JP2017047980A - 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 - Google Patents

電子部品搬送装置および電子部品検査装置 Download PDF

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大輔 桐原
政己 前田
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政己 前田
聡興 下島
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【課題】電子部品載置部の第1載置部に載置されている電子部品を把持し、前記第1載置部とは異なる第2載置部に載置することでスループットを向上させることができる電子部品搬送装置および電子部品検査装置を提供すること。【解決手段】電子部品搬送装置は、電子部品を載置する第1載置部および前記電子部品を載置する第2載置部を有し、前記電子部品を搬送可能な電子部品載置部と、前記電子部品を前記第1載置部から把持し、前記第2載置部に載置可能な電子部品把持部とを備え、前記第2載置部は前記第1載置部とは異なる。前記電子部品載置部が移動する方向に、前記第1載置部と前記第2載置部とが並んでいる。【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品搬送装置および電子部品検査装置に関するものである。
従来から、例えばICデバイス等の電子部品の電気的特性を検査する電子部品検査装置が知られており、この電子部品検査装置には、検査部の保持部までICデバイスを搬送するための電子部品搬送装置が組み込まれている。ICデバイスの検査の際は、ICデバイスが保持部に配置され、保持部に設けられた複数のプローブピンとICデバイスの各端子とを接触させる。このICデバイスの検査には、ICデバイスを所定温度に冷却して行う低温検査と、ICデバイスを所定温度に加熱して行う高温検査とがある。
また、特許文献1には、ICデバイスの検査を行う場合、ICデバイスを吸着して把持する2つの搬送ハンドを有するICハンドラーが開示されている。
特開平8−105937号公報
しかしながら特許文献1に記載の装置では、ICデバイスを載置して搬送する電子部品載置部の所定の位置に載置されたICデバイスを搬送ハンドで把持し、その電子部品載置部の他の位置に載置させることはできない。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
本発明の電子部品搬送装置は、電子部品を載置する第1載置部および前記電子部品を載置する第2載置部を有し、前記電子部品を搬送可能な電子部品載置部と、
前記電子部品を前記第1載置部から把持し、前記第2載置部に載置可能な電子部品把持部と、を備え、
前記第2載置部は前記第1載置部とは異なることを特徴とする。
これにより、電子部品の検査を行う場合、例えば、最初は第1載置部に載置されており、所定の条件で検査が終了した検査後の電子部品を第2載置部に載置し、検査前の別の電子部品を第1載置部に載置することができる。
このため、検査条件の異なる設定ができることによる検査の自由度の向上を図ることができ、特に小ロットの場合等に有利である。また、検査条件を変更する設定工数や検査条件(例えば、温度条件等)が安定するまでの待ち時間を減少させることができる。
また、電子部品を一旦回収することなく、異なる2つの条件で検査を行うことができ、また、2つの電子部品を互いに異なる条件で同時に検査することができる。これによって、スループットを向上させることができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記電子部品載置部が移動する方向に、前記第1載置部と前記第2載置部とが並んでいることが好ましい。
これにより、電子部品載置部が移動することにより、電子部品把持部は、第1載置部に載置されていた電子部品を第2載置部に載置することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記電子部品載置部は、前記電子部品を載置する第3載置部を有し、前記第3載置部は前記第1載置部および前記第2載置部とは異なることが好ましい。
これにより、電子部品把持部は、第2載置部に載置されていた電子部品を第3載置部に載置することができる。これにより、電子部品を一旦回収することなく、異なる3つの条件で検査を行うことができ、また、3つの電子部品を互いに異なる条件で同時に検査することができ、スループットを向上させることができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記電子部品把持部は、前記電子部品を前記第2載置部から把持し、前記第3載置部に載置可能であることが好ましい。
これにより、電子部品を一旦回収することなく、異なる3つの条件で検査を行うことができ、また、3つの電子部品を互いに異なる条件で同時に検査することができ、スループットを向上させることができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記電子部品把持部は、前記電子部品を把持する第1把持部および前記電子部品を把持する第2把持部を有し、
前記第1把持部と前記第2把持部とは異なることが好ましい。
これにより、電子部品把持部は、第1載置部に載置されている電子部品を第1把持部で把持し、第2載置部に載置されている電子部品を第2把持部で把持することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記電子部品載置部が移動する方向に、前記第1把持部と前記第2把持部とが並んでいることが好ましい。
これにより、電子部品把持部は、第1載置部に載置されている電子部品を第1把持部で把持し、第2載置部に載置されている電子部品を第2把持部で把持することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記第1把持部の温度と前記第2把持部の温度とは異なることが好ましい。
これにより、電子部品を一旦回収することなく、異なる2つの温度条件で検査を行うことができ、また、2つの電子部品を互いに異なる温度条件で同時に検査することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記第1把持部の温度は、前記第2把持部の温度よりも低いことが好ましい。
これにより、電子部品を一旦回収することなく、異なる2つの温度条件で検査を行うことができ、また、2つの電子部品を互いに異なる温度条件で同時に検査することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記電子部品把持部は、前記電子部品を把持する第3把持部を有し、前記第3把持部は前記第1把持部および前記第2把持部とは異なることが好ましい。
これにより、電子部品を一旦回収することなく、異なる3つの条件で検査を行うことができ、また、3つの電子部品を互いに異なる条件で同時に検査することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記第3把持部の温度は、前記第1把持部の温度および前記第2把持部の温度とは異なることが好ましい。
これにより、電子部品を一旦回収することなく、異なる3つの温度条件で検査を行うことができ、また、3つの電子部品を互いに異なる温度条件で同時に検査することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記第3把持部の温度は、前記第1把持部の温度および前記第2把持部の温度よりも高いことが好ましい。
これにより、電子部品を一旦回収することなく、異なる3つの温度条件で検査を行うことができ、また、3つの電子部品を互いに異なる温度条件で同時に検査することができる。
本発明の電子部品検査装置は、電子部品を載置する第1載置部および前記電子部品を載置する第2載置部を有し、前記電子部品を搬送可能な電子部品載置部と、
