択した出力方法で着信側端末3に出力させる。本実施形態の出力方法には、着信側端末3に着信を通知する着信通知の出力方法と、通信内容の出力方法とが含まれるものとする。また、出力方法変換部12、発信側端末2から送信された情報の出力方法を、着信側選択条件記憶部14を用いて選択する。
転送制御部13(転送制御手段)は、発信側端末2と着信側端末3との間の通話内容を第三者の転送側端末に転送するために呼を転送する。また、転送制御部13は、発信側端末2と着信側端末3との間の通話内容を、ログ記憶部16に記憶することとしてもよい。着信側選択条件記憶部14には、発信側端末2から送信された情報の出力方法の選択条件が設定されている。転送側選択条件記憶部15には、発信側端末2と着信側端末3との間の通話内容の出力方法の選択条件が設定されている。ログ記憶部16には、発信側端末2と着信側端末3との間の通話内容が記憶される。
上記説明した通信装置1および端末2、3には、例えば、CPUと、メモリと、HDD等の外部記憶装置と、入力装置と、出力装置とを備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。このコンピュータシステムにおいて、CPUがメモリ上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、各部の各機能が実現される。例えば、通信装置1および端末2、3の各機能は、通信装置1用のプログラムの場合は通信装置1のCPUが、そして、端末2、3用のプログラムの場合は端末2、3のCPUがそれぞれ実行することにより実現される。また、通信装置1用のプログラムおよび端末2、3用のプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD−ROMなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶することも、ネットワークを介して配信することもできる。
なお、図1に示すコミュニケーションシステムは、クラウドの通信装置1を備えるシステムであるが、発信側端末2と着信側端末3との間でのP2P(peer to peer)通信であってもよい。この場合、通信装置1の機能は、着信側端末3が備えるものとする。また、図1に示すコミュニケーションシステムの場合(P2P通信以外の場合)であっても、通信装置1の機能を着信側端末3が備えるものとしてもよい。
次に、本実施形態の処理について説明する。
図3は、本実施形態のコミュニケーションシステムの処理を説明するためのシーケンス図である。
まず、着信側端末3は、ユーザの指示を受け付けて、発信側端末2から送信される情報を、どのような方法で出力するかの出力方法を着信側選択条件記憶部14にあらかじめ登録しておく(S11)。本実施形態の出力方法としては、着信側端末3に呼の着信を通知する着信通知の出力方法と、通信内容の出力方法とがある。着信通知の出力方法としては、例えば、振動、ベル鳴動、ジングル鳴動などが考えられる。通知内容の出力方法には、ビデオ電話などの場合の画像および音声、電話などの場合の音声、チャットなどの場合のテキスト応答、メールなどの場合のテキストなどが考えられる。なお、通知内容には、通話などの双方向の通知だけでなく、例えば、広告やアプリなどにおける情報配信の通知も含むものとする。
図4および図5は、着信側選択条件記憶部14に記憶された選択条件の一例を示す図である。
図4は、時間帯に応じた出力方法が設定された選択条件の例である。図示する選択条件は、テーブル形式で設定され、発信側端末2の発信方法毎に、各時間帯での出力方法(着信通知および通信内容)が設定されている。
例えば図4では、発信側端末2の発信方法が、「ビデオ電話メッセージ」の場合であって、発信時刻が「0時〜9時」の時間帯の場合、着信側端末3では、着信通知としては「振動」で、通信内容としては「テキスト応答」(チャット)とすることが設定されている。また、発信側端末の発信方法が、「電話メッセージ」の場合であって、発信時刻が「12時〜13時」の時間帯の場合、着信側端末3では、着信通知としては「ベル鳴動」で、通信内容としては「音声」とすることが設定されている。
図5は、ユーザが登録したスケジュールの内容(種別)応じた出力方法が設定された選択条件の例である。図示する選択条件は、テーブル形式で設定され、発信側端末2の発信方法毎に、各スケジュール内容の出力方法(着信通知および通信内容)が設定されている。
