JP2017045883A - 電気機器用防塵フィルタ - Google Patents

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【課題】 電気機器の筐体の通気口の外部から通気口を覆うようにフィルタを取り付ける際に、フィルタを容易にかつ強固に取り付ける。【解決手段】 電気機器が内部に収容されている筐体2の扉4に複数の通気口6が内外に貫通して形成されている。これら通気口6を全て覆うことが可能に枠体8が形成され、 枠体8内にフィルタ材26が設けられている。可撓性を有する固定片26が、枠体8の外面側に枠体8の外面に対して鋭角をなして突出し、通気口6の1つに外部から撓みながら侵入し、枠体8が扉に接触した状態で、一部が当該通気口6の縁に撓んだままの状態で接触している。【選択図】 図1

Description

本発明は、電気機器用の防塵フィルタに関し、特に着脱可能なものに関する。
電気機器は、筐体内に構成されていることが多く、筐体内に電気機器の構成部品を収容している。これら構成部品を冷却するために、筐体に設けた通気口から空気を筐体内に導入することがある。この場合、筐体内に導入する空気と共に、塵や埃も筐体内に導入されることを防止するために、防塵用のフィルタを筐体に設けることがある。その一例が特許文献1に開示されている。
特許文献1の技術によれば、筐体は、上面が開口しており、側面に複数の通気口を備えている。上面の開口を上カバーが覆っている。ケース内には、通気口を向いてファンが取り付けられ、そのファンの背面(通気口が形成されている側面と反対)側にフィルタの取付部が設けられ、その取付部に、上カバーに形成されたフィルタ取付用の開口を介してフィルタが取り付けられる。
特開2007−327471号公報
特許文献1の技術によれば、フィルタの着脱は容易である。しかし、例えば電気機器の使用環境によっては、フィルタが不要な場合があり、フィルタを設置するか否かを、電気機器の使用者が選択することがある。
例えば、通気口に外部からフィルタを取り付ける場合、フィルタをケースにネジ止めすることが考えられるが、使用者の選択によりフィルタを取り付けていないとき、ネジ穴が外部から見える状態になり、見栄えが悪くなる。そして、フィルタを取り付ける必要が生じた際には、保守作業者が設置場所にネジ止めのための工具を持っていく必要があり、作業性がよくない。また、環境が悪く頻繁にフィルタ交換やメンテナンスが必要な場合、その都度ネジ止め作業を行うのは面倒であり、作業時間がかかるなど、効率が悪いという不具合がある。
本発明は、電気機器の筐体の通気口の外部から通気口を覆うように取り付ける際に、容易に、かつ強固に取り付けることができるフィルタを提供することを目的とする。
本発明の一態様の電気機器用防塵フィルタは、枠体を有している。枠体は、電気機器が内部に収容されている筐体の一面に内外に貫通して縦横に形成された複数の通気口を全て覆うことが可能な大きさの開口が形成されている。電気機器としては、種々のものを使用することができ、例えばアーク溶接機、めっき装置、無停電電源装置等がある。筐体も種々の形状のものがあるが、一面に複数の通気口を形成したものであれば、その形状は任意である。通気口の形状は、円形、長孔等種々の形状とすることができる。複数の通気口は、例えば多角形状、円形状、楕円状等に配置されている。枠体は、通気口全体を覆う開口が形成されたものであればよく、例えば多角形状、円形状、楕円状である。枠体に塵埃除去材が設けられている。塵埃除去材は、例えば筐体の外部から通気口を介して筐体内に侵入しようとする塵埃を捕獲することができるものであれば種々のものを使用できる。枠体の開口周縁には、可撓性を有し、筐体に向けて鋭角をなして突出する挿通片が形成された取付具が設けられている。取付具は、例えば枠体と一体に形成することもできるし、枠体と別個に形成したものを枠体に取り付けることもできる。取付具は、挿通片の先端が通気口の縁に対向するように、開口周縁から開口よりも離間する方向に傾斜して形成されており、枠体を筐体に押し込むと、挿通片の先端が通気口の縁に当接しながら開口の方向に撓んで通気口に外部から侵入し、枠体を前記筐体に取り付けた状態で、挿通片の一部が開口に向けて撓んだ状態から不完全復帰状態で通気口の縁に係合する。挿通片の通気口の縁に撓んだまま係合する部分は、取付具に形成された挿通片の根元付近の枠体に近い位置が望ましい。
