JP2017051915A - 水処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水電解部に原料水を通しながら水電解部の電極に電圧を印加して原料水の電気分解を行う水処理装置において、水電解部内蔵する電解モジュール3を装置本体2に対して比較的容易かつ迅速に取り付け、取り外しできるようにする。【解決手段】水電解部を内蔵する電解モジュール3には、外周面に給水口31および吐水口32が同じ方向に向けて開口するように設けられているとともに、前記電極に電気的に接続されている接続端子33が外周面に臨むように設けられている。電解モジュール3が取り外し可能に取り付けられるモジュール収納部21を有する装置本体2には、そのモジュール収納部21に電解モジュール3を一方向から押し込むことに伴い、給水口31が連結される給水管路22と、吐水口32が連結される吐水管路23と、接続端子33が接続される給電部24とが設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、水電解部に原料水を通しながら前記水電解部の電極に電圧を印加して原料水の電気分解を行う水処理装置に関する。
この種の水処理装置としては、例えば特許文献1に示されているようなオゾン水生成器がある。このオゾン水生成器は、電極及びイオン交換膜を含む電解槽に水道水等の原料水を通しながら一対の電極間に直流電圧を印加して、必要量のオゾン水を生成する直接電解法(電気分解法)である。
ところで、前記電解法では、長期間の使用により原料水に含まれるカルシウムイオンやマグネシウムイオン等の無機質が析出し、前記電極付近に堆積する。また、長期間の使用により前記電極が摩耗したり前記イオン交換膜が劣化したりすることがある。このようなことから、前記電極の洗浄によるリフレッシュまたは前記電極の交換を定期的に行う必要がある。
特許第4838705号公報
上記特許文献1に係る従来例では、装置本体内に洗浄水を貯留する洗浄タンクを配し、この洗浄タンク内の洗浄水を電解槽の電極付近に循環させることにより、前記電極におけるカルシウムイオン等の無機質の堆積を抑制する構成を備え、ユーザーが定期的に洗浄水を補給することによって長期間の使用を図っている。
しかしながら、前記電極のリフレッシュのみでは、長期間にわたって高い電解効率を維持することができず、定期的に前記電極の交換が不可欠である。
この電極の交換はエンジニアによるメインテナンスが必要になるが、電解槽が下記するように装置本体に対する着脱や分解を容易に行い得る構成になっていないために、前記メインテナンスに時間を要し、その間、ユーザーにおいて装置の使用を控えねばならず、不便をきたすことになっている。
なお、前記電解槽は、原料水の流入口とオゾン水の流出口とを異なる側面に振り分けて設けているとともに、前記電解槽のカソード電極棒とアノード電極棒とを上面と下面とに振り分けて設けている関係より、この電解槽は装置本体に対して着脱や分解が容易に行えない構成であると言える。
このような事情に鑑み、本発明は、水電解部に原料水を通しながら前記水電解部の電極に電圧を印加して原料水の電気分解を行う水処理装置において、前記水電解部を内蔵する電解モジュールを装置本体に対して比較的容易かつ迅速に取り付け、取り外しできるようにすることを目的としている。
本発明は、水電解部に原料水を通しながら前記水電解部の電極に電圧を印加して前記原料水の電気分解を行う水処理装置であって、前記水電解部を内蔵する電解モジュールと、この電解モジュールが取り外し可能に取り付けられるモジュール収納部を有する装置本体とを備え、前記電解モジュールには、外周面に給水口および吐水口が同じ方向に向けて開口するように設けられているとともに、前記電極に電気的に接続されている接続端子が外周面に臨むように設けられており、前記装置本体には、前記給水口が連結される給水管路と、前記吐水口が連結される吐水管路と、前記接続端子が電気的に接続される給電部とが前記モジュール収納部に臨むように設けられており、前記連結および前記接続が前記モジュール収納部に前記電解モジュールを一方向から押し込むことに伴い行われる、ことを特徴としている。
この構成では、前記装置本体のモジュール収納部に前記電解モジュールを一方向から押し込むだけでもって、前記電解モジュールの接続端子が前記装置本体の給電部に電気的に接続されるとともに、前記電解モジュールの給水口および吐水口が前記装置本体の給水管路および吐水管路にそれぞれ連結されるようになる。その一方で、前記装置本体に取り付けた電解モジュールは、前記取り付け作業と反対方向に一直線に引き出すだけで取り外すことができるようになる。
