JP2017047234A - 塞栓骨組マイクロコイル - Google Patents

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Abstract

【課題】動脈瘤および他の血管疾患の低侵襲性治療において使用するための塞栓デバイスを提供する。【解決手段】塞栓マイクロコイルは、動脈瘤および他の血管疾患の治療における使用のための複雑な形状に形成されることができる。マイクロコイルは、略球状形状を一緒に構成するいくつかのループ402を含む遠位部分104と、遠位部分内で展開可能である細長い近位部分とを特徴とする。遠位部分は、動脈瘤の頸部を横断する適正なループ被覆を伴う安定した骨組を生成することができる。近位部分は、一連の略オメガ形状のループを含むことができ、これは、略球状形状の遠位部分の内部に対して力を加え、動脈瘤壁のさらなる部分と並置状態になるようにそれを拡張させることができる。血管疾患を治療する方法およびあるマイクロコイルを製造する方法も開示される。【選択図】図4A

Description

(関連出願の引用)
本願は、米国仮出願第61/945,567号(2014年2月27日出願)に対する優先権およびその利益を主張し、上記出願は、その全体が参照により本明細書に引用される。
(技術分野)
概して、本発明の種々の実施形態は、動脈瘤および他の血管疾患の低侵襲性治療において使用するための塞栓デバイスに関し、より具体的には、そのような治療において使用され得る種々の新規の形状を有する、塞栓骨組マイクロコイルに関する。
動脈瘤および他の類似する血管疾患の治療は、多くの場合、動脈瘤によって形成される空間内へのマイクロコイルの配置を伴う。この空間は、多くの場合、球状であるが、いくつかの事例では、楕円であり得る、または2つ以上の(多くの場合、二分葉または多分葉動脈瘤と呼ばれる)小葉突起を有し得る。最新のマイクロコイルシステムは、種々の形状を有し、骨組コイル、充填コイル、および仕上げコイルを含み得る。骨組コイルは、動脈瘤内に配置される第1のコイルであり、動脈瘤によって形成される空間内に嵌入するように設計される、複雑なまたは3次元の形状を有する。骨組コイルは、以下の機能、すなわち、(1)後続コイルが配置され得る動脈瘤の領域内に安定した骨組を提供すること、(2)動脈瘤の頸部を横断する適正なループ被覆を提供すること、および(3)ループが動脈瘤の中心を横切ること(これは、動脈瘤内に仕切りをもたらし、追加のカテーテル操作を要求し、手技を延長させ、動脈瘤破裂のリスクを増加させ得る)を防止することを実施するために使用されることができる。加えて、いくつかの事例では、骨組コイルは、マイクロカテーテル内で最小限または許容可能に低い摩擦で送達されることが所望される。多くの骨組コイルは、球状動脈瘤を治療するときにこれらの機能を実施し得る球状形状を有するが、動脈瘤が非球状(例えば、楕円または二分葉)であるとき、それらは、多くの場合、不適当である。他の骨組コイルは、非球状動脈瘤内に嵌入する複雑な形状を有するが、そのようなコイルは、典型的には、独立軸を伴って配置され、動脈瘤自体によって拘束されるように設計されるループから成る。このタイプの形状は、有意な潜在的エネルギーを有する骨組コイルをもたらし、例えば、その非拘束状態では、これは、動脈瘤の寸法を大きく越えて拡張し、したがって、空間内に拘束されると、動脈瘤壁に直接力を伝達することを意味する。この力は、動脈瘤壁に害を及ぼすほど十分ではないこともあるが、これは、後続コイルの配置時に骨組コイルを移動しやすい状態にする。多くの場合、そのようなコイルは、ずれ、潜在的に、ループを親動脈中に突出させ、これは、補助的および/または緊急療法を要求するであろう。加えて、いくつかの骨組コイルの複雑な形状は、多くの場合、それらがマイクロカテーテルを通して送達されるときに生成される摩擦を増加させる。
故に、改良された塞栓骨組マイクロコイルの必要性が存在する。
種々の実施形態では、本発明は、効果的に、多種多様な形状の動脈瘤内に展開され、多くの既存のマイクロコイルよりも低い摩擦で送達され得る、複雑な形状の塞栓骨組マイクロコイルに関する。ある実施形態では、骨組マイクロコイルは、略球状形状を形成する少なくとも2つのループ要素を有する遠位部分と、球状形状内に展開可能であり、一連のオメガ形状のループを有する細長い近位部分とを含む。そのような構成は、例えば、近位部分が親動脈中に突出することを防止し、種々の動脈瘤形態に嵌入するように略球状遠位部分を適合させることに役立つ一方、後続マイクロコイルのために動脈瘤の中心内の開存性を維持し得る。本願は、多くの場合、動脈瘤に言及するが、本明細書に開示されるシステムおよび方法は、任意の血管疾患に使用するために適合され得ることを理解されたい。
概して、一側面では、本発明の実施形態は、血管疾患の治療における使用のための骨組マイクロコイルを特徴とする。マイクロコイルは、略球状遠位部分と、略球状遠位部分内に展開するための近位部分とを含み得る。近位部分は、略実質的にオメガ形状のループを含み得る。
種々の実施形態では、実質的にオメガ形状のループは、向きにおいて交互する。いくつかの事例では、一連の実質的にオメガ形状のループは、略球状遠位部分内に展開されている場合、略トロイド形状に配置される。トロイド形状は、略球状遠位部分の内部によって境界を定められ得る。ある事例では、略球状遠位部分および/または近位部分は、一次コイルを形成するように巻かれたワイヤを含む。ある場合には、ワイヤは、螺旋状に巻かれ、および/または白金合金を含む。ワイヤの断面は、0.001インチ〜0.010インチの範囲内の直径を有し得る。一次コイルの断面は、0.008インチ〜0.038インチの範囲内の直径を有し得る。いくつかの事例では、略オメガ形状のループは、実質的に球状遠位部分内に嵌入するように適合される。オメガ形状のループは、略球状遠位部分の内部に対して付勢するように適合され得る。
概して、別の側面では、本発明の実施形態は、患者の血管疾患を治療する方法を特徴とする。本方法は、骨組マイクロコイルの略球状遠位部分を血管疾患内に位置付けるステップと、略球状遠位部分内にマイクロコイルの近位部分を展開するステップとを含むことができる。近位部分は、一連の略オメガ形状のループを含み得る。種々の実施形態では、展開するステップは、略球状遠位部分を、血管疾患の壁と並置状態になるように外側に拡張させることを含む。
概して、さらに別の側面では、本発明の実施形態は、血管疾患の治療における使用のための別の骨組マイクロコイルを特徴とする。マイクロコイルは、共通点で交差する少なくとも2つの湾曲したローブ形状ループを有する略球状遠位部分を含む。
種々の実施形態では、共通点は、略球状遠位部分の基部にある。湾曲したローブ形状ループは、血管疾患中へのマイクロコイルの展開に応じて、外側に拡張し、血管疾患の壁と並置状態になるように適合され得る。いくつかの事例では、湾曲したローブ形状ループは、マイクロコイルの細長い近位部分を含み得る、略球状遠位部分内に展開されるマイクロコイルの別の部分によって、外側に偏らせられる。各湾曲したローブ形状ループは、1mm〜24mmの範囲内の直径を有し得る。略球状遠位部分は、3〜6つの湾曲したローブ形状ループを含み得る。
