JP2017053993A - トナー搬送装置およびこれを備える画像形成装置 - Google Patents

トナー搬送装置およびこれを備える画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】排出部でのトナーの滞留を抑制すると共に除去部材に対するトナーの付着を抑制するトナー搬送装置等を提供する。【解決手段】本発明のトナー搬送装置としてのベルトクリーニング装置28は、トナーを収容するベルト側ハウジング40と、ベルト側ハウジング40内で回転可能に支持される回転軸44aの周面に螺旋状のスクリュー羽根44bを固定して形成されるベルト側スクリュー44と、ベルト側スクリュー44によって搬送されるトナーをベルト側ハウジング40外に排出可能に形成されるベルト側排出口40bと、回転軸44aから径方向外側に向けて延設され、ベルト側スクリュー44と共に回転してベルト側排出口40bで滞留するトナーを除去するベルト側除去部材45と、を備え、ベルト側除去部材45は、その自由端部に凹凸を連続させた櫛歯状に形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、トナー搬送装置およびこれを備える画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、感光体の表面に残留したトナー(以下、「残留トナー」ともいう。)を除去するクリーニング装置を備えている。
例えば、特許文献1に記載のクリーニング装置は、感光体ドラムに摺接するように容器に固定されたクリーニング部材と、容器内で軸周りに回転可能に支持されたトナー搬送スクリューと、を備えている。トナー搬送スクリューは、クリーニング部材によって回収された残留トナーを排出口(下流端)に向けて搬送する。
特開2011−242576号公報
しかしながら、上記のクリーニング装置では、残留トナーの搬送量が増加すると、残留トナーが排出口付近に滞留することがあった。この場合、残留トナーを排出口から適切に排出することができない。この残留トナーの滞留を防止するため、例えば、トナー搬送スクリューに板状のスクレーパーが設けられることがある。スクレーパーは、トナー搬送スクリューと共に回転することで、排出口付近に滞留したトナーを掻き落とす。
しかしながら、例えば、高温環境では、残留トナーがトナー搬送スクリューやスクレーパーに付着し易くなることがあった。スクレーパーに付着した残留トナーは、トナー搬送スクリューによって搬送される残留トナーに押し出され、トナー搬送スクリューの下流側の軸受部に溜まる。軸受部に溜まった残留トナーは、トナー搬送スクリューと軸受部とに熱融着することがあった。残留トナーの熱融着が発生すると、トナー搬送スクリューが円滑に回転することができなかった。
本発明は上記した課題を解決すべく、排出部でのトナーの滞留を抑制すると共に除去部材に対するトナーの付着を抑制するトナー搬送装置およびこれを備える画像形成装置を提供する。
上記した目的を達成するため、本発明のトナー搬送装置は、トナーを収容するハウジングと、前記ハウジング内で回転可能に支持される回転軸の周面に螺旋状の羽根を固定して形成されるスクリューと、前記スクリューによって搬送される前記トナーを前記ハウジング外に排出可能に形成される排出部と、前記回転軸から径方向外側に向けて延設され、前記スクリューと共に回転して前記排出部で滞留する前記トナーを除去する除去部材と、を備え、前記除去部材は、その自由端部に凹凸を連続させた櫛歯状に形成されている。
この構成によれば、除去部材がスクリューと一体に回転することで、排出部に滞留したトナーが掻き落とされる。これにより、排出部でのトナーの滞留を抑制することができる。また、除去部材は櫛歯状に形成されているため、掻き落とされたトナーは櫛歯の隙間を通って排出部からハウジング外に排出される。つまり、除去部材がトナーを抱え込んで回転することがない。このように、除去部材が櫛歯状を成すことで、除去部材に対するトナーの付着を抑制することができる。
この場合、前記除去部材は、前記スクリューの軸方向に沿って櫛歯状に並設される複数の櫛歯部を有し、前記複数の櫛歯部の自由端部は、前記スクリューの回転方向に位置ずれして設けられていることが好ましい。
この構成によれば、隣り合う櫛歯部の隙間が軸方向と回転方向とに広げられることで、トナーが当該隙間を円滑に通ることができる。これにより、排出部でのトナーの滞留を有効に抑制することができる。
この場合、前記スクリューに電気的に接続されるバイアス電源を更に備え、前記スクリューおよび前記除去部材は、それぞれ、導電性材料で形成され、前記バイアス電源は、前記トナーの帯電極性とは逆極性となるバイアスを前記搬送スクリューおよび前記除去部材に印加することが好ましい。
この構成によれば、スクリューおよび除去部材には、バイアス電源からトナーの帯電極性に対して逆電位が印加される。すると、スクリューおよび除去部材は、電気的にトナーが付着し難い状態になる。これにより、除去部材等に対するトナーの付着を適切に抑制することができる。
