JP2017053825A - 半導体集積回路およびタイミングコントローラ - Google Patents

半導体集積回路およびタイミングコントローラ Download PDF

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Abstract

【課題】回路面積の増加を抑制しつつ、不良判定・故障検出が可能な、記憶回路付きの半導体集積回路を提供する。
【解決手段】記憶回路4は、スキャンテストをサポートしない複数の記憶素子5を含み、複数の記憶素子5にアドレスが割り振られている。メモリインタフェース回路6は、記憶回路4の指定されたライトアドレスにデータを書き込み、記憶回路4の指定されたリードアドレスに格納されるデータを読み出す。テスト回路8は、試験工程において、予測可能な疑似ランダムパターンを生成し、メモリインタフェース回路6に、疑似ランダムパターンに応じたメモリアクセスを発生させる。エンコーダ12は、試験工程においてメモリインタフェース回路6により読み出されたデータをエンコード圧縮して圧縮データを生成し、ひとつまたは複数のテストピンを介して外部に出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体集積回路に関し、特にその検査、解析技術に関する。
ロジック回路を含む半導体集積回路(以下、ICもしくはLSIとも称する)の不良・故障を検出するために、スキャンテストが使用される。図1は、スキャンテストをサポートする半導体集積回路300の回路図である。スキャンテストをサポートするためには、組み合わせ回路や順序回路302,304を構成する複数のフリップフロップの一部を、スキャンフリップフロップSFFで構成する。スキャンフリップフロップSFFは、フリップフロップFFとマルチプレクサ(セレクタ)の組み合わせで構成されるのが一般的である。テスト時にスキャンフリップフロップSFFをシリアル接続してシフトレジスタ(チェイン)を形成する。そしてICの外部からスキャンイン端子(SCAN_IN)を介してスキャンフリップフロップのチェインにデータを流し込み、スキャンアウト端子(SCAN_OUT)からそれらの値を出力して観測する。SCAN_IN端子に流し込むテストパターンを適切に生成することにより、高い故障検出率が実現できる。近年では、ロジック回路302,304のネットリストを設計ツールに与えることで、最適なテストパターンを自動的に生成することができる。これをATPG(Automatic Test Pattern Generation)と称する。
図2は、本発明者が検討した半導体集積回路300のブロック図である。半導体集積回路300は、ロジック回路302、レジスタ群304、インタフェース306を備える。半導体集積回路300は、ROM402とともに回路システム400を形成している。
ロジック回路302は、所定の信号処理を行うように、組み合わせ回路、順序回路、それらの組み合わせで構成される。ROM402には、回路システム400ごとに固有のパラメータや設定値が格納される。インタフェース306は、半導体集積回路300の起動時においてROM402のデータを読み出し、レジスタ群304に格納する。ロジック回路302はその動作時において、レジスタ群304に格納されるパラメータや設定値を参照して動作する。
特開2011−247594号公報
本発明者は、図2の回路システム400について検討した結果、以下の課題を認識するに至った。半導体集積回路300全体をスキャンテストの対象とするためには、レジスタ群304に含まれるデータ格納用の複数のフリップフロップを、図1に示すスキャンフリップフロップSFFに置換する必要がある。ところが、レジスタ群304が、64KB、128KB、256KBと大容量となると、膨大な個数のフリップフロップを、スキャンフリップフロップに置換する必要があり、レジスタ群304の回路面積が膨大となる。なおこのような問題は、図2の半導体集積回路300には限らず、大きな容量を有する記憶回路付きのさまざまなロジック回路において生じうる。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、回路面積の増加を抑制しつつ、不良判定・故障検出が可能な、記憶回路付きの半導体集積回路の提供にある。
本発明のある態様は半導体集積回路に関する。半導体集積回路は、スキャンテストをサポートしない複数の記憶素子を含み、複数の記憶素子にアドレスが割り振られている記憶回路と、記憶回路の指定されたライトアドレスにデータを書き込み、記憶回路の指定されたリードアドレスに格納されるデータを読み出すメモリインタフェース回路と、試験工程において、予測可能な疑似ランダムパターンを生成し、メモリインタフェース回路に疑似ランダムパターンに応じたメモリアクセスを発生させるテスト回路と、試験工程においてメモリインタフェース回路により読み出されたデータをエンコード圧縮して圧縮データを生成し、ひとつまたは複数のテストピンを介して外部に出力するエンコーダと、を備える。