このように構成された電気機器用防塵フィルタでは、枠体の取付具に形成された挿通片を通気口の縁に対向させた状態から枠体を筐体に向けて押し込み、挿通片を通気口の縁に当接させながら撓ませて通気口に侵入させて、枠体が筐体に取り付けられた状態では、挿通片が撓んだ状態で通気口に係合しているので、挿通片が元の撓んでいない状態に復帰しようとして通気口の縁を開口から離れる方向に押圧する。従って、枠体は、筐体に対して一定方向の押圧力を受けた状態で、筐体の一面に強固に固定される。しかも、取付作業としては、取付具の挿通片を撓ませて、通気口内に侵入させるだけであり、ネジ止め作業と比較して、工具が不要で容易な作業である。また、枠体を筐体から引き離す方向に引くと、挿通片が再度開口の方向に撓んで通気口から抜けるため、枠体を筐体から取り外しすることができる。即ち、工具を必要とせずにフィルタの筐体への着脱が容易で、フィルタの清掃も容易に行える。このように、筐体の通気口に枠体の取付具を取り付けるので、電気機器用防塵フィルタを必要としない場合に枠体を取り付外した状態でも、外部から取り付け用の穴等が露出することがない。また、枠体の内側に形成された開口周縁に取付具を設けているため、枠体を取り付けるための面積が少なくてよく、枠体の大きさは、通気口を覆う開口よりも大きい程度なので、装置全体を小型化することができる。
上記の態様において、前記挿通片の先端は、通気口を通過可能な大きさに湾曲した湾曲部とすることができる。
このように構成すると、枠体を筐体に着脱する際に、挿通片の先端の湾曲部が通気口の縁に当接しながら撓む際に、湾曲部をガイドとして、挿通片を滑らかに撓ませることができ、また枠体を筐体に着脱する作業者が、挿通片の先端でけがをすることを防止できる。
上記の2つの態様のいずれかにおいて、前記枠体を、前記筐体に面する側の前記開口が形成された内枠と、前記筐体と反対側の縦横に桟が形成された開口を有する外枠と、前記内枠及び前記外枠を繋ぐ上下左右の壁とで構成し、前記塵埃除去材は、前記内枠と外枠及び壁によって形成された空間に保持することができる。この場合、例えば塵埃除去材を交換する際などに、枠体を筐体から着脱するときに、塵埃除去材が空間で保持されて落下することがなく、メンテナンス性を向上することができる。
前記取付具を前記開口の四隅に形成し、前記通気口のうち再外周に形成された四隅の前記通気口に前記挿通片を相通するようにできる。
このように構成すると、複数箇所で枠体を筐体の一面に固定することができ、強固に枠体を筐体の一面に固定することができる。さらに枠体を筐体に四隅で取り付けると、取付具の挿通片は、撓んだ状態で通気口の縁に係合されて、枠体全体を開口から離間する方向に押圧するため、枠体全体を筐体に密着する方向に引き込むように押圧しつつ、挿通片が形成された枠体の開口周縁の一辺が開口から離れる方向に引っ張られるとともに、開口周縁の他の片がそれとは逆方向に引っ張られるため、筐体に対して枠体が筐体方向及び外周方向に均一に押圧力を受けて取り付けられて位置決めされており、枠体の位置が使用中に変化することがない。また、枠体が筐体に密着することにより、隙間から塵埃が進入することがなく、強い防塵効果を得ることができる。
以上のように、本発明によれば、筐体の一面の通気口にフィルタを取り付ける必要のある場合に、容易に取り付けることができるし、取り付けた状態では、強固にフィルタを取り付けられているので、枠体と筐体との隙間から塵や埃が通気口を介して筐体内に入ることを防止でき、防塵効果を高くすることができる。
