JP2017047454A - レーザ溶接機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダミーワークを用意する必要がなく、焦点ズレが生じた場合に焦点ズレを解消または減少できるレーザ溶接機を提供すること。【解決手段】レーザ溶接機1は、ワーク800にレーザ光LBを出射するレーザ光出射機構30と、ワーク800に検査光TBを照射する照明具50と、レーザ光出射機構30をワーク800に対して相対移動させる移動機構60とを備える。このうちレーザ光出射機構30は、コリメートレンズ31と、ガルバノスキャナ33,35と、集光レンズ37と、レーザ光LBは透過する一方、反射検査光TCを反射するハーフミラー41と、反射検査光TCを用いて焦点ズレを検知する焦点ズレ検知ユニット43とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、入力されたレーザ光をワークに向けて偏向して出射するレーザ光出射機構を備えるレーザ溶接機に関する。
従来より、自動車業界等においては、レーザ溶接機を用いたレーザ溶接が行われている。例えば特許文献1には、レーザ光を出射するレーザ発振器と、レーザ光を伝送する光ファイバと、レーザ光をワークに照射して溶接するレーザ溶接用加工ヘッド(レーザ光出射機構)とを備えるレーザ溶接機が開示されている(特許文献1の図2,特許請求の範囲等を参照)。また、このレーザ溶接機では、レーザ発振器内に、複数の光センサを配置しており、ワーク表面のうちレーザ光の照射部位から出射されたプラズマ光を、レーザ溶接用加工ヘッド及び光ファイバを通じて、レーザ発振器内の光センサに導くように構成されている。そして、光センサで検知されたプラズマ光の発光強度に基づいて、レーザ溶接用加工ヘッドをワークに対して移動させて、ビーム焦点を設定することが記載されている。
特開2005−34885号公報
ところで、レーザ溶接機は、連続してレーザ溶接を行うと、特に、高出力、小スポット径で連続してレーザ溶接を行うと、レーザ溶接用加工ヘッド(レーザ光出射機構)内の光学系の温度が上昇し、焦点位置が徐々にズレることが判ってきた。この問題を解決するには、実際の溶接に先立ち、予めレーザ溶接用加工ヘッド(レーザ光出射機構)内の光学系の温度が安定するまで連続でレーザ光を照射することが考えられるが、このようないわゆる暖機運転を行うのは、コスト高を招く。
これに対し、前述の特許文献1のレーザ溶接機は、前述のように、ワーク表面のレーザ照射部位から出射されたプラズマ光を、レーザ溶接用加工ヘッド及び光ファイバを通じてレーザ発振器内の光センサに導き、光センサで検知された発光強度に基づいて、焦点合わせを行う。このため、連続溶接に伴い光学系の温度が上昇して焦点ズレが生じる場合でも、各々の溶接前に焦点合わせをすることで、焦点ズレを無くすことができると考えられる。
しかしながら、特許文献1のレーザ溶接機は、実際にワークにレーザ光を照射しなければプラズマ光が発生しないため、レーザ光を照射しなければ焦点合わせができない。このため、実際のワークを用いたレーザ溶接に先立ち、ダミーワークを用意して、これにレーザ光を照射して、焦点合わせを行うことになる。従って、特許文献1のレーザ溶接機を利用した場合も、コスト高を招く。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、ダミーワークを用意しなくとも、レーザ照射に伴う焦点ズレを解消または減少できるレーザ溶接機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一態様は、レーザ光をワークに向けて偏向して出射するレーザ光出射機構を備えるレーザ溶接機であって、上記ワークに検査光を照射する照明具を備え、上記レーザ光出射機構は、上記レーザ光を平行光にするコリメートレンズと、上記コリメートレンズを通過した上記レーザ光を偏向させる少なくとも1つのガルバノスキャナと、上記レーザ光を集光して焦点に集める集光レンズと、上記コリメートレンズと上記ガルバノスキャナ及び上記集光レンズとの間に配置され、上記コリメートレンズを通過した上記レーザ光は透過する一方、上記照明具から出射した上記検査光が上記ワークで反射して上記レーザ光の光路を逆に進んだ反射検査光を反射するハーフミラーと、上記ハーフミラーで反射した上記反射検査光を用いて、上記焦点の焦点ズレを検知する焦点ズレ検知ユニットと、を有し、上記レーザ光出射機構を上記ワークに対して相対移動させて、上記レーザ光出射機構と上記ワークとの間の距離を調整する移動機構を備えるレーザ溶接機である。
このレーザ溶接機は、実際のレーザ溶接に先立ち、照明具からワークに検査光を照射し、ワークで反射してレーザ光が通るレーザ光出射機構内の光学系を逆向きに通った検査光(反射検査光)を用いて、焦点ズレ検知ユニットで焦点ズレを検知することで、例えば、レーザ光出射機構内の光学系の温度変化に伴って生じる焦点ズレを検知できる。そして、焦点ズレが生じている場合には、移動機構により、レーザ光出射機構をワークに対して相対移動させて、レーザ光出射機構とワークとの間の距離を調整することで、この焦点ズレを解消または減少できる。従って、上述のレーザ溶接機を用いれば、ダミーワークを用意しなくとも、レーザ照射に伴う焦点ズレを解消または減少できる。
なお、「移動機構」としては、例えば、ワークの位置を固定しておき、レーザ光出射機構を移動させて、両者間の距離を調整する移動機構や、逆に、レーザ光出射機構の位置を固定しておき、ワークを移動させて、両者間の距離を調整する移動機構、レーザ光出射機構及びワークをそれぞれ移動させて、両者間の距離を調整する移動機構が挙げられる。
また、「照明具」としては、発熱電球や蛍光灯を有する照明具のほか、LED照明や別途用意したレーザ光源を用いることができる。
更に、上記のレーザ溶接機であって、前記照明具は、前記レーザ光と同一波長の前記検査光を出射するレーザ溶接機とするのが好ましい。
レーザ光出射機構内の光学系の各レンズが有する色分散により、各レンズの焦点距離は波長毎に微妙に異なる。このため、レーザ光の波長とは異なる波長の検査光を用いて焦点ズレを測定すると、レーザ光出射機構に生じる焦点ズレの大きさを精度良く測定できないおそれがある。これに対し、上述のレーザ溶接機では、検査光をレーザ光と同一波長としているので、レーザ光出射機構に生じる焦点ズレの大きさを精度良く検知できる。そして、この焦点ズレの大きさに基づいて、移動機構によりレーザ光出射機構とワークとの間の距離を調整できる。
なお、レーザ光と同一波長の検査光を出射する照明具としては、溶接に用いるレーザ光と同一波長の光を発するように調整したLED光源やレーザダイオードを用いたレーザ光源などが挙げられる。
また、他の態様としては、レーザ光をワークに向けて偏向して出射するレーザ光出射機構を備えるレーザ溶接機であって、上記ワークに検査光を照射する照明具を備え、上記レーザ光出射機構は、上記レーザ光を平行光にするコリメートレンズと、上記コリメートレンズを通過した上記レーザ光を偏向させる少なくとも1つのガルバノスキャナと、上記レーザ光を集光して焦点に集める集光レンズと、上記コリメートレンズと上記ガルバノスキャナ及び上記集光レンズとの間に配置され、上記コリメートレンズを通過した上記レーザ光は透過する一方、上記照明具から出射した上記検査光が上記ワークで反射して上記レーザ光の光路を逆に進んだ反射検査光を反射するハーフミラーと、上記ハーフミラーで反射した上記反射検査光を用いて、上記焦点の焦点ズレを検知する焦点ズレ検知ユニットと、を有し、上記レーザ光出射機構を上記ワークに対して相対移動させて、上記レーザ光出射機構と上記ワークとの間の距離を調整する移動機構を備えるレーザ溶接機を用いたレーザ溶接方法であって、実際に上記ワークに上記レーザ光を照射するのに先立ち、上記照明具から上記ワークに上記検査光を照射し、上記ワークの所定位置から反射した上記反射検査光を用いて、上記焦点ズレ検知ユニットで上記焦点ズレを検知し、上記焦点ズレに基づいて、上記移動機構で上記レーザ光出射機構と上記ワークとの間の距離を調整して上記焦点ズレを解消または減少した後、上記ワークに上記レーザ光を照射して溶接を行う溶接工程を備えるレーザ溶接方法とするのが好ましい。
