JP2017046516A - 回転電機の結線ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、複数枚のバスバー分割体を径方向に重ねて各相のバスバーを構成し、コイル給電端子の板厚の増大を抑えて、コイル給電端子の曲げ加工性を高めるとともに、固定子の熱変形に起因するコイル端末とコイル給電端子との接合部での損傷発生を抑制できる回転電機の結線ユニットを得る。【解決手段】同相のコイルが接続される複数のバスバーのそれぞれは、それぞれ、長方形断面を有し、該長方形断面の長辺を軸方向とする円弧状の帯状体に作製されており、径方向に重なってホルダのバスバー収納溝に収納された複数枚のバスバー分割体と、複数枚の上記バスバー分割体の少なくとも1枚のバスバー分割体に形成された外部給電端子と、上記バスバー分割体と同じ板厚を有し、複数枚の上記バスバー分割体の少なくとも1枚のバスバー分割体から径方向に突出して、上記コイルが接続される複数本のコイル給電端子と、を備える。【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、車両用の発電機や電動機に適用される回転電機の結線ユニットに関するものである。
従来の回転電機の結線ユニットは、絶縁性樹脂により円環状に作製され、複数の溝が同心円状に形成されているホルダと、それぞれ、導電材料から帯状に打ち抜かれ、円環状に曲げられて、複数の溝に収納されてホルダに保持された、U相、V相、W相、および中性点用のバスバーと、を備えている(例えば、特許文献1参照)。U相、V相およびW相用のバスバーを導電材料から帯状に打ち抜く際に、コイル給電端子および外部給電端子が帯状のバスバー本体と同時に打ち抜かれる。また、中性点用のバスバーを導電材料から帯状に打ち抜く際に、コイル給電端子が帯状のバスバー本体と同時に打ち抜かれる。このように構成された従来の結線ユニットは、固定子の軸方向外側に配設され、固定子鉄心のティースに巻回されたコイルの端末がコイル給電端子に溶接などにより接続されて、3相コイルが構築される。
特開2003−324883号公報
バスバー本体の断面積は、通電される電流値により決定される。また、コイル給電端子に通電される電流値は、バスバー本体に通電される電流値より小さいので、コイル給電端子は、バスバー本体の板厚まで厚くする必要がない。しかしながら、従来の結線ユニットでは、バスバー本体、コイル給電端子および外部給電端子が導電部材から同時に打ち抜かれるので、それらの板厚が同じとなり、コイル給電端子の剛性が大きくなってしまう。これにより、コイル給電端子の曲げ加工性が悪化するという課題があった。さらに、回転電機が高温となった場合には、固定子の熱変形をコイル給電端子で吸収できず、コイルの端末とコイル給電端子との接合部が損傷するという課題もあった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、複数枚のバスバー分割体を径方向に重ねて各相のバスバーを構成し、コイル給電端子の板厚の増大を抑えて、コイル給電端子の曲げ加工性を高めるとともに、固定子の熱変形に起因するコイル端末とコイル給電端子との接合部での損傷発生を抑制できる回転電機の結線ユニットを得ることを目的とする。
この発明に係る回転電機の結線ユニットは、円弧状のコアバック部、および該コアバック部の内周面から径方向内方に突出するティースを有する分割コアを、上記コアバック部の周方向の側面同士を突き合わせて周方向に配列して構成されている円環状の固定子鉄心と、上記分割コアのそれぞれの上記ティースに巻回されているコイルと、を有する固定子を備えた回転電機の結線ユニットであって、上記固定子の軸方向一端に、上記固定子と同軸に、かつ上記コイルと相対して配設され、同心状に形成された複数の円環状のバスバー収納溝を有するホルダと、それぞれ、複数の上記バスバー収納溝のそれぞれに収納され、同相の上記コイルが接続される複数のバスバーと、を備える。複数の上記バスバーのそれぞれは、それぞれ、長方形断面を有し、該長方形断面の長辺を軸方向とする円弧状の帯状体に作製されており、径方向に重なって上記バスバー収納溝に収納された複数枚のバスバー分割体と、複数枚の上記バスバー分割体の少なくとも1枚のバスバー分割体に形成された外部給電端子と、上記バスバー分割体と同じ板厚を有し、複数枚の上記バスバー分割体の少なくとも1枚のバスバー分割体から径方向に突出して、上記コイルが接続される複数本のコイル給電端子と、を備える。
この発明によれば、同相のコイルが接続されるバスバーが、複数枚のバスバー分割体を径方向に重ねて配置して構成されているので、バスバー分割体の板厚は、同相のコイルが接続されるバスバーが1本のバスバーで構成されている場合のバスバーに比べて、薄くできる。そして、バスバー分割体から径方向に突出しているコイル給電端子が、バスバー分割体と同じ板厚であるので、コイル給電端子の曲げ加工性が向上される。さらに、コイル給電端子の剛性が小さくなるので、固定子の熱変形に起因するコイル端末とコイル給電端子との接合部に作用する応力がコイル給電端子で吸収され、接合部での損傷発生が抑制される。
