JP2017053078A - アルミナ繊維、アルミナ繊維シート、アルミナ繊維−有機樹脂複合シート、及びアルミナ繊維の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
[1]αアルミナ95vol%以上からなるアルミナ繊維であり、前記αアルミナの結晶子サイズが500Å以下であるアルミナ繊維、
[2]前記[1]記載のアルミナ繊維からなる繊維シートであり、曲げ強度が5MPa以上であるアルミナ繊維シート、
[3]前記[1]記載のアルミナ繊維からなる繊維シートであり、曲げたわみ量が0.6mm以上であるアルミナ繊維シート、
[4]有機樹脂中に、前記[1]記載のアルミナ繊維が分散したアルミナ繊維−有機樹脂複合シート、
[5]有機樹脂中に、前記[2]又は[3]記載のアルミナ繊維シートを含有するアルミナ繊維−有機樹脂複合シート、
[6](i)アルミニウムアルコキシドを含む溶液を5℃以下の温度で加水分解させた後、縮重合させることにより調製した曳糸性ゾル溶液を紡糸する工程、
(ii)前記工程(i)で紡糸した繊維を温度1100℃以下で焼結する工程、
を含む、アルミナ繊維の製造方法
に関する。
本発明のアルミナ繊維は、αアルミナ95vol%以上からなるアルミナ繊維であり、前記αアルミナの結晶子サイズが500Å以下である。
本発明のアルミナ繊維におけるαアルミナ比率は、熱伝導性に優れるように、より好ましくは97vol%以上であり、更に好ましくは99vol%以上であり、最も好ましくは100vol%である。
また、本発明のアルミナ繊維におけるαアルミナの結晶子サイズは、強度、柔軟性及び熱伝導性に優れるように、より好ましくは450Å以下であり、更に好ましくは400Å以下である。
本明細書における「αアルミナの結晶子サイズ」は、前記測定装置および測定条件で得られた測定結果に基づいて、Scherrer法を用いて、半価幅から求めた結晶子サイズを意味する。つまり、αアルミナで最も強度が強く、均一性の高い(116)面の半価幅を次に示すScherrerの式に代入して、結晶子サイズを求める。なお、標準物質には、LaB6を使用する。
Scherrerの式:D=K×λ/(β×cosθ)
D:結晶子サイズ(Å)
K:Scherrer定数(K=0.94)
λ:測定X線波長(Å)
β:結晶子の大きさによる回折線の拡がり(rad)
θ:回折線のブラッグ角
(任意の領域);
アルミナ繊維のアスペクト比[=(平均繊維長)/(平均繊維径)]が1500である繊維長と同じ長さを一辺の長さとする正方形の領域。例えば、平均繊維径が3μmである場合、一辺の長さが4500μmの正方形の領域。
Lr=[(Lb−La)/Lb]×100 (1)
Lbはアルミナ繊維の平均繊維長、Laはアルミナ繊維に10MPaの圧力を加えた後の平均繊維長、をそれぞれ意味する。なお、アルミナ繊維に対する加圧は、約1g量り取ったアルミナ繊維に対して、プレス機を用いて、室温下、10MPaの加圧を3秒間行う。
本発明のアルミナ繊維シートは、本発明のアルミナ繊維からなる繊維シートである。本発明のアルミナ繊維シートは、強度が優れているように、少なくとも、曲げ強度が5MPa以上であるか、あるいは、柔軟性に優れているように、曲げたわみ量が0.6mm以上であり、好ましくは、曲げ強度が5MPa以上、且つ、曲げたわみ量が0.6mm以上である。
また、本発明のアルミナ繊維シートにおける曲げたわみ量は、0.6mm以上であり、好ましくは0.8mm以上であり、より好ましくは1.0mm以上であるので、本発明のアルミナ繊維シートは柔軟性が優れている。