このレーザ溶接方法では、実際のレーザ溶接に先立ち、照明具からワークに検査光を照射し、ワークで反射してレーザ光が通るレーザ光出射機構内の光学系を逆向きに通った検査光(反射検査光)を用いて、焦点ズレ検知ユニットで焦点ズレを検知する。そして、焦点ズレが生じている場合には、移動機構でレーザ光出射機構とワークとの間の距離を調整して焦点ズレを解消または減少した後に、ワークにレーザ溶接を行う。従って、このレーザ溶接方法によれば、ダミーワークを用意しなくとも、レーザ照射に伴う焦点ズレを解消または減少した上で、レーザ溶接を行うことができる。
更に、上記のレーザ溶接方法であって、前記レーザ光出射機構は、前記ハーフミラーと前記ガルバノスキャナ及び前記集光レンズとの間に、前記焦点の位置を前記レーザ光の光路に沿う光路方向に変化可能な焦点位置変更レンズ系を有し、前記溶接工程は、この溶接工程中に生じる焦点ズレを相殺するように、上記焦点位置変更レンズ系で上記焦点の位置を補正しつつ、上記ワークに溶接を行うレーザ溶接方法とするのが好ましい。
1つのワークに対して、溶接を開始してから溶接を終了するまでの間にも、レーザ光出射機構内の光学系の温度は上昇するため、溶接工程内でも溶接の始めと終わりとでは焦点ズレが生じる。これに対し、上述のレーザ溶接方法では、溶接工程において、この溶接工程中に生じる焦点ズレを相殺するように、焦点位置変更レンズ系で焦点の位置を補正しつつ、ワークに溶接を行うので、ワークに溶接を行っている間に焦点ズレが生じるのを抑制して、溶接工程の始めと終わりとで溶接状態が変動するのを抑制できる。
実施形態1に係るレーザ溶接機を示す説明図である。 実施形態1に係り、電池(ワーク)の斜視図である。 実施形態1に係り、電池(ワーク)の上方から見た平面図である。 実施形態2に係るレーザ溶接機を示す説明図である。
(実施形態1)
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。図1に、本実施形態1に係るレーザ溶接機1を示す。また、図2及び図3に、このレーザ溶接機1でレーザ溶接される電池(ワーク)800を示す。なお、以下では、レーザ溶接機1の上下方向をZ方向ZH、Z方向ZHに直交する方向をX−Y方向XYHとする(図1参照)。また、電池800について、電池横方向AH、電池厚み方向BH、電池縦方向CHを、図1〜図3に示す方向に定めて説明する。
レーザ溶接機1は、レーザ発振器10と、光ファイバ20と、レーザ光出射機構30と、照明具50と、移動機構60と、制御装置70等から構成される。
このうちレーザ発振器10は、レーザ光LB、具体的には、波長1070nmのレーザ光LBを生成するファイバーレーザ装置である。このレーザ発振器10と次述するレーザ光出射機構30とは、光ファイバ20を介して接続されている。
レーザ光出射機構30は、これに接続された光ファイバ20の先端から放射されたレーザ光LBを、ワークである電池800に向けて偏向して出射する装置である。このレーザ光出射機構30は、コリメートレンズ31と、2つのガルバノスキャナ(第1ガルバノスキャナ33及び第2ガルバノスキャナ35)と、集光レンズ37と、Zレンズ系(焦点位置変更レンズ系)39と、ハーフミラー41と、焦点ズレ検知ユニット43と、保護ガラス49等から構成される。
このうちコリメートレンズ31は、光ファイバ20の先端からレーザ光出射機構30に入力されたレーザ光LBをZ方向ZH(図1中、上下方向)に進む平行光にするレンズである。
