JP2017052493A - 後席用サイドエアバッグ装置 - Google Patents

後席用サイドエアバッグ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017052493A
JP2017052493A JP2015179826A JP2015179826A JP2017052493A JP 2017052493 A JP2017052493 A JP 2017052493A JP 2015179826 A JP2015179826 A JP 2015179826A JP 2015179826 A JP2015179826 A JP 2015179826A JP 2017052493 A JP2017052493 A JP 2017052493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
side airbag
bottom wall
airbag
rear seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015179826A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6350462B2 (ja
Inventor
祐介 藤原
Yusuke Fujiwara
祐介 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2015179826A priority Critical patent/JP6350462B2/ja
Priority to US15/196,837 priority patent/US9758122B2/en
Publication of JP2017052493A publication Critical patent/JP2017052493A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6350462B2 publication Critical patent/JP6350462B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
    • B60R21/231Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/207Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle seats
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/207Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle seats
    • B60R2021/2078Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle seats in rear seats
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
    • B60R21/231Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration
    • B60R2021/23153Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration specially adapted for rear seat passengers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】サイドエアバッグの下部を迅速に展開させることができる後席用サイドエアバッグ装置を得る。【解決手段】後席用サイドエアバッグ装置10は、後席のシートバック16の側部とボデーとの間に配置され、衝突時に乗員Dの側方で展開されるサイドエアバッグ50と、サイドエアバッグ50へガスを供給するインフレータ52とを含んで構成されたエアバッグモジュール38と、エアバッグモジュール38が収納され、展開状態のサイドエアバッグ50を車両後方側から支持する底壁40Cを有するケース40を備え、ケース40は、底壁40Cの下部に、車両下方へ向かうにつれて車両前方へ傾斜された傾斜面40CSを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、後席用サイドエアバッグ装置に関する。
特許文献1には、後席のシートバックの側部とボデーとの間にサイドエアバッグ及びインフレータを含むエアバッグモジュールが設けられた構成が開示されている。ここで、エアバッグモジュールは、ケースに収容されており、このケースは、展開状態のサイドエアバッグを車両後方側から支持する底壁を含んで構成されている。
特開2006−088774号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された構成では、インフレータから発生してサイドエアバッグの上部及び下部へ向かうガスの流れがケースの上面及び下面に阻害されるため、サイドエアバッグの上部及び下部を迅速に展開させるには改善の余地がある。特に、側面衝突などの衝突時にリアサイドドアが車室側へ進入した場合であっても、乗員の腰部や腹部を保護できるように、サイドエアバッグの下部を迅速に展開させることが望まれている。
本発明は、上記事実を考慮して、サイドエアバッグの下部を迅速に展開させることができる後席用サイドエアバッグ装置を得ることを目的とする。
請求項1に記載の本発明に係る後席用サイドエアバッグ装置は、後席のシートバックの側部とボデーとの間に配置され、衝突時に乗員の側方で展開されるサイドエアバッグと、該サイドエアバッグへガスを供給するインフレータとを含んで構成されたエアバッグモジュールと、前記エアバッグモジュールが収納され、展開状態の前記サイドエアバッグを車両後方側から支持する底壁を備えたケースと、を備え、前記ケースは、前記底壁の下部に形成され、前記底壁の一般部に対して車両下方へ向かうにつれて車両前方へ傾斜された傾斜面を有する。
