JP2017049584A - 液晶セルの製造方法、調光フィルムの製造方法、液晶セル及び調光フィルム - Google Patents

液晶セルの製造方法、調光フィルムの製造方法、液晶セル及び調光フィルム Download PDF

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啓介 三浦
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弘毅 渡
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Abstract

【課題】液晶層に気泡が残存しないようにすることができる液晶セルの製造方法を提供する。【解決手段】透明フィルム材による基材6に透明電極11、配向層13を作製して第1の積層体5Dを作製する第1の積層体作製工程と、透明フィルム材による基材15に少なくとも配向層17を作製して第2の積層体5Uを作製する第2の積層体作製工程と、液晶材料8Aを間に挟んで、第1及び第2の積層体5D、5Uを積層して一体化する積層一体化工程とを備える。積層一体化工程は、第1又は第2の積層体5D又は5Uに枠形状によりシール剤19を塗工すると共に、枠形状の内側に液晶材料8Aを滴下するシール剤の塗工工程と、シール剤の塗工工程により滴下した液晶材料8Aを間に挟んで、第1の積層体5Dに第2の積層体5Uを積層して押圧する積層工程と、シール剤を硬化して第1及び第2の積層体5D及び5Uを一体化する一体化工程とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば窓に貼り付けて外来光の透過を制御する電子ブラインド等に利用可能な調光フィルムに関する。
従来、例えば窓に貼り付けて外来光の透過を制御する調光フィルムに関する工夫が種々に提案されている(特許文献1、2)。このような調光フィルムの1つに、液晶を利用したものがある。この液晶を利用した調光フィルムは、透明電極を作製した透明フィルム材により液晶材料を挟持して液晶セルが作製され、この液晶セルを直線偏光板により挟持して作成される。これによりこの調光フィルムでは、液晶に印加する電界の可変により液晶の配向を可変して外来光を遮光したり透過したりし、さらには透過光量を可変したりし、これらにより外来光の透過を制御する。
このよう調光フィルムにおいて、透明フィルム材により挟持されてなる液晶材料による液晶層に気泡が残存すると、この気泡によって透過光の制御が局所的に損なわれることになる。これにより液晶層には、気泡が残存しないことが望まれる。これにより排気した環境で透明フィルム材により液晶材料を挟持することにより、液晶層に気泡が残存しないようにする方法が考えられる。しかしながらこの方法を採用しても完全には気泡が残存しないようにすることは難しい。
特開平03−47392号公報 特開平08−184273号公報
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、調光フィルム等に関して、液晶層に気泡が残存しないようすることを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ね、液晶材料により追い出される気泡を退避させて保持する気泡溜りを、シール剤を利用して作製する、との着想に至り、本発明を完成するに至った。
具体的には、本発明では、以下のようなものを提供する。
(1) 透明フィルム材による基材に透明電極、配向層を作製して第1の積層体を作製する第1の積層体作製工程と、
透明フィルム材による基材に少なくとも配向層を作製して第2の積層体を作製する第2の積層体作製工程と、
液晶材料を間に挟んで、前記第1及び第2の積層体を積層して一体化する積層一体化工程とを備え、
積層一体化工程は、
前記第1又は第2の積層体に枠形状によりシール剤を塗工すると共に、前記枠形状の内側に前記液晶材料を滴下するシール剤の塗工工程と、
前記シール剤の塗工工程により滴下した前記液晶材料を間に挟んで、前記第1の積層体に前記第2の積層体を積層して押圧する積層工程と、
前記シール剤を硬化して前記第1及び第2の積層体を一体化する一体化工程とを備え、
前記シール剤の塗工工程は、
前記積層工程における押圧により押し広げられる前記液晶材料により追い出される気泡を保持する気泡溜りを、前記シール剤の塗工により作製する
液晶セルの製造方法。