また、第1ガルバノスキャナ33及び第2ガルバノスキャナ35は、コリメートレンズ31を通過し、更に後述するハーフミラー41及びZレンズ系39を通過したレーザ光LBをX−Y方向XYHに偏向させる。第1ガルバノスキャナ33及び第2ガルバノスキャナ35は、それぞれ図示しないモータとこれに回動可能に取り付けられた全反射ミラーとを有し、モータを回動させることで、全反射ミラーに照射されたレーザ光LBの角度を偏向できるように構成されている。これら第1ガルバノスキャナ33及び第2ガルバノスキャナ35で偏向されたレーザ光LBは、レーザ光出射機構30に取り付けられた保護ガラス49を通じて、レーザ光出射機構30から電池800に照射される。
集光レンズ37は、レーザ光LBを集光して焦点に集めるレンズである。この集光レンズ37は、第1ガルバノスキャナ33と第2ガルバノスキャナ35との間に配置されている。
Zレンズ系39は、後述するハーフミラー41と第1ガルバノスキャナ33との間に配置されている。このZレンズ系39は、レーザ光LBの焦点の位置を、レーザ光LBの光路に沿う光路方向LHに変化可能なレンズ系である。具体的には、Zレンズ系39は、レンズとこれを光路方向LHに移動させる移動機構(図示しない)とを有し、レンズを光路方向LHに移動させることで、レーザ光LBの焦点の位置を光路方向LH(Z方向ZH)に進退させる。
ハーフミラー41は、コリメートレンズ31とZレンズ系39との間に配置されている。このハーフミラー41は、コリメートレンズ31を通過したレーザ光LBを透過する。一方、後述する反射検査光TC(照明具50から出射した検査光TBが電池800で反射してレーザ光LBの光路を逆に進んだ反射検査光TC)を反射する。
図1において破線で囲む焦点ズレ検知ユニット43は、ハーフミラー41で反射した反射検査光TCを用いて、焦点ズレを検知する検知ユニットである。この焦点ズレ検知ユニット43は、位相差を利用して焦点ズレを検知する検知ユニットであり、第1集光レンズ44と、第2集光レンズ45と、一対のセパレータレンズ46と、光センサ47とを有する。ハーフミラー41で反射した反射検査光TCは、第1集光レンズ44及び第2集光レンズ45を通過し、更に一対のセパレータレンズ46を通過する。これにより、光センサ47上で2つの像として結像する。結像した2つの像の間隔Lが、合焦しているときの所定間隔と一致している場合には、焦点が合っている。一方、結像した2つの像の間隔Lが、所定間隔よりも広い場合或いは狭い場合は、その間隔の違いに応じた大きさの焦点ズレが生じていることが判る。
次に、照明具50について説明する。この照明具50は、LEDを用いた照明具であり、前述のレーザ光LBと同一波長(具体的には1070nm)の検査光TBを出射する。照明具50は、電池800の斜め上方に配置されており、電池800のケース蓋部材813に向けて検査光TBを照射できる。
移動機構60は、モータを有し、レーザ光出射機構30全体をZ方向ZHに移動させることができる。これにより、レーザ光出射機構30と電池800との間のZ方向ZHの距離を調整できる。
制御装置70は、CPU、ROM及びRAMを含み、ROM等に記憶された所定の制御プログラムによって作動するマイクロコンピュータを有する。この制御装置70は、レーザ発振器10に接続されており、レーザ光LBの出射のオン・オフやレーザ光LBの出力等を制御できる。また、制御装置70は、レーザ光出射機構30と接続されており、第1ガルバノスキャナ33及び第2ガルバノスキャナ35の全反射ミラーの角度をそれぞれ制御して、レーザ光LBをX−Y方向XYHに偏向させることができる。また、制御装置70は、Zレンズ系39のレンズの光路方向LHへの移動を制御して、レーザ光LBの焦点位置を光路方向LH(Z方向ZH)に進退させることができる。
また、制御装置70は、移動機構60に接続されており、レーザ光出射機構30のZ方向ZHへの移動を制御して、レーザ光出射機構30と電池800との間のZ方向ZHの距離を調整できる。具体的には、焦点ズレ検知ユニット43で焦点ズレが検知された場合には、その焦点ズレの大きさに応じて、焦点ズレを解消するように、レーザ光出射機構30のZ方向ZHへの移動を制御できる。また、制御装置70は、照明具50に接続されており、検査光TBの出射のオン・オフを制御できる。
