JP2017048767A - 遠心ポンプ及び遠心ポンプの製造方法 - Google Patents

遠心ポンプ及び遠心ポンプの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】バランスウェイト部材が飛散する虞がなく、容易に羽根車を含む回転体のバランスを調整することができる遠心ポンプを提供すること。【解決手段】遠心ポンプは、羽根車3がポンプケース2の内部に配置され、羽根車3は、軸方向に突出して削除可能なバランス調整突起31,32を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、遠心ポンプ及び遠心ポンプの製造方法に関するものである。
従来、遠心ポンプとしては、羽根車がポンプケースの内部に配置され、羽根車を回転させることで流体を流すものがある(例えば、特許文献1参照)。この遠心ポンプの羽根車には、バランスウェイト取り付け用孔が周方向に複数設けられ、その少なくとも1箇所にバランスウェイト部材を固定することで羽根車を含む回転体のバランスを調整することが可能とされている。
特開2012−137071号公報
しかしながら、上記のような羽根車や製造方法(バランス調整方法)では、バランスウェイト部材が固定される構成であるため、羽根車の回転時にバランスウェイト部材の固定が解除されてバランスウェイト部材が飛散してしまう虞がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、バランスウェイト部材が飛散する虞がなく、容易に羽根車を含む回転体のバランスを調整することができる遠心ポンプ及びその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決する遠心ポンプは、羽根車がポンプケースの内部に配置された遠心ポンプであって、前記羽根車は、軸方向に突出して削除可能なバランス調整突起を有する。
同構成によれば、羽根車は、軸方向に突出して削除可能なバランス調整突起を有するため、そのバランス調整突起の一部を削除することで容易に羽根車を含む回転体のバランスを調整することができる。しかも、バランスウェイト部材を固定しないため、羽根車の回転時にもバランスウェイト部材が飛散するといった虞がない。
上記遠心ポンプにおいて、前記バランス調整突起は、前記羽根車の軸方向の両端に設けられることが好ましい。
同構成によれば、バランス調整突起は、前記羽根車の軸方向の両端に設けられるため、羽根車を含む回転体の動バランスを調整することができる。
上記遠心ポンプにおいて、前記バランス調整突起は、前記羽根車の外周縁に設けられることが好ましい。
同構成によれば、バランス調整突起は、羽根車の外周縁に設けられるため、バランスを調整する際に削除する量を最小とすることができる。
上記遠心ポンプにおいて、前記バランス調整突起は、前記羽根車の回転中心を中心として環状に設けられることが好ましい。
同構成によれば、バランス調整突起は、羽根車の回転中心を中心として環状に設けられるため、バランスを調整する際にその削除する位置と量を容易に推定することができ、ひいては容易にバランスを調整することができる。
上記遠心ポンプにおいて、前記バランス調整突起の一部には、バランス調整用凹部が形成されることが好ましい。
同構成によれば、バランス調整突起の一部には、バランス調整用凹部が形成されるため、該バランス調整用凹部にて羽根車を含む回転体のバランスが調整されたものとすることができる。
上記課題を解決する遠心ポンプの製造方法は、羽根車がポンプケースの内部に配置される遠心ポンプの製造方法であって、前記羽根車に、軸方向に突出して削除可能なバランス調整突起を成形する成形工程と、前記バランス調整突起の一部を削除して羽根車を含む回転体のバランスを調整するバランス調整工程とを備える。
同方法によれば、成形工程では、羽根車に軸方向に突出して削除可能なバランス調整突起が成形され、バランス調整工程では、バランス調整突起の一部が削除されて羽根車を含む回転体のバランスが調整されるため、容易に羽根車を含む回転体のバランスを調整することができる。しかも、バランスウェイト部材を固定しないため、羽根車の回転時にもバランスウェイト部材が飛散するといった虞がない。