この発明の実施の形態1に係る回転電機を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における固定子を軸方向外方から見た端面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における固定子を構成する固定子ユニットを示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における固定子に結線ユニットを装着した状態を軸方向外方から見た端面図である。 図4のV−V矢視断面図である。 図4のVI−VI矢視断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の結線ユニットに適用されるU相用バスバーを示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の結線ユニットに適用されるU相用バスバーを構成する第1バスバー分割体を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の結線ユニットに適用されるU相用バスバーを構成する第2バスバー分割体を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の結線ユニットにおけるU相用バスバーを流れる電流の流れを説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の結線ユニットにおけるU相用バスバーの第1実施態様を流れる電流の流れを説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の結線ユニットにおけるU相用バスバーの第2実施態様を流れる電流の流れを説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る回転電機の結線ユニットに適用されるU相用バスバーを示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係る回転電機の結線ユニットに適用されるU相用バスバーを構成する第1バスバー分割体を示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係る回転電機の結線ユニットに適用されるU相用バスバーを構成する第2バスバー分割体を示す正面図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機の結線ユニットに適用されるU相用バスバーを示す正面図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機の結線ユニットに適用されるU相用バスバーを構成する第1バスバー分割体を示す正面図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機の結線ユニットに適用されるU相用バスバーを構成する第2バスバー分割体を示す正面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る回転電機を示す断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における固定子を軸方向外方から見た端面図、図3はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における固定子を構成する固定子ユニットを示す斜視図、図4はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における固定子に結線ユニットを装着した状態を軸方向外方から見た端面図、図5は図4のV−V矢視断面図、図6は図4のVI−VI矢視断面図、図7はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の結線ユニットに適用されるU相用バスバーを示す正面図、図8はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の結線ユニットに適用されるU相用バスバーを構成する第1バスバー分割体を示す正面図、図9はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の結線ユニットに適用されるU相用バスバーを構成する第2バスバー分割体を示す正面図である。なお、図7中、符号27が付された黒丸は溶接部を示している。
図1において、回転電機100は、ハウジング1内に回転可能に配設された回転子6と、ハウジング1に保持されて、回転子6を囲繞するように同軸に配設された固定子10と、固定子10と外部装置(図示せず)との間で電力の授受を行うための結線ユニット20と、を備える。
