JP2017050091A - バッテリ端子台 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジャンプスタートを簡単に行うことができるバッテリ端子台を提供する。【解決手段】ヒューズユニット1(バッテリ端子台)は、保護カバー4によって覆われるバッテリ接続部12と、負荷接続部131,・・・,134と、バッテリ接続部12が保護カバー4によって覆われたときに保護カバー4から露出するようにバッテリ接続部12から帯板状に延出し、かつ、バッテリ接続部12に対して起立した姿勢となるように曲げ起こされて形成された板バネ端子15(露出端子)と、を備えたことを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、バッテリに取り付けられ、そのバッテリからの電力供給を中継するバッテリ端子台に関するものである。
従来、車両におけるバッテリから車両内の負荷部品への電力供給は、バッテリからの電力供給を中継するバッテリ端子台を介して行われることが多い(例えば、特許文献1参照。)。
図8には、従来のバッテリ端子台の一例としてのヒューズユニットが示されている。バッテリ6に取り付けられたヒューズユニット5は保護カバー8で覆われる。図8(A)には、ヒューズユニット5が保護カバー8で覆われた状態が示されており、図8(B)には、保護カバー8が外された状態が示されている。
ヒューズユニット5は、バッテリ6における端子取付け面61から突出した棒状電極62に電気的に接続される。また、このヒューズユニット5と棒状電極62との電気的な接続は、棒状電極62に直に接続されるバッテリターミナル7を介して行われる。バッテリターミナル7には、ヒューズユニット5が電気的に接続されるとともに固定される端子ボルト71が設けられている。
このヒューズユニット5は、樹脂製のハウジング51と、バッテリターミナル7の端子ボルト71に接続されるバッテリ接続部52と、負荷部品が接続される負荷接続部53と、を備えている。ヒューズユニット5は、バッテリ接続部52と負荷接続部52とが、ハウジング51の内部で、所定の許容電流を超える電流が流れると溶断する不図示の溶断部を介して接続されることでヒューズ機能が付与されている。
そして、ヒューズユニット5は、バッテリターミナル7を介して棒状電極62に接続された後、バッテリ接続部52と負荷接続部52を含む全体が、棒状電極62やバッテリターミナル7と一緒に保護カバー8によって覆われる。
特開2012−209188号公報
ここで、バッテリが、いわゆる上がった状態になって、例えばエンジンのセルモータ等といった負荷部品に必要な電力の供給ができなくなっている際に、別バッテリの電力を負荷部品へと供給するジャンプスタートが行われることがある。ジャンプスタートの際には、端部にワニ口端子が取り付けられたスタータケーブルが用いられる。このスタータケーブルのワニ口端子を、棒状電極62やバッテリターミナル7の端子ボルト71等に取付けることで、別バッテリからの電力供給が行われる。
このとき、図8の例では、ヒューズユニット5が棒状電極62やバッテリターミナル7と一緒に保護カバー8によって覆われるので、ジャンプスタートの際には、保護カバー8を取り外す必要がある。このように、図8のヒューズユニット5では、ジャンプスタートの作業が煩雑なものとなっている。
本発明は、上記のような問題点に着目し、ジャンプスタートを簡単に行うことができるバッテリ端子台を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のバッテリ端子台は、バッテリにおける端子取付け面に設けられた電極に電気的に接続されるとともに、少なくとも該電極との接続部分が保護カバーによって覆われて、前記バッテリからの電力を、該電力によって動作する負荷部品へと受け渡すためのバッテリ端子台であって、樹脂製のハウジングと、金属で板状に形成されて前記電極に電気的に接続される部材であり、前記電極に電気的に接続されたときに前記端子取付け面を含む平面と略平行となるように前記ハウジングから露出して延出し、前記保護カバーによって覆われるバッテリ接続部と、金属で形成されて前記ハウジング内で前記バッテリ接続部に接続され、前記負荷部品が電気的に接続される負荷接続部と、前記バッテリ接続部が前記電極に電気的に接続されて前記保護カバーによって覆われたときに該保護カバーから露出するように前記バッテリ接続部から帯板状に延出し、かつ、前記バッテリ接続部に対して起立した姿勢となるように曲げ起こされて形成された露出端子と、を備えたことを特徴としている。