請求項1に記載の本発明に係る後席用サイドエアバッグ装置では、エアバッグモジュールを収納するケースを備えている。また、ケースの底壁は、展開状態のサイドエアバッグを車両後方側から支持するように構成されている。これにより、衝突時にインフレータからサイドエアバッグへガスが供給されると、サイドエアバッグが底壁から反力を受けて車両前方へ展開される。
ここで、底壁の下部には傾斜面が形成されており、この傾斜面は、底壁の一般部に対して車両下方へ向かうにつれて車両前方へ傾斜されている。これにより、インフレータから発生したガスを傾斜面に沿って車両前方かつ車両下方へ流すことができ、サイドエアバッグの下部を迅速に展開させることができる。
請求項2に記載の本発明に係る後席用サイドエアバッグ装置は、請求項1に記載の構成において、前記傾斜面が前記底壁の下端まで形成されている。
請求項2に記載の本発明に係る後席用サイドエアバッグ装置では、インフレータから発生したガスを傾斜面に沿って底壁の下端まで流すことができる。
請求項3に記載の本発明に係る後席用サイドエアバッグ装置は、請求項1に記載の構成において、前記傾斜面は、前記底壁の下端よりも車両上方側にオフセットした位置に形成されており、前記底壁における前記傾斜面よりも車両下方側の部位は、前記底壁における前記傾斜面よりも車両上方側の一般部と比べて車両前方に位置している。
請求項3に記載の本発明に係る後席用サイドエアバッグ装置では、傾斜面を挟んで底壁の上部よりも底壁の下部の方が底壁が車両前方に位置している。これにより、インフレータからサイドエアバッグへガスが供給されると、サイドエアバッグの上部よりも下部の方が車両前方側から反力を受けることとなり、この反力によってサイドエアバッグの下部を迅速に展開させることができる。
請求項4に記載の本発明に係る後席用サイドエアバッグ装置は、請求項3に記載の構成において、前記サイドエアバッグは、前記傾斜面よりも車両下方側の前記ケース内で車両前方へ折り返されている。
請求項4に記載の本発明に係る後席用サイドエアバッグ装置では、サイドエアバッグの下部が傾斜面よりも車両下方側のケース内で車両前方へ折り返されている。これにより、インフレータからガスが供給されると、展開圧によって車両前方へ折り返された部位を迅速に展開させることができる。
請求項5に記載の本発明に係る後席用サイドエアバッグ装置は、請求項1〜4の何れか1項に記載の構成において、前記傾斜面の下端部は、車両側面視でリアサイドドアにおけるアームレストの上面よりも車両下方側に位置している。
請求項5に記載の本発明に係る後席用サイドエアバッグ装置では、アームレストの上面よりも車両下方側へガスを流してサイドエアバッグの下部を迅速に展開させることができる。この結果、乗員の腰部や腹部とドアトリムとの隙間が狭い場合であっても、この隙間にサイドエアバッグを展開させることができる。
請求項6に記載の本発明に係る後席用サイドエアバッグ装置は、請求項5に記載の構成において、前記エアバッグモジュールの少なくとも一部が車両正面視で前記アームレストと重なる位置に配置されている。
請求項6に記載の本発明に係る後席用サイドエアバッグ装置では、車両正面視でエアバッグモジュールの少なくとも一部がアームレストと重なっている場合でもサイドエアバッグによる乗員の保護性能を良好に維持することができる。すなわち、側面衝突などの衝突時にリアサイドドアが車室側へ進入すれば、サイドエアバッグの展開が阻害されて乗員の側部で展開できなくなるが、サイドエアバッグの下部を迅速に展開させることにより、リアサイドドアの進入前に乗員を保護することができる。
請求項7に記載の本発明に係る後席用サイドエアバッグ装置は、請求項1〜6の何れか1項に記載の構成において、前記ケースの上端部には、車両側面視で前記底壁から車両前方側へ延出されると共に、前記底壁とで鈍角を成す上壁が設けられている。
請求項7に記載の本発明に係る後席用サイドエアバッグ装置では、インフレータから発生して車両上方側へ向かうガスを上壁に沿ってサイドエアバッグの上部へ流すことができ、サイドエアバッグの上部を迅速に展開させることができる。
以上説明したように、請求項1に記載の後席用サイドエアバッグ装置によれば、サイドエアバッグの下部を迅速に展開させることができるという優れた効果を有する。
請求項2に記載の後席用サイドエアバッグ装置によれば、傾斜面が底壁の下端よりも車両上方までしか形成されていない構成と比較して、迅速にサイドエアバッグの下部を展開させることができるという優れた効果を有する。
請求項3に記載の後席用サイドエアバッグ装置によれば、サイドエアバッグの上部及び下部にそれぞれ反力を作用させる反力面の位置の違いを利用してサイドエアバッグの下部を迅速に展開させることができるという優れた効果を有する。
請求項4に記載の後席用サイドエアバッグ装置によれば、サイドエアバッグの下部が折り返されていない構成や、車両後方へ折り返された構成と比較して、サイドエアバッグの下部を迅速に展開させることができるという優れた効果を有する。
請求項5及び6に記載の後席用サイドエアバッグ装置によれば、乗員の腰部や腹部とドアトリムとの隙間が狭い構成であっても、サイドエアバッグによる乗員の保護性能を良好に維持することができるという優れた効果を有する。
請求項7に記載の後席用サイドエアバッグ装置によれば、サイドエアバッグの上部及び下部の両側を迅速に展開させることができるという優れた効果を有する。