(1)アルミナ繊維シートを裁断し、40mm×7mmの試験片を5枚採取する。
(2)先端が2±0.2mmの丸みを有する金属製棒状支点を用意し、棒状支点間距離が16mmとなるように、棒状支点を配置する。
(3)棒状支点間を跨ぐように、試験片を配置する。
(4)試験片の棒状支点間の中央部(一方の棒状支点から8mmの中央地点)に対して、先端が5±0.1mmの丸みを有する金属製棒状加圧くさびを用いて、速度1mm/min.で加圧し、試験片の中央部が折れたときの荷重を0.001Nまで測定する。
(5)上記結果をもとに、次の式から曲げ強度(S、単位:MPa)を算出する。
S=3PL/(2Wh2)
ここで、Pは試験片が折れた時の荷重(単位:N)、Lは棒状支点間距離(=16mm)、Wは試験片の幅(=7mm)、hは試験片の厚さ(単位:mm)を、それぞれ意味する。
(6)前記曲げ強度の測定を5枚の試験片に対して行ない、その算術平均値を「曲げ強度」とする。
(7)上記曲げ強度の測定において、試験片が折れた時の棒状加圧くさびによる押し込み量(=試験片の上面又は下面の初期位置と折れた位置との距離)を曲げたわみ量(mm)とする。
(8)前記曲げたわみ量の測定を5枚の試験片に対して行ない、その算術平均値を「曲げたわみ量」とする。
本発明のアルミナ繊維−有機樹脂複合シート(以下、本発明の複合シート)には、有機樹脂中に、本発明のアルミナ繊維が分散した複合シートが含まれる。また、本発明の複合シートには、有機樹脂中に、本発明のアルミナ繊維シートを含有する複合シートが含まれる。更に、本発明の複合シートには、有機樹脂中に、本発明のアルミナ繊維シートを含有し、且つ、本発明のアルミナ繊維が分散した複合シートが含まれる。
P=(F/H)×100 (2)
式中、Fはアルミナ繊維及び/又はアルミナ繊維シートの体積、Hは複合シートの体積をそれぞれ意味する。
(1)複合シートから、たて10mm、よこ10mm、厚さ0.3mmの試料片を採取する。なお、たて10mm、よこ10mm、厚さ0.3mmの試料片を採取することができない場合には、たて1mm以上、よこ1mm以上、厚さ0.3mmの試料片で代用する。但し、試料片のたて・よこ方向には、平滑な部分がある必要がある。
(2)この試料片の熱拡散率、比熱及び密度を次の方法により測定した後、下記式(A)により、試料片(複合シート)の熱伝導率を求める。
熱伝導率測定装置(登録商標:ai-Phase Mobile、株式会社アイフェイズ社製)を用いて、温度波熱分析法により、室温で測定する。なお、複合シートの厚さが0.3mm未満で、厚さが0.3mmの試料片を採取できない場合には、熱伝導率測定装置により、厚さ0.3mmに換算した値を測定する。
示差走査熱量計(DSC)を用い、サファイア標準物質との比較により測定する。
アルキメデス法を用いて測定する。
熱伝導率=(熱拡散率)×(比熱)×(密度)・・ (A)
本発明における、アルミナ繊維の製造方法は、
(i)アルミニウムアルコキシドを含む溶液を5℃以下の温度で加水分解させた後、縮重合させることにより調製した曳糸性ゾル溶液を紡糸する工程、
(ii)前記(i)で紡糸した繊維を温度1100℃以下で焼結する工程、
を含む。
アースした金属板に対し、水平方向に配置した金属ノズル(内径:0.4mm)から曳糸性を判断する溶液(固形分濃度:10〜50mass%)を吐出する(吐出量:0.5〜1.0g/hr)と共に、ノズルに電圧を印加(電界強度:1〜3kV/cm、極性:プラス印加又はマイナス印加)し、ノズルの先端に溶液の固化を生じさせることなく、1分間以上、連続して紡糸し、金属板上に繊維を集積させる。
