JP2017046147A - 保守管理システムおよび保守管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成装置を保守したサービスマンが作業内容の入力を、サービス端末を用いずに行う事が出来る管理システムの提供。
【解決手段】管理サーバは、画像形成装置の使用状況や発生したエラー情報である装置情報およびサービスマンが行った保守の内容であるサービス情報を、識別子および情報が発生した時刻に紐付けて履歴として記憶可能な履歴DBと、画像形成装置から装置情報を収集し履歴DBに記憶させる装置情報取得部と、画像形成装置からサービス情報を収集し履歴DBに記憶させるサービス情報対応部を備え、画像形成装置は、表示部と、操作パネルと、自装置各部から装置情報を収集し管理サーバに送信する装置情報収集部と、サービスマンがサービス情報を管理サーバに送信するための入力画面を表示部に表示させ、入力されたサービス情報を管理サーバに送信するサービス機能部とを備える。
【選択図】図9
【解決手段】管理サーバは、画像形成装置の使用状況や発生したエラー情報である装置情報およびサービスマンが行った保守の内容であるサービス情報を、識別子および情報が発生した時刻に紐付けて履歴として記憶可能な履歴DBと、画像形成装置から装置情報を収集し履歴DBに記憶させる装置情報取得部と、画像形成装置からサービス情報を収集し履歴DBに記憶させるサービス情報対応部を備え、画像形成装置は、表示部と、操作パネルと、自装置各部から装置情報を収集し管理サーバに送信する装置情報収集部と、サービスマンがサービス情報を管理サーバに送信するための入力画面を表示部に表示させ、入力されたサービス情報を管理サーバに送信するサービス機能部とを備える。
【選択図】図9
Description
本発明は、画像形成装置(MFP、Multifunction Peripheral)の保守を管理する保守管理システムおよび保守管理方法に関する。
顧客サイトに設置された画像形成装置は、顧客の業務に支障を来さないように、故障等で使用できない期間を削減し稼働率(使用可能な時間の割合)を向上させることが重要である。
そのため、販売会社等のサービスマンによるオンサイトでの保守や、ネットワークを介したリモートでの保守等が行われてきた。
例えば、特許文献1において開示されている技術では、サービスマンが訪問する顧客サイトのネットワークに接続された機器の情報をオンサイトで効率的に取得し、TCO(Total Cost of Ownership)の観点から分析を行っている。
顧客サイトに設置された画像形成装置の保守作業の内容をサービスマンが報告する方法として、従来はサービスマンが保守管理システムと接続可能な端末を持ち歩き、現場などで入力することが行われてきた。
しかし、この方法では、サービスマンが使用するサービス端末を用意したり、サービスマンが用意されたサービス端末を現場に携帯したりしなければならず、手間がかかっていた。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、画像形成装置の保守を行ったサービスマンが作業内容の入力を、サービス端末を用いずに行う事が出来る保守管理システムおよび保守管理方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る保守管理システムは、保守管理サーバーと、前記保守管理サーバーにより管理され、最終顧客のサイトに設置されている1以上の画像形成装置とを含み、前記保守管理サーバーは、前記1以上の画像形成装置と通信可能な第1の通信部と、前記1以上の画像形成装置の使用状況の情報や発生したエラー、ワーニングの情報である装置情報およびサービスマンが前記1以上の画像形成装置に対して行った保守作業の内容であるサービス情報を、前記1以上の画像形成装置を一意に識別可能な識別子および前記装置情報および前記サービス情報が発生した時刻に紐付けて履歴として記憶可能な履歴データベースと、前記1以上の画像形成装置から前記装置情報を収集し前記履歴データベースに記憶させる装置情報取得部と、前記1以上の画像形成装置から前記サービス情報を収集し前記履歴データベースに記憶させるサービス情報対応部とを備え、前記1以上の画像形成装置は、それぞれ、表示部と、操作パネルと、前記保守管理サーバーと通信可能な第2の通信部と、自装置内各部から前記装置情報を収集し、収集した前記装置情報を前記保守管理サーバーに送信する装置情報収集部と、サービスマンが前記サービス情報を前記保守管理サーバーに送信するための入力画面を前記操作パネル内の前記表示部に表示させ、入力された前記サービス情報を前記保守管理サーバーに送信するサービス機能部とを備える。