本発明のバッテリ端子台によれば、保護カバーから露出するように露出端子が形成されている。これにより、ジャンプスタートの際に、保護カバーの外側で露出端子をスタータケーブルのワニ口端子の取付け箇所として利用するといった運用が可能となる。つまり、本発明のバッテリ端子台によれば、ジャンプスタートの際に保護カバーを取り外す必要がなく、ジャンプスタートを簡単に行うことができる。
また、本発明のバッテリ端子台において、前記露出端子が、前記起立した姿勢からの曲げ戻しにより、前記端子取付け面からの高さが前記保護カバーと前記ハウジングとの少なくとも一方の高さよりも低くなる寝た姿勢へと弾性変形が可能に形成された板バネ端子であり、前記ハウジングに設けられ、前記寝た姿勢の前記板バネ端子に解除可能に係止するロック部を備え、前記ロック部による係止が解除されると、前記板バネ端子が、その復元力によって前記起立した姿勢に復位することは好適である。
この好適なバッテリ端子台によれば、ジャンプスタートの際に、保護カバーの外側でロック部の係止を解除して板バネ端子を起立させて、その板バネ端子を、スタータケーブルのワニ口端子の取付け箇所として利用するといった運用が可能となる。また、ジャンプスタート以外のときには、板バネ端子を上記のように低い寝た姿勢に弾性変形させてロック部に係止させておくことで、この板バネ端子への不用意な接触等を抑えることができる。
また、本発明のバッテリ端子台において、前記バッテリ接続部と前記負荷接続部とが、所定の許容電流を超える電流が流れると溶断する溶断部を介して接続されていることは好適である。
この好適なバッテリ端子台は、バッテリからの電力が溶断部を介して負荷部品に供給されるヒューズユニットとなっている。そして、この好適なバッテリ端子台によれば、上記のようにスタータケーブルのワニ口端子の取付け箇所として利用可能な露出端子が、バッテリ接続部から延出しており、つまりは、バッテリからの電流経路において溶断部よりも上流側に位置している。このため、ジャンプスタートの際にも、電力が溶断部を介して負荷部品に供給されることとなり、ヒューズユニットとしての機能を維持しつつジャンプスタートを行うことができる。
また、この好適なバッテリ端子台において、前記バッテリ接続部、前記負荷接続部、前記露出端子、及び前記溶断部が、1枚の金属板から一体的に切り抜かれて形成されたものであることは更に好適である。
この更に好適なバッテリ端子台によれば、バッテリ接続部、負荷接続部、露出端子、及び溶断部の相互間の電気抵抗を抑えつつ、材料コスト等を抑えてこれらの部材を形成することができる。
本発明のバッテリ端子台によれば、ジャンプスタートを簡単に行うことができる。
本発明のバッテリ端子台の一実施形態としてのヒューズユニットの斜視図である。 図1に示されているヒューズユニットを、その樹脂製のハウジングを除去して示す図である。 保護カバーによって覆われたヒューズユニットを示す図である。 図3中のV1−V1断面を示す断面図である。 図4中のV2矢視を示す図である。 板バネ端子が、起立した姿勢に復位した状態のヒューズユニットを示す図である。 図6中のV2−V2断面を示す断面図である。 従来のバッテリ端子台の一例としてのヒューズユニットを示す図である。
本発明のバッテリ端子台の一実施形態としてのヒューズユニットについて図1〜図7を参照して説明する。図1は、本発明のバッテリ端子台の一実施形態としてのヒューズユニットの斜視図であり、図2は、図1に示されているヒューズユニットを、その樹脂製のハウジングを除去して示す図である。
ヒューズユニット1は、車両に搭載されるバッテリ2における端子取付け面21から突出して設けられた棒状電極22に電気的に接続される。また、このヒューズユニット1と棒状電極22との電気的な接続は、棒状電極22に直に接続される金属製のバッテリターミナル3を介して行われる。
