JP2017055067A - 支持装置および支持方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】接着シートに余計な張力が付与されて被着体に貼付されたり、接着シートに皺が形成されて被着体に貼付されたりすることを防止できる支持装置および支持方法を提供すること。【解決手段】支持装置10Aは、接着シートASの外縁部を支持するシート支持手段20と、被着体WFを支持する被着体支持手段30と、少なくとも接着シートASおよびシート支持手段20を含む部材で被着体支持手段30に支持された被着体WFを囲む密閉空間SPを形成可能な密閉空間形成手段40と、密閉空間SPに流体を供給する流体供給手段50と、供給された流体により接着シートASが被着体WFから所定の距離よりも離間することを規制する規制手段60とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、支持装置および支持方法に関する。
従来、被着体に接着シートを貼付する際、被着体から接着シートを離間させた状態で当該接着シートおよび被着体を支持する支持装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−27081号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来の支持装置では、被着体に接着シートを押圧する前段で、接着シートが被着体から離れすぎてしまい、当該接着シートに余計な張力が付与されて被着体に貼付されたり、当該接着シートに皺が形成されて被着体に貼付されたりするという不都合がある。
本発明の目的は、接着シートに余計な張力が付与されて被着体に貼付されたり、接着シートに皺が形成されて被着体に貼付されたりすることを防止できる支持装置および支持方法を提供することにある。
本発明の支持装置は、接着シートの外縁部を支持するシート支持手段と、被着体を支持する被着体支持手段と、少なくとも前記接着シートおよび前記シート支持手段を含む部材で前記被着体支持手段に支持された被着体を囲む密閉空間を形成可能な密閉空間形成手段と、前記密閉空間に流体を供給する流体供給手段と、前記供給された流体により前記接着シートが前記被着体から所定の距離よりも離間することを規制する規制手段とを備えていることを特徴とする。
本発明の支持装置において、前記規制手段は、前記接着シートに当接可能な当接部材と、前記当接部材を介して前記接着シートを加熱または冷却する温度調節手段とを備えていることが好ましい。
本発明の支持装置において、前記規制手段は、前記接着シートに当接可能な当接部材と、前記接着シートに対してその面方向に相対移動可能に設けられ、前記当接部材を回行する回行手段とを備えていることが好ましい。
本発明の支持方法は接着シートの外縁部をシート支持手段で支持する工程と、被着体を被着体支持手段で支持する工程と、少なくとも前記接着シートおよび前記シート支持手段を含む部材で前記被着体支持手段に支持された被着体を囲む密閉空間を形成する工程と、前記密閉空間に流体を供給する工程と、前記供給された流体により前記接着シートが前記被着体から所定の距離よりも離間することを規制する工程とを備えていることを特徴とする。
以上のような本発明によれば、接着シートが被着体から所定の距離よりも離間することを規制するため、接着シートが被着体から離れすぎてしまうことを防止することができ、当該接着シートに余計な張力が付与されて被着体に貼付されたり、当該接着シートに皺が形成されて被着体に貼付されたりすることを防止することができる。
また、温度調節手段を設ければ、接着シートが良好に被着体に貼付できるように当該接着シートの温度を調節することができる。
また、規制手段に回行手段を設ければ、接着シートに対して当接部材を相対移動させる際に、接着シートが当接部材によって擦れることを防止することができる。
本発明の一実施形態に係るシート貼付装置の側面図。 シート貼付装置の動作説明図。 本発明の変形例に係るシート貼付装置の側面図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。
図1において、シート貼付装置10は、接着シートASの外縁部を支持するシート支持手段20と、被着体としての半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という場合がある)WFを支持する被着体支持手段30と、少なくとも接着シートASおよびシート支持手段20を含む部材で被着体支持手段30に支持されたウエハWFを囲む密閉空間SPを形成可能な密閉空間形成手段40と、密閉空間SPに流体としての気体を供給する流体供給手段50と、供給された流体により接着シートASがウエハWFから所定の距離よりも離間することを規制する規制手段60と、規制手段60で規制された接着シートASをウエハWFに押圧して貼付する押圧手段70と、密閉空間SPの圧力を検知する圧力センサやロードセル等の圧力検知手段80とを備えている。なお、接着シートASは、予めフレーム部材としてのリングフレームRFの開口部を閉塞するように、接着面AS1が当該リングフレームRFに貼付されている。また、本発明の支持装置10Aは、シート支持手段20と、被着体支持手段30と、密閉空間形成手段40と、流体供給手段50と、規制手段60と、圧力検知手段80とで構成される。
