JP2017054994A - 発光装置、及び、照明装置 - Google Patents

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Takashi Omura
考志 大村
淳允 石森
Atsunobu Ishimori
淳允 石森
益巳 阿部
Masumi Abe
益巳 阿部
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Abstract

【課題】蛍光体の発光効率の低下を抑制することができる発光装置を提供する。【解決手段】発光装置10は、基板11と、基板11上に配置された複数の青色LEDチップ12と、複数の青色LEDチップ12が発する光によって励起されて蛍光する赤色蛍光体14rを含有し、複数の青色LEDチップ12を封止する第一樹脂部材13とを備える。また、発光装置10は、複数の青色LEDチップ12が発する光によって励起されて蛍光する緑色蛍光体14gを含有し、基板11上において第一樹脂部材13を側方から囲む第二樹脂部材15とを備え、赤色蛍光体14rは、緑色蛍光体14gが発する光によって励起されて蛍光する特性を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、LEDなどの発光素子を備える発光装置、及び、これを用いた照明装置に関する。
発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)等の半導体発光素子は、高効率で省スペースな光源として照明用途またはディスプレイ用途等の各種の照明装置に広く利用されている。
また、基板に実装された青色LEDチップを、蛍光体を含有する透光性樹脂からなる封止部材で封止したCOB(Chip On Board)型の発光装置(発光モジュール)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−146640号公報
上記のような発光装置において、発光装置が発する白色光の演色性を高めるために、封止部材に緑色蛍光体と赤色蛍光体とが添加される場合がある。このような場合、赤色蛍光体が緑色蛍光体が発する光を吸収するため、緑色蛍光体の発光効率が低下してしまうことが課題である。
そこで、本発明は、蛍光体の発光効率の低下を抑制することができる発光装置及び照明装置を提供する。
本発明の一態様に係る発光装置は、基板と、前記基板上に配置された複数の第一発光素子と、前記複数の第一発光素子が発する光によって励起されて蛍光する第一蛍光体を含有し、前記複数の第一発光素子を封止する第一樹脂部材と、前記複数の第一発光素子が発する光によって励起されて蛍光する第二蛍光体を含有し、前記基板上において前記第一樹脂部材を側方から囲む第二樹脂部材とを備え、前記第一蛍光体は、前記第二蛍光体が発する光によって励起されて蛍光する特性を有する。
本発明の一態様に係る照明装置は、前記発光装置と、前記発光装置に、当該発光装置を点灯させるための電力を供給する点灯装置とを備える。
本発明の発光装置及び照明装置は、蛍光体の発光効率の低下を抑制することができる。
図1は、実施の形態1に係る発光装置の外観斜視図である。 図2は、実施の形態1に係る発光装置の平面図である。 図3は、実施の形態1に係る発光装置が備える複数のLEDチップの配置を示す平面図である。 図4は、図2のIV−IV線における断面図である。 図5は、比較例に係る発光装置の模式断面図である。 図6は、実施の形態1に係る発光装置の模式断面図である。 図7は、変形例に係る発光装置の断面図である。 図8は、実施の形態2に係る発光装置の平面図である。 図9は、実施の形態2に係る発光装置が備える複数のLEDチップの配置を示す平面図である。 図10は、図8のX−X線における断面図である。 図11は、実施の形態2に係る照明装置の断面図である。 図12は、実施の形態2に係る照明装置及びその周辺部材の外観斜視図である。
以下、実施の形態に係る発光装置等について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態1)