バッテリターミナル3は、概ね直方体形状に形成されている。そして、バッテリターミナル3には、棒状電極22が挿通される接続孔31が厚み方向に貫通して設けられ、この接続孔31の内側から、バッテリターミナル3の端縁にかけてスリット32が形成されている。また、バッテリターミナル3には、このスリット32と直交する方向に、一方の側面から他方の側面へと締結ネジ33が通されている。締結ネジ33のネジ部の先端にはナット34が取り付けられている。棒状電極22が接続孔31に挿通されて締結ネジ33が捩じ込まれることでスリット32の間隔が狭められ、その結果、接続孔31の内縁によって棒状電極22が締め付けられる。これにより、バッテリターミナル3が、棒状電極22に、電気的に接続されるとともに固定される。
また、バッテリターミナル3は、棒状電極22に取り付けられた状態で、棒状電極22から端子取付け面21の外縁21aへと向かう方向に延出した姿勢となる。そして、バッテリターミナル3におけるこの外縁21a側の端部に、ヒューズユニット1が電気的に接続されるとともに固定される端子ボルト35が立設されている。
ヒューズユニット1は、樹脂製のハウジング11と、バッテリターミナル3の端子ボルト35に接続される1つのバッテリ接続部12と、4つの負荷接続部131,・・・134と、を備えている。負荷接続部131,・・・134は、バッテリ2からの電力によって動作する不図示の負荷部品が電気的に接続される。そして、バッテリ接続部12と、各負荷接続部131,・・・134とが、ハウジング11の内部で、所定の許容電流を超える電流が流れると溶断する2つの溶断部141,142を介して接続されている。この溶断部141,142によって、ヒューズユニット1はヒューズ機能が付与されている。ハウジング11には、2つの溶断部141,142を露出させる窓部111が設けられており、この窓部111には、樹脂製の透明カバー112が嵌め込まれている。溶断部141,142が溶断したか否かは、透明カバー112越しに視認される。また、この透明カバー112により溶断部141,142が溶断したときの金属の飛散が防がれる。
また、バッテリ接続部12、4つの負荷接続部131,・・・134、2つの溶断部141,142は、図2に示されているように、後述する板バネ端子15(露出端子)とともに、1つのバスバー16となっている。このバスバー16は、1枚の金属板から一体的に切り抜かれて折り曲げられて形成されたものである。
バッテリ接続部12は、バスバー16の一部で、金属で板状に形成されて、バッテリターミナル3を介してバッテリ2の棒状電極22に電気的に接続される。このバッテリ接続部12は、棒状電極22に電気的に接続されたときに端子取付け面21を含む平面と略平行となるようにハウジング11から露出して延出している。
バッテリ接続部12には、バッテリターミナル3の端子ボルト35が貫通する貫通孔121が形成されている。この貫通孔121を貫通した端子ボルト35にナット36が締結されることで、バッテリ接続部12は、バッテリターミナル3に電気的に接続されるとともに固定される。このようにして、バッテリ接続部12は、このバッテリターミナル3を介してバッテリ2の棒状電極22に電気的に接続される。
4つの負荷接続部131,・・・134も、各々がバスバー16の一部で、金属で板状に形成されている。4つの負荷接続部131,・・・134のうち1つの負荷接続部131は、バッテリ接続部12の表面と同一面をなす表面が、ハウジング11から露出しており、バッテリ接続部12には1つの溶断部141を介して接続されている。この負荷接続部131は、ハウジング11から露出した部分に貫通孔131aが設けられている。この貫通孔131aには、その頭部がハウジング11内に埋め込まれた端子ボルト131bが通されており、この負荷接続部131に、その端子ボルト131bのネジ部が立設された状態になっている。この端子ボルト131bに、負荷部品へと至るケーブルの端部に設けられたランプ端子等が、ナット締めにより固定される。
4つの負荷接続部131,・・・134のうち他の3つの負荷接続部132,・・・134は、負荷部品へと至るケーブルの端部に設けられたコネクタの雌端子に接続される雄端子となっている。ハウジング11は、バッテリ接続部12、上記の1つの負荷接続部131、及び2つの溶断部141,142の近傍をなす部分が、棒状電極22に電気的に接続されたときに端子取付け面21を含む平面と略平行となる。また、ハウジング11における、バッテリ接続部12側とは反対側の端部は、端子取付け面21を含む平面と略直交して、即ち、バッテリ2の側面と略平行に延出している。このようにハウジング11は、その側面形状が略L字型の形状を有している。そして、ハウジング11において、バッテリ2の側面と略平行に延出した部分が、3つの負荷接続部132,・・・134それぞれを雄端子として内蔵したコネクタハウジングとなっている。