この場合、前記除去部材は、金属板で形成されていることが好ましい。
この構成によれば、除去部材が平滑な表面性状を有する金属板で形成されることで、除去部材に対するトナーの付着を有効に抑制することができる。
上記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、トナー像を担持する像担持体と、上記のいずれかに記載のトナー搬送装置と、を備え、前記トナー搬送装置は、前記像担持体の表面に残留したトナーを除去する。
この場合、前記トナー搬送装置によって除去されたトナーを回収するトナー回収容器を更に備え、前記像担持体は、装置本体内に複数設けられ、前記トナー搬送装置は、前記像担持体に対応して複数設けられていることが好ましい。
これらの構成によれば、除去部材がスクリューと一体に回転することで、排出部に滞留したトナーが掻き落とされる。また、除去部材が櫛歯状を成すことで、除去部材に対するトナーの付着を抑制することができる。
本発明によれば、排出部でのトナーの滞留を抑制することができる。また、除去部材に対するトナーの付着を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係るカラープリンターの内部構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るカラープリンターの電気的構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るカラープリンターであって、平面から見たクリーニング構造体5を模式的に示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るベルトクリーニング装置を模式的に示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るベルトクリーニング装置の後側を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るベルトクリーニング装置のベルト側除去部材を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るベルトクリーニング装置のベルト側除去部材を模式的示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るドラムクリーニング装置を模式的に示す断面図である。 図3のIX−IX断面図である。 本発明の第2実施形態に係るベルトクリーニング装置のベルト側除去部材を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態の変形例に係るベルトクリーニング装置のベルト側除去部材を模式的示す断面図である。 本発明の第2実施形態の他の変形例に係るベルトクリーニング装置のベルト側除去部材を模式的示す断面図である。 本発明の第1および第2実施形態の変形例に係るベルトクリーニング装置のベルト側除去部材を模式的示す断面図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下の説明では、図1、図4、図7〜図9、図11〜図13の紙面手前側を正面とすると共に各図に示した方向を基準にする。
(第1実施形態)
図1および図2を参照して、第1実施形態に係る画像形成装置としてのカラープリンター1の全体の構成について説明する。図1はカラープリンター1の内部構造を模式的に示す断面図である。図2はカラープリンター1の電気的構成を示すブロック図である。
図1に示すように、カラープリンター1は、装置本体2と、給紙カセット3と、排紙トレイ4と、を備えている。給紙カセット3は、略直方体状の装置本体2の下部に着脱可能に設けられている。給紙カセット3内には、枚葉のシートS(の束)が収容されている。排紙トレイ4は、装置本体2の上部に設けられている。なお、シートSは、紙製に限らず、樹脂フィルムやOHPシート等であってもよい。
また、カラープリンター1は、給紙部10と、画像形成部11と、定着装置12と、制御装置13と、を装置本体2内に備えている。給紙部10は、給紙カセット3から排紙トレイ4まで延びる搬送路14の上流側に設けられている。画像形成部11は、装置本体2の中間部に設けられている。定着装置12は、搬送路14の下流側に設けられている。制御装置13は、カラープリンター1の各構成を統括制御する。
画像形成部11は、4つのトナーコンテナ20と、中間転写ユニット21と、4つのドラムユニット22と、光走査装置23と、含んで構成されている。4つのトナーコンテナ20は、排紙トレイ4の下側に左右方向に並設されている。中間転写ユニット21は、各トナーコンテナ20の下側に配設されている。4つのドラムユニット22は、中間転写ユニット21の下側で左右方向に並設されている。光走査装置23は、各ドラムユニット22の下側に配設されている。