いくつかの事例では、マイクロコイルは、一次コイルを形成するように巻かれたワイヤを含む。ワイヤは、螺旋状に巻かれ、および/または白金合金を含み得る。ワイヤの断面は、0.001インチ〜0.010インチの範囲内の直径を有し得る。一次コイルの断面は、0.008インチ〜0.038インチの範囲内の直径を有し得る。
いくつかの事例では、略球状遠位部分は、少なくとも2つの入れ子にされたシェルを含む。各シェルは、少なくとも1つの湾曲したローブ形状ループを有し得、湾曲したローブ形状ループは、共通点において交差する。そのような事例では、入れ子にされたシェルは、互いに対してある角度(例えば、90度または180度)において円周方向にオフセットされることができる。
概して、さらに別の側面では、本発明の実施形態は、血管疾患を治療するための別の方法を特徴とする。本方法は、共通点で交差する少なくとも2つの湾曲したローブ形状ループを有する略球状遠位部分を含む骨組マイクロコイルを血管疾患内に位置付けるステップを含む。
種々の実施形態では、本方法はさらに、湾曲したローブ形状ループのうちの少なくとも1つを、血管疾患の壁と並置状態になるように外側に拡張させるステップを含む。この拡張させるステップは、マイクロコイルの別の部分を略球状遠位部分内に配置することを含むことができる。本方法はさらに、マイクロカテーテルを用いて、血管疾患にアクセスするステップと、マイクロカテーテルから血管疾患中に、骨組マイクロコイルを展開するステップとを含み得る。
概して、さらなる側面では、本発明の実施形態は、血管疾患の治療における使用のための骨組マイクロコイルを製造する方法を特徴とする。本方法は、共通点で交差する少なくとも2つの湾曲したローブ形状ループを含む略球状部分を形成するために、ペグを有する球状金型の周りに一次コイルを巻きつけるステップと、一次コイルの形状を定めるために、一次コイルを金型の周りに巻きつかせたままで加熱するステップとを含むことができる。
概して、別の側面では、本発明の実施形態は、血管疾患の治療における使用のための骨組マイクロコイルを製造する別の方法を特徴とする。本方法は、材料を、接着剤が裏打ちされた媒体に、共通点で交差する少なくとも2つの湾曲したローブ形状ループを含む事前決定されたパターンで適用するステップと、材料および媒体を略球状物体に巻きつけるステップと、材料の形状を定めるために、巻きつけられた物体を加熱するステップと、材料上に一次コイルをねじ山のように巻くステップと、一次コイルの形状を定めるために、材料上にねじ山のように巻かれたままで、一次コイルを加熱するステップとを含むことができる。
種々の実施形態では、本方法はさらに、材料を媒体に適用する場合、ガイドとして型板を使用するステップを含むことができる。本方法はまた、材料を物体に固定するステップも含むことができ、これは、金属フォイルを使用することを含み得る。いくつかの事例では、本方法は、巻きつけられた物体を加熱するステップに先立って、巻きつけられた物体を中空にされた空洞中に配置するステップを含む。ある事例では、本方法は、一次コイルを物体に固定するステップを含み、これは、金属フォイルを使用することを含み得る。いくつかの事例では、本方法は、一次コイルを加熱するステップに先立って、材料上にねじ山のように巻かれた一次コイルを中空にされた空洞中に配置するステップを含む。
概して、さらに別の側面では、本発明の実施形態は、血管疾患の治療における使用のための別の骨組マイクロコイルを特徴とする。マイクロコイルは、約90度離れた2つの第1のループを有するパターンに形成される一連のループを含み、第1の複数のループが、2つの第1のループのうちの第1のものに対して時計方向に徐々に増加する角度で形成され、第2の複数のループが、2つの第1のループのうちの第1のものに対して反時計方向に徐々に増加する角度で形成される、略球状部分を含む。
種々の実施形態では、ループは、少なくとも1つの共通点において交差する。いくつかの事例では、少なくとも1つの共通点は、2つの直径方向に対向する頂点を含む。一実施形態では、ループは、血管疾患中へのマイクロコイルの展開に応じて、外側に拡張し、血管疾患の壁と並置状態になるように適合される。ループは、マイクロコイルの細長い近位部分を含み得る、略球状部分内に展開されるマイクロコイルの別の部分によって、外側に偏らせられ得る。いくつかの事例では、マイクロコイルは、一次コイルを形成するように巻かれたワイヤを含む。ある場合には、ワイヤは、螺旋状に巻かれる、および/または白金合金を含む。ワイヤの断面は、0.001インチ〜0.010インチの範囲内の直径を有し得る。一次コイルの断面は、0.008インチ〜0.038インチの範囲内の直径を有し得る。
概して、さらに別の側面では、本発明の実施形態は、血管疾患を治療するための別の方法を特徴とする。本方法は、あるパターンに形成される一連のループを有する、略球状部分を含む骨組マイクロコイルを血管疾患内に位置付けるステップを含む。そのパターンは、約90度離れた2つの第1のループを含み、第1の複数のループが、2つの第1のループのうちの第1のものに対して時計方向に徐々に増加する角度で形成され、第2の複数のループが、2つの第1のループのうちの第1のものに対して反時計方向に徐々に増加する角度で形成される。
種々の実施形態では、本方法はさらに、ループのうちの少なくとも1つを、血管疾患の壁と並置状態になるように外側に拡張させるステップを含む。拡張させるステップは、マイクロコイルの別の部分を略球状部分内に配置することを含み得る。いくつかの事例では、本方法はさらに、マイクロカテーテルを用いて、血管疾患にアクセスするステップと、マイクロカテーテルから血管疾患中に、骨組マイクロコイルを展開するステップとを含む。
概して、さらなる側面では、本発明の実施形態は、血管疾患の治療における使用のための骨組マイクロコイルを製造する別の方法を特徴とする。本方法は、略球状部分を形成するために、ペグを有する球状金型の周りに一次コイルを巻きつけるステップを含む。略球状部分は、約90度離れた2つの第1のループを有するパターンに形成される一連のループを含み、第1の複数のループが、2つの第1のループのうちの第1のものに対して時計方向に徐々に増加する角度で形成され、第2の複数のループが、2つの第1のループのうちの第1のものに対して反時計方向に徐々に増加する角度で形成される。本方法はまた、一次コイルの形状を定めるために、一次コイルを球状金型の周りに巻きつかせたままで加熱するステップも含む。
これらおよび他の目的は、本明細書に開示される本発明の実施形態の利点および特徴とともに、以下の説明、付随の図面、および請求項を参照することによってより明白となるであろう。さらに、本明細書に説明される種々の実施形態の特徴は、互いに排他的ではなく、種々の組み合せおよび並べ替えにおいて存在し得ることを理解されたい。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