これら3つの負荷接続部132,・・・134のうち2つの負荷接続部132,133は、一つの溶断部141を介してバッテリ接続部12に接続された上記の1つの負荷接続部131の端縁に設けられている。これら2つの負荷接続部132,133は、この端縁で負荷接続部131と略直交するように折り曲げられてタブ状に延出している。また、残りの負荷接続部134は、もう一つの溶断部142を介してバッテリ接続部12に接続された帯板状の部分であり、途中でバッテリ接続部12と略直交するように折り曲げられてタブ状に延出している。
溶断部141,142は、バッテリ接続部12や4つの負荷接続部131,・・・,134よりも幅狭の帯状に形成されており、その途中に低融点金属141a,142aが付されており、溶断時にはこの低融点金属141a,142aの箇所で溶断する。
ハウジング11は、バスバー16に対するインサート成形により形成される。インサート成形は、バッテリ接続部12及び1つの負荷接続部131が露出し、端子ボルト131bのネジ部が負荷接続部131の貫通孔131aを貫通し、さらに3つの負荷接続部132,・・・134がコネクタハウジングの内部に収まるように行われる。
ここで、本実施形態のヒューズユニット1は、バッテリターミナル3を介して棒状電極22に接続された後、棒状電極22との接続部分を含むほぼ全体が次のように保護カバーによって覆われる。
図3は、保護カバーによって覆われたヒューズユニットを示す図である。図3では、保護カバー4が点線によって示されている。この図3に示されているように、ヒューズユニット1は、バッテリ接続部12と負荷接続部131,・・・134を含む全体が、バッテリ2の棒状電極22やバッテリターミナル3と一緒に保護カバー4によって覆われる。
そして、本実施形態のヒューズユニット1には、バッテリ接続部12が棒状電極22に電気的に接続されて保護カバー4によって覆われたときにこの保護カバー4から露出するようにバッテリ接続部12から帯板状に延出した板バネ端子15が設けられている。この板バネ端子15も、バスバー16の一部であり、ハウジング11から露出している。この板バネ端子15は、バッテリ接続部12に対して起立した姿勢となるように曲げ起こされるとともに、弾性変形による曲げ戻しが可能に形成されている。
さらに、本実施形態のヒューズユニット1では、弾性変形によって曲げ戻された状態の板バネ端子15に解除可能に係止するロック部113が、ハウジング11に一体成形されている。このロック部113による係止が解除されると、板バネ端子15が、その復元力によって起立した姿勢に復位する。図3には、曲げ戻された状態の板バネ端子15にロック部113が係止した様子が示されている。
図4は、図3中のV1−V1断面を示す断面図であり、図5は、図4中のV2矢視を示す図である。図5(A)には、図4中のV2矢視が図示されており、図5(B)には、図5(A)中の領域A1の拡大図が示されている。尚、図4及び図5では、図3に示されている保護カバー4の図示が省略されている。
図3〜図5に示されているように、ヒューズユニット1の板バネ端子15は、起立した姿勢からの曲げ戻しにより、バッテリ2の端子取付け面21からの高さがハウジング11の高さよりも低くなる寝た姿勢へと弾性変形が可能に形成されている。ハウジング11が保護カバー4に覆われることから、寝た姿勢の板バネ端子15は、端子取付け面21からの高さがこの保護カバー4の高さよりも低くなる。また、板バネ端子15は、寝た姿勢のときに、その先端が、ハウジング11の側端面11aよりも、バッテリ接続部12側に位置するように形成されている。
ロック部113は、上記の寝た姿勢の板バネ端子15に解除可能に係止するものであり、棒状部113aと、立設板部113bと、係止爪部113cと、を備えている。棒状部113aは、ハウジング11におけるバッテリ接続部12側の側端面114から突出した部位である。立設板部113bは、棒状部113aの先端から、図1に示されている起立した姿勢の板バネ端子15と略平行となるように帯板状に立ち上がった部位である。係止爪部113cは、立設板部113bにおける板バネ端子15側の面の中程から突出し、矢印D1方向に曲げ戻された状態の板バネ端子15の先端部に係止する部位である。立設板部113bは、曲げ戻された状態の板バネ端子15の先端部に係止爪部113cが接離する矢印D2方向に、樹脂の弾性により弾性変形可能な厚みに形成されている。作業者が、立設板部113bの先端に指を掛けて係止爪部113cが板バネ端子15の先端部から離れるように立設板部113bを弾性変形させると、板バネ端子15が、その復元力によって起立した姿勢に復位する。