本発明の1実施形態の電気機器用防塵フィルタの取り付け過程を示す図である。 本発明の1実施形態の電気機器用防塵フィルタの取り付け前後の電気機器の正面図である。 本発明の1実施形態の電気機器用防塵フィルタの正面図である。 本発明の1実施形態の電気機器用防塵フィルタの部分省略拡大正面図及び部分省略拡大縦断側面図である。 本発明の他の実施形態の電気機器用防塵フィルタの概略側面図である。
本発明の1実施形態の電気機器用防塵フィルタは、例えば図2(a)に示すような電気機器の筐体に取り付けられる。電気機器としては、例えば無停電電源装置やめっき用電源装置やアーク溶接機などの種々のものを使用することができる。この電気機器は、縦長の直方体状の筐体2を有している。この筐体2の一面、例えば開閉可能な扉4の下方に、複数の通気口6が内外に貫通して形成され、通気口6を介して空気が筐体2内に導入され、筐体2内に配置されている部品を冷却する。通気口6は、両端が円弧状で、これら2つの円弧状の端を上下で繋ぐ2つの長縁を有する長孔に形成されている。通気口6は、その2つの長縁が水平となるように、縦横に形成されている。
この電気機器は、例えば使用環境によっては、筐体2内に塵埃が侵入しやすくなることがあり、その侵入を防止するために、本発明によるフィルタが、図2(b)に示すように、各通気口6全体を覆うように扉4に取り付け可能である。即ち、このフィルタは、必要なときのみに取り付けられるオプション品である。
フィルタは、枠体8と取付具28及びフィルタ材26から構成される。枠体8は、図2(b)に示すように、全ての通気口6を覆うことが可能な幅寸法及び高さ寸法を有する角型のもので、図1(a)乃至(c)及び図3に示すように、扉4にフィルタを取り付けた状態において、扉4側に面する内枠20と、その反対側の外枠22を有している。これら内枠20と外枠22は、上下に間隔を隔てて互いに平行な上壁10、12と、これら上壁10と下壁12とを繋ぐ側壁14、14により一体化されている。
内枠20は、矩形の開口18を有し、この開口18は、全ての通気口6がその内部に入る幅寸法及び長さ寸法を有している。外枠22も矩形の開口23を有し、この開口23内には、図2(b)に示すように、縦横に桟24が形成されている。
この枠体8の内部に、塵埃除去材、例えばフィルタ材26が収容されている。フィルタ材26は、概略矩形に形成され、その周縁部が、枠体8内、即ち上壁10、下壁12、側壁14、14、内枠20、外枠22によって形成された空間内に位置し、保持されている。
このフィルタを扉4に取り付けるために、枠体8には図4(a)、(b)に示す取付具28が備えられている。取付具28は、図3に示すように枠体8の内枠20の開口18の上下左右の4隅に、それぞれ設けられている。これら取付具28の設置位置は、フィルタを扉4に取り付けた際に、図2(a)に仮想線で示すように、最上部と最下部の左右両端の通気口6に対応する位置である。詳細には図2(a)において、左側の通気口6に挿通される取付具28は、その通気口6の長縁右端に位置し、右側の通気口6に挿通される取付具28は、その通気口6の長縁左端に位置する。
取付具28は、可撓性を有する例えば薄板状の金属で形成される。図4(b)に示すように、取付具28は、上壁10及び下壁12に固定される固定部30を有し、図示していないが、固定部30は上壁10及び下壁12にネジ止め等により固定されている。固定部30は、上壁10及び下壁12から内枠20に沿って折り曲げられ、開口18の縁まで伸延している。