例えば図5では、発信側端末2の発信方法が、「ビデオ電話メッセージ」の場合であって、スケジュール内容が「重要会議または来客」の場合、着信側端末3では、着信通知は行わず、通信内容としては「骨伝導での音声メッセージ出力」とすることが設定されている。また、発信側端末2の発信方法が、「電話メッセージ」の場合であって、スケジュール内容が「通常会議」の場合、着信側端末3では、着信通知としては「振動」で、通信内容としては「テキスト応答」(チャット)とすることが設定されている。なお、図5に示すようなスケジュール内容に応じた出力方法の選択条件を使用する場合、着信側端末3のユーザは、自身のスケジュールを通信装置1の出力方法変換部12に登録しておくものとする。また、着信側端末3のユーザが登録する場合だけでなく、他のスケジューラサービスや着信側端末3の別のアプリのスケジューラ等と連携することで、自動で登録されることとしてもよい。
なお、着信側選択条件記憶部14に記憶された選択条件は、図4、図5に限定されるものではなく、他の選択条件を備えることとしてもよい。例えば、GPS機能を使用して計測された着信側端末3(ユーザ)の移動速度を収集し、当該移動速度に応じた出力方法が設定された選択条件テーブルを有することとしてもよい。移動速度が大きい場合は、電車などの乗り物に乗っている場合であると推定し、乗り物に乗っている状況に応じた出力方法を設定することが考えられる。
また、GPS機能を使用して取得した着信側端末3(ユーザ)の位置情報を収集し、当該位置情報に応じた出力方法が設定された選択条件テーブルを有することとしてもよい。また、着信側端末3がマナーモードか否かに応じて出力方法が設定された選択条件テーブルを有することとしてもよい。
ユーザは、時間帯、スケジュール内容、移動速度、位置情報、マナーモードなどの中から所望の種類に応じた選択条件を、着信側選択条件記憶部14に登録する。なお、ユーザは、着信側端末3以外の別の端末を用いて、着信側選択条件記憶部14に選択条件を登録することとしてもよい。
このように、着信側端末3の状況に基づいた選択条件を設定する。なお、着信側端末3の状況については、以下の方法で取得および収集することが考えられる。例えば、(1)通信装置1は着信側端末3に着信通知を送信する前に問い合わせ、着信側端末3がそのときの状況を通信装置1に通知すること、(2)着信側端末3が状況が変わる度に通信装置1に通知すること、(3)着信側端末3が定期的に通信装置1に通知すること、(4)着信通知を切り替える機能を着信側端末3に持たせ、着信側端末3は、着信通知を受け付けると、着信通知(ベル鳴動など)を行う前に自身の状況を取得して着信通知および/または通信内容の出力方法を選択させるようにし、選択した出力方法を通信装置1に通知すること、などが考えられる。
発信側端末2は、ユーザの指示を受け付けて、発信情報を通信装置1の通信管理部11に送信する(S12)。発信情報には、着信先情報(相手先情報)、発信方法(例えば、電話(音声)発信など)が含まれる。
通信管理部11は、発信情報を受け付けると当該発信情報を出力方法変換部12に送出する(S13)。なお、通信管理部11は、発信側端末2の認証を行うこととしてもよい。この場合、発信側端末2は、S11で認証情報を通信管理部11に送信し、通信管理部11は、当該認証情報を認証し、認証結果を発信側端末2に送信する(S13−1)。そして、発信側端末2は、認証結果が認証成功の場合、発信情報を出力方法変換部12に送信することとしてもよい(S13−2)。
出力方法変換部12は、発信情報を受け付けると、着信側選択条件記憶部14を参照し(S14)、出力方法を決定する(S15)。具体的には、発信情報に含まれる発信方法および着信者の状況に関する所定の条件(現在の時間帯、現在のユーザのスケジュール状態、位置、移動速度など)に対応する出力方法を着信側選択条件記憶部14から取得し、取得した出力方法に決定する(S15)。すなわち、出力方法変換部12は、着信側端末3の状況に基づいて、発信側端末3から送信された情報の出力方法を選択する。
そして、出力方法変換部12は、決定した出力方法の着信通知(例えば振動など)で着信側端末3に着信を通知する(S16)。
着信通知された着信側端末3は、応答状況の通知を出力方法変換部12に送信する(S17)。なお、応答状況は、着信側端末3が着信に応答したこと、また、所定の時間無応答の場合は無応答であることなどを示す情報である。
出力方法変換部12は、着信側端末3の応答状況と、S15で決定した通信内容の出力方法とを発信側端末2に送出する(S18)。これにより、発信側端末2は、応答状況と通信内容の出力方法とを自身のディスプレイに出力し、ユーザに提示する。これにより、発信側端末2のユーザは、着信側端末3の応答状況および通信内容の出力方法を把握することができる。例えば、発信側端末2の発信方法が電話などの音声で、着信側端末3の出力方法がテキストの場合、着信側端末3の返信に時間がかかることが想定されるため、発信側端末2に着信側端末3の応答状況および通信内容の出力方法を通知することで、応答がないことによる発信側端末2のユーザの不安を取り除き、ユーザの利便性を向上することができる。