[構成]
まず、実施の形態1に係る発光装置の構成について図面を用いて説明する。図1は、実施の形態1に係る発光装置の外観斜視図である。図2は、実施の形態1に係る発光装置の平面図である。図3は、実施の形態1に係る発光装置が備える複数のLEDチップの配置を示す平面図である。図4は、図2のIV−IV線における断面図である。なお、図3は、第一樹脂部材及び第二樹脂部材が取り除かれた状態の発光装置を示す。
図1〜図4に示されるように、実施の形態1に係る発光装置10は、基板11と、複数の青色LEDチップ12と、第一樹脂部材13と、第二樹脂部材15とを備える。
発光装置10は、基板11に複数のLEDチップが直接実装された、いわゆるCOB構造のLEDモジュールである。
基板11は、複数の青色LEDチップ12と、複数の青色LEDチップ12に電力を供給するための電極16a、電極16b、及び、配線16とが設けられる矩形の基板である。基板11は、円形板状などその他の形状であってもよい。基板11は、例えば、メタルベース基板またはセラミック基板である。また、基板11は、樹脂を基材とする樹脂基板であってもよい。
セラミック基板としては、酸化アルミニウム(アルミナ)からなるアルミナ基板または窒化アルミニウムからなる窒化アルミニウム基板等が採用される。また、メタルベース基板としては、例えば、表面に絶縁膜が形成された、アルミニウム合金基板、鉄合金基板または銅合金基板等が採用される。樹脂基板としては、例えば、ガラス繊維とエポキシ樹脂とからなるガラスエポキシ基板等が採用される。
なお、基板11として、例えば光反射率が高い(例えば光反射率が90%以上の)基板が採用されてもよい。基板11として光反射率の高い基板が採用されることで、青色LEDチップ12が発する光を基板11の表面で反射させることができる。この結果、発光装置10の光取り出し効率が向上される。このような基板としては、例えばアルミナを基材とする白色セラミック基板が例示される。
また、基板11として、光透過率が高い透光性基板が採用されてもよい。このような基板としては、多結晶のアルミナや窒化アルミニウムからなる透光性セラミックス基板、ガラスからなる透明ガラス基板、水晶からなる水晶基板、サファイアからなるサファイア基板または透明樹脂材料からなる透明樹脂基板が例示される。
配線16、電極16a、及び電極16bは、複数の青色LEDチップ12に電力を供給するための金属配線である。電極16a及び電極16bの間に直流電力が供給されることにより、発光装置10は発光する。配線16、電極16a、及び電極16bは、例えば、金、銀、または銅などにより形成される。なお、図3において、詳細な配線パターンについては図示が省略される。
複数の青色LEDチップ12は、電極16a及び電極16bの間に直流電力が供給されることにより発光可能であれば、どのように電気的に接続されてもよい。例えば、電極16a及び電極16bの間には、直列接続された複数の青色LEDチップ12からなる発光素子列が、複数並列接続される。なお、青色LEDチップ12同士の電気的な接続、及びLEDチップと配線パターンとの電気的な接続には、例えば、ボンディングワイヤが用いられる。
青色LEDチップ12は、第一発光素子の一例であって、青色光を発する。青色LEDチップ12は、例えば、InGaN系の材料によって形成されるLEDチップである。青色LEDチップ12の発光のピーク波長(中心波長)は、例えば、430nm以上480nm以下である。青色LEDチップ12が発する青色光は、赤色蛍光体14rを励起することができる。また、青色LEDチップ12が発する青色光は、緑色蛍光体14gを励起することができる。
第一樹脂部材13は、赤色蛍光体14rを含み、複数の青色LEDチップ12を封止する、透光性を有する樹脂部材である。第一樹脂部材13は、具体的には、波長変換材として赤色蛍光体14rを含んだ透光性樹脂材料(透明の樹脂材料)で構成される。なお、実施の形態1では、第一樹脂部材13には、緑色蛍光体14gは含まれない。透光性樹脂材料としては、例えば、メチル系のシリコーン樹脂が用いられるが、エポキシ樹脂またはユリア樹脂などが用いられてもよい。