実施形態に係る後席用サイドエアバッグ装置が適用された後席を示す正面図である。 実施形態に係る後席用サイドエアバッグ装置が適用された後席をシート幅方向外側から見た図1の側面図である。 図1の3−3線に沿って切断した状態を拡大して示す拡大断面図である。 実施形態に係るエアバッグモジュールを拡大して示す拡大側面図であり、サイドエアバッグの展開前の状態を示す図である。 サイドエアバッグの展開後の状態を示す、図4に対応する図である。 実施形態に係る後席用サイドエアバッグ装置の第1変形例を示す、図5に対応する側面図である。 実施形態に係る後席用サイドエアバッグ装置の第2変形例を示す、図5に対応する側面図である。 実施形態に係る後席用サイドエアバッグ装置の第3変形例を示す、図5に対応する側面図である。 実施形態に係る後席用サイドエアバッグ装置の第4変形例を示す、図5に対応する側面図である。 実施形態に係る後席用サイドエアバッグ装置の第5変形例を示す、図5に対応する側面図である。
実施形態に係る後席用サイドエアバッグ装置について、図1〜5を参照して説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印RHは進行方向を向いた場合の車両右側を示している。また、以下の説明で特記なく前後、上下、左右の方向を用いる場合は、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、進行方向を向いた場合の左右を示すものとする。
図1には、本実施形態に係る後席用サイドエアバッグ装置10が適用された後席12を車両正面側から見た正面図が示されている。また、図1には、保護すべき乗員のモデルとして衝突試験用のダミー(人形)が後席12のシートクッション14に着座した状態を図示している。ダミーは、例えばWorldSID(国際統一側面衝突ダミー:World Side Impact Dummy)のAM50(米国人成人男性の50パーセンタイル)である。このダミーは、衝突試験法で定められた標準的な着座姿勢で着座しており、後席12は、当該着座姿勢に対応した基準設定位置に位置している。以下、説明を分かり易くするために、ダミーを「乗員D」と称する。
図1に示されるように、後席12は、シートクッション14とシートバック16とを含んで構成されており、シートバック16の上端部には乗員Dの頭部を支持するためのヘッドレスト18が設けられている。また、乗員Dの側方には、乗員Dを拘束するためのウェビング(ベルト)58が配設されている。ウェビング58は、車両上下方向に延在されており、ウェビング58の一端部は、車両フロアに取り付けられた図示しないベルトアンカに固定されている。一方、ウェビング58の他端部は、アッパバックパネルに搭載された図示しないリトラクタに巻き取られている。さらに、ウェビング58には、図示しないバックルに装着されるタングプレート59が挿通されている。
ここで、後席12のシートバック16の車両幅方向両側には、サイドガーニッシュ20が設けられており、このサイドガーニッシュ20には、後席用サイドエアバッグ装置10が組み付けられている。なお、図1ではシートバック16の車両右側のサイドガーニッシュ20及び後席用サイドエアバッグ装置10のみを図示しているが、シートバック16の車両左側にも同様にサイドガーニッシュ20及び後席用サイドエアバッグ装置10が設けられている。また、車両右側の後席用サイドエアバッグ装置10と車両左側の後席用サイドエアバッグ装置10とは左右対称であるため、以下の説明では車両右側の後席用サイドエアバッグ装置10についてのみ説明する。
図3に示されるように、サイドガーニッシュ20は、シートバック16とボデーとしてのホイルハウス22との間に設けられており、樹脂によって形成されている。また、サイドガーニッシュ20における車両右側(車両幅方向外側)の端部には、後席用サイドエアバッグ装置10が組み付けられている。後席用サイドエアバッグ装置10については後述する。
ホイルハウス22は、内板を構成するホイルハウスインナパネル24と、外板を構成するホイルハウスアウタパネル26とを含んで構成されている。また、ホイルハウスインナパネル24は、後席用サイドエアバッグ装置10の車両右側の側部に沿って車両前後方向へ延びており、後席用サイドエアバッグ装置10よりも車両後方側で車両左側(車両幅方向内側)へ膨出されている。また、ホイルハウスインナパネル24の前端部にはインナ側フランジ24Aが形成されている。
ホイルハウスアウタパネル26は、ホイルハウスインナパネル24の車両右側を車両前後方向に延在されており、ホイルハウスインナパネル24との間に閉断面を構成している。また、ホイルハウスアウタパネル26の前端部には、インナ側フランジ24Aに沿ってアウタ側フランジ26Aが形成されている。そして、インナ側フランジ24Aとアウタ側フランジ26Aとが接合されており、ドアオープニングの後縁を構成している。また、インナ側フランジ24Aとアウタ側フランジ26Aとの接合部分にウェザーストリップ28が取り付けられている。
ホイルハウス22よりも車両前方には、リアサイドドア30が配置されている。リアサイドドア30は、内板を構成するドアインナパネル32と、外板を構成するドアアウタパネル34とを含んで構成されている。そして、ドアインナパネル32の周縁に形成されたインナ側フランジ32Aとドアアウタパネル34の周縁に形成されたアウタ側フランジ34Aとが接合されている。また、ドアインナパネル32の車両左側には、内装部品である樹脂製のドアトリム36が取り付けられており、図1に示されるように、ドアトリム36には、車両左側へ張り出されたアームレスト36Aが設けられている。
図3に示されるように、サイドガーニッシュ20に組み付けられた後席用サイドエアバッグ装置10は、エアバッグモジュール38と、ケース40と、エアバッグドアガーニッシュ42(以下、適宜「エアバッグドア42」と称する。)とを含んで構成されている。
エアバッグモジュール38は、シートバック16の側部とホイルハウス22との間に配置されており、サイドエアバッグ50とインフレータ52とを含んで構成されている。また、図1に示されるように、車両正面視でエアバッグモジュール38の少なくとも一部がアームレスト36Aと重なる位置に配置されている。