血管疾患の治療における使用のための骨組マイクロコイルであって、前記マイクロコイルは、共通点で交差する少なくとも2つの湾曲したローブ形状ループを備えている略球状遠位部分を備えている、骨組マイクロコイル。
(項目2)
前記共通点は、前記略球状遠位部分の基部にある、項目1に記載の骨組マイクロコイル。
(項目3)
前記湾曲したローブ形状ループは、血管疾患中への前記マイクロコイルの展開に応じて、外側に拡張し、前記血管疾患の壁と並置状態になるように適合されている、項目1に記載の骨組マイクロコイル。
(項目4)
前記湾曲したローブ形状ループは、前記略球状遠位部分内に展開されている前記マイクロコイルの別の部分によって、外側に偏らせられる、項目3に記載の骨組マイクロコイル。
(項目5)
前記別の部分は、前記マイクロコイルの細長い近位部分を備えている、項目4に記載の骨組マイクロコイル。
(項目6)
各湾曲したローブ形状ループは、1mm〜24mmの範囲内の直径を備えている、項目1に記載の骨組マイクロコイル。
(項目7)
前記略球状遠位部分は、3〜6つの湾曲したローブ形状ループを備えている、項目1に記載の骨組マイクロコイル。
(項目8)
前記マイクロコイルは、一次コイルを形成するように巻かれたワイヤを備えている、項目1に記載の骨組マイクロコイル。
(項目9)
前記ワイヤは、螺旋状に巻かれている、項目8に記載の骨組マイクロコイル。
(項目10)
前記ワイヤは、白金合金を備えている、項目8に記載の骨組マイクロコイル。
(項目11)
前記ワイヤの断面は、0.001インチ〜0.010インチの範囲内の直径を備えている、項目8に記載の骨組マイクロコイル。
(項目12)
前記一次コイルの断面は、0.008インチ〜0.038インチの範囲内の直径を備えている、項目8に記載の骨組マイクロコイル。
(項目13)
前記略球状遠位部分は、少なくとも2つの入れ子にされたシェルを備え、各シェルは、少なくとも1つの湾曲したローブ形状ループを備え、前記湾曲したローブ形状ループは、前記共通点で交差する、項目1に記載の骨組マイクロコイル。
(項目14)
前記入れ子にされたシェルは、互いに対してある角度で円周方向にオフセットされている、項目13に記載の骨組マイクロコイル。
(項目15)
前記角度は、90度および180度から成る群から選択される、項目14に記載の骨組マイクロコイル。
(項目16)
血管疾患を治療する方法であって、前記方法は、
共通点で交差する少なくとも2つの湾曲したローブ形状ループを備えている略球状遠位部分を備えている骨組マイクロコイルを前記血管疾患内に位置付けるステップを含む、方法。
(項目17)
前記共通点は、前記略球状遠位部分の基部にある、項目16に記載の方法。
(項目18)
前記湾曲したローブ形状ループのうちの少なくとも1つを前記血管疾患の壁と並置状態になるように外側に拡張させるステップをさらに含む、項目16に記載の方法。
(項目19)
前記拡張させるステップは、前記マイクロコイルの別の部分を前記略球状遠位部分内に配置するステップを含む、項目18に記載の方法。
(項目20)
マイクロカテーテルを用いて、前記血管疾患にアクセスするステップと、
前記マイクロカテーテルから前記血管疾患中に前記骨組マイクロコイルを展開するステップと
をさらに含む、項目16に記載の方法。
(項目21)
血管疾患の治療における使用のための骨組マイクロコイルを製造する方法であって、前記方法は、
ペグを備えている球状金型の周りに一次コイルを巻き、共通点で交差する少なくとも2つの湾曲したローブ形状ループを備えている略球状部分を形成するステップと、
前記一次コイルを前記金型の周りに巻きつかせたままで加熱し、前記一次コイルの形状を定めるステップと
を含む、方法。
(項目22)
血管疾患の治療における使用のための骨組マイクロコイルを製造する方法であって、前記方法は、
共通点で交差する少なくとも2つの湾曲したローブ形状ループを備えている事前決定されたパターンで材料を接着剤が裏打ちされた媒体に適用するステップと、
略球状物体を前記材料および前記媒体で巻きつけるステップと、
前記巻きつけられた物体を加熱し、前記材料の形状を定めるステップと、
前記材料上に一次コイルをねじ山のように巻くステップと、
前記材料上にねじ山のように巻かれたままで加熱し、前記一次コイルの形状を定めるステップと
を含む、方法。
(項目23)
前記材料を前記媒体に適用する場合、ガイドとして型板を使用するステップをさらに含む、項目22に記載の方法。
(項目24)
前記材料を前記物体に固定するステップをさらに含む、項目22に記載の方法。
(項目25)
前記固定するステップは、金属フォイルを使用することを含む、項目24に記載の方法。
(項目26)
前記巻きつけられた物体を加熱するステップに先立って、前記巻きつけられた物体を中空にされた空洞中に配置するステップをさらに含む、項目22に記載の方法。
(項目27)
前記一次コイルを前記物体に固定するステップをさらに含む、項目22に記載の方法。
(項目28)
前記固定するステップは、金属フォイルを使用することを含む、項目27に記載の方法。
(項目29)
前記一次コイルを加熱するステップに先立って、前記材料上にねじ山のように巻かれた一次コイルを中空にされた空洞中に配置するステップをさらに含む、項目22に記載の方法。
(項目30)
血管疾患の治療における使用のための骨組マイクロコイルであって、前記マイクロコイルは、あるパターンで形成されている一連のループを備えている略球状部分を備え、前記パターンは、約90度離れた2つの第1のループを備え、第1の複数のループが、前記2つの第1のループのうちの第1のものに対して時計方向に徐々に増加する角度で形成され、第2の複数のループが、前記2つの第1のループのうちの前記第1のものに対して反時計方向に徐々に増加する角度で形成されている、骨組マイクロコイル。
(項目31)
前記ループは、少なくとも1つの共通点において交差する、項目30に記載の骨組マイクロコイル。
(項目32)
前記少なくとも1つの共通点は、2つの直径方向に対向する頂点を備えている、項目31に記載の骨組マイクロコイル。
(項目33)
前記ループは、血管疾患中へのマイクロコイルの展開に応じて、外側に拡張し、血管疾患の壁と並置状態になるように適合されている、項目30に記載の骨組マイクロコイル。
(項目34)
前記ループは、前記略球状部分内に展開されている前記マイクロコイルの別の部分度によって、外側に偏らせられる、項目33に記載の骨組マイクロコイル。
(項目35)
前記別の部分は、前記マイクロコイルの細長い近位部分を備えている、項目34に記載の骨組マイクロコイル。
(項目36)
前記マイクロコイルは、一次コイルを形成するように巻かれたワイヤを備えている、項目30に記載の骨組マイクロコイル。
(項目37)
前記ワイヤは、螺旋状に巻かれている、項目36に記載の骨組マイクロコイル。
(項目38)
前記ワイヤは、白金合金を備えている、項目36に記載の骨組マイクロコイル。
(項目39)