(1)によれば、気泡溜りにより液晶層から追い出される気泡を保持することにより、実質的に、液晶層に気泡が残存しないようにすることができ、これにより調光フィルム等に関して、液晶層に気泡が残存しないようすることができる。
(2) (1)において、
前記シール剤の塗工工程は、
四隅の角部が外方に延出してなる矩形形状による枠形状により前記シール剤を塗工して、前記気泡溜りを作製する液晶セルの製造方法。
(3) (1)において、
前記シール剤の塗工工程は、
対向する1対の各辺が局所的に外方に延出してなる矩形形状による枠形状により前記シール剤を塗工して、前記気泡溜りを作製する液晶セルの製造方法。
(4) (1)において、
前記シール剤の塗工工程は、
少なくとも1辺の全部又は一部に、前記液晶材料を外方に漏出させることが可能な部位を備えた矩形形状による枠形状により前記シール剤を塗工して、前記気泡溜りを作製する液晶セルの製造方法。
(2)、(3)、又は(4)によれば、シール剤の塗工の形状により、気泡溜りを作製して、より具体的構成により、調光フィルム等に関して、液晶層に気泡が残存しないようすることができる。
(5) (4)において、
前記液晶材料を外方に漏出させることが可能な部位が、
隙間を間に挟で線分又はドットにより前記シール剤を塗工した部位である液晶セルの製造方法。
(5)によれば、隙間の大きさ、シール剤の塗布量等の設定により、液晶材料により気泡溜りに気泡を押し出した後、この隙間をシール剤により閉塞することができ、これより気泡溜りを後工程で切り取ってしまう場合でも、液晶材料が漏出しないようにすることができる。
(6) (4)又は(5)において、
前記積層工程は、
前記第1の積層体に前記第2の積層体を押圧して前記第1又は第2の積層体に塗工したシール剤を押しつぶし、前記液晶材料を外方に漏出させることが可能な部位を閉塞する液晶セルの製造方法。
(6)によれば、より具体的構成により、液晶材料により気泡溜りに気泡を押し出した後、シール剤により液晶材料が漏出しないようにすることができ、これより気泡溜りを後工程で切り取ってしまう場合でも、液晶材料が漏出しないようにすることができる。
(7) (1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)の何れにおいて、
前記気泡溜りを部分的に切り取るトリミング工程を備える液晶セルの製造方法。
(8) (7)において、
前記トリミング工程により切り取った前記気泡溜りの端部を封止剤により封止する封止工程を備える液晶セルの製造工程。
(9) (1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)、(8)の何れに記載の液晶セルの製造方法により液晶セルを作製する液晶セルの作製工程と、
直線偏光板により前記液晶セルを挟持して調光フィルムを作製する調光フィルムの作製工程とを備える調光フィルムの製造方法。
(9)によれば、調光フィルムに関して、液晶層に気泡が残存しないようすることができる。
(10)透明フィルム材による基材と、透明電極と、配向層とによる第1の積層体と、
透明フィルム材による基材と、少なくとも配向層とによる第2の積層体と、
液晶材料による液晶層とを備え、
前記液晶層を囲む枠形状により前記第1又は第2の積層体に設けられたシール剤により前記第1及び第2の積層体が一体化された液晶セルであって、
前記シール剤により、前記液晶層の気泡を保持する気泡溜りが形成された液晶セル。
(10)によれば、気泡溜りにより液晶層の気泡を保持することにより、実質的に、液晶層に気泡が残存しないようにすることができ、これにより調光フィルム等に関して、液晶層に気泡が残存しないようすることができる。
(11) (10)において、
前記気泡溜りが、
前記枠形状に係る矩形形状の四隅の角部が外方に延出してなる部位である液晶セル。
(12) (10)又は(11)において、
前記枠形状に係る矩形形状の対向する1対の各辺が局所的に外方に延出する部位である液晶セル。
(11)又は(12)によれば、より具体的構成により、液晶層に気泡が残存しないようすることができる。
(13) 透明フィルム材による基材と、透明電極と、配向層とによる第1の積層体と、
透明フィルム材による基材と、少なくとも配向層とによる第2の積層体と、
液晶材料による液晶層とを備え、
前記液晶層を囲む枠形状により前記第1又は第2の積層体に設けられたシール剤により前記第1及び第2の積層体が一体化された液晶セルであって、
