JP2017045823A - 収容カセット - Google Patents

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Shigeru Ishii
茂 石井
田中 英明
Hideaki Tanaka
英明 田中
隆之 馬橋
Takayuki Mabashi
隆之 馬橋
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Abstract

【課題】準備コストの増加を抑制し、加工装置での搬入出処理の煩雑化を抑制することが可能な収容カセットを提供する。
【解決手段】第1の幅を有する第1板状物W1と、第1の幅より狭い第2の幅を有する第2板状物W2とを収容する収容カセット130であって、対面する一対の側壁10と、一対の側壁10の内側に対を成して配設され、第1板状物W1及び第2板状物W2の縁部を支持するガイドレール20と、から構成され、ガイドレール20は、第1板状物W1及び第2板状物W2を支持する支持面20a、20bが階段状に形成され、側壁10に沿って延在し、第1板状物W1を支持する第1支持部21、23と、第1支持部21、23と段差で区画され、該第2板状物W2を支持する第2支持部22、24と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、収容カセットに関する。
半導体ウェーハや樹脂パッケージ基板、セラミックス板、ガラス板等の板状の板状物(被加工物)を複数のデバイスチップに分割したり薄化したりする加工装置として、切削装置、レーザー加工装置や研削装置が知られている。このような加工装置において、被加工物は、単体の状態で、又は環状フレームの開口に粘着テープ(ダイシングテープ)を介して支持されたフレームユニットの状態で、収容カセットに収容されて搬入される(特許文献1参照)。
収容カセットは、対面する一対の側壁と、この一対の側壁の内側に設けられた一対のガイドレールとを備えている。一対のガイドレールは、複数段に設けられている。被加工物は、この一対のガイドレールに支持される。収容カセットは、収容する被加工物の外形寸法に応じて設計される。
特開平9−213782号公報
上記の加工装置では、被加工物の外形寸法に応じた収容カセットが用いられる。例えば、被加工物がフレームユニットの状態で加工される場合、加工の前後で被加工物の外形寸法は変わらない。このため、加工装置では、被加工物の外形寸法に対応した1種類の収容カセットが用いられる。
一方、被加工物が単体の状態で加工される場合、加工の前後で被加工物の外形寸法が変わることがある。この場合、加工前及び加工後のそれぞれの外形寸法に対応した2種類の収容カセットを用いる必要がある。そのため、収容カセットの準備コストが増加してしまう。また、加工装置では、2種類の収容カセットを識別し、収容カセットの種類に応じた搬入及び搬出処理を行う必要がある。そのため、加工装置での搬入出処理が煩雑化してしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、準備コストの増加を抑制し、加工装置での搬入出処理の煩雑化を抑制することが可能な収容カセットを提供することを目的とする。
本発明に係る収容カセットは、第1の幅を有する第1板状物と、第1の幅より狭い第2の幅を有する第2板状物とを収容する収容カセットであって、対面する一対の側壁と、該一対の側壁の内側に対を成して配設され、該板状物の縁部を支持するガイドレールと、から構成され、該ガイドレールは、該板状物を支持する支持面が階段状に形成され、該側壁に沿って延在し、該第1板状物を支持する第1支持部と、該第1支持部と段差で区画され、該第2板状物を支持する第2支持部とを有する。
本発明によれば、ガイドレールに第1支持部と第2支持部とが設けられるため、一つのガイドレールに第1の幅を有する第1板状物と第2の幅を有する第2板状物との2種類の被加工物を収容することができる。このため、加工前後で被加工物の幅が第1の幅から第2の幅に変わる場合であっても、1種類の収容カセットで加工前後の被加工物を収容することができる。これにより、収容カセットの準備コストの増加を抑制することができ、加工装置での搬入出処理の煩雑化を抑制することが可能となる。