ハウジング1は、例えば鉄製であり、フロントフレーム2と、リアフレーム3と、円筒状のセンターフレーム4と、を備える。ハウジング1は、フロントフレーム2とリアフレーム3をセンターフレーム4の軸方向の両側に配置し、通しボルト5により、フロントフレーム2、リアフレーム3およびセンターフレーム4を締着一体化して構成される。
回転子6は、回転子鉄心7と、回転子鉄心7の軸心位置に挿入、固着された回転軸8と、を備え、回転軸8をフロントフレーム2およびリアフレーム3に軸受9を介して支持されて、ハウジング1内に回転可能に配設される。なお、図示していないが、磁極を構成する永久磁石が回転子鉄心7の外周面に配設されている。
固定子10は、円環状の固定子鉄心11と、固定子鉄心11に装着された固定子巻線12と、を備える。
固定子ユニット13は、図3に示されるように、分割コア14と、分割コア14の軸方向の両端に配設される一対の絶縁樹脂製のインシュレータ15と、分割コア14と一対のインシュレータ15の周りに導体線を巻き回して作製されるコイル16と、を備える。
分割コア14は、円環状の固定子鉄心11を周方向に12等分割したもので、電磁鋼板を積層して作製され、円弧状のコアバック部14a、およびコアバック部14aの内周壁面から径方向内方に突出するティース14bを有する略T字状に形成される。そして、インシュレータ15が、ティース14bの軸方向の両端に配設される。コイル16は、ティース14bとティース14bの両端に配設された一対のインシュレータ15の周りに導体線を巻き回して作製された集中巻コイルである。そして、導体線の両端である一対のコイル端末16a,16bが、コイル16から固定子ユニット13の軸方向の同じ方向に延び出ている。
固定子10は、図2に示されるように、分割コア14のコアバック部14aの周方向の側面同士を突き合わせて円環状に配列された12個の固定子ユニット13を、圧入や焼き嵌めにより、センターフレーム4に内嵌状態に保持して作製される。固定子10のスロット数は12となる。固定子鉄心11は、コアバック部14aの周方向の側面同士を突き合わせて12個の分割コア14を円環状に配列して構成される。コイル16は、周方向に、U相、V相、W相、U相、V相、W相・・・の順番で12個配列されている。
結線ユニット20は、図5および図6に示されるように、絶縁性樹脂で円環状に作製され、4つのバスバー収納溝21aが一端面に同心円状に形成されたホルダ21と、4つのバスバー収納溝21aのそれぞれに収納されるU相用、V相用、W相用、および中性点用バスバー22U,22V,22W,22Nと、ホルダ21を覆うように形成され、U相用、V相用、W相用、および中性点用バスバー22U,22V,22W,22Nとホルダ21を固定するモールド樹脂部23と、を備える。また、U相用、V相用、W相用、および中性点用バスバー22U,22V,22W,22NのU相用、V相用、W相用、および中性点用のコイル給電端子26bが、モールド樹脂部23から径方向外方に延び出ている。さらに、U相用、V相用、およびW相用バスバー22U,22V,22WのU相用、V相用、およびW相用の外部給電端子26aが、モールド樹脂部23から径方向内方に延び出ている。
つぎに、U相用バスバー22Uの構成について図7から図9を参照しつつ説明する。
U相用バスバー22Uは、第1バスバー分割体24と、第2バスバー分割体25と、を備える。第1バスバー分割体24は、絶縁被覆された銅やアルミの板金から帯状に打ち抜かれる。また、1本の外部給電端子26aおよび4本のコイル給電端子26bが、当該板金から第1バスバー分割体24と一体に打ち抜かれる。外部給電端子26aは、第1バスバー分割体24の長さ方向の一端、かつ幅方向の一側に形成されている。4本のコイル給電端子26bは、第1バスバー分割体24の幅方向の一側に、第1バスバー分割体24の長さ方向に等ピッチで形成されている。
第1バスバー分割体24は、図8に示されるように、円弧の一部が欠落した不完全円環状に曲げ成形される。そして、外部給電端子26aは、第1バスバー分割体24に対して直角に曲げられて、第1バスバー分割体24から内径側に延び出ている。さらに、コイル給電端子26bのそれぞれは、第1バスバー分割体24に対して直角に曲げられて、第1バスバー分割体24から外径側に延び出ている。
第2バスバー分割体25は、絶縁被覆された銅やアルミの板金から、図8中、外部給電端子26aから時計回りに2番目のコイル給電端子26bまでの長さと等しい長さの帯状に打ち抜かれる。第2バスバー分割体25は、図9に示されるように、円弧状に曲げ成形される。なお、第2バスバー分割体25が打ち抜かれる板金は、第1バスバー分割体24が打ち抜かれる板金と同じものである。
円弧状に曲げ成形された第2バスバー分割体25は、図7に示されるように、不完全円環状に曲げ成形された第1バスバー分割体24の内周側に、一端部同士を面一として、かつ接するように配置される。そして、第2バスバー分割体25が、溶接部27で外部給電端子26aおよび2本のコイル給電端子26bのそれぞれに溶接されて、第1バスバー分割体24と一体化され、U相用バスバー22Uが作製される。