これにより、前記電解モジュールの取り付けならびに取り外しが比較的容易かつ迅速に行えるようになるから、本発明に係る水処理装置の使用中断時間を最小限に止めることが可能になるなど、水処理装置のユーザーにとって利便性が向上する。
ところで、前記電解モジュールの外形は、柱状とされ、前記電解モジュールの長さ方向の一端面には前記接続端子が設けられ、また、前記電解モジュールの長さ方向の他端面には被ガイド部が設けられ、前記給水口と前記吐水口とは前記電解モジュールの外周面において前記一端面と前記他端面との間に前記長さ方向に離されて設けられ、前記モジュール収納部には、前記電解モジュールの前記被ガイド部と協働して前記電解モジュールの押し込み動作を誘導するためのガイド部を備える、構成とすることができる。
この構成では、前記装置本体のモジュール収納部に前記電解モジュールを一方向から取り付ける過程での押し込み動作を安定して誘導できるようになるので、前記ガイド部および被ガイド部を設けていない場合に比べて前記電解モジュールの取り付け作業が容易かつ迅速に行えることが明らかになる。
なお、前記電解モジュールの取り外し作業は、前記取り付け作業での押し込み動作と反対方向の引き出し動作となっている関係より、当然ながら前記ガイド部および被ガイド部により前記引き出し動作を安定して誘導できるようになるので、この取り外し作業も前記取り付け作業と同様に容易かつ迅速に行えるようになる。
また、前記接続端子は、板状とされ、前記給電部は、前記一方向と同じ方向に延びて前記接続端子が一直線に入れられる溝と、この溝内に設けられかつ前記接続端子を挟むことによって圧接して電気的に接続される給電端子とを有する、構成とすることができる。
この構成では、前記接続端子と前記給電部とを比較的簡易に製造できる形状であることが明らかになる。
また、前記給水管路および前記吐水管路に対する前記給水口および前記吐水口の連結は、それぞれシール材を介する圧入により行われ、前記電解モジュールの押し込み過程において前記圧入が完了する前に前記給電端子に対して前記接続端子が圧接する状態になる、構成とすることができる。
この構成では、前記給水管路および前記吐水管路に対する前記給水口および前記吐水口の連結、ならびに前記給電端子に対する前記接続端子の電気的な接続が、共に適宜の摩擦抵抗が存在することが明らかになる。
しかも、前記給水管路および前記吐水管路に対する前記給水口および前記吐水口の圧入が完了する前に前記給電端子に前記接続端子が圧接する状態になるように構成しているから、前記電解モジュールの姿勢が押し込み過程において崩れにくくなるなど、取り付け作業が比較的簡単かつ確実に行えるようになる。
また、前記装置本体は、前記モジュール収納部からの前記電解モジュールの取り外し方向の動きを規制して保持する保持手段を備える、構成とすることができる。
この構成では、前記電解モジュールの取り付け後において当該電解モジュールに原料水を供給するときに、その供給圧力で前記電解モジュールが装置本体から簡単に外れることが阻止されるようになる。
また、前記装置本体は、前記モジュール収納部の開放側を閉塞する蓋体を備え、前記蓋体が閉塞状態で前記電解モジュールに当接して前記保持手段として機能する、構成とすることができる。
この構成では、前記保持手段となる蓋体が比較的簡単に設置できるようになると言えるから、設備コストの上昇を抑制することが可能になる。
本発明に係る水処理装置は、水電解部を内蔵する電解モジュールを装置本体に対して比較的容易かつ迅速に取り付け、取り外しできるようになる。
図2においてメンテカバーおよびモジュールサポートを開いた状態を示す斜視図である。 本発明に係る水処理装置の一実施形態で、全体外観を示す斜視図である。 図1のメンテカバーおよびモジュールサポートを外した状態を示す斜視図である。 図3においてさらに水路カバーを外した状態を示す斜視図である。 図3において電解モジュールを取り外した状態を示す斜視図である。 図5において電解モジュールの単体を斜め下から見上げた状態を示す斜視図である。 図5において装置本体のモジュール収納部を開放側から見た状態を示す側面図である。 図7の(8)−(8)線断面を矢印方向から見た図である。 図5において装置本体のモジュール収納部に電解モジュールを取り付けるときの初期段階を示す正面図である。 図9の続きで、電解モジュールの取り付け途中を示す正面図である。 図10の続きで、電解モジュールを取り付け完了した状態を示す正面図である。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1から図11に、本発明の一実施形態を示している。図中、1は水処理装置の全体を示している。