この固定部30が伸延端から扉4側に折り曲げられて、内枠20から扉4側に突出している挿通片34が形成されている。この挿通片34の先端には、開口18方向に向けて円弧状に湾曲した湾曲部36が、通気口6を通過可能な大きさに形成されている。挿通片34は、通気口6内に侵入可能な長さ寸法を有し、内枠20に対して鋭角をなしているので、挿通片34の先端に形成された湾曲部36の正面は、図1(a)に仮想線で示すように、湾曲部36の正面に対応する通気口6の孔よりも上下にずれた高さ位置にあり、四隅の通気口6の上端又は下端の長縁に対向する。したがって、挿通片34を通気口6に挿通しようとすると、挿通片34が開口23側に撓む必要がある。また、通気口6に挿通片34が挿通された状態において、挿通片34が通気口6の長縁を、開口18から遠ざける方向に押圧するように、挿通片34の内枠20即ち扉4に対する角度が設定されている。挿通片34の先端は、開口18側に湾曲させられた湾曲部36とされているので、通気口6に挿通片34を挿通する際に、通気口6の長縁と湾曲部36が当接して湾曲部36がガイドになって、挿通片34が滑らかに開口18側に撓むことができる。
図3に示すように、取付具28は、内枠20の左右上下に取り付けられ、取付具28が、図2(a)に仮想線で示す取り付け位置に対向するように配置されている。
この取付具28を利用して、図1(a)乃至(c)に示すように、フィルタが、扉4に取り付けられる。図1(a)に示すように、フィルタを扉4に取り付ける位置に対向させたとき、取付具28の挿通片34の先端の湾曲部36は、扉4の四隅の通気口6の上部又は下部長縁に対抗する位置に配置されている。そして、図1(b)に示すように扉4側にフィルタを移動させ、上側の取付具28の挿通片34の先端の湾曲部36が、対応する通気口6の上側の長縁に当接し、下側の取付具28の挿通片34が対応する通気口6の下側の長縁に当接し、それぞれ湾曲部36の湾曲に案内されるように挿通片34を開口18側に滑らかに撓ませ、そのまま枠体8を扉4の方向に押し込む。これによって、挿通片34は、更に撓みながら扉4の通気口6内に侵入し、枠体8の内枠20が扉4に当接するまで枠体8を押しつけて、図1(c)に示すように、フィルタを扉4に取り付けた状態にする。
このとき、同図(c)に示すように、一旦撓んだ挿通片34は、元の状態に復帰しようとするが、上側の挿通片34、34は、通気口6の上側の長縁を開口18から遠ざける上側に押圧しながらこれに係合し、下側の挿通片34、34は、通気口6の下側の長縁を開口18から遠ざける下側に押圧しながらこれに係合し、内枠20に対する各挿通片34の角度は、元の鋭角よりも若干大きいまま、完全に元の鋭角状態には復帰していない。従って、各挿通片34が内枠20に対して元の角度に復帰しようとする力が、内枠20を扉4側に押圧する力として作用する。その結果、フィルタの枠体8が扉4に強固に取り付けられ、扉4に対する密着度が高くなる。また、挿通片34が撓んでいるため、本例では上側の挿通片34の根元付近が、通気口6の縁を開口18から遠ざける方向、即ち上側に押し上げるように、かつ、下側の挿通片34の根元付近が、通気口6の縁を開口18から遠ざける方向、即ち下側に押し下げるように、力が作用するため、扉4に対するフィルタのがたつきが防止され、強固に取り付けることができる。
このように取付具28の挿通片34を撓ませて通気口6に通して取り付けるだけで、フィルタを扉4に取り付けることができるので、その取り付け作業が容易である。しかも、フィルタの枠体8が扉4に密着しているので、その取り付け面の隙間から粉塵が通気口6内に侵入することが殆ど無い。また、フィルタの枠体8の内側で枠体8を扉4に取り付けているため、枠体8つまりフィルタの大きさは、開口18よりも若干大きいだけでよく、フィルタを小型化することができる。さらに、フィルタを扉4に取り付けるために、枠体8に設けた取付具28の挿通片34を通気口6に相通させるようにしているため、フィルタを外した状態でも、フィルタ取り付けのための穴等が露出することがなく、見栄えを損なうこともない。
また、挿通片34は、上側の通気口6の上側の長縁及び下側の通気口6の下側の長縁にそれぞれ係合しているので、取り付けられた枠体8が上下方向に移動することはない。また、上述したように、図2(a)における左側にある通気口6に挿通される取付具28は、その通気口6の右端に位置し、右側にある通気口6に挿通される取付具28は、その通気口6の左端に位置しているので、扉4に取り付けられた枠体8が左右方向に移動することもない。即ち、枠体8は上下左右各方向に、強固に位置決めされている。