前記ワイヤの断面は、0.001インチ〜0.010インチの範囲内の直径を備えている、項目36に記載の骨組マイクロコイル。
(項目40)
前記一次コイルの断面は、0.008インチ〜0.038インチの範囲内の直径を備えている、項目36に記載の骨組マイクロコイル。
(項目41)
血管疾患を治療する方法であって、前記方法は、あるパターンで形成されている一連のループを備えている略球状部分を備えている骨組マイクロコイルを前記血管疾患内に位置付けるステップを含み、
前記パターンは、約90度離れた2つの第1のループを備え、第1の複数のループが、前記2つの第1のループのうちの第1のものに対して時計方向に徐々に増加する角度で形成され、第2の複数のループが、前記2つの第1のループのうちの第1のものに対して反時計方向に徐々に増加する角度で形成されている、方法。
(項目42)
前記ループは、少なくとも1つの共通点において交差する、項目41に記載の方法。
(項目43)
前記少なくとも1つの共通点は、2つの直径方向に対向する頂点を備えている、項目42に記載の方法。
(項目44)
前記ループのうちの少なくとも1つを前記血管疾患の壁と並置状態になるように外側に拡張させるステップをさらに含む、項目41に記載の方法。
(項目45)
前記拡張させるステップは、前記マイクロコイルの別の部分を前記略球状部分内に配置するステップを含む、項目44に記載の方法。
(項目46)
マイクロカテーテルを用いて、前記血管疾患にアクセスするステップと、
前記マイクロカテーテルから前記血管疾患中に前記骨組マイクロコイルを展開するステップと
をさらに含む、項目41に記載の方法。
(項目47)
血管疾患の治療における使用のための骨組マイクロコイルを製造する方法であって、前記方法は、
ペグを備えている球状金型の周りに一次コイルを巻きつかせることにより、あるパターンで形成されている一連のループを備えている略球状部分を形成するステップであって、前記パターンは、約90度離れた2つの第1のループを備え、第1の複数のループが、前記2つの第1のループのうちの第1のものに対して時計方向に徐々に増加する角度で形成され、第2の複数のループが、前記2つの第1のループのうちの第1のものに対して反時計方向に徐々に増加する角度で形成されている、ステップと、
前記一次コイルを前記球状金型の周りに巻きつかせたままで加熱し、前記一次コイルの形状を定めるステップと
を含む、方法。
(項目48)
血管疾患の治療における使用のための骨組マイクロコイルであって、前記マイクロコイルは、
略球状遠位部分と、
前記略球状遠位部分内に展開するための近位部分と
を備え、
前記近位部分は、一連の略オメガ形状のループを備えている、骨組マイクロコイル。
(項目49)
前記略球状遠位部分は、約90度離れた2つの第1のループを備え、第1の複数のループが、前記2つの第1のループのうちの第1のものに対して時計方向に徐々に増加する角度で形成され、第2の複数のループが、前記2つの第1のループのうちの第1のものに対して反時計方向に徐々に増加する角度で形成されている、項目48に記載の骨組マイクロコイル。
(項目50)
前記略球状遠位部分のループは、少なくとも1つの共通点において交差する、項目49に記載の骨組マイクロコイル。
(項目51)
前記少なくとも1つの共通点は、2つの直径方向に対向する頂点を備えている、項目50に記載の骨組マイクロコイル。
(項目52)
前記略オメガ形状のループは、向きにおいて交互している、項目48に記載の骨組マイクロコイル。
(項目53)
前記一連の略オメガ形状のループは、前記略球状遠位部分内に展開されている場合、略トロイド形状に配置されている、項目48に記載の骨組マイクロコイル。
(項目54)
前記トロイド形状は、前記略球状遠位部分の内部によって境界を定められている、項目53に記載の骨組マイクロコイル。
(項目55)
前記略球状遠位部分および前記近位部分のうちの少なくとも1つは、一次コイルを形成するように巻かれたワイヤを備えている、項目48に記載の骨組マイクロコイル。
(項目56)
前記ワイヤは、螺旋状に巻かれている、項目55に記載の骨組マイクロコイル。
(項目57)
前記ワイヤは、白金合金を備えている、項目55に記載の骨組マイクロコイル。
(項目58)
前記ワイヤの断面は、0.001インチ〜0.010インチの範囲内の直径を備えている、項目55に記載の骨組マイクロコイル。
(項目59)
前記一次コイルの断面は、0.008インチ〜0.038インチの範囲内の直径を備えている、項目55に記載の骨組マイクロコイル。
(項目60)
前記略オメガ形状のループは、前記略球状遠位部分内に収まるように適合されている、項目48に記載の骨組マイクロコイル。
(項目61)
前記オメガ形状のループは、前記略球状遠位部分の内部に対して付勢するように適合されている、項目60に記載の骨組マイクロコイル。
(項目62)
患者の血管疾患を治療する方法であって、前記方法は、
骨組マイクロコイルの略球状遠位部分を前記血管疾患内に位置付けるステップと、
前記略球状遠位部分内に前記マイクロコイルの近位部分を展開するステップと
を含み、
前記近位部分は、一連の略オメガ形状のループを備えている、方法。
(項目63)
前記略球状遠位部分は、約90度離れた2つの第1のループを備え、第1の複数のループが、前記2つの第1のループのうちの第1のものに対して時計方向に徐々に増加する角度で形成され、第2の複数のループが、前記2つの第1のループのうちの第1のものに対して反時計方向に徐々に増加する角度で形成されている、項目62に記載の方法。
(項目64)
前記略球状遠位部分のループは、少なくとも1つの共通点において交差する、項目63に記載の方法。
(項目65)
前記少なくとも1つの共通点は、2つの直径方向に対向する頂点を備えている、項目64に記載の方法。
(項目66)
前記展開するステップは、前記略球状遠位部分を、前記血管疾患の壁と並置状態になるように外側に拡張させることを含む、項目62に記載の方法。
(項目67)
前記略オメガ形状のループは、向きにおいて交互している、請求62に記載の方法。
(項目68)
前記一連の略オメガ形状のループは、前記略球状遠位部分内に展開されている場合、略トロイド形状に配置されている、項目62に記載の方法。
(項目69)
前記トロイド形状は、前記略球状遠位部分の内部によって境界を定められている、項目68に記載の方法。
(項目70)
前記略オメガ形状のループは、前記略球状遠位部分内に収まるように適合されている、項目62に記載の方法。
図面では、同様の参照文字は、概して、異なる図全体を通して同一の部分を指す。また、図面は、必ずしも縮尺通りではなく、概して、むしろ本発明の原則を例証することに重点が置かれている。以下の説明では、本発明の種々の実施形態が、以下の図面を参照して説明される。