なお、出力方法変換部12は、S16で着信通知とともに、発信側端末2の発信方法を着信側端末3に送信し、着信側端末3のディスプレイに発信側端末2の発信方法(電話による音声、メールやチャットなどのテキストなど)を表示させることとしてもよい。この場合、着信側端末3のユーザは、ディスプレイに表示された発信方法を見て、自身の状況に応じて所望の通信内容の出力方法を着信側端末3に入力する。そして、着信側端末3は、入力された出力方法を出力方法変換部12に送信する(S17−1)。出力方法変換部12は、着信側端末3の応答状況(応答あり)と、着信側端末3から送信された、ユーザが選択した通信内容の出力方法とを発信側端末2に送信する(S18)。
また、出力方法変換部12は、着信側端末3から一定時間応答がない場合は、通信内容の出力方法を、メールなどのテキスト着信とすることとしてもよい。また、出力方法変換部12は、着信側端末3の応答がなく、留守番電話機能により登録された音声メッセージを、テキストに変換して、メールなどのテキスト着信とすることとしてもよい。
なお、発信側端末2は、着信側端末3の出力方法に応じて発信方法を切り替えることができるようにしてもよい。例えば、発信側端末2の発信方法が電話(音声メッセージ)の場合で、着信側端末3の出力方法(通信内容)がテキストとなった場合、発信側端末2のユーザに着信側端末3の出力方法を提示し、発信方法を切り替えるかどうかを確認して、発信方法をユーザが指定した発信方法に切り替えることとしてもよい。
また、発信側端末2は、発信方法を切り替える発信方法切替部を備え、自動的に(例えば、あらかじめ設定した切替条件などに従って)着信側端末3の出力方法に合わせて発信方法の切り替えを行うこととしてもよい。例えば、発信方法切替部は、発信側端末2の発信方法と、着信側端末3の出力方法とが異なる場合、着信側端末3の出力方法と同じ発信方法に切り替えることなどが考えられる。
以上の処理により発信側端末2と着信側端末3との間で通信が可能になり、発信側端末2は、S12で発信した発信方法で、通信内容(例えば、電話による音声メッセージ)を出力方法変換部12に送信する(S19)。
そして、出力方法変換部12は、S17またはS17−1で決定した出力方法で、発信側端末2から送信された通信内容を変換し、着信側端末3に出力する(S20)。例えば、発信側端末2の発信方法が電話による音声で、S17で決定した出力方法がテキスト応答(チャット)の場合は、出力方法変換部12は、音声認識技術を用いて発信側端末2から送信された音声のメッセージをテキストのメッセージに変換して、着信側端末3に送信する。また、発信側端末2の発信方法がメールによるテキストで、S17で決定した出力方法が音声の場合は、出力方法変換部12は、発信側端末2から送信されたテキストのメッセージを音声のメッセージに変換して、着信側端末3に送信する。
着信側端末3は、変換されたメッセージをディスプレイやスピーカーなどの出力装置から出力し、ユーザは出力されたメッセージに対する応答(返信)メッセージを、当該出力方法で着信側端末3に入力する。例えば、ユーザは、テキストで出力された場合、テキストで応答メッセージを着信側端末3に入力する。図6は、通信内容の出力方法がチャットによるテキストの場合に、着信側端末3のディスプレイに表示された通信内容の一例を示す図である。着信側端末3は、入力された応答メッセージを、出力方法変換部12に送信する(S21)。
出力方法変換部12は、応答メッセージをそのまま、または、S12の発信方法で発信側端末2に送信する(S22)。例えば、出力方法変換部12は、着信側端末3から送信されたテキストの応答メッセージをそのまま着信側端末2に送信する、あるいは、テキストの応答メッセージを音声などに変換して着信側端末2に送信する。
次に、通話の内容を第三者の端末(転送側端末4)に転送する処理について説明する。
図7は、転送処理時におけるコミュニケーションシステムの全体構成図である。図示するコミュニケーションシステムでは、通信装置1、発信側端末2および着信側端末3の他に、転送側端末4を備える。
図8は、転送処理を示すシーケンス図である。図示する処理は、図3の処理により発信側端末2と着信側端末3との間で、音声による通話の開始された後に行われるものとする。