シート支持手段20は、環状に形成され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によってリングフレームRFを吸着保持可能な支持面21Aを有する外側テーブル21を備えている。
被着体支持手段30は、駆動機器としての直動モータ31の出力軸31Aに支持された内側テーブル32を備えている。内側テーブル32は、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によってウエハWFを吸着保持可能な支持面32Aと、下面32Bから凹んだ凹部32Cとを備えている。
密閉空間形成手段40は、内側テーブル32が配置される凹部41Aを備えた下ケース41と、凹部32Cの上面と凹部41Aの上面とに支持され、下ケース41を内側テーブル32側に付勢する付勢手段としてのコイルばね42と、外側テーブル21と下ケース41との間から流体が漏れることを防止するシール手段としてのゴムパッキン43と、出力軸31Aと下ケース41との間から流体が漏れることを防止するシール手段としてのゴムパッキン44とを備えている。
流体供給手段50は、外側テーブル21に接続された配管51Aを介して密閉空間SPに接続され、密閉空間SPに気体を供給する加圧ポンプやタービン等の加圧手段51と、減圧ポンプや解放弁等の図示しない減圧手段とを備えている。
規制手段60は、駆動機器としてのリニアモータ61のスライダ61Aに支持された駆動機器としての直動モータ62と、直動モータ62の出力軸62Aに支持され、接着シートASに当接可能な当接部材63と、当接部材63の内部に設けられ、当該当接部材63を介して接着シートASを加熱するコイルヒータ、赤外線ヒータ、ヒートパイプの加熱側等の温度調節手段64とを備えている。
押圧手段70は、当接部材63にブラケット71を介して支持された駆動機器としての直動モータ72の出力軸72Aに支持されたブラケット73と、ブラケット73に回転可能に支持された押圧部材としての押圧ローラ74とを備えている。
以上のシート貼付装置10において、ウエハWFに接着シートASを貼付する手順を説明する。
先ず、各部材が初期位置に配置された図1中実線で示す状態のシート貼付装置10に対し、作業者または多関節ロボット等の図示しない搬送手段が、ウエハWFを支持面32A上の所定位置に載置すると、被着体支持手段30が図示しない減圧手段を駆動し、支持面32AでウエハWFを吸着保持する。そして、図示しない搬送手段が接着シートASを上側にしてリングフレームRFを支持面21A上の所定位置に載置すると、シート支持手段20が図示しない減圧手段を駆動し、支持面21AでリングフレームRFを吸着保持する。次いで、規制手段60が直動モータ62を駆動し、図1中二点鎖線で示すように、当接部材63を接着シートASの上方である所定の位置にまで下降させる。
次に、被着体支持手段30が直動モータ31を駆動し、図1中二点鎖線で示す密閉空間形成位置にまで内側テーブル32を上昇させると、コイルばね42によって連結された下ケース41も同時に上昇し、先ずゴムパッキン43が外側テーブル21の下面に当接し、当該当接後も内側テーブル32が所定量上昇する。これにより、下ケース41がコイルばね42を介して、所定量上昇する内側テーブル32によって上方に付勢され、ゴムパッキン43が所定量押し潰されて密閉空間SPが形成される。この場合、接着シートAS、リングフレームRF、シート支持手段20および密閉空間形成手段40で密閉空間SPが形成される。このとき、ウエハWFの上面と接着シートASの接着面AS1とは、接触することのない間隔が維持されるようになっている。次に、流体供給手段50が加圧手段51を駆動し、密閉空間SPに気体を供給すると、密閉空間SP内が加圧され、図2に示すように、接着シートASが当接部材63の下面に当接し、当該接着シートASがそれ以上膨らまないように規制される。次いで、被着体支持手段30が直動モータ31を駆動し、図2に示すように、ウエハWFの上面がリングフレームRFの上面と同じ高さとなるまで、内側テーブル32を上昇させる。そして、規制手段60が温度調節手段64を駆動し、接着シートASを加熱するとともに、押圧手段70が直動モータ72を駆動し、図2中実線で示すように、押圧ローラ74で接着シートASおよびリングフレームRFの少なくとも一方を押圧する。
その後、規制手段60がリニアモータ61を駆動し、図2中二点鎖線で示すように、押圧ローラ74を左方に移動させる。これにより、押圧ローラ74が接着シートASとウエハWFとの間の気体を追い出すようにして、当該ウエハWFに接着シートASを押圧して貼付する。この接着シートASの貼付の際、接着シートASにおける押圧ローラ74よりも左側の未貼付部分は、当接部材63によってウエハWFから所定の距離よりも離間することが規制されているため、押圧ローラ74の移動よりも先にウエハWFに貼付してしまうことはない。