また、上記収容カセットにおいて、該階段状の該支持面は、該ガイドレールの上面側と、該上面側と反対面である下面側の両面に形成されている。
本発明によれば、準備コストの増加を抑制し、加工装置での搬入出処理の煩雑化を抑制することが可能な収容カセットを提供することができる。
図1は、本実施形態に係る収容カセットが用いられる切削装置の一例を示す斜視図である。 図2は、本実施形態に係る収容カセットの一例を示す斜視図である。 図3は、本実施形態に係る収容カセットの一部の構成を示す図である。 図4は、本実施形態に係る収容カセットの一部の構成を示す図である。 図5は、本実施形態に係る収容カセットの一部の構成を示す図である。 図6は、変形例に係る収容カセットの一部の構成を示す図である。 図7は、変形例に係る収容カセットの一部の構成を示す図である。
以下、本発明に係る収容カセットの実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施形態に係る収容カセットが用いられる切削装置100の一例を示す斜視図である。図1に示すように、切削装置100は、被加工物Wを保持するチャックテーブル110と、チャックテーブル110に保持された被加工物Wを切削するための切削ブレード121を備えた切削機構120と、切削前後の被加工物Wを複数収容する収容カセット130とを備えている。切削装置100は、被加工物Wに対して切削加工を行う加工装置である。
本実施形態において、被加工物Wは、第1板状物W1と、第2板状物W2とを含む。第1板状物W1及び第2板状物W2は、例えば樹脂パッケージ基板であり、分割予定ラインによって区画されたデバイスを複数有している。第1板状物W1及び第2板状物W2は、単体として収容カセット130に直接収容される。
第1板状物W1は、例えば切削装置100において切削される前の被加工物Wである。第1板状物W1は、例えば長方形状に形成され、短手方向の寸法(幅)が第1の幅d1となっている。第2板状物W2は、例えば切削装置100によって第1板状物W1の縁部が切削された状態の被加工物である。第2板状物W2は、例えば長方形状に形成され、短手方向の寸法が第1の幅d1よりも狭い第2の幅d2となっている。
また、切削装置100は、収容カセット130に対して被加工物Wの搬入及び搬出を行う搬入出機構140と、切削後の被加工物Wを洗浄する洗浄機構150と、チャックテーブル110と搬入出機構140と洗浄機構150とに亘って被加工物Wを搬送する搬送機構160と、を備えている。
また、切削装置100は、チャックテーブル110をX方向に移動させるX軸移動機構(不図示)と、切削機構120をY軸方向に移動させるY軸移動機構(不図示)と、切削機構120をZ軸方向に移動させるZ軸移動機構(不図示)と、チャックテーブル110をZ軸と平行な軸心回りに回転させる回転駆動源(不図示)とを備えている。
図2は、収容カセット130の一例を示す斜視図である。図3は、収容カセット130を搬入出口側から見た場合の一部の構成を示す図である。図2及び図3に示すように、収容カセット130は、側壁10と、ガイドレール20とを備えている。側壁10は、板状に形成され、内面10a同士が対面するように一対配置されている。以下、内面10a同士が対向する方向を幅方向と表記する。側壁10の各内面10aは、それぞれ平面状に形成され、互いに平行に設けられる。一対の側壁10は、内面10a同士が距離L1を空けて配置されている。
ガイドレール20は、板状に形成され、各側壁10の内面10aに設けられる。収容カセット130は、2つの側面10のそれぞれにガイドレール20が設けられることで、一対のガイドレール20となる。一対のガイドレール20は、収容カセット130に複数段設けられている。以下、一対のガイドレール20が並ぶ方向を高さ方向と表記する。また、幅方向及び高さ方向にそれぞれ直交する方向を奥行方向と表記する。
各ガイドレール20は、側壁10の内側に向けてそれぞれ突出して配置される。ガイドレール20は、第1板状物W1及び第2板状物W2の縁部を支持する。一対のガイドレール20は、幅方向に距離L3を空けて配置されている。一対のガイドレール20の間には、搬入出機構140に設けられる搬送用のアーム部が挿入されるようになっている。このアーム部により、被加工物Wが搬入又は搬出される。