前記電子部品を前記第1載置部から把持し、前記第2載置部に載置可能な電子部品把持部と、
前記電子部品を検査する検査部と、を備え、
前記第2載置部は前記第1載置部とは異なり、前記第1載置部は前記検査部で検査する前の前記電子部品を載置し、前記第2載置部は前記検査部で検査した後の前記電子部品を載置することを特徴とする。
これにより、電子部品の検査を行う場合、例えば、最初は第1載置部に載置されており、所定の条件で検査が終了した検査後の電子部品を第2載置部に載置し、検査前の別の電子部品を第1載置部に載置することができる。
このため、検査条件の異なる設定ができることによる検査の自由度の向上を図ることができ、特に小ロットの場合等に有利である。また、検査条件を変更する設定工数や検査条件(例えば、温度条件等)が安定するまでの待ち時間を減少させることができる。
また、電子部品を一旦回収することなく、異なる2つの条件で検査を行うことができ、また、2つの電子部品を互いに異なる条件で同時に検査することができる。これによって、スループットを向上させることができる。
本発明の電子部品検査装置の第1実施形態を示す概略平面図である。 図1に示す電子部品検査装置のブロック図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 本発明の電子部品検査装置の第2実施形態における第1検査用デバイス搬送ヘッドおよび検査部を模式的に示す平面図である。
以下、本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置について添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の電子部品検査装置の第1実施形態を示す概略平面図である。図2は、図1に示す電子部品検査装置のブロック図である。図3〜図29は、それぞれ、図1に示す電子部品検査装置の動作を説明するための図である。
なお、以下では、説明の便宜上、図1に示すように、互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸とする。また、X軸とY軸を含むXY平面が水平となっており、Z軸が鉛直となっている。また、X軸に平行な方向を「X方向」とも言い、Y軸に平行な方向を「Y方向」とも言い、Z軸に平行な方向を「Z方向」とも言う。また、X軸、Y軸およびZ軸の各軸の矢印の方向をプラス側、矢印と反対の方向をマイナス側と言う。また、電子部品の搬送方向の上流側を単に「上流側」とも言い、下流側を単に「下流側」とも言う。また、本願明細書で言う「水平」とは、完全な水平に限定されず、電子部品の搬送が阻害されない限り、水平に対して若干(例えば5°未満程度)傾いている状態も含む。
また、図1において、第1検査用デバイス搬送ヘッドおよび第2検査用デバイス搬送ヘッドは、他の部材と重なっているので、二点鎖線で記載した(図3〜図29も同様)。また、図1において、第1検査用デバイス搬送ヘッドおよび第2検査用デバイス搬送ヘッドを説明する都合上、それを別途、破線の矢印で示す位置に記載した(図3も同様)。
また、図3〜図29には、電子部品検査装置の動作の説明に必要な部材のみが記載されている。
図1に示す検査装置(電子部品検査装置)1は、例えば、BGA(Ball grid array)パッケージやLGA(Land grid array)パッケージ等のICデバイス、LCD(Liquid Crystal Display)、CIS(CMOS Image Sensor)等の電子部品の電気的特性を検査・試験(以下単に「検査」と言う)するための装置である。なお、以下では、説明の便宜上、検査を行う前記電子部品としてICデバイスを用いる場合について代表して説明し、これを「ICデバイス90」とする。
また、検査装置1は、ICデバイス90を所定温度(第1温度)に冷却して行う低温検査と、ICデバイス90を所定温度(第3温度)に加熱して行う高温検査と、常温(第2温度)で行う常温検査とを行うことができるように構成されている。なお、前記第1温度は、前記第2温度よりも低く、前記第2温度は、前記第3温度よりも低い。
図1に示すように、検査装置1は、トレイ供給領域A1と、デバイス供給領域(以下単に「供給領域」と言う)A2と、検査領域A3と、デバイス回収領域(以下単に「回収領域」と言う)A4と、トレイ除去領域A5とに分けられている。これらの各領域は、互いに、図示しない壁部やシャッター等により仕切られている。そして、供給領域A2は、壁部やシャッター等で画成された第1室R1となっており、また、検査領域A3は、壁部やシャッター等で画成された第2室R2となっており、また、回収領域A4は、壁部やシャッター等で画成された第3室R3となっている。また、第1室R1(供給領域A2)、第2室R2(検査領域A3)および第3室R3(回収領域A4)は、それぞれ、気密性や断熱性を確保することができるように構成されている。これにより、第1室R1、第2室R2および第3室R3は、それぞれ、湿度や温度を可能な限り維持することができる。なお、第1室R1および第2室R2内は、それぞれ、所定の湿度および所定の温度に制御される。
ICデバイス90は、トレイ供給領域A1からトレイ除去領域A5まで前記各領域を順に経由し、途中の検査領域A3で検査が行われる。このように検査装置1は、各領域でICデバイス90を搬送し、制御部80を有する電子部品搬送装置と、検査領域A3内で検査を行なう検査部16と、図示しない検査制御部とを備えたものとなっている。なお、検査装置1では、検査部16および検査制御部を除く構成によって電子部品搬送装置が構成されている。
トレイ供給領域A1は、未検査状態の複数のICデバイス90が配列されたトレイ200が供給される領域である。トレイ供給領域A1では、多数のトレイ200を積み重ねることができる。
供給領域A2は、トレイ供給領域A1からのトレイ200上の複数のICデバイス90をそれぞれ検査領域A3まで供給する領域である。なお、トレイ供給領域A1と供給領域A2とをまたぐように、トレイ200を1枚ずつ搬送する第1のトレイ搬送機構11A、第2のトレイ搬送機構11Bが設けられている。
供給領域A2には、ICデバイス90が載置される第1載置部である第1温度調整部(第1ソークプレート)12aと、ICデバイス90が載置される第2載置部である第2温度調整部(第2ソークプレート)12bと、供給用デバイス搬送ヘッド13と、第3のトレイ搬送機構15とが設けられている。
第1温度調整部12aおよび第2温度調整部12bは、それぞれ、複数のICデバイス90を冷却または加熱して、当該ICデバイス90の温度を、検査に適した温度に調整(制御)する装置(温度制御部材)である。第1温度調整部12aと第2温度調整部12bとは、Y方向に沿って配置され、固定されている。そして、第1のトレイ搬送機構11Aによってトレイ供給領域A1から搬入された(搬送されてきた)トレイ200上のICデバイス90は、第1温度調整部12aまたは第2温度調整部12bに搬送され、載置される。なお、本実施形態では、第1温度調整部12aおよび第2温度調整部12bを、それぞれ、ICデバイス90を冷却する装置に適用した場合について説明する。
供給用デバイス搬送ヘッド13は、供給領域A2内でX方向、Y方向およびZ方向に移動可能に支持されている。これにより、供給用デバイス搬送ヘッド13は、トレイ供給領域A1から搬入されたトレイ200と第1温度調整部12aまたは第2温度調整部12bとの間のICデバイス90の搬送と、第1温度調整部12aまたは第2温度調整部12bと後述する第1デバイス供給部14aまたは第2デバイス供給部14bとの間のICデバイス90の搬送とを担うことができる。なお、供給用デバイス搬送ヘッド13は、ICデバイス90を把持することが可能なアーム(把持部)として、複数のハンドユニット131を有しており、各ハンドユニット131は、後述する第1ハンドユニット171aと同様に、吸着ノズルを備え、ICデバイス90を吸着することで把持する。また、供給用デバイス搬送ヘッド13の各ハンドユニット131では、ICデバイス90を冷却または加熱して、当該ICデバイス90の温度を検査に適した温度に調整することが可能なように構成されていてもよい。
