JP2017047908A - 梱包装置 - Google Patents

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敦志 小林
Atsushi Kobayashi
敦志 小林
祐二 斉藤
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祐二 斉藤
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Abstract

【課題】衝撃等により誤って開封されにくい梱包装置を提供する。
【解決手段】梱包装置1は、底面および4つの側面を有するとともに上面が開口し、被梱包物である電子部品Pが収容される箱本体2と、天面および4つの側面を有するとともに下面が開口し、箱本体2の外側に上方から被せられる蓋3と、箱本体2の縦稜部に形成される突起片27、28と、蓋3の縦稜部に設けられ、突起片27、28が嵌り込む嵌合孔37、38と、を備える。梱包装置1は、さらに、箱本体2内を複数の収納部43に区画するための仕切り4と、蓋3が箱本体2に被せられる前に箱本体2の上面の開口を塞ぐ天面板5と、を備える。仕切り4と天面板5の差し込み片との間に、差し込み片が差し込み空間から抜けるのを防止する抜止め構造が設けられる。
【選択図】図6

Description

本発明は、電子部品等の被梱包物を梱包する梱包装置に関する。
従来、電子部品等の被梱包物を梱包する梱包装置として、たとえば、上面が開口する容器内を仕切によって複数の空間部に区画し、各空間部に電子部品を収容して、容器の上面を蓋で覆うような構成の梱包箱が知られている。梱包箱を開封する際には、蓋を上方に移動させて容器から分離する(特許文献1参照)。
特開2015−034033号公報
電子部品が梱包された梱包箱は、トラック等の輸送手段を用いて目的地まで輸送され得る。かかる輸送の際、梱包箱には様々な振動や衝撃が生じ得る。
上記構成の梱包箱では、振動や衝撃によって蓋が上方へ移動し、容器から外れてしまうことが懸念される。
そこで、本発明は、衝撃等により誤って開封されにくい梱包装置を提供することを目的とする。
本発明の主たる態様に係る梱包装置は、底面および4つの側面を有するとともに上面が開口し、被梱包物が収容される箱本体と、天面および4つの側面を有するとともに下面が開口し、前記箱本体の外側に上方から被せられる蓋と、前記箱本体の側面および前記蓋の側面のうち一方の側面に形成され、他方の側面に向けて突出する突起部と、前記他方の側面に設けられ、前記突起部が嵌り込む嵌合部と、を備える。
上記の構成によれば、蓋を箱本体に被せると突起部が嵌合部に嵌合するので、蓋が箱本体に対し上方に抜けにくくなる。これにより、輸送時の衝撃等により箱本体から蓋が外れることを防止できる。
本態様に係る梱包装置において、前記箱本体は、前記箱本体を展開した形状を有する平板状の材料を組み立てることにより生成され、前記箱本体の一つの側面には、この側面に隣接する側面との境界に繋がるように、前記突起部の輪郭を有した切り込みが形成され、前記箱本体を組み立てる際に前記一つの側面を前記隣接する側面に対して折り曲げると、前記突起部が前記一つの側面から立ち上がり前記箱本体から外側へ突き出すような構成が採られ得る。
このような構成とすれば、突起部は、箱本体を組み立てる過程で自動的に形成されるので、箱本体を組み立てた後に突起部を形成する作業が不要となる。
本態様に係る梱包装置において、前記箱本体には、展開した状態で両端に位置する側面同士を結合するための継ぎ代が一端に位置する側面に隣接して設けられ、前記継ぎ代に、前記一端に位置する側面との境界に繋がるように、前記突起部の輪郭を有した切り込みが形成され、前記箱本体を組み立てる際に前記継ぎ代を前記一端に位置する側面に対して折り曲げると、前記突起部が前記継ぎ代から立ち上がり前記箱本体から外側へ突き出すような構成が採られ得る。
このような構成とすれば、突起部は、箱本体を組み立てる過程で自動的に形成されるので、箱本体を組み立てた後に突起部を形成する作業が不要となる。しかも、側面と継ぎ代とで二重構造となっている縦稜部に突起部が形成されることとなるので、突起部の形成による箱本体の強度低下を抑制できる。
このような構成とした場合、さらに、前記継ぎ代の前記切り込みは、前記突起部と前記突起部の周囲との間に隙間が設けられるように前記継ぎ代に形成され得る。
このような構成とすれば、継ぎ代に糊づけがなされたときに、突起部とその周りの部分とが糊で接合されることが防止される。
本態様に係る梱包装置において、前記突起部は、前記蓋の縦稜部の一部を、前記蓋の内側に押し込むことにより形成される構成とされ得る。
このような構成とすれば、蓋を箱本体に被せた後に突起部を形成することができ、蓋を箱本体に被せるときに突起部が抵抗とならず、蓋を円滑に箱本体に被せることができる。