ガイドレール20は、第1板状物W1及び第2板状物W2を支持する支持面20a及び20bを有する。支持面20a及び22は、ガイドレール20の表裏に設けられる。以下、図2及び図3における高さ方向の上側に支持面20aが設けられ、下側に支持面20bが設けられるものとして説明する。支持面20a及び20bは、それぞれ階段状に形成される。つまり、ガイドレール20は、側壁10側から内側に向けて厚さ方向の寸法が段階的に小さくなるように形成されている。
支持面20aは、第1支持部21と、第2支持部22とを有している。第1支持部21と第2支持部22とは、段差部20cによって区画されている。各ガイドレール20の段差部20cは、互いに距離L2を空けて形成されている。第1支持部21は、第1板状物W1を支持する。第1支持部21は、各ガイドレール20の側壁10側にそれぞれ設けられる。第2支持部22は、第2板状物W2を支持する。第2支持部22は、各ガイドレール20の内側にそれぞれ設けられる。
第1支持部21は、側壁10の内面10a同士の距離L1よりも小さく、段差部20c同士の距離L2よりも大きい幅を有する第1板状物W1であれば支持可能である。また、第2支持部22は、段差部20c同士の距離L2よりも小さく、ガイドレール20同士の距離L3よりも大きい幅を有する第2板状物W2であれば支持可能である。
支持面20bは、収容カセット130が上下逆向きに配置された場合に、第1板状物W1及び第2板状物W2を支持する。支持面20bは、第1支持部23と、第2支持部24とを有する。第1支持部23と第2支持部24とは、段差部20dによって区画されている。各ガイドレール20の段差部20dは、互いに距離L2を空けて形成されている。第1支持部23は、第1板状物W1を支持可能である。第1支持部23は、各ガイドレール20の側壁10側にそれぞれ設けられ、支持面20a側の第1支持部21の裏側に配置される。第1支持部23は、第1板状物W1を短手方向の縁部を支持可能である。
支持面20a側と同様に、第1支持部23は、側壁10の内面10a同士の距離L1よりも小さく、段差部20d同士の距離L2よりも大きい幅を有する第1板状物W1であれば支持可能である。また、第2支持部24は、段差部20d同士の距離L2よりも小さく、ガイドレール20同士の距離L3よりも大きい幅を有する第2板状物W2であれば支持可能である。なお、段差部20dの位置は、支持面20a側の段差部20cの位置とは異なるようにしてもよい。この場合、支持面20aと支持面20bとの間で、支持可能な第1板状物W1及び第2板状物W2の幅が異なることになる。
次に、上記の切削装置100を用いて第1板状物W1を切削加工する動作を説明する。まず、収容カセット130に複数の第1板状物W1を収容させておく。この場合、第1板状物W1は、ガイドレール20の第1支持部21に支持された状態とする。この状態で、収容カセット130を切削装置100に搬入する。収容カセット130の搬入が完了した後、切削装置100は、搬入出機構140のアーム部により、収容カセット130内の所定の段から第1板状物W1を取り出す。
次に、切削装置100は、取り出した第1板状物W1を搬送機構160によりチャックテーブル110に搬送する。チャックテーブル110では、第1板状物W1が保持される。そして、切削装置100は、X軸移動機構と、Y軸移動機構と、Z軸移動機構及び回転駆動源により、チャックテーブル110と切削機構120とをX軸方向、Y軸方向、Z軸方向及びZ軸回りに相対的に移動させつつ、第1板状物W1の短手方向の縁部を切削する。これにより、第2板状物W2が得られる。
次に、切削装置100は、第2板状物W2を搬送機構170によりチャックテーブル110から洗浄機構150に搬送した後、洗浄機構150により洗浄する。そして、切削装置100は、洗浄後の第2板状物W2を搬送機構160により搬入出機構140に搬送し、搬入出機構140により収容カセット130内に収容する。この場合、第2板状物W2は、第1板状物W1が収容されていた段のガイドレール20のうち、第2支持部22に支持される。このような切削加工を複数の第1板状物W1に対して行い、得られた第2板状物W2を収容カセット130に収容することを繰り返す。これにより、図4に示すように、複数の第2板状物W2が第2支持部22に支持される。