この集積した繊維の走査電子顕微鏡写真を撮り、観察し、液滴がなく、繊維の平均繊維径(50点の算術平均値)が5μm以下、アスペクト比が100以上の繊維を製造できる条件が存在する場合、その溶液は「曳糸性あり」と判断する。これに対して、前記条件(すなわち、濃度、押出量、電界強度、及び/又は極性)を変え、いかに組み合わせても、液滴がある場合、オイル状で一定した繊維形態でない場合、平均繊維径が5μmを超える場合、あるいは、アスペクト比が100未満の場合(例えば、粒子状)で、前記繊維を製造できる条件が存在しない場合、その溶液は「曳糸性なし」と判断する。
アルミニウムエチルアセトアセテート・ジイソプロピレート、テトラブチルアンモニウムヒドロキシド、水、2−プロパノールを1:0.005:1.5:20のモル比になるように温度0℃で混合し、温度0℃で24時間攪拌して加水分解させた後、温度80℃で24時間加熱撹拌して、縮重合させた。そして、エバポレータにより、アルミナ濃度が20mass%になるまで濃縮した後、粘度が2000〜3000mPa・sになるまで増粘させて、曳糸性アルミナゾル溶液を得た。
その後、前記曳糸性アルミナゾル溶液を用い、図3に示すような静電紡糸装置を用いて、以下に示す静電紡糸条件で紡糸した後、以下に示す焼結条件で焼結して、平均繊維径0.6μmのアルミナ連続繊維からなるアルミナ連続繊維シートAを得た。
・ノズルからの吐出量:1.0g/時間
・ノズル先端とドラム捕集体との距離:10cm
・紡糸容器内の温湿度:25℃/30%RH
・ノズルへの印加電圧:+10kV
(焼結炉での焼結条件)
・1000℃/2時間(アルミナ連続繊維シートA)
アルミナ連続繊維シートAから、質量約1gのアルミナ繊維シート片を複数枚採取した。続いて、これらのアルミナ繊維シート片を重ねて、1.5cmの厚さとした後、プレス機により、5.5MPaの圧力で30秒間加圧することにより粉砕して、表1に示す物性を有する繊維状アルミナフィラーAを調製した。
前記繊維状アルミナフィラーAを、エポキシ樹脂に、最終物の繊維状アルミナフィラーA分散エポキシフィルムにおける繊維状アルミナフィラーAの割合が10体積%となるように混合し、攪拌機で10分間の攪拌(回転数:2000rpm)を行った後、平らなガラス板上にバーコーターで製膜し、温度145℃で30分間の乾燥を行い、繊維状アルミナフィラーA分散エポキシフィルムを作製した。
以下に示す焼結条件で焼結したこと以外は、前記実施例1の操作を繰り返し、平均繊維径0.6μmのアルミナ連続繊維からなるアルミナ連続繊維シートA’を得た。
(焼結炉での焼結条件)
・1600℃/2時間(アルミナ連続繊維シートA’)
アルミニウムエチルアセトアセテート・ジイソプロピレート、テトラブチルアンモニウムヒドロキシド、水、2−プロパノールを1:0.005:1.5:20のモル比になるように温度10℃で混合し、温度10℃で24時間攪拌して加水分解させたこと以外は、アルミナ連続繊維シートA、A’と同様に、縮重合、濃縮して曳糸性アルミナゾル溶液を調製し、次いで静電紡糸法により紡糸した後に焼結して、平均繊維径0.6μmのアルミナ連続繊維からなるアルミナ連続繊維シートB、B’を得た。
アルミナ連続繊維シートBから、質量約1gのアルミナ繊維シート片を複数枚採取した。続いて、これらのアルミナ繊維シート片を重ねて、1.5cmの厚さとした後、プレス機により、5.5MPaの圧力で30秒間加圧することにより粉砕して、表1に示す物性を有する繊維状アルミナフィラーBを調製した。
繊維状アルミナフィラーAに代えて繊維状アルミナフィラーBを用いたこと以外は、前記実施例1−3の操作を繰り返し、繊維状アルミナフィラーB分散エポキシフィルムを作製した。