図6は、板バネ端子が、起立した姿勢に復位した状態のヒューズユニットを示す図である。また、図7は、図6中のV2−V2断面を示す断面図である。尚、図7では、図3及び図6に示されている保護カバー4の図示が省略されている。
上記のように作業者が立設板部113bを弾性変形させてロック部113による係止を解除すると、板バネ端子15が、その復元力によって起立した姿勢へと、図7中に矢印D3で示されているように復位する。板バネ端子15は、上述したように、ヒューズユニット1が保護カバー4によって覆われたときにこの保護カバー4から露出するようにバッテリ接続部12から帯板状に延出して設けられている。このため、図6に示されているように、復位後の板バネ端子15は、保護カバー4の外側で起立した状態となる。
そして、本実施形態では、バッテリ2が上がった状態となって上述したジャンプスタートが行われる際に、上記のように起立した姿勢の板バネ端子15が、スタータケーブルのワニ口端子の取付け箇所として利用される。
以上に説明した本実施形態のヒューズユニット1によれば、保護カバー4から露出するように板バネ端子15が形成されている。これにより、ジャンプスタートの際に、保護カバー4の外側で板バネ端子15をスタータケーブルのワニ口端子の取付け箇所として利用するといった運用が可能となる。つまり、本実施形態のヒューズユニット1によれば、ジャンプスタートの際に保護カバー4を取り外す必要がなく、ジャンプスタートを簡単に行うことができる。
また、本実施形態のヒューズユニット1によれば、板バネ端子15が、起立した姿勢からの曲げ戻しにより、端子取付け面21からの高さがハウジング11の高さよりも低くなる寝た姿勢へと弾性変形が可能に形成されている。そして、この板バネ端子15が、ハウジング11に設けられたロック部113によって寝た姿勢で解除可能に係止され、ロック部113による係止が解除されると、板バネ端子15が、その復元力によって起立した姿勢に復位するようになっている。これにより、ジャンプスタートの際に、保護カバー4の外側でロック部113の係止を解除して板バネ端子15を起立させて、その板バネ端子15を、スタータケーブルのワニ口端子の取付け箇所として利用するといった運用が可能となる。また、ジャンプスタート以外のときには、板バネ端子15を上記のように低い寝た姿勢に弾性変形させてロック部113に係止させておくことで、この板バネ端子15への不用意な接触等を抑えることができる。また、板バネ端子15は、寝た姿勢のときに、その先端が、ハウジング11の側端面11aよりも、バッテリ接続部12側に位置するように形成されている。この点においても、この板バネ端子15への不用意な接触等を抑えられるようになっている。
また、本実施形態のヒューズユニット1は、バッテリ接続部12と負荷接続部131,・・・,134とが、所定の許容電流を超える電流が流れると溶断する溶断部141,142を介して接続されてヒューズ機能が付与されている。このヒューズユニット1によれば、上記のようにスタータケーブルのワニ口端子の取付け箇所として利用可能な板バネ端子15が、バッテリ接続部12から延出している。つまりは、板バネ端子15が、バッテリ2からの電流経路において溶断部141,142よりも上流側に位置している。このため、ジャンプスタートの際にも、電力が溶断部141,142を介して負荷部品に供給されることとなり、ヒューズ機能を維持しつつジャンプスタートを行うことができる。
また、本実施形態のヒューズユニット1は、バッテリ接続部12、負荷接続部131,・・・,134、板バネ端子15、及び溶断部141,142が、図2に示されているように、1枚の金属板から一体的に切り抜かれて形成されたバスバー16となっている。このヒューズユニット1によれば、バッテリ接続部12、負荷接続部131,・・・,134、板バネ端子15、及び溶断部141,142の相互間の電気抵抗を抑えつつ、材料コスト等を抑えてこれらの部材を形成することができる。