この態様によると、記憶回路を、スキャンテストをサポートしない記憶素子で構成することにより、その回路面積の増加を抑制できる。記憶回路およびその周辺回路が正常であるときに発生する圧縮データの期待値は、あらかじめ計算することができる。そこでスキャンテストの代わりに行われる試験工程において、半導体試験装置のテストピンから出力される圧縮データのストリームを、その期待値と比較することにより、半導体集積回路の不良判定、故障検出が可能となる。
記憶回路は、通常動作において、全ビットのデータが他の回路から同時参照可能であってもよい。
記憶素子は、ラッチを含んでもよい。ラッチを用いることで、スキャンテストをサポートするフリップフロップを用いた場合に比べて、回路面積を1/2〜1/3に低減できる。
テスト回路は、疑似ランダムパターンを生成する線形帰還シフトレジスタを含んでもよい。
テスト回路は、疑似ランダムパターンにしたがってランダムに、メモリインタフェース回路に、ライト動作とリード動作を実行させてもよい。これにより、故障検出率を高めることができる。
テスト回路は、メモリインタフェース回路にライト動作を所定時間あるいは所定サイクル、実行させた後に、リード動作を実行させてもよい。これにより、記憶回路の活性率を高めた後の評価が可能となるため、故障検出率を高めることができる。
エンコーダは、記憶回路のアクセス単位である1ワードを1ビットに圧縮してもよい。これにより、テストピンが1個でよいため、回路面積の増加を抑制できる。
記憶素子は、フリップフロップを含んでもよい。記憶回路はRAM(Random Access Memory)であってもよい。
半導体集積回路は、記憶回路に格納されるデータを参照するロジック回路をさらに備えてもよい。ロジック回路を構成する複数のフリップフロップの一部は、スキャンテストをサポートする構成を有してもよい。
これにより、ロジック回路についてはスキャンテストの対象とすることで、ロジック回路の故障検出率を高めることができる。
本発明の別の態様は、タイミングコントローラに関する。タイミングコントローラは、上述のいずれかの半導体集積回路を備えてもよい。起動時において、半導体集積回路のメモリインタフェース回路は、外付けされるROM(Read Only Memory)に格納されるコンフィギュレーションデータを半導体集積回路の記憶回路に書き込んでもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を、方法、装置などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、故障検出率の低下を抑制しつつ、回路面積を削減できる。
スキャンテストをサポートする半導体集積回路の回路図である。 本発明者が検討した半導体集積回路のブロック図である。 実施の形態に係る半導体集積回路のブロック図である。 図3の半導体集積回路の試験工程における動作波形図である。 図3の半導体集積回路を備える画像表示装置のブロック図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図3は、実施の形態に係る半導体集積回路1のブロック図である。実施の形態に係る半導体集積回路1は、デジタル回路であるがその種類、用途は特に限定されない。
半導体集積回路1は、ロジック回路2、記憶回路4、メモリインタフェース回路6、テスト回路8、エンコーダ12を備える。
半導体集積回路1の特徴のひとつは、ロジック回路2についてはスキャンテストの対象とし、記憶回路4についてはスキャンテストの対象から除外したことである。テスト回路8およびエンコーダ12は、記憶回路4を、スキャンテストとは異なるテストにより検証するために設けられる。テスト回路8およびエンコーダ12による試験は、いわゆるBIST(Built-In Self Test)の一種と把握することができる。
記憶回路4は、データが書き込み可能であり、また外部からそのデータを参照可能な回路であり、図1のレジスタ群304に相当する。本実施の形態において、記憶回路4は、スキャンテストをサポートしない複数の記憶素子5を含み、複数の記憶素子5にはアドレスが割り振られている。
本実施の形態において記憶回路4は、通常動作において、全ビットのデータが、ロジック回路2から同時参照可能である。つまり複数の記憶素子5の出力は、複数の配線を介してロジック回路2と接続される。したがってロジック回路2は、通常動作において、メモリインタフェース回路6を介さずに、直接、記憶回路4に格納されるデータを参照することができる。本実施の形態では記憶素子5は、ラッチで構成することが望ましい。