図3に示されるように、サイドエアバッグ50は、袋状に形成されており、衝突時に乗員Dの側方で展開されて乗員Dを保護する。また、本実施形態のサイドエアバッグ50は、折り畳まれた状態で、容易に破断するラップ材51に包まれている。なお、サイドエアバッグ50の折り方は特に限定されず、蛇腹状やロール状に折り畳んでもよい。また、折り畳まずに収容してもよい。
ラップ材51には、サイドエアバッグ50と共にインフレータ52が包まれている。インフレータ52は、燃焼式又はコールドガス式のものが採用され、作動されることで発生したガスをサイドエアバッグ50内に供給するようになっている。本実施形態では、インフレータ52は、シリンダ型のインフレータとされ、車両上下方向を長手方向として配置されている。また、図4に示されるように、インフレータ52の下端部には、周面に沿って複数のガス噴出口52Aが形成されており、インフレータ52が作動されることで、ガス噴出口52Aからガスが噴出される。
さらに、インフレータ52の周囲には、整流布であるディフューザ53が配置されている。ディフューザ53は、両端部が開口された略筒状に形成されており、インフレータ52から発生したガスを車両上方側及び車両下方側へ流すように構成されている。また、インフレータ52は、制御部である図示しないECU(Electronic Control Unit)と電気的に接続されており、このECUによって車両の衝突時に作動される。
エアバッグモジュール38を収容するケース40は、車両前方側が開口された箱状に形成されており、このケース40の上端部及び下端部にはそれぞれ、上壁40A及び下壁40Bが設けられている。上壁40Aは、エアバッグモジュール38の車両上方に配置されてケース40の上面を構成しており、下壁40Bは、エアバッグモジュール38の車両下方に配置されてケース40の下面を構成している。
ケース40におけるエアバッグモジュール38の車両後方側には、上壁40A及び下壁40Bの後端同士を連結する底壁40Cが設けられており、この底壁40Cは、展開状態のサイドエアバッグ50を車両後方側から支持するように構成されている。また、図3に示されるように、底壁40Cの車両幅方向両端部から車両前方側へ一対の側壁40Dが延出されている。一対の側壁40Dは、車両幅方向に間隔をあけて対向して配置されており、側壁40Dにはそれぞれ係止爪40Eが形成されている。それぞれの係止爪40Eは、側壁40Dの前端縁から外側へ延びて、さらに車両後方へ屈曲されている。このため、係止爪40Eは車両平面視で略L字状(略J字形状)に形成されている。そして、この係止爪40Eがエアバッグドア42に係止されている。
また、ケース40の底壁40Cにおける車両後方側の面にはL字ブラケット44が接合されている。一方、ホイルハウスインナパネル24にもL字ブラケット45が接合されており、ケース40側のL字ブラケット44とホイルハウスインナパネル24側のL字ブラケット45とがボルト46及びナット48を介して締結されている。これにより、ケース40がホイルハウス22に固定されている。
ここで、図4に示されるように、この底壁40Cの下部には、傾斜面40CSが形成されている。傾斜面40CSは、ケース40の下端よりも車両上方にオフセットした位置で、かつ、インフレータ52の車両下方に形成されている。また、傾斜面40CSは、底壁40Cの一般部40CUに対して車両下方へ向かうにつれて車両前方へ傾斜されている。そして、底壁40Cにおける傾斜面40CSよりも車両下方側の部位40CLは、底壁40Cにおける傾斜面40CSよりも車両上方側の一般部40CUと比べて車両前方に位置している。また、ケース40に収納されているサイドエアバッグ50は、前後方向に折り畳まれ、底壁40Cにおける傾斜面40CSよりも車両下方側の部位40CLで車両前方へ折り返されている。
図2に示されるように、傾斜面40CSは、車両側面視でリアサイドドア30におけるアームレスト36Aの上面と重なる位置、又は、アームレスト36Aの上面よりも車両下方側に形成されている。すなわち、傾斜面40CSの下端部が車両側面視でアームレスト36Aの上面よりも車両下方側に位置している。
図3に示されるように、ケース40の車両前方には、エアバッグドア42が配置されており、このエアバッグドア42によってエアバッグモジュール38が車室側から覆われている。
エアバッグドア42は、車両平断面視で車両幅方向に延在された横壁部42Aと、横壁部42Aから車両後方側へ延出された縦壁部42B及び縦壁部42Cとを含んで構成されている。また、横壁部42Aは、サイドガーニッシュ20とホイルハウスインナパネル24との間を車両幅方向に延在されている。さらに、横壁部42Aは、車両正面視で車両上下方向を長手方向とする略矩形状に形成されている(図1参照)。
縦壁部42Bと縦壁部42Cとは、車両幅方向に対向して配置されており、縦壁部42Bは横壁部42Aの車両幅方向中央部分よりも車両右側から車両後方へ延出されている。一方、縦壁部42Cは横壁部42Aの車両幅方向中央部分よりも車両左側から車両後方へ延出されている。
ここで、縦壁部42Bには係止孔42B1が形成されており、この係止孔42B1にケース40の側壁40Dに形成された係止爪40Eが係止されている。また、縦壁部42Cには係止孔42C1が形成されており、この係止孔42C1にケース40の側壁40Dに形成された係止爪40Eが係止されている。
また、横壁部42Aにおける縦壁部42Cの根元部分には、肉薄とされたティア部42Dが形成されている。このティア部42Dは、後述するサイドエアバッグ50の膨張圧により破断する破断予定部となっている。さらに、横壁部42Aにおける縦壁部42Bの根元部分には、肉薄とされたヒンジ部42Eが形成されている。このヒンジ部42Eは、ティア部42Dよりも厚みが厚く形成されている。そして、サイドエアバッグ50の膨張展開時にティア部42Dが破断すると、ヒンジ部42Eがヒンジとなり、横壁部42Aにおけるティア部42Dとヒンジ部42Eとの間の部分がヒンジ部42Eを中心に車両前方へ開くようになっている。