尚、以上に説明した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明のバッテリ端子台の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
例えば、上記の実施形態では、本発明にいうバッテリ端子台の一例として、バッテリターミナル3を介してバッテリ2の棒状電極22に電気的に接続されるヒューズユニット1が例示されている。しかしながら、本発明にいうバッテリ端子台はこれに限るものではなく、例えばバッテリの電極に、直に、電気的に接続されるとともに固定されるもの等であってもよい。
また、上記の実施形態では、本発明にいうバッテリ端子台の一例として、溶断部141,142を備えヒューズ機能が付与されたヒューズユニット1が例示されている。しかしながら、本発明にいうバッテリ端子台はこれに限るものではなく、単なる端子台であってもよい。ただし、ヒューズ機能の付与により、バッテリの電力を過電流の流出を抑えて負荷部品に供給できる利点が得られることは言うまでもない。
また、上記の実施形態では、本発明にいうバッテリ端子台の一例として、ランプ端子接続用とコネクタの雄端子としての4つの負荷接続部131,・・・134とを備え、ハウジング11の側面形状が略L字型の形状を有したヒューズユニット1が例示されている。しかしながら、本発明にいうバッテリ端子台はこれに限るものではなく、負荷接続部の数や用途、ハウジングの形状等について、その具体的な構成を問うものではない。
また、上記の実施形態では、本発明にいう板バネ端子の一例として、寝た姿勢における端子取付け面21からの高さがハウジング11と保護カバー4との何れの高さよりも低くなる板バネ端子15が例示されている。しかしながら、本発明にいう板バネ端子はこれに限るものではなく、寝た姿勢における端子取付け面からの高さがハウジングよりは高いが保護カバーよりは低くなるものであってもよい。
1 ヒューズユニット(バッテリ端子台の一例)
2 バッテリ
3 バッテリターミナル
4 保護カバー
11 ハウジング
12 バッテリ接続部
15 板バネ端子
16 バスバー
21 端子取付け面
22 棒状電極
113 ロック部
131,132,133,134 負荷接続部
141,142 溶断部

Claims (4)

  1. バッテリにおける端子取付け面に設けられた電極に電気的に接続されるとともに、少なくとも該電極との接続部分が保護カバーによって覆われて、前記バッテリからの電力を、該電力によって動作する負荷部品へと受け渡すためのバッテリ端子台であって、
    樹脂製のハウジングと、
    金属で板状に形成されて前記電極に電気的に接続される部材であり、前記電極に電気的に接続されたときに前記端子取付け面を含む平面と略平行となるように前記ハウジングから露出して延出し、前記保護カバーによって覆われるバッテリ接続部と、
    金属で形成されて前記ハウジング内で前記バッテリ接続部に接続され、前記負荷部品が電気的に接続される負荷接続部と、
    前記バッテリ接続部が前記電極に電気的に接続されて前記保護カバーによって覆われたときに該保護カバーから露出するように前記バッテリ接続部から帯板状に延出し、かつ、前記バッテリ接続部に対して起立した姿勢となるように曲げ起こされて形成された露出端子と、を備えたことを特徴とするバッテリ端子台。
  2. 前記露出端子が、前記起立した姿勢からの曲げ戻しにより、前記端子取付け面からの高さが前記保護カバーと前記ハウジングとの少なくとも一方の高さよりも低くなる寝た姿勢へと弾性変形が可能に形成された板バネ端子であり、
    前記ハウジングに設けられ、前記寝た姿勢の前記板バネ端子に解除可能に係止するロック部を備え、
    前記ロック部による係止が解除されると、前記板バネ端子が、その復元力によって前記起立した姿勢に復位することを特徴とする請求項1に記載のバッテリ端子台。
  3. 前記バッテリ接続部と前記負荷接続部とが、所定の許容電流を超える電流が流れると溶断する溶断部を介して接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のバッテリ端子台。
  4. 前記バッテリ接続部、前記負荷接続部、前記露出端子、及び前記溶断部が、1枚の金属板から一体的に切り抜かれて形成されたものであることを特徴とする請求項3に記載のバッテリ端子台。
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