4つのトナーコンテナ20は、4色(イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K))のトナーを収容している。なお、トナーは、トナーとキャリアとを含む二成分現像剤でもよいし、磁性トナーから成る一成分現像剤でもよい。
中間転写ユニット21は、駆動ローラー25と、従動ローラー26と、中間転写ベルト27と、ベルトクリーニング装置28と、を含んで構成されている。駆動ローラー25は、装置本体2内の右側に配置され、従動ローラー26は、装置本体2内の左側に配置されている。中間転写ベルト27は、駆動ローラー25と従動ローラー26とに巻き掛けられている。ベルトクリーニング装置28は、従動ローラー26の左側に配置されている。
駆動ローラー25は、ギア列(図示せず)を介してベルトモーター25aに接続されている(図2参照)。従動ローラー26は、コイルスプリング26aによって左方向に付勢され、中間転写ベルト27に所定のテンションを付与している(図4参照)。中間転写ベルト27は、ベルトモーター25aを駆動することで左回りに周回走行する(図1参照)。ベルトクリーニング装置28は、中間転写ベルト27の表面に付着した残留トナーを除去する。
4つのドラムユニット22は、各色のトナーに対応して設けられている。各ドラムユニット22は、感光体ドラム30と、帯電装置31と、現像装置32と、一次転写ローラー33と、ドラムクリーニング装置34と、除電装置35と、を含んで構成されている。なお、4つのドラムユニット22は同様の構成を有しているため、以下、1つのドラムユニット22について説明する。
像担持体としての感光体ドラム30は、中間転写ベルト27の下側表面に接触して回転可能に設けられている。感光体ドラム30は、ギア列(図示せず)を介してドラムモーター30aに接続されている(図2参照)。帯電装置31、現像装置32、一次転写ローラー33、ドラムクリーニング装置34および除電装置35は、感光体ドラム30の周囲に転写プロセス順に配置されている。一次転写ローラー33は、中間転写ベルト27を挟んで上側から感光体ドラム30に対向している。中間転写ベルト27(駆動ローラー25)の右側には、二次転写ローラー36が圧接して、二次転写ニップ部Nを形成している。
図2に示すように、制御装置13は、CPU13a(Central Processing Unit)と、メモリー13bと、バス13cと、インターフェース13dと、を含んで構成されている。
CPU13aは、各プロクラム等に従って演算処理を実行する。メモリー13bは、CPU13aによる演算処理に用いるプログラムや各種バイアスの定格値等を記憶している。メモリー13bは、CPU13aの演算結果等を一時的に記憶する。バス13cは、CPU13a、メモリー13bおよびインターフェース13dを接続している。インターフェース13dには、ベルトモーター25aおよびドラムモーター30a等の各種制御対象が電気的に接続されている。なお、図示は省略するが、インターフェース13dには、その他にも、モーター等の駆動装置や電源等が接続され、CPU13aによって適宜制御される。
ここで、カラープリンター1の動作について説明する。制御装置13は、入力された画像データに基づいて、以下のように画像形成処理を実行する。
各帯電装置31は、感光体ドラム30の表面を帯電させる。光走査装置23は、各感光体ドラム30に向けて画像データに対応した露光(図1の破線矢印参照)を行い、各感光体ドラム30上に静電潜像を形成する。各現像装置32は、トナーコンテナ20から供給されたトナーによって静電潜像をトナー像に現像する。4つの感光体ドラム30に担持された4色のトナー像は、一次転写バイアスを印加された一次転写ローラー33によって、中間転写ベルト27に順番に一次転写される。これにより、中間転写ベルト27の表面には、フルカラーのトナー像が形成される。
一方、給紙カセット3から供給されたシートSは、搬送路14を搬送されて二次転写ニップ部Nを通過する。フルカラーのトナー像は、二次転写バイアスを印加された二次転写ローラー36によってシートSに二次転写される。定着装置12は、シートSにフルカラーのトナー像を定着させる。定着処理後のシートSは、排紙トレイ4に排出される。各ドラムクリーニング装置34は、転写後に感光体ドラム30の表面に残った残留トナーを除去する。各除電装置35は、除電光を照射して感光体ドラム30の電荷を除去する。
次に、図3ないし図9を参照して、中間転写ベルト27の表面や各感光体ドラム30の表面から残留トナーを除去するためのクリーニング構造体5について説明する。図3は平面から見たクリーニング構造体5を模式的に示す断面図である。図4はベルトクリーニング装置28を模式的に示す断面図である。図5はベルトクリーニング装置28の後側を示す斜視図である。図6はベルトクリーニング装置28のベルト側除去部材45を示す斜視図である。図7はベルトクリーニング装置28のベルト側除去部材45を模式的示す断面図である。図8はドラムクリーニング装置34を模式的に示す断面図である。図9は、図3のIX−IX断面図である。