図5に示されるように、サイドエアバッグ50が展開された状態では、ケース40の底壁40Cにおける傾斜面40CSよりも車両下方側の部位40CLに収納されていたサイドエアバッグ50の下部が、アームレスト36Aの上面よりも下方で展開される。そして、このサイドエアバッグ50の下部によって乗員Dの腰部P及び腹部Aが保護される。なお、この図5における一点鎖線は、アームレスト36Aの上面の高さを示している。図6〜10についても同様である。
(作用並びに効果)
次に、本実施形態に係る乗員拘束制御装置の作用並びに効果について説明する。
本実施形態では、ケース40の底壁40Cが展開状態のサイドエアバッグ50を車両後方側から支持する。これにより、衝突時にインフレータ52からサイドエアバッグ50へガスが供給されると、サイドエアバッグ50が底壁40Cから反力を受けて車両前方へ展開される。
ここで、底壁40Cの下部に傾斜面40CSが形成されているので、インフレータ52から発生して車両下方側へ流れるガスは、傾斜面40CSに沿ってサイドエアバッグ50の下部へ流れる(図中矢印G参照)。この結果、サイドエアバッグ50の下部を迅速に乗員Dの側部(乗員Dの腰部P及び腹部Aとアームレスト36Aとの間)で展開させることができる。
また、本実施形態では、底壁40Cにおける傾斜面40CSよりも車両上方側の一般部40CUよりも車両下方側の部位40CLの方が車両前方に位置している。このため、サイドエアバッグ50の展開時には、サイドエアバッグ50の上部よりも下部の方が車両前方側で反力を受ける。これにより、底壁40Cにおける傾斜面40CSよりも車両上方側の一般部40CUと車両下方側の部位40CLとが車両前後方向で同じ位置に形成された構成と比較して、サイドエアバッグ50の下部を迅速に展開させることができる。すなわち、サイドエアバッグ50の上部及び下部にそれぞれ反力を作用させる反力面の位置の違いを利用してサイドエアバッグ50の下部を迅速に展開させることができる。
さらに、本実施形態では、サイドエアバッグ50の下部が底壁40Cの傾斜面40CSよりも車両下方側で車両前方へ折り返されている。これにより、インフレータ52からガスが供給されると、サイドエアバッグ50の折り返された部位が展開圧によって車両前方に開くことで、サイドエアバッグ50の下部を迅速に展開させることができる。この結果、サイドエアバッグ50の下部が折り返されていない構成や、車両後方へ折り返された構成などと比較して、サイドエアバッグ50の下部を迅速に展開させることができる。
また、図1に示されるように、本実施形態では、エアバッグモジュール38の少なくとも一部が車両正面視でアームレスト36Aと重なる位置に配置されているが、このような場合でもサイドエアバッグ50による乗員Dの保護性能を良好に維持することができる。すなわち、側面衝突などの衝突時にドアトリム36が車室側へ進入した場合、アームレスト36Aが乗員Dの腰部P又は腹部Aに接触する可能性がある。ここで、ドアトリム36が車室側へ進入するほど、サイドエアバッグ50の車両前方への展開が阻害されて乗員Dの側部でサイドエアバッグ50を展開できなくなる。このため、サイドエアバッグ50の下部を迅速に展開させる必要がある。特に、エアバッグモジュール38の少なくとも一部が車両正面視でアームレスト36Aと重なる位置に配置されている場合、サイドエアバッグ50の展開が阻害されやすいため、サイドエアバッグ50の下部を迅速に展開させることが重要となる。本実施形態では、傾斜面40CSが車両側面視でアームレスト36Aの上面と重なる位置、又は、アームレスト36Aの上面よりも車両下方側に形成されている。これにより、サイドエアバッグ50の下部を迅速に展開させることができ、乗員Dの腰部Pや腹部Aとドアトリム36との隙間が狭い場合であっても、この隙間にサイドエアバッグ50を展開させることができる。この結果、アームレスト36Aが乗員Dと接触する前にサイドエアバッグ50によって乗員Dを保護することができる。
なお、ケース40の位置や形状は特に限定されず、例えば、以下の第1変形例〜第5変形例で説明する構成としてもよい。
(第1変形例)
図6に示されるように、本変形例では、ケース40の全体がアームレスト36Aの上面よりも車両上方に位置している。そして、展開状態のサイドエアバッグ50の全体がアームレスト36Aの上面よりも車両上方に位置している。このため、サイドエアバッグ50の展開がアームレスト36Aに阻害されるのを回避又は抑制することができる。
また、ケース40の底壁40Cに傾斜面40CSが形成されているため、乗員Dの腰部P及び腹部Aに近いサイドエアバッグ50の下部を迅速に展開させることができる。なお、本変形例では、サイドエアバッグ50とは別に乗員Dの腰部P及び腹部Aを保護するエアバッグを設けてもよい。例えば、シートクッションの車両幅方向両端部のサイドサポート部を膨出させて乗員Dの腰部P及び腹部Aを保護するエアバッグを設けてもよい。この場合、サイドエアバッグ50のみを備えた構成と比較して、乗員Dの保護範囲を拡大することができ、保護性能を向上させることができる。
(第2変形例)
次に、第2変形例について説明する。図7に示されるように、本変形例のケース40は、底壁40Cの傾斜面40CSがアームレスト36Aの上面よりも車両下方に位置している。また、傾斜面40CSは、図5に図示された第1実施形態よりも長く形成されており、本変形例では、この傾斜面40CSが底壁40Cの下端まで形成されている。このため、本変形例では、傾斜面40CSよりも車両下方側の部位40CLが無く、ケース40の下壁40Bも無い。
本変形例では、インフレータ52から発生したガスを傾斜面40CSに沿ってケース40の下端まで流すことができる。また、図5のようにケース40に下壁40Bが形成された構成と比較して、ガスの流れをケース40の下面に阻害されずに済む。これにより、傾斜面40CSがケース40の下端よりも車両上方に形成された構成と比較して、迅速にサイドエアバッグ50の下部を展開させることができる。
(第3変形例)
