JP2017055214A - レベルシフト回路 - Google Patents

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Junichi Matsubara
淳一 松原
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Abstract

【課題】回路素子数を減らして回路面積を小さくし、回路規模を縮小させることができるレベルシフト回路を提供する。
【解決手段】レベルシフト回路10はレベルシフト部12及びバッファ部14を備え、レベルシフト部12はトランジスタ30及び抵抗32を含んで構成されている。トランジスタ30の一方の第1主電極には第1電源電圧が入力され、制御電極には第1電源電圧よりも低電圧の第2電源電圧が入力される。トランジスタ30の他方の第2主電極には第1電源電圧がレベルシフトされた定電流が出力される。抵抗32の一端は第2主電極に接続され、抵抗32の他端は第2電源電圧よりも低電圧の第3電源電圧に接続されている。第2主電極と抵抗32の一端との間には、抵抗32により定電流から変換された中間電圧が出力される。
【選択図】図1

Description

本発明は、レベルシフト回路に関する。
特許文献1には、車載バッテリから供給される高電圧をエンジンコントロールユニット(ECU)等において使用可能な低電圧に変換するレベルシフト回路が開示されている。このレベルシフト回路は、レベルシフト部と、クランプ部と、バッファ部とを含んで構成されている。レベルシフト部では、高電圧の入力信号が入力されるとレベルシフトされた中間信号が出力される。クランプ部は、中間信号の振幅を制限し、バッファ部の高電圧に対する耐性を高めている。バッファ部は低電圧により駆動され、バッファ部では中間信号に基づく出力信号が出力される。
ところで、上記レベルシフト回路では、レベルシフト部が差動増幅回路とカレントミラー回路とを組合わせて構築されている。詳しく説明すると、差動増幅回路は、定電流源と、2個のpnpバイポーラトランジスタと、入力信号端子とpnpバイポーラトランジスタのベース電極との間に挿入された抵抗と、を含んで構成されている。一方、カレントミラー回路は、差動増幅回路の定電流源とは別の定電流源と、2個のnMOSトランジスタと、を含んで構成されている。加えて、クランプ部は1個のnpnバイポーラトランジスタにより構成されている。このため、レベルシフト部は合計7個の回路素子が含まれ、クランプ部を含めるとバッファ部の前段に合計8個の回路素子が含まれているので、レベルシフト回路の回路面積が増大し、回路規模の縮小化の点において、改善の余地があった。
特許第5465548号公報
本発明は、上記事実を考慮し、回路素子数を減らして回路面積を小さくし、回路規模を縮小させることができるレベルシフト回路を提供することにある。
請求項1に記載された発明に係るレベルシフト回路は、第1電源電圧が一方の第1主電極に入力され、第1電源電圧よりも低電圧の第2電源電圧が制御電極に印加されて他方の第2主電極に定電流が出力されるトランジスタと、第2主電極に一端が接続され、かつ、第2電源電圧よりも低電圧の第3電源電圧に他端が接続され、第2主電極と一端との間において定電流を中間電圧に変換する抵抗と、を有するレベルシフト部と、第2電源電圧により駆動され、中間電圧に基づく出力電圧が出力されるバッファ部と、を備えている。
請求項1に係るレベルシフト回路は、レベルシフト部と、バッファ部とを含んで構成される。レベルシフト部はトランジスタ及び抵抗を有する。レベルシフト部では、第1電源電圧が入力されると、中間電圧が出力される。バッファ部は第1電源電圧よりも低電圧の第2電源電圧により駆動され、バッファ部ではレベルシフト部から出力される中間電圧に基づく出力電圧が出力される。
ここで、レベルシフト部のトランジスタでは、一方の主電極に第1電源電圧が入力され、第2電源電圧が制御電極に印加されるので、他方の主電極に定電流が出力される。一方、レベルシフト部の抵抗の一端が第2主電極に接続され、抵抗の他端が第2電源電圧よりも低電圧の第3電源電圧に接続される。このため、第2主電極と抵抗の一端との間には、トランジスタから出力される定電流が抵抗によりレベルシフトされた中間電圧に変換される。すなわち、レベルシフト部はトランジスタ及び抵抗の2個の回路素子により構築されるので、回路素子数を減らすことができる。