その後、図4に示す状態から、例えば収容カセット130を上下逆向きに配置してもよい。この場合、図5に示すように、支持面20a側に支持されていた第1板状物W1及び第2板状物W2が、支持面20aに対して下方に配置される支持面20bへ向けて落下する。本実施形態では、支持面20aと支持面20bとが同一構成となっているため、支持面20a側の第1支持部21に支持されていた第1板状物W1は、支持面20b側の第1支持部23に支持される。また、支持面20a側の第2支持部22に支持されていた第2板状物W2は、支持面20b側の第2支持部24に支持される。これにより、被加工物Wを収容カセット130に収容したまま、容易に被加工物Wを上下反転させることができる。
なお、図4では、第1支持部21に支持された第1板状物W1が残っている状態となっているが、これに限定するものではなく、第1板状物W1が残っていない状態(収容カセット130内の被加工物Wが全て第2板状物W2である状態)であってもよい。また、図4及び図5等では、図を判別しやすくするため、支持面20aと支持面20bとの間が空いている状態で示されているが、実際には支持面20aから支持面20bに第1板状物W1及び第2板状物W2が落下した場合でも位置がずれない程度の間隔に設定されている。
上記の切削加工を行うに当たり、被加工物が環状フレームの開口に粘着テープ(ダイシングテープ)を介して支持されたフレームユニットの状態で切削加工される場合、加工の前後で被加工物の外形寸法は変わらない。このため、切削装置100では、被加工物の外形寸法に対応した1種類の収容カセットが用いられる。
一方、被加工物Wが単体の状態で加工される場合、加工の前後で被加工物Wの外形寸法が変わる。例えば、本実施形態では、短手方向の寸法が第1の幅d1から第2の幅d2となる。このような場合、従来では、加工前及び加工後のそれぞれの外形寸法(第1の幅d1及び第2の幅d2)に対応した2種類の収容カセットを用いる必要がある。そのため、収容カセットの準備コストが増加してしまう。また、切削装置100では、2種類の収容カセットを識別し、収容カセットの種類に応じた搬入及び搬出処理を行う必要がある。そのため、加工装置での搬入出処理が煩雑化してしまう。
これに対して、本実施形態によれば、ガイドレール20に第1支持部21、22aと第2支持部22、22bとが設けられるため、一つのガイドレール20に第1の幅d1を有する第1板状物W1と第2の幅d2を有する第2板状物W2との2種類の被加工物Wを収容することができる。このため、加工前後で被加工物Wの幅が第1の幅d1から第2の幅d2に変わる場合であっても、1種類の収容カセット130で加工前後の被加工物Wを収容することができる。これにより、収容カセット130の準備コストの増加を抑制することができ、切削装置100での搬入出処理の煩雑化を抑制することが可能となる。
また、ガイドレール20の上側に支持面20a(第1支持部21及び第2支持部22)が設けられ、ガイドレール20の下側に支持面20b(第1支持部23及び第2支持部23)が設けられるため、上下の別なく収容カセット130を用いることができる。また、被加工物Wを収容した状態で収容カセット130を上下反転させることにより、収容カセット130に収容したまま被加工物Wを容易に反転させることができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。例えば、上記実施形態では、ガイドレール20の上下に支持面20a、20bが設けられる構成を例に挙げて説明したが、これに限定するものではない。
図6は、変形例に係る収容カセット130Pの一部の構成を示す図である。図6に示すように、収容カセット130Pは、ガイドレール20Pを有する。ガイドレール20Pは、高さ方向の上側に支持面20aを有している。支持面20aは、上記実施形態と同様の構成である。すなわち、支持面20aには、第1支持部21及び第2支持部22が形成されている。また、支持面20aは、階段状に形成されており、第1支持部21と第2支持部22との間には段差部20cが形成されている。また、側壁10の内面10a同士の距離はL1であり、段差部20c同士の幅方向の距離はL2であり、ガイドレール20P同士の距離はL3である。一方、ガイドレール20Pのうち高さ方向の下面20eは、平坦に形成されている。