上記遠心ポンプの製造方法において、前記成形工程では、前記バランス調整突起を前記羽根車の外周縁の全周に成形し、前記バランス調整工程では、前記バランス調整突起の外周縁を残しつつ一部を削除して前記羽根車を含む回転体のバランスを調整することが好ましい。
同方法によれば、成形工程では、羽根車の外周縁の全周にバランス調整突起が成形され、バランス調整工程では、バランス調整突起の外周縁が残されつつ一部が削除されて羽根車を含む回転体のバランスが調整されるため、羽根車の外周面の形状を一定に保ったままバランスを調整することができる。これにより、駆動時の流体の流れに乱れが生じることを抑えつつ、バランスを調整することができる。即ち、羽根車の外周面の一部が切り欠かれたような構成では、駆動時にその切り欠きによって流体の流れに乱れが生じる虞があるが、バランス調整工程ではバランス調整突起の外周縁が残されるために羽根車の外周面に切り欠きが形成されず、駆動時の流体の流れに乱れが生じることを抑えることができる。
本発明の遠心ポンプ及びその製造方法では、バランスウェイト部材が飛散する虞がなく、容易に羽根車を含む回転体のバランスを調整することができる。
一実施形態における遠心ポンプの一部断面図。 (a)は一実施形態における第1羽根車部材の平面図。(b)は同じく第1羽根車部材の底面図。 一実施形態における第1羽根車部材の一部断面斜視図。 (a)は一実施形態における傘部材の平面図。(b)は同じく傘部材の底面図。 (a)は一実施形態におけるバランス調整工程及びバランス調整用凹部を説明するための一部斜視図。(b)は同じくバランス調整工程及びバランス調整用凹部を説明するための断面図。 別例における傘部材の平面図。 別例における傘部材の平面図。 別例における第1羽根車部材の平面図。 (a)は別例におけるバランス調整工程及びバランス調整用凹部を説明するための一部斜視図。(b)は同じくバランス調整工程及びバランス調整用凹部を説明するための断面図。
以下、遠心ポンプの一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の遠心ポンプは、エアポンプであって、モータ1と、ポンプケース2と、羽根車3とを備えている。
本実施形態のモータ1は、ブラシレスモータであって、略有底筒状のヨーク4の内周面に固定されたステータ5aと、該ステータ5aの内側で回転可能に支持されたロータ5bとを有する。
ポンプケース2は、ヨーク4の開口端を略閉塞するように固定される第1ケース6と、該第1ケース6のモータ1(ヨーク4)とは反対側に固定される第2ケース7とを有する。
第1ケース6の中心には中心孔6aが形成され、その中心孔6aの内周面に軸受8を介してロータ5bの回転シャフト9の一端側が支持されている。また、第1ケース6の第2ケース7側の端面には、回転シャフト9の軸方向から見て円形の凹部6bが形成されている。
第2ケース7の中心には空気導入孔7aが形成されている。また、第2ケース7の第1ケース6側の端面には、回転シャフト9の軸方向から見て円形の凹部7bが形成され、その凹部7bは第1ケース6の凹部6bと共に羽根車収容部10を構成している。また、第2ケース7の周方向の一部には、前記羽根車収容部10と連通した空気排出筒部7cが形成されている。
羽根車3は、羽根車収容部10内に突出した前記回転シャフト9の一端と一体回転可能に固定されて羽根車収容部10内に配置される。羽根車3は、その軸中心の内部空間と径方向外側の外部空間とを連通する複数の流通路11を有し、回転されることで内部空間側から流通路11を介して外部空間側に流体としての空気を導出させ、ひいては空気排出筒部7cから空気を噴射させる。また、本実施形態の羽根車3は、該羽根車3の直径がロータ5bの直径よりも大きくなるように設定し、慣性モーメントがロータ5bよりも大きくなるように設定されている。
詳しくは、図1〜図3に示すように、羽根車3は、その軸中心に回転シャフト9が固定される取付孔12aを有する略円盤状の床部12と、その床部12から軸方向に延びて設けられた周方向に複数の流路構成部13とを有する第1羽根車部材14を備える。