図3に示すように、クリーニング構造体5は、ベルトクリーニング装置28と、4つのドラムクリーニング装置34と、排出搬送装置37と、を備えている。ベルトクリーニング装置28は、中間転写ベルト27の表面に残留したトナーを除去する。各ドラムクリーニング装置34は、感光体ドラム30の表面に残留したトナーを除去する。排出搬送装置37は、ベルトクリーニング装置28と各ドラムクリーニング装置34とに除去されたトナー(残留トナー)をトナー回収容器63(図9参照)に向けて搬送する。なお、ベルトクリーニング装置28、各ドラムクリーニング装置34および排出搬送装置37が、それぞれ、請求項に言う「トナー搬送装置」の一例である。
図4に示すように、ベルトクリーニング装置28は、ベルト側ハウジング40と、バイアスブラシ41と、回収ローラー42と、回収ブレード43と、ベルト側スクリュー44と、ベルト側除去部材45(図3参照)と、を含んで構成されている。
ベルト側ハウジング40は、中間転写ベルト27に対向する右側面を開口する略箱状に形成されている。ベルト側ハウジング40には、中間転写ベルト27の表面から除去された残留トナーが収容される。
なお、ベルト側ハウジング40よりも上側には、中間転写ベルト27に摺接するバーブラシBが設けられている。バーブラシBは、帯電系列的にトナーの帯電極性の逆側に位置し、中間転写ベルト27の表面に付着した残留トナーを帯電させる。
バイアスブラシ41は、前後方向に延びる略円筒状に形成されている。バイアスブラシ41は、軸周りに回転可能にベルト側ハウジング40に支持されている。バイアスブラシ41は、中間転写ベルト27を挟んで従動ローラー26の左下側に対向して配置されている。バイアスブラシ41は、ベルト側ハウジング40の開口から露出して、その外周面を中間転写ベルト27に接触させている。
バイアスブラシ41は、バイアス電源46に電気的に接続されている(図2参照)。バイアス電源46は、インターフェース13dに電気的に接続されている(図2参照)。バイアス電源46は、制御装置13(CPU13a)に制御され、残留トナーの帯電極性とは逆極性のバイアスをバイアスブラシ41に印加する。
回収ローラー42は、前後方向に延びる略円筒状に形成されている。回収ローラー42は、軸周りに回転可能にベルト側ハウジング40に支持されている。回収ローラー42は、バイアスブラシ41の左上側に配置されている。回収ローラー42の外周面は、バイアスブラシ41の外周面に接触している。
回収ブレード43は、例えば、合成樹脂によって板状に形成されている。回収ブレード43は、回収ローラー42の左上方でベルト側ハウジング40に固定されている。回収ブレード43の先端部は、回収ローラー42の外周面に当接している。
図3ないし図5に示すように、ベルト側スクリュー44は、前後方向に延設され、ベルト側ハウジング40内で軸周りに回転可能に支持されている。ベルト側スクリュー44は、ベルト側ハウジング40に軸支される回転軸44aの周面に螺旋状のスクリュー羽根44bを固定して形成されている。ベルト側スクリュー44は、例えば、導電性の樹脂材料で形成されている。
ベルト側スクリュー44は、ベルト側ハウジング40の左側底面に凹設されるベルト側収容室40aに収容されている。ベルト側収容室40aは、ベルト側ハウジング40の前後方向に延びる溝状に形成されている。ベルト側収容室40aの後端底面には、ベルト側ハウジング40の内部と外部とを連通させるベルト側排出口40b(排出部)が開口している(図5参照)。ベルト側排出口40bは、ベルト側スクリュー44によって搬送されるトナーをベルト側ハウジング40の外部に排出可能に形成されている。
図5に示すように、回転軸44aの前後両端部は、ベルト側ハウジング40の前後両外面に取り付けられる一対の軸受40cに嵌合している。図5および図6に示すように、回転軸44aの前後両端部には、それぞれ、フランジ部47aと、軸受嵌合部47bと、が形成されている。なお、図5および図6では、ベルト側スクリュー44の後側のみを図示している。以下、回転軸44aの後側に着目して説明する。
フランジ部47aは、回転軸44aの周面から径方向外側に向けて広がっている。フランジ部47aは、回転軸44aと同一軸心を有する円板状に形成されている。フランジ部47aは、ベルト側ハウジング40の前後両側壁に穿設される開口部40dに回転可能に嵌合している。
図6に示すように、軸受嵌合部47bは、フランジ部47aの後端面から後方に突設されている。軸受嵌合部47bは、回転軸44a(フランジ部47a)と同一軸心を有する直方体状に形成されている。軸受嵌合部47bは、開口部40dの外側(後側)に固定された軸受40c(図5参照)に支持されている。
なお、バイアスブラシ41、回収ローラー42およびベルト側スクリュー44は、ギア列(図示せず)を介してクリーニングモーター28aに接続されている(図2参照)。クリーニングモーター28aは、インターフェース13dに電気的に接続され(図2参照)、CPU13aに駆動制御される。