また、フィルタを取り外す場合には、枠体8を扉4と反対側に引くことによって、挿通片34の先端の湾曲部36が通気口6の長縁に当接しながら開口18側に滑らかに撓むので、その状態で対応する通気口6から抜けばよい。
各固定片34の先端は、湾曲部36とされているので、湾曲に沿って挿通片34が空気口6の長縁に当接しながら滑らかに撓むため、フィルタの着脱作業時に取付具が通気口6に引っかかることがなく、作業中に固定片34の先端によって作業者が怪我をすることを防止できる。
上記の実施形態では、通気口6が縦横に配置されているので、フィルタの枠体8も矩形としたが、通気口6が例えば同心円状に複数配置されている場合には、枠体も円形に形成すればよい。その場合、枠体8の開口18は、最外周に円形に配置された通気口6よりも幾分外側に位置するように形成され、その最外周にある通気口6の例えば上端と下端とにあるものに取付具28の挿通片34を挿入するように取付具28を配置すればよい。また、各通気口6は長孔に形成したが、矩形に形成することもできるし、円形に形成することもできる。その場合、取付具28の挿通片34も通気口の縁に合致する円弧状に形成することもできるし、円形の通気口の縁に2箇所で接触する板状とすることもできる。上記の実施形態では、通気口6はその長縁が水平になるように形成したが、長縁が垂直になるように形成することもできる。また、上記の実施形態では、がたつきなく取り付けるために4つの取付具28を使用したが、最低限度1つの取付具を使用してもよい。また、上記の実施形態では、挿通片34は固定部30と一体に形成したが、挿通片34を、枠体8の内枠20に一体に形成してもよい。
また、図5に示すように、内枠20を省略し、枠体8を外枠22のみで構成し、この外枠22の扉4側に突出するように、取付具28を図5に示すように外枠22に一体形成するか、別個に形成した取り付け具28を外枠22に固定し、外枠22と扉4とで直接フィルタ材26を挟み込むようなフィルタとすることもできる。
2 筐体
4 扉(筐体の一面)
6 通気口
8 枠体
26 フィルタ材(塵埃除去材)
28 取付具
34 挿通片

Claims (4)

  1. 電気機器が内部に収容されている筐体の一面に内外に貫通した複数の通気口を覆うことが可能に形成された開口を有する枠体と、
    前記枠体に設けられた塵埃除去材と、
    可撓性を有し、前記枠体の前記開口周縁から前記筐体に向けて鋭角をなして突出し、前記開口から離れる方向に傾斜した取付具とを、
    有し、
    前記取付具は、前記枠体に前記筐体を対向させた状態で前記通気口の縁にその先端が対向し、前記枠体を前記筐体に押し込んだ状態で、その先端が前記通気口の縁に当接しながら前記開口に向けて撓んで前記通気口に侵入し、前記枠体が前記筐体に取り付けられた状態で、その一部が前記開口に向けて撓んだ状態から不完全復帰状態で前記通気口の縁に係合する挿通片とを、
    有する電気機器用防塵フィルタ。
  2. 請求項1記載の電気機器用防塵フィルタにおいて、前記取付具の前記挿通片の先端は、前記通気口内を通過可能な大きさに湾曲した湾曲部である電気機器用防塵フィルタ。
  3. 請求項1または2記載の電気機器用防塵フィルタにおいて、前記枠体は、前記筐体に面する側の前記開口が形成された内枠と、前記筐体と反対側の縦横に桟が形成された開口を有する外枠と、前記内枠及び前記外枠を繋ぐ上下左右の壁とを有し、前記塵埃除去材は、前記内枠と外枠及び壁によって形成された空間に保持されている電気機器用防塵フィルタ。
  4. 請求項1乃至3いずれか記載の電気機器用防塵フィルタにおいて、前記取付具は前記開口の四隅に形成され、前記通気口のうち最外周に形成された四隅の前記通気口に前記挿通片が挿通される電気機器用防塵フィルタ。
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