また、図1及び図4に示すように、羽根車3は、その軸中心に流体導入孔15aが設けられ、前記床部12と軸方向に対向するように設けられる略円盤状の傘部としての傘部材15を備える。この傘部材15は、床部12から軸方向に延びる流路構成部13の先端に固定されている。言い換えると、前記流路構成部13は、床部12から傘部材15まで軸方向に延びて設けられている。そして、周方向に複数の流路構成部13は、床部12及び傘部材15と共に周方向に複数の前記流通路11を構成する。
ここで、図2(a)及び図3に示すように、本実施形態の流路構成部13は、前記流通路11における回転方向側の第1側壁13aと、前記流通路11における反回転方向側の第2側壁13bと、それら第1側壁13aと第2側壁13bとの径方向外側同士を連結する外周壁13cとを有することで、それらに囲われた中空部21を備えている。詳説すると、中空部21は、第1側壁13aの径方向内側(先端部)と第2側壁13bの径方向内側(先端部)とが連結され、第1側壁13aと第2側壁13bとの径方向外側(基端部)同士が外周壁13cによって連結されることで形成されている。
そして、中空部21内における前記床部12には補強リブ22が設けられている。本実施形態の補強リブ22は、前記取付孔12aを中心として径方向外側に放射状に延び、前記外周壁13cと繋がるよう一体に設けられている。また、本実施形態の補強リブ22は、径方向外側で径方向外側に向かうほど軸方向の高さが高くされて外周壁13cの頂部まで繋がるよう一体に形成されている。また、本実施形態の補強リブ22は、各々の中空部21において、回転方向側に向かうほど径方向の長さが長くなるように形成されている。
また、図2(a)に示すように、軸方向から見て、本実施形態の前記第1側壁13a及び第2側壁13bは、全体的に径方向外側ほど回転方向(図2中、反時計回り方向)の反対側(図2中、時計回り方向)に湾曲したような形状に形成されている。詳しくは、本実施形態の前記第1側壁13aは、軸方向から見て、径方向内側にインボリュート曲線形状のインボリュート部13dを有し、径方向外側に円弧形状の円弧部13eを有する形状とされている。また、周方向に隣り合う流路構成部13における対向する第1側壁13aと第2側壁13bとの間隔、即ち、前記流通路11の幅(流体が流れる方向と直交する方向の幅)は、径方向外側が軸中心側よりも広く設定されている。また、流路構成部13の軸方向高さ(図1及び図3参照)、即ち、流通路11の軸方向高さは、径方向外側が軸中心側よりも低く設定されている。尚、勿論、これによって前記傘部材15は、径方向外側が床部12側に近づく形状の円盤状に形成されている。また、図2(a)及び図3に示すように、前記第1側壁13aの頂部の一部には、嵌合凸部13fが形成されている。本実施形態の嵌合凸部13fは、軸中心から等距離間隔かつ、軸を中心として等角度間隔(本実施形態では、90°間隔)に設けられている。
また、図4(b)に示すように、傘部材15には、前記流路構成部13(第1側壁13a、第2側壁13b及び外周壁13c)の先端が嵌るように嵌合溝15bが形成され、その嵌合溝15bの一部には前記嵌合凸部13fが嵌合する嵌合凹部15cが形成されている。本実施形態の嵌合凹部15cは、軸中心から等距離間隔かつ、軸を中心として等角度間隔(本実施形態では、90°間隔)に設けられている。尚、嵌合凹部15cは、凹形状に限定されることはなく、嵌合凸部13fと嵌合するように軸方向に貫通した孔形状でもよい。
また、図1及び図3に示すように、本実施形態の床部12の軸中心側には、軸方向に肉厚の肉厚部12bが設けられている。
また、図1、図2(b)、図3、及び図4(a)に示すように、本実施形態の羽根車3は、軸方向に突出して削除可能なバランス調整突起31,32を有している。
詳しくは、図1に示すように、バランス調整突起31,32は、羽根車3の軸方向の両端、即ち、前記床部12(第1羽根車部材14)と前記傘部材15とにそれぞれ設けられている。また、バランス調整突起31,32は、前記床部12(第1羽根車部材14)と前記傘部材15とにおいて、流通路11とは反対側に突出してそれぞれ設けられている。また、バランス調整突起31,32は、羽根車3の外周縁に設けられている。また、バランス調整突起31,32は、羽根車3の回転中心を中心として環状に設けられている。そして、羽根車3及びロータ5bを含む回転体は、バランス調整突起31,32の一部を切削等により削除することでバランスを調整することが可能とされている。