本態様に係る梱包装置において、前記箱本体内を複数の収納部に区画するための仕切りと、前記蓋が前記箱本体に被せられる前に前記箱本体の上面の開口を塞ぐ天面板と、をさらに備える構成が採られ得る。この場合、前記天面板には、前記開口を塞いだ際に前記箱本体の側面と前記仕切りとの間に形成される差し込み空間に差し込まれる差し込み片が形成され、前記仕切りと前記差し込み片との間に、前記差し込み片が前記差し込み空間から抜けるのを防止する抜止め構造が設けられる。
このような構成とすれば、仮に、箱本体から蓋が外れても、天面板によって、箱本体から被梱包物が外部に出てしまうことを防止できる。
このような構成とした場合、さらに、前記抜止め構造は、前記仕切りに形成され、前記差し込み空間内に張り出す張出部と、前記差し込み片に形成され、前記張出部が挿入される挿入部とを含み得る。この場合、前記張出部には、前記差し込み空間への入り口側に向うに従って前記張出部と前記箱本体の側面との間隔を拡げる傾斜が形成される。
このような構成とすれば、差し込み空間への十分な入口を確保でき、差し込み片を差し込み空間に差し込みやすくなる。また、張出部の傾斜によって差し込み片を外側に円滑に案内できるので、差し込み片が張出部を乗り越えやすくなる。これにより、天面板の箱本体への装着が容易になる。
以上のとおり、本発明によれば、衝撃等により誤って開封されにくい梱包装置を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下に示す実施形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
図1は、実施形態に係る梱包装置の分解斜視図である。 図2は、実施形態に係る箱本体の構成について説明するための図である。 図3は、実施形態に係る蓋の構成について説明するための図である。 図4は、実施形態に係る仕切りの構成について説明するための図である。 図5は、実施形態に係る天面板の構成について説明するための図である。 図6は、実施形態に係る梱包装置に被梱包物である電子部品を梱包する手順について説明するための図である。 図7は、実施形態に係る梱包装置に被梱包物である電子部品を梱包する手順について説明するための図である。 図8は、実施形態に係る梱包装置に被梱包物である電子部品を梱包する手順について説明するための図である。 図9は、変更例1に係る梱包装置の構成を示す図である。 図10は、変更例1に係る梱包装置の構成を示す図である。 図11は、変更例2に係る梱包装置の構成を示す図である。 図12は、変更例2に係る梱包装置の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、梱包装置1の分解斜視図である。図1には、便宜上、前後、左右および上下の各方向が矢印により示されている。なお、他の図面においても、必要に応じて、図1と同様に、方向を示す矢印が示される。
図1に示すように、梱包装置1は、箱本体2と、蓋3と、仕切り4と、天面板5と、底面板6とを備える。
図2(a)は、箱本体2の展開図であり、図2(b)は、組み立てられた状態の箱本体2の斜視図であり、図2(c)は、継ぎ代26の近傍を示す要部拡大図である。
箱本体2は、箱本体2が展開された形状を有する段ボール板を組み立てることにより生成される。図2(a)に示すように、箱本体2は、前側面21と、後側面22と、左側面23と、右側面24と、底面25と、継ぎ代26とを備える。4つの側面21〜24は、横長の長方形状を有し、前後の側面21、22が左右の側面23、24よりもやや横に長くなっている。
底面25は、前フラップ251と、後フラップ252と、左フラップ253と、右フラップ254とで構成される。前フラップ251は前側面21の下に形成され、後フラップ252は後側面22の下に形成され、左フラップ253は左側面23の下に形成され、右フラップ254は右側面24の下に形成される。4つのフラップ251〜254は、横長の長方形状を有し、前後のフラップ251、252が左右のフラップ253、254よりもやや横に長くなっている。
継ぎ代26は、一方の端に位置する後側面22と他方の端に位置する右側面24とを結合するため、後側面22に隣接して設けられる。
右側面24と前側面21との境界24a、前側面21と左側面23との境界21a、左側面23と後側面22との境界23a、および、後側面22と継ぎ代26との境界22aには、組み立ての際に、各側面21〜24および継ぎ代26が折り曲がりやすくなるよう、けい線(折り目)が形成されることが望ましい。同様に、右側面24と右フラップ254との境界254a、前側面21と前フラップ251との境界251a、左側面23と左フラップ253との境界253a、および、後側面22と後フラップ252との境界252aにも、けい線が形成されることが望ましい。
左右の側面23、24には、それぞれ、長円形に切り込みを入れることにより手掛穴形成部231、241が設けられる。手掛穴形成部231、241がくり抜かれることで手掛穴が形成される。手掛穴形成部231、241は、蓋3で覆われる位置に設けられているので、輸送時に、衝撃等により誤って手掛穴形成部231、241がくり抜かれ、手掛穴が形成されることが生じにくい。