少なくとも前記液晶層の対向する部位に、前記液晶層の気泡を保持する気泡溜りの痕跡を備える液晶セル。
(13)によれば、気泡溜りにより液晶層に気泡が残存しないようにして、この気泡溜りを取り除いてなる液晶セルを提供することができ、これにより調光フィルム等に関して、液晶層に気泡が残存しないようすることができる。
(14) (10)、(11)、(12)、(13)の何れかに記載の液晶セルと、
前記液晶セルを挟持する直線偏光板とを備える調光フィルム。
(14)によれば、調光フィルム等に関して、液晶層に気泡が残存しないようすることができる。
本発明によれば、調光フィルム等に関して、液晶層に気泡が残存しないようすることができる。
本発明の第1実施形態に係る調光フィルムを示す断面図である。 図1の調光フィルムの製造工程を示すフローチャートである。 シール剤の塗工の説明に供する図である。 図1の調光フィルムにおけるシール剤の塗工の説明に供する図である。 図1の調光フィルムにおける他の例によるシール剤の塗工の説明に供する図である。 図1の調光フィルムにおけるトリミング工程の説明に供する図である。 図1の調光フィルムにおける他の例によるトリミング工程の説明に供する図である。 本発明の第2実施形態に係る調光フィルムにおけるシール剤の塗工の説明に供する図である。 液晶材料を押し広げる際に押し潰されたシール剤を含む調光フィルムの部分断面図である。 図8のシール剤の塗工に係るトリミング工程の説明に供する図である。 図3のシール剤の塗工に係る他の例の説明に供する図である。 図4のシール剤の塗工に係る他の例の説明に供する図である。 図11のシール剤の塗工に係る他の例の説明に供する図である。 図12のシール剤の塗工に係る他の例の説明に供する図である。
〔第1実施形態〕
〔調光フィルム〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る調光フィルムを示す断面図である。この調光フィルム1は、建築物の窓ガラス、ショーケース、屋内の透明パーテーション等の調光を図る部位に、粘着剤層等により貼り付けて使用され、印加電圧の可変により透過光の光量を制御する。
この調光フィルム1は、液晶を利用して透過光を制御するフィルム材あり、直線偏光板2、3により調光フィルム用の液晶セル4を挟持して構成される。ここで直線偏光板2、3は、ポリビニルアルコール(PVA)にヨウ素等を含浸させた後、延伸して直線偏光板としての光学的機能を果たす光学機能層が形成され、TAC(トリアセチルセルロース)等の透明フィルム材による基材により光学機能層を挟持して作製される。直線偏光板2、3は、クロスニコル配置により、紫外線硬化性樹脂等による接着剤層により液晶セル4に配置される。なお直線偏光板2、3には、それぞれ液晶セル4側に光学補償に供する位相差フィルムを設けるようにしてもよい。
液晶セル4は、後述する透明電極への印加電圧により透過光の偏光面を制御する。これにより調光フィルム1は、透過光を制御して種々に調光を図ることができるように構成される。
〔液晶セル〕
液晶セル4は、フィルム形状による第1及び第2の積層体である上側積層体5U及び下側積層体5Dにより液晶層8を挟持して構成される。下側積層体5Dは、透明フィルム材による基材6に、透明電極11、配向層13を作製して形成される。上側積層体5Uは、透明フィルム材による基材15に、透明電極16、配向層17を積層して形成される。液晶セル4は、この上側積層体5U及び下側積層体5Dに設けられた透明電極11、16の駆動により、TN(Twisted Nematic)方式により液晶層8に設けられた液晶材料の配向を制御し、これにより透過光の偏光面を制御する。
なおTN方式に代えて、VA(Virtical Alignment)方式、IPS(In−Place−Switching)方式等の駆動方式を適用するようにしてよい。なおIPS方式により駆動する場合、上側積層体5U又は下側積層体5Dの透明電極11又は16の何れか一方を省略し、他方の透明電極のパターンニングにより駆動用の電界を印加する。
基材6、15は、この種のフィルム材に適用可能な種々の透明フィルム材を適用することができるものの、光学異方性の小さなフィルム材を適用することが望ましい。この実施形態において、基材6、15は、ハードコート層6A、15Aを備えてなるポリカーボネートフィルムが適用されるものの、COP(シクロオレフィンポリマー)フィルム、TACフィルム等を適用してもよい。