図5および図6に示すように、ベルト側除去部材45は、回転軸44aの後端部(フランジ部47aの近傍)に取り付けられている。ベルト側除去部材45は、回転軸44aから径方向外側に向けて延設されている。ベルト側除去部材45は、その自由端部に凹凸を連続させた櫛歯状に形成されている。
ベルト側除去部材45は、取付筒部45aと、3つの櫛歯部45bと、を有している。取付筒部45aと各櫛歯部45bとは、例えば、導電性のPOM(polyacetal)等の導電性材料で一体に形成されている。
図6および図7に示すように、取付筒部45aは略円筒状に形成され、長手方向に亘ってスリット48が切り込まれている。取付筒部45aの内径は、回転軸44aの外径以下に形成されている。回転軸44aは、図7に示す破線矢印方向にスリット48を広げた取付筒部45aに嵌め込まれる(図7の二点鎖線参照)。この状態で、取付筒部45aの内周面は回転軸44aの外周面に密着する。
3つの櫛歯部45bは、ベルト側スクリュー44の軸方向に沿って櫛歯状に並設されている。詳細には、3つの櫛歯部45bは、スリット48の一方の縁部48aに沿って並設されている。隣り合う櫛歯部45bの間には、隙間Gが形成されている(図6参照)。3つの櫛歯部45bは、それぞれ、略矩形板状に形成され、当該縁部48aから径方向外側に向けて延設されている。各櫛歯部45bの延びる方向は、当該縁部48aを通る接線Lに対し直交するように形成されている(図7参照)。
図7に示すように、スリット48の他方の縁部48bには、各櫛歯部45bと平行を成す持ち手片45cが形成されている。持ち手片45cは、取付筒部45aの長手方向に亘って形成されている。持ち手片45cは、各櫛歯部45bよりも十分に短く(半分以下)形成されている。
図1に示すように、4つのドラムクリーニング装置34は、装置本体2内に設けられた4つの感光体ドラム30に対応して設けられている。なお、4つのドラムクリーニング装置34は同様の構成を有しているため、以下、1つのドラムクリーニング装置34について説明する。
図8に示すように、ドラムクリーニング装置34は、ドラム側ハウジング50と、研磨ローラー51と、規制ローラー52と、クリーニングブレード53と、ドラム側スクリュー54と、ドラム側除去部材55(図3参照)と、を含んで構成されている。
ドラム側ハウジング50は、感光体ドラム30に対向する左側面を開口する略箱状に形成されている。ドラム側ハウジング50には、感光体ドラム30の表面から除去された残留トナーが収容される。
研磨ローラー51は、前後方向に延びる略円筒状に形成されている。研磨ローラー51は、軸周りに回転可能にドラム側ハウジング50に支持されている。研磨ローラー51は、感光体ドラム30の右側に対向して配置されている。研磨ローラー51は、ドラム側ハウジング50の開口から露出して、その外周面を感光体ドラム30に接触させている。研磨ローラー51は、感光体ドラム30に従動して回転(トレール方向に回転)する。
規制ローラー52は、前後方向に延びる略円筒状に形成されている。規制ローラー52は、軸周りに回転可能にドラム側ハウジング50に支持されている。規制ローラー52は、研磨ローラー51の右下側に配置されている。規制ローラー52の外周面は、研磨ローラー51の外周面に接触している。規制ローラー52は、研磨ローラー51に従動して回転(トレール方向に回転)する。
クリーニングブレード53は、例えば、合成樹脂によって板状に形成されている。クリーニングブレード53は、ドラム側ハウジング50の下部に固定され、その先端部をドラム側ハウジング50の開口から露出させている。クリーニングブレード53の先端部は、感光体ドラム30の回転方向に対してカウンター方向に接触している。
ドラム側スクリュー54は、前後方向に延びてドラム側ハウジング50に軸支される回転軸54aの周面に螺旋状のスクリュー羽根54bを固定して形成されている(図3参照)。ドラム側スクリュー54は、研磨ローラー51の下方に配置されている。ドラム側スクリュー54は、ドラム側ハウジング50の左側底面に形成されるドラム側収容室50aに収容されている。図3に示すように、ドラム側収容室50aの後端底面には、ドラム側ハウジング50の内部と外部とを連通させるドラム側排出口50b(排出部)が開口している。ドラム側スクリュー54は、感光体ドラム30に連動して回転する。なお、ドラム側スクリュー54は、上記したベルトクリーニング装置28のベルト側スクリュー44と略同一構造であるため、その詳細な説明は省略する。
ドラム側除去部材55は、回転軸54aの後端部に取り付けられている。ドラム側除去部材55は、取付筒部55aと、3つの櫛歯部55bと、を有している。なお、ドラム側除去部材55は、上記したベルトクリーニング装置28のベルト側除去部材45と略同一構造であるため、その詳細な説明は省略する。
なお、研磨ローラー51、規制ローラー52およびドラム側スクリュー54は、感光体ドラム30等に従動して回転していたが、これに限らず、モーターによって回転駆動されてもよい。