左側面23の上部には、前側面21との境界21aに繋がるように、突起片27の輪郭を有した切り込み271が形成される。切り込み271は、突起片27と突起片27の周囲との間に、上側と下側には隙間が設けられず、左側には隙間(たとえば、5mm程度)が設けられるように左側面23に形成される。突起片27は、先端側に向うに従って上下の幅が狭くなるようテーパー形状を有する。
継ぎ代26の上部には、後側面22との境界22aに繋がるように、突起片28の輪郭を有した切り込み281が形成される。切り込み281は、突起片28と突起片28の周囲との間に、上側、下側および左側の全てに隙間(たとえば、5mm程度)が設けられるように継ぎ代26に形成される。突起片28は、先端側に向うに従って上下の幅が狭くなるようテーパー形状を有する。
図2(c)に斜線領域Lで示すように、継ぎ代26には、糊づけ用の機械によりローラ等を用いて糊(接着剤)が塗布される。この場合、突起片28の部分を回避して他の継ぎ代26の部分だけに糊を塗布することは難しく、突起片28にも糊が塗られることとなる。本実施形態では、切り込み281に所定の幅があり、突起片28とその周りの部分との間に所定の隙間が設けられるので、突起片28とその周りの部分とが糊で接合されることが防止される。これにより、組み立て時に、突起片28が継ぎ代26から起き上がらなくなることが防止される。
箱本体2を展開した状態から組み立てるには、まず、後側面22と右側面24とを継ぎ代26によって結合し、各境界21a〜24aの部分を折り曲げて四角い筒を形成する。次に、左右のフラップ253、254を内側に折り曲げ、さらに、これらの外側に重なるように、前後のフラップ251、252を内側に折り曲げる。その後、前フラップ251と後フラップ252との間、および、左右の側面23、24と前フラップ251および後フラップ252の間を粘着テープTPで固定する。こうして、図2(b)に示すように、底面25および4つの側面21〜24を有するとともに上面が開口する箱本体2が完成する。
箱本体2を組み立てる際に左側面23を前側面21に対して折り曲げると、突起片27が左側面23から起き上がる。起き上がった突起片27は、前側面21と左側面23とでできる縦稜部2aにおいて、箱本体2から外側(左側面23が向く方向)に突き出す。
継ぎ代26が右側面24の裏側に貼り付けられたとき、突起片28は、右側面24に形成された切欠部242に整合する。箱本体2を組み立てる際に右側面24、即ち継ぎ代26を後側面22に対して折り曲げると、突起片28が継ぎ代26から起き上がる。起き上がった突起片28は、後側面22と右側面24とでできる縦稜部2bにおいて、箱本体2から外側(右側面24が向く方向)に突き出す。
図3(a)は、蓋3の展開図であり、図3(b)は、組み立てられた状態の蓋3の斜視図である。
蓋3は、蓋3が展開された形状を有する段ボール板を組み立てることにより生成される。図3(a)に示すように、蓋3は、前側面31と、後側面32と、左側面33と、右側面34と、天面35と、継ぎ代36とを備える。4つの側面31〜34は、横長の長方形状を有し、前後の側面31、32が左右の側面33、34よりもやや横に長くなっている。
天面35は、前フラップ351と、後フラップ352と、左フラップ353と、右フラップ354とで構成される。前フラップ351は前側面31の上に形成され、後フラップ352は後側面32の上に形成され、左フラップ353は左側面33の上に形成され、右フラップ354は右側面34の上に形成される。4つのフラップ351〜354は、横長の長方形状を有し、前後のフラップ351、352が左右のフラップ353、354よりもやや横に長くなっている。
継ぎ代36は、一方の端に位置する後側面32と他方の端に位置する右側面34とを結合するため、後側面32に隣接して設けられる。
右側面34と前側面31との境界34a、前側面31と左側面33との境界31a、左側面33と後側面32との境界33a、および、後側面32と継ぎ代36との境界32aには、組み立ての際に、各側面31〜34および継ぎ代36が折り曲がりやすくなるよう、けい線が形成されることが望ましい。同様に、右側面34と右フラップ354との境界354a、前側面31と前フラップ351との境界351a、左側面33と左フラップ353との境界353a、および、後側面32と後フラップ352との境界352aにも、けい線が形成されることが望ましい。
左側面33には、境界31aに接するように嵌合孔37が形成される。嵌合孔37は、箱本体2の突起片27が嵌め込み可能なとなるよう、突起片27に対応する形状、即ち、細長い長方形状を有する。また、継ぎ代36には、境界32aに接するように嵌合孔38が形成される。嵌合孔38は、箱本体2の突起片28が嵌め込み可能となるよう、突起片28に対応する形状、即ち、細長い長方形状を有する。