透明電極11、16は、この種のフィルム材に適用される各種の電極材料を適用することができ、この実施形態ではITO(Indium Tin Oxide)による透明電極材により形成される。
配向層13、17は、ポリイミド樹脂層をラビング処理して作製される。なお配向層13、17は、液晶層8に係る液晶材料に対して配向規制力を発現可能な各種の構成を適用することができ、いわゆる光配向層により作製してもよく、ラビング処理、研磨処理による微細なライン状凹凸形状を賦型処理により作製して形成してもよい。
なお光配向材料は、光配向の手法を適用可能な各種の材料を適用することができるものの、この実施形態では、一旦配向した後には、紫外線の照射によって配向が変化しない、例えば光2量化型の材料を使用する。この光2量化型の材料については、「M.Schadt, K.Schmitt, V. Kozinkov and V. Chigrinov : Jpn. J. Appl.Phys., 31, 2155 (1992)」、「M. Schadt, H. Seiberle and A. Schuster : Nature, 381, 212(1996)」等に開示されている。
液晶層8は、この種の調光フィルムに適用可能な各種の液晶材料を広く適用することができる。液晶セル4は、液晶層8を囲む枠形状によりシール剤19が配置され、このシール剤19により上側積層体5U、下側積層体5Dが一体に保持され、液晶材料の漏出が防止される。調光フィルム1において、液晶層8には、ビーズ形状のスペーサ12がランダムに配置され、このスペーサ12により液晶層8の厚みが規定される。なおスペーサ12は、このようなビーズ形状のスペーサ12に代えて、柱形状のスペーサを適用してもよい。なおこのような柱形状のスペーサは、透明電極11を作製してなる基材6の上に、フォトレジストを塗工して露光、現像することにより作製することができる。
〔製造工程〕
図2は、調光フィルム1の製造工程を示すフローチャートである。この製造工程は、電極作製工程SP2において、スパッタリング装置を使用したスパッタリングにより、下側積層体5D及び上側積層体5Uに係る基材6、15にそれぞれ透明電極11、16を作製する。なおIPS方式による場合、透明電極11、16のうちの一方の作成が省略され、また他方の透明電極11又は16をパターンニングするパターンニング工程が設けられる。
続いてこの製造工程は、続く配向層作製工程SP3において、このようにして透明電極11、16を作製してなる基材6、15にそれぞれ配向層13、17に係る塗工液を塗工して乾燥した後、加熱して硬化し、これにより配向層13、17の材料層を作製する。またこのようにして配向層13、17の材料層を作製してなる上側積層体5U及び下側積層体5Dに係る基材6、15をラビング処理し、配向層13、17を作製する。なお配向層13、17に光配向層を適用する場合には、このようなラビング処理に係る工程に代えて光配向層に係る塗工液の塗工、露光の処理が実行される。
この製造工程は、続く積層一体化工程SP4において、空気を排気した環境で、上側積層体5U及び下側積層体5Dにより液晶層8に係る液晶材料を挟持して上側積層体5U又は下側積層体5Dを積層一体化し、液晶セル4を作製する。
この製造工程は、続くトリミング工程SP5において、このようにして作製された積層体を、シール剤19を囲む矩形形状により切り出し、続く貼合工程SP6において、直線偏光板2、3を紫外線硬化性樹脂等の接着剤により貼合して調光フィルム1を作製する。
これらによりこの製造工程では、電極作製工程SP2、配向層作製工程SP3により、透明フィルム材による基材に透明電極、配向層を作製して第1の積層体を作製する第1の積層体作製工程と、透明フィルム材による基材に少なくとも配向層を作製して第2の積層体を作製する第2の積層体作製工程とが構成される。
〔積層一体化工程〕