請求項2に記載された発明に係るレベルシフト回路では、請求項1に係るレベルシフト回路において、トランジスタは、高耐圧構造を有する絶縁ゲート電界効果トランジスタにより構成されている。
請求項2に係るレベルシフト回路によれば、トランジスタが高耐圧構造を有する絶縁ゲート電界効果トランジスタにより構成されているので、高電圧に対するトランジスタの耐圧を向上させることができる。加えて、トランジスタの第2主電極からレベルシフトされた定電流が出力され、定電流は抵抗により中間電圧に変換されるので、例えば静電気破壊に至る電圧はバッファ部に入力されない。このため、バッファ部の前段にクランプ部が必要無くなるので、更に回路素子数を減らすことができる。
請求項3に記載された発明に係るレベルシフト回路は、請求項1又は請求項2に係るレベルシフト回路において、トランジスタは、第1主電極に入力される第1電源電圧の増加に対して第1主電極から第2主電極に流れる電流が一定となる飽和特性を利用して、第2主電極に定電流を出力する構成とされている。
請求項3に係るレベルシフト回路では、トランジスタの飽和特性を利用して第1電源電圧からレベルシフトされた定電流を生成しているので、簡易な構成により回路素子数を減らすことができる。
請求項1に記載された発明に係るレベルシフト回路は、回路素子数を減らして回路面積を小さくし、回路規模を縮小させることができるという優れた効果を有する。
請求項2に記載された発明に係るレベルシフト回路は、高電圧に対する耐性を向上させることができると共に、更に回路素子数を減らして回路面積を小さくし、回路規模を縮小させることができるという優れた効果を有する。
請求項3に記載された発明に係るレベルシフト回路は、簡易な構成により回路素子数を減らして回路面積を小さくし、回路規模を縮小させることができるという優れた効果を有する。
本発明の一実施の形態に係るレベルシフト回路の回路図である。 図1に示されるレベルシフト回路のレベルシフト部の縦断面構造を示す断面図である。 図1に示されるレベルシフト回路のバッファ部の縦断面構造を示す図4に対応する断面図である。 図1及び図2に示されるレベルシフト部を構築するトランジスタの入力電圧とドレイン電流との関係を示す図である。 図1及び図2に示されるレベルシフト部を構築するトランジスタ及びレベルシフト回路の入力電圧と出力電圧との関係を示す図である。
以下、図1〜図5を用いて、本発明の一実施の形態に係るレベルシフト回路について説明する。
(レベルシフト回路の回路構成)
図1に示されるように、本実施の形態に係るレベルシフト回路10は、車載バッテリから供給される高電圧の第1電源電圧をレベルシフトし、エンジンコントロールユニットにおいて使用可能な低電圧の第2電源電圧(Vcc)に変換する。レベルシフト回路10は、レベルシフト部12と、バッファ部14とを含んで構成されている。ここで、第1電源電圧は例えば8V〜16V、第2電源電圧は例えば3.3V〜5.0Vである。
レベルシフト部12は、トランジスタ30と、抵抗32とを含んで構成されている。縦断面構造については後に説明するが、トランジスタ30には高耐圧構造を有する絶縁ゲート電界効果トランジスタ(IGFET:Insulated Gate Field Effect Transistor)が使用されている。詳しく説明すると、本実施の形態では、トランジスタ30として、垂直方向拡散構造を有する金属/酸化膜/半導体型電界効果トランジスタ(VDMOSFET:Vertical
Diffused Metal Oxide Semiconductor Filed Effect Transistor)が使用されている。
トランジスタ30の一方の第1主電極(ここでは、ドレイン電極)は入力信号端子(IN)20に接続され、第1主電極に入力信号端子20から第1電源電圧が入力される。トランジスタ30の制御電極としてのゲート電極は電源端子(Vcc)22に接続され、ゲート電極には電源端子22から第2電源電圧が供給される。トランジスタ30の他方の第2主電極(ここでは、ソース電極)には第1電源電圧からレベルシフトされた定電流が出力される。