図1は、一実施形態による、細長い近位部分と略球状遠位部分とを含む、マイクロコイルの図式的側面図である。 図2は、一実施形態による、動脈瘤内に配置されるマイクロコイルの図式的側面図である。 図3Aは、一実施形態による、一次コイルを形成するように巻かれたワイヤを示す、図式的斜視図である。図3Bは、ワイヤの断面直径を示す、図3Aの一部の拡大図である。図3Cは、一次コイルの直径を示す、図3Aの一部の拡大図である。図3Dは、マイクロコイルの二次直径を示す、図3Aの一部の拡大図である。 図4Aは、一実施形態による、マイクロコイルの遠位部分の湾曲したローブ形状構成の図式的斜視図である。 図4Bおよび4Cは、種々の実施形態による、異なる形状を有する湾曲したローブ形状ループを示す、図式的側面図である。 図4Bおよび4Cは、種々の実施形態による、異なる形状を有する湾曲したローブ形状ループを示す、図式的側面図である。 図5A−5Eは、種々の実施形態による、動脈瘤壁の種々の湾曲したローブ形状ループの被覆を示す、図式的側面図である。 図6Aは、一実施形態による、湾曲したローブ形状ループの複数のシェルを有する、マイクロコイルの遠位部分の図式的側面図である。 図6Bは、一実施形態による、ある角度によって互いに対して円周方向にオフセットされる、湾曲したローブ形状ループの複数のシェルを有する、マイクロコイルの遠位部分の図式的側面図である。 図7は、一実施形態による、湾曲したローブ形状構成を形成するために金型の周りに巻かれる一次コイルを示す、図式的斜視図である。 図8A−8Fは、一実施形態による、湾曲したローブ形状ループ構成を有するマイクロコイルの遠位部分を製造する方法を例証する、図式的斜視図である。 図8A−8Fは、一実施形態による、湾曲したローブ形状ループ構成を有するマイクロコイルの遠位部分を製造する方法を例証する、図式的斜視図である。 図9は、一実施形態による、マイクロコイルの遠位部分の扇形状構成の図式的斜視図である。 図10は、一実施形態による、扇形状構成を形成するために金型の周りに巻かれる一次コイルを示す、図式的斜視図である。 図11Aは、一実施形態による、オメガ形状のループを有するマイクロコイルの近位部分を示す、図式的側面図である。 図11Bは、一実施形態による、マイクロコイルの遠位部分の周りにトロイド形状に巻きつけられるオメガ形状のループを有する近位部分を示す、図式的斜視図である。 図11Cは、一実施形態による、マイクロコイルの遠位部分の周りにトロイド形状に巻きつけられるオメガ形状のループを有する近位部分を示す、図式的上面図である。
本発明の実施形態は、1つの連続した一次コイルを一緒に形成する遠位部分と近位部分とを含み得る複雑な形状の塞栓骨組マイクロコイルを対象とする。遠位部分は、略球状形状を一緒に形成するいくつかの個々の要素またはループを含み、近位部分は、細長い形状を形成するいくつかの要素を含み得る。図1は、湾曲したローブ形状ループから形成される遠位部分104と、オメガ形状のループから形成される近位部分106とを有する例示的マイクロコイル102を示す。しかしながら、以下に議論されるであろうように、遠位部分104および近位部分106は、他の形状においても形成され得る。
図2を参照すると、一実施形態では、マイクロコイル102は、遠位部分104が動脈瘤202の頸部204を横断する適正なループ被覆を伴う安定した骨組を生成するように、動脈瘤202(または類似する血管疾患と関連付けられる空洞)中に挿入される。いくつかの事例では、遠位部分104は、略球状形状を形成する。遠位部分104の展開に続いて、近位部分106が、遠位部分104によって生成される骨組内に展開されることができる。遠位および近位部分の両方は、ある場合では、マイクロカテーテルを通した押し出しによって展開されることができる。展開されると、近位部分106の細長いループが、事前に配置された略球状遠位部分104の内部を軽く押し、遠位部分の個々のループ要素を外側に拡張させることができる。ある動脈瘤202(例えば、球状形状の動脈瘤)に対して、遠位部分104は、動脈瘤壁206と並置状態になるように展開され得る。そのような事例では、遠位部分104が、細長い近位部分106によって有意に拡張させられるための余地が存在しないこともあり、開存性は、マイクロコイル質量の中心に維持されるであろう。他の動脈瘤202(例えば、不規則な形状の動脈瘤)に対して、細長い近位部分106は、コイルループと動脈瘤壁206との並置を確実にするために、遠位部分104のあるループまたは要素を外側に拡張させる。
図3Aを参照すると、いくつかの実施形態では、骨組マイクロコイル102は、概して、約0.001インチ〜0.010インチの(図3Bに示されるような)断面直径310を有するワイヤ302から作製され、ワイヤ302は、約0.008インチ〜0.038インチの(図3Cに示されるような)直径312を伴う一次コイル304を生成するようにマンドレルの上に巻かれる。神経血管性動脈瘤に対して、ワイヤ302の断面直径310は、約0.001インチ〜0.004インチであり得、ワイヤ302は、約0.008インチ〜0.018インチの断面直径312を有する一次コイル304を生成するように巻かれることができる。いくつかの事例では、ワイヤ302は、一次コイル304を形成するように螺旋状に巻かれる。ある場合には、ワイヤ302は、白金合金(例えば、白金/タングステン)を含む。一次コイル304は、次いで、(図3Dに示されるような)二次直径306を有する種々の形状(例えば、ループ)に巻かれることができる。
図3Aは、3つの湾曲したローブ形状ループに巻かれる一次コイル304を示す。しかしながら、以下に議論されるであろうように、他の実施形態では、一次コイル304は、種々の二次直径を有する他の形状に巻かれる。ワイヤ310および一次コイル312の断面直径は、所与の二次直径306を有するマイクロコイルのために柔らかさ(例えば、伸展性および弾力性)を最適化するように調節されることができる。
依然として図3Aを参照すると、一実施形態では、マイクロコイルは、耐延伸内側部材308を含む。内側部材308は、最小限の剛性を追加するが、引張強度を提供する生体適合性材料、例えば、モノフィラメントポリプロピレン等のポリマーから作製されることができる。
図4Aは、本発明の一実施形態による、マイクロコイル102の略球状遠位部分104を示す。遠位部分104は、一連の湾曲したローブ形状ループ402に形成される、一次コイル304を含む。湾曲したローブ形状ループ402は、それが始点404と、頂点412を有する湾曲した区分406と、始点404に交差する終点408とを有するように形成される一次コイル304の一部である。湾曲したローブ形状ループは、二次直径306を含む。湾曲したローブ形状ループの二次直径306は、本発明の異なる実施形態において変動し得る。例えば、図4Bに示される湾曲したローブ形状ループ402は、図4Cに示される湾曲したローブ形状ループ402の二次直径306よりも大きい二次直径306を有する。概して言えば、一次直径312が一定のままである場合、マイクロコイルの二次直径306が増加するにつれて、マイクロコイルの挿入時のマイクロカテーテル内の摩擦は、減少する。これは、剛性が減少するにつれて摩擦が減少し、マイクロコイルの剛性に対するk係数が以下の比率、すなわち、一次直径/二次直径に比例するという事実によって説明される。言い換えると、マイクロコイルの剛性は、二次直径に反比例する。したがって、マイクロコイルの挿入時のマイクロカテーテル内の摩擦は、二次直径306に反比例する。さらに、同様の概念を適用すると、ワイヤ直径310が一定のままである場合、一次直径312が増加するにつれて、マイクロコイルの挿入時のマイクロカテーテル内の摩擦は、概して、減少する。これは、剛性に対するk係数も、以下の比率、すなわち、ワイヤ直径/一次直径に比例するためである。各湾曲したローブ形状ループのサイズは、マイクロカテーテル中への挿入時の許容可能な摩擦だけではなく、適正な動脈瘤被覆を提供するためにも最適化されることができる。