積層一体化工程SP4においては、シール剤塗工工程SP4−1において、ディスペンサを使用して液晶層8を作製する部位を囲む枠形状によりシール剤19を上側積層体5U又は下側積層体5Dに塗工した後、このシール剤による枠形状の内側に、液晶層8に係る液晶材料を滴下する。また続く積層工程SP4−2において、このように液晶材料を配置してなる上側積層体5U又は下側積層体5Dと、下側積層体5D又は上側積層体5Uとを対向するようにチャンバーに保持した後、このチャンバー内の空気を排気し、その後、上側積層体5U及び下側積層体5Dを積層して押圧する。なおこの押圧は、上側積層体5U及び下側積層体5Dを積層した後、例えば加圧機構による押圧により、及び又はチャンバー内の圧力を常圧に戻すことにより実行される。その後、この製造工程は、続く一体化工程SP4−3において、チャンバーより上側積層体5U及び下側積層体5Dの積層体を取り出し、紫外線の照射によりシール剤19を半硬化させた後、加熱して硬化し、これにより上側積層体5U及び下側積層体5Dに係る基材6、15を一体化して液晶セル4を作製する。
しかしながら例えば図3に示すように、単純に、矩形形状による枠形状によりシール剤19を塗布した後、上側積層体5U及び下側積層体5Dにより液晶材料を挟持して液晶セルを作製する場合、排気した環境で作製する場合であっても、液晶層に気泡が残留する場合がある。
そこで図3との対比により図4に示すように、この実施形態では、気泡の退避場所として気泡を保持する気泡溜り19Aをシール剤19により作製する。ここで例えばシール剤19による枠形状のほぼ中央に液晶層8に係る液晶材料8Aを滴下して上側積層体5U及び下側積層体5Dを押圧する場合、矢印により示すように、下側積層体5Dのほぼ中央に滴下された液晶材料8Aが周辺に押し広げられてシール剤19による枠体の内側が液晶材料8Aにより充填されることになる。
より詳細には、液晶材料8Aは、中央から押し広げられて、この図4の例において、最も液晶材料の滴下箇所に近接した矩形の枠形状に係るシール剤19の部位である、この枠形状の各辺のほぼ中央部分が最初にシール剤19に接触し(破線によりこの接触直前の液晶材料の外形形状を示す)、その後、四隅に向かって液晶材料8Aがさらに押し広げられ、四隅の角部が最後に液晶材料8Aにより充填されることになる。これによりこの場合、このシール剤19により囲まれた矩形形状の領域に残留する空気は、液晶材料8Aが押し広げられるのに伴って徐々に四隅に追いやられることになる。
ここでこのように残留する空気が最後に追いやられる箇所は、液晶材料を滴下した箇所から最も遠ざかったシール剤19の塗布箇所であり、この図4の例では、四隅の角部である。これによりこのように残留する空気が最後に追いやられる箇所である、液晶材料を滴下した箇所から最も遠ざかった箇所に、気泡溜り19Aが作製される。
ここで気泡溜り19Aは、液晶材料8Aを充填する箇所を局所的に外方に延出させて、気泡を保持しておくことが可能な形状により作製される。より具体的に、気泡を貯め置いた部位が、後述するトリミング工程で切り取られてしまう部位となるように、外方に延出した部位の先端側部位が、この切り取る部位に含まれるように形成される。この図4の例では、シール剤19により囲まれた領域が角部で帯状に外方に延出する形状となるように、シール剤19による枠形状の4隅の角部が外方に延出する形状により作製される。これによりこの実施形態では、この帯状に外方に飛び出した部位に気泡を貯め置くようにして、液晶層8における気泡の残留を防止する。
なお液晶材料8Aの滴下にあっては、種々の形状により滴下することができ、例えば、この図4に示すように、中央の1箇所に纏めて滴下する代わりに、複数個所に分けて中央に滴下してもよい。
また図4との対比により図5に示すように、シール剤19による枠形状の内側、対角線状に液晶材料8Aを滴下するようにしてもよい。なおこの場合、矢印により示すように、液晶材料8Aは、積層体5D、5Uによる押圧により押し広げられて、この対角線に係る線状の先端部分が最初にシール剤19に接触する。その後、この接触した部位から各辺の中央部分に向かって液晶材料8Aがシール剤19に接触し、最後に各辺の中央部分でシール剤19に液晶材料8Aが接触することになる。これによりこのような塗布方法を採用する場合には、各辺の中央部分に気泡溜り19Aを作製する。
またさらにこのように対角線形状により液晶材料を滴下するようにして、さらに中央より水平方向及び垂直方向に延長する直線形状により液晶材料を滴下する場合、各辺を2等分して形成される各線分の中央部分で、最後にシール剤19に液晶材料が接触することになる。これによりこの場合には、この各辺を2等分して形成される各線分の中央部分の部位に気泡溜り19Aを作製する。
〔トリミング工程〕