水処理装置1は、この実施形態においてオゾン水を生成する構成になっており、装置本体2、電解モジュール3などを備えている。
装置本体2には、モジュール収納部21、給水管路22、吐水管路23、給電部24などが設けられており、水路カバー25、後カバー26、メンテカバー27が設けられている。
水路カバー25および後カバー26は、取り外し可能に取り付けられているが、メンテカバー27は、不図示のヒンジを介して開閉可能になっている。装置本体2のメンテカバー27の内側には、モジュールサポート28が設けられている。このモジュールサポート28は、ヒンジ(符号省略)を介して後カバー26に開閉可能に取り付けられている。このモジュールサポート28は、閉塞された状態でモジュール収納部21に取り付けられる電解モジュール3に当接して電解モジュール3の取り外し方向の動きを規制して保持するものであって、特許請求の範囲に記載の保持手段として機能する。
モジュール収納部21は、電解モジュール3が取り外し可能に取り付けられる空間であって、隔壁29a、天井壁29b、底壁29c、後カバー26ならびにメンテカバー27でもって囲まれた空間とされている。隔壁29aは、モジュール収納部21と給水管路22および吐水管路23の配置空間とを区画するために設けられている。
給水管路22には電解モジュール3の給水口31が連結され、また、吐水管路23には電解モジュール3の吐水口32が連結される。給電部24は、電解モジュール3の接続端子33が接続される。
電解モジュール3は、外形が円柱状で長さ寸法が直径寸法よりも大きく設定されており、その内部には水電解部(図示省略)が内蔵されている。この水電解部は、電解モジュール3の内部から取り外せるようになっている。
この電解モジュール3の外周面においてその長さ方向上下には、給水口31および吐水口32が離間して設けられている。また、電解モジュール3の上端面には、前記不図示の水電解部の電極に電気的に接続されている2つの接続端子33が設けられている。
このような水処理装置1の場合、前記水電解部に原料水を通しながら、当該水電解部の電極に電圧を印加して前記原料水の電気分解を行うことによりオゾン水を生成するようになっているが、長期間の使用により原料水に含まれるカルシウムイオンやマグネシウムイオン等の無機質が析出し、前記電極付近に堆積する。また、長期間の使用により前記電極が摩耗したり前記水電解部のイオン交換膜が劣化したりすることがある。このようなことから、電解モジュール3の前記水電解部のリフレッシュまたは交換を定期的に行うことが好ましい。
そこで、この実施形態の電解モジュール3は、装置本体2のモジュール収納部21に一方向から比較的容易に取り付けたり取り外したりできるように構成されているので、以下で説明する。
詳しくは、装置本体2に備える給水管路22、吐水管路23ならびに給電部24は、モジュール収納部21に臨むよう設けられている。
給水管路22および吐水管路23は、横向き姿勢となるように配置されており、給水管路22の連結口22aおよび吐水管路23の連結口23aが隔壁29aを貫通してモジュール収納部21内に突出されることによってモジュール収納部21に臨むように開放されている。
また、給水管路22の給水ジョイント22bは、装置本体2においてモジュール収納部21の反対側の側面から外側へ突出するように設けられている。吐水管路23の吐水ジョイント23bは装置本体2の天井壁29bから外側へ突出するように設けられている。
さらに、給電部24は、天井壁29bに設けられていて、2つの溝24aが天井壁29bの下面に開放するとともに天井壁29bの側面へ向けて開放するように設けられている。この2つの溝24aは、一直線に延びるように設けられており、電解モジュール3の下記接続端子33が隙間を持つ状態で一方向から一直線に入れられる。
前記2つの溝24aには、2つ1組の給電端子24b,24cが配置されている。一方の給電端子24bは、帯板形状に形成されていて固定とされるので、以下においては固定側給電端子と言うこともある。また、他方の給電端子24cは、湾曲形状に形成されていて可撓または可動とされるので、以下においては可動側給電端子と言うこともある。