いくつかの事例では、遠位部分104は、少なくとも2つの湾曲したローブ形状ループ402を含む。湾曲したローブ形状ループ402の数は、二次直径306および使用されるマイクロコイルの長さに応じて変動し得る。全ての湾曲したローブ形状ループの始点および終点は、共通点410で交差することができる。ある場合には、図4Aに示されるように、共通点410は、遠位部分104の基部に位置する。1つおきの湾曲したローブ形状ループが、塞栓形成が意図される動脈瘤の直径以上の二次直径306を有し得る。いくつかの事例では、各湾曲したローブ形状ループ402が、同一の二次直径306を有する。例として、二次直径306は、1mm〜24mmの範囲内であり得る。他の事例では、異なる湾曲したローブ形状ループ402が、異なる二次直径306を有する。
いくつかの実施形態では、遠位部分104内への細長い近位部分106の展開時、力が、細長い近位部分106によって遠位部分104の内部に対して及ぼされ、各湾曲したローブ形状ループ402は、動脈瘤壁206内の開放空間を充填するように外側に拡張する。湾曲したローブ形状ループ402の数、各湾曲したローブ形状ループ402の高さ(例えば、始点404/終点408と湾曲した区分406の頂点412との間の距離)、および各湾曲したローブ形状ループの形状(例えば、その二次直径306)は全て、図5A−5Eに実証されるように、動脈瘤の内壁206上の種々の量の被覆を達成するように変動させられることができる。使用されるマイクロコイルのサイズに応じて、種々の数の湾曲したローブ形状ループ402が、所与の動脈瘤202の内壁206を被覆するために要求され得る。例えば、より小さい動脈瘤に適合する形状に形成される一次コイル304は、3つまたは4つの湾曲したローブ形状ループ402のみを要求し得る一方、より大きい動脈瘤に適合する形状に形成される一次コイル304は、4つ、5つ、または6つの湾曲したローブ形状ループ402を要求し得る。
いくつかの実施形態では、使用されるマイクロコイルの長さに応じて、重複する、または入れ子式の湾曲したローブ形状ループ402を有する形状を生成することも所望され得る。そのような実施形態では、湾曲したローブ形状ループ402は、2つ以上のシェル内に配置されることができ、いくつかのシェルは、他のシェル内で入れ子にされる。例えば、図6Aに示されるように、特定の遠位部分104は、複数の湾曲したローブ形状ループ402を含み得、内側シェル602内のいくつかの湾曲したローブ形状ループは、外側シェル604内の他の湾曲したローブ形状ループに重なる(例えば、それらの中で入れ子になる)。そのような実施形態では、全シェル内に位置する全ての湾曲したローブ形状ループは、いくつかの事例では、遠位部分104の基部に位置する共通点で交差することができる。いくつかの事例では、図6Bに示されるように、湾曲したローブ形状ループのシェルは、異なるシェルの湾曲したローブ形状ループ間に円周角度オフセットが存在するように、互いに円周方向にオフセットされ得る。角度オフセットは、概して、任意の所望される角度、例えば、20度、30度、45度、60度、90度、または180度であり得る。本願全体を通して、折に触れて、図4A−6Bを参照して説明される遠位部分104の構成は、「湾曲したローブ形状」構成と称される。
本発明の別の側面は、血管疾患の治療における使用のための湾曲したローブ形状構成を有する、骨組マイクロコイルを製造する方法を含む。示されるように、例えば、図7では、方法は、ペグ704を有する略球状金型702を得るステップを含むことができる。方法は、所望される形状(例えば、共通点で交差する、湾曲したローブ形状ループ)を形成するために、ペグ704の周りに一次コイル304を巻きつけるステップを含むことができる。アセンブリ全体(金型702の周りに巻きつけられる一次コイル304)は、一次コイル304を定形状にヒートセットするために、高温オーブン中に配置されることができる。加熱動作は、30〜180分の範囲内の形状を定める時間および400℃〜800℃の範囲内の形状を定める温度を有することができる。
本発明の別の側面は、血管疾患の治療における使用のための湾曲したローブ形状構成を有する骨組マイクロコイルを製造するための別の方法を含む。図8Aに示されるように、方法は、材料802(例えば、ニチロールワイヤ)を、接着剤が裏打ちされた媒体804(例えば、接着テープ)に、事前決定されたパターンで適用するステップを含むことができる。いくつかの事例では、そのパターンは、共通点で全て交差する、少なくとも2つ湾曲したローブ形状ループを含む。いくつかの事例では、接着剤が裏打ちされた媒体804は、材料802を媒体804に適用するとき、ガイドとして使用するためのパターンの型板を含む。図8Bおよび8Cに示されるように、方法は、パターンの中心において第1の略球状物体806を配置するステップと、第1の略球状物体806の周りに材料802を巻きつかせるように、接着剤が裏打ちされた媒体804を持ち上げるステップとを含むことができる。ある場合には、第1の略球状物体806は、ステンレス鋼を含む。いくつかの実施形態では、材料802は、固定用アイテム810(例えば、アルミニウムフォイル)を、材料802および第1の略球状物体806の周囲に巻きつかせることによって、第1の略球状物体806に固定される。他の実施形態では、材料802は、材料802および第1の略球状物体806を、中空にされた空洞中に配置することによって、第1の略球状物体806に固定される。結果として生じるアセンブリ(第1の略球状物体806に接着される材料802)は、材料802を定形状にヒートセットするために、高温オーブン中に配置されることができる。加熱動作は、上で説明されるものと同一のパラメータを有することができる。