第3のトレイ搬送機構15は、全てのICデバイス90が除去された状態の空のトレイ200をX方向に搬送させる機構である。そして、この搬送後、空のトレイ200は、第2のトレイ搬送機構11Bによって供給領域A2からトレイ供給領域A1に戻される。
検査領域A3は、ICデバイス90を検査する領域である。この検査領域A3には、ICデバイス90を載置(配置)して搬送可能(移動可能)な第1の電子部品載置部(電子部品載置部)である第1デバイス供給部(第1シャトル)(第1供給シャトル)14aと、ICデバイス90を載置(配置)して搬送可能(移動可能)な第2の電子部品載置部(電子部品載置部)である第2デバイス供給部(第2シャトル)(第2供給シャトル)14bと、検査部16と、第1の電子部品把持部(電子部品把持部)である第1検査用デバイス搬送ヘッド(第1アーム)17aと、第2の電子部品把持部(電子部品把持部)である第2検査用デバイス搬送ヘッド(第2アーム)17bと、ICデバイス90を載置して搬送可能な載置部である第1デバイス回収部(第1回収シャトル)18aと、ICデバイス90を載置して搬送可能な載置部である第2デバイス回収部(第2回収シャトル)18bとが設けられている。
第1デバイス供給部14aおよび第2デバイス供給部14bは、それぞれ、検査前のICデバイス90を検査部16近傍まで搬送する装置である。
第1デバイス供給部14aおよび第2デバイス供給部14bは、それぞれ、ICデバイス90を載置(配置)する配置板142と、X方向に移動可能なデバイス供給部本体141とを有している。配置板142の上面には、ICデバイス90を収容(保持)する凹部である複数のポケット145が設けられている。なお、図示の構成では、ポケット145は、X方向に4個、Y方向に2個、合計で8個が行列状に並んでいる。この配置板142は、デバイス供給部本体141に着脱可能に設置される。第1デバイス供給部14aおよび第2デバイス供給部14bは、それぞれ、供給領域A2と検査領域A3との間をX方向に沿って移動可能に支持されている。また、第1デバイス供給部14aと第2デバイス供給部14bとは、Y方向に沿って配置されており、第1温度調整部12aまたは第2温度調整部12b上のICデバイス90は、供給用デバイス搬送ヘッド13により、第1デバイス供給部14aまたは第2デバイス供給部14bに搬送され、載置される。
ここで、図3に示すように、第1デバイス供給部14aの8つのポケット145のうち、図3中左側の2つのポケット145が第1載置部261、図3中左から2番目の2つのポケット145が第2載置部262、図3中左から3番目の2つのポケット145が第3載置部263、図3中右側の2つのポケット145が第4載置部264である。この第1載置部261と、第2載置部262と、第3載置部263と、第4載置部264とは、X方向に並んでいる。第2デバイス供給部14bについても同様である。
なお、第1デバイス供給部14aおよび第2デバイス供給部14bでは、ICデバイス90を冷却または加熱して、当該ICデバイス90の温度を検査に適した温度に調整することが可能(設定可能)なように構成されていてもよい。
この場合、例えば、第1デバイス供給部14aの第1載置部261は、ICデバイス90を冷却して、当該ICデバイス90の温度を低温検査に適した温度(第1温度)に調整することが可能(設定可能)なデバイス供給部第1温度設定部を構成する。
また、第2載置部262は、ICデバイス90に対して冷却と加熱のいずれも行わず、当該ICデバイス90の温度を常温検査に適した温度(第2温度)にする(設定可能な)デバイス供給部第2温度設定部を構成する。なお、第2載置部262は、例えば、ICデバイス90に対して冷却および加熱が可能で、その冷却や加熱によりICデバイス90の温度を常温検査に適した温度に調整することが可能なように構成されていてもよい。
また、第3載置部263は、ICデバイス90を加熱して、当該ICデバイス90の温度を高温検査に適した温度(第3温度)に調整することが可能(設定可能)なデバイス供給部第3温度設定部を構成する。
検査部16は、ICデバイス90の電気的特性を検査・試験する(電気的な検査を行う)ユニット、すなわち、ICデバイス90を検査する場合にそのICデバイス90を保持する部材である。
図1に示すように、検査部16は、ICデバイス90を保持する保持部材162と、保持部材162を支持する検査部本体161とを有している。保持部材162は、検査部本体161に着脱可能に設置される。
検査部16の保持部材162の上面には、ICデバイス90を収容(保持)する凹部である複数の保持部163が設けられている。なお、図示の構成では、保持部163は、X方向に4個、Y方向に2個、合計で8個が行列状に並んでいる。ICデバイス90は、保持部163に収容され、これにより、検査部16に配置(載置)される。
また、検査部16の各保持部163に対応する位置には、それぞれ、ICデバイス90を保持部163に保持した状態で当該ICデバイス90の端子と電気的に接続されるプローブピンが設けられている。そして、ICデバイス90の端子とプローブピンとが電気的に接続され(接触し)、プローブピンを介してICデバイス90の検査が行われる。ICデバイス90の検査は、検査部16に接続される図示しないテスターが備える検査制御部の記憶部に記憶されているプログラムに基づいて行われる。
また、図3に示すように、検査部16の8つの保持部163のうち、図3中左側の2つの保持部163は、ICデバイス90を冷却して、当該ICデバイス90の温度を低温検査に適した温度(第1温度)に調整することが可能(設定可能)な第1温度設定部166を構成している。
また、検査部16の8つの保持部163のうち、図3中左から2番目の2つの保持部163は、ICデバイス90に対して冷却と加熱のいずれも行わず、当該ICデバイス90の温度を常温検査に適した温度(第2温度)にする(設定可能な)第2温度設定部167を構成している。なお、第2温度設定部167は、例えば、ICデバイス90に対して冷却および加熱が可能で、その冷却や加熱によりICデバイス90の温度を常温検査に適した温度に調整することが可能なように構成されていてもよい。
また、検査部16の8つの保持部163のうち、図3中左から3番目の2つの保持部163は、ICデバイス90を加熱して、当該ICデバイス90の温度を高温検査に適した温度(第3温度)に調整することが可能(設定可能)な第3温度設定部168を構成している。
また、検査部16の8つの保持部163のうち、図3中右側の2つの保持部163は、本実施形態では使用しないが、使用するような構成も可能である。
図1に示すように、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aおよび第2検査用デバイス搬送ヘッド17bは、それぞれ、検査領域A3内でY方向およびZ方向に移動可能に支持されている。また、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aと第2検査用デバイス搬送ヘッド17bとは、Y方向に沿って配置されている。第1検査用デバイス搬送ヘッド17aは、供給領域A2から搬入された第1デバイス供給部14a上のICデバイス90を検査部16上に搬送し、載置することができ、また、検査部16上のICデバイス90を、第1デバイス回収部18a上に搬送し、載置することができる。同様に、第2検査用デバイス搬送ヘッド17bは、供給領域A2から搬入された第2デバイス供給部14b上のICデバイス90を検査部16上に搬送し、載置することができ、また、検査部16上のICデバイス90を、第2デバイス回収部18b上に搬送し、載置することができる。また、ICデバイス90を検査する場合は、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aおよび第2検査用デバイス搬送ヘッド17bは、それぞれ、ICデバイス90を検査部16に向けて押圧し、これにより、ICデバイス90を検査部16に当接させる。これによって、前述したように、ICデバイス90の端子と検査部16のプローブピンとが電気的に接続される。