次に、第3変形例について説明する。図8に示されるように、本変形例のケース40は、第2変形例のケース40と同様の形状とされている。すなわち、傾斜面40CSが底壁40Cの下端まで形成されている。また、本変形例では、ケース40の全体がアームレスト36Aの上面よりも車両上方に位置している。そして、展開状態のサイドエアバッグ50の全体がアームレスト36Aの上面よりも車両上方に位置している。このため、サイドエアバッグ50の展開がアームレスト36Aに阻害されるのを回避又は抑制することができる。
なお、サイドエアバッグ50とは別に乗員Dの腰部P及び腹部Aを保護するエアバッグを設けてもよい。例えば、シートクッションの車両幅方向両端部のサイドサポート部を膨出させて乗員Dの腰部P及び腹部Aを保護するエアバッグを設けてもよい。この場合、サイドエアバッグ50のみを備えた構成と比較して、乗員Dの保護範囲を拡大することができ、保護性能を向上させることができる。
(第4変形例)
次に、第4変形例について説明する。図9に示されるように、本変形例では、ケース40の上壁40Aが第1実施形態とは異なっている。具体的には、本変形例の上壁40Aは、車両側面視で底壁40Cから車両前方側へ延出されると共に、底壁40Cとで鈍角を成すように形成されている。その他の構成は第1実施形態と同様である。
本変形例では、第1実施形態及び第1変形例〜第3変形例と比較して、上壁40Aが車両上方へ傾斜されているため、インフレータ52から発生して車両上方へ向かうガスを上壁40Aに沿ってサイドエアバッグ50の上部へ流すことができる。これにより、第1実施形態と比較して、より迅速にサイドエアバッグ50の上部を展開させることができる。
一方、底壁40Cの下部には傾斜面40CSが形成されているので、インフレータ52から発生して車両下方へ向かうガスを傾斜面40CSに沿ってサイドエアバッグ50の下部へ流すことができる。このようにして、本変形例では、サイドエアバッグ50の上部及び下部を迅速に展開させることができる。なお、本変形例では、車両側面視で底壁40Cの傾斜面40CSがアームレスト36Aの上面と重なる位置にケース40が配置されていたが、これに限定されない。ケース40の全体をアームレスト36Aの上面よりも車両上方へ配置してもよい。
(第5変形例)
次に、第5変形例について説明する。図10に示されるように、本変形例のケース40は、第4変形例と同様に、上壁40Aと底壁40Cとで鈍角を成すように構成されている。また、第2変形例と同様に、傾斜面40CSが底壁40Cの下端まで形成されており、下壁40Bが設けられていない。
本変形例では、インフレータ52から発生して車両上方へ向かうガスを上壁40Aに沿ってサイドエアバッグ50の上部へ流すことができる。また、サイドエアバッグ50の上部へ向かうガスの流れが上壁40Aに阻害されずに済む。一方、インフレータ52から発生して車両下方へ向かうガスを傾斜面40CSに沿ってケース40の下端まで流すことができる。また、ケース40に下壁40Bが形成された構成と比較して、ガスの流れが下壁40Bに阻害されずに済む。これにより、迅速にサイドエアバッグ50の上部及び下部を展開させることができる。
以上、本発明の実施形態及び変形例について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、上記実施形態及び変形例では、図2に示されるように、ケース40の上端よりも下端の方が車両前方に位置するようにケース40を車両上下方向に対して傾斜して配置したが、これに限定されない。ケース40の底壁40Cの傾斜面40CSを除く一般部が車両側面視で車両上下方向と一致するように、図2の状態よりもケース40を起立させた状態で配置してもよい。
また、上記実施形態及び変形例では、インフレータ52のガス噴出口52Aが下方を向くようにインフレータ52を配置したが、これに限定されない。例えば、ガス噴出口52Aが上方を向くようにインフレータ52が配置された構造としてもよい。ただし、サイドエアバッグ50の下部を迅速に展開させる観点から、ガス噴出口52Aが下方を向くようにインフレータ52を配置するのが好ましい。また、上端及び下端の両方にガス噴出口52Aが形成されたインフレータ52を用いてもよい。
さらにまた、上記実施形態及び変形例では、図1に示されるように、エアバッグモジュール38の一部が車両正面視でアームレスト36Aと重なるように配置されているが、これに限定されない。例えば、車両正面視でアームレスト36Aよりも車両幅方向内側にエアバッグモジュール38を配置してもよい。この場合、エアバッグモジュール38の一部が車両正面視でアームレスト36Aと重なるように配置された構成と比較して、乗員Dとアームレスト36Aとの間にサイドエアバッグ50を展開させやすくすることができる。
10 後席用サイドエアバッグ装置
12 後席
16 シートバック
22 ホイルハウス(ボデー)
30 リアサイドドア
36A アームレスト
38 エアバッグモジュール
40 ケース
40A 上壁
40C 底壁
40CL 傾斜面よりも車両下方側の部位
40CS 傾斜面
40CU 傾斜面よりも車両上方側の一般部
50 サイドエアバッグ
52 インフレータ
D 乗員

Claims (7)

  1. 後席のシートバックの側部とボデーとの間に配置され、衝突時に乗員の側方で展開されるサイドエアバッグと、該サイドエアバッグへガスを供給するインフレータとを含んで構成されたエアバッグモジュールと、
    前記エアバッグモジュールが収納され、展開状態の前記サイドエアバッグを車両後方側から支持する底壁を備えたケースと、を備え、
    前記ケースは、前記底壁の下部に形成され、前記底壁の一般部に対して車両下方へ向かうにつれて車両前方へ傾斜された傾斜面を有する後席用サイドエアバッグ装置。
  2. 前記傾斜面が前記底壁の下端まで形成されている請求項1に記載の後席用サイドエアバッグ装置。
  3. 前記傾斜面は、前記底壁の下端よりも車両上方側にオフセットした位置に形成されており、
    前記底壁における前記傾斜面よりも車両下方側の部位は、前記底壁における前記傾斜面よりも車両上方側の一般部と比べて車両前方に位置している請求項1に記載の後席用サイドエアバッグ装置。