前記2つの溝24a内にそれぞれ接続端子33を挿入すると、可動側給電端子24cが接続端子33によって弾性変形させられることに伴い、その反力(弾性復元力)により可動側給電端子24cと固定側給電端子24bとが接続端子33を強く挟むことによって圧接するようになるので、両方の給電端子24b,24cと接続端子33とが電気的に接続されるようになる。このことから、可動側給電端子24cと固定側給電端子24bとの対向隙間のうち、最小の隙間は、接続端子33の厚みよりも小さく設定されている。
そして、電解モジュール3に備える給水口31および吐水口32は、共に同じ方向に向けて開口するように設けられている。
また、電解モジュール3に備える2つの接続端子33は、共に帯板状片とされており、電解モジュール3の上端面に平行に離間した状態で上向きに突出するように設けられている。このように設置される接続端子33の場合、電解モジュール3の外周面に臨むようになっていると言える。
さらに、電解モジュール3の下端面と装置本体2の底壁29cとには、電解モジュール3の押し込み動作を誘導するためのガイド部29dと被ガイド部34とが振り分けて設けられている。
具体的に、ガイド部29dは、装置本体2の底壁29c上面に設けられており、2本の平行な突条レールとされている。また、被ガイド部34は、図6に示すように、電解モジュール3の下端面に設けられており、ガイド部29dとしての2本の突条レールに個別に嵌め合わされる2つの溝状レールとされている。
ガイド部29dとしての2本の突条レールの長さ方向は、給電部24の2つの溝24aの長さ方向と平行になっている。また、被ガイド部34としての2つの溝状レールの長さ方向は、接続端子33としての2つの帯板状片の幅方向と平行になっている。
装置本体2の給水管路22の連結口22aおよび吐水管路23の連結口23aに対する電解モジュール3の給水口31および吐水口32の連結は、それぞれシール材(Oリングなど)4を介して密封されるとともに外れにくくなっている。
詳しくは、給水管路22の連結口22aは給水口31の外径側に嵌合されるようになっている一方、吐水管路23の連結口23aは吐水口32の内径側に嵌合されるようになっている。
つまり、給水管路22の連結口22aおよび吐水口32の内径は、吐水管路23の連結口23aおよび給水口31の外径よりも大きくなっている。このことから、給水管路22の連結口22aおよび吐水口32をメス形状、また、吐水管路23の連結口23aおよび給水口31をオス形状と言うことにする。これにより、電解モジュール3を上下逆さまにモジュール収納部21に取り付けることが回避される。
なお、吐水管路23の連結口23aの外径側および給水口31の外径側の各付け根側には、それぞれシール材4が取り付けられており、給水管路22の連結口22aに給水口31を嵌合して吐水管路23の連結口23aに吐水口32を嵌合すると、この嵌合面がシール材4によってタイトフィットするようになるので、前記嵌合が簡単に外れないようになるとともに前記嵌合面が密封されるようになる。
次に、図9から図11を参照して、電解モジュール3を装置本体2のモジュール収納部21に取り付けまたは取り外すときの様子を説明する。
電解モジュール3を取り付ける場合には、図1に示すように、装置本体2のメンテカバー27およびモジュールサポート28を開くことによりモジュール収納部21を外側に開放しておいて、このモジュール収納部21の開放部分から電解モジュール3を一方向に一直線に押し込む。
この押し込みの前段階としては、図9に示すように、電解モジュール3のガイド部29dである溝状レールを装置本体2の被ガイド部34である突条レールに嵌め合わせておいて、電解モジュール3の2つの接続端子33である帯板状片を装置本体2の給電部24の2つの溝24aの入口にあてがうように位置合わせする。その状態では、給水管路22の連結口22aに給水口31が、また、吐水管路23の連結口23aに吐水口32がそれぞれ接近しているだけで、まだ嵌合されていない状態になっている。
そして、前記押し込み操作が行われると、まず、装置本体2側の被ガイド部34である突条レールと電解モジュール3側のガイド部である溝状レールとの嵌め合いでもって電解モジュール3の押し込み動作が安定して誘導されるようになって、電解モジュール3の2つの接続端子33である帯板状片が装置本体2の給電部24の2つの溝24a内に入れられるようになる。