赤色蛍光体14rは、第一蛍光体の一例であって、青色LEDチップ12の発する光で励起されて蛍光する。赤色蛍光体14rは、具体的には、例えば、蛍光ピーク波長が610nm以上620nm以下の(Sr,Ca)AlSiN:Eu2+蛍光体である。赤色蛍光体14rの粒径は、例えば、20μm程度である。
第二樹脂部材15は、緑色蛍光体14gを含有し、基板11上において第一樹脂部材13を側方から囲む、透光性を有する樹脂部材である。第二樹脂部材15は、具体的には、波長変換材として緑色蛍光体14gを含んだ透光性樹脂材料(透明の樹脂材料)で構成される。なお、実施の形態1では、第二樹脂部材15には、赤色蛍光体14rは含まれない。透光性樹脂材料としては、例えば、メチル系のシリコーン樹脂が用いられるが、エポキシ樹脂またはユリア樹脂などが用いられてもよい。
発光装置10においては、第二樹脂部材15は、上面視した場合、複数の青色LEDチップ12を側方から囲むように円環状に形成される。そして、第二樹脂部材15に囲まれた領域には、第一樹脂部材13が設けられる。第一樹脂部材13は、上面視した場合、円形状となる。
緑色蛍光体14gは、第二蛍光体の一例であって、青色LEDチップ12の発する光で励起されて蛍光する。緑色蛍光体14gは、具体的には、例えば、蛍光ピーク波長が515nm以上550nm以下のY(Al,Ga)12:Ce3+蛍光体またはLuAl12:Ce3+蛍光体である。緑色蛍光体14gの粒径は、例えば、20μm程度である。
なお、第二樹脂部材15は、緑色蛍光体14gに代えて、または、緑色蛍光体14gに加えて黄色光を発する黄色蛍光体を含有してもよい。黄色蛍光体は、具体的には、例えば、蛍光ピーク波長が550nm以上570nm以下のイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)系の蛍光体である。
発光装置10において、青色LEDチップ12が発する青色光の一部は、第一樹脂部材13に含まれる赤色蛍光体14rによって赤色光に波長変換される。また、青色LEDチップ12が発する青色光の一部は、第二樹脂部材15に含まれる緑色蛍光体14gによって緑色光に波長変換される。そして、赤色蛍光体14r及び緑色蛍光体14gに吸収されなかった青色光と、赤色蛍光体14rが発する赤色光と、緑色蛍光体14gによって波長変換された緑色光とが混ざることにより、発光装置10は、白色光を発する。
ここで、発光装置10の製造方法の一例について簡潔に説明する。発光装置10の製造においては、まず、基板11上に環状に第二樹脂部材15が形成(硬化)された後、第二樹脂部材15で囲まれた領域に、複数の青色LEDチップ12が実装される。複数の青色LEDチップ12の実装は、ダイアタッチ剤等によって各青色LEDチップ12をダイボンディングすることにより行われる。また、複数の青色LEDチップ12は、配線16及びボンディングワイヤなどにより電気的に接続される。そして、第二樹脂部材15で囲まれた領域に、第一樹脂部材13が充填(塗布)され、加熱または光照射等によって硬化される。
このような製造方法においては、第二樹脂部材15は、第一樹脂部材13をせき止めるダム材としても機能する。
[効果]
発光装置10は、緑色蛍光体14gの発光効率の低下を抑制する効果を奏する。この効果について、比較例に係る発光装置と比較しながら説明する。図5は、比較例に係る発光装置の模式断面図である。図6は、発光装置10の模式断面図である。なお、以下の明細書における発光効率は、緑色蛍光体14gが発する緑色光の、発光装置10の外部に取り出される割合を意味する。
緑色蛍光体14gの発光波長域の一部は、赤色蛍光体14rの励起波長域(吸収波長域)と重なる。つまり、赤色蛍光体14rは、緑色蛍光体14gが発する光によって励起されて蛍光する特性を有する。したがって、図5に示されるように、第一樹脂部材13に緑色蛍光体14g及び赤色蛍光体14rが含まれる発光装置110においては、緑色蛍光体14gが発する緑色光の一部が赤色蛍光体14rに吸収されてしまい、緑色蛍光体14gの発光効率が低下してしまう。