抵抗32の一端はトランジスタ30の第2主電極に接続されている。この接続箇所は、便宜上、ノード端子26として説明する。抵抗32の他端は接地端子(Vss)24に接続され、接地端子24から第2電源電圧よりも低電圧の第3電源電圧が抵抗32の他端に供給される。第3電源電圧は例えば0Vである。抵抗32は、その一端側、つまり第2主電極と抵抗32の一端との間のノード端子26において、第2主電極に出力された定電流を中間電圧に変換する。
バッファ部14は、本実施の形態では、電気的に直列に接続された2段のインバータ34及びインバータ40を含んで構成されている。インバータ34は、第1導電型としてのpチャネルトランジスタ36及び第2導電型としてのnチャネルトランジスタ38により構成されている。詳しく説明すると、トランジスタ36、トランジスタ38は、いずれも、絶縁ゲート電界効果トランジスタにより構成されている。トランジスタ36では、一方の主電極(例えばソース電極)が電源端子22に接続され、他方の主電極(例えばドレイン電極)が出力信号端子34Oに接続されている。トランジスタ36のゲート電極は入力信号端子34Iに接続され、入力信号端子34Iはノード端子26に接続されている。トランジスタ38では、一方の主電極(例えばソース電極)が接地端子24に接続され、他方の主電極(例えばドレイン電極)が出力信号端子34Oに接続されている。トランジスタ38のゲート電極は入力信号端子34Iに接続されている。なお、レベルシフト回路10は、インバータ34の出力信号端子34Oに接続された出力信号端子(OUTB)28を備えている。
インバータ40は、インバータ34と同一構成とされ、pチャネルトランジスタ42及びnチャネルトランジスタ44により構成されている。トランジスタ42では、一方の主電極が電源端子22に接続され、他方の主電極が出力信号端子40Oに接続されている。出力信号端子40Oはレベルシフト回路10の出力信号端子(OUT)28に接続されている。トランジスタ42のゲート電極は入力信号端子40Iに接続され、入力信号端子40Iはインバータ34の出力信号端子34Oに接続されている。トランジスタ44では、一方の主電極が接地端子24に接続され、他方の主電極が出力信号端子40Oに接続されている。トランジスタ44のゲート電極は入力信号端子40Iに接続されている。
(レベルシフト回路のデバイス構成)
本実施の形態に係るレベルシフト回路10は、半導体集積回路(半導体装置)として構成されている。図2及び図3に示されるように、レベルシフト回路10は、半導体基板50をベースとして形成されている。本実施の形態において、半導体基板50として、n型シリコン単結晶基板が使用されている。
レベルシフト部12のトランジスタ30は、図2の左側に示されるように、素子分離領域54により周囲が囲まれた領域内に形成されている。本実施の形態では、トランジスタ30は、VDMOSFETにより構成されている。詳しく説明すると、トランジスタ30は、第1主電極と、チャネル形成領域と、第2主電極と、ゲート絶縁膜70と、ゲート電極72とを含んで構成されている。第1主電極は、半導体基板50と、半導体基板50の主面上に成長され、かつ、半導体基板50よりも不純物密度が低いn型エピタキシャル層52の主面部に形成されたn型ウエル領域56とを含んで構成されている。n型ウエル領域56の不純物密度は、半導体基板50の不純物密度よりも低い設定とされている。チャネル形成領域は、ゲート電極72の端部において、n型ウエル領域56の主面部に形成されたp型半導体領域60と、このp型半導体領域60に接続され、かつ、p型半導体領域60よりも不純物密度が高いp型半導体領域62とを含んで構成されている。第2主電極は、p型半導体領域60の主面部に形成され、n型ウエル領域56よりも不純物密度が高いn型半導体領域64を含んで構成されている。ゲート絶縁膜70はn型ウエル領域56の主面上に形成され、ゲート絶縁膜70上にゲート電極72が形成されている。また、p型半導体領域62及びn型半導体領域64上には電極74が接続されている。
レベルシフト部12の抵抗32は、図2の右側に示されるように、素子分離領域54により周囲が囲まれた領域内において、n型ウエル領域56の主面部に形成されたp型半導体領域66を含んで構成されている。p型半導体領域66の不純物密度は、ここでは、図3に示されるp型ウエル領域58の不純物密度よりも高い設定とされている。なお、抵抗値を高く設定する場合には、抵抗32は不純物密度が低いp型ウエル領域58等により形成してもよい。p型半導体領域66の主面上の一端、他端のそれぞれには電極74が接続されている。