第1検査用デバイス搬送ヘッド17aは、ICデバイス90を把持することが可能な複数の第1ハンドユニット171aを有している。なお、図示の構成では、第1ハンドユニット171aは、X方向に4個、Y方向に2個、合計で8個が行列状に並んでいる。同様に、第2検査用デバイス搬送ヘッド17bは、ICデバイス90を把持することが可能な複数の第2ハンドユニット171bを有している。なお、図示の構成では、第2ハンドユニット171bは、X方向に4個、Y方向に2個、合計で8個が行列状に並んでいる。
各第1ハンドユニット171aおよび各第2ハンドユニット171bの構成は同様であるので、以下では、代表的に1つの第1ハンドユニット171aについて説明する。第1ハンドユニット171aは、ICデバイス90を保持する把持部材173と、把持部材173を支持するハンドユニット本体172とを有している。把持部材173は、ハンドユニット本体172に着脱可能に設置される。この第1ハンドユニット171aは、吸着ノズルを備え、ICデバイス90を吸着することで把持する。
また、図3に示すように、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aの8つの第1ハンドユニット171aのうち、図3中左側の2つの第1ハンドユニット171aは、第1把持部271であり、ICデバイス90を冷却して、当該ICデバイス90の温度を低温検査に適した温度(第1温度)に調整することが可能(設定可能)なハンドユニット第1温度設定部(第1アーム温度設定部)176を構成している。
また、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aの8つの第1ハンドユニット171aのうち、図3中左から2番目の2つの第1ハンドユニット171aは、第2把持部272であり、ICデバイス90に対して冷却と加熱のいずれも行わず、当該ICデバイス90の温度を常温検査に適した温度(第2温度)にする(設定可能な)ハンドユニット第2温度設定部177を構成している。なお、第2把持部272(ハンドユニット第2温度設定部177)は、例えば、ICデバイス90に対して冷却および加熱が可能で、その冷却や加熱によりICデバイス90の温度を常温検査に適した温度に調整することが可能なように構成されていてもよい。
また、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aの8つの第1ハンドユニット171aのうち、図3中左から3番目の2つの第1ハンドユニット171aは、第3把持部273であり、ICデバイス90を加熱して、当該ICデバイス90の温度を高温検査に適した温度(第3温度)に調整することが可能(設定可能)なハンドユニット第3温度設定部(第3アーム温度設定部)178を構成している。
また、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aの8つの第1ハンドユニット171aのうち、図3中右側の2つの第1ハンドユニット171aは、第4把持部274であり、本実施形態では使用しないが、使用するような構成も可能である。
前記第1把持部271と、第2把持部272と、第3把持部273と、第4把持部274とは、X方向に並んでいる。
第2検査用デバイス搬送ヘッド17bについても同様である。
なお、図4〜図19では、第1把持部271を「○」で記載すると他の部材と重なって見難くなるので、ハンドユニット第1温度設定部176と共用の二点鎖線で記載した。第2把持部272、第3把持部273および第4把持部274についても同様である。
図1に示すように、第1デバイス回収部18aおよび第2デバイス回収部18bは、それぞれ、検査部16での検査が終了したICデバイス90を回収領域A4まで搬送する装置である。
第1デバイス回収部18aおよび第2デバイス回収部18bは、それぞれ、ICデバイス90を載置(配置)する配置板182と、X方向に移動可能なデバイス回収部本体181とを有している。配置板182の上面には、ICデバイス90を収容(保持)する凹部である複数のポケット185が設けられている。なお、図示の構成では、ポケット185は、X方向に4個、Y方向に2個、合計で8個が行列状に並んでいる。この配置板182は、デバイス回収部本体181に着脱可能に設置される。第1デバイス回収部18aおよび第2デバイス回収部18bは、それぞれ、検査領域A3と回収領域A4との間をX方向に沿って移動可能に支持されている。また、第1デバイス回収部18aと第2デバイス回収部18bとは、Y方向に沿って配置されている。検査部16上のICデバイス90は、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aにより、第1デバイス回収部18aに搬送され、載置されるか、または、第2検査用デバイス搬送ヘッド17bにより、第2デバイス回収部18bに搬送され、載置される。
なお、図1には、第1デバイス回収部18aと第1デバイス供給部14aとを判りやすくするために、互いに独立しているように図示されているが、第1デバイス回収部18aと第1デバイス供給部14aとは、その図示のように互いに独立して移動するように構成されていてもよく、また、第1デバイス回収部18aと第1デバイス供給部14aとが連結または一体化し、第1デバイス回収部18aと第1デバイス供給部14aとが一体的に移動するように構成されていてもよい。第2デバイス回収部18bと第2デバイス供給部14bについても同様である。
回収領域A4は、検査が終了したICデバイス90が回収される領域である。この回収領域A4には、回収用トレイ19と、回収用デバイス搬送ヘッド20と、第6のトレイ搬送機構21とが設けられている。また、回収領域A4には、空のトレイ200も用意されている。
回収用トレイ19は、回収領域A4内に固定され、本実施形態では、X方向に沿って3つ配置されている。また、空のトレイ200も、X方向に沿って3つ配置されている。そして、回収領域A4に移動してきた第1デバイス回収部18aまたは第2デバイス回収部18b上のICデバイス90は、これらの回収用トレイ19および空のトレイ200のうちのいずれかに搬送され、載置される。これにより、ICデバイス90は、検査結果ごとに回収されて、分類されることとなる。
回収用デバイス搬送ヘッド20は、回収領域A4内でX方向、Y方向およびZ方向に移動可能に支持されている。これにより、回収用デバイス搬送ヘッド20は、ICデバイス90を第1デバイス回収部18aまたは第2デバイス回収部18bから回収用トレイ19や空のトレイ200に搬送することができる。なお、回収用デバイス搬送ヘッド20は、ICデバイス90を把持することが可能なアーム(把持部)として、複数のハンドユニット201を有しており、各ハンドユニット201は、前記第1ハンドユニット171aと同様に、吸着ノズルを備え、ICデバイス90を吸着することで把持する。
第6のトレイ搬送機構21は、トレイ除去領域A5から搬入された空のトレイ200をX方向に搬送させる機構である。そして、この搬送後、空のトレイ200は、ICデバイス90が回収される位置に配されることとなる、すなわち、前記3つの空のトレイ200のうちのいずれかとなり得る。
トレイ除去領域A5は、検査済み状態の複数のICデバイス90が配列されたトレイ200が回収され、除去される領域である。トレイ除去領域A5では、多数のトレイ200を積み重ねることができる。
また、回収領域A4とトレイ除去領域A5とをまたぐように、トレイ200を1枚ずつ搬送する第4のトレイ搬送機構22A、第5のトレイ搬送機構22Bが設けられている。第4のトレイ搬送機構22Aは、検査済みのICデバイス90が載置されたトレイ200を回収領域A4からトレイ除去領域A5に搬送する機構である。第5のトレイ搬送機構22Bは、ICデバイス90を回収するための空のトレイ200をトレイ除去領域A5から回収領域A4に搬送する機構である。
また、前記テスターの検査制御部は、例えば、図示しない記憶部に記憶されたプログラムに基づいて、検査部16に配置されたICデバイス90の電気的特性の(電気的な)検査等を行なう。