図9に示すように、排出搬送装置37は、搬送ハウジング60と、搬送スクリュー61と、搬送除去部材62と、を含んで構成されている。
搬送ハウジング60は、ハウジング本体60aと、ベルト側導入管60bと、4つのドラム側導入管60cと、搬送排出口60dと、を有している。
ハウジング本体60aは、左右方向に長い略直方体状に形成されている。ベルト側導入管60bと各ドラム側導入管60cとは、ハウジング本体60aの上面に立設されている。ベルト側導入管60bは、ベルトクリーニング装置28のベルト側排出口40bとハウジング本体60aの内部とを連通させている。各ドラム側導入管60cは、ドラムクリーニング装置34のドラム側排出口50bとハウジング本体60aの内部とを連通させている。搬送排出口60dは、ハウジング本体60aの後端底面に開口している。搬送排出口60dには、各クリーニング装置28,34によって除去された残留トナーを回収するトナー回収容器63が接続されている。
搬送スクリュー61は、左右方向に延びてハウジング本体60aに軸支される回転軸61aの周面に螺旋状のスクリュー羽根61bを固定して形成されている。搬送スクリュー61は、ギア列(図示せず)を介してクリーニングモーター28a(またはドラムモーター30a)に接続されている。なお、搬送スクリュー61は、上記したベルトクリーニング装置28のベルト側スクリュー44等と略同一構造であるため、その詳細な説明は省略する。
搬送除去部材62は、回転軸61aの右端部に取り付けられている。搬送除去部材62は、取付筒部62aと、3つの櫛歯部62bと、を有している。なお、搬送除去部材62は、上記したベルトクリーニング装置28のベルト側除去部材45と略同一の構造であるため、その詳細な説明は省略する。
なお、ベルト側スクリュー44、ドラム側スクリュー54および搬送スクリュー61は、それぞれ、バイアス電源46に電気的に接続されている(図2参照)。バイアス電源46は、制御装置13に制御され、残留トナーの帯電極性とは逆極性のバイアスを各スクリュー44,54,61および各除去部材45,55,62に印加する。
次に、クリーニング構造体5の作用(残留トナー除去処理)について説明する。なお、以下の説明では、中間転写ベルト27の表面に付着した残留トナーは、主に正帯電しているものとする。バイアス電源46は、制御装置13に制御されて、バイアスブラシ41、各スクリュー44,54,61(各除去部材45,55,62)に負極性のバイアスを印加していることとする。
まず、ベルトクリーニング装置28の作用について説明する。画像形成処理が実行されると、クリーニングモーター28aは、制御装置13に制御されて、バイアスブラシ41、回収ローラー42およびベルト側スクリュー44を回転させる。
バイアスブラシ41は、周回する中間転写ベルト27の表面を相対的に摺動する(図4参照)。中間転写ベルト27の表面に付着した残留トナーは、静電的な吸着力によってバイアスブラシ41に吸着される。これにより、中間転写ベルト27の表面から残留トナーを除去することができる。
回収ローラー42は、バイアスブラシ41に移動した残留トナーを受け取る。回収ブレード43は、回収ローラー42に移動した残留トナーを掻き取る。回収ローラー42上から除去された残留トナーは、ベルト側ハウジング40(ベルト側収容室40a)内に収容される。ベルト側スクリュー44は、ベルト側収容室40a内の残留トナーをベルト側排出口40bに向けて搬送する(図3の矢印参照)。残留トナーは、ベルト側排出口40bからベルト側導入管60bを通ってハウジング本体60a内に導入される(図9の矢印参照)。
続いて、ドラムクリーニング装置34の作用について説明する。画像形成処理が実行されると、ドラムモーター30aは、制御装置13に制御されて、感光体ドラム30を回転させる(図8参照)。研磨ローラー51、規制ローラー52およびドラム側スクリュー54は、感光体ドラム30に従動して回転する。
研磨ローラー51は、トナー像をシートSに転写した後の感光体ドラム30の表面を相対的に摺動する。規制ローラー52は、研磨ローラー51に対してトレール方向に回転し、研磨ローラー51に付着した残留トナー層の厚さを均一にする。残留トナー層が形成された研磨ローラー51は、感光体ドラム30の表面を研磨する。また、クリーニングブレード53は、感光体ドラム30の表面に付着した残留トナーを掻き取る。これにより、感光体ドラム30の表面から残留トナーや窒素酸化物等を除去することができる。
感光体ドラム30上から除去された残留トナーは、ドラム側ハウジング50内に収容される。ドラム側スクリュー54は、ドラム側ハウジング50内の残留トナーをドラム側排出口50bに向けて搬送する(図3の矢印参照)。残留トナーは、ドラム側排出口50bからドラム側導入管60cを通ってハウジング本体60a内に導入される(図9の矢印参照)。