図6及び図7は、図4及び図5との対比によりトリミング工程の説明に供する図である。トリミング工程SP5は、積層一体化工程SP4で積層一体化された上側積層体5U及び下側積層体5Dの積層体について、シール剤19の外周側部分を切り取り、これにより所望の形状による液晶セル4を作製する。トリミング工程SP5は、この外周側部分を切り取る際に、図6及び図7において、一点鎖線により切り取り線20を示すように、気泡溜り19Aに追いやられた気泡を保持する部分である気泡溜り19Aの先端部分を、併せて切り取る。なおこの切断にあっては、レーザービームの照射により切断する場合、金型を使用して切断する場合等、この種のフィルム材の切断に適用可能な種々の手法を広く適用することができる。
トリミング工程SP5は、このようにし先端部分を切り取って、液晶材料8Aが露出する端部に、封止剤を塗工した後、硬化させ、これにより封止剤により封止して液晶材料8Aの漏出を防止する。なおここで封止剤は、紫外線硬化性樹脂等、熱硬化性樹脂等、各種の封止剤を広く適用することができる。
これによりこの実施形態に係る液晶セル4は、先端側を切り取って封止剤により封止した気泡溜り19Aの痕跡を見て取ることができる。しかして気泡溜り19Aは、上述したように、残留する空気が最後に追いやられる箇所に設けられ、このように最後に追いやられる箇所は、液晶材料8Aの塗工によっても変化するものの、図6及び図7に示すように、液晶セル4の対向する角部、又は液晶セル4の対向する辺の途中の部位となる。これによりこの液晶セル4は、気泡溜り19Aの痕跡が、少なくとも対角線上の対向する角部、又は対向する辺の途中に見て取ることができる。またこの気泡溜り19Aの痕跡は、液晶層8と連通して液晶材料8Aが設けられてなる部位であって、先端が封止剤により封止されている部位である。
〔第2実施形態〕
図8は、本発明の第2実施形態に係る積層一体化工程の説明に供する図である。この実施形態では、滴下箇所を移動させながら微小液滴により液晶材料を連続的に滴下させることにより、液晶材料8Aを、調光フィルム1の外形形状の相似形状である矩形形状の領域であって、シール剤19による枠形状のほぼ中央の領域に滴下する。なおこのような微小液滴の連続的な滴下は、例えばインクジェット方式による液滴吐出方法を適用して実行することができる。
さらにこの実施形態では、このように調光フィルム1の外形形状に相似する形状により液晶材料8Aを配置して、押圧により押し広げられる液晶材料8Aを外方に漏出させることが可能な部位を備えた形状によりシール剤19Cによる枠形状を作製し、これによりシール剤19Cによる枠形状の全周に気泡溜り19Aを作製する。より具体的に、この実施の形態では、途切れ途切れの形状により、より具体的には、離間したドット(点状)の繰り返しにより作製し(図8において、符号19Cにより示す)、これにより外方に漏出させることが可能な隙間を備えた形状によりシール剤19Cによる枠形状を作製する。なおこれにより破線のように、隙間を間に挟んだ短い線分の繰り返しの形状によりシール剤19を塗布してもよく、さらには一点鎖線、二点鎖線のように、隙間を間に挟んだドットと短い線分との繰り返しの形状によりシール剤19を塗布しても良い。
すなわちこのように調光フィルム1の外形形状の相似形状である矩形形状の領域により液晶材料8Aを滴下した場合、矢印により示すように、この矩形形状の形状をほぼ維持したまま液晶材料8Aが押し広げられることになる。その結果、この枠形状の内側に残留する空気は、ほぼ全周で、この液晶材料8Aにより外周側に追いやられることになる。
このようにして外周側に追いやられた空気は、ドットの間の隙間を通ってシール剤19Cによる枠形状の外側に追い出され、また液晶材料8Aも一部がこのドットの間の隙間を通って外方に漏れ出すことになる。これによりこの実施形態では、このドットによるシール剤19Cの外周側に気泡溜り19Aが形成される。
この実施形態においては、このドットの隙間を最終的に閉塞するように、ドットに係るシール剤19Cの塗工量、隙間の大きさが調整され、これにより上側積層体5U及び下側積層体5Dをシール剤19Cにより一体に保持すると共に、液晶材料8Aの漏出が防止される。
すなわちこのように押圧により液晶材料8Aを押し広げる場合にあっては、これに伴ってドット形状によるシール剤19Cも押し潰されることになり、隣接するドットとの間の隙間の大きさが低下することになり、ドットが大きく押し潰された場合等にあっては、ドット間の隙間が押しつぶされたドットのシール剤により塞がれることになる。これによりこのシール剤19Cによるドットの直径、高さ、隙間の大きさ等を適切に設定すれば、気泡を外方に押し出した後、隣接するドット間の隙間を閉塞することができる。