ウエハWFに接着シートASの貼付が完了すると、流体供給手段50が図示しない減圧手段を駆動し、密閉空間SPの圧力を大気圧とした後、規制手段60および押圧手段70がリニアモータ61および直動モータ62、72を駆動し、当接部材63および押圧ローラ74を初期位置に復帰させる。次いで、被着体支持手段30が直動モータ31を駆動し、内側テーブル32および下ケース41を初期位置に復帰させた後、シート支持手段20および被着体支持手段30が図示しない減圧手段の駆動を停止する。そして、作業者または図示しない搬送手段が、接着シートASを介してウエハWFとリングフレームRFとが一体化された一体物を次工程に搬送した後、以降上記同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、接着シートASがウエハWFから所定の距離よりも離間することを規制するため、接着シートASがウエハWFから離れすぎてしまうことを防止することができ、当該接着シートASに余計な張力が付与されてウエハWFに貼付されたり、当該接着シートASに皺が形成されてウエハWFに貼付されたりすることを防止することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれる。
例えば、シート支持手段20は、メカチャックやチャックシリンダ等のチャック手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等でリングフレームRFや接着シートASを保持する構成でもよいし、保持する構成がなくてもよい。
シート支持手段20は、接着シートASがリングフレームRFに貼付されていない場合、接着シートASを支持面21Aで直接支持してもよく、この場合、接着シートAS、シート支持手段20および密閉空間形成手段40で密閉空間SPが形成される。
シート支持手段20は、帯状の接着シート基材をリングフレームRFに貼付した後、当該接着シート基材を切断刃、レーザカッター、熱カッター、エアカッター、圧縮水カッター等の切断手段で所定形状に切断してもよい。
シート支持手段20は、被着体支持手段30と一体に形成してもよい。
被着体支持手段30は、メカチャックやチャックシリンダ等のチャック手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等でウエハWFを保持する構成でもよいし、保持する構成がなくてもよい。
被着体支持手段30は、押圧ローラ74でウエハWFに接着シートASを貼付する前の段階において、当該ウエハWFに接着シートASが当接しない状態とすればどんな状態としてもよく、例えば、ウエハWFの上面がリングフレームRFの上面よりも高くなる状態としてもよいし、低くなる状態としてもよい。
内側テーブル32は、凹部32Cがなく、当該内側テーブル32の下面32Bにコイルばね42が支持されていてもよい。
密閉空間形成手段40は、下ケース41の位置を固定しておき外側テーブル21を移動させて密閉空間SPを形成してもよいし、外側テーブル21および下ケース41の両方を移動させて密閉空間SPを形成してもよい。
密閉空間形成手段40は、直動モータ31とは別の駆動機器で下ケース41を移動させてもよく、この場合、付勢手段を省略してもよい。
付勢手段は、ゴムや樹脂等の弾性部材や駆動機器等で構成してもよい。
シール手段は、樹脂パッキンや金属パッキン等の他の部材で構成してもよいし、なくてもよい。
下ケース41は、凹部41Aがなく、当該下ケース41の上面にコイルばね42が支持されていてもよい。
密閉空間形成手段は、上面がシート支持手段20の下面に当接可能な内側テーブルを採用したり、上記の下ケース41を一体化した内側テーブルを採用したりすることで、それら内側テーブルの外縁部を上記の密閉空間形成手段40の代わりとすることができる。この場合、接着シートAS、シート支持手段20および被着体支持手段30で密閉空間SPが形成される。
密閉空間形成手段は、ウエハWFの外側で上方に立ち上がって接着シートASを支持する立設部を有する内側テーブルを採用することで、当該内側テーブルの立設部を上記のシート支持手段20および密閉空間形成手段40の代わりとすることができる。この場合、被着体支持手段が接着シートASをも支持するので、当該接着シートASおよび被着体支持手段(シート支持手段を含む)で密閉空間SPが形成される。
流体供給手段50は、圧力検知手段80の検知結果を基に密閉空間SPから流体を排出し、密閉空間SPの圧力が一定になるようにしてもよい。
流体供給手段50が供給する流体は、大気、単体ガスおよび混合ガス等の気体であってもよいし、水やオイル等の液体、ジェル状体等であってもよい。
押圧ローラ74が移動して接着シートASがウエハWFに貼付されると、密閉空間SPの体積が減少し、密閉空間SP内の圧力が上昇するため、当該接着シートASに余計な張力が付与されてウエハWFに貼付されるので、流体供給手段50は、圧力検知手段80の検知結果を基にして図示しない減圧手段を駆動し、密閉空間SP内の圧力が所定値よりも大きくならいように調整するようにしてもよい。これにより、接着シートASにおける貼付方向後端部(左端部)に皺が寄せられることを防止することができる。
規制手段60は、当接部材63に代えて、図3に示すように、接着シートASに対してその面方向に相対移動可能に設けられ、接着シートASに当接可能な当接部材としてのベルト65Eを回行する回行手段65を備えてもよい。回行手段65は、直動モータ62の出力軸62Aにブラケット65Aを介して支持されたフレーム65Bと、フレーム65Bに支持され、図示しない駆動機器によって駆動される駆動プーリ65Cと、フレーム65Bに支持され、自由回転する従動プーリ65Dと、駆動プーリ65Cおよび従動プーリ65Dに掛け回されたベルト65Eとを備え、フレーム65Bの内部に設けられた温度調節手段64によって、ベルト65Eを介して接着シートASを加熱する構成となっている。この場合、駆動プーリ65Cを駆動する駆動機器はなくてもよい。