また、図2に示すように、検査装置1は、制御部80と、制御部80に電気的に接続され、検査装置1の各操作を行う操作部6と、ICデバイス90を冷却する冷却機構41、42、43、44および45と、ICデバイス90を加熱する加熱機構51、52および53とを有している。
制御部80は、各情報(データ)を記憶する記憶部801等を有し、例えば、第1のトレイ搬送機構11Aと、第2のトレイ搬送機構11Bと、第1温度調整部12aと、第2温度調整部12bと、供給用デバイス搬送ヘッド13と、第1デバイス供給部14aと、第2デバイス供給部14bと、第3のトレイ搬送機構15と、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aと、第2検査用デバイス搬送ヘッド17bと、第1デバイス回収部18aと、第2デバイス回収部18bと、回収用デバイス搬送ヘッド20と、第6のトレイ搬送機構21と、第4のトレイ搬送機構22Aと、第5のトレイ搬送機構22Bと、表示部62と、冷却機構41〜45と、加熱機構51〜53等の各部の駆動を制御する。
また、操作部6は、各入力を行う入力部61と、画像等の各情報(データ)を表示する表示部62とを有している。入力部61としては、特に限定されず、例えば、キーボード、マウス等が挙げられる。また、表示部62としては、特に限定されず、例えば、液晶表示パネル、有機EL表示パネル等が挙げられる。作業者(操作者)の操作部6の操作は、例えば、入力部61を操作し、表示部62に表示された各操作ボタン(アイコン)の位置にカーソルを移動させ、選択(クリック)することによりなされる。
なお、入力部61としては、前記の構成のものに限らず、例えば、押しボタン等の機械式の操作ボタン等が挙げられる。また、操作部6としては、前記の構成のものに限らず、例えば、タッチパネル等の入力および情報の表示が可能なデバイス等が挙げられる。
また、冷却機構41は、第1温度調整部12aを冷却し、その第1温度調整部12aを介してICデバイス90を冷却する。また、冷却機構42は、第2温度調整部12bを冷却し、その第2温度調整部12bを介してICデバイス90を冷却する。また、冷却機構43は、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aの第1把持部271(ハンドユニット第1温度設定部176)を冷却し、その第1把持部271を介してICデバイス90を冷却する。また、冷却機構44は、第2検査用デバイス搬送ヘッド17bの第1把持部271(ハンドユニット第1温度設定部176)を冷却し、その第1把持部271を介してICデバイス90を冷却する。また、冷却機構45は、検査部16の8つの保持部163のうち、図1中左側の2つの保持部163、すなわち、第1温度設定部166を冷却し、その第1温度設定部166を介してICデバイス90を冷却する。
冷却機構41〜45としては、特に限定されず、例えば、冷却対象物またはその近傍に配置された管体内に冷媒(例えば、液体窒素を気化させてなる窒素ガス等の低温の気体等)を流して冷却する装置、ペルチェ素子等が挙げられる。
また、加熱機構51は、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aの第3把持部273(ハンドユニット第3温度設定部178)を加熱し、その第3把持部273を介してICデバイス90を加熱する。また、加熱機構52は、第2検査用デバイス搬送ヘッド17bの第3把持部273(ハンドユニット第3温度設定部178)を加熱し、その第3把持部273を介してICデバイス90を加熱する。また、加熱機構53は、検査部16の8つの保持部163のうち、図1中左から3番目の2つの保持部163、すなわち、第3温度設定部168を加熱し、その第3温度設定部168を介してICデバイス90を加熱する。
加熱機構51〜53としては、特に限定されず、例えば、電熱線を有するヒーター等が挙げられる。
次に、検査装置1の動作について説明するが、ここでは、代表的に、ICデバイス90の搬送等を第1デバイス供給部14a、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aおよび第1デバイス回収部18aにより行う場合について説明する。
なお、検査されるICデバイス90は、第1デバイス供給部14aおよび第1検査用デバイス搬送ヘッド17aにより、順次、検査部16に搬送されるが、ここでは、最初(1番目)に検査(搬送)されるICデバイス90を「1番目のICデバイス901」または「ICデバイス901」、2番目に検査されるICデバイス90を「2番目のICデバイス902」または「ICデバイス902」、3番目に検査されるICデバイス90を「3番目のICデバイス903」または「ICデバイス903」、4番目に検査されるICデバイス90を「4番目のICデバイス904」または「ICデバイス904」、5番目に検査されるICデバイス90を「5番目のICデバイス905」または「ICデバイス905」と言う。また、1番目、2番目、3番目、4番目、5番目等の区別をしない場合は、「ICデバイス90」と言う。また、図3〜図29では、ICデバイス901を「I」、ICデバイス902を「II」、ICデバイス903を「III」、ICデバイス904を「IV」、ICデバイス905を「V」で示す。
まず、図3に示すように、1番目のICデバイス901は、供給用デバイス搬送ヘッド13により、第1デバイス供給部14aの第1載置部261に載置(配置)される。すなわち、第1載置部261には、検査前のICデバイス901が載置される。このICデバイス901は、第1温度調整部12aまたは第2温度調整部12bにより既に冷却されていることが好ましいが、冷却されていなくてもよい。なお、後述するICデバイス902およびICデバイス903についても同様である。
次に、図4に示すように、第1デバイス供給部14aにより、ICデバイス901を検査部16の第1温度設定部166に対応する位置、すなわち、第1デバイス供給部14aの第1載置部261と検査部16の第1温度設定部166とがY方向に並ぶ位置に搬送する。
次に、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aの第1把持部271により、ICデバイス901を把持し、冷却する。
次に、図5に示すように、第1把持部271により把持されたICデバイス901は、その第1把持部271により冷却されつつ、検査部16の第1温度設定部166に搬送される。そして、ICデバイス901について、低温検査を行う。
なお、ICデバイス901については、この後、常温検査を行う予定であるが、低温検査が終了したすべてのICデバイス901について、常温検査を行ってもよいが、低温検査で合格したICデバイス901のみ常温検査を行い、不合格のICデバイス901については常温検査を行わないことが好ましい。これにより、無駄な検査を省略することができる。
一方、図6に示すように、第1デバイス供給部14aは、2番目のICデバイス902を受け取るため、X方向マイナス側に移動する。
次に、図7に示すように、2番目のICデバイス902は、供給用デバイス搬送ヘッド13により、第1デバイス供給部14aの第1載置部261に載置される。
次に、図8に示すように、第1デバイス供給部14aは、X方向プラス側に移動し、第1デバイス供給部14aの第2載置部262と検査部16の第1温度設定部166とがY方向に並ぶ位置で停止する。
次に、図9に示すように、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aの第1把持部271により把持されたICデバイス901は、第1デバイス供給部14aの第2載置部262に搬送され、放され、その第2載置部262に載置される。すなわち、第2載置部262には、低温検査後のICデバイス901が載置される。
次に、図10に示すように、第1デバイス供給部14aは、X方向プラス側に移動し、第1デバイス供給部14aの第1載置部261と検査部16の第1温度設定部166とがY方向に並び、第2載置部262と第2温度設定部167とがY方向に並ぶ位置で停止する。