なお、V相用バスバー22VおよびW相用バスバー22Wは、図示していないが、U相用バスバー22Uと同様に、第1バスバー分割体24と第2バスバー分割体25とから構成されている。また、中性点用バスバー22Nは、図示していないが、第1バスバー分割体24より長く、12本のコイル給電端子26bが等ピッチに形成された円弧形の第1バスバー分割体と、第1バスバー分割体の略半分の長さの第2バスバー分割体と、から構成されている。そして、第1バスバー分割体と第1バスバー分割体とが径方向に重ねて配置され、第2バスバー分割体が6本のコイル給電端子26bのそれぞれに溶接されて、第1バスバー分割体と一体化され、中性点用バスバー22Nが作製される。
このように構成された結線ユニット20は、図4から図6に示されるように、固定子10の軸方向一側に、同軸に、かつ周方向に配列されたコイル16と相対するように配置されて、固定子10に保持される。U相の4本のコイル16のコイル端末16aが、それぞれ、U相用バスバー22Uのコイル給電端子26bに溶接などにより接合される。V相の4本のコイル16のコイル端末16aが、それぞれ、V相用バスバー22Vのコイル給電端子26bに溶接などにより接合される。W相の4本のコイル16のコイル端末16aが、それぞれ、W相用バスバー22Wのコイル給電端子26bに溶接などにより接合される。さらに、12本のコイル16のコイル端末16bが、それぞれ、中性点用バスバー22Nのコイル給電端子26bに溶接などにより接合される。
これにより、それぞれ、4本のコイル16を並列接続して構成されたU相巻線、V相巻線、およびW相巻線をY結線した3相交流巻線の固定子巻線12が作製される。
つぎに、U相用バスバー22Uを用いて、バスバーに流れる電流の流れについて図10を参照しつつ説明する。図10はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の結線ユニットにおけるU相用バスバーを流れる電流の流れを説明する図である。
外部給電端子26aに供給された電力は、第2バスバー分割体25を介して、外部給電端子26a側の2つのコイル16に供給され、第1バスバー分割体24を介して残る2つのコイル16に供給される。そこで、各コイル16に供給される電流値をiとすると、外部給電端子26aに流れる電流値は4iとなり、第1バスバー分割体24および第2バスバー分割体25のそれぞれに流れる最大電流値は2iとなる。
ここで、U相バスバーが1本のバスバーで構成されている従来例の場合には、外部給電端子26aに供給された電力は、1本のバスバーを介して、4つのコイル16のそれぞれに供給されることになる。そこで、各コイル16に流れる電流値をiとすると、バスバーに流れる最大電流値は4iとなる。
したがって、第1バスバー分割体24、第2バスバー分割体25、および従来例におけるバスバーの電流密度が等しいとすると、第1バスバー分割体24および第2バスバー分割体25の断面積は、従来例におけるバスバーの断面積の半分となる。
そこで、従来例におけるバスバーの板厚を第1バスバー分割体24および第2バスバー分割体25の板厚の2倍とすると、従来例のバスバーの幅である軸方向長さは、第1バスバー分割体24および第2バスバー分割体25の軸方向長さと同じとなる。これにより、従来例の結線ユニットを配設した固定子の軸方向寸法は、結線ユニット20を配設した固定子10の軸方向寸法と同じとなる。
しかしながら、従来例では、バスバーの板厚が厚くなるので、バスバーと一体に形成される外部給電端子およびコイル給電端子の板厚も厚くなる。そこで、外部給電端子およびコイル給電端子の曲げ加工性が悪化し、バスバーの生産性が低下する。さらに、コイル給電端子の剛性が大きくなり、回転電機が高温となった場合には、固定子の熱変形に起因するコイル端末とコイル給電端子との接合部に作用する応力をコイル給電端子で吸収できず、コイル端末とコイル給電端子との接合部が損傷する危険性があった。
実施の形態1によれば、U相用、V相用およびW相用バスバー22U,22V,22Wが第1バスバー分割体24と第2バスバー分割体25の2枚で作製されているので、第1バスバー分割体24と第2バスバー分割体25の板厚を、相用バスバーを1枚で作製している従来例に比べて、薄くできる。そこで、外部給電端子およびコイル給電端子の曲げ加工性が高められ、第1バスバー分割体24の生産性が向上される。さらに、コイル給電端子26bの径方向の剛性は板厚の3乗に比例するので、コイル給電端子26bの径方向の剛性が小さくなり、回転電機100が高温となった場合でも、固定子10の熱変形に起因するコイル端末16a,16bとコイル給電端子26bとの接合部に作用する応力をコイル給電端子26bで吸収でき、コイル端末16a,16bとコイル給電端子26bとの接合部の損傷発生を抑制できる。
また、U相用、V相用およびW相用バスバー22U,22V,22Wが、それぞれ、円弧状に成形された第1バスバー分割体24と第2バスバー分割体25を径方向に重ねて構成されている。これにより、第2バスバー分割体25の長さを第1バスバー分割体24の長さより短くできるので、各相用バスバーを1本のバスバーで構成する場合に比べて、材料費を削減できる。