定形状にヒートセットされると、材料802は、図8Dに示されるように、第1の略球状物体806から除去されることができる。方法は、次いで、図8Eに示されるように、ヒートセットされた材料802上に一次コイル304をねじ山のように巻くステップを含むことができる。ヒートセットされた材料802上にねじ山のように巻かれた一次コイル304は、次いで、例えば、図8Fに示されるように、第2の略球状物体808の周りに巻きつけられ、第1の略球状物体806の周りに材料802を巻きつけ、固定するステップのための同一の技法を使用して、それに固定されることができる。ある場合には、第2の略球状物体808は、ステンレス鋼を含む。いくつかの実施形態では、第1の略球状物体806と第2の略球状物体808とは、同一の物体である。他の実施形態では、第1の略球状物体806と第2の略球状物体808とは、異なる物体である。結果として生じるアセンブリ(第2の略球状物体808に固定される一次コイル304)は、一次コイル304を定形状にヒートセットするために、高温オーブン中に配置されることができる。加熱動作は、上で説明されるものと同一のパラメータを有することができる。
図9は、本発明の実施形態による、略球状遠位部分104の別の例示的構成を示す。遠位部分104は、あるパターンを形成する一連のループに巻かれた一次コイル304を含む。そのパターンは、約90度離れた2つの第1のループ902、904を含む。そのパターンはまた、第1の2つのループのうちの1つ(例えば、ループ902)から時計方向に徐々に増加する角度で形成される第1の複数のループ906と、第1の2つのループのうちの1つ(例えば、ループ902)から反時計方向に徐々に増加する角度で形成される第2の複数のループ908とを含む。いくつかの事例では、第1の複数のループ906におけるループの各々は、同一の増加角度だけ互いに分離される。同様に、いくつかの事例では、第2の複数のループ908におけるループの各々は、同一の増加角度だけ互いに分離される。他の事例では、第1の複数のループ906におけるループは、異なる増加角度だけ互いに分離される。同様に、いくつかの実装では、第2の複数のループ908におけるループは、異なる増加角度だけ互いに分離される。いくつかの実施形態では、一連のループは、少なくとも1つの共通点で交差し得る。いくつかの事例では、少なくとも1つの共通点は、略球状遠位部分104の2つの直径方向に対向する頂点910、912を含む。本願全体を通して、折に触れて、図9を参照して説明される遠位部分104の構成は、「扇形状」構成と称される。
本発明の別の側面は、血管疾患の治療における使用のための扇形状構成を有する、骨組マイクロコイルを製造する方法を含む。示されるように、例えば、図10では、方法は、ペグ1004を有する金型1002を得るステップを含むことができる。本方法は、あるパターン(例えば、扇形状構成)を形成するために、ペグ1004の周りに一次コイル304を巻きつけるステップを含むことができる。アセンブリ全体(金型1002の周りに巻きつけられる一次コイル304)は、次いで、一次コイル304を定形状にヒートセットするために、高温オーブン中に配置されることができる。加熱動作は、上で説明されるものと同一のパラメータを有することができる。
上で議論されるように、本発明のある実施形態は、(例えば、湾曲したローブ形状構成または扇形状構成を有する)遠位部分104だけではなく、近位部分106も含むマイクロコイル102を特徴とする。いくつかの実施形態では、近位部分106は、例えば、図11Aに示されるように、オメガ形状のループ1102A、1102Bを含む。オメガ形状のループは、ループ1102A、1102Bに曲げられる一次コイル304から形成されることができる。図11Aを参照すると、オメガ形状のループは、2つの脚部1104と、2つの脚部1104の第1の端部を接続する接続部分1108と、2つの脚部の第2の端部間の不完全部分1110とを含む。脚部1104は、弾力的および/また伸展性であり得る。いくつかの事例では、オメガ形状のループは、向きにおいて互いに交互することができる。例えば、オメガ形状のループ1102Aは、向きにおいてオメガ形状のループ1102Bと交互する。図11Aは、湾曲したローブ形状構成を有するものとして遠位部分104を示す。しかしながら、概して、オメガ形状のループに接続される遠位部分104は、任意の構成、例えば、扇形状構成または別の略球状構成を有することができる。いくつかの実施形態では、オメガ形状のループ1102A、1102Bを含む近位部分106は、遠位部分104内に展開されるように適合され、最初に展開される遠位部分104のループ内から軽度の外向き力を与える。ある場合には、そのような力は、(1)骨組基盤全体を安定化させることに役立つこと、(2)動脈瘤の外側空間の中へ遠位部分104のループを放つこと、または偏らせることによって、不規則な形状の非球状動脈瘤(例えば、二分葉、楕円等)を骨組み形成する確率を有意に増進することができる、(3)頸部の広い動脈瘤内で骨組安定性を増加させることができること、および/または(4)遠位部分の動脈瘤壁との接触部を最大化しながら、動脈瘤の中心空間を横切るループの存在を最小化することができる。
オメガ形状のループ(または他の不完全ループ)は、遠位部分104によって形成される骨組内の種々の量の空間に適合することにおいて、完全螺旋ループ等の形状よりも良好であるため、近位部分106がそのような形状を特徴とすることが所望され得る。例えば、完全螺旋ループは、過度に大きくサイズ決定されると、それが充填している空間の中心に向かって捩じれるか、または縮み、これは、区画化につながり得る。完全螺旋ループが過度に小さくサイズ決定されると、これは、動脈瘤の中心を充填し、この場合も区画化につながり得る。逆に、オメガ形状のループは、それらがオメガ形状のループのサイズを調節するように調整され得る(例えば、さらに離れて広がるか、または一緒により近くに押し付けられる)ように、弾力性および/または伸展性のある脚部1104を含む。オメガ形状のループのサイズの調節は、それらが、可変サイズの遠位部分内に適切に嵌入することを可能にすることができる。いくつかの実施形態では、各オメガ形状のループのサイズは、特定のサイズの遠位部分104に適合するように、(以下に説明されるような)オメガ形状のループの製造中に定められる。他の実施形態では、各オメガ形状のループは、標準サイズに製造され、遠位部分104内への近位部分106の配置に続いて、脚部1104は、移動し、遠位部分104内への近位部分106の適合を改良するように適合される。いくつかの事例では、各オメガ形状のループの脚部間の間隔は、実質的に同一である。他の事例では、各オメガ形状のループの脚部間の間隔は、互いに異なる。
図11Aは、オメガ形状のループの一般的形状を例証する図式的図面であるが、図11Aは、遠位部分104内に配置されるときのオメガ形状のループの向きを描写しない。そのような向きの実施例が、図11Bおよび11Cに示される。示されるように、遠位部分104内に配置されると、オメガ形状のループは、それらが遠位部分104の内部に沿って遠位部分104の形状を追跡するように。それらが略トーラスまたはトロイド形状の周囲に成形されているかのように配置されることができる。オメガ形状のループを明確に描写するために、図11Bおよび11Cは、略トロイド形状におけるオメガ形状のループを、遠位部分104の外部に沿って描写する。しかしながら、現実では、展開されると、オメガ形状のループは、それらが遠位部分104の内部に外向き力を加え得るように、遠位部分104の内部を追跡する。