これに対し、図6の(a)に示されるように、緑色蛍光体14gに青色光が照射されると、前方散乱により主として第二樹脂部材15側に緑色光が出射される。第二樹脂部材15には、赤色蛍光体14rは含まれないため、緑色光の吸収が抑制される。つまり、緑色蛍光体14gの発光効率の低下が抑制される。
一方で、赤色蛍光体14rの発光波長域は、緑色蛍光体14gの励起波長域(吸収波長域)と重ならない。よって、図6の(b)に示されるように、赤色蛍光体14rに青色光が照射され、第二樹脂部材15側に赤色光が出射されても、緑色蛍光体14gは、赤色光を吸収しない。つまり、赤色蛍光体14rが第一樹脂部材13に含まれ、緑色蛍光体14gが第二樹脂部材15に含まれることにより、赤色蛍光体14rの発光効率は低下しない。
実施の形態1では、緑色蛍光体14gの粒径は20μm程度であり、青色光の波長よりも十分大きいため、緑色蛍光体14gに青色光が照射されると、いわゆる幾何光学に基づく回折散乱が生じる。幾何光学に基づく回折散乱においては、側方及び後方にほとんど光が散乱しないため、緑色蛍光体14gの発光効率の低下を抑制する高い効果が得られる。しかしながら、緑色蛍光体14gにおいてレイリー散乱またはミー散乱が起きる場合であっても前方への光の散乱は生じるため、緑色蛍光体14gの発光効率の低下を抑制する効果は得られる。
なお、図6の(c)に示されるように、第一樹脂部材13内では、青色LEDチップ12が発する青色光が赤色蛍光体14rに照射されると、青色光は赤色蛍光体14rに吸収されて赤色光が出射される。また、青色LEDチップ12が発する青色光は、そのまま第一樹脂部材13の外部に出射される場合もある。
[変形例]
発光装置10は、上述した複数の青色LEDチップ12の周囲に配置された複数の青色LEDチップ12であって、第二樹脂部材15によって封止される複数の青色LEDチップ12を備えてもよい。また、第二樹脂部材15は、さらに、光吸収体を含有してもよい。以下、このような変形例に係る発光装置について説明する。図7は、変形例に係る発光装置の断面図である。
図7に示されるように、変形例に係る発光装置10aは、第二樹脂部材15によって封止される複数の青色LEDチップ12を備える。第二樹脂部材15によって封止される複数の青色LEDチップ12は、例えば、第一樹脂部材13によって封止される複数の青色LEDチップ12を囲むように円環状に配置される。
第二樹脂部材15によって封止される青色LEDチップ12は、第二樹脂部材15内の緑色蛍光体14gを励起させることができる。発光装置10aのような構成は、出射光の緑色を強めたい場合に有効である。
また、発光装置10aが備える第二樹脂部材15には、赤色蛍光体14rまたは緑色蛍光体14gが発する光の一部を吸収する光吸収体17が含まれてもよい。光吸収体17は、発光装置10aの出射光の色を調整するために用いられる。
光吸収体17は、例えば、黄色光を吸収するネオジウムガラスの粒子である。第二樹脂部材15にネオジウムガラスの粒子が含まれる場合、緑色蛍光体14gが発する緑色光に含まれる黄色成分、及び、赤色蛍光体14rが発する赤色光に含まれる黄色成分がネオジウムガラスの粒子に吸収される。これにより、発光装置10aが発する光が鮮やかになる効果が得られる。
また、光吸収体17は、色素であってもよい。色素は、具体的には、銅、ニッケル、またはコバルトなどの金属元素を含むテトラアザポルフィリン系の色素である。例えば、ニッケルを含むテトラアザポルフィリン系の色素は、主として585nm以上595nm以下の光を吸収する特性を有する。このような色素が第二樹脂部材15に含まれることにより、発光装置10aが発する光の平均演色評価数Ra、肌色の好ましさを示す指数PS(Preference Index of Skin Color)、及び、色彩の鮮やかさを示す指数FCI(Feeling of Contrast Index)などを向上させることができる。
[実施の形態1のまとめ]