次に、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aの第1把持部271により、2番目のICデバイス902を把持し、冷却し、同時に、第2把持部272により、1番目のICデバイス901を把持する。
次に、図11に示すように、第1把持部271により把持されたICデバイス902は、その第1把持部271により冷却されつつ、検査部16の第1温度設定部166に搬送され、同時に、第2把持部272により把持されたICデバイス901は、その第2把持部272により検査部16の第2温度設定部167に搬送される。そして、ICデバイス901については常温検査、ICデバイス902については低温検査を行う。
なお、ICデバイス901については、この後、高温検査を行う予定であるが、常温検査が終了したすべてのICデバイス901について、高温検査を行ってもよいが、常温検査で合格したICデバイス901のみ高温検査を行い、不合格のICデバイス901については高温検査を行わないことが好ましい。また、ICデバイス902については、この後、常温検査を行う予定であるが、低温検査が終了したすべてのICデバイス902について、常温検査を行ってもよいが、低温検査で合格したICデバイス902のみ常温検査を行い、不合格のICデバイス902については常温検査を行わないことが好ましい。これにより、無駄な検査を省略することができる。
一方、図12に示すように、第1デバイス供給部14aは、3番目のICデバイス903を受け取るため、X方向マイナス側に移動する。
次に、図13に示すように、3番目のICデバイス903は、供給用デバイス搬送ヘッド13により、第1デバイス供給部14aの第1載置部261に載置される。
次に、図14に示すように、第1デバイス供給部14aは、X方向プラス側に移動し、第1デバイス供給部14aの第2載置部262と検査部16の第1温度設定部166とがY方向に並ぶ位置で停止する。
次に、図15に示すように、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aの第1把持部271により把持されたICデバイス902は、第1デバイス供給部14aの第2載置部262に搬送され、放され、その第2載置部262に載置され、同様に、第2把持部272により把持されたICデバイス901は、第3載置部263に搬送され、放され、その第3載置部263に載置される。すなわち、第2載置部262には、低温検査後のICデバイス902が載置され、第3載置部263には、常温検査後のICデバイス901が載置される。
次に、図16に示すように、第1デバイス供給部14aは、X方向プラス側に移動し、第1デバイス供給部14aの第1載置部261と検査部16の第1温度設定部166とがY方向に並び、第2載置部262と第2温度設定部167とがY方向に並び、第3載置部263と第3温度設定部168とがY方向に並ぶ位置で停止する。
次に、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aの第1把持部271により、3番目のICデバイス903を把持し、冷却し、同時に、第2把持部272により、2番目のICデバイス902を把持し、同時に、第3把持部273により、1番目のICデバイス901を把持し、加熱する。
次に、図17に示すように、第1把持部271により把持されたICデバイス903は、その第1把持部271により冷却されつつ、検査部16の第1温度設定部166に搬送され、同時に、第2把持部272により把持されたICデバイス902は、その第2把持部272により検査部16の第2温度設定部167に搬送され、同時に、第3把持部273により把持されたICデバイス901は、その第3把持部273により加熱されつつ、第3温度設定部168に搬送される。そして、ICデバイス901については高温検査、ICデバイス902については常温検査、ICデバイス903については低温検査を行う。
なお、ICデバイス902については、この後、高温検査を行う予定であるが、常温検査が終了したすべてのICデバイス902について、高温検査を行ってもよいが、常温検査で合格したICデバイス902のみ高温検査を行い、不合格のICデバイス902については高温検査を行わないことが好ましい。また、ICデバイス903については、この後、常温検査を行う予定であるが、低温検査が終了したすべてのICデバイス903について、常温検査を行ってもよいが、低温検査で合格したICデバイス903のみ常温検査を行い、不合格のICデバイス903については常温検査を行わないことが好ましい。これにより、無駄な検査を省略することができる。
一方、図18に示すように、第1デバイス回収部18aは、検査が終了したICデバイス901を回収するため、X方向マイナス側、すなわち、検査部16に対応する位置に移動する。
次に、図18に示すように、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aにより、ICデバイス901を第1デバイス回収部18aに対応する位置に搬送し、その第1デバイス回収部18aの8つのポケット185のうち、図18中左から3番目のポケット185に載置する。そして、図19に示すように、第1デバイス回収部18aにより、ICデバイス901を回収領域A4に搬送する。
前記と同様に、第1デバイス供給部14aは、次に、X方向マイナス側に移動し、4番目のICデバイス904を受け取り、次に、X方向プラス側に移動し、図20に示すように、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aの第1把持部271により把持されたICデバイス903は、第1デバイス供給部14aの第2載置部262に放され、その第2載置部262に載置され、同様に、第2把持部272により把持されたICデバイス902は、第3載置部263に放され、その第3載置部263に載置される。
次に、図21に示すように、第1デバイス供給部14aは、X方向プラス側に移動し、第1デバイス供給部14aの第1載置部261と検査部16の第1温度設定部166とがY方向に並ぶ位置で停止する。
次に、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aの第1把持部271により、4番目のICデバイス904を把持し、冷却し、同時に、第2把持部272により、3番目のICデバイス903を把持し、同時に、第3把持部273により、2番目のICデバイス902を把持し、加熱する。
次に、図22に示すように、第1把持部271により把持されたICデバイス904は、その第1把持部271により冷却されつつ、検査部16の第1温度設定部166に搬送され、同時に、第2把持部272により把持されたICデバイス903は、その第2把持部272により検査部16の第2温度設定部167に搬送され、同時に、第3把持部273により把持されたICデバイス902は、その第3把持部273により加熱されつつ、第3温度設定部168に搬送される。そして、ICデバイス902については高温検査、ICデバイス903については常温検査、ICデバイス904については低温検査を行う。
一方、図23に示すように、第1デバイス回収部18aは、検査が終了したICデバイス902を回収するため、X方向マイナス側、すなわち、検査部16に対応する位置に移動する。
次に、図23に示すように、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aにより、ICデバイス902を第1デバイス回収部18aに対応する位置に搬送し、その第1デバイス回収部18aの8つのポケット185のうち、図23中左から3番目のポケット185に載置する。そして、図24に示すように、第1デバイス回収部18aにより、ICデバイス902を回収領域A4に搬送する。