本発明の別の側面は、オメガ形状のループ1102A、1102Bを含む近位部分106を製造する方法を含む。方法は、オメガ形状のパターンを含む略トロイド形状の物体を得るステップを含むことができる。これは、オメガ形状のパターンを、略トロイド形状の物体に機械加工するステップを伴い得る。略トロイド形状の物体は、次いで、略球状の物体と組み合わせられることができ、これは、略球状の物体の周囲に略トロイド形状の物体を巻きつかせるステップを伴い得る。一次コイル304が、次いで、略トロイド形状の物体上のオメガ形状のパターン上にねじ山のように巻かれ得る。結果として生じるアセンブリ(略球状形状の物体の周囲に巻きつけられた略トロイド形状の物体上のオメガ形状のパターン上にねじ山のように巻かれた一次コイル304)は、次いで、一次コイル304を定形状にヒートセットするために、高温オーブン中に配置されることができる。加熱動作は、上で説明されるものと同一のパラメータを有することができる。
本発明の他の側面は、血管疾患内にマイクロコイル102を位置付けるステップを含む血管疾患を治療する方法を含む。概して、マイクロコイル102が、マイクロカテーテルを使用して、血管疾患内に導入、送達、位置付け、および移植され得る。マイクロカテーテルは、例えば、0.016インチ〜0.021インチの内径を有する、可撓性かつ小径カテーテルであり得る。マイクロカテーテルは、患者の大腿動脈または鼠径部エリア内に配置される、イントロデューサシース/誘導カテーテルの組み合わせによって導入され得る。いくつかの事例では、マイクロカテーテルは、ガイドワイヤ(例えば、蛇行した脈管内を前進させられるように設計されるより可撓性の遠位ワイヤ区分を伴う、長く、トルク動作可能な近位ワイヤ区分)を用いて、血管疾患中に誘導される。そのようなガイドワイヤは、蛍光透視法を使用して可視であり得、最初に血管疾患にアクセスし、それによって、マイクロカテーテルがその上を疾患の中に前進させられることを可能にするように使用され得る。
いくつかの事例では、マイクロカテーテルの先端が血管疾患にアクセスすると、ガイドワイヤは、カテーテル管腔から除去される。マイクロコイル102が、次いで、マイクロカテーテルの近位開放端部の中に配置され、送達機構を用いてマイクロカテーテルを通して前進させられ得る。マイクロコイル102がマイクロカテーテルの管腔内に配置される間、それは、直線化された一次コイルの形態をとる。ユーザ(例えば、外科医)は、疾患内にマイクロコイル102の所望される位置を得るために、マイクロコイル102を数回前進および/または後退させ得る。マイクロコイル102が満足に位置付けられると、これは、疾患中に解放されることができる。解放時、一次コイルは、二次形状、例えば、湾曲したローブ形状構成、扇形状構成、または任意の他の所望される構成を形成し得る。いくつかの事例では、血管疾患中への展開に応じた一次コイルの二次形状形成は、マイクロコイルを形成するために使用される材料(例えば、ニチロールワイヤ)の形状記憶性質によって生じる。いくつかの事例では、治療される血管疾患は、動脈瘤(例えば、脳動脈瘤)である。
いくつかの実施形態では、血管疾患を治療する方法は、血管疾患内に、マイクロコイル102の略球状遠位部分104を位置付けるステップと、次いで、遠位部分104内に、一連の略オメガ形状のループを有するマイクロコイル102の近位部分106を展開するステップとを含む。遠位部分104と近位部分106の両方は、上で説明される技法を使用して位置付けられ、および/または展開され得る。いくつかの実施形態では、遠位部分104は、湾曲したローブ形状構成を含む。他の実施形態では、遠位部分104は、扇形状構成を含む。いくつかの事例では、近位部分106を展開するステップは、遠位部分104内から外向き力を与えるステップを含む。
本発明のある実施形態を記載したが、本明細書に開示される概念を組み込む他の実施形態が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく使用され得ることが、当業者に明白となるであろう。故に、説明される実施形態は、あらゆる点で例証的にすぎず、制限的ではないと見なされるべきである。

Claims (12)

  1. 血管疾患の治療における使用のための骨組マイクロコイルであって、前記マイクロコイルは、あるパターンで形成されている一連のループを備えている略球状部分を備え、前記パターンは、約90度離れた2つの第1のループを備え、第1の複数のループが、前記2つの第1のループのうちの第1のものに対して時計方向に徐々に増加する角度で形成され、第2の複数のループが、前記2つの第1のループのうちの前記第1のものに対して反時計方向に徐々に増加する角度で形成されている、骨組マイクロコイル。
  2. 前記ループは、少なくとも1つの共通点において交差する、請求項1に記載の骨組マイクロコイル。
  3. 前記少なくとも1つの共通点は、2つの直径方向に対向する頂点を備えている、請求項2に記載の骨組マイクロコイル。
  4. 前記ループは、血管疾患中へのマイクロコイルの展開に応じて、外側に拡張し、血管疾患の壁と並置状態になるように適合されている、請求項1に記載の骨組マイクロコイル。
  5. 前記ループは、前記略球状部分内に展開されている前記マイクロコイルの別の部分によって、外側に偏らせられる、請求項4に記載の骨組マイクロコイル。
  6. 前記別の部分は、前記マイクロコイルの細長い近位部分を備えている、請求項5に記載の骨組マイクロコイル。
  7. 前記マイクロコイルは、一次コイルを形成するように巻かれたワイヤを備えている、請求項1に記載の骨組マイクロコイル。
  8. 前記ワイヤは、螺旋状に巻かれている、請求項7に記載の骨組マイクロコイル。
  9. 前記ワイヤは、白金合金を備えている、請求項7に記載の骨組マイクロコイル。
  10. 前記ワイヤの断面は、0.001インチ〜0.010インチの範囲内の直径を備えている、請求項7に記載の骨組マイクロコイル。
  11. 前記一次コイルの断面は、0.008インチ〜0.038インチの範囲内の直径を備えている、請求項7に記載の骨組マイクロコイル。
  12. 血管疾患の治療における使用のための骨組マイクロコイルを製造する方法であって、前記方法は、
    ペグを備えている球状金型の周りに一次コイルを巻きつかせることにより、あるパターンで形成されている一連のループを備えている略球状部分を形成するステップであって、前記パターンは、約90度離れた2つの第1のループを備え、第1の複数のループが、前記2つの第1のループのうちの第1のものに対して時計方向に徐々に増加する角度で形成され、第2の複数のループが、前記2つの第1のループのうちの前記第1のものに対して反時計方向に徐々に増加する角度で形成されている、ステップと、
    前記一次コイルを前記球状金型の周りに巻きつかせたままで加熱し、前記一次コイルの形状を定めるステップと
    を含む、方法。
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