また、第2バスバー分割体25が、第1バスバー分割体24の外部給電端子26aおよびコイル給電端子26bに溶接されているので、第1バスバー分割体24と第2バスバー分割体25が一つの電気回路を構成する、これにより、第1バスバー分割体24と第2バスバー分割体25の間の電位差がなくなるので、第1バスバー分割体24と第2バスバー分割体25の間でのスパークの発生が抑制される。
また、第2バスバー分割体25が外部給電端子26aに溶接されているので、第1バスバー分割体24と第2バスバー分割体25が1つの電気回路となり、外部給電端子26aの共有化が図られる。
また、外部給電端子26aとコイル給電端子26bが第1バスバー分割体24にのみ形成されている。そこで、第2バスバー分割体25は、外部給電端子26aおよびコイル給電端子26bなどの突起部のない長方形の帯状となるので、歩留まりが向上される。
なお、中性点用バスバー22Nが、円弧形に成形された第1バスバー分割体と第2バスバー分割体と径方向に重ねて配置し、両者を溶接により一体化して構成されているので、U相用、V相用およびW相用バスバー22U,22V,22Wと同様の効果が得られる。
ここで、従来例におけるバスバーの板厚を、第1バスバー分割体24および第2バスバー分割体25の板厚と等しくすることにより、外部給電端子およびコイル給電端子の曲げ加工性の悪化、および固定子の熱変形によるコイル端末とコイル給電端子との接合部の損傷発生を抑制できる。しかし、この場合には、従来例のバスバーの幅は、第1バスバー分割体24および第2バスバー分割体25の幅の2倍となるので、従来例の結線ユニットを配設した固定子の軸方向寸法が長くなるという新たな課題が生じる。つまり、実施の形態1によれば、このように作製された従来例に比べて、結線ユニット20が配設された固定子10の軸方向寸法を短縮することができる。
つぎに、第1バスバー分割体と第2バスバー分割体との接合構造について図11および図12を参照しつつ説明する。図11はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の結線ユニットにおけるU相用バスバーの第1実施態様を流れる電流の流れを説明する図、図12はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の結線ユニットにおけるU相用バスバーの第2実施態様を流れる電流の流れを説明する図である。
第1実施態様のU相用バスバー22U’は、図11に示されるように、第1バスバー分割体24と、第2バスバー分割体25’と、を備える。第2バスバー分割体25’は、外部給電端子26aから他端側の2番目のコイル給電端子26bまでの長さより長く形成されている。円弧状に曲げ成形された第2バスバー分割体25’は、不完全円環状に曲げ成形された第1バスバー分割体24の内周側に、一端部同士を面一として、かつ接するように配置され、3箇所の溶接部27で外部給電端子26aおよび2本のコイル給電端子26bのそれぞれに溶接されている。さらに、第2バスバー分割体25’の他端が,溶接部27で、第1バスバー分割体24に溶接されている。
第2実施態様のU相用バスバー22U”は、図11に示されるように、第1バスバー分割体24と、第2バスバー分割体25’と、を備える。第2バスバー分割体25’は、外部給電端子26aから他端側の2番目のコイル給電端子26bまでの長さより長く形成されている。円弧状に曲げ成形された第2バスバー分割体25’は、不完全円環状に曲げ成形された第1バスバー分割体24の内周側に、一端部同士を面一として、かつ接するように配置され、溶接部27で外部給電端子26aおよび2本のコイル給電端子26bのそれぞれに溶接されている。つまり、第2実施態様のU相用バスバー22U”は、第2バスバー分割体25’の他端が、第1バスバー分割体24と電気的に接続されていない点で、第1実施態様のU相用バスバー22U’と相違している。
第1および第2実施態様のU相用バスバー22U’,22U”においても、外部給電端子26aに供給された電力は、第2バスバー分割体25’を介して、外部給電端子26a側の2つのコイル16に供給され、第1バスバー分割体24を介して残る2つのコイル16に供給される。
このとき、第1実施態様のU相用バスバー22U’では、第2バスバー分割体25’の2番目のコイル給電端子26bからの突出部を流れる電流は、第1バスバー分割体24を流れる電流と合流して、残る2つのコイル16に供給される。一方、第2実施態様のU相用バスバー22U”では、第2バスバー分割体25’の他端が第1バスバー分割体24と電気的に非接触であるので、第2バスバー分割体25’の2番目のコイル給電端子26bからの突出部を流れる電流は行き場を失い、スパークが発生してしまう。したがって、長さの短い第2バスバー分割体25’の両端は、長さの長い第1バスバー分割体24に溶接して、第1バスバー分割体24と電気的に接続状態とすることが望ましい。
実施の形態2.