前記と同様に、第1デバイス供給部14aは、次に、X方向マイナス側に移動し、5番目のICデバイス905を受け取り、次に、X方向プラス側に移動し、図25に示すように、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aの第1把持部271により把持されたICデバイス904は、第1デバイス供給部14aの第2載置部262に放され、その第2載置部262に載置され、同様に、第2把持部272により把持されたICデバイス903は、第3載置部263に放され、その第3載置部263に載置される。
次に、図26に示すように、第1デバイス供給部14aは、X方向プラス側に移動し、第1デバイス供給部14aの第1載置部261と検査部16の第1温度設定部166とがY方向に並ぶ位置で停止する。
次に、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aの第1把持部271により、5番目のICデバイス905を把持し、冷却し、同時に、第2把持部272により、4番目のICデバイス904を把持し、同時に、第3把持部273により、3番目のICデバイス903を把持し、加熱する。
次に、図27に示すように、第1把持部271により把持されたICデバイス905は、その第1把持部271により冷却されつつ、検査部16の第1温度設定部166に搬送され、同時に、第2把持部272により把持されたICデバイス904は、その第2把持部272により検査部16の第2温度設定部167に搬送され、同時に、第3把持部273により把持されたICデバイス903は、その第3把持部273により加熱されつつ、第3温度設定部168に搬送される。そして、ICデバイス903については高温検査、ICデバイス904については常温検査、ICデバイス905については低温検査を行う。
一方、図28に示すように、第1デバイス回収部18aは、検査が終了したICデバイス903を回収するため、X方向マイナス側、すなわち、検査部16に対応する位置に移動する。
次に、図28に示すように、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aにより、ICデバイス903を第1デバイス回収部18aに対応する位置に搬送し、その第1デバイス回収部18aの8つのポケット185のうち、図28中左から3番目のポケット185に載置する。そして、図29に示すように、第1デバイス回収部18aにより、ICデバイス903を回収領域A4に搬送する。
以降同様の動作が繰り返される。
ここで、前述したように、低温検査に合格したICデバイス90のみ常温検査を行い、また、低温検査および常温検査に合格したICデバイス90のみ高温検査を行う場合で、例えば、ICデバイス902が常温検査で不合格(低温検査では合格)の場合は、そのICデバイス902は、第1デバイス回収部18aの8つのポケット185のうち、図18中左から2番目のポケット185に載置され、第1デバイス回収部18aにより、回収領域A4に搬送される。また、ICデバイス903が低温検査で不合格の場合は、そのICデバイス903は、第1デバイス回収部18aの8つのポケット185のうち、図18中左側のポケット185に載置され、第1デバイス回収部18aにより、回収領域A4に搬送される。この場合は、第1デバイス回収部18aの8つのポケット185のうち、図18中左側のポケット185には、低温検査で不合格のICデバイス90が載置され、図18中左から2番目のポケット185には、低温検査で合格し、常温検査で不合格のICデバイス90が載置され、図18中左から3番目のポケット185には、低温検査および常温検査で合格し、高温検査で合格または不合格のICデバイス90が載置される。
以上では、ICデバイス90の搬送等を第1デバイス供給部14a、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aおよび第1デバイス回収部18aにより行う場合について説明したが、第2デバイス供給部14b、第2検査用デバイス搬送ヘッド17bおよび第2デバイス回収部18bによっても同様にして行うことができる。
また、第1デバイス供給部14a、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aおよび第1デバイス回収部18aによりICデバイス90を搬送して行う検査と、第2デバイス供給部14b、第2検査用デバイス搬送ヘッド17bおよび第2デバイス回収部18bによりICデバイス90を搬送して行う検査とを並行して行うことも可能である。これによれば、スループットを向上させることができる。
以上説明したように、この検査装置1によれば、ICデバイス90の低温検査、常温検査および高温検査のそれぞれを行うことができ、利便性が高い。
また、1つのICデバイス90について、低温検査、常温検査および高温検査を行う場合、ICデバイス90を一旦回収することなく、その低温検査、常温検査および高温検査を行うことができ、これによって、スループットを向上させることができる。
また、1番目のICデバイス901の常温検査と、2番目のICデバイス902の低温検査とを同時に行い、また、1番目のICデバイス901の高温検査と、2番目のICデバイス902の常温検査と、3番目のICデバイス903の低温検査とを同時に行うので、スループットを向上させることができる。
また、ICデバイス90の検査の順序は、最初が低温検査、2番目が常温検査、3番目が高温検査であり、ICデバイス90は低温の状態ではなく、高温の状態で回収領域A4に搬送されるので、ICデバイス90の結露を防止することができる。
また、低温検査と高温検査との間に常温検査が介在しており、このため、ICデバイス90は低温から高温になるのではなく、一旦、常温になった後、高温になるので、ICデバイス90の急激な温度変化を抑制することができる。
なお、低温検査と、常温検査と、高温検査の順序は、本実施形態の順序に限らず、いかなる順序であってもよい。
また、低温検査と、常温検査と、高温検査とのうちのいずれか1つが省略されていてもよい。この場合、低温検査は含まれることが好ましい。
<第2実施形態>
図30は、本発明の電子部品検査装置の第2実施形態における第1検査用デバイス搬送ヘッドおよび検査部を模式的に示す平面図である。
以下、第2実施形態について説明するが、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項は、その説明を省略する。
図30に示すように、第2実施形態の検査装置1では、検査部16の8つの保持部163のうち、図30中左側の2つの保持部163は、ICデバイス90を冷却して、当該ICデバイス90の温度を低温検査に適した温度(第1温度)に調整することが可能(設定可能)な第1温度設定部281を構成している。
また、検査部16の8つの保持部163のうち、図30中左から2番目の2つの保持部163は、ICデバイス90を加熱して、当該ICデバイス90の温度を高温検査に適した温度(第2温度)に調整することが可能(設定可能)な第2温度設定部282を構成している。
また、検査部16の8つの保持部163のうち、図30中左から3番目の2つの保持部163は、ICデバイス90を冷却して、当該ICデバイス90の温度を低温検査に適した温度(第1温度)に調整することが可能(設定可能)な第1温度設定部283を構成している。
また、検査部16の8つの保持部163のうち、図30中右側の2つの保持部163は、ICデバイス90を加熱して、当該ICデバイス90の温度を高温検査に適した温度(第2温度)に調整することが可能(設定可能)な第2温度設定部284を構成している。
すなわち、検査部16では、第1温度設定部281と第2温度設定部282とで構成された第1ユニット285と、第1温度設定部283と第2温度設定部284とで構成された第2ユニット286とがX方向に並んでいる。
また、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aの8つの第1ハンドユニット171aのうち、図30中左側の2つの第1ハンドユニット171aは、第1把持部291であり、ICデバイス90を冷却して、当該ICデバイス90の温度を低温検査に適した温度(第1温度)に調整することが可能(設定可能)なハンドユニット第1温度設定部(第1アーム温度設定部)251を構成している。