以上説明したように、発光装置10は、基板11と、基板11上に配置された複数の青色LEDチップ12と、複数の青色LEDチップ12が発する光によって励起されて蛍光する赤色蛍光体14rを含有し、複数の青色LEDチップ12を封止する第一樹脂部材13とを備える。また、発光装置10は、複数の青色LEDチップ12が発する光によって励起されて蛍光する緑色蛍光体14gを含有し、基板11上において第一樹脂部材13を側方から囲む第二樹脂部材15とを備え、赤色蛍光体14rは、緑色蛍光体14gが発する光によって励起されて蛍光する特性を有する。青色LEDチップ12は、第一発光素子の一例であり、赤色蛍光体14rは、第一蛍光体の一例であり、緑色蛍光体14gは、第二蛍光体の一例である。
これにより、発光装置10は、緑色蛍光体14gの発光効率の低下を抑制することができる。
また、発光装置10は、さらに、基板11上において複数の青色LEDチップ12の周囲に配置された複数の青色LEDチップ12を備え、青色LEDチップ12は、緑色蛍光体14gを励起する光を発し、第二樹脂部材15は、複数の青色LEDチップ12を封止してもよい。第二樹脂部材15によって封止される青色LEDチップ12は、第二発光素子の一例である。なお、第二発光素子は、第一発光素子と同種の発光素子である必要はなく、例えば、紫外光を発する紫外LEDチップであってもよい。
これにより、発光装置10が発する光の緑色を強めることができる。
また、第二樹脂部材15は、さらに、赤色蛍光体14rまたは緑色蛍光体14gが発する光の一部を吸収する光吸収体を含有してもよい。
これにより、発光装置10が発する光の色を調整することができる。
また、緑色蛍光体14gの蛍光ピーク波長は、青色LEDチップ12の発光ピーク波長よりも長く、かつ、赤色蛍光体14rの蛍光ピーク波長よりも短い。
また、上述のように、青色LEDチップ12は、第一発光素子の一例であり、赤色蛍光体14rは、第一蛍光体の一例であり、緑色蛍光体14gは、第二蛍光体の一例である。言い換えれば、第一発光素子は、青色LEDチップ12であり、第一蛍光体は、赤色蛍光体14rであり、第二蛍光体は、緑色蛍光体14gであってもよい。
これにより、発光装置10は、白色光を発することができる。
なお、発光装置10は、青色LEDチップに代えて、紫外光を放出する紫外LEDチップを備え、緑色蛍光体14g及び赤色蛍光体14rに加えて青色蛍光体をさらに備えることにより、白色光を発してもよい。
この場合、例えば、第一樹脂部材13に青色蛍光体が含まれ、第二樹脂部材15に緑色蛍光体14gおよび赤色蛍光体14rが含まれることにより、発光装置10は、青色蛍光体が発する光が赤色蛍光体14rに吸収されることを抑制することができる。つまり、発光装置10は、青色蛍光体の発光効率の低下を抑制することができる。このとき、青色蛍光体は、第一蛍光体の一例であり、緑色蛍光体14gまたは赤色蛍光体14rは、第二蛍光体の一例である。
また、例えば、第一樹脂部材13に青色蛍光体及び緑色蛍光体14gが含まれ、第二樹脂部材15に赤色蛍光体14rが含まれてもよい。この場合、発光装置10は、青色蛍光体が発する光が赤色蛍光体14rに吸収されること、及び、緑色蛍光体14gが発する光が赤色蛍光体14rに吸収されることを抑制することができる。つまり、青色蛍光体の発光効率の低下及び緑色蛍光体14gの発光効率の低下を抑制することができる。このとき、青色蛍光体または緑色蛍光体14gは、第一蛍光体の一例であり、赤色蛍光体14rは、第二蛍光体の一例である。
なお、上記実施の形態1では、白色光を発する発光装置10が例示されたが、本発明は、白色以外の光を発する発光装置として実現されてもよい。
(実施の形態2)
[発光装置の構成]
実施の形態2に係る発光装置の構成について図面を用いて説明する。図8は、実施の形態2に係る発光装置の平面図である。図9は、実施の形態2に係る発光装置が備える複数のLEDチップの配置を示す平面図である。図10は、図8のX−X線における断面図である。
なお、以下の実施の形態2では、実施の形態1と異なる点を中心に説明が行われる。実施の形態2に係る発光装置の構成要素のうち、実施の形態1で既に説明された構成要素については同一の符号が付されて詳細な説明が省略される場合がある。