蓋3を、展開した状態から組み立てるには、まず、後側面32と右側面34とを継ぎ代36によって結合し、各境界31a〜34aの部分を折り曲げて四角い筒を形成する。次に、左右のフラップ353、354を内側に折り曲げ、さらに、これらの外側に重なるように、前後のフラップ351、352を内側に折り曲げる。その後、前フラップ351と後フラップ352との間、および、左右の側面33、34と前フラップ351および後フラップ352の間を粘着テープTPで固定する。こうして、図3(b)に示すように、天面35および4つの側面31〜34を有するとともに下面が開口する蓋3が完成する。蓋3の高さ寸法は、箱本体2の高さ寸法より小さく、たとえば、3分の2程度とされる。
蓋3が組み立てられた状態において、嵌合孔37は、前側面31と左側面33とでできる縦稜部3aにおいて、左側面33が向く方向に開口する。継ぎ代36が右側面34の裏側に貼り付けられたとき、嵌合孔37は、右側面34に形成された切欠部341に整合する。蓋3が組み立てられた状態において、嵌合孔38は、後側面32と右側面34とでできる縦稜部3bにおいて、右側面34が向く方向に開口する。
図4(a)および(b)は、それぞれ、仕切り4を構成する第1仕切板41および第2仕切板42の正面図である。図4(c)は、分解された状態の仕切り4の斜視図であり、図4(d)は、組み立てられた状態の仕切り4の斜視図である。
仕切り4は、6枚の第1仕切板41と5枚の第2仕切板42により構成される。第1仕切板41および第2仕切板42は、段ボール板により形成され、ほぼ横長の長方形状を有する。
図4(a)に示すように、第1仕切板41には、中央部から下端部へと縦に延びる5本の第1スリット411が、所定の間隔で形成される。また、第1仕切板41には、上端部に、2つの第1スリット411の間に一つずつとなるよう、4つの第1凹部412が形成され、左右の端部の上部に第2凹部413が形成される。
図4(b)に示すように、第2仕切板42には、中央部から上端端部へと縦に延びる6本の第2スリット421が、所定の間隔で形成される。また、第2仕切板42は、上部の幅がやや狭くされ、この幅狭部422の左右の上端部に外側へ突出する爪片423が形成される。幅の広い部分から幅狭部422へ切替わる部分には、テーパー422aが形成される。左右の爪片423は、上側の側辺423aがなだらかに傾斜し、下側の側辺423bが幅狭部422へ向かってほぼ水平に延びる。
図4(c)に示すように、前後に並べられた6枚の第1仕切板41と左右に並べられた5枚の第2仕切板42が、第1スリット411と第2スリット421とが噛み合うように、井桁状に組み合わせられる。これにより、図4(d)に示すように、井桁状の仕切り4が完成する。
図5(a)は、天面板5の展開図であり、図5(b)は、コの字状に折り曲げられた状態の天面板5の斜視図である。
天面板5は、段ボール板により形成され、天面51と、前差し込み片52と、後差し込み片53と、を備える。天面51は、箱本体2の上面の開口と同じ形状、即ち、やや横長の長方形状を有する。天面51の左右の端部には、中央部分を切り欠くことにより手掛部511が形成される。
前差し込み片52は、天面51の前端に形成され、後差し込み片53は、天面51の後端に形成される。前差し込み片52および後差し込み片53は、天面51と垂直になるよう下方に折り曲げられ、その上下寸法は、仕切り4における第2仕切板42の幅狭部422の上下寸法とほぼ同じとされる。折り曲げが容易となるよう、天面51と前差し込み片52との境界52aおよび天面51と後差し込み片53の境界53aに、けい線が形成されることが望ましい。前差し込み片52には、第2仕切板42の爪片423と同じ間隔を有するようにして、4つの挿入孔521が形成される。同様に、後差し込み片53にも4つの挿入孔531が形成される。挿入孔521、531は、爪片423が挿入可能となるように、爪片423に対応する形状、即ち、縦長のスリット形状を有する。
図1に示すように、底面板6は、段ボール板により形成され、箱本体2の底面25と同じ形状、即ち、やや横長の長方形状を有する。
次に、図6ないし図8を参照して、梱包装置1に被梱包物である電子部品Pを梱包する手順について説明する。
図6(a)は、箱本体2に電子部品Pが収納される前の状態を示す梱包装置1の斜視図であり、図6(b)は、箱本体2に電子部品Pが収納され、上面に天面板5が装着された状態を示す梱包装置1の斜視図である。図6(c)は、箱本体2に蓋3が被せられて梱包が完成した状態を示す梱包装置1の斜視図である。図7(a)は、天面板5が箱本体2の上面に装着される前の状態を示す図6(a)のA−A´断面で切断された要部断面図である。図7(b)は、天面板5が箱本体2の上面に装着される様子を示す図6(a)のA−A´断面で切断された要部断面図である。図7(c)は、天面板5が箱本体2の上面に装着された状態を示す図6(b)のB−B´断面で切断された要部断面図である。図8(a)は、箱本体2に蓋3が被せられた梱包装置1における、箱本体2の前側面21のすぐ外側で切断された正面断面図である。図8(b)は、蓋3が箱本体2に被せられるときの様子を示す要部断面図である。
まず、箱本体2の底面25に底面板6が敷かれ、その後、箱本体2の内部に仕切り4が挿入される。底面板6は、梱包装置1が下方から衝撃を受けたとき、この衝撃を和らげる緩衝体として機能する。