この段階では、図10に示すように、2つの接続端子33が給電部24の2つの溝24a内において2つ1組の給電端子24b,24cのうちの湾曲している方の給電端子24cを弾性変形させることになって、その反力(弾性復元力)でもって前記2つ1組の給電端子24b,24c間に前記接続端子33が強く挟まれて圧接する状態、つまり完全押し込み状態になる。その一方で、給水管路22の連結口22aの内径側に給水口31が、また、吐水管路23の連結口23aの外径側に吐水口32が浅く嵌合するものの、給水管路22の連結口22aに給水口31のシール材4が、また、吐水管路23の連結口23aのシール材4に吐水口32がそれぞれ届いていない。
引き続いて、電解モジュール3をさらに奥に押し込むと、図11に示すように、接続端子33が2つ1組の給電端子24b,24c間のさらに奥に深く入り込んだ状態になるとともに、給水管路22の連結口22aに給水口31が、また、吐水管路23の連結口23aに吐水口32がそれぞれシール材4を乗り越えて完全に嵌合される状態になる。
なお、前記のように接続端子33が2つ1組の給電端子24b,24c間のさらに奥に深く入り込んだ状態でも、接続端子33が2つ1組の給電端子24b,24c間に圧接された状態が保たれるようになっている。
この状態では、シール材4が弾性的に圧縮変形されることになって前記嵌合面を密封するとともに、シール材4の摩擦抵抗が電解モジュール3を引き出すときに抵抗となるので、電解モジュール3に原料水が供給されるときの圧力が作用しても当該電解モジュール3がモジュール収納部21から簡単に外れにくくなる。
このように、上記電解モジュール3の取り付けは、電解モジュール3側のガイド部および装置本体2側の被ガイド部34と、電解モジュール3の接続端子33および装置本体2の給電部24の溝24aとによって、電解モジュール3の押し込み動作がその長さ方向両端つまり上下で安定して誘導されるようになっているから、電解モジュール3を容易かつ迅速に取り付けることができるようになる。
しかも、給水管路22の連結口22aおよび吐水管路23の連結口23aに給水口31および吐水口32が完全に嵌合する前に給電端子24b,24cに接続端子33が圧接する状態になるように構成しているから、電解モジュール3の姿勢が押し込み過程において崩れにくくなるなど、電解モジュール3の取り付け作業が比較的簡単かつ確実に行えるようになると言える。
そして、電解モジュール3を装置本体2から取り外す場合には、前記した取り付ける場合と反対の動作、つまり電解モジュール3をモジュール収納部21から一直線に引っ張ることにより取り外せばよい。
このときも、電解モジュール3側のガイド部および装置本体2側の被ガイド部34と、電解モジュール3の接続端子33および装置本体2の給電部24の溝24aとによって、電解モジュール3が長さ方向両端つまり上下で安定して誘導されるようになっているから、電解モジュール3を容易かつ迅速に取り外すことができるようになる。
このように電解モジュール3を取り外せば、その内部の不図示の水電解部を新しいものと交換することが可能になり、また、その交換作業が簡単に行えるようになる。
以上説明したように本発明を適用した実施形態によれば、装置本体2のモジュール収納部21に電解モジュール3を一方向から押し込むだけでもって、電解モジュール3の接続端子33が装置本体2の給電部24に電気的に接続されるとともに、電解モジュール3の給水口31および吐水口32が装置本体2の給水管路22および吐水管路23にそれぞれ連結されるようになる。その一方で、装置本体2に取り付けた電解モジュール3は、前記取り付け作業での押し込み方向と反対方向に一直線に引き出すだけで取り外すことができるようになる。
これにより、前記電解モジュールの取り付けならびに取り外しが比較的容易かつ迅速に行えるようになるから、水処理装置1の使用中断時間を最小限に止めることが可能になるなど、水処理装置1のユーザーにとって利便性が向上する。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲内で適宜に変更することが可能である。
(1)上記実施形態では、給水管路22の連結口22aおよび吐水口32をメス形状に、また、吐水管路23の連結口23aおよび給水口31をオス形状にした例を挙げているが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、その反対の関係、つまり給水管路22の連結口22aおよび吐水口32をオス形状に、また、吐水管路23の連結口23aおよび給水口31をメス形状にすることが可能である。