図13はこの発明の実施の形態2に係る回転電機の結線ユニットに適用されるU相用バスバーを示す正面図、図14はこの発明の実施の形態2に係る回転電機の結線ユニットに適用されるU相用バスバーを構成する第1バスバー分割体を示す正面図、図15はこの発明の実施の形態2に係る回転電機の結線ユニットに適用されるU相用バスバーを構成する第2バスバー分割体を示す正面図である。
図13において、U相用バスバー22Uaは、第1バスバー分割体24aと、第2バスバー分割体25aと、を備える。
第1バスバー分割体24aは、図14に示されるように、外部給電端子26a側の2本のコイル給電端子26bが省略されている点を除いて、実施の形態1における第1バスバー分割体24と同様に構成されている。第2バスバー分割体25aは、図15に示されるように、2本のコイル給電端子26bが形成されている点を除いて、実施の形態1における第2バスバー分割体25と同様に構成されている。
円弧状に曲げ成形された第2バスバー分割体25aは、図13に示されるように、不完全円環状に曲げ成形された第1バスバー分割体24aの内周側に、一端部同士を面一として、かつ接するように配置される。そして、第1バスバー分割体24aと第2バスバー分割体25aが、外部給電端子26aと2本のコイル給電端子26bの位置で溶接されて一体化され、U相用バスバー22Uaが作製される。
なお、V相用バスバーおよびW相用バスバーは、図示していないが、U相用バスバー22Uaと同様に、第1バスバー分割体24aと第2バスバー分割体25aとから構成されている。また、中性点用バスバーは、図示していないが、第1バスバー分割体24aより長い円弧形に形成され、6本のコイル給電端子26bが他端側に等ピッチで形成された第1バスバー分割体と、第1バスバー分割体の略半分の長さの円弧形に形成され、6本のコイル給電端子26bが等ピッチで形成された第2バスバー分割体と、から構成されている。そして、第1バスバー分割体と第1バスバー分割体とが、一端部を面一として、径方向に重ねて配置され、第2バスバー分割体が6本のコイル給電端子26bのそれぞれで第1バスバー分割体に溶接されて、第1バスバー分割体と一体化され、中性点用バスバーが作製されている。
この実施の形態2では、各相用バスバーが、第1バスバー分割体24aと第2バスバー分割体25aを径方向に重ねて構成され、第2バスバー分割体25aの一端部が、外部給電端子26aに溶接され、第2バスバー分割体25aのコイル給電端子26bが、第1バスバー分割体24aに溶接されている。なお、第2バスバー分割体25aの両端部は、外部給電端子26aとコイル給電端子26bを介して第1バスバー分割体24aに電気的に接続されている。また、中性点用バスバーも、各相用バスバーと同様に構成されている。
したがって、実施の形態2においても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
また、実施の形態2によれば、4本のコイル給電端子26bが第1バスバー分割体24aと第2バスバー分割体25aに2本ずつ分配されているので、第1バスバー分割体24aと第2バスバー分割体25aの電流密度を均一化できる。また、4つのコイル16に給電される電流経路が明確となり、信頼性が向上される。
なお、実施の形態2では、第2バスバー分割体25aの一端部は、外部給電端子26a第1バスバー分割体24aに接続され、他端部は、コイル給電端子26bに接続されている。そこで、第2バスバー分割体25aの他端部でのスパークは発生しないので、第2バスバー分割体25a他端部から突出するコイル給電端子26bと第1バスバー分割体24aとの溶接を省略することができる。
実施の形態3.