次に、ワークである電池800について説明する(図1〜図3参照)。この電池800は、ハイブリッド自動車や電気自動車等の車両などに搭載される角型の密閉型電池である。電池800は、直方体箱状で金属(具体的にはアルミニウム)からなる電池ケース810を備える。この電池ケース810は、有底角筒状のケース本体部材811と、このケース本体部材811の開口を閉塞する矩形板状のケース蓋部材813とから構成される。ケース本体部材811内には、電極体や電解液等(図示しない)が収容され、また、ケース蓋部材813には、正極端子820及び負極端子830が固設されている。ケース本体部材811とケース蓋部材813とは、前述のレーザ溶接機1を用いて、ケース本体部材811の開口及びケース蓋部材813の周縁に沿って全周にわたりレーザ溶接される。
次いで、前述のレーザ溶接機1を用いたレーザ溶接方法について説明する。まず、ケース本体部材811の開口をケース蓋部材813で閉塞した状態の電池800(ケース本体部材811とケース蓋部材813とが未だ溶接されていない状態の電池800)を用意し、この電池800を所定の位置に固定する。
次に、この電池800について「溶接工程」を行う。まず、図3に示すように、レーザ光LBの照射位置が上側中央の焦点合わせ位置PAとなるように、第1ガルバノスキャナ33及び第2ガルバノスキャナ35の全反射ミラーの角度をそれぞれ制御する。またこれと共に、Zレンズ系39のレンズの光路方向LHの位置を制御して、予め定められた位置(レーザ光LBの焦点が焦点合わせ位置PAとなる位置)に合わせる。
次に、実際に電池800にレーザ光LBを照射するのに先立ち、照明具50から電池800に向けて検査光TBを照射する。この検査光TBは、電池800で反射され、この反射した反射検査光TCの一部は、レーザ光LBが通るレーザ光出射機構30内の光学系を逆向きに進む。具体的には、反射検査光TCは、保護ガラス49を通過して、第2ガルバノスキャナ35の全反射ミラーで反射され、集光レンズ37を通過して、第1ガルバノスキャナ33の全反射ミラーで反射される。更に、反射検査光TCは、Zレンズ系39のレンズを通過して、ハーフミラー41に向かう。
更に、この反射検査光TCは、ハーフミラー41で反射され、焦点ズレ検知ユニット43内に入射する。焦点ズレ検知ユニット43内において、反射検査光TCは、第1集光レンズ44、第2集光レンズ45、一対のセパレータレンズ46の順に通過し、光センサ47上に2つの像を結ぶ。前述したように、2つの像の間隔Lが、所定間隔である場合は、焦点が合っている。一方、2つの像の間隔Lが、所定間隔よりも広い場合或いは狭い場合は、その間隔の違いに応じた偏差の焦点ズレが生じている。そこで、制御装置70は、焦点ズレ検知ユニット43で検知した間隔Lに基づいて移動機構60を制御する。具体的には、焦点ズレが解消するように、レーザ光出射機構30をZ方向ZHへ移動させ、レーザ光出射機構30と電池800との間のZ方向ZHの距離を調整し、焦点ズレが解消した後、照明具50からの検査光TBを照射をオフにする。
次に、電池800にレーザ光LBを照射してレーザ溶接を行う。具体的には、レーザ発振器10からレーザ光LBを出射する。このレーザ光LBは、光ファイバ20を通じて、レーザ光出射機構30内に入力される。レーザ光出射機構30内において、レーザ光LBは、コリメートレンズ31を通過して平行光となる。その後、レーザ光LBは、ハーフミラー41を透過し、更にZレンズ系39のレンズを通過して、第1ガルバノスキャナ33の全反射ミラーで反射される。その後、レーザ光LBは、集光レンズ37を通過し、第2ガルバノスキャナ35の全反射ミラーで反射され、保護ガラス49を通じて、レーザ光出射機構30から電池800に照射される。