発信側端末2と着信側端末3との間の通話(S31)の開始後、または通話中の所定のタイミングで、転送制御部13は、第三者の転送側端末4への呼の転送指示を通信管理部11に送出する(S32)。なお、着信側端末3は、ユーザの指示を受け付けて、転送制御部13が備える記憶部(不図示)に転送先の転送側端末4をあらかじめ登録しておくものとする。
また、通話中の所定のタイミングは、例えば、転送制御部13は、発信側端末2と着信側端末3との間での通話の内容を音声認識し、危険キーワードが検知された場合に、転送側端末4への呼の転送指示を送出するものとする。具体的には、振り込め詐欺・母さん助けて詐欺などの会話で頻出するキーワードを、警視庁の振り込め詐欺対策ホームページなどに公開されている詐欺手口や事例情報の再現音声を活用して収集した危険キーワード辞書をあらかじめ作成し、転送制御部13が備える記憶部(不図示)に記憶しておく。そして、転送制御部13は、危険キーワード辞書に登録された危険キーワードが通話中に検出された場合に、転送側端末4への呼の転送指示を送出する。
また、転送制御部13は、あらかじめ登録された発信側端末2からの発信の場合に、転送側端末4への呼の転送指示を送出することとしてもよい。
通信管理部11は、転送側端末4を呼び出すために、出力方法変換部12に呼を転送する(S33)。出力方法変換部12は、呼の転送指示を受け付けると、転送側選択条件記憶部15を参照し(S34)、発信側端末2と着信側端末3との間の通話内容の出力方法を決定する(S35)。転送側選択条件記憶部15には、転送側端末4の出力方法(着信通知、通信内容)があらかじめ登録されており、出力方法変換部12は、転送側選択条件記憶部15から取得した出力方法に決定する。なお、転送側端末4のユーザは、あらかじめ転送側選択条件記憶部15に出力方法を登録しておくものとする。
そして、出力方法変換部12は、決定した着信通知の出力方法(例えば振動など)で、転送側端末4に着信を通知する(S36)。そして、出力方法変換部12は、発信側端末2と着信側端末3との間での通話内容を、決定した通信内容の出力方法(例えば、音声、テキストなど)に変換し、転送側端末4に転送する(S37)。転送側端末4は、転送された通話内容を音声またはテキストで出力する。これにより、転送側端末4を使用する第三者は、発信側端末2と着信側端末3との間の通話内容をリアルタイムに音声またはテキストで知ることができる。
また、本実施形態では、S37を行う替わりに、発信側端末2と着信側端末3との間の通話内容をログとして記憶し、後で転送側端末4に送信することとしてもよい。すなわち、出力方法変換部12は、通話内容録音指示を通信管理部11に送出し(S38)、通信管理部11に通話内容をログ記憶部16に記憶させる(S39)。そして、通信管理部11は、通話の終了後などの所定のタイミングで、ログ記憶部16に記憶した通話内容の音声ファイルを出力方法変換部12に送出する(S40)。出力方法変換部12は、S35で決定した通知内容の出力方法(音声またはテキスト)で、通話内容を転送側端末4に送信する(S41)。
以上説明した本実施形態では、受信側の状況に合わせて、相手からの情報の受け取り方を変化させることで、スムーズなコミュニケーションを実現することができる。すなわち、着信側が如何なる状況でも、着信者の状況に合わせてコミュニケーションを図ることができる。また、本実施形態によれば、着信者が障害者などの場合にも、スムーズなコミュニケーションを図ることができる。
また、本実施形態では、発信側端末2と着信側端末3との間の通話内容を第三者の転送側端末4に転送することで、例えば、着信者が高齢者で、振り込め詐欺等に巻き込まれる危険性を防止することができる。また、高齢者の親から、「こんな電話があったんだけど。」などの相談を受けても、要領を得ず、実際にどのような話だったか分からないことが多い場合に、通話内容をリアルタイムでまたは後からログ情報として第三者に知らせることで、上記のような事態の発生を回避することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。例えば、出力方法変換部12は、着信側端末3のユーザのユーザ情報(例えば、国籍、着信側端末3の言語設定など)を用いて、発信側端末2から送信される情報を着信側端末3のユーザの母国語に翻訳して音声またはテキストで出力することとしてもよい。
1 :通信装置
11:通信管理部
12:出力方法変換部
13:転送制御部
14:着信側選択条件記憶部
15:転送側選択条件記憶部
16:ログ記憶部
2 :発信側端末
3 :着信側端末
4 :転送側端末

Claims (8)

  1. 通信装置であって、