続いて、排出搬送装置37の作用について説明する。画像形成処理が実行されると、搬送スクリュー61は、クリーニングモーター28aの駆動によって回転する。搬送スクリュー61は、ベルト側導入管60bおよびドラム側導入管60cを通してハウジング本体60a内に導入された残留トナーを搬送排出口60dに向けて搬送する(図9の矢印参照)。残留トナーは、搬送排出口60dからトナー回収容器63に排出(回収)される(図9参照)。
ここで、例えば、カラープリンター1が高温環境に置かれた場合等、残留トナーが各スクリュー44,54,61等に付着し易くなり、各排出口40b,50b,60dに滞留し易くなる。そこで、第1実施形態に係るクリーニング構造体5は、各排出口40b,50b,60dにおける残留トナーの滞留を抑制する各除去部材45,55,62を備えている。各除去部材45,55,62は、各スクリュー44,54,61と共に回転して各排出口40b,50b,60dで滞留する残留トナーを除去する。なお、ベルトクリーニング装置28、ドラムクリーニング装置34および排出搬送装置37の作用、効果は略同一であるため、以下、ベルトクリーニング装置28の作用、効果に着目して説明する。
図5に示すように、ベルトクリーニング装置28のベルト側除去部材45は、回転軸44aに嵌着しているため、ベルト側スクリュー44と一体に回転する。ベルト側除去部材45の各櫛歯部45bの先端部は、ベルト側排出口40bに滞留する残留トナーを掻き落としながら回転する。掻き落とされた残留トナーは、ベルト側排出口40bからベルト側導入管60bに落下して行く。これにより、ベルト側排出口40bでの残留トナーの滞留を抑制することができる。
また、ベルト側除去部材45は櫛歯状に形成されているため、掻き落とされた残留トナーは櫛歯(隣り合う櫛歯部45b)の隙間Gを通って排出部からベルト側ハウジング40の外部に排出される。つまり、ベルト側除去部材45が残留トナーを抱え込んで回転することがない。このように、ベルト側除去部材45が櫛歯状を成すことで、ベルト側除去部材45に対する残留トナーの付着を抑制することができる。
また、第1実施形態に係るベルトクリーニング装置28によれば、ベルト側スクリュー44およびベルト側除去部材45には、バイアス電源46から残留トナーの帯電極性に対して逆電位が印加される。すると、ベルト側スクリュー44およびベルト側除去部材45は、電気的に残留トナーが付着し難い状態になる。これにより、ベルト側除去部材45等に対する残留トナーの付着を適切に抑制することができる。なお、ドラムクリーニング装置34(ドラム側除去部材55)および排出搬送装置37(搬送除去部材62)も、上記したベルトクリーニング装置28(ベルト側除去部材45)と略同一の作用、効果を奏することができる。
なお、以上説明したベルトクリーニング装置28は、導電性を有する合成樹脂でベルト側除去部材45を形成していたが、本発明はこれに限定されない。第1実施形態の変形例として、ベルト側除去部材45は、金属板で形成されていてもよい。ベルト側除去部材45は、例えば、ステンレス製の板材に曲げ加工や抜き加工を施すことで形成される。なお、ベルト側除去部材45の表面粗さ(表面性状)は、算術平均粗さ(Ra)で0.4μm以下になることが好ましい。
このように、ベルト側除去部材45が平滑な表面性状を有する金属板で形成されることで、ベルト側除去部材45に対する残留トナーの付着を有効に抑制することができる。なお、上記のベルト側除去部材45と同様に、ドラムクリーニング装置34のドラム側除去部材55および排出搬送装置37の搬送除去部材62が、金属板で形成されていてもよい。
(第2実施形態)
次に、図10を参照して、第2実施形態に係るベルトクリーニング装置28について説明する。図10はベルト側除去部材45を示す斜視図である。なお、以下の説明では、第1実施形態に係るベルトクリーニング装置28と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
第1実施形態では、3つの櫛歯部45bが一列に並んで、同一方向に延びていたが、第2実施形態では、図10に示すように、3つの櫛歯部70の自由端部は、ベルト側スクリュー44の回転方向に位置ずれして設けられている。すなわち、3つの櫛歯部70は、それぞれ、角度を異にして縁部48aに並設されている。さらに換言すれば、3つの櫛歯部70は、それぞれ、異なる方向に延びている。
この構成によれば、隣り合う櫛歯部70の隙間Gが軸方向と回転方向とに広げられることで、残留トナーが当該隙間Gを円滑に通ることができる。これにより、ベルト側排出口40bでの残留トナーの滞留を有効に抑制することができる。
なお、上記した3つの櫛歯部70は、縁部48aに並設されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図11に示すように、3つの櫛歯部70は、それぞれ、取付筒部45aの回転方向にずれた位置で平行に立設されてもよい。また、例えば、図12に示すように、3つの櫛歯部70は、それぞれ、取付筒部45aの回転方向にずれた位置で、且つ、異なる角度で立設されてもよい。なお、ドラムクリーニング装置34および排出搬送装置37も、ベルトクリーニング装置28と略同一の作用、効果を奏することができる。