ロジック回路2は、図2のロジック回路302と同様に、スキャンテストによりテスト可能に構成され、それらを構成する複数のフリップフロップの一部は、必要に応じてスキャンフリップフロップで構成される。
メモリインタフェース回路6は、記憶回路4の指定されたライトアドレスにデータを書き込み、記憶回路4の指定されたリードアドレスに格納されるデータを読み出す。本実施の形態では、メモリインタフェース回路6は、インタフェース用の端子(I/F)を介して外部と接続される。たとえばI/F端子には、図2のROM402が接続されてもよい。メモリインタフェース回路6は、I/F端子を介してデータを受け、記憶回路4に書き込み可能であり、またI/F端子を介してアドレス指定を受け、記憶回路4から読み出したデータS12をI/F端子を介して外部に出力可能となっている。
あるいはメモリインタフェース回路6は、I/F端子に接続されるバスを介して、外部のホストプロセッサと接続されてもよい。メモリインタフェース回路6はIC(Inter IC)コントローラであってもよい。
またメモリインタフェース回路6のリードデータは、エンコーダ12にも入力される。エンコーダ12は、試験工程においてメモリインタフェース回路6により読み出されたデータS22をエンコード圧縮して圧縮データS23を生成し、ひとつまたは複数のテストピン(TEST)を介して外部のテスタ(不図示)に出力する。
たとえばエンコーダ12は、記憶回路4のアクセス単位である1ワード(たとえば8ビット、16ビット、32ビット)をそれより少ないビット数、好ましくは1ビットに圧縮する。たとえばエンコーダ12は、1ワードに含まれるビットをLSB(Least Significant Bit)からMSB(Most Significant Bit)まで加算(論理和)し、下位1ビットを圧縮データS23としてもよい。エンコード圧縮のアルゴリズムは特に限定されず、圧縮データS23と圧縮前の1ワードのデータが相関を有していればよい。
テスト回路8は、試験工程において、予測可能な疑似ランダムパターンS21を生成する。テスト回路8は、メモリインタフェース回路6に、疑似ランダムパターンS21に応じたメモリアクセスを発生させる。具体的にはテスト回路8は、メモリインタフェース回路6に(i)疑似ランダムパターンS21から得られるデータD1を疑似ランダムパターンから得られるライトアドレスWAに書き込むライト動作、(ii)疑似ランダムパターンS21から得られるリードアドレスRAに格納されるデータをエンコーダ12に読み出すリード動作を実行させる。たとえばテスト回路8は、疑似ランダムパターンS21を生成する線形帰還シフトレジスタ(LFSR)10を含んでもよい。
好ましくはテスト回路8は、疑似ランダムパターンにしたがってランダムに、メモリインタフェース回路6に、ライト動作とリード動作を実行させる。またテスト回路8は、メモリインタフェース回路6にライト動作を所定時間あるいは所定サイクル、実行させた後に、リード動作を実行させることが好ましい。
以上が半導体集積回路1の構成である。続いてその動作を、通常動作と試験工程について説明する。
1. 通常動作
通常動作において、半導体集積回路1が起動時に記憶回路4の複数の記憶素子5に、外部からのデータS11が読み込まれる。記憶回路4内のデータは通常動作中に外部回路からのアクセスによって変更されてもよい。また外部からのアクセスにより、記憶回路4から読み出されたデータS12が、外部に出力される。ロジック回路2は、記憶回路4のデータS13を参照し、所定の信号処理を行う。
2. 試験工程
試験工程において半導体集積回路1は、テスターと接続される。図4は、図3の半導体集積回路1の試験工程における動作波形図である。テスト開始が指示されるとテスト回路8は、疑似ランダムパターンS21を生成する。疑似ランダムパターンS21の数ワード毎に、ライトアドレスWA、ライトデータWD、リードアドレスRA、およびリードイネーブル信号RE、ライトイネーブル信号WEがランダムに生成される。イネーブルビットが1のとき、リードイネーブルREをアサート、イネーブルビットが0のとき、ライトイネーブルWEをアサートとしてもよい。またリードとライトで共通のアドレスデータを生成し、リードイネーブルREのとき、リードアドレスRAとして使用し、ライトイネーブルWEのとき、ライトアドレスWAとして使用してもよい。
メモリインタフェース回路6は、ライトイネーブル信号WEがアサートされると、ライトアドレスWAの記憶素子5にライトデータWDを書き込む。またメモリインタフェース回路6は、リードイネーブル信号REがアサートされると、リードアドレスRAからリードデータS22を読み出す。エンコーダ12は、リードデータS22が入力されると、それを圧縮した圧縮データS23を生成し、TESTピンから出力する。TESTピンに接続されるテスターには、圧縮データS23のストリームが入力される。図4は、圧縮データS23の一例を示す図である。