図9は、液晶材料8Aを押し広げる際に押し潰されたシール剤19Cを含む調光フィルム1の部分断面図である。この断面図は、互いに隣接するドット形状のシール剤19Cの境界部分の断面図である。
液晶材料8Aが押圧されると、液晶材料8Aは、シール剤19Cの間を押し流される。シール剤19Cが流れている状態でシール剤19Cが押し潰されると、隣接するシール剤19Cの間に、流れている液晶材料8Aが挟まれて筋状の液晶材料8Bが残る場合がある。
さらにこの実施形態では、このドットによるシール剤19Cの枠形状の外側に、これを囲む枠形状によりシール剤19Bを連続する線分の形状により塗工し、これにより内側のシール剤19Cによる枠形状から外方に漏れ出す液晶材料8Aについて、さらなる外方への漏出を防止する。またこのシール剤19Bにより一段と確実に上側積層体5U、下側積層体5Dを一体化する。
これによりこの実施形態では、別途、トリミング工程を設けることなく、調光フィルムを作製する。なおこれにより、トリミング工程を設けるようにしてもよく、この場合には、図8との対比により図10に示すように、この2重のシール剤19B、19Cによる枠形状の間で、外側を切り落とすことにより、液晶材料8Aの漏出を有効に回避して充分な大きさにより調光フィルムを作製することができるものの、切り落とす箇所にあっては、外周側のシール剤19Bによる枠形状の外側に設定しても良い。
〔他の実施形態〕
以上、本発明の実施に好適な具体的な構成を詳述したが、本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施形態を組み合わせることができ、さらには種々に変更することができる。
すなわち上述の第1実施形態では、四隅、各辺の一部を外方に延出させて気泡溜りを作製する場合、第2実施形態では、隙間を間に挟んだドットの繰り返しにより気泡溜りを作製する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第1及び第2の実施形態を組み合わせ、図4及び図5との対比により図11及び図12に示すように、外方に延出された部位の根本部分に隙間を間に挟んだドットを繰り返して気泡溜り19Aを作製するようにしてもよい。
この場合も、上述の図9のように、外方に延出された部位の根本部分に隙間を間に挟んだドットの部分も、押し潰された状態では、間に筋状の液晶材料8Bが残る場合がある。
また図13及び図14に示すように、この図11及び図12の構成において、外方に延出する部位のシール剤19の塗工を中止して、気泡溜り19Aを作製するようにしてもよい。
また上述の第2実施形態では、隙間を間に挟んだドット、線分の繰り返し形状により液晶材料が漏出する部位を作製して気泡溜りを作製する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、隙間を間に挟んで短い線分をその幅方向に繰り返し作製して液晶材料が漏出する部位を作製し、気泡溜りを作製する場合等、この液晶材料が漏出する部位にあっては、種々の構成を広く適用することができる。
また上述の実施形態では、トリミング工程により気泡溜りに保持した気泡を取り除く場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば調光フィルムを配置する状態によっては、気泡溜りを見て取ることができないようにすることができることにより、トリミング工程による気泡溜りの部分的な削除にあっては、省略してもよい。
1 調光フィルム
2、3 直線偏光板
4 液晶セル
5D 下側積層体
5U 上側積層体
6、15 基材
6A、15A ハードコート層
8 液晶層
8A 液晶材料
11、16 透明電極
12 スペーサ
13、17 配向層
19、19B、19C シール剤
19A 気泡溜り
20 切り取り線

Claims (14)

  1. 透明フィルム材による基材に透明電極、配向層を作製して第1の積層体を作製する第1の積層体作製工程と、
    透明フィルム材による基材に少なくとも配向層を作製して第2の積層体を作製する第2の積層体作製工程と、
    液晶材料を間に挟んで、前記第1及び第2の積層体を積層して一体化する積層一体化工程とを備え、