そのため、画像形成装置の保守を行ったサービスマンが作業内容の入力を、サービス端末を用いずに行う事が出来る。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る保守管理システムでは、前記保守管理サーバーは、特定の画像形成装置に関する前記履歴の照会要求を受けたとき、前記履歴データベースから前記特定の画像形成装置の前記履歴を取得し、取得した前記履歴を前記履歴照会の要求元に返す履歴管理部を更に備え、前記1以上の画像形成装置のサービス機能部は、更に、サービスマンによる特定の画像形成装置に関する前記履歴の照会要求を保守管理サーバーに送信し、返信された前記履歴を時系列で前記表示部に表示する構成でもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る保守管理方法では、画像形成装置の装置情報収集部が、自装置内各部から前記画像形成装置の使用状況の情報や発生したエラー、ワーニングの情報である装置情報を収集し、収集した前記装置情報を保守管理サーバーに送信し、画像形成装置のサービス機能部が、サービスマンが前記画像形成装置に対して行った保守作業の内容であるサービス情報を前記保守管理サーバーに送信するための入力画面を操作パネル内の表示部に表示させ、入力された前記サービス情報を前記保守管理サーバーに送信し、前記保守管理サーバーの装置情報取得部が、前記装置情報を、前記画像形成装置を一意に識別可能な識別子および前記装置情報が発生した時刻に紐付けて履歴として履歴データベースに記憶させ、前記保守管理サーバーのサービス情報対応部が、前記サービス情報を、前記画像形成装置を一意に識別可能な識別子および前記サービス情報が発生した時刻に紐付けて前記履歴として前記履歴データベースに記憶させる。
以上のように、本発明によれば、画像形成装置の保守を行ったサービスマンが作業内容の入力を、サービス端末を用いずに行う事が出来る。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[全体概要]
最初に、本発明の一実施形態に係る保守管理システムの全体概要について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る保守管理システム1の全体概要を示す図である。
最初に、本発明の一実施形態に係る保守管理システムの全体概要について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る保守管理システム1の全体概要を示す図である。
保守管理システム1は、保守管理サーバー10と、保守管理サーバー10とネットワークで接続され、保守管理サーバー10の管理下にある画像形成装置20とを含んで構成される。
画像形成装置20に対して、現場で保守作業を行ったサービスマンは、保守作業の作業内容を、画像形成装置10をサービス端末の代わりに用いて、保守管理サーバー10に入力する。
そのため、サービスマンは、従来のように、保守作業の内容を報告するためのサービス端末を携帯する必要が無くなる。
以上、本発明の一実施形態に係る保守管理システム1の全体概要について説明した。
以上、本発明の一実施形態に係る保守管理システム1の全体概要について説明した。
[保守管理サーバーの構成]
次に、保守管理サーバー10の構成について説明する。保守管理サーバー10は、専用のハードウェアやソフトウェアにより構成されていてもよいし、一般的なコンピューターにより構成されてもよい。保守管理サーバー10が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図を図2に示す。
次に、保守管理サーバー10の構成について説明する。保守管理サーバー10は、専用のハードウェアやソフトウェアにより構成されていてもよいし、一般的なコンピューターにより構成されてもよい。保守管理サーバー10が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図を図2に示す。
同図に示すように、保守管理サーバー10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、操作入力部14、通信部15(第1の通信部)、表示部16、および記憶部17を有し、これら各ブロックがバス18を介して接続されている。