図6(a)に示すように、箱本体2の内部が、仕切り4によって、20個の収納部43に区画される。図7(a)に示すように、箱本体2の内部では、仕切り4の幅狭部422と前側面21との間、および、幅狭部422と後側面22との間に、差し込み空間Sが形成される。仕切り4の爪片423は、差し込み空間Sに張り出すが、上側の側辺423aの傾斜によって、差し込み空間Sへの入口側に向うに従って爪片423と前側面21および後側面22との間隔が拡がっていく。これにより、差し込み空間Sへの十分な入口が確保される。
次に、各収納部43に、上方から電子部品Pが収納される。全ての収納部43に電子部品Pが収納されると、図6(b)に示すように、天面板5が、上方から箱本体2の上面に装着される。このとき、図7(b)に示すように、天面板5の前差し込み片52および後差し込み片53が、爪片423と前側面21および後側面22との隙間(入口)から差し込み空間Sへ差し込まれる。天面板5が下方に押されると、図7(b)の矢印のように、前差し込み片52および後差し込み片53が、爪片423の傾斜する側辺423aに案内されて、前側面21および後側面22を外側に押し広げながら下方に挿入されていく。そして、前差し込み片52および後差し込み片53が、差し込み空間Sに最後まで差し込まれると、図7(c)に示すように、前差し込み片52の挿入孔521に前側の爪片423が挿入され、後差し込み片53の挿入孔531に後側の爪片423が挿入される。爪片423の下側の側辺423bが挿入孔521、531の下端に引っ掛かり、前差し込み片52および後差し込み片53が上方に抜けにくくなる。ここで、仕切り4には、テーパー422aが形成されているため、前差し込み片52および後差し込み片53の下端が幅狭部422への段差部分に引っ掛かりにくい。これにより、内側へ戻ろうとする前側面21および後側面22の弾性で、円滑に挿入孔521、531に爪片423が挿入される。
天面板5は、梱包装置1が上方から衝撃を受けたとき、この衝撃を和らげる緩衝体として機能する。また、天面板5は、箱本体2の上面を覆う内蓋としての機能も有する。
なお、作業者が、天面板5を箱本体2から取り外す際には、手掛部511を持って、天面板5を上方に強く引き上げる。爪片423と挿入孔521、531との係合が、引き上げる力に負けて解除され、天面板5が箱本体2から外れる。
天面板5が箱本体2に装着された後、図6(c)および図8(a)に示すように、蓋3が、箱本体2の外側に上方から被せられる。梱包装置1の前側では、突起片27が嵌合孔37に嵌め込まれ、梱包装置1の後側では、突起片28が嵌合孔38に嵌め込まれる。突起片27、28と嵌合孔37、38との嵌合により、蓋3が箱本体2から上方に抜けにくくなる。
図8(b)に示すように、突起片27、28には、上側の側辺27a、28aと下側の側辺27b、28bにテーパーが設けられている。このため、蓋3が箱本体2に被せられるとき、蓋3の下端が上側の側辺27a、28aに案内されて突起片27、28を乗り越えやすく、また、嵌合孔37、38が突起片27、28の位置に至ったときに、突起片27、28が嵌合孔37、38に嵌り込みやすい。
こうして、梱包装置1への電子部品Pの梱包が完了する。
なお、作業者が、蓋3を箱本体2から取り外す際には、たとえば、蓋3の前後の側面の下端部を持って、蓋3を上方に強く引き上げる。突起片27、28と嵌合孔37、38との嵌合が、引き上げる力に負けて解除され、蓋3が箱本体2から外れる。
<実施形態の効果>
以上、本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
箱本体2に突起片27、28を形成するとともに蓋3に嵌合孔37、38を形成し、蓋3を箱本体2に被せると突起片27、28が嵌合孔37、38に嵌合するようにしたので、蓋3が箱本体2に対し上方に抜けにくくなる。これにより、輸送時の衝撃等により箱本体2から蓋3が外れることを防止できる。
突起片27、28は、箱本体2を組み立てる過程で自動的に形成されるので、箱本体2を組み立てた後に突起片27、28を形成する作業が不要となる。
箱本体2の4つの縦稜部のうち、対角に位置する2つの縦稜部2a、2bのみに突起片27、28が設けられ、蓋3の4つの縦稜部のうち、対角に位置する2つの縦稜部3a、3bのみに嵌合孔37、38が設けられるので、突起片27、28の形成による箱本体2の強度低下および嵌合孔37、38の形成による蓋3の強度低下を抑制できる。
箱本体2には、右側面24と継ぎ代26とで二重構造となっている縦稜部2bに突起片28が形成され、蓋3には、右側面34と継ぎ代36とで二重構造となっている縦稜部3bに嵌合孔38が形成されるので、突起片28の形成による箱本体2の強度低下および嵌合孔38の形成による蓋3の強度低下を一層抑制できる。
仕切り4と天面板5の差し込み片52、53との間に、爪片423と挿入孔521、531による抜止め構造が設けられるので、仮に、箱本体2から蓋3が外れても、天面板5によって、箱本体2から電子部品Pが外部に出てしまうことを防止できる。