図16はこの発明の実施の形態3に係る回転電機の結線ユニットに適用されるU相用バスバーを示す正面図、図17はこの発明の実施の形態3に係る回転電機の結線ユニットに適用されるU相用バスバーを構成する第1バスバー分割体を示す正面図、図18はこの発明の実施の形態3に係る回転電機の結線ユニットに適用されるU相用バスバーを構成する第2バスバー分割体を示す正面図である。
図16において、U相用バスバー22Ubは、第1バスバー分割体24bと、第2バスバー分割体25bと、を備える。
第1バスバー分割体24bは、図17に示されるように、長さ方向の中央部に形成された外部給電端子26aと、長さ方向の両端に形成された2本のコイル給電端子26bと、を備える。第2バスバー分割体25bは、図18に示されるように、長さ方向の両端に形成された2本のコイル給電端子26bを備える。
円弧状に曲げ成形された第2バスバー分割体25bは、図16に示されるように、不完全円環状に曲げ成形された第1バスバー分割体24bの内周側に、長さ方向の中央部を一致させて、かつ接するように配置される。そして、第2バスバー分割体25bの長さ方向の中央部が、外部給電端子26aに溶接され、第2バスバー分割体25bの両端部に形成された2本のコイル給電端子26bが。第1バスバー分割体24bに溶接されて、U相用バスバー22Ubが作製される。
なお、V相用バスバーおよびW相用バスバーは、図示していないが、U相用バスバー22Ubと同様に、第1バスバー分割体24bと第2バスバー分割体25bとから構成されている。また、中性点用バスバーは、図示していないが、第1バスバー分割体24bより長い円弧形に形成され、コイル給電端子26bが両端側に等ピッチで3本ずつ形成された第1バスバー分割体と、第1バスバー分割体の略半分の長さの円弧形に形成され、コイル給電端子26bが等ピッチで6本形成された第2バスバー分割体と、から構成されている。そして、第1バスバー分割体と第1バスバー分割体とが、長さ方向の中央部を一致させて、径方向に重ねて配置され、第2バスバー分割体に形成された6本のコイル給電端子26bが第1バスバー分割体に溶接されて、中性点用バスバーが作製されている。
この実施の形態3では、各相用バスバーが、第1バスバー分割体24bと第2バスバー分割体25bを径方向に重ねて構成され、第2バスバー分割体25bの中央部が、外部給電端子26aに溶接され、第2バスバー分割体25bのコイル給電端子26bが、第1バスバー分割体24aに溶接されている。なお、第2バスバー分割体25bの両端部は、コイル給電端子26bを介して第1バスバー分割体24bに電気的に接続されている。また、中性点用バスバーも、各相用バスバーと同様に構成されている。
したがって、実施の形態3においても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
また、実施の形態3によれば、4本のコイル給電端子26bが第1バスバー分割体24bと第2バスバー分割体25bに2本ずつ分配されているので、第1バスバー分割体24bと第2バスバー分割体25bの電流密度を均一化できる。また、4つのコイル16に給電される電流経路が明確となり、信頼性が向上される。
なお、実施の形態3では、第1バスバー分割体24bおよび第2バスバー分割体25bのそれぞれの両端は、コイル給電端子26bに接続されているので、第2バスバー分割体25bの両端部でスパークは発生しない。そこで、第2バスバー分割体25bから突出するコイル給電端子26bと第1バスバー分割体24bとの溶接を省略することができる。
また、上記各実施の形態では、12スロットの固定子鉄心を用いているが、固定子鉄心のスロット数は12に限定されない。例えば、18スロットの固定子鉄心を用いた場合には、相巻線は6つのコイルにより構成されるので、各相巻線を構成する6本のコイルのそれぞれに給電するコイル給電端子は、第1および第2バスバー分割体に3本ずつ分配すればよいし、6本のコイル給電端子を、第1バスバー分割体に4本分配し、第2バスバー分割体に2本分配してもよい。このように、少なくとも1つのバスバー分割体に3本以上のコイル給電端子を形成できるので、同相のコイルの個数が多くなっても、バスバー分割体の枚数の増加を抑制できる。
ここで、線材を曲げ加工して、コイル給電端子を備えたバスバー分割体を作製した場合には、コイル給電端子の形成位置は線材の両端部に限定される。つまり、線材の長さ方向の端部以外にコイル給電端子を形成するには、溶接工程が必要となり、生産性が低下してしまう。そこで、線材を用いた場合には、コイル給電端子は線材の両端にのみ形成されることになり、同相のコイルの個数が多くなった場合には、バスバー分割体の本数が増大してしまう。