一方、バッファ部14のインバータ40を構築するトランジスタ42は、図3の左側に示されるように、素子分離領域54により周囲が囲まれた領域内において、n型ウエル領域56の主面部に形成されている。トランジスタ42は、チャネル形成領域としてのn型ウエル領域56と、第1主電極及び第2主電極としての一対のp型半導体領域66と、ゲート絶縁膜70と、ゲート電極72とを含んで構成されている。p型半導体領域66の主面上には電極74が接続されている。トランジスタ44は、図3の右側に示されるように、素子分離領域54により周囲が囲まれた領域内において、p型ウエル領域58の主面部に形成されている。トランジスタ44は、チャネル形成領域としてのp型ウエル領域58と、第1主電極及び第2主電極としての一対のn型半導体領域64と、ゲート絶縁膜70と、ゲート電極72とを含んで構成されている。n型半導体領域64の主面上には電極74が接続されている。
なお、バッファ部14のインバータ34を構築するトランジスタ36はトランジスタ42と同一構造により構成され、トランジスタ38はトランジスタ44と同一構造により構成されている。
(本実施の形態の作用及び効果)
本実施の形態に係るレベルシフト回路10は、図1に示されるように、レベルシフト部12と、バッファ部14とを含んで構成される。レベルシフト部12はトランジスタ30及び抵抗32を有する。レベルシフト部12では、図示省略の車載バッテリから第1電源電圧が入力信号端子20から入力されると、ノード端子26に中間電圧が出力される。バッファ部14は第1電源電圧よりも低電圧の第2電源電圧(Vcc)により駆動される。バッファ部14では、レベルシフト部12のノード端子26から出力される中間電圧に基づく出力電圧が出力信号端子(OUT又はOUTB)28から出力される。
ここで、レベルシフト部12のトランジスタ30では、図1及び図2に示されるように、第1主電極としての半導体基板50に第1電源電圧が入力され、第2電源電圧がゲート電極72に印加される。図4に、トランジスタ30における入力電圧とドレイン電流との関係が示されている。横軸は入力信号端子20に入力される第1電源電圧(V)、縦軸はトランジスタ30のドレイン電流(μA)である。図4に示されるように、トランジスタ30のゲート電極72には一定低電圧の第2電源電圧、例えば5Vが印加されるので、第1電源電圧が0V〜4V未満の範囲内では、第1電源電圧の上昇に比例してドレイン電流(DI)が上昇する。第1電源電圧が4Vを超えて図4に示される16Vまでの範囲内では、第1電源電圧が上昇してもドレイン電流が一定電流となる飽和特性が生じる。このため、トランジスタ30の第2主電極には定電流が出力される。
一方、レベルシフト部12の抵抗32の一端はトランジスタ30の第2主電極に接続され、抵抗32の他端は第3電源電圧としての接地端子24に接続される。第3電源電圧はここでは0Vである。このため、ノード端子26において、トランジスタ30から出力された定電流が抵抗32により中間電圧に変換される。
図5に、ノード端子26及び出力信号端子(OUT)28における入力電圧と出力電圧との関係が示されている。横軸は入力信号端子20に入力される第1電源電圧(V)、縦軸はノード端子26及び出力信号端子28に出力された出力電圧(V)である。前述の図4に示されるように、第1電源電圧が0V〜4V未満の範囲内では、第1電源電圧の上昇に比例してドレイン電流が上昇する。このため、図5に示されるように、第1電源電圧が0V〜4V未満の範囲内では、第1電源電圧の上昇に比例してノード端子26の出力電圧(MV)が上昇する。ところが、第1電源電圧が4Vを超えて図5に示される16Vまでの範囲内では、第1電源電圧が上昇してもノード端子26に出力される出力電圧(MV)は4V未満の一定電圧となる。このノード端子26に出力される出力電圧は、第1電源電圧がレベルシフトされた中間電圧となる。
このため、バッファ部14のインバータ34の入力信号端子34Iには4V未満の一定電圧の中間電圧が入力される。ここで、トランジスタ36及びトランジスタ38の閾値電圧が例えば2.6Vに設定されているので、4V未満の中間電圧がインバータ34の入力信号端子34Iに入力されると、トランジスタ36はオフ動作になり、トランジスタ38はオン動作になる。従って、インバータ34の出力信号端子34Oに接続されたレベルシフト回路10の出力信号端子(OUTB)28には、接地端子24の第3電源電圧がトランジスタ38を介して出力される。