LFSR10が生成する疑似ランダムパターンは、その回路構成および初期値が既知であれば予測可能な再現性を有する。試験工程に先立ち、回路シミュレータ上で、半導体集積回路1のネットリストを用いて、試験工程と同じ疑似ランダムパターンを発生することで、圧縮データS23のストリームの期待値パターンをあらかじめ生成しておくことができる。テスターは、あらかじめ生成しておいた期待値パターンを、試験工程において生成される圧縮データS23のストリームと比較することにより、半導体集積回路1の不良や故障を検出する。以上が半導体集積回路1の動作である。
この半導体集積回路1によれば、スキャンテストの代わりに、テスト回路8およびエンコーダ12を用いた試験を行うことで、半導体集積回路1の不良・故障を検出できる。また圧縮データS23のストリームのうち、期待値と異なるビットの位置に応じて、記憶回路4やメモリインタフェース回路6において不良や故障が生じているアドレスを特定することができる。
この半導体集積回路1によれば、記憶回路4を、スキャンテストをサポートしない記憶素子5で構成することにより、スキャンフリップフロップのマルチプレクサが不要となるため、記憶回路4をスキャンテストの対象とした場合に比べて回路面積を削減できる。また本実施の形態では記憶素子5をフリップフロップではなくラッチで構成しているところ、ラッチの面積はフリップフロップの面積に比べて小さくて済むため、このことによっても回路面積を削減できる。またテスト回路8のLFSR10やエンコーダ12は、少ないゲート数で構成できるため、記憶回路4の回路面積の削減は、テスト回路8やエンコーダ12を追加したことによる半導体集積回路1の回路面積の増加分を補って余りある。
またテスト回路8が生成する疑似ランダムパターンS21の長さをある程度長くとり、またLFSR10の次数を最適化することで、スキャンテストと比べて遜色のない故障検出率を得ることができる。
また疑似ランダムパターンにしたがってランダムにリードイネーブル信号REとライトイネーブル信号WEを発生することにより、故障検出率を高めることができる。
テスト回路は、メモリインタフェース回路にライト動作を所定時間あるいは所定サイクル、実行させた後に、リード動作を実行させてもよい。これにより、記憶回路の活性率を高めた後の評価が可能となるため、故障検出率を高めることができる。
最後に、半導体集積回路1の用途を説明する。図5は、図3の半導体集積回路1を備える画像表示装置100のブロック図である。画像表示装置100は、液晶パネルや有機ELパネルなどのディスプレイパネル102と、ゲートドライバ104、ソースドライバ106、グラフィックコントローラ110およびタイミングコントローラ200を備える。グラフィックコントローラ110は、ディスプレイパネル102に表示すべき画像データを生成する。この画像データに含まれるピクセル(RGB)データは、シリアル形式でタイミングコントローラ200に伝送される。ケーブルはコネクタ112において着脱可能であってもよい。
タイミングコントローラ200は、画像データを受け、制御信号、タイミング信号(同期信号)等を生成する。ゲートタイミング信号は、ゲートドライバ104に送信される。ゲートドライバ104は、ゲートタイミング信号と同期してディスプレイパネル102の走査線LSを順に選択する。またRGBデータは、それを出力すべきデータ線LDを駆動するソースドライバ106に供給される。
ROM202には、ディスプレイパネル102の水平解像度、垂直解像度、画像表示装置100のIDなど画像表示装置100に固有の情報や設定データが格納される。タイミングコントローラ200は、図3の半導体集積回路1である。起動時においてタイミングコントローラ200には、ROM202のデータを、記憶回路4に読み込む。近年、画像表示装置100の多様化にともない、ROM202の容量が増加しており、タイミングコントローラ200の記憶回路4の容量も増加している。したがって図3の半導体集積回路1の用途として、タイミングコントローラ200は好適である。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(第1変形例)
実施の形態では記憶回路4の記憶素子5をラッチで構成したが、スキャンテストをサポートしないフリップフロップで構成してもよい。
(第2変形例)
実施の形態では、ロジック回路2がメモリインタフェース回路6を経由せずに、記憶回路4のデータを常時参照可能としたが、本発明はこれには限定されず、ロジック回路2がメモリインタフェース回路6を介してのみ記憶回路4にアクセスしてもよい。この場合、記憶回路4はRAM(Random Access Memory)であってもよい。この場合、RAMを構成するフリップフロップを、スキャンテストをサポートしない構成とすることにより、マルチプレクサ等が不要であるため、回路面積を削減できる。
(第3変形例)