爪片423の上側の側辺423aを傾斜させ、この傾斜によって、差し込み空間Sへの入り口側に向うに従って爪片423と前側面21および後側面22との間隔が拡がるようにしているので、差し込み空間Sへの十分な入口が確保され、差し込み片52、53を差し込み空間Sに差し込みやすくなる。また、側辺423aの傾斜によって差し込み片52、53を外側に円滑に案内できるので、差し込み片52、53が爪片423を乗り越えやすくなる。これにより、天面板5の箱本体2への装着が容易になる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に何ら制限されるものではない。
たとえば、上記実施形態では、突起部である突起片27、28が箱本体2に設けられ、嵌合部である嵌合孔37、38が蓋3に設けられたが、以下の変更例に説明するように、蓋3に突起部が設けられ、箱本体2に嵌合部が設けられてもよい。
<変更例1>
図9および図10は、変更例1に係る梱包装置1の構成を示す図である。図9(a)は、仕切り4、天面板5および底面板6が省略された梱包装置1の分解斜視図であり、図9(b)は、箱本体2に蓋3が被せられた状態の梱包装置1の斜視図である。図10(a)は、蓋3の展開図であり、図10(b)は、箱本体2の展開図である。なお、上記実施形態と同じ構成には同じ符号を付し、説明を省略する。
図9(a)および図10(a)に示すように、蓋3において、前側面31と右側面34との境界34aの下端位置に、突起部37Aを形成するため、水平の切り込み371と、切り込み371の両端から境界34aへV字を形成するように延びるけい線(折り目)372とが形成される。また、切り込み371の下に開口部373が形成される。同様に、後側面32と左側面33の境界33aの下端位置にも、突起部38Aを形成するため、切り込み381とV字状のけい線382とが形成され、切り込み381の下に開口部383が形成される。開口部373、383は、後述するように、指等を引っ掛けるための引っ掛け部となる。
図9(a)および図10(b)に示すように、箱本体2において、前側面21と右側面24との境界24aの中央よりもやや上寄りの位置に、嵌合凹部27Aを形成するため、水平の切り込み272と、切り込み272の両端から境界24aへV字を形成するように延びるけい線(折り目)273とが形成される。同様に、後側面22と左側面23との境界23aの中央よりもやや上寄りの位置にも、嵌合凹部28Aを形成するため、切り込み282とV字状のけい線283とが形成される。
箱本体2が組み立てられた後、切り込み272とけい線273で囲まれた、嵌合凹部27Aとなる領域を箱本体2の内側に押し込むことにより、前側面21と右側面24とでできる縦稜部2cに箱本体2の内側に窪む嵌合凹部27Aが形成される。同様に、切り込み282とけい線283で囲まれた、嵌合凹部28Aとなる領域を箱本体2の内側に押し込むことにより、後側面22と左側面23とでできる縦稜部2dに箱本体2の内側に窪む嵌合凹部28Aが形成される。嵌合凹部27A、28Aは、縦稜部2c、2dを正面から見たときに、三角形状を有する。
図9(b)に示すように、蓋3を最後まで箱本体2に被せると、切り込み371とけい線372で囲まれた、突起部37Aとなる領域が、箱本体2の嵌合凹部27Aに整合する。この状態で、突起部37Aとなる領域が蓋3の内側に押し込まれると、蓋3に内側へ突出する突起部37Aが形成され、この突起部37Aが嵌合凹部27Aに嵌合する。同様にして、切り込み381とけい線382で囲まれた、突起部38Aとなる領域が蓋3の内側に押し込まれると、蓋3に内側へ突出する突起部38Aが形成され、この突起部38Aが嵌合凹部28Aに嵌合する。これにより、蓋3が箱本体2から上方に抜けにくくなる。
なお、作業者が、蓋3を箱本体2から取り外す際には、たとえば、指を突起部37A、38Aの開口部373、383に引っ掛けて、突起部37A、38Aを、内側に突出しない元の状態に戻す。これにより、突起部37A、38Aと嵌合凹部27A、28Aとの嵌合が解除されるので、作業者が蓋3を持ち上げれば、蓋3が箱本体2から外れる。
以上、本変更例によれば、上記実施形態と同様、輸送時の衝撃等により箱本体2から蓋3が外れることを防止できる。
また、本変更例によれば、突起部37A、38Aとなる領域(縦稜部の一部)を蓋3の内側へ押し込むことにより突起部37A、38Aが形成されるので、蓋3を箱本体2に被せた後に突起部37A、38Aを形成することができ、蓋3を箱本体2に被せるときに突起部37A、38Aが抵抗とならず、蓋3を円滑に箱本体2に被せることができる。
さらに、突起部37A、38Aに開口部373、383が形成されるので、指などを開口部373、383に引っ掛けることにより、容易に突起部37A、38Aを元に戻して突起部37A、38Aと嵌合凹部27A、28Aとの嵌合を解除することができ、箱本体2から蓋3を容易に取り外すことができる。
さらに、箱本体2には、嵌合孔でなく、嵌合凹部27A、28Aが形成されるので、嵌合孔が形成される場合に比べて、箱本体2の上下方向の強度低下を抑制できる。