なお、第1(変形例も含む。以下同じ。)および第2実施形態に係るベルトクリーニング装置28のベルト側除去部材45は、3つの櫛歯部45b(70)を有していたが、本発明はこれに限定されない。櫛歯部45b(70)は、2つ以上形成されていればよい。なお、ドラムクリーニング装置34の櫛歯部55bおよび排出搬送装置37の櫛歯部62bも同様である。
なお、第1および第2実施形態に係るベルトクリーニング装置28のベルト側除去部材45は、回転軸44aに着脱可能に取り付けられていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図13に示すように、取付筒部55aを省略し、各櫛歯部45b(70)が回転軸44aの表面に直接立設されていてもよい。つまり、ベルト側除去部材45は、回転軸44aと一体に形成されてもよい。なお、ドラムクリーニング装置34のドラム側除去部材55(櫛歯部55b)および排出搬送装置37の搬送除去部材62(櫛歯部62b)も同様である。
なお、各実施形態の説明では、一例として、本発明をカラープリンター1に適用した場合を示したが、これに限らず、例えば、モノクロプリンター、複写機、ファクシミリまたは複合機等に本発明を適用してもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係るトナー搬送装置およびこれを備える画像形成装置における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施態様に限定されるものではない。上記実施形態における構成要素は、適宜、既存の構成要素等との置き換えや組み合わせが可能であって、上記実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 カラープリンター(画像形成装置)
2 装置本体
28 ベルトクリーニング装置(トナー搬送装置)
30 感光体ドラム(像担持体)
34 ドラムクリーニング装置(トナー搬送装置)
37 排出搬送装置(トナー搬送装置)
40 ベルト側ハウジング(ハウジング)
44 ベルト側スクリュー(スクリュー)
44a,54a,61a 回転軸
44b,54b,61b スクリュー羽根(羽根)
45 ベルト側除去部材(除去部材)
45b,70 櫛歯部
46 バイアス電源
50 ドラム側ハウジング(ハウジング)
54 ドラム側スクリュー(スクリュー)
55 ドラム側除去部材(除去部材)
60 搬送ハウジング(ハウジング)
61 搬送スクリュー(スクリュー)
62 搬送除去部材(除去部材)
63 トナー回収容器

Claims (6)

  1. トナーを収容するハウジングと、
    前記ハウジング内で回転可能に支持される回転軸の周面に螺旋状の羽根を固定して形成されるスクリューと、
    前記スクリューによって搬送される前記トナーを前記ハウジング外に排出可能に形成される排出部と、
    前記回転軸から径方向外側に向けて延設され、前記スクリューと共に回転して前記排出部で滞留する前記トナーを除去する除去部材と、を備え、
    前記除去部材は、その自由端部に凹凸を連続させた櫛歯状に形成されていることを特徴とするトナー搬送装置。
  2. 前記除去部材は、前記スクリューの軸方向に沿って並設される複数の櫛歯部を有し、
    前記複数の櫛歯部の自由端部は、前記スクリューの回転方向に位置ずれして設けられていることを特徴とする請求項1に記載のトナー搬送装置。
  3. 前記スクリューに電気的に接続されるバイアス電源を更に備え、
    前記スクリューおよび前記除去部材は、それぞれ、導電性材料で形成され、
    前記バイアス電源は、前記トナーの帯電極性とは逆極性となるバイアスを前記搬送スクリューおよび前記除去部材に印加することを特徴とする請求項1または2に記載のトナー搬送装置。
  4. 前記除去部材は、金属板で形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のトナー搬送装置。
  5. トナー像を担持する像担持体と、
    請求項1ないし4のいずれかに記載のトナー搬送装置と、を備え、
    前記トナー搬送装置は、前記像担持体の表面に残留したトナーを除去することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記トナー搬送装置によって除去されたトナーを回収するトナー回収容器を更に備え、
    前記像担持体は、装置本体内に複数設けられ、
    前記トナー搬送装置は、前記像担持体に対応して複数設けられていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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