これに対し、本願では、バスバー分割体が長方形断面を有する帯状の板金であるので、コイル給電端子をバスバー分割体と同時にプレス成形などにより打ち抜いて作製できる。そこで、溶接工程を用いることなく、コイル給電端子をバスバー分割体の長さ方向の任意の位置に形成できるので、生産性を低下させることなく、任意の本数のコイル給電端子を備えるバスバー分割体を作製できる。これにより、同相のコイルの個数が多くなった場合でも、バスバー分割体の枚数の増加を抑制できる。
また、上記各実施の形態では、固定子巻線が、それぞれ、4本のコイル16を並列接続して構成されたU相巻線、V相巻線およびW相巻線をY結線して3相交流巻線に構成されているが、固定子巻線は、それぞれ、4本のコイル16を並列接続して構成されたU相巻線、V相巻線およびW相巻線をΔ結線して3相交流巻線に構成されてもよい。この場合、中性点用バスバーは省略される。
また、上記各実施の形態では、1本の外部給電端子が第1バスバー分割体にのみ形成されているが、外部給電端子は、第1バスバー分割体と第2バスバー分割体の両方に形成されてもよい。
また、上記各実施の形態では、相用バスバーが第1バスバー分割体と第2バスバー分割体の2本のバスバー分割体により構成されているが、相用バスバーを構成するバスバー分割体の本数は2本に限定されず、固定子鉄心のスロット数にあわせて、適宜設定すればよい。このとき、外部給電端子の共有化の観点から、複数本の円弧形のバスバー分割体を、全てのバスバー分割体の一部分が径方向に重なるように径方向に重ねて配置し、全てのバスバー分割体を径方向に重なる部分で1本の外部給電端子により電気的に接続することが好ましい。
10 固定子、11 固定子鉄心、14 分割コア、14a コアバック部、14b ティース、16 コイル、20 結線ユニット、21 ホルダ、21a バスバー収納溝、22U U相用バスバー、22V V相用バスバー、22W W相用バスバー、24,24a,24b 第1バスバー分割体、25,25a,25b 第2バスバー分割体、26a 外部給電端子、26b コイル給電端子。

Claims (7)

  1. 円弧状のコアバック部、および該コアバック部の内周面から径方向内方に突出するティースを有する分割コアを、上記コアバック部の周方向の側面同士を突き合わせて周方向に配列して構成されている円環状の固定子鉄心と、上記分割コアのそれぞれの上記ティースに巻回されているコイルと、を有する固定子を備えた回転電機の結線ユニットにおいて、
    上記固定子の軸方向一端に、上記固定子と同軸に、かつ上記コイルと相対して配設され、同心状に形成された複数の円環状のバスバー収納溝を有するホルダと、
    それぞれ、複数の上記バスバー収納溝のそれぞれに収納され、同相の上記コイルが接続される複数のバスバーと、を備え、
    複数の上記バスバーのそれぞれは、それぞれ、長方形断面を有し、該長方形断面の長辺を軸方向とする円弧状の帯状体に作製されており、径方向に重なって上記バスバー収納溝に収納された複数枚のバスバー分割体と、複数枚の上記バスバー分割体の少なくとも1枚のバスバー分割体に形成された外部給電端子と、上記バスバー分割体と同じ板厚を有し、複数枚の上記バスバー分割体の少なくとも1枚のバスバー分割体から径方向に突出して、上記コイルが接続される複数本のコイル給電端子と、を備える回転電機の結線ユニット。
  2. 複数本の上記コイル給電端子は、複数枚の上記バスバー分割体の中の1枚のバスバー分割体にのみ形成されている請求項1に記載の回転電機の結線ユニット。
  3. 複数本の上記コイル給電端子は、複数枚の上記バスバー分割体のそれぞれに形成され、
    複数枚の上記バスバー分割体の少なくとも1枚のバスバー分割体には、3本以上の上記コイル給電端子が形成されている請求項1に記載の回転電機の結線ユニット。
  4. 複数本の上記コイル給電端子は、複数枚の上記バスバー分割体のそれぞれに同じ本数ずつ形成されている請求項1に記載の回転電機の結線ユニット。
  5. 上記外部給電端子は、1本であり、複数枚の上記バスバー分割体の全てが径方向に重なる位置で、複数枚の上記バスバー分割体の全てに接続されている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機の結線ユニット。
  6. 複数枚の上記バスバー分割体の両端部のなかの、周方向の最も外側に位置する両端部が、上記外部給電端子又は上記コイル給電端子に接続され、
    複数枚の上記バスバー分割体の両端部のなかの残る両端部が、径方向の隣に位置するバスバー分割体に接続されている請求項5記載の回転電機の結線ユニット。
  7. 複数枚の上記バスバー分割体の両端部が、それぞれ、上記外部給電端子又は上記コイル給電端子に接続されている請求項5記載の回転電機の結線ユニット。
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