半導体集積回路1は、タイミングコントローラ200には限定されず、さまざまな用途に用いることができる。半導体集積回路1は、アナデジ混載回路であってもよく、ロジック回路2に代えて、あるいはそれに加えてアナログ回路を備えてもよい。
(第4変形例)
実施の形態では、リードイネーブル信号REとライトイネーブル信号WEをランダムに発生したが、リード動作とライト動作を交互に行ってもよい。
(第5変形例)
起動時において、半導体集積回路のメモリインタフェース回路6は、外付けされるROM(Read Only Memory)に格納されるコンフィギュレーションデータを半導体集積回路の記憶回路4に書き込む。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
1…半導体集積回路、2…ロジック回路、4…記憶回路、5…記憶素子、6…メモリインタフェース回路、8…テスト回路、10…LFSR、12…エンコーダ、100…画像表示装置、102…ディスプレイパネル、104…ゲートドライバ、106…ソースドライバ、110…グラフィックコントローラ、200…タイミングコントローラ、202…ROM、300…半導体集積回路、302…ロジック回路、304…レジスタ群、306…インタフェース、400…回路システム、402…ROM。

Claims (11)

  1. スキャンテストをサポートしない複数の記憶素子を含み、前記複数の記憶素子にアドレスが割り振られている記憶回路と、
    前記記憶回路の指定されたライトアドレスにデータを書き込み、前記記憶回路の指定されたリードアドレスに格納されるデータを読み出すメモリインタフェース回路と、
    試験工程において、予測可能な疑似ランダムパターンを生成し、前記メモリインタフェース回路に前記疑似ランダムパターンに応じたメモリアクセスを発生させるテスト回路と、
    試験工程において前記メモリインタフェース回路により読み出されたデータをエンコード圧縮して圧縮データを生成し、ひとつまたは複数のテストピンを介して外部に出力するエンコーダと、
    を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記記憶回路は、通常動作において、全ビットのデータが他の回路から同時参照可能であることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記記憶素子は、ラッチを含むことを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記テスト回路は、前記疑似ランダムパターンを生成する線形帰還シフトレジスタを含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半導体集積回路。
  5. 前記テスト回路は、前記疑似ランダムパターンにしたがってランダムに、前記メモリインタフェース回路に、前記ライト動作と前記リード動作を実行させることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の半導体集積回路。
  6. 前記テスト回路は、前記メモリインタフェース回路に前記ライト動作を所定時間あるいは所定サイクル、実行させた後に、前記リード動作を実行させることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の半導体集積回路。
  7. 前記エンコーダは、前記記憶回路のアクセス単位である1ワードを1ビットに圧縮することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の半導体集積回路。
  8. 前記記憶素子は、フリップフロップを含むことを特徴とする請求項1、5、6、7のいずれかに記載の半導体集積回路。
  9. 前記記憶回路はRAM(Random Access Memory)であることを特徴とする請求項8に記載の半導体集積回路。
  10. 前記記憶回路に格納されるデータを参照するロジック回路をさらに備え、前記ロジック回路を構成する複数のフリップフロップの一部は、スキャンテストをサポートする構成を有することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の半導体集積回路。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載の半導体集積回路を備え、
    起動時において、前記半導体集積回路の前記メモリインタフェース回路は、外付けされるROM(Read Only Memory)に格納されるコンフィギュレーションデータを前記半導体集積回路の前記記憶回路に書き込むことを特徴とするタイミングコントローラ。
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