  4. 前記サイドエアバッグは、前記傾斜面よりも車両下方側の前記ケース内で車両前方へ折り返されている請求項3に記載の後席用サイドエアバッグ装置。
  5. 前記傾斜面の下端部は、車両側面視でリアサイドドアにおけるアームレストの上面よりも車両下方側に位置している請求項1〜4の何れか1項に記載の後席用サイドエアバッグ装置。
  6. 前記エアバッグモジュールの少なくとも一部が車両正面視で前記アームレストと重なる位置に配置されている請求項5に記載の後席用サイドエアバッグ装置。
  7. 前記ケースの上端部には、車両側面視で前記底壁から車両前方側へ延出されると共に、前記底壁とで鈍角を成す上壁が設けられている請求項1〜6の何れか1項に記載の後席用サイドエアバッグ装置。
JP2015179826A 2015-09-11 2015-09-11 後席用サイドエアバッグ装置 Active JP6350462B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015179826A JP6350462B2 (ja) 2015-09-11 2015-09-11 後席用サイドエアバッグ装置
US15/196,837 US9758122B2 (en) 2015-09-11 2016-06-29 Rear seat side airbag device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015179826A JP6350462B2 (ja) 2015-09-11 2015-09-11 後席用サイドエアバッグ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017052493A true JP2017052493A (ja) 2017-03-16
JP6350462B2 JP6350462B2 (ja) 2018-07-04

Family

ID=58256963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015179826A Active JP6350462B2 (ja) 2015-09-11 2015-09-11 後席用サイドエアバッグ装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9758122B2 (ja)
JP (1) JP6350462B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020059295A (ja) * 2018-10-04 2020-04-16 テイ・エス テック株式会社 サイドエアバッグ装置
WO2020110586A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 オートリブ ディベロップメント エービー サイドエアバッグ装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6265189B2 (ja) * 2015-09-11 2018-01-24 トヨタ自動車株式会社 後席用サイドエアバッグ装置
US20190023216A1 (en) * 2017-07-24 2019-01-24 GM Global Technology Operations LLC Seat assemblies including integrated airbag doors for motor vehicles
JP6866826B2 (ja) * 2017-11-09 2021-04-28 トヨタ自動車株式会社 後席サイドエアバッグ装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1159312A (ja) * 1997-08-22 1999-03-02 Honda Motor Co Ltd 乗員保護装置
JP2006088774A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Toyoda Gosei Co Ltd 後席用サイドエアバッグ装置
JP2009241630A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Mazda Motor Corp サイドエアバッグ装置
JP2010070080A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Toyota Motor Corp サイドエアバッグ装置
WO2012053082A1 (ja) * 2010-10-20 2012-04-26 トヨタ自動車株式会社 後席用サイドエアバッグ装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5799970A (en) * 1996-10-01 1998-09-01 Autoliv Asp, Inc. Externally mounted side airbag module with decorative outer cover
DE20008543U1 (de) * 2000-05-12 2000-09-21 Trw Repa Gmbh Gehäuse für ein Gassackmodul und Insassen-Sicherheitsvorrichtung
US7530595B2 (en) 2004-09-21 2009-05-12 Toyoda Gosei Co., Ltd. Rear seat side airbag device
JP4329662B2 (ja) 2004-09-22 2009-09-09 豊田合成株式会社 サイドエアバッグ装置
US7241155B2 (en) * 2005-07-28 2007-07-10 Fci Americas Technology, Inc. Electrical connector assembly with connection assist