<変更例2>
図11および図12は、変更例2に係る梱包装置1の構成を示す図である。図11(a)は、仕切り4、天面板5および底面板6が省略された梱包装置1の分解斜視図であり、図11(b)は、箱本体2に蓋3が被せられた状態の梱包装置1の斜視図である。図12(a)は、蓋3の展開図であり、図12(b)は、箱本体2の展開図である。なお、上記実施形態と同じ構成には同じ符号を付し、説明を省略する。
図11(a)および図12(a)に示すように、蓋3において、前側面31と右側面34との境界34aの下端位置に、突起部37Bを形成するため、水平の切り込み374と、切り込み374の両端から真下に延びる2本のけい線(折り目)375とが形成される。また、切り込み374とけい線で囲まれた、突起部37Bとなる領域の中央部に開口部376が形成される。同様に、後側面32と左側面33の境界33aの下端位置にも、突起部38Bを形成するため、切り込み384と2本のけい線385とが形成され、突起部38Bとなる領域の中央部に開口部386が形成される。開口部376、386は、後述するように、指等を引っ掛けるための引っ掛け部となる。
図11(a)および図12(b)に示すように、箱本体2において、前側面21と右側面24との境界24aの中央よりもやや上寄りの位置に、四角形の嵌合孔27Bが形成される。同様に、後側面22と左側面23との境界23aの中央よりもやや上寄りの位置にも、四角形の嵌合孔28Bが形成される。
箱本体2が組み立てられた状態において、前側面21と右側面24とでできる縦稜部2cに嵌合孔27Bが形成され、後側面22と左側面23とでできる縦稜部2dに嵌合孔28Bが形成される。嵌合孔27B、28Bは、縦稜部2c、2dを正面から見たときに、四角形状を有する。
図12(b)に示すように、蓋3を最後まで箱本体2に被せると、突起部37Bとなる領域が、箱本体2の嵌合孔27Bに整合する。この状態で、突起部37Bとなる領域が蓋3の内側に押し込まれると、蓋3に内側へ突出する突起部37Bが形成され、この突起部37Bが嵌合孔27Bに嵌合する。同様にして、突起部38Bとなる領域が蓋3の内側に押し込まれると、蓋3に内側へ突出する突起部38Bが形成され、この突起部38Bが嵌合孔28Bに嵌合する。これにより、蓋3が箱本体2から上方に抜けにくくなる。
なお、作業者が、蓋3を箱本体2から取り外す際には、たとえば、指を突起部37B、38Bの開口部376、386に引っ掛けて、突起部37B、38Bを、内側に突出しない元の状態に戻す。これにより、突起部37B、38Bと嵌合孔27B、28Bとの嵌合が解除されるので、作業者が蓋3を持ち上げれば、蓋3が箱本体2から外れる。
以上、本変更例によれば、上記実施形態と同様、輸送時の衝撃等により箱本体2から蓋3が外れることを防止できる。
また、本変更例によれば、突起部37B、38Bとなる領域(縦稜部の一部)を蓋3の内側へ押し込むことにより突起部37B、38Bが形成されるので、蓋3を箱本体2に被せた後に突起部37B、38Bを形成することができ、蓋3を箱本体2に被せるときに突起部37B、38Bが抵抗とならず、蓋3を円滑に箱本体2に被せることができる。
さらに、突起部37B、38Bに開口部376、386が形成されるので、指などを開口部376、386に引っ掛けることにより、容易に突起部37B、38Bを元に戻して突起部37B、38Bと嵌合孔27B、28Bとの嵌合を解除することができ、箱本体2から蓋3を容易に取り外すことができる。
さらに、箱本体2には、嵌合凹部でなく、嵌合孔27B、28Bが形成されるので、箱本体2が組み立てられた後に嵌合凹部を形成する作業が不要となる。
<その他の変更例>
上記実施形態では、箱本体2の2つの縦稜部2a、2bに突起片27、28が形成され、蓋3の2つの縦稜部3a、3bに嵌合孔37、38が形成される。しかしながら、箱本体2の全ての縦稜部に突起片が形成されてもよく、蓋3の全ての縦稜部に嵌合孔が形成されてもよい。同様に、変更例1において、蓋3の全ての縦稜部に突起部が形成されてもよく、箱本体2の全ての縦稜部に嵌合凹部が形成されてもよい。さらに、変更例2において、蓋3の全ての縦稜部に突起部が形成されてもよく、箱本体2の全ての縦稜部に嵌合孔が形成されてもよい。さらに、突起片や突起部が箱本体2や蓋3における縦稜部以外の側面の部位に設けられてもよく、嵌合凹部や嵌合孔が箱本体2や蓋3における縦稜部以外の側面の部位に設けられてもよい。
また、変更例1において、箱本体2に、三角形状の嵌合凹部27A、28Aに替えて、三角形状の嵌合孔が形成されてもよい。同様に、変更例2において、箱本体2に、四角形状の嵌合孔27B、28Bに替えて、四角形状の嵌合凹部が形成されてもよい。
さらに、上記実施形態では、爪片423と挿入孔521、531からなる抜止め防止構造が、第2仕切板42と天面板5の前差し込み片52および後差し込み片53との間に設けられる。しかしながら、天面板5の前差し込み片52および後差し込み片53に替えて、あるいはこれらに加えて、天面板5の左右の端部に、それぞれ、前差し込み片52および後差し込み片53と同様な構成の左差し込み片および右差し込み片が形成され、これら左右の差し込み片と第1仕切板41との間に抜止め防止構造が設けられてもよい。