規制手段60は、当接部材63や回行手段65の位置を固定しておき、シート支持手段20、被着体支持手段30および密閉空間形成手段40を移動させて接着シートASをウエハWFに貼付してもよいし、両方を移動させて接着シートASをウエハWFに貼付してもよい。
規制手段60は、エア噴き付けにより接着シートASがウエハWFから所定の距離よりも離間することを規制してもよい。
温度調節手段64は、ペルチェ素子やヒートパイプの冷却側等の冷却手段であってもよいし、加熱手段と冷却手段との両方を備えてもよい。
温度調節手段64は、接着シートASに紫外線、赤外線、X線、マイクロ波等を照射してもよく、接着シートASの特性、組成、構成等に応じて適宜選択することができる。
温度調節手段64は、流体供給手段50が供給する流体を加熱したり冷却したりしてもよいし、なくてもよい。
押圧手段70は、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等による押圧部材を採用することができ、エア噴き付けにより押圧する構成も採用することができる。
他の装置で接着シートASをウエハWFに押圧して貼付する場合、本発明において押圧手段70は、なくてもよい。
本発明において圧力検知手段80は、なくてもよい。
被着体の形状は、円形、楕円形、三角形以上の多角形、その他の形状であってもよい。
接着シートASは、リングフレームRFに貼付されていなくてもよい。
フレーム部材は、リングフレームRF以外に、環状でない(外周が繋がっていない)ものや、円形、楕円形、三角形以上の多角形、その他の形状であってもよい。環状でないフレーム部材の場合、その隙間を閉塞可能な閉塞部を支持面21Aに設ければよい。
また、本発明における接着シートASおよび被着体の材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートASは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感圧接着性の接着シートASが採用された場合、温度調節手段64は、あってもよいし、なくてもよい。また、このような接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材シートと接着剤層との間に中間層を有するもの、基材シートの上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材シートを接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体としては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASを機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意の形状の任意のシート、フィルム、テープ等を前述のような任意の被着体に貼付することができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、シート支持手段は、接着シートの外縁部を支持可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(他の手段および工程についての説明は省略する)。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
10A 支持装置
20 シート支持手段
30 被着体支持手段
40 密閉空間形成手段
50 流体供給手段
60 規制手段
63 当接部材
64 温度調節手段
65 回行手段
AS 接着シート
SP 密閉空間
WF ウエハ(被着体)

Claims (4)

  1. 接着シートの外縁部を支持するシート支持手段と、
    被着体を支持する被着体支持手段と、
    少なくとも前記接着シートおよび前記シート支持手段を含む部材で前記被着体支持手段に支持された被着体を囲む密閉空間を形成可能な密閉空間形成手段と、
    前記密閉空間に流体を供給する流体供給手段と、
    前記供給された流体により前記接着シートが前記被着体から所定の距離よりも離間することを規制する規制手段とを備えていることを特徴とする支持装置。
  2. 前記規制手段は、前記接着シートに当接可能な当接部材と、前記当接部材を介して前記接着シートを加熱または冷却する温度調節手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の支持装置。
  3. 前記規制手段は、前記接着シートに当接可能な当接部材と、前記接着シートに対してその面方向に相対移動可能に設けられ、前記当接部材を回行する回行手段とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の支持装置。
  4. 接着シートの外縁部をシート支持手段で支持する工程と、
    被着体を被着体支持手段で支持する工程と、
    少なくとも前記接着シートおよび前記シート支持手段を含む部材で前記被着体支持手段に支持された被着体を囲む密閉空間を形成する工程と、
    前記密閉空間に流体を供給する工程と、
    前記供給された流体により前記接着シートが前記被着体から所定の距離よりも離間することを規制する工程とを備えていることを特徴とする支持方法。
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