即ち、本実施形態の遠心ポンプの製造方法は、羽根車3に、軸方向に突出して削除可能なバランス調整突起31,32を成形する「成形工程」と、前記バランス調整突起31,32の一部を削除して羽根車3を含む回転体のバランスを調整する「バランス調整工程」とを備えている。
また、図5(a)及び図5(b)に示すように、本実施形態の「バランス調整工程」では、バランス調整突起32(31)の外周縁を残しつつ一部を削除して、言い換えるとバランス調整突起32(31)の径方向内側にバランス調整用凹部32aを形成することで羽根車3を含む回転体のバランスを調整するようにしている。
次に、上記のように構成された遠心ポンプの作用について説明する。
モータ1に電源が供給されると、ロータ5bが回転駆動され、ロータ5b(回転シャフト9)と共に羽根車3が一体回転される。すると、ポンプケース2の空気導入孔7aを介して羽根車3の軸中心の内部空間に空気が導入されるとともにその内部空間側から流通路11を介して羽根車3の径方向外側の外部空間側に空気が導出される。すると、羽根車3の径方向外側において空気の圧力が高まり、ポンプケース2の空気排出筒部7cから空気が噴射される。
次に、上記実施形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)羽根車3は、軸方向に突出して削除可能なバランス調整突起31,32を有するため、バランス調整工程にて、そのバランス調整突起31,32の一部を削除することで(バランス調整用凹部32aを形成することで)容易に羽根車3を含む回転体のバランスを調整することができる。しかも、バランスウェイト部材を固定しないため、羽根車3の回転時にもバランスウェイト部材が飛散するといった虞がない。
(2)バランス調整突起31,32は、羽根車3の軸方向の両端に設けられるため、羽根車3を含む回転体の動バランスを調整することができる。
(3)バランス調整突起31,32は、羽根車3の外周縁に設けられるため、バランスを調整する際に削除する量を最小とすることができる。
(4)バランス調整突起31,32は、羽根車3の回転中心を中心として環状に設けられるため、バランスを調整する際にその削除する位置と量を容易に推定することができ、ひいては容易にバランスを調整することができる。
(5)バランス調整工程では、バランス調整突起31,32の外周縁が残されつつ一部が削除されて羽根車3を含む回転体のバランスが調整されるため、羽根車3の外周面の形状を一定に保ったままバランスを調整することができる。これにより、駆動時の空気の流れに乱れが生じることを抑えつつ、バランスを調整することができる。即ち、羽根車3の外周面の一部が切り欠かれたような構成では、駆動時にその切り欠きによって空気の流れに乱れが生じる虞があるが、バランス調整工程ではバランス調整突起31,32の外周縁が残されるために羽根車3の外周面に切り欠きが形成されず、駆動時の空気の流れに乱れが生じることを抑えることができる。よって、効率の低下を抑えることができる。
(6)バランス調整用凹部32aは、羽根車3の外周縁から軸方向に突出するバランス調整突起32(31)に形成されるため、軸方向において羽根車3を貫通することなく、駆動時の空気の流れに乱れが生じることを抑制することができる。よって、効率の低下を抑えることができる。
(7)ロータ5bの直径に比べ羽根車3の直径を大きく設定し、羽根車3に掛かる慣性モーメントをロータ5bに掛かる慣性モーメントより大きくすることで、羽根車3にて、少しの削除量で容易に回転体(羽根車やロータを含む)のバランスを調整することができる。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、バランス調整突起31,32は、羽根車3の外周縁に環状に設けられるとしたが、これに限定されず、他の構成に変更してもよい。