    発信側端末から送信された情報を受信する受信手段と、
    前記情報の出力方法を選択する選択手段と、
    前記情報を前記選択した出力方法で着信側端末に送信し、前記選択した出力方法で前記着信側端末に出力させる出力手段と、
    時間帯、または、前記着信側端末の着信者のスケジュール内容に応じた出力方法が設定された選択条件を記憶する選択情報記憶手段と、を備え、
    前記選択手段は、前記選択情報記憶手段を参照して、前記情報を受信した時間帯に対応する出力方法を選択し、または、前記情報を受信した際の前記着信者のスケジュール内容に対応する出力方法を選択すること
    を特徴とする通信装置。
  2. 請求項1記載の通信装置であって、
    前記出力方法には、前記着信側端末に着信を通知する着信通知の出力方法と、通信内容の出力方法の少なくともいずれか1つが含まれること
    を特徴とする通信装置。
  3. 請求項1または2記載の通信装置であって、
    前記選択手段は、着信側端末の状況に基づいて、前記発信側端末から送信された情報の出力方法を選択すること
    を特徴とする通信装置。
  4. 通信装置であって、
    発信側端末から送信された情報を受信する受信手段と、
    前記情報の出力方法を選択する選択手段と、
    前記情報を前記選択した出力方法で着信側端末に送信し、前記選択した出力方法で前記着信側端末に出力させる出力手段と、
    前記発信側端末と前記着信側端末との間の通話内容を第三者の転送側端末に転送するために呼を転送する転送制御手段と、を備え、
    前記選択手段は、前記通話内容の出力方法を選択し、
    前記出力手段は、前記通話内容を前記選択した出力方法で転送側端末に送信し、前記選択した出力方法で前記転送側端末に出力させること
    を特徴とする通信装置。
  5. 請求項4記載の通信装置であって、
    転送制御手段は、前記発信側端末と前記着信側端末との間の通話内容をログ記憶手段に記憶すること
    を特徴とする通信装置。
  6. 発信側端末と着信側端末とを備える通信システムであって、
    前記着信側端末は、
    前記発信側端末から送信された情報を受信する受信手段と、
    前記情報の出力方法を選択する選択手段と、
    前記選択した出力方法で、前記発信側端末から送信された情報を出力する出力手段と、
    時間帯、または、着信者のスケジュール内容に応じた出力方法が設定された選択条件を記憶する選択情報記憶手段と、を備え、
    前記選択手段は、前記選択情報記憶手段を参照して、前記情報を受信した時間帯に対応する出力方法を選択し、または、前記情報を受信した際の前記着信者のスケジュール内容に対応する出力方法を選択し、
    前記発信側端末は、
    当該発信側端末が前記情報を着信側端末に送信した発信方法と、前記選択された出力方法とが異なる場合、前記選択された出力方法と同じ発信方法に切り替える切替手段を備えること
    を特徴とする通信システム。
  7. コンピュータが行う通信方法であって、
    前記コンピュータは、
    発信側端末から送信された情報を受信する受信ステップと、
    前記情報の出力方法を選択する選択ステップと、
    前記情報を前記選択した出力方法で着信側端末に送信し、前記選択した出力方法で前記着信側端末に出力させる出力ステップと、を行い、
    前記選択ステップは、時間帯、または、前記着信側端末の着信者のスケジュール内容に応じた出力方法が設定された選択条件を記憶する選択情報記憶部を参照して、前記情報を受信した時間帯に対応する出力方法を選択し、または、前記情報を受信した際の前記着信者のスケジュール内容に対応する出力方法を選択すること
    を特徴とする通信方法。
  8. コンピュータを、
    発信側端末から送信された情報を受信する受信手段、
    前記情報の出力方法を選択する選択手段
    前記情報を前記選択した出力方法で着信側端末に送信し、前記選択した出力方法で前記着信側端末に出力させる出力手段、および、
    時間帯、または、前記着信側端末の着信者のスケジュール内容に応じた出力方法が設定された選択条件を記憶する選択情報記憶手段として機能させ、
    前記選択手段は、前記選択情報記憶手段を参照して、前記情報を受信した時間帯に対応する出力方法を選択し、または、前記情報を受信した際の前記着信者のスケジュール内容に対応する出力方法を選択すること
    を特徴とする通信プログラム。
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