ROM12は、各種の処理を実行するためのファームウェア等の複数のプログラムやデータを記憶する。RAM13は、CPU11の作業用領域として用いられ、OS(Operating System)、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
記憶部17は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリー、その他の不揮発性メモリーである。記憶部17には、OSや各種アプリケーション、各種データ、履歴DB(Database)17aが記憶される。
履歴DB17aには、各画像形成装置20に関する使用状況の情報や発生したエラー、ワーニングの情報(以下、装置情報という)に加えて、各画像形成装置20に対して行われた保守作業の内容が記憶される。
通信部15は、画像形成装置20と情報のやりとりを行う為のネットワークと結ばれている。
CPU11は、ROM12や記憶部17に格納された複数のプログラムのうち、操作入力部14から与えられる命令に対応するプログラムをRAM13に展開し、この展開されたプログラムにしたがって、表示部16及び記憶部17を適宜制御する。
操作入力部14は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の操作装置である。
表示部16は、例えば液晶ディスプレイ、EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ等である。
次に、CPU11においてプログラムが実行されることにより実現される機能ブロックについて説明する。
保守管理サーバー10のCPU11において実現される機能ブロックは、装置情報取得部11a、サービス情報対応部11b、および履歴管理部11cである。
装置情報取得部11aは、管理下にある画像形成装置20から、装置情報を取得し、取得した装置情報を、取得元の画像形成装置20を一意に識別可能な識別子および装置情報が発生した時刻と紐付けて、履歴DB17aに記憶させる。
サービス情報対応部11bは、サービスマンが画像形成装置20に対して行った保守作業の内容(以下、サービス情報と呼ぶ)を、画像形成装置20を介してサービスマンから取得し、取得したサービス情報を、取得元の画像形成装置20を一意に識別可能な識別子および装置情報が発生した時刻と紐付けて、履歴DB17aに記憶させる。
履歴管理部11cは、履歴DB17aを管理し、サービスマンなどから、履歴の参照要求があった場合、該当する画像形成装置20に関する履歴を履歴DB17aから取得し、要求元に送信する。
以上、保守管理サーバー10の構成について説明した。
[画像形成装置の構成]
次に、画像形成装置20の構成について説明する。図3は画像形成装置20の構成を概略的に示す構成図である。
次に、画像形成装置20の構成について説明する。図3は画像形成装置20の構成を概略的に示す構成図である。
画像形成装置20は、制御部21を備える。制御部21は、CPU、RAM、ROM、および専用のハードウェア回路等から構成され、画像形成装置20の全体的な動作制御を司る。
制御部21は、原稿読取部22、画像処理部23、画像メモリー24、画像形成部25、操作部26、表示部26a、ファクシミリ通信部27、ネットワークインターフェイス部28(第2の通信部)、記憶部29等と接続されている。制御部21は、接続されている上記各部の動作制御や、各部との間での信号又はデータの送受信を行う。
制御部21は、ユーザーから、操作部26またはネッワーク接続されたPC等を通じて入力されるジョブの実行指示に従って、スキャナ機能、印刷機能、コピー機能、およびファクシミリ送受信機能などの各機能についての動作制御を実行するために必要な機構の駆動及び処理を制御する。
また、制御部21は、装置情報収集部21aおよびサービス機能部21bを有している。装置情報収集部21aおよびサービス機能部21bは、ROMなどからRAMにロードされたプログラムがCPUにより実行されることで実現される機能ブロックである。
装置情報収集部21aは、自装置20の各部から、自装置20の使用状況(印刷カウントなど)やエラー、ワーニングの発生情報などで構成される装置情報を収集し、保守管理サーバー10に送信する。