(2)上記実施形態では、ガイド部29dを突条レールにし、また、被ガイド部34を溝状レールにした例を挙げているが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、その反対の関係、つまりガイド部29dを溝状レールにして被ガイド部34を突条レールにすることが可能である。
(3)上記実施形態では、水処理装置1をオゾン水を生成するものとして説明しているが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、例えばアルカリイオン水、電解水素水などを生成する水処理装置としても構成できる。
(4)上記実施形態では、電解モジュール3の外形を円柱状としているが、例えば角柱状とすることも可能であり、また、上記実施形態では、電解モジュール3の長さ寸法を直径寸法よりも大きくしているが、例えば前記長さ寸法を前記直径寸法よりも小さくすることも可能である。
本発明は、水電解部に原料水を通しながら水電解部の電極に電圧を印加して原料水の電気分解を行う水処理装置に好適に利用することが可能である。
1 水処理装置
2 装置本体
21 モジュール収納部
22 給水管路
22a 連結口
22b 給水ジョイント
23 吐水管路
23a 連結口
23b 吐水ジョイント
24 給電部
24a 溝
24b 帯板形状の給電端子
24c 湾曲形状の給電端子
25 水路カバー
26 後カバー
27 メンテカバー
28 モジュールサポート
29a 隔壁
29b 天井壁
29c 底壁
29d ガイド部
3 電解モジュール
31 給水口
32 吐水口
33 接続端子
34 被ガイド部
4 シール材

Claims (6)

  1. 水電解部に原料水を通しながら前記水電解部の電極に電圧を印加して前記原料水の電気分解を行う水処理装置であって、
    前記水電解部を内蔵する電解モジュールと、この電解モジュールが取り外し可能に取り付けられるモジュール収納部を有する装置本体とを備え、
    前記電解モジュールには、外周面に給水口および吐水口が同じ方向に向けて開口するように設けられているとともに、前記電極に電気的に接続されている接続端子が外周面に臨むように設けられており、
    前記装置本体には、前記給水口が連結される給水管路と、前記吐水口が連結される吐水管路と、前記接続端子が電気的に接続される給電部とが前記モジュール収納部に臨むように設けられており、
    前記連結および前記接続が前記モジュール収納部に前記電解モジュールを一方向から押し込むことに伴い行われる、ことを特徴とする水処理装置。
  2. 請求項1に記載の水処理装置において、
    前記電解モジュールの外形は、柱状とされ、
    前記電解モジュールの長さ方向の一端面には前記接続端子が設けられ、また、前記電解モジュールの長さ方向の他端面には被ガイド部が設けられ、
    前記給水口と前記吐水口とは前記電解モジュールの外周面において前記一端面と前記他端面との間に前記長さ方向に離されて設けられ、
    前記モジュール収納部には、前記電解モジュールの前記被ガイド部と協働して前記電解モジュールの押し込み動作を誘導するためのガイド部を備える、ことを特徴とする水処理装置。
  3. 請求項2に記載の水処理装置において、
    前記接続端子は、板状とされ、
    前記給電部は、前記一方向と同じ方向に延びて前記接続端子が一直線に入れられる溝と、この溝内に設けられかつ前記接続端子を挟むことによって圧接して電気的に接続される給電端子とを有する、ことを特徴とする水処理装置。
  4. 請求項3に記載の水処理装置において、
    前記給水管路および前記吐水管路に対する前記給水口および前記吐水口の連結は、それぞれシール材を介する圧入により行われ、
    前記電解モジュールの押し込み過程において前記圧入が完了する前に前記給電端子に対して前記接続端子が圧接する状態になる、ことを特徴とする水処理装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の水処理装置において、
    前記装置本体は、前記モジュール収納部からの前記電解モジュールの取り外し方向の動きを規制して保持する保持手段を備える、ことを特徴とする水処理装置。
  6. 請求項5に記載の水処理装置において、
    前記装置本体は、前記モジュール収納部の開放側を閉塞する蓋体を備え、
    前記蓋体が閉塞状態で前記電解モジュールに当接して前記保持手段として機能する、ことを特徴とする水処理装置。
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