また、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aの8つの第1ハンドユニット171aのうち、図30中左から2番目の2つの第1ハンドユニット171aは、第2把持部292であり、ICデバイス90を加熱して、当該ICデバイス90の温度を高温検査に適した温度(第2温度)に調整することが可能(設定可能)なハンドユニット第2温度設定部(第2アーム温度設定部)252を構成している。
また、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aの8つの第1ハンドユニット171aのうち、図30中左から3番目の2つの第1ハンドユニット171aは、第1把持部293であり、ICデバイス90を冷却して、当該ICデバイス90の温度を低温検査に適した温度(第1温度)に調整することが可能(設定可能)なハンドユニット第1温度設定部(第1アーム温度設定部)253を構成している。
また、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aの8つの第1ハンドユニット171aのうち、図30中右側の2つの第1ハンドユニット171aは、第2把持部294であり、ICデバイス90を加熱して、当該ICデバイス90の温度を高温検査に適した温度(第2温度)に調整することが可能(設定可能)なハンドユニット第2温度設定部(第2アーム温度設定部)254を構成している。
すなわち、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aでは、第1把持部291(ハンドユニット第1温度設定部251)と第2把持部292(ハンドユニット第2温度設定部252)とで構成された第1ユニット295と、第1把持部293(ハンドユニット第1温度設定部253)と第2把持部294(ハンドユニット第2温度設定部254)とで構成された第2ユニット296とがX方向に並んでいる。
この第1ユニット295と第2ユニット296とでは、同様の動作がなされ、また、その動作は、第1実施形態において常温検査が省略された場合と同様である。これにより、1つのユニットの場合に比べて、スループットを2倍にすることができる。
なお、第2検査用デバイス搬送ヘッド17bについても同様である。
以上のような第2実施形態の検査装置1によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
なお、本実施形態では、検査部16、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aおよび第2検査用デバイス搬送ヘッド17bについて、それぞれ、前記ユニットの数は、2つであるが、3つ以上であってもよい。
また、前記第1実施形態においても、本実施形態と同様に、検査部16、第1検査用デバイス搬送ヘッド17aおよび第2検査用デバイス搬送ヘッド17bについて、それぞれ、複数のユニットを設けてもよい。
以上、本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
1…検査装置(電子部品検査装置)、11A…第1のトレイ搬送機構、11B…第2のトレイ搬送機構、12a…第1温度調整部(第1ソークプレート)、12b…第2温度調整部(第2ソークプレート)、13…供給用デバイス搬送ヘッド、131…ハンドユニット、14a…第1デバイス供給部(第1供給シャトル)、14b…第2デバイス供給部(第2供給シャトル)、141…デバイス供給部本体、142…配置板、145…ポケット、15…第3のトレイ搬送機構、16…検査部、161…検査部本体、162…保持部材、163…保持部、166…第1温度設定部、167…第2温度設定部、168…第3温度設定部、17a…第1検査用デバイス搬送ヘッド、17b…第2検査用デバイス搬送ヘッド、171a…第1ハンドユニット、171b…第2ハンドユニット、172…ハンドユニット本体、173…把持部材、176…ハンドユニット第1温度設定部、177…ハンドユニット第2温度設定部、178…ハンドユニット第3温度設定部、18a…第1デバイス回収部(第1回収シャトル)、18b…第2デバイス回収部(第2回収シャトル)、181…デバイス回収部本体、182…配置板、185…ポケット、19…回収用トレイ、20…回収用デバイス搬送ヘッド、201…ハンドユニット、21…第6のトレイ搬送機構、22A…第4のトレイ搬送機構、22B…第5のトレイ搬送機構、251、253…ハンドユニット第1温度設定部、252、254…ハンドユニット第2温度設定部、261…第1載置部、262…第2載置部、263…第3載置部、264…第4載置部、271…第1把持部、272…第2把持部、273…第3把持部、274…第4把持部、281、283…第1温度設定部、282、284…第2温度設定部、285…第1ユニット、286…第2ユニット、291、293…第1把持部、292、294…第2把持部、295…第1ユニット、296…第2ユニット、41〜45…冷却機構、51〜53…加熱機構、6…操作部、61…入力部、62…表示部、80…制御部、801…記憶部、90、901〜905…ICデバイス、200…トレイ、A1…トレイ供給領域、A2…デバイス供給領域(供給領域)、A3…検査領域、A4…デバイス回収領域(回収領域)、A5…トレイ除去領域、R1…第1室、R2…第2室、R3…第3室

Claims (12)

  1. 電子部品を載置する第1載置部および前記電子部品を載置する第2載置部を有し、前記電子部品を搬送可能な電子部品載置部と、
    前記電子部品を前記第1載置部から把持し、前記第2載置部に載置可能な電子部品把持部と、を備え、
    前記第2載置部は前記第1載置部とは異なることを特徴とする電子部品搬送装置。
  2. 前記電子部品載置部が移動する方向に、前記第1載置部と前記第2載置部とが並んでいる請求項1に記載の電子部品搬送装置。
  3. 前記電子部品載置部は、前記電子部品を載置する第3載置部を有し、前記第3載置部は前記第1載置部および前記第2載置部とは異なる請求項1または2に記載の電子部品搬送装置。
  4. 前記電子部品把持部は、前記電子部品を前記第2載置部から把持し、前記第3載置部に載置可能である請求項3に記載の電子部品搬送装置。
  5. 前記電子部品把持部は、前記電子部品を把持する第1把持部および前記電子部品を把持する第2把持部を有し、
    前記第1把持部と前記第2把持部とは異なる請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電子部品搬送装置。
  6. 前記電子部品載置部が移動する方向に、前記第1把持部と前記第2把持部とが並んでいる請求項5に記載の電子部品搬送装置。
  7. 前記第1把持部の温度と前記第2把持部の温度とは異なる請求項5または6に記載の電子部品搬送装置。
  8. 前記第1把持部の温度は、前記第2把持部の温度よりも低い請求項5または6に記載の電子部品搬送装置。
  9. 前記電子部品把持部は、前記電子部品を把持する第3把持部を有し、前記第3把持部は前記第1把持部および前記第2把持部とは異なる請求項5ないし8のいずれか1項に記載の電子部品搬送装置。
  10. 前記第3把持部の温度は、前記第1把持部の温度および前記第2把持部の温度とは異なる請求項9に記載の電子部品搬送装置。
  11. 前記第3把持部の温度は、前記第1把持部の温度および前記第2把持部の温度よりも高い請求項9に記載の電子部品搬送装置。
  12. 電子部品を載置する第1載置部および前記電子部品を載置する第2載置部を有し、前記電子部品を搬送可能な電子部品載置部と、
    前記電子部品を前記第1載置部から把持し、前記第2載置部に載置可能な電子部品把持部と、
    前記電子部品を検査する検査部と、を備え、
    前記第2載置部は前記第1載置部とは異なり、前記第1載置部は前記検査部で検査する前の前記電子部品を載置し、前記第2載置部は前記検査部で検査した後の前記電子部品を載置することを特徴とする電子部品検査装置。
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