このような収容カセット130Pでは、支持面20aにおいて、第1支持部21は、距離L1よりも小さく、距離L2よりも大きい幅を有する第1板状物W1であれば支持可能である。また、第2支持部22は、距離L2よりも小さく、距離L3よりも大きい幅を有する第2板状物W2であれば支持可能である。一方、下面20eは、幅方向の寸法の観点では第1板状物W1及び第2板状物W2の両方を支持可能であるが、幅方向にずれないように支持する観点では第1板状物W1であれば支持可能である。
このように、支持面20aのみが第1支持部21及び第2支持部22を有する構成であっても、加工前後で被加工物Wの幅が第1の幅d1から第2の幅d2に変わる場合に、1種類の収容カセット130で加工前後の被加工物Wを収容することができる。これにより、収容カセット130の準備コストの増加を抑制することができ、切削装置100での搬入出処理の煩雑化を抑制することが可能となる。
また、上記実施形態では、側壁10の内面10a同士の距離L1、段差部20c同士の幅方向の距離L2、及びガイドレール20P同士の距離L3がそれぞれ一定である場合を例に挙げて説明したが、これに限定するものではなく、距離L1、距離L2及び距離L3のうち少なくとも1つが変更可能であってもよい。
図7は、変形例に係る収容カセット130Qの一部の構成を示す図である。図7は、壁部同士の幅方向の距離が変更可能な例を示すものであるが、この構成には限定されない。図7に示すように、収容カセット130Qは、高さ方向の両端に配置される側壁支持板11の内側に、スライド機構12を有している。スライド機構12は、側壁10を幅方向にスライドさせると共に、当該側壁10を幅方向の保持位置P1と保持位置P2との間で調節可能である。
例えば、側壁10が保持位置P1に配置される場合、側壁10の内面10a同士の距離はL1であり、段差部20d同士の幅方向の距離はL2であり、ガイドレール20同士の距離はL3である。側壁10をスライド機構12に沿って保持位置P2に移動させることにより、側壁10同士の内面10a同士の距離がL4となり、段差部20d同士の幅方向の距離はL5となり、ガイドレール20同士の距離はL6となる。
このように、収容カセット130Qは、被加工物Wの幅方向の寸法に応じて側壁10の内面10a同士の距離、段差部20d同士の距離、及びガイドレール同士の距離を変更することができる。これにより、第1の幅d1及び第2の幅d2自体が異なる複数種類の被加工物Wについて、1種類の収容カセット130Qに収容することができる。
また、上記実施形態では、第1板状物W1が切削前の被加工物であり、第2板状物W2が切削後の被加工物である場合を例に挙げて説明したが、これに限定するものではなく、第1板状物W1が第2板状物W2よりも幅が広いものであれば、他の被加工物であっても同様の説明が可能である。
L1,L2,L3,L4,L5,L6 距離
W 被加工物
W1 第1板状物
W2 第2板状物
d1 第1の幅
d2 第2の幅
10 側壁
11 側壁支持板
12 スライド機構
10a 内面
20,20P ガイドレール
20a,20b 支持面
20c,20d 段差部(段差)
20e,20g 下面
21,22a,23 第1支持部
22,22b,24 第2支持部
25 基部
26 可動部
100 切削装置
130,130P,130Q 収容カセット

Claims (2)

  1. 第1の幅を有する第1板状物と、第1の幅より狭い第2の幅を有する第2板状物とを収容する収容カセットであって、
    対面する一対の側壁と、
    該一対の側壁の内側に対を成して配設され、該板状物の縁部を支持するガイドレールと、から構成され、
    該ガイドレールは、
    該板状物を支持する支持面が階段状に形成され、
    該側壁に沿って延在し、該第1板状物を支持する第1支持部と、
    該第1支持部と段差で区画され、該第2板状物を支持する第2支持部とを有することを特徴とする収容カセット。
  2. 該階段状の該支持面は、該ガイドレールの上面側と、該上面側と反対面である下面側の両面に形成されていることを特徴とする請求項1記載の収容カセット。
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