サービス機能部21bは、サービスマンが保守作業の作業内容であるサービス情報を保守管理サーバー10に送信するための入力画面を操作パネル内の表示部26aに表示させたり、サービスマンによる特定の画像形成装置20に関する履歴の照会要求を保守管理サーバー10に送信したり、照会した履歴内容を表示部26aに表示したりする。
原稿読取部22は、原稿から画像を読み取る。
画像処理部23は、原稿読取部22で読み取られた画像の画像データを必要に応じて画像処理する。例えば、画像処理部23は、原稿読取部22により読み取られた画像が画像形成された後の品質を向上させるために、シェーディング補正等の画像処理を行う。
画像メモリー24は、原稿読取部22による読み取りで得られた原稿画像のデータを一時的に記憶したり、画像形成部25での印刷対象となるデータを一時的に記憶したりする領域である。
画像形成部25は、原稿読取部22で読み取られた画像データ等の画像形成を行う。
操作部26は、画像形成装置20が実行可能な各種動作及び処理についてユーザーからの指示を受け付けるタッチパネル部および操作キー部を備える。タッチパネル部は、タッチパネルが設けられたLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部26aを備えている。
ファクシミリ通信部27は、図示しない符号化/復号化部、変復調部、およびNCU(Network Control Unit)を備え、公衆電話回線網を用いてのファクシミリの送信を行う。
ネットワークインターフェイス部28は、LANボード等の通信モジュールから構成され、ネットワークインターフェイス部28に接続されたLAN等を介して、保守管理サーバー10やローカルエリア内の装置(PC等)と種々のデータの送受信を行う。
記憶部29は、原稿読取部22によって読み取られた原稿画像等を記憶する。記憶部29は、HDDなどの大容量の記憶装置である。
以上、画像形成装置20の構成について説明した。
[入力画面の例]
次に、サービスマンが保守作業の内容を、画像形成装置20の操作部26および表示部26aを用いて入力する際の画面を、例を用いて説明する。図4から図6は、サービスマンが保守作業の内容を、画像形成装置20の操作部26および表示部26aを用いて入力する際の画面例を示す図である。
次に、サービスマンが保守作業の内容を、画像形成装置20の操作部26および表示部26aを用いて入力する際の画面を、例を用いて説明する。図4から図6は、サービスマンが保守作業の内容を、画像形成装置20の操作部26および表示部26aを用いて入力する際の画面例を示す図である。
図4は、サービスマンが保守作業の内容を入力する際に最初に表示部26aに表示される画面の例である。
この例は、サービスマンが、作業内容として、作業者の氏名、1つめの作業内容とその作業を行った理由、2つめの作業内容とその作業を行った理由を入力フォームに入力した状態を示している。日時は、サービス機能部21bにより自動的に入力されている。
図4の画面の入力が終了し、サービスマンが「次へ」ボタンB1を押下すると、次の入力フォームの画面(図5参照)が表示される。
ここでは、サービスマンが入力する作業内容として、3つめ及び4つめの作業項目は無いとする。サービスマンが「次へ」ボタンB2を押下すると次の入力フォームの画面(図6参照)が表示される。
ここで、作業確認者の氏名を入力した後、OKボタンB3が押下されると、全ての入力フォームに入力された作業内容が保守管理サーバー10に送信される。なお、作業確認者の氏名は入力しなくてもよい。
以上、サービスマンが保守作業の内容を、画像形成装置20の操作部26および表示部26aを用いて入力する際の画面を、例を用いて説明した。
[履歴の例]
次に、サービスマン等により照会され、画像形成装置20の表示部26a等に表示される、画像形成装置20の履歴の表示例について説明する。図7は、サービスマン等により照会され、画像形成装置20の表示部26a等に表示される、画像形成装置20の履歴の表示例を示す図である。
次に、サービスマン等により照会され、画像形成装置20の表示部26a等に表示される、画像形成装置20の履歴の表示例について説明する。図7は、サービスマン等により照会され、画像形成装置20の表示部26a等に表示される、画像形成装置20の履歴の表示例を示す図である。
例に示すように、特定の画像形成装置20から収集および取得した装置情報(e1からe4まで)とサービス情報(e5およびe6)が、時系列で表示されている。