図8〜図10に示されるように、実施の形態2に係る発光装置10bは、基板11と、複数のLEDチップと、第一樹脂部材13bと、第二樹脂部材15bとを備える。複数のLEDチップは、複数の青色LEDチップ12と、複数の赤色LEDチップ18とからなる。
発光装置10と同様に、発光装置10bが備える第一樹脂部材13bは、複数の青色LEDチップ12を封止し、第二樹脂部材15bは、第一樹脂部材13bを側方から囲む。
発光装置10bが備える第一樹脂部材13bには、黄色蛍光体14が含まれる。黄色蛍光体14は、具体的には、例えば、YAG系の蛍光体である。
ここで、発光装置10と異なり、発光装置10bが備える第二樹脂部材15bには蛍光体が含まれない。つまり、第二樹脂部材15bは、実施の形態1で説明したシリコーン樹脂などの透光性樹脂(透明の樹脂)のみからなる。そして、第二樹脂部材15bは、複数の赤色LEDチップ18を封止する。
赤色LEDチップ18は、赤色光を発するLEDチップであって、例えば、AlGaInP系の材料によって形成される。赤色LEDチップ18の発光のピーク波長は、例えば、600nm以上660nm以下である。なお、複数の青色LEDチップ12及び複数の赤色LEDチップ18は、電極16a及び電極16bの間に直流電力が供給されることにより発光可能であれば、どのように電気的に接続されてもよい。
以上のような構成により、青色LEDチップ12が発する青色光の一部は、第一樹脂部材13bに含まれる黄色蛍光体14によって黄色光に波長変換される。そして、黄色蛍光体14に吸収されなかった青色光と、赤色LEDチップ18が発する赤色光と、黄色蛍光体14によって波長変換された黄色光とが混ざることにより、白色光が得られる。なお、赤色LEDチップ18は、発光装置10が発する白色光の演色性を高めるために用いられる。
なお、第二樹脂部材15bによって封止されるLEDチップは、赤色LEDチップ18に限定されない。例えば、赤色LEDチップ18に代えて、赤外光を発する赤外LEDチップ、または、紫外光を発する紫外LEDチップが用いられてもよい。
[効果]
赤色LEDチップ18は、第一樹脂部材13bに含まれる黄色蛍光体14を励起しないため、第一樹脂部材13bによって封止される必要はない。しかしながら、例えば、複数の青色LEDチップ12と、複数の赤色LEDチップ18とが第一樹脂部材13bによって一括封止されているような場合、複数の赤色LEDチップ18が発する赤色光は、黄色蛍光体14に当たって散乱することにより、第一樹脂部材13bの外部に出射される前に減衰してしまう。
これに対し、発光装置10bは、複数の赤色LEDチップ18が黄色蛍光体14などの蛍光体を含有しない第二樹脂部材15bによって封止されているため、複数の赤色LEDチップ18が発する赤色光の減衰が抑制される。つまり、発光装置10bは、複数の赤色LEDチップ18が発する赤色光の発光効率の低下を抑制することができる。
[変形例]
図9に示される複数の青色LEDチップ12及び赤色LEDチップ18の配置は一例である。図9の例では、複数の赤色LEDチップ18は、円弧状(円環状の一部)に配置されているが、複数の赤色LEDチップ18は、円環状に配置されてもよい。
また、複数の青色LEDチップ12と複数の赤色LEDチップ18とは、独立に発光制御可能であってもよい。このような独立した発光制御は、例えば、電極16a及び電極16bの組が、複数の青色LEDチップ12と複数の赤色LEDチップ18とのそれぞれに対応して2組設けられることにより実現可能である。
白色光は、複数の青色LEDチップ12及び黄色蛍光体14の組み合わせによっても実現可能である。したがって、上記の独立した発光制御は、複数の青色LEDチップ12のみを発光させることで白色光を発し、複数の赤色LEDチップ18のみを発光させることで赤色光を発することができる。
これにより、白色光と赤色光とを選択的に出射可能な照明装置を1つの発光装置で実現することができる。また、このような発光装置は、白色光と赤色光とを選択的に出射可能な照明装置を小型化することもできる。