    積層一体化工程は、
    前記第1又は第2の積層体に枠形状によりシール剤を塗工すると共に、前記枠形状の内側に前記液晶材料を滴下するシール剤の塗工工程と、
    前記シール剤の塗工工程により滴下した前記液晶材料を間に挟んで、前記第1の積層体に前記第2の積層体を積層して押圧する積層工程と、
    前記シール剤を硬化して前記第1及び第2の積層体を一体化する一体化工程とを備え、
    前記シール剤の塗工工程は、
    前記積層工程における押圧により押し広げられる前記液晶材料により追い出される気泡を保持する気泡溜りを、前記シール剤の塗工により作製する
    液晶セルの製造方法。
  2. 前記シール剤の塗工工程は、
    四隅の角部が外方に延出してなる矩形形状による枠形状により前記シール剤を塗工して、前記気泡溜りを作製する
    請求項1に記載の液晶セルの製造方法。
  3. 前記シール剤の塗工工程は、
    対向する1対の各辺が局所的に外方に延出してなる矩形形状による枠形状により前記シール剤を塗工して、前記気泡溜りを作製する
    請求項1に記載の液晶セルの製造方法。
  4. 前記シール剤の塗工工程は、
    少なくとも1辺の全部又は一部に、前記液晶材料を外方に漏出させることが可能な部位を備えた矩形形状による枠形状により前記シール剤を塗工して、前記気泡溜りを作製する
    請求項1に記載の液晶セルの製造方法。
  5. 前記液晶材料を外方に漏出させることが可能な部位が、
    隙間を間に挟で線分又はドットにより前記シール剤を塗工した部位である
    請求項4に記載の液晶セルの製造方法。
  6. 前記積層工程は、
    前記第1の積層体に前記第2の積層体を押圧して前記第1又は第2の積層体に塗工したシール剤を押しつぶし、前記液晶材料を外方に漏出させることが可能な部位を閉塞する
    請求項4又は請求項5に記載の液晶セルの製造方法。
  7. 前記気泡溜りを部分的に切り取るトリミング工程を備える
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6の何れかに記載の液晶セルの製造方法。
  8. 前記トリミング工程により切り取った前記気泡溜りの端部を封止剤により封止する封止工程を備える
    請求項7に記載の液晶セルの製造工程。
  9. 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8の何れかに記載の液晶セルの製造方法により液晶セルを作製する液晶セルの作製工程と、
    直線偏光板により前記液晶セルを挟持して調光フィルムを作製する調光フィルムの作製工程とを備える
    調光フィルムの製造方法。
  10. 透明フィルム材による基材と、透明電極と、配向層とによる第1の積層体と、
    透明フィルム材による基材と、少なくとも配向層とによる第2の積層体と、
    液晶材料による液晶層とを備え、
    前記液晶層を囲む枠形状により前記第1又は第2の積層体に設けられたシール剤により前記第1及び第2の積層体が一体化された液晶セルであって、
    前記シール剤により、前記液晶層の気泡を保持する気泡溜りが形成された
    液晶セル。
  11. 前記気泡溜りが、
    前記枠形状に係る矩形形状の四隅の角部が外方に延出してなる部位である
    請求項10に記載の液晶セル。
  12. 前記気泡溜りが、
    前記枠形状に係る矩形形状の対向する1対の各辺が局所的に外方に延出する部位である
    請求項10又は請求項11に記載の液晶セル。
  13. 透明フィルム材による基材と、透明電極と、配向層とによる第1の積層体と、
    透明フィルム材による基材と、少なくとも配向層とによる第2の積層体と、
    液晶材料による液晶層とを備え、
    前記液晶層を囲む枠形状により前記第1又は第2の積層体に設けられたシール剤により前記第1及び第2の積層体が一体化された液晶セルであって、
    少なくとも前記液晶層の対向する部位に、前記液晶層の気泡を保持する気泡溜りの痕跡を備える
    液晶セル。
  14. 請求項10、請求項11、請求項12、請求項13の何れかに記載の液晶セルと、
    前記液晶セルを挟持する直線偏光板とを備える
    調光フィルム。
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