さらに、上記実施形態では、井桁状の仕切り4が、6枚の第1仕切板41と5枚の第2仕切板42とで構成され、箱本体2内が仕切り4により20個の収納部43に区画される。しかしながら、第1仕切板41と第2仕切板42の枚数および収納部43の個数は、上記の数に限定されるものではなく、梱包される電子部品によって適宜変更され得る。
さらに、上記実施形態では、箱本体2、蓋3、仕切り4、天面板5および底面板6が、段ボール板で形成される。しかしながら、梱包装置1を形成するための材料は、段ボール板以外の緩衝性を有する材料であってもよい。
この他、本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
1 梱包装置
2 箱本体
21 前側面
22 後側面
23 左側面
24 右側面
25 底面
26 継ぎ代
27,28 突起片(突起部)
27A,28A 嵌合凹部(嵌合部)
27B,28B 嵌合孔(嵌合部)
271,281 切り込み
3 蓋
3c,3d 縦稜部
31 前側面
32 後側面
33 左側面
34 右側面
35 天面
36 継ぎ代
37,38 嵌合孔(嵌合部)
37A,38A 突起部
37B,38B 突起部
4 仕切り
423 爪部(張出部)
5 天面板
52 前差し込み片(差し込み片)
53 後差し込み片(差し込み片)
521,531 挿入孔(挿入部)
S 差し込み空間

Claims (7)

  1. 底面および4つの側面を有するとともに上面が開口し、被梱包物が収容される箱本体と、
    天面および4つの側面を有するとともに下面が開口し、前記箱本体の外側に上方から被せられる蓋と、
    前記箱本体の側面および前記蓋の側面のうち一方の側面に形成され、他方の側面に向けて突出する突起部と、
    前記他方の側面に設けられ、前記突起部が嵌り込む嵌合部と、
    を備えることを特徴とする梱包装置。
  2. 請求項1に記載の梱包装置において、
    前記箱本体は、前記箱本体を展開した形状を有する平板状の材料を組み立てることにより生成され、
    前記箱本体の一つの側面には、この側面に隣接する側面との境界に繋がるように、前記突起部の輪郭を有した切り込みが形成され、
    前記箱本体を組み立てる際に前記一つの側面を前記隣接する側面に対して折り曲げると、前記突起部が前記一つの側面から立ち上がり前記箱本体から外側へ突き出す、
    ことを特徴とする梱包装置。
  3. 請求項1または2に記載の梱包装置において、
    前記箱本体には、展開した状態で両端に位置する側面同士を結合するための継ぎ代が一端に位置する側面に隣接して設けられ、
    前記継ぎ代に、前記一端に位置する側面との境界に繋がるように、前記突起部の輪郭を有した切り込みが形成され、
    前記箱本体を組み立てる際に前記継ぎ代を前記一端に位置する側面に対して折り曲げると、前記突起部が前記継ぎ代から立ち上がり前記箱本体から外側へ突き出す、
    ことを特徴とする梱包装置。
  4. 請求項3に記載の梱包装置において、
    前記継ぎ代の前記切り込みは、前記突起部と前記突起部の周囲との間に隙間が設けられるように前記継ぎ代に形成される、
    ことを特徴とする梱包装置。
  5. 請求項1に記載の梱包装置において、
    前記突起部は、前記蓋の縦稜部の一部を、前記蓋の内側に押し込むことにより形成される、
    ことを特徴とする梱包装置。
  6. 請求項1ないし5の何れか一項に記載の梱包装置において、
    前記箱本体内を複数の収納部に区画するための仕切りと、
    前記蓋が前記箱本体に被せられる前に前記箱本体の上面の開口を塞ぐ天面板と、をさらに備え、
    前記天面板には、前記開口を塞いだ際に前記箱本体の側面と前記仕切りとの間に形成される差し込み空間に差し込まれる差し込み片が形成され、
    前記仕切りと前記差し込み片との間に、前記差し込み片が前記差し込み空間から抜けるのを防止する抜止め構造が設けられる、
    ことを特徴とする梱包装置。
  7. 請求項6に記載の梱包装置において、
    前記抜止め構造は、前記仕切りに形成され、前記差し込み空間内に張り出す張出部と、前記差し込み片に形成され、前記張出部が挿入される挿入部とを含み、
    前記張出部には、前記差し込み空間への入り口側に向うに従って前記張出部と前記箱本体の側面との間隔を拡げる傾斜が形成される、
    ことを特徴とする梱包装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019077483A (ja) * 2017-10-26 2019-05-23 株式会社 環境整備 直管型廃蛍光管の回収運搬用容器

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