また、上述のように、第二樹脂部材15bによって封止されるLEDチップは、赤外光を発する赤外LEDチップ、または、紫外光を発する紫外LEDチップであってもよい。このような場合、白色光と赤外光とを選択的に出射可能な照明装置、または、白色光と紫外光とを選択的に出射可能な照明装置が1つの発光装置によって実現可能である。
[実施の形態2のまとめ]
以上説明したように、発光装置10bは、基板11と、基板11上に配置された複数の青色LEDチップ12と、基板11上の複数の青色LEDチップ12の周囲に配置された複数の赤色LEDチップ18とを備える。また、発光装置10bは、複数の青色LEDチップ12が発する光によって励起されて蛍光する黄色蛍光体14を含有し、複数の青色LEDチップ12を封止する第一樹脂部材13bと、第一樹脂部材13bを側方から囲み、複数の赤色LEDチップ18を封止する第二樹脂部材15bとを備える。そして、第二樹脂部材15bは、透光性を有し、蛍光体を含有しない。
これにより、発光装置10bは、複数の赤色LEDチップ18が発する赤色光の発光効率の低下を抑制することができる。
(実施の形態3)
[照明装置の構成]
実施の形態3では、実施の形態1に係る発光装置10を備える照明装置について説明する。図11は、実施の形態3に係る照明装置の断面図である。図12は、実施の形態3に係る照明装置及びその周辺部材の外観斜視図である。
図11及び図12に示されるように、実施の形態3に係る照明装置200は、例えば、住宅等の天井に埋込配設されることにより下方(廊下または壁等)に光を照射するダウンライト等の埋込型照明装置である。
照明装置200は、発光装置10を備える。照明装置200はさらに、基部210と枠体部220とが結合されることで構成される略有底筒状の器具本体と、当該器具本体に配置された、反射板230及び透光パネル240とを備える。
基部210は、発光装置10が取り付けられる取付台であるとともに、発光装置10で発生する熱を放熱するヒートシンクである。基部210は、金属材料を用いて略円柱状に形成されており、実施の形態3ではアルミダイカスト製である。
基部210の上部(天井側部分)には、上方に向かって突出する複数の放熱フィン211が一方向に沿って互いに一定の間隔をあけて設けられている。これにより、発光装置10で発生する熱を効率よく放熱させることができる。
枠体部220は、内面に反射面を有する略円筒状のコーン部221と、コーン部221が取り付けられる枠体本体部222とを有する。コーン部221は、金属材料を用いて成形されており、例えば、アルミニウム合金等を絞り加工またはプレス成形することによって作製することができる。枠体本体部222は、硬質の樹脂材料または金属材料によって成形されている。枠体部220は、枠体本体部222が基部210に取り付けられることによって固定されている。
反射板230は、内面反射機能を有する円環枠状(漏斗状の)反射部材である。反射板230は、例えばアルミニウム等の金属材料を用いて形成することができる。なお、反射板230は、金属材料ではなく、硬質の白色樹脂材料によって形成してもよい。
透光パネル240は、光拡散性及び透光性を有する透光部材である。透光パネル240は、反射板230と枠体部220との間に配置された平板プレートであり、反射板230に取り付けられている。透光パネル240は、例えばアクリルやポリカーボネート等の透明樹脂材料によって円盤状に形成することができる。
なお、照明装置200は、透光パネル240を備えなくてもよい。透光パネル240を備えないことで、照明装置200から放出される光の光束を向上させることができる。
また、図12に示されるように、照明装置200には、発光装置10に、当該発光装置10を点灯させるための電力を供給する点灯装置250と、商用電源からの交流電力を点灯装置250に中継する端子台260とが接続される。点灯装置250は、具体的には、端子台260から中継される交流電力を直流電力に変換して発光装置10に出力する。