一方、バッファ部14のインバータ40の入力信号端子40Iにも、接地端子24の第3電源電圧がトランジスタ38を介して入力される。トランジスタ42及びトランジスタ44の閾値電圧はトランジスタ36及びトランジスタ38の閾値電圧と同一に設定されている。このため、トランジスタ42はオン動作になり、トランジスタ44はオフ動作になる。従って、インバータ40の出力信号端子40Oに接続されたレベルシフト回路10の出力信号端子(OUT)28には、第2電源端子22の第2電源電圧がトランジスタ42を介して出力される。
このように構成されるレベルシフト回路10では、レベルシフト部12がトランジスタ30及び抵抗32の2個の回路素子により構築されるので、回路素子数を大幅に減らすことができる。従って、レベルシフト回路10において、回路面積を小さくして、回路規模を縮小させることができる。
また、本実施の形態に係るレベルシフト回路10では、図2に示されるように、レベルシフト部12のトランジスタ30が高耐圧構造を有する絶縁ゲート電界効果トランジスタにより構成されている。このため、高電圧に対するトランジスタ30の耐圧を向上させることができる。本実施の形態では、トランジスタ30は例えば40V以上の耐圧に設定されている。
加えて、本実施の形態に係るレベルシフト回路10では、トランジスタ30の第2主電極からレベルシフトされた定電流が出力され、抵抗32により中間電圧に変換される。本実施の形態において、中間電圧は例えば4V未満に設定され、静電気破壊に至る電圧はバッファ部14に入力されない。このため、バッファ部14の前段にクランプ部(例えばnpnバイポーラトランジスタ)が必要無くなるので、更に回路素子数を減らすことができる。従って、本実施の形態に係るレベルシフト回路10によれば、高電圧に対する耐圧を向上させることができると共に、更に回路素子数を減らして回路面積を小さくし、回路規模を縮小させることができる。
さらに、本実施の形態に係るレベルシフト回路10では、レベルシフト部12のトランジスタ30の飽和特性を利用して第1電源電圧からレベルシフトされた定電流を生成しているので、簡易な構成により回路素子数を減らすことができる。従って、本実施の形態に係るレベルシフト回路10によれば、簡易な構成により回路素子数を減らして回路面積を小さくし、回路規模を縮小させることができる。
[上記実施の形態の補足説明]
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において変形可能である。例えば、本発明は、レベルシフト回路のレベルシフト部において、横方向拡散構造を有するLDMOSFET(Lateral Diffused MOSFET)をトランジスタとして使用可能である。また、トランジスタとして、バイポーラトランジスタが使用可能である。さらに、上記バッファ部の回路構成は前述の実施の形態に限定されない。
10 レベルシフト回路
12レベルシフト部
14 バッファ部
20 信号入力端子
26 ノード端子
28 信号出力端子
30、36、38、42、44 トランジスタ
32 抵抗
34、40 インバータ

Claims (3)

  1. 第1電源電圧が一方の第1主電極に入力され、前記第1電源電圧よりも低電圧の第2電源電圧が制御電極に印加されて他方の第2主電極に定電流が出力されるトランジスタと、
    前記第2主電極に一端が接続され、かつ、前記第2電源電圧よりも低電圧の第3電源電圧に他端が接続され、前記第2主電極と前記一端との間において前記定電流を中間電圧に変換する抵抗と、
    を有するレベルシフト部と、
    前記第2電源電圧により駆動され、前記中間電圧に基づく出力電圧が出力されるバッファ部と、
    を備えたレベルシフト回路。
  2. 前記トランジスタは、高耐圧構造を有する絶縁ゲート電界効果トランジスタにより構成されている請求項1に記載のレベルシフト回路。
  3. 前記トランジスタは、前記第1主電極に入力される前記第1電源電圧の増加に対して当該第1主電極から前記第2主電極に流れる電流が一定となる飽和領域を利用して、前記第2主電極に定電流を出力する構成とされている請求項1又は請求項2に記載のレベルシフト回路。
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