この例に示すサービス情報(e5およびe6)は、図4に示す保守作業の作業内容入力フォームから入力されたものである。
この例に示す画像形成装置20では、まずペーパーJAM(紙詰まり)が2回発生した後、カセット1のコロ(ゴムのローラー)を交換したという流れを読み取ることが出来る。
このように、画像形成装置20において自動検知したエラーやワーニングの情報と、サービスマンが行った保守内容の情報を一元管理し、時系列で閲覧できるようにしたことで、この履歴を用いて、画像形成装置20単位でのサービスコストの算出や、メンテナンス(保守作業)の妥当性の検討を容易に行うことが出来る。
以上、サービスマン等により照会され、画像形成装置20の表示部26a等に表示される、画像形成装置20の履歴の表示例について説明した。
[処理の流れ1]
次に、保守管理システム1における、装置情報を収集する流れを説明する。図8は、保守管理システム1における、装置情報を収集する流れを説明するためのフローチャートである。
次に、保守管理システム1における、装置情報を収集する流れを説明する。図8は、保守管理システム1における、装置情報を収集する流れを説明するためのフローチャートである。
まず、各画像形成装置20の装置情報収集部21aが、自装置の各部から装置情報を収集する(ステップS1)。
次に、各画像形成装置20の装置情報収集部21aが、ネットワークインターフェイス部28を介して、収集した装置情報を保守管理サーバー10に送信する(ステップS2)。
次に、保守管理サーバー10の装置情報取得部11aが、ネットワークインターフェイス部15を介して、装置情報を受信する(ステップS3)。
次に、保守管理サーバー10の装置情報取得部11aが、受信した装置情報を、記憶部17内の履歴DB17aに記憶させる(ステップS4)。
以上、保守管理システム1における、装置情報を収集する流れを説明した。
[処理の流れ2]
次に、保守管理システム1における、保守作業の作業内容を入力する流れを説明する。図9は、保守管理システム1における、保守作業の作業内容を入力する流れを説明するためのフローチャートである。
次に、保守管理システム1における、保守作業の作業内容を入力する流れを説明する。図9は、保守管理システム1における、保守作業の作業内容を入力する流れを説明するためのフローチャートである。
まず、画像形成装置20のサービス機能部21bが、サービスマンによる保守作業の作業内容の入力を行うか否かを判断する(ステップS11)。
保守作業の内容入力を行わない場合(ステップS11のN)、サービス機能部21bは、処理を終了する。
保守作業の入力を行う場合(ステップS11のY)、サービス機能部21bは、保守作業の内容を入力するための入力フォームを表示部26aの画面に表示する(ステップS12)。
次に、画像形成装置20のサービス機能部21bは入力された内容(サービス情報)を、ネットワークインターフェイス部28を介して、保守管理サーバー10に送信する(ステップS13)。
次に、保守管理サーバー10のサービス情報対応部11bが、ネットワークインターフェイス部15を介して、サービス情報を受信する(ステップS14)。
次に、保守管理サーバー10のサービス情報対応部11bが、受信したサービス情報を、記憶部17内の履歴DB17aに記憶させる(ステップS15)。
以上、保守管理システム1における、保守作業の作業内容を入力する流れを説明した。
[処理の流れ3]
次に、画像形成装置20から履歴の照会を行う場合の処理の流れを説明する。図10は、画像形成装置20から履歴の照会を行う場合の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
次に、画像形成装置20から履歴の照会を行う場合の処理の流れを説明する。図10は、画像形成装置20から履歴の照会を行う場合の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
まず、画像形成装置20のサービス機能部21bが、サービスマンによる履歴の照会か否かを判断する(ステップS21)。
履歴の照会ではない場合(ステップS21のN)、サービス機能部21bは、処理を終了する。
履歴の照会である場合(ステップS21のY)、サービス機能部21bは、履歴を照会する画像形成装置20の識別子を用いて、履歴の照会要求を保守管理サーバー10に送信する(ステップS22)。
次に、保守管理サーバー10の履歴管理部11cが、ネットワークインターフェイス部15を介して、照会要求を受信する(ステップS23)。