本実施形態1におけるレーザ溶接では、図3に示すように、左上の角部に位置する溶接開始・終了位置PBから開始し、時計回りにケース本体部材811の開口及びケース蓋部材813の周縁に沿って進み、1周して元の位置に戻ったら(溶接開始・終了位置PBまで戻ると)終了する。この1周分のレーザ溶接は、第1ガルバノスキャナ33及び第2ガルバノスキャナ35の全反射ミラーの角度をそれぞれ制御して、レーザ光LBをX−Y方向XYHに偏向させることにより行う。
更に、この1周分のレーザ溶接において、第1ガルバノスキャナ33及び第2ガルバノスキャナ35の偏向角の変化に伴い、レーザ光出射機構30から電池800の溶接位置(レーザ光LBの照射位置)までの光路の長さは徐々に変化する。このため、常に電池800上のどの溶接位置でもレーザ光LBが合焦するように、Zレンズ系39のレンズを光路方向LHへ移動させつつ溶接を行う。本実施形態1では、溶接位置とZレンズ系39のレンズの位置との関係を予め決めておき、この関係に基づいて、Zレンズ系39のレンズを光路方向LHへ移動させる。
ところで、1つの電池800に対して、レーザ溶接を開始してからレーザ溶接を終了するまでの間にも、レーザ光出射機構30内の光学系の温度は上昇する。このため、1周分の溶接工程中にも、温度上昇に伴う焦点ズレが生じる。そこで、本実施形態1では、上述の溶接位置(偏向角)に応じたZレンズ系39のレンズの移動に加えて、この1周分の溶接工程中に生じる焦点ズレを相殺するように、Zレンズ系39のレンズを光路方向LHへ移動させ、レーザ光LBの焦点の位置を補正しつつ、レーザ溶接を行う。
具体的には、図3及び表1に示すように、1周分のレーザ溶接の経路を10区間に分けて、各区間毎に、レーザ溶接中の温度上昇によって生じる焦点ズレを相殺するための、Zレンズ系39のレンズの補正移動量を予め決めてある。なお、表1に示す補正移動量(mm)は、光路方向LHのレーザ光LBの進行方向への移動をプラス(後退方向への移動をマイナス)として記載してある。
そして、1周分のレーザ溶接を行うにあたっては、前述のように、溶接位置との関係で予め決めたおいたZレンズ系39のレンズの位置に、更に、溶接工程中の温度上昇で生じる焦点ズレを相殺するためのレンズの補正移動量を加えて、レンズを光路方向LHへ移動させつつ、レーザ溶接を行う。
かくして、溶接工程が終了する。その後は、溶接した電池800を取り外し、新たな溶接前の状態の電池800に交換し、再び新たな電池800について、前述と同様に溶接工程を行う。
以上で説明したように、レーザ溶接機1では、実際のレーザ溶接に先立ち、照明具50から電池800に検査光TBを照射し、電池800で反射してレーザ光LBが通るレーザ光出射機構30内の光学系を逆向きに通った検査光TB(反射検査光TC)を用いて、焦点ズレ検知ユニット43で焦点ズレを検知することで、レーザ光出射機構30内の光学系の温度変化に伴って生じる焦点ズレを検知できる。そして、焦点ズレが生じている場合には、移動機構60により、レーザ光出射機構30を移動させ、レーザ光出射機構30と電池800との間の距離を調整することで、この焦点ズレを解消できる。従って、レーザ溶接機1を用いれば、ダミーワークを用意しなくとも、レーザ照射に伴う焦点ズレを解消できる。
更に、本実施形態1のレーザ溶接機1では、検査光TBをレーザ光LBと同一波長としているので、レーザ光出射機構30に生じる焦点ズレの大きさを精度良く検知できる。そして、この焦点ズレの大きさに基づいて、移動機構60によりレーザ光出射機構30と電池800との間の距離を調整できる。
また、前述のレーザ溶接方法では、溶接工程において、この溶接工程中に生じる焦点ズレを相殺するように、Zレンズ系39で焦点の位置を補正しつつ、電池800に溶接を行う。従って、各々の電池800に溶接を行っている間に焦点ズレが生じることも抑制して、溶接工程の始めと終わりとで溶接状態が変動するのを抑制できる。
(実施形態2)