点灯装置250及び端子台260は、器具本体とは別体に設けられた取付板270に固定される。取付板270は、金属材料からなる矩形板状の部材を折り曲げて形成されており、その長手方向の一端部の下面に点灯装置250が固定されるとともに、他端部の下面に端子台260が固定される。取付板270は、器具本体の基部210の上部に固定された天板280と互いに連結される。
[実施の形態3のまとめ]
以上説明したように、照明装置200は、発光装置10と、発光装置10に、当該発光装置10を点灯させるための電力を供給する点灯装置250とを備える。これにより、照明装置200は、緑色蛍光体14gの発光効率の低下を抑制することができる。
なお、照明装置200は、発光装置10に代えて発光装置10aを備えてもよいし、発光装置10に代えて発光装置10bを備えてもよい。
(他の実施の形態)
以上、実施の形態に係る発光装置及び照明装置について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、発光装置が備えるLEDチップ及び蛍光体の組み合わせは、上記実施の形態に限定されない。LEDチップと蛍光体とは、本発明の効果が得られる範囲でどのように組み合わされてもよい。
また、上記実施の形態では、発光素子としてLEDチップが例示された。しかしながら、半導体レーザ等の半導体発光素子、または、有機EL(Electro Luminescence)もしくは無機EL等のEL素子等の他の種類の固体発光素子が、発光素子として採用されてもよい。
また、上記実施の形態では、照明装置として、ダウンライトが例示されたが、本発明は、シーリングライト、スポットライト、及び、ベースライトなど、ダウンライト以外の照明装置として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10、10a 発光装置
11 基板
12 青色LEDチップ
13 第一樹脂部材
14g 緑色蛍光体
14r 赤色蛍光体
15 第二樹脂部材
17 光吸収体
18 赤色LEDチップ
200 照明装置
250 点灯装置

Claims (6)

  1. 基板と、
    前記基板上に配置された複数の第一発光素子と、
    前記複数の第一発光素子が発する光によって励起されて蛍光する第一蛍光体を含有し、前記複数の第一発光素子を封止する第一樹脂部材と、
    前記複数の第一発光素子が発する光によって励起されて蛍光する第二蛍光体を含有し、前記基板上において前記第一樹脂部材を側方から囲む第二樹脂部材とを備え、
    前記第一蛍光体は、前記第二蛍光体が発する光によって励起されて蛍光する特性を有する
    発光装置。
  2. さらに、前記基板上において前記複数の第一発光素子の周囲に配置された複数の第二発光素子を備え、
    前記第二発光素子は、前記第二蛍光体を励起する光を発し、
    前記第二樹脂部材は、前記複数の第二発光素子を封止する
    請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記第二樹脂部材は、さらに、前記第一蛍光体または前記第二蛍光体が発する光の一部を吸収する光吸収体を含有する
    請求項1または2に記載の発光装置。
  4. 前記第二蛍光体の蛍光ピーク波長は、前記第一発光素子の発光ピーク波長よりも長く、かつ、前記第一蛍光体の蛍光ピーク波長よりも短い
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光装置。
  5. 前記第一発光素子は、青色LEDチップであり、
    前記第一蛍光体は、赤色蛍光体であり、
    前記第二蛍光体は、緑色蛍光体である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の発光装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の発光装置と、
    前記発光装置に、当該発光装置を点灯させるための電力を供給する点灯装置とを備える
    照明装置。
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