例えば、図6に示すように、傘部材15における上記実施形態のバランス調整突起32(図4(a)参照)を、外周縁よりも内側に形成されたバランス調整突起41に変更してもよい。
また、例えば、図7に示すように、傘部材15における上記実施形態のバランス調整突起32(図4(a)参照)を、周方向に離間した複数個のバランス調整突起42に変更してもよい。
・上記実施形態では、羽根車3は、第1羽根車部材14(床部12と流路構成部13)と傘部材15とを備え、流路構成部13は、第1側壁13aと第2側壁13bと外周壁13cとを有することでそれらに囲われた中空部21を備えたものとしたが、これに限定されず、他の構成の羽根車に変更してもよい。
例えば、図8に示すように、上記実施形態の中空部21(図2(a)参照)が形成されていない流路構成部43を備えた第1羽根車部材44に変更してもよい。この例の流路構成部43は、略一定の幅で(中空部21を有さずに)径方向に延びて形成されている。
また、例えば、傘部(傘部材15)を備えていないタイプの羽根車に変更してもよい。またこのような場合等、バランス調整突起を羽根車の軸方向の一方の端部のみに設けてもよい。このようにしても、静バランスを調整することができる。
・上記実施形態のバランス調整工程では、バランス調整突起31,32の外周縁を残しつつ一部を削除して羽根車3を含む回転体のバランスを調整するとしたが、これに限定されず、どのように削除してもよい。例えば、バランス調整突起31,32の外周縁及び内周縁を共に残しつつ一部を削除して羽根車3を含む回転体のバランスを調整するようにしてもよい。具体的には、例えば、図9(a)及び図9(b)に示すように、バランス調整突起32(31)における径方向幅内の中間部に円形のバランス調整用凹部(ザグリ)32bを形成することで羽根車3を含む回転体のバランスを調整するようにしてもよい。また例えば、バランス調整突起31,32の外周縁から内周縁まで貫通するように一部を削除して羽根車3を含む回転体のバランスを調整するようにしてもよい。
・上記実施形態では、遠心ポンプを、エアポンプとしたが、これに限定されず、液体用等の他の流体用の遠心ポンプとして具体化してもよい。
2…ポンプケース、3…羽根車、31,32,41,42…バランス調整突起、32a,32b…バランス調整用凹部。

Claims (7)

  1. 羽根車がポンプケースの内部に配置された遠心ポンプであって、
    前記羽根車は、軸方向に突出して削除可能なバランス調整突起を有したことを特徴とする遠心ポンプ。
  2. 請求項1に記載の遠心ポンプにおいて、
    前記バランス調整突起は、前記羽根車の軸方向の両端に設けられたことを特徴とする遠心ポンプ。
  3. 請求項1又は2に記載の遠心ポンプにおいて、
    前記バランス調整突起は、前記羽根車の外周縁に設けられたことを特徴とする遠心ポンプ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遠心ポンプにおいて、
    前記バランス調整突起は、前記羽根車の回転中心を中心として環状に設けられたことを特徴とする遠心ポンプ。
  5. 請求項4に記載の遠心ポンプにおいて、
    前記バランス調整突起の一部には、バランス調整用凹部が形成されたことを特徴とする遠心ポンプ。
  6. 羽根車がポンプケースの内部に配置される遠心ポンプの製造方法であって、
    前記羽根車に、軸方向に突出して削除可能なバランス調整突起を成形する成形工程と、
    前記バランス調整突起の一部を削除して羽根車を含む回転体のバランスを調整するバランス調整工程と
    を備えたことを特徴とする遠心ポンプの製造方法。
  7. 請求項6に記載の遠心ポンプの製造方法において、
    前記成形工程では、前記バランス調整突起を前記羽根車の外周縁の全周に成形し、
    前記バランス調整工程では、前記バランス調整突起の外周縁を残しつつ一部を削除して前記羽根車を含む回転体のバランスを調整することを特徴とする遠心ポンプの製造方法。
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