次に、保守管理サーバー10の履歴管理部11cが、照会要求に含まれる識別子を用いて、特定の画像形成装置20に関する履歴を履歴DB17aから取得する(ステップS24)。
次に、保守管理サーバー10の履歴管理部11cが、ネットワークインターフェイス部15を介して、取得した履歴を要求元の画像形成装置20に送信する(ステップS25)。
次に、要求元の画像形成装置20のサービス機能部21bが、ネットワークインターフェイス部28を介して、履歴を受信する(ステップS26)。
次に、要求元の画像形成装置20のサービス機能部21bが、受信した履歴を表示部26aの画面上に表示する(ステップS27)。
以上、画像形成装置20から履歴の照会を行う場合の処理の流れを説明した。
[補足事項]
以上のように、本発明の保守管理システムは、保守管理サーバー10と、前記保守管理サーバー10により管理され、最終顧客のサイトに設置されている1以上の画像形成装置20とを含み、前記保守管理サーバー10は、前記1以上の画像形成装置20と通信可能な第1の通信部15と、前記1以上の画像形成装置20の使用状況の情報や発生したエラー、ワーニングの情報である装置情報およびサービスマンが前記1以上の画像形成装置20に対して行った保守作業の内容であるサービス情報を、前記1以上の画像形成装置20を一意に識別可能な識別子および前記装置情報および前記サービス情報が発生した時刻に紐付けて履歴として記憶可能な履歴データベース17aと、前記1以上の画像形成装置20から前記装置情報を収集し前記履歴データベース17aに記憶させる装置情報取得部11aと、前記1以上の画像形成装置20から前記サービス情報を収集し前記履歴データベース17aに記憶させるサービス情報対応部11bとを備え、前記1以上の画像形成装置20は、それぞれ、表示部26aと、操作パネル26と、前記保守管理サーバー10と通信可能な第2の通信部28と、自装置内各部から前記装置情報を収集し、収集した前記装置情報を前記保守管理サーバー10に送信する装置情報収集部21aと、サービスマンが前記サービス情報を前記保守管理サーバー10に送信するための入力画面を前記操作パネル26内の前記表示部26aに表示させ、入力された前記サービス情報を前記保守管理サーバー10に送信するサービス機能部21bとを備える。
以上のように、本発明の保守管理システムは、保守管理サーバー10と、前記保守管理サーバー10により管理され、最終顧客のサイトに設置されている1以上の画像形成装置20とを含み、前記保守管理サーバー10は、前記1以上の画像形成装置20と通信可能な第1の通信部15と、前記1以上の画像形成装置20の使用状況の情報や発生したエラー、ワーニングの情報である装置情報およびサービスマンが前記1以上の画像形成装置20に対して行った保守作業の内容であるサービス情報を、前記1以上の画像形成装置20を一意に識別可能な識別子および前記装置情報および前記サービス情報が発生した時刻に紐付けて履歴として記憶可能な履歴データベース17aと、前記1以上の画像形成装置20から前記装置情報を収集し前記履歴データベース17aに記憶させる装置情報取得部11aと、前記1以上の画像形成装置20から前記サービス情報を収集し前記履歴データベース17aに記憶させるサービス情報対応部11bとを備え、前記1以上の画像形成装置20は、それぞれ、表示部26aと、操作パネル26と、前記保守管理サーバー10と通信可能な第2の通信部28と、自装置内各部から前記装置情報を収集し、収集した前記装置情報を前記保守管理サーバー10に送信する装置情報収集部21aと、サービスマンが前記サービス情報を前記保守管理サーバー10に送信するための入力画面を前記操作パネル26内の前記表示部26aに表示させ、入力された前記サービス情報を前記保守管理サーバー10に送信するサービス機能部21bとを備える。
その他、本発明は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 … 保守管理システム
10 … 保守管理サーバー
11 … CPU
11a… 装置情報取得部
11b… サービス情報取得部
11c… 履歴管理部
12 … ROM
13 … RAM
14 … 操作入力部
15 … ネットワークインターフェイス部
16 … 表示部
17 … 記憶部
18 … バス
20 … 画像形成装置
21 … 制御部
21a… 装置情報収集部
21b… サービス機能部