EP1867529A1 (en) * 2006-06-12 2007-12-19 Takata Corporation Side airbag, side airbag apparatus, and motor vehicle seat
JP4546515B2 (ja) * 2007-11-27 2010-09-15 本田技研工業株式会社 車両用エアバッグ装置
JP2010247800A (ja) 2009-04-20 2010-11-04 Toyota Motor Corp 後席用サイドエアバッグ装置
JP5402954B2 (ja) * 2011-01-26 2014-01-29 トヨタ自動車株式会社 車両用サイドエアバッグ装置
JP6217350B2 (ja) * 2013-11-29 2017-10-25 三菱自動車工業株式会社 サイドエアバッグ装置
JP6115542B2 (ja) * 2014-10-10 2017-04-19 トヨタ自動車株式会社 車両用サイドエアバッグ装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1159312A (ja) * 1997-08-22 1999-03-02 Honda Motor Co Ltd 乗員保護装置
JP2006088774A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Toyoda Gosei Co Ltd 後席用サイドエアバッグ装置
JP2009241630A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Mazda Motor Corp サイドエアバッグ装置
JP2010070080A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Toyota Motor Corp サイドエアバッグ装置
WO2012053082A1 (ja) * 2010-10-20 2012-04-26 トヨタ自動車株式会社 後席用サイドエアバッグ装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020059295A (ja) * 2018-10-04 2020-04-16 テイ・エス テック株式会社 サイドエアバッグ装置
JP7068130B2 (ja) 2018-10-04 2022-05-16 テイ・エス テック株式会社 サイドエアバッグ装置
WO2020110586A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 オートリブ ディベロップメント エービー サイドエアバッグ装置
JPWO2020110586A1 (ja) * 2018-11-30 2021-09-27 オートリブ ディベロップメント エービー サイドエアバッグ装置
JP7064020B2 (ja) 2018-11-30 2022-05-09 オートリブ ディベロップメント エービー サイドエアバッグ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20170072894A1 (en) 2017-03-16
US9758122B2 (en) 2017-09-12
JP6350462B2 (ja) 2018-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6426590B2 (ja) 乗員保護装置
JP6265189B2 (ja) 後席用サイドエアバッグ装置
US9533648B2 (en) Vehicle far side airbag device
JP6107749B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP5004587B2 (ja) サイドエアバッグ装置及びサイドエアバッグシステム
JP6299710B2 (ja) 後席用サイドエアバッグ装置
JP6571459B2 (ja) 後席用サイドエアバッグ装置
JP6455483B2 (ja) 乗員保護装置
JP6350462B2 (ja) 後席用サイドエアバッグ装置
JP2017222185A (ja) 車両用エアバッグ装置
JP6866826B2 (ja) 後席サイドエアバッグ装置
US11267433B2 (en) Side airbag device and vehicle seat provided with same
JP6844483B2 (ja) ファーサイドエアバッグ装置
JP6918049B2 (ja) エアバッグ装置
JP2019048532A (ja) 後席サイドエアバッグ装置
JP2019098921A (ja) 後席サイドエアバッグ装置
US11260819B2 (en) Airbag apparatus
US10668885B2 (en) Side airbag device for rear seat
JP6872373B2 (ja) エアバッグ
JP7409286B2 (ja) 車両用側突エアバッグシステム
JP5549577B2 (ja) 後席用サイドエアバッグ装置
JP2017193283A (ja) 乗員保護装置
JP6217330B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP2018114947A (ja) エアバッグ
JP6662309B2 (ja) 後席用サイドエアバッグ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180521

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6350462

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151