次いで、第2の実施形態について説明する。実施形態1のレーザ溶接機1は、Zレンズ系39を有していたのに対し、本実施形態2のレーザ溶接機100(図4参照)は、Zレンズ系39に代えて、Fθレンズを含むレンズユニット139を有する点が、実施形態1のレーザ溶接機1と異なる。このレンズユニット139は、保護ガラス49よりも外側に取り付けられている。このレンズユニット139により、1周分のレーザ溶接において、レーザ光LBを偏向させたためにレーザ光出射機構130から電池800の溶接位置までの光路の長さが変化しても、常に電池800上のどの溶接位置においてもレーザ光LBを合焦させることができる。
また、実施形態1のレーザ溶接機1は、集光レンズ37を第1ガルバノスキャナ33と第2ガルバノスキャナ35との間に配置していた。これに対し、本実施形態2のレーザ溶接機100は、集光レンズ137を第2ガルバノスキャナ35と保護ガラス49との間に配置している点も、実施形態1のレーザ溶接機1と異なる。これら以外は、実施形態1と同様である。
本実施形態2のレーザ溶接機100も、実際のレーザ溶接に先立ち、照明具50から電池800に検査光TBを照射し、反射検査光TCを用いて、焦点ズレ検知ユニット43で焦点ズレを検知することで、レーザ光出射機構30内の光学系の温度変化に伴って生じる焦点ズレを検知できる。そして、焦点ズレが生じている場合には、移動機構60により、レーザ光出射機構30を移動させ、レーザ光出射機構30と電池800との間の距離を調整することで、この焦点ズレを解消できる。従って、レーザ溶接機100を用いれば、ダミーワークを用意しなくとも、レーザ照射に伴う焦点ズレを解消できる。その他、実施形態1と同様な部分は、実施形態1と同様な作用効果を奏する。
以上において、本発明を実施形態1,2に即して説明したが、本発明は上述の実施形態1,2に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。
実施形態1,2では、照明具50として、LEDを用いた照明具を例示したが、これに限られない。例えば、レーザ光を照射するレーザ光源、好ましくは、溶接に用いるレーザ光LBと同一波長のレーザ光を照射するレーザ光源を照明具として用いることもできる。
1,100 レーザ溶接機
10 レーザ発振器
30,130 レーザ光出射機構
31 コリメートレンズ
33 第1ガルバノスキャナ
35 第2ガルバノスキャナ
37,137 集光レンズ
39 Zレンズ系(焦点位置変更レンズ系)
139 レンズユニット
41 ハーフミラー
43 焦点ズレ検知ユニット
49 保護ガラス
50 照明具
60 移動機構
70 制御装置
LB レーザ光
TB 検査光
TC 反射検査光
800 電池(ワーク)

Claims (1)

  1. レーザ光をワークに向けて偏向して出射するレーザ光出射機構を備えるレーザ溶接機であって、
    上記ワークに検査光を照射する照明具を備え、
    上記レーザ光出射機構は、
    上記レーザ光を平行光にするコリメートレンズと、
    上記コリメートレンズを通過した上記レーザ光を偏向させる少なくとも1つのガルバノスキャナと、
    上記レーザ光を集光して焦点に集める集光レンズと、
    上記コリメートレンズと上記ガルバノスキャナ及び上記集光レンズとの間に配置され、上記コリメートレンズを通過した上記レーザ光は透過する一方、上記照明具から出射した上記検査光が上記ワークで反射して上記レーザ光の光路を逆に進んだ反射検査光を反射するハーフミラーと、
    上記ハーフミラーで反射した上記反射検査光を用いて、上記焦点の焦点ズレを検知する焦点ズレ検知ユニットと、を有し、
    上記レーザ光出射機構を上記ワークに対して相対移動させて、上記レーザ光出射機構と上記ワークとの間の距離を調整する移動機構を備える
    レーザ溶接機。
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