22 … 原稿読取部
23 … 画像処理部
24 … 画像メモリー
25 … 画像形成部
26 … 操作部
26a… 表示部
27 … ファクシミリ通信部
28 … ネットワークインターフェイス部
29 … 記憶部
10 … 保守管理サーバー
11 … CPU
11a… 装置情報取得部
11b… サービス情報取得部
11c… 履歴管理部
12 … ROM
13 … RAM
14 … 操作入力部
15 … ネットワークインターフェイス部
16 … 表示部
17 … 記憶部
18 … バス
20 … 画像形成装置
21 … 制御部
21a… 装置情報収集部
21b… サービス機能部
22 … 原稿読取部
23 … 画像処理部
24 … 画像メモリー
25 … 画像形成部
26 … 操作部
26a… 表示部
27 … ファクシミリ通信部
28 … ネットワークインターフェイス部
29 … 記憶部
Claims (3)
- 保守管理サーバーと、前記保守管理サーバーにより管理され、最終顧客のサイトに設置されている1以上の画像形成装置とを含み、
前記保守管理サーバーは、
前記1以上の画像形成装置と通信可能な第1の通信部と、
前記1以上の画像形成装置の使用状況の情報や発生したエラー、ワーニングの情報である装置情報およびサービスマンが前記1以上の画像形成装置に対して行った保守作業の内容であるサービス情報を、前記1以上の画像形成装置を一意に識別可能な識別子および前記装置情報および前記サービス情報が発生した時刻に紐付けて履歴として記憶可能な履歴データベースと、
前記1以上の画像形成装置から前記装置情報を収集し前記履歴データベースに記憶させる装置情報取得部と、
前記1以上の画像形成装置から前記サービス情報を収集し前記履歴データベースに記憶させるサービス情報対応部と
を備え、
前記1以上の画像形成装置は、それぞれ、
表示部と、
操作パネルと、
前記保守管理サーバーと通信可能な第2の通信部と、
自装置内各部から前記装置情報を収集し、収集した前記装置情報を前記保守管理サーバーに送信する装置情報収集部と、
サービスマンが前記サービス情報を前記保守管理サーバーに送信するための入力画面を前記操作パネル内の前記表示部に表示させ、入力された前記サービス情報を前記保守管理サーバーに送信するサービス機能部と
を備えた
保守管理システム。 - 請求項1に記載の保守管理システムであって、
前記保守管理サーバーは、
特定の画像形成装置に関する前記履歴の照会要求を受けたとき、前記履歴データベースから前記特定の画像形成装置の前記履歴を取得し、取得した前記履歴を前記履歴照会の要求元に返す履歴管理部を更に備え、
前記1以上の画像形成装置のサービス機能部は、更に、
サービスマンによる特定の画像形成装置に関する前記履歴の照会要求を保守管理サーバーに送信し、返信された前記履歴を時系列で前記表示部に表示する
保守管理システム。 - 画像形成装置の装置情報収集部が、自装置内各部から前記画像形成装置の使用状況の情報や発生したエラー、ワーニングの情報である装置情報を収集し、収集した前記装置情報を保守管理サーバーに送信し、
画像形成装置のサービス機能部が、サービスマンが前記画像形成装置に対して行った保守作業の内容であるサービス情報を前記保守管理サーバーに送信するための入力画面を操作パネル内の表示部に表示させ、入力された前記サービス情報を前記保守管理サーバーに送信し、
前記保守管理サーバーの装置情報取得部が、前記装置情報を、前記画像形成装置を一意に識別可能な識別子および前記装置情報が発生した時刻に紐付けて履歴として履歴データベースに記憶させ、
前記保守管理サーバーのサービス情報対応部が、前記サービス情報を、前記画像形成装置を一意に識別可能な識別子および前記サービス情報が発生した時刻に紐付けて前記履歴として前記履歴データベースに記憶させる
保守管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015166655A JP2017046147A (ja) | 2015-08-26 | 2015-08-26 | 保守管理システムおよび保守管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
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-
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