アルミニウムエチルアセトアセテート・ジイソプロピレート、テトラブチルアンモニウムヒドロキシド、水、2−プロパノールを1:0.005:1.5:20のモル比になるように温度25℃で混合し、温度25℃で24時間攪拌して加水分解させたこと以外は、アルミナ連続繊維シートA、A’と同様に、縮重合、濃縮して曳糸性アルミナゾル溶液を調製し、次いで静電紡糸法により紡糸した後に焼結したところ、焼結時の収縮による変形によって粉砕してしまい、アルミナ連続繊維シートC、C’を作製することができなかった。
アルミナ連続繊維シートCを作成する際に、焼結時の収縮による変形によって粉砕してしまった繊維状アルミナ粉末を質量約1g採取した。一方で、上方部のみが開口した外形5cm、内径3.4cm、高さ6.5cmのステンレス製の円柱状筒と、外形3.4cm、高さ7.5cmのフッ素樹脂製の円柱状棒とを用意した。
次いで、前記筒の中空部の底に1.5cmの厚さとなるまで繊維状アルミナ粉末を充填した後、前記棒を前記筒の中空部に挿入し、その状態でプレス機にセットして、5.5MPaの圧力で30秒間、前記棒を加圧することにより繊維状アルミナ粉末を粉砕して、表1に示す物性を有する繊維状アルミナフィラーCを調製した。
繊維状アルミナフィラーAに代えて繊維状アルミナフィラーCを用いたこと以外は、前記実施例1−3の操作を繰り返し、繊維状アルミナフィラーC分散エポキシフィルムを作製した。
得られた各アルミナ連続繊維シートについて、αアルミナ比率、αアルミナの結晶子サイズ、曲げ強度、曲げたわみ量をそれぞれ測定した。加水分解温度および焼結温度と共に、結果を表2に示す。
また、加水分解温度を5℃以下とし、焼結温度を1100℃以下とすることによって、αアルミナの割合が95vol%以上、かつ結晶子サイズが500Å以下のアルミナ繊維を製造できることもわかった。
エポキシフィルム(参考例)、繊維状アルミナフィラーA分散エポキシフィルム(実施例1−3)、繊維状アルミナフィラーB分散エポキシフィルム(比較例2−3)、繊維状アルミナフィラーC分散エポキシフィルム(比較例3−3)の熱伝導率の測定を、各フィルムから、たて10mm、よこ10mm、厚さ0.3mmの試験片を採取した後、(本発明のアルミナ繊維−有機樹脂複合シート)欄に記載の熱伝導率の測定方法に従って、厚さ方向における熱伝導率の測定をそれぞれ行った。結果を表3に示す。
4・・・電圧印加装置;5・・・紡糸空間;6・・・紡糸容器;
7・・・気体供給装置;8・・・排気装置。
Claims (6)
- αアルミナ95vol%以上からなるアルミナ繊維であり、前記αアルミナの結晶子サイズが500Å以下であるアルミナ繊維。
- 請求項1に記載のアルミナ繊維からなる繊維シートであり、曲げ強度が5MPa以上であるアルミナ繊維シート。
- 請求項1に記載のアルミナ繊維からなる繊維シートであり、曲げたわみ量が0.6mm以上であるアルミナ繊維シート。
- 有機樹脂中に、請求項1に記載のアルミナ繊維が分散したアルミナ繊維−有機樹脂複合シート。
- 有機樹脂中に、請求項2又は3に記載のアルミナ繊維シートを含有するアルミナ繊維−有機樹脂複合シート。
- (i)アルミニウムアルコキシドを含む溶液を5℃以下の温度で加水分解させた後、縮重合させることにより調製した曳糸性ゾル溶液を紡糸する工程、
(ii)前記工程(i)で紡糸した繊維を温度1100℃以下で焼結する工程
を含む、アルミナ繊維の製造方法。
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